クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍航空機が県南部に飛来、これと前後して部隊が同地(サイダー・ハーヌート村一帯)に侵入した。
また、シリア人権監視団によると、軍用車両4台からなるイスラエル部隊が県北部郊外に侵入し、空中に向けて発砲した。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
スワイダー県では、国民防衛部隊(フェイスブック)によると、マズラア町に展開するアフマド・シャルア移行期政権所属の部隊がマジュダル村の民家をロケット弾で攻撃した。
シリア人権監視団は22日にマジュダル村一帯で、国民防衛部隊とアフマド・シャルア移行期政権側の部隊との間で戦闘が発生したと発表していた。
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ラッカ県では、内務省(テレグラム)によると、ラッカ市の内務治安局の検問所が「テロ攻撃」を受け、隊員4人が死亡、2人が負傷した。
内務治安局の部隊は、これに対してテロ細胞のメンバー1人を無力化することに成功し、残るメンバーの排除に向けて掃討作戦を実施した。
内務省(テレグラム)によると、無力化したメンバーはイスラーム国のテロ細胞の構成員。
SANAによると、襲撃を受けたのはサバーヒーヤ検問所。
その後、内務省(テレグラム)は24日に、県内務治安司令官のラーミー・アスアド・ターハー大佐の以下の発言を公表した。
過去2日間にわたり、ラッカ市西部にある内務治安部隊の検問所の一つを標的とした2件のテロ攻撃が発生し、検問所の隊員4名が殉職し、他にも負傷者が出た。これを受け、正確な情報および綿密な情報調査に基づき、本日未明、我々の治安部隊は一連の特殊同時治安作戦を実施した。
これらの作戦の結果、今回の攻撃を実行したテロ組織イスラーム国に属するテロ細胞の指導者を無力化し、さらにその構成員1名を無力化、加えて他の構成員4名を逮捕した。また、彼らが所持していた武器および弾薬を押収した。
我々は、地域の掃討作戦を引き続き実施するとともに、すべての検問所および治安拠点における予防措置を強化することを強調する。これにより、市民の安全と国家の安定を守り、その安全を脅かし、治安を損なおうとするいかなる者も追及していく。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、マヤディーン市で正体不明の武装グループがアフマド・シャルア移行期政権所属部隊の兵士1人を殺害した。
これに関して、SANAは24日、マヤーディーン市一帯に設置されているシリア軍の拠点1ヵ所が正体不明のグループの攻撃を受け、兵士1人が殺害されたと伝えた。
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イナブ・バラディーは、1月下旬にイスラエル軍がクナイトラ県内の農地に散布した正体不明の物質による影響が明らかになったと伝えた。
2月8日にクナイトラ県のジャマール・アリー農業局長が実施した現地調査によれば、イスラエル軍機が化学物質を散布した地域で、野生植物の枯死など深刻な環境・農業被害が確認されたという。
クナイトラ県の広報局によれば、被害面積は約3,000ドゥーナムの牧草地、約250ドゥーナムの小麦・大麦畑、数十ドゥーナムのレンゲ畑に及び、クードナ村では約80ドゥーナムの小麦畑が完全に枯死、また散布された化学物質により、地域の羊の一部が死亡した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ブスラー・シャーム市で、オートバイに乗った若者のグループが、旧シリア軍第5軍団第8旅団司令官のアフマド・アウダ氏の自宅に向けて銃撃を行い、アウダ氏参加の武装グループがこれに応戦、衝突が発生した。
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イナブ・バラディーによると、これを受け、アウダ氏はビデオ声明を発表し、自身をシリア国家、アフマド・シャルア暫定大統領、そしてムルハフ・アブー・カスラ国防大臣の保護下に置くと発表、その後、軍警察によって首都ダマスカスに連行された。
بيان للقيادي أحمد العودة بما يخص الحادثة الأخيرة بمدينة بصرى الشام قبل احتجازه من الشرطة العسكرية حالياً pic.twitter.com/93YiR0Bdzg
— Omar Alhariri (@omar_alharir) February 22, 2026
声明のなかで、アウダ氏は、この決断について「祖国建設への参加」と「自身を裏切り者と非難する言説を断ち切る」ためであると説明した。
また、ユースフ・ミクダード氏の死亡については、彼の勤務先である農場で武装グループの銃撃を受けたことによるものだと説明した。
同グループは、アウダ氏を暗殺しようとしたが、自衛に成功、その際に周囲に発砲し、撃ち合いになり、その結果1人が死亡、1人が負傷した可能性があると主張した。
アウダ氏によると、犯行は、「ヒズブッラーに仕える者たち」が準備していた計画の一環だと断じ、「彼らの裏切りと陰謀の証拠を持っている」と語った。
