ハサカ県タッル・タムル町・アブー・ラースィーン町間に展開していたトルコ軍部隊が撤退(2020年2月12日)

ハサカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月12日付)やシリア人権監視団によると、タッル・タムル町・アブー・ラースィーン(ザルカーン)町間の村々に展開していたトルコ軍が部隊を撤退させた。

RT(2月12日付)によると、撤退は、同地で国家情報機関(MIT)のメンバー1人が殺害されたのを受けたものだという。

一方、ANHA(2月12日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・タムル町近郊の村々を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(2月12日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のバイルーニーヤ村、アイン・ダクナ村、マルアナーズ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市で、トルコの支援を受ける武装集団どうしが交戦した。

AFP, February 12, 2020、ANHA, February 12, 2020、AP, February 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 12, 2020、Reuters, February 12, 2020、RT, February 12, 2020、SANA, February 12, 2020、SOHR, February 12, 2020、UPI, February 12, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県カーミシュリー市郊外で米軍と住民が衝突、有志連合が同地を爆撃、米軍車輌4輌が破壊され、住民1人死亡(2020年2月12日)

ハサカ県では、SANA(2月12日付)によると、シリア北東部に違法に駐留を続ける米軍部隊が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市の東に位置するヒルバト・アンムー村、ハームー村で住民に向かって発砲、1人が死亡、1人が負傷した。

住民は、ヒルバト・アンムー村、ハームー村に設置されているシリア軍の検問所前に集まり、米軍車輌4輌の通行を阻止しようとしたが、米軍が実弾や発煙弾を発射した。

両検問所前には数百人の住民が集まっていたという。

発砲を受けた住民は、軽火器などで応戦し、車輌4輌を破壊、米軍も戦闘機を派遣し、ヒルバト・アンムー村の農地を3回にわたって爆撃した。

なお、米軍兵士と破壊された車輌は、衝突の数時間後に現場に派遣された車輌5輌からなる米軍の別の部隊によって回収された。

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米主導の有志連合のマイルズ・コギンズ(Myles Caggins)報道官(米軍大佐)は事件に関して、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/oirspox)を通じて以下のような声明を出した。

「2月12日、シリアのカーミシュリー市近郊でパトロールを行っていた有志連合は、親シリア体制部隊によって占領されたチェックポイントに遭遇した。有志連合は一連の警告と緊張緩和の試みを行ったものの、パトロール部隊は何者かから軽火器での発砲を受けた。自衛のため、有志連合は応戦した。事態は緩和し、調査が行われている。有志連合は基地に帰還した。

コギンズ報道官によると、この衝突で米軍兵士1人がかすり傷を負ったという。

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一方、北・東シリア自治局に近いANHA(2月12日付)は、事件に関して、シリア軍と国防隊がヒルバト・アンムー村でメディア関係者と米軍に対して発砲したと伝えた。

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また、シリア人権監視団は、米軍と交戦したのが「地元住民と体制軍寄りの地元武装集団」だとしたうえで、 米軍の爆撃が威嚇の目的としていたと発表した。

AFP, February 12, 2020、ANHA, February 12, 2020、AP, February 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 12, 2020、Reuters, February 12, 2020、SANA, February 12, 2020、SOHR, February 12, 2020、UPI, February 12, 2020などをもとに作成。

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シリア軍がアレッポ県の3カ村を新たに制圧、ロシア軍の爆撃で住民7人が死亡(2020年2月12日)

アレッポ県では、SANA(2月12日付)によると、シリア軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団との戦闘の末、M5高速道路の西側に位置するシャイフ・アリー村、アッラーダ村、アルナーズ村を制圧した。

シリア人権監視団によると、シリア軍はまた、戦車、軍用車輌約100輌からなる増援部隊を、アレッポ市ラーシディーン地区、ハラブ・ジャディーダ地区、M5高速道路沿線に派遣した。

一方、同監視団によると、ロシア軍がイッビーン村、カフル・アンマ村を爆撃し、イッビーン村で住民3人が、カフル・アンマ村で4人が死亡した。

ロシア軍はまた、シャイフ・アリー村、アウラム・クブラー町、カフルナーハー村、カフルタアール村、アスウース村、ジーナ村、アターリブ市、カフル・ヌーラーン村、アレッポ市ムハンディスィーン第1および第2地区、第46中隊基地一帯を爆撃した。

これに対して、反体制武装集団側は、シャーム解放機構がシャイフ・アリー村近郊でシリア軍の拠点に対して爆弾を積んだ車で自爆攻撃を行った。

また、カフル・ハラブ村、ミズナーズ村一帯でシリア軍への反撃を行った。

なお、シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍の攻勢を受けて、過去24時間の間に住民7万人以上が避難した。

これにより、2019年12月初め以降に発生した国内避難民(IDPs)の数は95万人を記録した。

このうちの52万人が1月半ば以降、さらに35万人が1月24日以降に避難を余儀なくされたという。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がマアーッラト・ナアサーン村、アレッポ市とバーブ・ハワー国境通行所を結ぶ街道の沿線一帯を爆撃した。

また、シャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる「決戦」作戦司令室が、トルコ軍の砲撃支援を受けて、マアーッラト・ナアサーン村一帯でシリア軍と交戦した。

一方、トルコ軍の戦車、装甲車など約350輌からなる増援部隊および特殊部隊がカフルルースィーン村に設置されている国境通行所からシリア国内に数回に分けて入った。

トルコ軍はまた、イドリブ県北のビンニシュ市・トゥウーム村間に新たな拠点を設置した。

これに対して、シリア軍も、戦車、軍用車輌など約100輌からなる増援部隊が県南部に派遣した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を22件(イドリブ県8件、ラタキア県9件、アレッポ県3件、ハマー県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を5件(イドリブ県3件、ラタキア県0件、アレッポ県2件、ハマー県0件)確認した。

