ダマスカス県カーブーン区のバス・ターミナルで内務治安部隊がアラウィー派の医師2人を拘束(2025年9月26日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団が10月2日に発表したところによると、カーブーン区のバス・ターミナルで、県内務治安部隊がアラウィー派の医師2人を拘束した。

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シャルア移行期政権の部隊およびその支援勢力とドゥルーズ派武装勢力がスワイダー県のマズラア町、マジュダル村、イラー村、ハラバー村、ジュビーブ村一帯で交戦(2025年9月26日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の部隊およびその支援勢力とドゥルーズ派武装勢力がマズラア町、マジュダル村、イラー村、ハラバー村、ジュビーブ村一帯で交戦した。

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スワイダー24によると、スワイダー市で国民防衛部隊が前日に軍事パレードを行ったことに対して、地元社会で批判の波を引き起こし、主催側は謝罪し、批判への敬意と理解を表明した。

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イスラエル軍部隊がダルアー県とクナイトラ県各所に侵入(2025年9月26日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、数台の車輛からなるイスラエル軍のパトロール部隊がアーリダ村とアービディーン村に侵入した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、アブー・クバイス丘方面にブルドーザー1台、戦車2台、軍用車輛1台を侵入させた。

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ハマー県ハウラート・アンムーリーン村で、武装集団が村長宅に押し入り、レイプ被害者の少女ラワーン・アスアドさんの親族と村長を人質に取り、クマイト・カースィム連隊が拉致している第74師団のフサイン・アフマド・カドハヌーン氏の解放を迫る(2025年9月25日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハウラート・アンムーリーン村で、武装集団が村長宅に押し入り、レイプ被害者の少女ラワーン・アスアドさんの親族と村長を人質に取り、クマイト・カースィム連隊が拉致している第74師団のフサイン・アフマド・カドハヌーン氏の解放を迫ろうとした。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、バフダリーヤ村で、イドリブ県フーア市出身のシーア派の若い男性2人が正体不明の武装グループの襲撃を受けて、負傷した。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、内務治安部隊がドゥライキーシュ市近郊のアイン・ジャージャ村を急襲、村を包囲した。

シリア人権監視団によると、内務治安部隊は指名手配中の兄弟2人と関連する武器庫を急襲、銃撃戦の末、兄弟の1人を殺害した。

これに関して、内務省(フェイスブック)は、県内務治安部隊がテロ対策支部と協力し、バッシャール・ハンムード容疑者に対する精密な治安作戦を実施し、銃撃戦の末に同容疑者を無力化したと発表した。

戦闘で、内務治安部隊の要員1人も軽傷を負った。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ラタキア市郊外のバッサ町で大きな爆発が発生し、黒煙が立ち上った。

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ダイル・ザウル県バフラ村でダーイシュと見られる武装グループがシリア民主軍を襲撃し、兵士5人を殺害(2025年9月25日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍の特殊部隊が、米主導の有志連合の支援を受けて、シャッダーディー市郊外のウン・ザッル村で治安作戦を実施、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのメンバー5人を逮捕した。

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ダイル・ザウル県では、シリア民主軍広報センターシリア人権監視団によると、バフラ村で、ダーイシュ(イスラーム国)と見られる武装グループが仕掛けた地雷が、シリア民主軍のパトロール部隊の通過時に爆発、RPG弾による攻撃も加えられ、兵士5人が死亡、1人が負傷した。

これを受けて、シリア人権監視団によると、シリア民主軍は、バフラ村で治安作戦を行い、住民6人を逮捕した。

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イスラエル軍部隊がクナイトラ県の東サムダーニーヤ村、アラム交差点一帯に侵入(2025年9月25日)

クナイトラ県では、SANAによると、イスラエル軍部隊が東サムダーニーヤ村に侵入した。

また、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊がアラム交差点一帯に侵入し、検問所を設置した。

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シリア刑務所博物館創設ディレクターであり、ジャーナリストで人権活動家のアーミル・マタル氏が治安当局に逮捕(2025年9月24日)

シリア刑務所博物館は、フェイスブックを通じて声明を出し、同博物館の創設ディレクターであり、ジャーナリストで人権活動家のアーミル・マタル氏がジュダイダト・ヤーブース国境通行所で治安当局に逮捕されたことを明らかにした。

