シリア政府がイドリブ県のM4高速道路沿線のタルナバ村・サラーキブ市間に設置した回廊が開通(2021年2月22日)

イドリブ県では、SANA(2月22日付)によると、シリア政府(イドリブ県)が、シリア軍、シリア赤新月社と連携してM4高速道路沿線のタルナバ村・サラーキブ市間に設置された回廊が開通した。

一方、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるカフルナブル市を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、バーラ村、カンスフラ村、フライフィル村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村、クライディーン村一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるダルアー市マハッタ地区で、正体不明の武装集団が空軍情報部に協力する住民1人を銃で撃ち殺害した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を28件(イドリブ県12件、ラタキア県11件、アレッポ県3件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は25件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を11件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, February 22, 2021、ANHA, February 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 22, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 22, 2021、Reuters, February 22, 2021、SANA, February 22, 2021、SOHR, February 22, 2021などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるアレッポ県ラーイー村で国民軍に所属するスルターン・ムラード師団の戦闘員どうしが交戦(2021年2月21日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるラーイー村で国民軍に所属するスルターン・ムラード師団の戦闘員どうしが交戦し、1人が負傷した。

AFP, February 21, 2021、ANHA, February 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 21, 2021、Reuters, February 21, 2021、SANA, February 21, 2021、SOHR, February 21, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2021年2月21日)

ラッカ県では、ANHA(2月21日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のムシャイリファ村、ナヒール休憩所、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, February 21, 2021、ANHA, February 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 21, 2021、Reuters, February 21, 2021、SANA, February 21, 2021、SOHR, February 21, 2021などをもとに作成。

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シリア政府は軍、赤新月社と連携して、M4高速道路の沿線に位置するシリア政府支配下のサラーキブ市と「決戦」作戦司令室の支配下にあるタルナバ村の間に回廊を設置(2021年2月21日)

イドリブ県では、SANA(2月21日付)によると、シリア政府(イドリブ県)が、シリア軍、シリア赤新月社と連携して、M4高速道路の沿線に位置するシリア政府支配下のサラーキブ市と「決戦」作戦司令室の支配下にあるタルナバ村の間に回廊を設置した。

同回廊は、「決戦」作戦司令室に居住する住民をシリア政府支配地に受け入れるためのもので、22日早朝に開通する予定。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、スフーフン村、フライフィル村、ファッティーラ村、バーラ村、ルワイハ村を砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室が、ファッティーラ村一帯のシリア軍拠点を攻撃し、兵士2人が死亡、3人が負傷した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を36件(イドリブ県17件、ラタキア県11件、アレッポ県2件、ハマー県6件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は34件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を23件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, February 21, 2021、ANHA, February 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 21, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 21, 2021、Reuters, February 21, 2021、SANA, February 21, 2021、SOHR, February 21, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がダーイシュ拠点に対して130回以上の爆撃を実施し、21人殺害(2021年2月20日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がアレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境近いとダイル・ザウル県の砂漠地帯各所のダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して130回以上の爆撃を実施し、戦闘員21人を殺害した。

これに対して、ダーイシュがダイルザウル県内各所で親政権民兵の拠点を襲撃し、8人を殺害した。

また、ダーイシュと思われる武装集団が、シリア政府の支配下にあるダイル・ザウル県のアシャーラ市でイラン・イスラーム革命防衛隊に所属する「村落防衛」隊の拠点を襲撃し、民兵4人を殺害した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるマスカナ市近郊のワドハ村でダーイシュ(イスラーム国)と思われるグループが車に仕掛けた爆弾が爆発し、「イランの民兵4人が死亡、2人が負傷した。

AFP, February 20, 2021、ANHA, February 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 20, 2021、Reuters, February 20, 2021、SANA, February 20, 2021、SOHR, February 20, 2021などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県サジュー村での爆発で住民10人負傷(2021年2月20日)

アレッポ県では、ANHA(2月20日付)によると、トルコ占領下のアアザーズ市近郊のサジュー村で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、少なくとも10人が負傷した。

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ラッカ県では、ANHA(2月20日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市西のサクル休憩所、M4高速道路沿線を砲撃した。

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ハサカ県では、SANA(2月20日付)によると、国民軍に所属するハムザ師団の車輌がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊で地雷に触れて、爆発により戦闘員4人が死亡した。