AFP, February 12, 2020、ANHA, February 12, 2020、AP, February 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 12, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 12, 2020、Reuters, February 12, 2020、SANA, February 12, 2020、SOHR, February 12, 2020、UPI, February 12, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍はハサカ県タッル・タムル町近郊を激しく砲撃(2020年2月11日)

ハサカ県では、SANA(2月11日付)、ANHA(2月11日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がマーリキーヤ(ダイリーク)市近郊のスッカリーヤ村に反体制武装集団メンバー数十人を移送、タッル・タムル町近郊のルバイア村、ムジャイビラト・シャッラービーン村、ウンム・ハイル村、トゥワイラ村、ダルダーラ村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(2月11日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・アブヤド市近郊のカズアリー村を砲撃した。

AFP, February 11, 2020、ANHA, February 11, 2020、AP, February 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 11, 2020、Reuters, February 11, 2020、SANA, February 11, 2020、SOHR, February 11, 2020、UPI, February 11, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍はイドリブ県でシリア軍ヘリコプターを撃墜、アル=カーイダを砲撃支援、対するシリア軍はM5高速道路全線を掌握、イドリブ県バーブ・ハワー国境通行所に至る街道を寸断、ロシア軍もトルコ軍部隊を爆撃(2020年2月11日)

イドリブ県では、SANA(2月11日付)によると、シリア軍ヘリコプター1機が午前11時30分頃、ナイラブ村およびクマイナース村上空で地対空ミサイルを被弾し墜落、乗組員1人が死亡した。

https://youtu.be/uPsvsB0QFJQ

シリア軍ヘリコプターを撃墜したのはトルコ軍で、シリア人権監視団によると、死者は操縦士2人(大佐と大尉)、「樽爆弾」を投下する爆撃手1人の合わせて3人。

また、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構、トルコが後援する国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる「決戦」作戦司令室が、トルコ軍の砲撃支援を受けて、M4高速道路沿線に位置するナイラブ村に侵攻、シリア軍との戦闘の末、11日午後に同地を制圧した。

これに対して、シリア軍は反撃し、これを奪還した。

一方、シリア軍は早朝にシャイフ・ダーミス村に進攻し、「決戦」作戦司令室との戦闘の末に同地を一時制圧したが、「決戦」作戦司令室はほどなくこれを奪還、シリア軍兵士1人を捕捉した。

また、ロシア軍戦闘機は、トルコ軍と「決戦」作戦司令室が攻勢を強めるナイラブ村一帯やトルコ軍が展開するクマイナース村などM4高速道路沿線一帯を爆撃した。

この爆撃でが死傷が出て、トルコ軍ヘリコプターが負傷者を搬送した。

死傷者がトルコ軍兵士なのか、「決戦」作戦司令室の戦闘員なのかは不明。

シリア軍戦闘機もカフルナブル市、クマイナース村一帯、ビンニシュ市、カファルヤー町、フーア市、イドリブ市、サルミーン市を爆撃、ヘリコプターも同地などに「樽爆弾」を投下した。

このうち、イドリブ市に対する爆撃は、工業地区、ジャラー地区に対して行われ、子ども6人を含む12人が死亡、少なくとも32人が負傷した。

なお、トルコ国防省はイドリブ県での戦闘に関して声明を出し、シリア軍兵士51人、戦車2輌、対空砲1基、武器庫1棟を無力化したと発表した。

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アレッポ県では、SANA(2月11日付)によると、シリア軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団に対する攻撃の末、ハーン・アサル村、アレッポ市西部郊外のラーシディーン第4地区を制圧した。

これに関して、シリア人権監視団は、シリア軍が2012年以来初めて、M5高速道路全線を奪還したと発表した。

同監視団によると、シリア軍はまた、アレッポ市とイドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所を結ぶ街道を寸断することに成功した。

バーブ・ハワー国境通行所は、国連安保理決議第2504号(2020年1月11日)でバーブ・サラーマ国境通行所とともに、クロスボーダーでの人道支援が認められている通行所。

一方、ロシア軍戦闘機は、イッビーン村方面に向かおうとしていたトルコ軍の車列を爆撃した。

ロシア軍戦闘機はまた、トルコ軍が拠点を設置したアレッポ市西部郊外にある第46中隊基地、アターリブ市、アブザムー町、アウラム・クブラー町、マンスーラ村、カフルハムラ村、カフル・ヌーラーン村一帯に対しても爆撃を加えた。

これに対して、トルコ軍部隊は、アターリブ市とジーナ村を結ぶ街道に新たな拠点を設置した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がクルド山を爆撃した。

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シリア人権監視団によると、トルコ軍の戦車、大型トレーラーなど200輌以上からなる増援部隊がイドリブ県カフルルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに入り、M4高速道路沿線やアレッポ県イッビーン村方面に向かった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を27件(イドリブ県15件、ラタキア県8件、アレッポ県2件、ハマー県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を2件(イドリブ県0件、ラタキア県0件、アレッポ県2件、ハマー県0件)確認した。

AFP, February 11, 2020、ANHA, February 11, 2020、AP, February 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 11, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 11, 2020、Reuters, February 11, 2020、SANA, February 11, 2020、SOHR, February 11, 2020、UPI, February 11, 2020などをもとに作成。

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首都ダマスカスで車に仕掛けられた爆弾が爆発し、住民1人が負傷(2020年2月10日)