声明によると、逮捕は、ダマスカス国立博物館内に同博物館が開設されてからわずか数日後に行われたもので、言論の自由と犠牲者の記憶を直接的に標的とするものと受け止められるという。

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SANAが25日未明に伝えたところによると、内務省のヌールッディーン・バーバー報道官はマタル氏の逮捕について、同氏が治安当局に関する公式文書を不正な手段で入手し、私的な目的で使用しようとしたとの情報に基づくものであると発表した。

その後、SANAによると、バーバー報道官は25日、シリア刑務所博物館創設ディレクターであり、ジャーナリストで人権活動家のアーミル・マタル氏について、聴取を完了し、結果を検察に報告したうえで、本日保釈すると発表した。

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イスラエル首相府:「シリアとの交渉が進行中である」(2025年9月24日)

イスラエル首相府は、Xを通じて、以下の通り発表した。

シリアとの交渉が進行中である。その終了は、イスラエルの利益が保証されることにかかっており、その利益には、シリア南西部の非武装化や、シリア国内におけるドゥルーズ派の安全と保障の確保などが含まれる。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、6台の軍用車輛からなるイスラエル軍のパトロール部隊がサイダー・ジャウラーン村に侵入、村内の民家数軒で家宅捜索を行った。

シリア人権監視団によると、4台の四輪駆動車からなるイスラエル軍のパトロール部隊が東サムダーニーヤ村にいたる交差点に侵入し、道路を封鎖して住民の通行を禁止した。

シリア人権監視団によると、ブルドーザー、戦車、軍用車輛などからなるイスラエル軍部隊がラスム・ハラビー村に侵入した。

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シリア民主軍はアレッポ県ダイル・ハーフィル市近郊の前線でシリア軍(シリア国民軍諸派)の兵士2人を相次いで狙撃し、殺害(2025年9月24日)

アレッポ県では、イフバーリーヤ・チャンネルシリア人権監視団によると、シリア国民軍諸派からなる第80師団の兵士が、ダイル・ハーフィル市近郊の前線でシリア民主軍によって狙撃され、死亡した。

シリア人権監視団によると、シリア民主軍はまた、ダイル・ハーフィル前線で別のシリア国民軍諸派の戦闘員1人を狙撃し、殺害した。

SANAも25日、国防省広報通信局の発表として、シリア軍の兵士2人が、ダイル・ハーフィル市近郊の前線で任務中にシリア民主軍の攻撃を受けて死亡したと伝えた。

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ヒムス市で2人組の武装グループが50歳代のアラウィー派の男性を射殺(2025年9月24日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市のナーズィヒーン地区に住む50歳代のアラウィー派の男性が、2人組の武装グループに射殺された。

一方、SANAによると、アブー・ハクファ村近くで、治安部隊が旧体制時代に使用されていた地下刑務所を発見した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、30代の治安部隊のメンバーがヤードゥーダ村とムザイリーブ町を結ぶ街道で正体不明の武装グループの銃撃を受けて死亡した。

イナブ・バラディーによると、殺害されたこの治安部隊のメンバーは、県内務治安部隊でイスラーム法担当として勤務していた人物。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、ラサース村で、ダルアー県出身の兄妹が武装グループの銃撃を受け死亡した。

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アレッポ県では、内務省(フェイスブック)によると、県内部治安部隊はテロ対策部門と協力し、治安作戦を実施し、サイドナーヤ刑務所の看守の1人でタッルハディーヤ村出身のハサン・マルイー・ハサン・フサイン容疑者を逮捕した。

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タルトゥース県では、内務省(フェイスブック)によると、内務治安部隊がドゥライキーシュ郡で大規模な捜索作戦を実施し、隠されていた各種の武器や弾薬を発見した。

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アラウィー派が多く暮らすハマー県西部で少女が政敵暴行を受けたことへの報復として武装グループがシリア軍兵士を拉致、シャルア移行期政権の軍・治安部隊が同地に大規模展開(2025年9月24日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、治安部隊がアラウィー派が多く暮らす県西部農村地帯(ハウラート・アンムーリーン村、ナフル・バーリド、アイン・ワルド村、ルマイラ村、アイン・クルーム村、サーキヤト・ナジュム村、アイン・ワリーダ村)に大規模に展開、軍用車輛を配置する一方、臨時検問所を設置し、住民の逮捕・検問を行った。