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ラタキア県では、イナブ・バラディー、シリア人権監視団などによると、カルダーハ市近郊のニーニー村の自宅で、アラウィー派のジャーナリストで社会平和チームのメンバーでもあるアラー・ムハンマド氏が頭部を銃撃されて殺害された。
ムハンマド氏はスポーツ記者として知られ、ジャブラ・クラブのニュースを熱心に追っていたが、シリア情勢への関心を深め、政治問題をとりあげるようになっていた。
殺害は、ムハンマド氏がYouTubeで政治・治安問題について語るライブ配信を行ってから約4時間後に発生した。
数ヵ月前には、移行期政権の制作を批判した動画を公開したことを理由に当局に1日間拘束されていた。
配信中、彼は「現政権は続くだろうが、准国民軍軍を形成するには長い時間が必要だ…。14ヵ月に何が達成されたのか。何が達成され得るのか。何もないと思う」などと発言していた。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市バイト・タウィール地区でアラウィー派の若者が、正体不明の武装グループによって自身の店舗内で直接銃撃を受け、殺害された。
このグループはまた、この若者が所有する車に放火、その後逃走した。
また、シリア人権監視団によると、ヒムス市郊外のダマスカス・タドムル街道上にあるマルワハ検問所付近で、何者かの銃撃で、ダイル・ザウル県スーサ町出身の男性1人が死亡した。
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ハマー県では、内務省(テレグラム)によると、県の刑事捜査支部が、窃盗・武装強盗グループのメンバー4人を逮捕し、武器などを押収、同グループを解体した。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ブサイラ市にあるアフマド・シャルア移行期政権内務省の内務治安局の検問所が何者かの銃撃を受けた。
また、シリア人権監視団によると、ブーカマル市出身の若者がダイル・ザウル市の刑事刑務所内で健康状態の急激な悪化により死亡した。
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ダルアー県では、SANAによると、ブスラー・シャーム市で前日夜に県内務治安司令部によって発出され外出禁止令が終了、同市に平穏が戻った。
一方、ANHAによると、県中部のウスマーン町で、正体不明の武装グループがダルアー市のスポーツ連盟会長を務めていた男性を襲撃し、殺害した。
また、シリア人権監視団によると、ダルアー市郊外で内務治安局の隊員1人が同僚に銃で撃たれて死亡した。
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ヒムス県では、SANAによると、県の内務治安局は、クサイル市近郊で、内務治安要員を装い、シリア・レバノン国境で武装強盗を行っていた犯罪グループを逮捕、武器・弾薬、麻薬などを押収した。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、県東部出身の青年が何者かによって銃撃され、死亡した。
シリア人権監視団によると、内務治安局の部隊が県東部で原油積載した車両を焼却した。
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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、イスラーム国と見られる武装グループがラッカ市郊外でアフマド・シャルア移行期政権の国防省の要員2名を銃撃し、殺害した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、県北部で、内務治安局の発砲により2人が死亡、3人が負傷した。
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ダルアー県では、イナブ・バラディーによると、ブスラー・シャーム市で、アサド前政権下でロシアの支援を受けていた旧シリア軍第8旅団の元司令官アフマド・アアウダ氏の農場周辺で銃撃戦が発生し、1人が死亡、1人が負傷した。
第8旅団の元幹部(匿名)によると、アウダ氏の護衛部隊が襲撃者と交戦し、サイフ・ミクダード氏が死亡、またアフマド・シャルア移行期政権の国防省に所属するバハー・ミクダード氏が負傷した。
同サイトによると、死亡したミクダード氏とアウダ氏は個人的に対立しており、今回の襲撃は報復的動機によるものである可能性が高い。
活動家によると、ミクダード氏の兄は2023年に第8師団の構成員から「虚偽の容疑」をかけられ前政権に引き渡され、同氏の母親と姉妹が暴行を受けていた。
また、同年には、ミクダード氏本人も2度にわたって第8旅団の構成員による襲撃を受け、最初の襲撃で家族が重傷を負い、2ヵ月後の2度目の襲撃では兄が殺害されたとしていた。
なお、第8師団は2025年4月14日に解散を発表し、すべての人的・軍事的資源をアフマド・シャルア移行期政権の国防省へ引き渡している。
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これに関して、SANAは、事件を受けて、ブスラー・シャーム市内で夜間外出禁止令が出され、内務治安局の部隊が展開した。