ダマスカス県では、SANA(2月10日付)によると、マッザ区で車に仕掛けられた爆弾が爆発し、住民1人が負傷した。

AFP, February 10, 2020、ANHA, February 10, 2020、AP, February 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 10, 2020、Reuters, February 10, 2020、SANA, February 10, 2020、SOHR, February 10, 2020、UPI, February 10, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のアフリーン市で爆弾が仕掛けられた車が爆発し、住民3人死亡(2020年2月10日)

アレッポ県では、SANA(2月10日付)によると、トルコ占領下のアフリーン市で爆弾が仕掛けられた車が爆発し、住民3人が死亡した。

一方、ANHA(2月10日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・マラーシュ村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦、マルアナーズ村、マーリキーヤ村、イルシャーディーヤ村、アルカミーヤ村、カフル・アントワーン村、ファイサル穀物粉砕工場、ハルバル村を砲撃した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍がダルバースィーヤ市一帯の国境地帯でパトロールを実施した。

トルコ軍は参加しなかった。

AFP, February 10, 2020、ANHA, February 10, 2020、AP, February 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 10, 2020、Reuters, February 10, 2020、SANA, February 10, 2020、SOHR, February 10, 2020、UPI, February 10, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県タフタナーズ航空基地へのシリア軍の砲撃でトルコ軍兵士5人死亡、アレッポ県アターリブ市近郊での車列に対する爆撃でトルコ軍兵士多数負傷、トルコ軍はイドリブ県に対する軍事作戦を準備するも延期(2020年2月10日)

トルコ国防省は、トルコ軍部隊が新たに拠点を設置したイドリブ県タフタナーズ航空基地およびその一帯がシリア軍の砲撃を受け、兵士5人が死亡したと発表した。

シリア軍の砲撃に対して、トルコ軍は応戦し、政権側の標的115カ所を攻撃、戦車などを破壊し101人を殺害したと主張した。

ロイター通信(2月10日付)が伝えた。

シリア人権監視団によると、トルコ軍兵士の死者は6人。そのほか反体制武装集団戦闘員4人も死亡したという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がアターリブ市近郊を移動中のトルコ軍の車列を爆撃し、トルコ軍兵士多数が負傷した。

トルコ軍がアレッポ市西部郊外の第46中隊基地に新たに展開した。

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スプートニク・ニュース(2月10日付)は、トルコ国防省の軍事筋から得た情報だとして、トルコ軍がイドリブ県内でシリア軍に対する軍事作戦を準備していると伝えた。

しかし、作戦実施の最終決定は下されていないという。

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一方、ドゥラル・シャーミーヤ(2月10日付)は、トルコ軍司令部が、イドリブ県での軍事作戦の延期を決定したと伝えた。

同サイトによると、作戦は「平和の支え」と名づけられ、緊張緩和地帯内のシリア政府支配地域に対して実施される予定だったが、8日のアンカラで行われたセルゲイ・ヴェルシネン外務副大臣を代表とするロシアの軍・諜報機関高官からなる使節団とセダト・オナル外務副大臣を代表とするトルコの軍・治安機関高官の会談を受けて、延期が決定されたという。

AFP, February 10, 2020、ANHA, February 10, 2020、AP, February 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 10, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 10, 2020、Reuters, February 10, 2020、SANA, February 10, 2020、SOHR, February 10, 2020、UPI, February 10, 2020などをもとに作成。

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アレッポ県・イドリブ県へのシリア・ロシア軍の爆撃で住民16人市死亡、シリア軍はアレッポ県の複数カ村を新たに制圧(2020年2月10日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍がイッビーン村、アターリブ市を爆撃し、イッビーン村では子ども6人と女性2人を含む9人が、アターリブ市では子ども1人を含む3人が死亡した。

また、シリア軍ヘリコプターがイッビーン村を「樽爆弾」で爆撃し、住民3人が死亡した。

さらにシリア軍戦闘機が、カフル・ハラブ村、カフル・ヌーラーン村、M5高速道路沿線一帯を爆撃した。

これに対し、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団はミーズナーズ村近郊のシリア軍拠点に対して、爆弾を積んだ車で攻撃を行い、シリア軍兵士7人を殺害した。

一方、SANA(2月10日付)によると、シリア軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団との戦闘の末、カフル・ハラブ村、カナーティル村、カマーリー村を新たに制圧した。

シリア人権監視団によると、シリア軍はまたカフル・ヌーラーン村、ヒルバト・ジャルラーヤー村を制圧した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がカフル・アルーク村にある国内避難民(IDPs)キャンプを爆撃し、子ども1人が死亡した。

ロシア軍戦闘機はこのほかにも、イドリブ市西部一帯、サルミーン市一帯、カフルナブル市を爆撃した。

またシリア軍戦闘機も、マアーッラト・ナアサーン村、シャラフ村を爆撃した。

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シリア人権監視団によると、一連の戦闘でシリア軍兵士19人、反体制武装集団戦闘員18人が死亡した。

これにより、1月24日以降の戦闘による死者数はシリア軍兵士445人、反体制武装集団493人となった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を21件(イドリブ県6件、ラタキア県12件、アレッポ県1件、ハマー県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を11件(イドリブ県8件、ラタキア県0件、アレッポ県3件、ハマー県0件)確認した。

AFP, February 10, 2020、ANHA, February 10, 2020、AP, February 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 10, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 10, 2020、Reuters, February 10, 2020、SANA, February 10, 2020、SOHR, February 10, 2020、UPI, February 10, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・アブヤド市近郊を砲撃(2020年2月9日)

ラッカ県では、ANHA(2月9日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・アブヤド市近郊のスライブ村を砲撃した。

AFP, February 9, 2020、ANHA, February 9, 2020、AP, February 9, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 9, 2020、Reuters, February 9, 2020、SANA, February 9, 2020、SOHR, February 9, 2020、UPI, February 9, 2020などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍はアレッポ県、イドリブ県への爆撃・砲撃を再開し、住民多数が死傷、トルコ軍はM4高速道路沿線に新たな拠点を設置(2020年2月9日)