地元消息筋によれば、約100台の四輪駆動車からなる国防省所属の部隊の車列がアイン・ワルド村とルマイラ村に進入し、住民に対して無差別発砲、罵倒、暴行、逮捕などを行った。

また、数日前に若い女性(ラワーン・アスアドさん)が性的暴行を受ける事件が発生していたハウラート・アンムーリーン村では、近隣の村出身の武装グループによる商店の放火や略奪も発生した。

背景には、前日にサルハブ郡で拉致された第74師団所属の兵士が、「クマイト・カースィム連隊」を名乗る武装グループによって拉致され、拷問を受ける様子がSNSを通じて公開されたことを受けたもの。

映像では、ラワーン・アスアドさんに対する性的暴行への報復だとして、イドリブ県ザーウィヤ山地方の出身の被害者は殴打や電気ショックを受けていた。

一方、ナフル・バーリド村の住民・有力者は声明を発表し、拉致・拷問を非難するとともに、関与を否定、民間人や治安要員を狙ういかなる法外な行動も拒絶する姿勢を示した。

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シリア人権監視団によると、クマイト・カースィム連隊によって拉致されたのは、第74師団に所属するフサイン・アフマド・カドハヌーン氏。

これに対して、ザーウィヤ山地方とジューズィフ村の住民は、ナフル・バーリド村あるいは周辺の村の住民が拉致に関与していたことを示唆し、これを非難した。

一方、25台のオートバイに乗った覆面姿の武装勢力がハウラート・アンムーリーン村を襲撃し、無差別発砲を行い、住民1人を殺害、他数人を負傷させ、住宅などに放火した。

また、周辺の村々でも武装勢力による巡回や家宅捜索が行われた。

これらは、ナフル・バーリド村の検問所で「アブー・フムザ」と呼ばれる人物が拉致された事件への報復とみられる。

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この事態に対して、内務省(フェイスブック)によると、ハマー県内部治安部隊のムルハム・シャントゥート司令官(准将)は次のように声明を発表した。

市民の安全と村や町の治安維持に対する我々の責務に基づき、旧体制残党に属するテロ組織がシリア軍兵士を拉致し、その拷問映像を公開した後、拉致兵士の親族による武装攻撃が発生し、町に治安上の緊張が生じた。
これを受け、ハマー県の内部治安部隊は直ちに行動を起こし、国防省部隊と連携して大規模な増援を現地に派遣、町の周辺に展開して治安を確保し、市民の安全を守った。その結果、治安を完全に回復し、攻撃に関与した者の追跡を開始した。
治安部隊は、市民の生命を脅かす行為や社会の安寧を損なう行為を決して容認せず、自制と全面的な協力を求める。内部治安部隊の指導部は、拉致や攻撃に関わった全ての者を法の下で裁くため、必要な捜査を継続している。

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ハマー県、ヒムス県で、前政権の治安機関に協力していたとされる住民らが殺害(2025年9月23日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハッターブ村で、前政権の治安機関に協力していたとされる住民が覆面姿の武装グループに銃撃され死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装グループがアアワル村に侵入し、50歳代の男性を拉致、その後殺害した。

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シャルア移行期政権に所属する武装勢力がダイル・ハーフィル市を無人航空機などで、子ども4人、シリア民主軍兵士2人が負傷(2025年9月23日)

アレッポ県では、ANHAシリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権に所属する武装勢力がダイル・ハーフィル市郊外にあるズバイダ村を砲撃、これにより子ども4人が負傷した。

また、移行期政権に所属する武装勢力は、ダイル・ハーフィル市にあるシリア民主軍の拠点を無人航空機で攻撃、これにより同軍の兵士2人が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、シャルア移行期政権に所属する武装勢力(シリア国民軍)は、アレッポ市のシャイフ・マクスード地区郊外のシーハーン交差点とライラムーン環状交差点の間にあるシリア民主軍の軍事拠点へ侵入を試み、武装勢力の戦闘員3人が負傷した。

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スワイダー法律委員会は現下の緊急事態に対応するための以下4人を委員に新たに任命(2025年9月23日)