AFP, February 20, 2021、ANHA, February 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 20, 2021、Reuters, February 20, 2021、SANA, February 20, 2021、SOHR, February 20, 2021などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の支配下にあるダイル・ザウル県ブサイラ市での爆発しで住民3人死亡(2021年2月20日)

ダイル・ザウル県では、SANA(2月20日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるブサイラ市の大衆市場でオートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発し、住民3人が死亡、10人が負傷した(シリア人権監視団によると、5人死亡)。

AFP, February 20, 2021、ANHA, February 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 20, 2021、Reuters, February 20, 2021、SANA, February 20, 2021、SOHR, February 20, 2021などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるイドリブ県ハントゥーティーン村を砲撃(2021年2月20日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるハントゥーティーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、バーラ村、フライフィル村を砲撃した。

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ロシア当事者和解調整センターは、シャーム解放機構が、シリア軍による化学兵器攻撃を偽装するため、イドリブ県への塩素ガスを争点したシリンダーの搬入を開始したと発表した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を35件(イドリブ県15件、ラタキア県11件、アレッポ県3件、ハマー県6件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は30件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を20件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, February 20, 2021、ANHA, February 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 20, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 20, 2021、Reuters, February 20, 2021、SANA, February 20, 2021、SOHR, February 20, 2021などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプ第1区でアサーイシュがIDPsの遺体を発見(2021年2月19日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプの第1区で、内務治安部隊(アサーイシュ)が国内避難民(IDPs)の遺体を発見した。

トルコで活動する独立系シンクタンクのジュスール研究所が2020年9月1日に発表したレポートによると、フール・キャンプは6つの区画、8つのブロックから構成されている。

6つの区画のうち、第1区には、ダーイシュ(イスラーム国)とつながりがない国内避難民(IDPs)、第2区と第3区にはイラク難民、第4区にはダーイシュとつながりがあるとされるIDPs、第5区には欧州出身のダーイシュ戦闘員の家族、そして第6区にはそれ以外の外国人戦闘員の家族が収容されている。

一方、8つのブロックのうち、第1、2、3、7ブロックにはイラク人難民が、第5、6、8ブロックにはシリア人IDPsが、第4ブロックにはイラク人難民とシリア人IDPsの両方が収容されている。

また、この8ブロックとは別に、シリア、イラク以外の国の出身者が収容されている。

AFP, February 19, 2021、ANHA, February 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2021、Reuters, February 19, 2021、SANA, February 19, 2021、SOHR, February 19, 2021などをもとに作成。

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シリア政府支配下のカーミシュリー近郊の村で部族どうしが撃ち合いに(2021年2月19日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市近郊のハームー村とクサイル村(いずれも国防隊の支配下)で、ガンナーマ部族の二家族が撃ち合いとなり、1人が死亡、8人が負傷した。

AFP, February 19, 2021、ANHA, February 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2021、Reuters, February 19, 2021、SANA, February 19, 2021、SOHR, February 19, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がラッカ県東部のバシャリー山一帯を爆撃し、ダーイシュ戦闘員12人死亡(2021年2月19日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が県東部のバシャリー山一帯を爆撃し、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員12人が死亡した。

AFP, February 19, 2021、ANHA, February 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2021、Reuters, February 19, 2021、SANA, February 19, 2021、SOHR, February 19, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のロシア軍基地一帯を砲撃(2021年2月19日)

ハサカ県では、ANHA(2月19日付)によると、トルコ軍の支援を受ける国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町北の農地に潜入を試みたが、地雷原に入り、戦闘員3人が死亡、1人が負傷した。

これを受けて、トルコ軍と国民軍は、タッル・タムル町近郊のロシア軍基地一帯、ダルダーラ村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(2月19日付)によると、トルコ占領下のラーイーにある国民軍所属のスルターン・ムラード師団の軍事キャンプで爆発が発生し、士官(大尉)1人が死亡、複数人が負傷した。

AFP, February 19, 2021、ANHA, February 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2021、Reuters, February 19, 2021、SANA, February 19, 2021、SOHR, February 19, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県、ダイル・ザウル県でシリア民主軍が相次いで襲撃を受け、兵士4人死亡(2021年2月19日)

ハサカ県では、SANA(2月19日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるダシーシャ村、ハムラー村、クワイヤ村、フワイズィーヤ村、クバイバ村で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の検問所でオートバイに乗った武装グループの襲撃を受け、兵士3人が死亡、5人が負傷した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月19日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるシュハイル村でシリア民主軍が車に乗った武装グループの発砲を受けて、1人が死亡、1人が負傷した。