アレッポ県では、SANA(2月9日付)によると、シリア軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と戦闘の末、M5高速道路西のバウワービーヤ村、カスィービーヤ村、タッル・ハディーヤ村、ズィルバ村、バルクーム村、ICARDA地区を制圧した。

ICARDA地区についてはシリア人権監視団が8日にシリア軍によって制圧されたと発表していた。


一方、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がカフル・ヌーラーン村、シャイフ・アリー村、アウラム・クブラー町を爆撃し、カフルヌーラーン村では女性1人を含む2人が、シャイフ・アリー村では2人が、アウラム・クブラー町では3人が死亡した。

ロシア軍戦闘機はまた、カフル・ハラブ村、アターリブ市、ズィルバ村、第46中隊基地、カフルナーハー村一帯、マンスーラ村を爆撃した。

シリア軍もシャイフ・アリー村でヘリコプターから「樽爆弾」を投下し、子ども1人を含む住民4人が死亡した。

シリア軍戦闘機も、ズィルバ村、ハーン・アサル村、M5高速道路沿線一帯を爆撃、ヘリコプターもズィルバ村に「樽爆弾」を投下した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がジスル・シュグール市を砲撃し、住民1人が死亡した。

シリア軍はまた、マルジュ・ズフール村、ズアイニーヤ村、ハムブーシーヤ村、ビダーマー町一帯を砲撃した。

ロシア軍戦闘機も、タフタナーズ市、シャラフ村、マアーッラト・ナアサーン村を爆撃した。

シリア軍戦闘機もタフタナーズ市、マアーッラト・ナアサーン村を投下した。

一方、トルコ軍の装甲車、戦車など約100輌からなる車列が新たにシリア領内に進入し、M4高速道路沿線のクマイナース村に新たな拠点を設置した。

同監視団によると、この1週間でシリア領内に派遣されたトルコ軍の車輌は1,450輌以上、兵員は約6,000人にのぼるという。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を20件(イドリブ県8件、ラタキア県10件、アレッポ県0件、ハマー県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を3件(イドリブ県3件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認した。

AFP, February 9, 2020、ANHA, February 9, 2020、AP, February 9, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 9, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 9, 2020、Reuters, February 9, 2020、SANA, February 9, 2020、SOHR, February 9, 2020、UPI, February 9, 2020などをもとに作成。

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米軍が新たな基地を建設するためシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市に車列を派遣(2020年2月8日)

ハサカ県では、ANHA(2月8日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村を砲撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(2月9日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市に、米軍の車列が入った。

北・東シリア自治局の支配下にあるハサカ市グワイラーン地区にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の施設に新たな基地を設置することが目的だという。

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トルコ国防省は声明を出し、トルコの占領下にあるシリア北東の「平和の泉」地域(ラッカ県タッル・アブヤド市一帯、ハサカ県ラアス・アイン市一帯)で交通事故が発生、トルコ軍兵士5人が死傷したと発表した。

AFP, February 8, 2020、ANHA, February 8, 2020、AP, February 8, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 8, 2020、Reuters, February 8, 2020、SANA, February 8, 2020、SOHR, February 8, 2020、UPI, February 8, 2020などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ市と首都ダマスカスを結ぶM5高速道路沿線全域の制圧を完了(2020年2月8日)

アレッポ県では、SANA(2月8日付)、シリア人権監視団によると、シリア軍が、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団の撤退を受けて、クースニヤー村、タッル・バージル村、ラスム・サフリージュ村、バーニス村、ラスム・アイス村、シャイフ・アフマド村、アブー・カンサ村、ジュッブ・カース村、ウンム・アトバ村、アイス村、アイス丘、ICARDA地区を制圧した。

これにより、M5高速道路沿線をイドリブ県から北進してきたシリア軍部隊と、アレッポ県の沿線を南進してきたシリア軍部隊が合流、シリア軍はアレッポ市から首都ダマスカスにいたるM5高速道路沿線全域を制圧した。

なお、アイス村にはトルコ軍監視所が設置されていたが、その処遇は不明。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ軍の装甲車、戦車などからなる車列が複数回に分けてシリア領内に入り、イドリブ県各所に設置された拠点に向かった。

シリア領内に入った車列は8日だけで625輌以上に達したという。

シリア人権監視団によると、トルコ軍はイドリブ市とアリーハー市を結ぶM4高速道路沿線のバアス前衛キャンプに新たな拠点を設置したという。

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シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍の爆撃は実施されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を20件(イドリブ県6件、ラタキア県11件、アレッポ県0件、ハマー県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を10件(イドリブ県5件、ラタキア県0件、アレッポ県5件、ハマー県0件)確認した。

AFP, February 8, 2020、ANHA, February 8, 2020、AP, February 8, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 8, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 8, 2020、Reuters, February 8, 2020、SANA, February 8, 2020、SOHR, February 8, 2020、UPI, February 8, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県でのトルコ軍・国民軍の戦闘でシリア民主軍傘下のタッル・タムル軍事評議会の戦闘員6人死亡(2020年2月7日)

ハサカ県では、ANHA(2月7日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・タムル町一帯で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍傘下のタッル・タムル軍事評議会と交戦、タッル・タムル軍事評議会側の戦闘員6人が死亡した。

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ラッカ県では、ANHA(2月7日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・アブヤド市近郊のビールカヌー村、カズアリー村、クーバルラク村を砲撃した。