スワイダー県では、スワイダー24シリア人権監視団によると、シャフバー町で県内の拉致被害者・行方不明者の消息を明らかにすることを求める抗議集会が開かれた。

この集会は「サバーヤ・サナド」の呼びかけで毎週行われている。

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イナブ・バラディーによると、スワイダー県のムスタファー・バックール知事は、ムワッヒド・ドゥルーズ精神指導部が発足したスワイダー高等法務委員会に関して、「そもそも法務委員会ではない」と述べ、関与を拒否した。

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スワイダー法律委員会の広報局は、フェイスブックを通じて、決定第178号/1を発出し、現下の緊急事態に対応するための以下4人を委員に新たに任命した。

1. ウィサーム・アフィーフ:決定支援・地域計画・国際支援局長
2. フィラース・ブアイニー:スワイダー職業サービス局長
3. フルード・マスウード:市民ハンサ・センター局長
4. ファーディー・シャアラーニー:救援委員会委員長
5. ディヤー・リズク:ボランティア

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シャルア移行期政権に属する武装勢力がアレッポ市シャイフ・マクスード地区一帯を無人航空機などで攻撃、アサーイシュがこれに対応(2025年9月22日)

アレッポ県では、ANHAシリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権に属する武装勢力が北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区一帯を無人航空機などで攻撃、内務治安部隊(アサーイシュ)がこれに対応し、無人攻撃機を破壊、車輛を押収、戦闘により武装勢力の戦闘員3人が負傷した。

また、シリア人権監視団によると、19日のダイル・ハーフィル市へのシャルア移行期政権所属の武装勢力の攻撃で負傷していた生後2ヵ月の乳児が死亡した。

シリア人権監視団が24日に発表したところによると、負傷していたシリア民主軍の兵士1人が24日に死亡した。

また、シリア民主軍は24日、フェイスブックを通じて声明を出し、無人航空機の攻撃により、兵士1人が死亡したほか、ズバイダ村に対する砲撃で、4人の子どもが負傷したと発表した。

 

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ラッカ県では、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)によると、同部隊が緊急対応部隊(HAT)とともにタブカ市において治安作戦を実施し、法律違反者たちが使用していたと疑われる拠点を攻撃、22人の指名手配者を拘束、武器・弾薬・軍用品・麻薬類を押収した。

シリア人権監視団によると、この作戦で2人が死亡し、1人が負傷した。

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ラタキア県スクービーン村でイドリブ県フーア市出身のシーア派の若い男性が殺害される(2025年9月22日)


アレッポ県では、ANHAシリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権下のマンビジュ市北部のザアタル工場近くで車が銃撃を受け、1人が死亡、1人が負傷した

また、シリア人権監視団によると、アフリーン郡ジンディールス町近郊のジャクリー・ジューマ村の50歳代の男性が妻とともに、アフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊の制服を着た武装グループに襲撃され、殴打・拘束され、貴金属、現金、携帯電話を奪われた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナワー市で若い男性が、魔術や呪術を行っていたとして、正体不明の武装グループによって銃撃を受けて死亡した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、イドリブ県フーア市出身のシーア派の若い男性が、電話連絡で誘い出され、スクービーン村で殺害された。

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イドリブ県では、国防省(フェイスブック)によると、7月24日に北部のマアッラトミスリーン市で発生した武器庫爆発に関する調査を完了、爆発は武器および弾薬の保管不備によって引き起こされたものだったと発表した。

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スワイダー高等法務委員会は教育特別委員会を設置(2025年9月21日)

スワイダー高等法務委員会広報局は、フェイスブックを通じて、同委員会が決定第177号を発出し、教育特別委員会を設置したと告知した。

委員会の設置は、国際人権法の一般原則、特に経済的・社会的・文化的権利に関する国際規約(第13条)が教育の機会均等の原則に基づく高等教育を受ける権利を保障していることを踏まえた措置で、以下のメンバーから構成されている。

1. ラーイド・ジャマール・ガーニム(国際法博士)
2. キファーフ・ナウワーフ・ジャマール博士(脳腫瘍外科および神経科学研究博士)
3. ハサン・ダーウード・アブー・ファーウール博士(機械工学・電気工学博士)。
4. ハッサーン・サナド・ナスル博士(応用電子工学・通信工学博士)。
5. ナーイフ・サイード・ジャバーイー博士(近現代史博士)。
6. ミー・ナースィル・アルバイド博士(小児・青年心理学博士)。
7. マラフ・ハマド・アッザーム修士(大学院生学生代表)。