AFP, February 19, 2021、ANHA, February 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2021、Reuters, February 19, 2021、SANA, February 19, 2021、SOHR, February 19, 2021などをもとに作成。

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シリア軍が「決戦」作戦司令室支配下のラタキア県、アレッポ県、イドリブ県を砲撃(2021年2月19日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がクルド山地方のトゥッファーヒーヤ村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるミーズナーズ村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、マアーッラト・ナアサーン村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を18件(イドリブ県7件、ラタキア県5件、アレッポ県1件、ハマー県5件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は15件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を9件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, February 19, 2021、ANHA, February 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 19, 2021、Reuters, February 19, 2021、SANA, February 19, 2021、SOHR, February 19, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機約30機がダーイシュの拠点に対して100回以上の爆撃を実施(2021年2月18日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機約30機が、ハマー県、ヒムス県、ラッカ県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯に飛来し、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して100回以上の爆撃を実施した。

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人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍広報センターは声明を出し、2月4日に北・東シリア自治局の支配下にあるダイル・ザウル県で開始していたダーイシュ(イスラーム国)のセル摘発作戦によって、これまでに87人の傭兵を逮捕する一方、作戦遂行中に兵士2人が犠牲となったと発表した。


ANHA(2月18日付)が伝えた。

AFP, February 18, 2021、ANHA, February 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2021、Reuters, February 18, 2021、SANA, February 18, 2021、SOHR, February 18, 2021などをもとに作成。

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シリア軍がトルコ占領下のアフリーン市の病院や東部自由人連合の本部をミサイル攻撃(2021年2月18日)

アレッポ県では、ANHA(2月18日付)によると、シリア軍がトルコの占領下にあるアフリーン市に向けって地対地ミサイル5発を発射、アフリーン病院(占領当局はシファー病院に改称)近く、ヴィーラート地区にある国民軍所属の東部自由人連合の本部近く、西オートストラード通り近くにそれぞれ1発、バースータ村に至る街道に2発が着弾し、住居複数棟が被害を受け、住民13人が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市で、国民軍に所属する東部自由人連合の本部が車に乗った武装集団の攻撃を受けた。

バーブ市ではまた、地元の名家の民兵と国民軍憲兵隊が激しく交戦した。

憲兵隊がこの名家の子息を逮捕したのがきっかけで、戦闘で名家の民兵1人が死亡、双方に複数人の負傷した。

AFP, February 18, 2021、ANHA, February 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2021、Reuters, February 18, 2021、SANA, February 18, 2021、SOHR, February 18, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県、ダイル・ザウル県でシリア民主軍兵士4人が撃たれて死亡(2021年2月18日)

ハサカ県では、SANA(2月18日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマルカダ町近郊のカワーシヤ村で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士1人が何者かに銃で撃たれて死亡した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月18日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるアブー・ハマーム市でシリア民主軍の兵士1人が何者かに銃で撃たれて死亡した。

また、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるスブハ村でも、シリア民主軍の兵士1人がオートバイに乗った2人組から発砲を受けて死亡した。

さらに、トゥカイヒー村でもシリア民主軍の兵士1人がオートバイに乗った武装グループに銃で撃たれて死亡した。

AFP, February 18, 2021、ANHA, February 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2021、Reuters, February 18, 2021、SANA, February 18, 2021、SOHR, February 18, 2021などをもとに作成。

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シリア政府支配下のスワイダー県で「バッシャールよ、お前はいらない」などと書かれた落書きが発見される(2021年2月18日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるスワイダー市で、「最期の血の一滴まで革命」、「バッシャールよ、お前はいらない」、「自由を永遠に」などと壁に書かれた落書きが発見された。


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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村一帯を砲撃、重機を運転していた男性1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍はまた「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、スフーフン村、ファッティーラ村、フライフィル村、ルワイハ村、バイニーン村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のクライディーン村、アンカーウィー村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を12件(イドリブ県4件、ラタキア県4件、アレッポ県2件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は12件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を6件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, February 18, 2021、ANHA, February 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 18, 2021、Reuters, February 18, 2021、SANA, February 18, 2021、SOHR, February 18, 2021などをもとに作成。

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ダーイシュがヒムス県スフナ市に近い砂漠地帯でシリア軍と親政権民兵の車列を襲撃(2021年2月17日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、スフナ市に近い砂漠地帯の街道を移動中だったシリア軍と親政権民兵の車列を襲撃、激しい戦闘の末に兵士4人を殺害した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるマヤーディーン市の電気関連倉庫ビルの壁に「イランよ出て行け」、「イラン人は人殺しで、擁護人ではない」などと書かれた落書きが発見された。