AFP, February 7, 2020、ANHA, February 7, 2020、AP, February 7, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 7, 2020、Reuters, February 7, 2020、SANA, February 7, 2020、SOHR, February 7, 2020、UPI, February 7, 2020などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県とアレッポ県の4カ村を制圧しM5高速道路沿線で支配地を拡大、トルコ軍は移動式軍事用レーダーをシリア領内に投入(2020年2月7日)

アレッポ県では、SANA(2月7日付)によると、シリア軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団との戦闘の末、県南部のズィーターン村、バルナ村を制圧した。

一方、シリア人権監視団によると、これにより、シリア軍はアレッポ県内のM5高速道路の沿線全域を制圧した。

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イドリブ県では、SANA(2月7日付)によると、シリア軍がシャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる「決戦」作戦司令室との戦闘の末、マハーリーム村、タッル・カラーティーン村を制圧した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ軍の装甲車、戦車、そして移動式軍用レーダーなど約100輌からなる車列が、カフルルースィーン村からシリア領内に新たに進入した。

なお、トルコ軍はイドリブ市東、サルミーン市西に新たな拠点を設置した。

トルコ軍が移動式軍用レーダーを投入するのは初めて。

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なお、シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍による爆撃、シリア軍による砲撃は実施されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を25件(イドリブ県6件、ラタキア県11件、アレッポ県0件、ハマー県8件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を4件(イドリブ県4件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認した。

AFP, February 7, 2020、ANHA, February 7, 2020、AP, February 7, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 7, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 7, 2020、Reuters, February 7, 2020、SANA, February 7, 2020、SOHR, February 7, 2020、UPI, February 7, 2020などをもとに作成。

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イスラエル軍がシリア領内を爆撃するのと合わせて、トルコ軍がシリアに侵入、シリア軍はイスラエル軍を迎撃する一方、トルコ軍が新たに設置した監視所を爆撃(2020年2月6日)

シリア軍武装部隊総司令部は声明を出し、6日午前2時、イスラエル軍がシリア領空を侵犯、これと前後して、トルコ軍の車列が「オールナル」(Oglinar)地区からに侵入したと発表した。

トルコ軍の車列はその後、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構などの反体制武装集団を支援し、シリア軍の進行を阻止、武装集団支配下の住民を「人間の盾」とするため、ビンニシュ市、マアッラトミスリーン市、タフタナーズ市の前線に展開した。

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これに関して、SANA(2月6日付)はシリア軍筋の話として、イスラエル軍戦闘機複数機が占領下ゴラン高原上空およびレバノン南部を侵犯し、ダマスカス県郊外県やダルアー県に向けて多数のミサイルを発射、シリア軍防空部隊が迎撃し、そのほとんどを撃破したと伝えた。

ミサイル攻撃を受けたのは、ダマスカス郊外県のキスワ市、マルジュ・スルターン村、バグダード橋(スナーヤー村)、ダルアー県イズラア市南部。

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一方、シリア人権監視団は、イスラエル軍の爆撃はダマスカス郊外県キスワ市近郊の第91旅団基地、ムカイラビーヤ市近郊の第75旅団基地、ダルアー県イズラア市近郊南部にある農業用の空港を標的とし、拠点1カ所で火災が発生し、「イランの民兵」少なくとも15人(うちシリア人5人、イラン人3人)が死亡した、と発表した。

また、シリア人権監視団も、トルコ軍の戦車、装甲車など約50輌からなる車列がシリア領内に侵入したと発表し、タフタナーズ航空基地の敷地内に新たな拠点を設置した。

これに対して、シリア軍はタフタナーズ航空基地を爆撃し、対抗した。

AFP, February 6, 2020、ANHA, February 6, 2020、AP, February 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 6, 2020、Reuters, February 6, 2020、SANA, February 6, 2020、SOHR, February 6, 2020、UPI, February 6, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍はアレッポ県北部のシリア政府支配地を砲撃、シリア軍と交戦(2020年2月6日)

アレッポ県では、ANHA(2月6日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府の支配下にあるヌッブル市、ザフラー町を砲撃した。

トルコ軍と国民軍はまた、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のダイル・ジャマール村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦、マルアナーズ村、マーリキーヤ村、シャフバー・ダム、タッル・マディーク村を砲撃した。

これに関して、シリア人権監視団は、シリア軍と国民軍がバザーア村一帯で激しく交戦したと発表した。

一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、2月4日にシャッラー村近郊のマリーミーン村で反体制武装集団の拠点を攻撃、また5日にはマーリア市で武装集団を攻撃し、戦闘員2人を殺害した。

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ハサカ県では、SANA(2月6日付)によると、タッル・タムル町の「20/66/KF」変電所がトルコ軍が砲撃によって利用不能となった。

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ラッカ県では、ANHA(2月6日付)によると、トルコの「平和の泉」作戦に伴う国内避難民(IDPs)を収容しているアイン・イーサー市のキャンプで爆発が発生し、住民2人が負傷した。

またタッル・アブヤド市近郊のカズアリー村に対して、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が砲撃を行った。

AFP, February 6, 2020、ANHA, February 6, 2020、AP, February 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 6, 2020、Reuters, February 6, 2020、SANA, February 6, 2020、SOHR, February 6, 2020、UPI, February 6, 2020などをもとに作成。

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シリア軍がサラーキブ市を制圧、ロシア・シリア軍の爆撃で住民多数死亡、トルコの砲撃支援を受けるアル=カーイダが反撃(2020年2月6日)

イドリブ県では、SANA(2月6日付)によると、シリア軍地上部隊がサラーキブ市内に突入し、市内で地雷や爆発物の撤去作業を開始した。

これに関して、シリア人権監視団は、シリア軍地上部隊がイドリブ市内に入り、2011年の「アラブの春」は旧以来初めて同市を完全制圧したと発表した。

一方、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がイドリブ市を爆撃し、子ども2人を含む住民10人が死亡した。