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スワイダー県では、スワイダー24によると、スワイダー市にある県教育局前で生徒や教師らが抗議デモを行い、高校卒業試験を再開するよう要求した。

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また、シリア人権監視団によると、ルダイマト・リワー村で65日前に行方不明となっていた住民が銃撃によって殺害された遺体となって発見された。

これにより、7月13日の衝突、処刑、イスラエル軍の爆撃で死亡した犠牲者の総数は2,048人となった。

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米国籍を持つシリア人がヒムス県ハスヤー町の工業都市付近で正体不明の武装グループに拉致される(2025年9月21日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、内務治安部隊の要員が警備勤務中に手榴弾で遊んでいたところ爆発が発生し、即死した。

アフマド・シャルア移行期政権を支持する複数のサイトは、この要員がラタキア市内で待ち伏せ攻撃により殺害されたと吹聴していた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シーア派住民が暮らすザフラー町近郊で正体不明の武装グループが住民を襲撃、若い男性1人が死亡、2人が重傷を負った。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、タルトゥース市に内務治安部隊の車列が新たに進入した。

この車列に参加していた一部の要員は「待っていろ、アラウィーよ、虐殺しに来た」といった言葉を連呼していたという。

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ヒムス県では、Syrian Reportersによると、米国籍を持つシリア人がハスヤー町の工業都市付近で正体不明の武装グループに拉致された。

一方、内務省(フェイスブック)によると、内務治安部隊がヒムス市で治安作戦を実施し、犯罪者シャーディー・バジュブージュ(通称「アウ」)容疑者と弟のウィサーム容疑者を逮捕した。

2人は、前政権の民兵に加担し、ダルアー県の活動家や住民を標的とした恐喝や暗殺事件に深く関与していた。

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ダマスカス県では、Syrian Reportersによると、教育局が、学校や教育機関内での喫煙を一切禁止する旨の通達を発した。

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ダルアー県に侵入したイスラエル軍部隊が正体不明の武装グループからの銃撃を受ける(2025年9月21日)

ダルアー県では。シリア人権監視団によると、3台の車両からなるイスラエル軍部隊がクーヤー村一帯に侵入したところ、現地の正体不明の武装グループからの銃撃を受けた。

イスラエル軍は即座に応戦し、その後、マアリーヤ村西のジャズィーラ兵営に撤退した。

その後、イスラエル軍部隊は無人航空機を伴い、マアリーヤ村とクーヤー村の間に臨時の検問所を設置した。

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ダーイシュのスリーパーセルと見られる正体不明の武装グループがズィーバーン町にあるシリア民主軍の拠点を攻撃(2025年9月20日)

シリア人権監視団が21日に発表したところによると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと見られる正体不明の武装グループがズィーバーン町ににあるシリア民主軍の拠点をRPG砲弾で攻撃した。

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ヒムス県で内務治安部隊が襲撃を受け、1人が死亡、1人が負傷(2025年9月20日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市のジャラー地区で前政権の軍事情報局と関係があるとされる住民1人が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス中央刑務所の麻薬対策部門で受刑者の暴動が発生した。

一方、内務省(フェイスブック)によると、内務治安部隊のパトロール部隊が前日夜、内務治安部隊のパトロール部隊が夜間、タッル・シュール村での巡回中に銃撃を受け、隊員1人が死亡、2人が負傷した。

内務治安部隊は翌20日、銃撃を行った2人を逮捕した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダーイル市東部の平野で、首を切断された男性の遺体が発見された。

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イスラエル軍がダルアー県、クナイトラ県各所に侵入し、住民1人を一時拘束(2025年9月20日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊がマアリーヤ村に侵入し、村の東側に臨時の検問所を設置し、通行人を停止させて検査を行った

また、別の部隊がクーヤー村、アービディーン村方面に展開した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、軍用車輛5台からなるイスラエル軍のパトロール部隊が東サムダーニヤに侵入し、通行人を検査する検問所を設置した。