AFP, February 17, 2021、ANHA, February 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2021、Reuters, February 17, 2021、SANA, February 17, 2021、SOHR, February 17, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がタッル・アブヤド市近郊を移動中のシリア軍の車輌を砲撃(2021年2月17日)

ラッカ県では、シリア人権監視団、ANHA(2月17日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるビール・クーヌー村とビール・キータク村間の街道(タッル・アブヤド市近郊)を移動中のシリア軍の車輌を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市で、正体不明の武装集団がオートバイに向けて発砲し、乗っていた警察(内務治安部隊、いわゆる「自由警察」)の隊員1人と、子供1人が死亡した。

一方、ANHA(2月17日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のタッル・スィースィーン村を砲撃した。

このほか、トルコ占領下のアレッポ県アフリーン市を訪問中のシリア革命反体制勢力国民連立とその傘下で活動する暫定内閣の使節団が、スルターン・スライマーン・シャー師団の本部を訪れ、ムハンマド・ジャースィム(アブー・アムシャ)司令官と会談した。

使節団はナスル・ハリーリー・シリア革命反体制勢力国民連立代表、サリーム・イドリース暫定内閣国防大臣らからなる。

AFP, February 17, 2021、ANHA, February 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2021、Reuters, February 17, 2021、SANA, February 17, 2021、SOHR, February 17, 2021などをもとに作成。

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ラッカ県、ハサカ県、ダイル・ザウル県でシリア民主軍が狙われる(2021年2月17日)

ラッカ県では、SANA(2月17日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるアブー・ワフル村に至る街道で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌の通過に合わせて即席爆弾が爆発し、兵士2人人が死亡した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるマルカダ町近郊のカワーシヤ村で正体不明の武装集団がシリア民主軍の兵士1に発砲し、殺害した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるハジーン市でオートバイに乗った武装グループが地元の自治評議会(人民評議会)の施設の守衛を銃で撃ち殺害した。

AFP, February 17, 2021、ANHA, February 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2021、Reuters, February 17, 2021、SANA, February 17, 2021、SOHR, February 17, 2021などをもとに作成。

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シャーム解放機構は米国人ジャーナリストのビラール・アブドゥルカリーム氏を釈放(2021年2月17日)

イドリブ県では、シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(2月17日付)などによると、シャーム解放機構は、2020年8月13日に逮捕していた米国人ジャーナリストのビラール・アブドゥルカリーム氏を釈放した。

アブドゥルカリーム氏は1年半の禁固刑を受け、その3分の1を終えていたが、イドリブ県アティマ村などの請願を受け、シャーム解放機構は釈放にかかる条件を遵守することを条件にこれを受け入れた。

一方、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村、スフーフン村、フライフィル村、ルワイハ村、バイニーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を32件(イドリブ県15件、ラタキア県10件、アレッポ県3件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は29件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を3件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, February 17, 2021、ANHA, February 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 17, 2021、Reuters, February 17, 2021、SANA, February 17, 2021、SOHR, February 17, 2021などをもとに作成。

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所属不明のドローンがダイル・ザウル県ブーカマール市近郊を移動中の「イランの民兵」の貨物車輌1輌を攻撃(2021年2月16日)

ダイル・ザウル県では、アイン・フラート(2月17日付)によると、シリア政府の支配下にあるブーカマール市近郊のフッリーヤ村上空に所属不明の無人航空機(ドローン)1機が飛来し、武器弾薬を輸送していた「イランの民兵」の貨物車輌1輌を攻撃した。

AFP, February 17, 2021、ANHA, February 17, 2021、‘Ayn al-Furat, February 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2021、Reuters, February 17, 2021、SANA, February 17, 2021、SOHR, February 17, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県でアサーイシュがバアス党ハサカ支部アームーダー班書記長を逮捕(2021年2月16日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアームーダー市で、内務治安部隊(アサーイシュ)が、バアス党ハサカ支部アームーダー班の書記長を、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に対するデモを扇動し、混乱を助長、政府指定のカリキュラムを唱道したとの容疑で逮捕した。

一方、SANA(2月16日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるマルカダ町近郊で、シリア民主軍の車輌が機関銃の発砲を受け、兵士1人が死亡した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月16日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるマーシフ村とハジュナ村でシリア民主軍が何者かの発砲を受け、兵士2人が死亡した。