また、シリア軍戦闘機がタフタナーズ市を爆撃し、子ども1人が死亡した。

両軍の爆撃は、クマイナース村、ナイラブ村一帯、サルミーン市、ムサイビーン村、サラーキブ市一帯、イドリブ市一帯、ビンニシュ市にも及んだ。

シリア軍はさらに地上部隊がイドリブ市を砲撃し、住民1人が死亡した。

これに対して、シャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる「決戦」作戦司令室は、トルコ軍の砲撃支援を受けて、ナイラブ村一帯のシリア軍に対して激しい攻撃を加えた。

ドゥラル・シャーミーヤ(2月6日付)によると、シャーム解放機構は爆弾を積んだ車で自爆攻撃を行い、シリア軍の第1防衛戦と第2防衛戦を突破することに成功したという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がハイヤーン町を爆撃し、女性1人が死亡した。

ロシア軍はまたシリア軍戦闘機とともに、ズィルバ村、ズィーターン村、ハラサ村、M5高速道路沿線を爆撃した。

シリア軍はさらに、地上部隊がアウラム・クブラー町、アナダーン市を砲撃し、アウラム・クブラー町では女性1人を含む4人が死亡、アナダーン市ではアナダーン医療センターが利用不能となった。

一方、SANA(2月6日付)によると、シリア軍がハラサ村一帯、カルアジーヤ村一帯、アナダーン市、フライターン市で活動を続けるシャーム解放機構などからなる反体制武装集団への砲撃を続けた。

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なお、シリア人権監視団によると、一連の戦闘でシリア軍兵士15人、反体制武装集団戦闘員20人が新たに死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を31件(イドリブ県7件、ラタキア県14件、アレッポ県0件、ハマー県10件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を13件(イドリブ県6件、ラタキア県14件、アレッポ県0件、ハマー県10件)確認した。

AFP, February 6, 2020、ANHA, February 6, 2020、AP, February 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 6, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 6, 2020、Reuters, February 6, 2020、SANA, February 6, 2020、SOHR, February 6, 2020、UPI, February 6, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がハサカ県北部、ラッカ県北部を砲撃し、シリア軍兵士1人死亡(2020年2月5日)

ハサカ県では、ANHA(2月5日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のタッル・タウィール村、ヒルバト・シャイール村にあるシリア軍の拠点を砲撃し、シリア軍兵士1人が死亡した。

トルコ軍と国民軍はまた、タッル・タムル町一帯に対しても砲撃を行った。

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ラッカ県では、ANHA(2月5日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のディブス村、フーシャーン村、M4高速道路沿線のサクル・レストラン一帯を砲撃した。

一方、トルコ占領下のタッル・アブヤド市で国民軍に所属するマジド軍団とシャーム戦線が衝突、シャーム戦線が密輸に関与していたマジド軍団の戦闘員多数を拘束した。

AFP, February 5, 2020、ANHA, February 5, 2020、AP, February 5, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 5, 2020、Reuters, February 5, 2020、SANA, February 5, 2020、SOHR, February 5, 2020、UPI, February 5, 2020などをもとに作成。

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シリア人権監視団はシリア軍がM5、M4高速道路が交わる県東部サラーキブ市を制圧したと発表、新興のアル=カイダ系組織のアンサール・タウヒードはこれを否定(2020年2月5日)

シリア人権監視団は、M5、M4高速道路が交わる県東部の要衝のサラーキブ市をシリア軍が制圧したと発表した。

サラーキブ市で活動を続けていた反体制武装集団がシリア軍の包囲を恐れて同市から撤退を開始、これを受け、シリア軍地上部隊が同市に突入したのだという。

ただし、同監視団は、反体制武装集団がイドリブ市内に突入したシリア軍に応戦、これを撃退したとも発表している。

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新興のアル=カーイダ系組織の一つであるアンサール・タウヒードはドゥラル・シャーミーヤ(2月5日付)の取材に応え、イドリブ県サラーキブ市から反体制派が撤退し、同地がシリア軍によって制圧されたとの一部報道を否定した。

アンサール・タウヒードの軍事筋によると、アンサール・タウヒード、「信者を煽れ」作戦司令室(フッラース・ディーン機構、アンサール・タウヒードが参加する作戦司令しれ室)、そしてシャーム解放機構に所属するアリー軍がサラーキブ市内に展開し、シリア軍に対して抵抗を続けているという。

AFP, February 5, 2020、ANHA, February 5, 2020、AP, February 5, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 5, 2020、Reuters, February 5, 2020、SANA, February 5, 2020、SOHR, February 5, 2020、UPI, February 5, 2020などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県タッル・トゥーカーン村を制圧し、同地のトルコ軍監視所を包囲(2020年2月5日)

イドリブ県では、SANA(2月5日付)によると、シリア軍がシャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる「決戦」作戦司令室との戦闘の末、県東部のタッル・トゥーカーン村、イスラーミーン村、ライヤーン村を制圧した。

これにより、シリア軍はタッル・トゥーカーン村に設置されていたトルコ軍監視所を包囲するとともに、サラーキブ市を射程圏内に収めた。

シリア人権監視団によると、シリア軍はまた、ラサーファ村、シャイフ・マンスール村、ドゥワイラ村、アーフィス村、アブー・ハッシャ村、ジャラース村を制圧した。

一方、シリア軍はヘリコプターでタフタナーズ市およびその一帯を爆撃、女児1人が死亡した。

ロシア軍戦闘機もイドリブ市一帯を爆撃し、住民3人が死亡した。

また、イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月5日付)によると、ロシア軍がアリーハー市を爆撃し、メディア活動家のアムジャド・アクタラーティー氏(通称アムジャド・アブー・ジャウド)と有事のファーディー・ラッハール氏が死亡した。