また同地周囲にイスラエル軍兵が展開し、上空には無人航空機は飛来、旋回を繰り返した。

さらに、シリア人権監視団によると、軍用車輛3台からなるイスラエル軍のパトロール部隊が、アフマル丘の前哨基地から同丘東方に向かい、ハーン・アルナバ市とウーファーニヤー村を結ぶ街道で、住民1人を一時拘束した。

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ムラースィルーンは、SNSで公開された、シリア領内に駐留するイスラエル軍兵士らの映像を掲載(転載)した。

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アフマド・シャルア移行期政権に属する武装勢力が無人航空機などでアレッポ県ダイル・ハーフィル郡のシリア民主軍拠点や村を攻撃、女性多数を含む11人が死傷(2025年9月20日)

シリア民主軍はフェイスブックを通じて声明を出し、今日午後、アフマド・シャルア移行期政権に属する武装勢力の無人航空機が、アレッポ県ダイル・ハーフィル郡にあるシリア民主軍の軍事拠点の一つを攻撃したと発表した。

この攻撃による人的・物的被害は発生しなかったが、シリア民主軍の部隊は直ちに攻撃を行った武装勢力に対して反撃し、撤退に追い込んだという。

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シリア民主軍はまた、HPを通じて声明を出し、夕方、トルコの支援を受けるシャルア移行期政権所属の諸派がダイル・ハーフィル郡のウンン・ティーナ村で民間人に対する「虐殺」を行ったと発表した。

攻撃は無人航空機による爆撃をもって始まり、午後7時には激しい砲撃が加えられ、民家が直接標的となり、7人の民間人(女性5人と子ども2人)が死亡、4人(うち女性3人)が負傷した。

死傷者は以下の通り。

死者:

・アミーナ・ムハンマド・アッザーウィー(75歳)
・ファーティマ・ハイヤ・ウバイド(65歳)
・アミーナ・ムハンマド・ハムザ(22歳)
・アイーシャ・ハムザ・ウバイド(18歳)
・ハムザ・ウバイド・ラッザーク(4歳)
・アブドゥルガニー・ラフマーン・ウバイド(1歳)
・ラハフ・フサイン・アッザーウィー(23歳)

負傷者:

・ジュムア・ハンムード・ムハイスィン(60歳)
・マリヤム・ハンムード・ムハイスィン(55歳)
・ハリーマ・マフムード・ムハイスィン(65歳)
・アミーナ・ハムード・アムーラ(20歳)

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これに対して、SANAは、シリア民主軍がアレッポ県東部のタッル・マーイズ村一帯を迫撃砲で攻撃したと伝えた。

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米主導の有志連合はハマー県南部のジャルジースィーヤ村で空挺作戦を実施し、ダーイシュの幹部を殺害(2025年9月19日)

ハマー県では、シリア人権監視団イナブ・バラディーによると、米主導の有志連合は、県南部のジャルジースィーヤ村で空挺作戦を実施した。

作戦は2時間以上続き、上空で航空機が頻繁に飛来・旋回するのが確認された。

空挺作戦は、有志連合とアフマド・シャルア移行期政権の治安当局との連携のもとに行われ、戦闘ヘリが投入されるとともに、ジャルジースィーヤ村一帯の道路では厳重な警備が敷かれた。

この作戦により、ダーイシュ(イスラーム国)の幹部の1人のアブドゥルカーディル・フトラーウィーが殺害され、また、銃撃の最中に数人が負傷した。

フトラーウィーは、ダーイシュに参加したとしてレバノンのルーミエ刑務所に収監されていたが、その後アサド政権に引き渡され、軍事情報局パレスチナ支部の収容施設やダマスカス郊外県サイドナーヤー刑務所に収監されていた。

だが、アサド政権の崩壊を受けて釈放されていた。

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この作戦に関して、米中央軍(CENTCOM)はXを通じて声明を出し、米国本土に対して直接的な脅威を及ぼしていたダーイシュの幹部工作員を殺害したと発表した。