AFP, February 16, 2021、ANHA, February 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2021、Reuters, February 16, 2021、SANA, February 16, 2021、SOHR, February 16, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2021年2月16日)

ラッカ県では、ANHA(2月16日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のフーシャーン村、M4高速道路沿線を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、1人が死亡、4人が負傷した。

一方、シリア革命反体制勢力国民連立とその傘下で活動する暫定内閣の使節団が、トルコ占領下のアレッポ県アフリーン市を訪問し、イスラーム軍の本部と会談した。

使節団はナスル・ハリーリー・シリア革命反体制勢力国民連立代表、サリーム・イドリース暫定内閣国防大臣らからなる。

AFP, February 16, 2021、ANHA, February 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2021、Reuters, February 16, 2021、SANA, February 16, 2021、SOHR, February 16, 2021などをもとに作成。

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シャーム解放機構の治安部隊が有志連合の爆撃で殺害されたフッラース・ディーン機構の法学者の息子を拘束(2021年2月16日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の治安部隊が、マアッラトミスリーン市で新興のアル=カーイダ系組織であるフッラース・ディーン機構の法学者アブー・ザッル・ミスリー氏の息子のアブー・フライラを逮捕した。

アブー・ザッル・ミスリー氏は2020年10月15日に米主導の有志連合の攻撃を受けて死亡している。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、オートバイに乗った2人組が、シリア政府の支配下にあるシャイフ・マスキーン市近郊の農地で農夫に向けて発砲、2人を殺害した。

また、ジッリーン村では、麻薬の密売に関与していた住民が正体不明の武装集団に銃で撃たれて死亡した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるバアス市で正体不明の武装集団が住民を射殺した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を29件(イドリブ県13件、ラタキア県12件、アレッポ県2件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は25件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を14件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, February 16, 2021、ANHA, February 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 16, 2021、Reuters, February 16, 2021、SANA, February 16, 2021、SOHR, February 16, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ではダーイシュのセルと思われる武装集団がアサーイシュ隊員1人を殺害(2021年2月15日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下のハジュナ村でダーイシュ(イスラーム国)のセルと思われる武装集団が内務治安部隊(アサーイシュ)に向けて銃を発砲、隊員1人を殺害した。

また、北・東シリア自治局の支配下にあるブサイラ市近郊のアフマル村では、正体不明の武装集団が住民を銃で撃ち殺害した。

AFP, February 15, 2021、ANHA, February 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 15, 2021、Reuters, February 15, 2021、SANA, February 15, 2021、SOHR, February 15, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア民主軍がアレッポ県北部で砲撃戦(2021年2月15日)

アレッポ県では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会によると、バーブ市東に位置するシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるブワイヒジュ村、ジュッブ・マフズーム村、フータ村が(小)スッカリーヤ村に設置されているトルコ軍の基地から砲撃を受けた。

シリア人権監視団によると、これに対して、シリア民主軍に所属するバーブ軍事評議会が、トルコ占領下のウンム・アダサ村、(小)スッカリーヤ村を砲撃した。

ANHA(2月15日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍はまた、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、アルカミーヤ村を砲撃した。

AFP, February 15, 2021、ANHA, February 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 15, 2021、Reuters, February 15, 2021、SANA, February 15, 2021、SOHR, February 15, 2021などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県ザーウィヤ山地方、ハマー県ガーブ地方、ラタキア県クルド山地方を砲撃(2021年2月15日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、バーラ村、フライフィル村、マルアンド村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアムキーヤ町一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を35件(イドリブ県19件、ラタキア県12件、アレッポ県2件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は28件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を13件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, February 15, 2021、ANHA, February 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 15, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 15, 2021、Reuters, February 15, 2021、SANA, February 15, 2021、SOHR, February 15, 2021などをもとに作成。

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トルコ占領下のハサカ県ラアス・アイン市近郊で国民軍に所属するスルターン・ムラード師団のメンバーどうしが撃ち合いに(2021年2月15日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のラアス・アイン市近郊のアリーシャ村で国民軍に所属するスルターン・ムラード師団のメンバーどうしが撃ち合いとなり、戦闘員複数人が負傷した。

AFP, February 15, 2021、ANHA, February 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 15, 2021、Reuters, February 15, 2021、SANA, February 15, 2021、SOHR, February 15, 2021などをもとに作成。

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