アクタラーティー氏は1989年生まれで、西側メディアに写真などを提供していた。

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アレッポ県では、SANA(2月5日付)によると、シリア軍がシャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる「決戦」作戦司令室との戦闘の末、ジャズラーヤー村、ザンマール町を制圧した。
https://www.sana.sy/wp-content/uploads/2020/02/tanker-660×330.jpg

これに対して、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団は、シリア政府支配下のアレッポ市ハムダーニーヤ地区を砲撃し、子ども1人を含む住民4人が死亡、7人が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍がアンジャーラ村を砲撃し、住民1人が死亡した。

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シリア人権監視団によると、一連の戦闘でシリア軍兵士19人、反体制武装集団戦闘員7人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を25件(イドリブ県8件、ラタキア県11件、アレッポ県0件、ハマー県6件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を15件(イドリブ県4件、ラタキア県0件、アレッポ県11件、ハマー県0件)確認した。

AFP, February 5, 2020、ANHA, February 5, 2020、AP, February 5, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 5, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 5, 2020、Reuters, February 5, 2020、SANA, February 5, 2020、SOHR, February 5, 2020、UPI, February 5, 2020などをもとに作成。

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シリア軍地上部隊はアレッポ市西部郊外に新設されたトルコ軍監視所一帯を砲撃、ハマー県に残されているトルコ軍監視所一帯から反体制派がシリア軍拠点を砲撃(2020年2月4日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がハーン・トゥーマーン村近郊のM5高速道路沿線に新たに設置されたトルコ軍開始所一帯を砲撃した。

この砲撃と前後して、トルコ軍戦闘機複数機が国境地帯に飛来したという。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シール・マガール村のトルコ軍拠点一帯に残留する反体制武装集団がジュッブ・ラムラ町一帯、サルハブ市一帯のシリア軍拠点を砲撃した。

AFP, February 4, 2020、ANHA, February 4, 2020、AP, February 4, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 4, 2020、Reuters, February 4, 2020、SANA, February 4, 2020、SOHR, February 4, 2020、UPI, February 4, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍は北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃、シリア民主軍が応戦(2020年2月4日)

アレッポ県では、ANHA(2月4日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のカシュタアール村に設置されているロシア軍の拠点を砲撃した。

砲撃による被害状況は不明。

ANHAやシリア人権監視団によると、トルコ軍と国民軍はまた、マーリキーヤ村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦、マルアナーズ村、スーガーニカ村、アキーバ村、タッル・マディーク村、シャフバー・ダム、ハルバル村、シャイフ・イーサー村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がジャラーブルス市近郊のムフスィンリー村を砲撃し、子ども1人が負傷した。

また、マンビジュ市西のサイヤード丘一帯でシリア民主軍と国民軍が交戦した。

さらに、国民軍はトゥーハール村一帯でシリア軍兵士を狙撃し、1人を殺害した。

これに対して、シリア民主軍はトルコ占領下のアフリーン市を砲撃し、住民1人が死亡した。

このほか、アフリーン解放軍団は声明を出し、3日にトルコ占領下のシャッラー村近郊のマリーミーン村、マーリア市で反体制武装集団を攻撃し、戦闘員4人を殺害したと発表した。

AFP, February 4, 2020、ANHA, February 4, 2020、AP, February 4, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 4, 2020、Reuters, February 4, 2020、SANA, February 4, 2020、SOHR, February 4, 2020、UPI, February 4, 2020などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県サラーキブ市一帯の20カ村以上を新たに制圧(2020年2月4日)

イドリブ県では、SANA(2月4日付)によると、シリア軍は、サラーキブ市一帯でシャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)との戦闘を続け、M4およびM5高速道路沿線の22カ村を新たに解放した。

マルディーフ村、タッル・マルディーフ村、トゥワイル・タウィール・ハリーブ村、バリーサ村、ハマーダート村、ウンム・シャルシューフ村、タッル・スルターン村、ミンタール村、ハシャーヒーシュ村、ラーキム丘、ラーキム村、ワスィータ丘、ワスィータ村、タウィール山、放棄された大隊基地、ムシャイリファ村、タウィール・シャイフ村、シューハ村、ラアス・アイン村、フィルドゥース丘など。

一方、シリア人権監視団も、シリア軍が反体制武装集団が撤退した20カ村を新たに制圧したと発表した。

20カ村は以下の通り:シャイフ・イドリース村、ブジュガース村、ライヤーン村、タッル・ルンマーン村、バーリーサー村、ハマーマート村、タッル・スルターン村、ウンム・シャルシューフ村、ハシャーヒーシュ村、タッル・イブラーヒーム村、タウィール山、放棄された大隊基地、バリーサ村、ワスィータ村、クワイリス村、タッル・アガル村、ムシャイリファ村、タウィール・ハリーブ村、ラーキム村、ジュダイダト・ハトラ村。

一方、SANAは、反体制武装集団がワスィータ村、ラーキム村、バリーサ村、タッル・アガル村を奪還したとの一部情報を否定した。

SANAはさらに、シリア軍筋の話として、サラーキブ市およびタッル・トゥーカーン村一帯の解放をめざすシリア軍部隊が、同地の住民の脱出を阻止し続ける武装集団に武器の引き渡し投降するよう最後通告を行ったと伝えた。

なお、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がサルミーン市およびその一帯、サラーキブ市一帯、アリーハー市、ムサイビーン村などを、シリア軍戦闘機がナイラブ村、サルミーン市を、ヘリコプターが同地一帯を爆撃した。