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一方、シリア人権監視団によると、ダーイル市の内務治安局の隊員1人がタフス市へ向かう途中、正体不明の武装グループにより銃撃され重傷を負った。
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スワイダー24によると、ムジャイミル村近くで大きな爆発が発生した。
シリア人権監視団によると、爆発は車で発生し、乗っていた1人が死亡した。
また、スワイダー24によると、正体不明の武装グループが尊厳の男たち運動の元指導者(2017~18年)であるヤフヤー・ハッジャール氏(アブー・ハサン)をシュナイラ村にある彼の農場で拉致した。
スワイダー24によると、その後、尊厳の男たち運動のメンバーらが、国民防衛部隊の司令部が設置されている第15師団基地近くで解放作戦を実施し、ハッジャール氏の解放に成功した。
一方、スワイダー24によると、拉致事件を受けるかたちで、尊厳の男たち運動は、スワイダー市中心部で警戒態勢を宣言した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市アクラム・ジャディーダ(新ジャディーダ)地区にあるナーズィム・アトラシュ学校近で正体不明の武装グループがアラウィー派の男女に向けて実弾を発砲した。
撃たれたのは婚約中のカップルで、男性は死亡、女性が重傷を負った。
殺害された男性は、糖尿病を患っており、父親は2014年に拉致され、現在まで消息不明、また母親は約6ヵ月前に癌で死亡していた。
また、シリア人権監視団によると、重傷を負っていた女性もその後死亡した。
アラウィー山脈(X)によると、殺害されたのは、フドル・カラーキートとナダー・サーリムさんの2人。
#حمص : صوره تجمع الشهيدين
“خضر كراكيت” الشاب الفقير والمربي لأخواته الصغار يتيمين الأب والأم، والشهيده خطيبته الشابة “ندى السالم ” ، اللذان استشهدا باستهداف طائفي في مدينة #حمص مساء أمس https://t.co/UBehxAlVGu pic.twitter.com/a3XTfwi2nx— جبال العلويين | Alawite Mountains (@alawities14) February 19, 2026
ロンドン在住のデジタルクリエーターのハウラ・ガーズィー氏のフェイスブックによると、事件が起きたのは17日。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、県の内務治安局はルワイシド村にある簡易精製施設を急襲、操業を停止させ、一部設備を押収した。
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クナイトラ県では、SANAによると、イスラエル軍部隊が、県南部のアイン・ザイワーン村に侵入し、複数の住宅を捜索したほか、村の外れに一時的に検問所を設置した。
また、シリア人権監視団によると、イスラエル軍隊が県南部のサイダー・ハーヌート村(あるいはサイダー・ジャウラーン村)一帯に侵入した。
一方、シリア人権監視団によると、イスラエル軍は17日に拘束していた若者1人をサイダー・ハーヌート村で釈放した。
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ダルアー県では、SANAによると、20台以上の軍用車両からなるイスラエル軍部隊が、県西部のマスリーティーヤ村に侵入し、複数の住宅を捜索するとともに、2ヵ所に検問所の設置、若者2人を拘束し、1時間後に撤退した。
また、イスラエル軍部隊は、県西部のジャムラ村に近いラッカード渓谷でピクニックに向かっていた4人が乗る車両を停止させ、捜索し、その後車両ごと占領下ゴラン高原に連行した。
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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、バニヤース市郊外のバールマーヤー村で、正体不明の武装グループが車を銃撃し、乗っていたアラウィー派の男性1人が死亡、1人が負傷した。
一方、シリア人権監視団によると、県の内務治安局は、タルトゥース市での教員らによる抗議デモを撮影したとして10日以上前に拘束していたジャーナリストのハイサム・ユースフ氏を釈放した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ザフラー地区でアラウィー派の若者1人が車を運転中、正体不明の武装グループの銃撃を受けて死亡した。
また、アラウィー派の若者1人も殺害され、遺体で発見された。
さらに、シリア人権監視団によると、イスマーイーリー派が多く住むサラミーヤ市出身のタクシー運転手がヒムス市で強盗に遭い、車、携帯電話、身分証などを盗まれたうえに殺害された。
このほか、シリア人権監視団によると、県北部のハーズィミーヤ村にあるシーア派の墓地が何者かによって荒らされ、墓石が破壊されたほか、一部の墓は掘り起されるなどの被害にあった