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トルコ諜報機関の治安部隊が占領下の「平和の泉」地域内のタッル・アブヤド市近郊のM4高速道路沿線のスカイルー村とアリー・バージリー村で大規模な治安作戦を実施、民家複数棟を急襲し、約20人を逮捕(2025年9月19日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの諜報機関に属する治安部隊が、占領下の「平和の泉」地域内のタッル・アブヤド市近郊のM4高速道路沿線のスカイルー村とアリー・バージリー村で大規模な治安作戦を実施、民家複数棟を急襲し、約20人を逮捕した。

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ダイル・ザウル県ムハイミーダ村でシリア民主軍のパトロール部隊がダーイシュの襲撃を受け、兵士1人が死亡、2人が負傷(2025年9月19日)

ダイル・ザウル県では、シリア民主軍によると、ムハイミーダ村でシリア民主軍のパトロール部隊が、ダーイシュ(イスラーム国)のテロ細胞による襲撃を受け、兵士1人が死亡、2人が負傷した。

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イスラエル軍がダルアー県とクナイトラ県に侵攻し、羊飼い1人を一時拘束(2025年9月19日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、7台の車輛からなるイスラエル軍パトロール部隊が、アービディーン村方面に侵入し、コーヤ村近郊に一時展開、その後短時間で撤退した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、3台の軍用車輛からなるイスラエル軍のパトロール部隊がクードナ村に侵入し、羊飼いを1人拘束した後、同村から撤退し、アフマル丘に設置されている前哨基地に撤収した。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍は拘束していた羊飼いをその数時間後に釈放した。

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スワイダー県で停戦違反が続く(2025年9月19日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、18日深夜から19日未明にかけて、イラー村周辺で新たな停戦違反が発生、シリア軍とその支援部隊、ドゥルーズ派武装勢力の間で砲撃の応酬が行われた。

また、シリア人権監視団によると、リーマト・ハーズィム村で、内務治安部隊と部族勢力が中口径兵器による攻撃を受けた。

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スワイダー24は、7月中旬のスワイダー県へのアフマド・シャルア移行期政権当局の侵攻に際して拉致され、消息不明となっている住民の処遇をめぐり、移行期政権当局がその多くを認めないため、交渉が行き詰まっていると伝えた。

移行期政権当局が存在を認めたのは、ダマスカス郊外県アドラー刑務所に拘束されている男性111人のみだが、情報筋によれば、行方不明となっている市民は600人以上に上るという。

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ラタキア県で内務治安部隊が前政権の国防隊司令官のバッシャール・タラール・アサド容疑者やワスィーム・アサド容疑者と親しい関係にあった国防隊幹部の1人ムンズィル・アッバース・ナースィル容疑者を逮捕(2025年9月19日)

ラタキア県では、内務省(フェイスブック)によると、県内務治安部隊が、前政権の国防隊司令官のバッシャール・タラール・アサド容疑者やワスィーム・アサド容疑者と親しい関係にあった国防隊幹部の1人ムンズィル・アッバース・ナースィル容疑者(大尉)を逮捕した。

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アレッポ県では、内務省(フェイスブック)によると、県内務治安部隊が、2020年にアフリーン郡のサジュー村を標的とした爆破テロに関与したフサイン・ハーッジ・マワース容疑者を逮捕した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、スバイハーン市の住宅に手榴弾が投げ込まれ、女性3人と少女2人が負傷した。

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『フォーリン・アフェアーズ』:シャーム解放機構が主導する現下のシリアは、宗派間の暴力的衝突、イスラエルによる度重なる爆撃、移行期政権内部の対立に直面しており、その混乱に拍車をかけるかたちでダーイシュが再興を進めている(2025年9月18日)

『フォーリン・アフェアーズ』は、「シャーム解放機構」が主導する現下のシリアが、宗派間の暴力的衝突、イスラエルによる度重なる爆撃、移行期政権内部の対立に直面しており、その混乱に拍車をかけるかたちでダーイシュ(イスラーム国)が再興を進めていると伝えたうえで、ドナルド・トランプ米政権が4月に発表した米軍撤退計画が実行され、シリア民主軍を含む現地勢力の支援が不十分なものとなれば、これに拍車がかかると警鐘を鳴らした。

そのうえで、米国は諜報支援や対テロ訓練を通じてシリア軍やシリア民主軍を支援し、ダーイシュに利するようなイスラエルによる攻撃を抑制し、有志連合にシャルア移行期政権を加え、共同訓練や作戦を強化すべきだと提言した。

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