一方、内務省(フェイスブック)によると、麻薬対策管理局の部隊は、イラクの麻薬向精神薬対策総局と協力・連携し、特別な治安作戦を実施し、国際密輸ネットワークを運営していた2人を逮捕、約40万錠のカプタゴンを押収した。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の当局が、ジャブラ市郊外の複数の村で数十人の若者の名前を記したリストを作成、地元の有力者を通じて、これらの若者らに対して、高額な身代金支払い、あるいは武器の引き渡しに応じなければ逮捕すると脅迫がなされた。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジーザ町で、若者が商店で別の若者が発砲し、殺害した。
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ダマスカス郊外県では、内務省(フェイスブック)によると、刑事捜査支局は、4人からなる武装強盗グループを逮捕した。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ジャルズィー村郊外にある簡易精製施設を内務治安局が爆破した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、レバノン国境に位置するタッルカラフ市近郊のキリスト教徒の村ウユーン・シャアラ村の住民が、アジア系国籍の戦闘員を含む武装グループによって設置された検問所で嫌がらせを受けている。
情報筋は、ウズベク国籍とされる検問所要員が住民に対して、車内の十字架やキリスト教の標章を撤去するよう要求したという。
一方、内務省(フェイスブック)によると、ハウラ地方で、内務治安局が窃盗グループのメンバー2人を逮捕した。
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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権を支持する活動家らが、ボランティアと称して、タブカ市内の各所の壁に書かれていた女性の権利尊重を訴えるスローガンを消去した。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、スブハ村で正体不明の武装グループが内務治安局の検問所を襲撃した。
また、シリア人権監視団によると、ブーカマル市で正体不明の武装グループが青年を銃撃、負傷させた。
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ダイル・ザウル県では、内務省(フェイスブック)によると、マヤーディーン市近郊で、内部治安局の部隊は、総合情報機関と連携し、治安作戦を実施、購買への武器密輸を画策していた1人を逮捕、ロケット弾や各種武器を押収した。
シリア人権監視団、ムラースィルーンによると、内務治安局の部隊がズィーバーン町などで操業停止命令に従わなかったとして、石油精製施設を焼却処分した。
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シリア人権監視団によると、正体不明の武装グループの銃撃により、ダイル・ザウル市郊外で内務治安局の隊員1人が死亡、1人が負傷した。
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アレッポ県では、内務省(フェイスブック)によると、内務治安局が治安・軍用身分証の偽造を専門とする犯罪ネットワークのメンバー5人を逮捕、同ネットワークを解体した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、内務治安局の部隊は、前政権期にロシアの支援を受けていた第8旅団の元指導者を逮捕した。
シリア人権監視団によると、正体不明の武装グループが県北部で市民1人を殺害、女性1人を負傷させた。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ラタキア市の南ラムル難民キャンプで、市民1人が銃で撃たれて死亡した。
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タルトゥース県では、ムラースィルーンによると、ジャーナリストのハイサム・ユースフ氏が、10日前にタルトゥース市で教師らの抗議を撮影した後に逮捕された。
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アレッポ県では、内務省(フェイスブック)によると、県の内務治安局は、アレッポ市フィルドゥース地区で、ジャマール・アッサーフを名乗る麻薬密輸グループのメンバー1人を逮捕しようとしたところ、発砲を受け、隊員2人が負傷した。
グループのメンバー1人は内務治安局によって無力化された。
シリア・テレビによると、ジャマール・アッサーフ容疑者は、前政権を賛美する歌などで知られていた歌手で、内務治安局との銃撃戦で死亡した。
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ダルアー県では、内務省(フェイスブック)によると、刑事捜査支部は、シャイフ・マスキーン市で犯罪グループのメンバー7人(うち女性1人)を摘発した。
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