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アレッポ県では、SANA(2月4日付)によると、シリア軍がアレッポ市西部・南部郊外のザフラー協会地区、ラーシディーン第4地区、カースティールー地区、ライラムーン地区、ハーン・アサル村、ズィルバ村で活動を続けるシャーム解放機構などの反体制武装集団に対して重点的な砲撃を行った。

一方、ANHA(2月4日付)は、トルコ軍がアレッポ県アフリーン郡で活動する国民軍の戦闘員をシリア・ロシア軍の攻撃が続くイドリブ県やアレッポ県西部郊外への派遣を続けていると伝えた。

同サイトによると、トルコ軍はまた、アフリーン市やジンディールスなどで活動するサマルカンド大隊の戦闘員ら数十人をアレッポ市西部郊外に派遣したという。

また、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がM5高速道路沿線一帯を爆撃した。

他方、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団がシリア軍との戦闘の末、カルアジーヤ村、ハミーラ村を奪還した。

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シリア人権監視団によると、一連の戦闘でシリア軍兵士19人、反体制武装集団26人が死亡した。

これにより、1月24日以降の死者数は、シリア軍347人、「イランの民兵」の外国人戦闘員10人、反体制武装集団戦闘員368人となった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を27件(イドリブ県8件、ラタキア県12件、アレッポ県1件、ハマー県6件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を27件(イドリブ県8件、ラタキア県12件、アレッポ県1件、ハマー県6件)確認した。

AFP, February 4, 2020、ANHA, February 4, 2020、AP, February 4, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 4, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 4, 2020、Reuters, February 4, 2020、SANA, February 4, 2020、SOHR, February 4, 2020、UPI, February 4, 2020などをもとに作成。

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ヒムス製油所、エブラ・ガス工場、ライヤーン・ガス工場が何者かの砲撃を受ける(2020年2月3日)

ヒムス県では、SANA(2月4日付)が、石油鉱物資源省筋の話として伝えたところによると、ヒムス製油所、エブラ・ガス工場、ライヤーン・ガス工場が3日深夜に、何者かの砲撃を受け、火災が発生、物的被害が生じた。

AFP, February 4, 2020、ANHA, February 4, 2020、AP, February 4, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 4, 2020、Reuters, February 4, 2020、SANA, February 4, 2020、SOHR, February 4, 2020、UPI, February 4, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍はシリア政府と北・東シリア自治局が共同支配するアレッポ県北部、ラッカ県北部、ハサカ県北部を激しく砲撃(2020年2月3日)

アレッポ県では、ANHA(2月3日付)によると、トルコ軍が早朝から、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市とその近郊(シャフバー地区)のマルアナーズ村、マーリキーヤ村、アルカミーヤ村、タッル・アジャール村、カフル・アントワーン村、タナブ村、イルシャーディーヤ村、ダイル・ジャマール村、アキーバ村、バイナ村、スーガーニカ村、シャイフ・イーサー村、アイン・ダクナ村、バイルーニーヤ村、シャイフ・ヒラール村、カフル・ナースィフ村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦を複数回にわたって砲撃し、アキーバ村では住民1人が死亡した。

また、砲撃と前後して、トルコ軍の戦闘機複数機が同地上空に飛来した。

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ラッカ県では、ANHA(2月3日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアイン・イーサー市近郊のハーリディーヤ村、フーシャーン村シリア軍部隊が進駐する第93旅団基地、M4高速道路沿線一帯を砲撃した。

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ハサカ県では、ANHA(2月3日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、タッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村を砲撃した。

AFP, February 3, 2020、ANHA, February 3, 2020、AP, February 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2020、Reuters, February 3, 2020、SANA, February 3, 2020、SOHR, February 3, 2020、UPI, February 3, 2020などをもとに作成。

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シリア軍はトルコ軍の報復にもかかわらず、イドリブ県の4カ村を新たに制圧、サラーキブ市西1キロの地点でM4高速道路を寸断することに成功(2020年2月3日)

イドリブ県では、SANA(2月5日付)、シリア人権監視団によると、シリア軍は、サラーキブ市西に展開したトルコ軍を砲撃する一方、同地に対する攻撃を続け、シャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる「決戦」作戦司令室の支配下にあったジャウバース村、サーン村、タルナバ村を新たに制圧した。

シリア人権監視団によると、シリア軍はまたナイラブ村も制圧した。

シリア軍はこれによって、アレッポ市とラタキア市を結ぶM4高速道路をサラーキブ市の西1キロの地点で寸断することに成功した。

シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊の進軍を航空支援するかたちで、ロシア軍戦闘機がタフタナーズ市、タフタナーズ航空基地、サラーキブ市、サルミーン市、アリーハー市一帯、ナイラブ村、ビンニシュ市、マストゥーマ村を爆撃した。

また、シリア軍戦闘機はアリーハー市一帯、サルミーン市、サラーキブ市、ナイラブ村、タッル・スルターン村、アーフィス村、クマイナース村を爆撃、ヘリコプターもサラーキブ市およびその一帯、サルミーン市、ナイラブ村、マンタフ村、アリーハー市一帯を「樽爆弾」で爆撃した。

これに対して、シャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる「決戦」作戦司令室はナイラブ村、タルナバ村を制圧したシリア軍部隊に対して砲撃を加えた。

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アレッポ県では、SANA(2月5日付)によると、シリア軍が、シャーム解放機構などの反体制武装集団が活動を続けるアレッポ市西部・南部郊外、マンスーラ村、カフルダーイル村、アターリブ市に対して重点的に砲撃を行った。

一方、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がアターリブ市、アンジャーラ村一帯、カナーティル村、カマーリー村、アルナーズ村、カフルナーハー村およびその一帯を爆撃した。

ロシア軍の爆撃で、カフルナーハー村では国内避難民(IDPs)が乗っていた車が被弾し、子ども4人と女性3人を含む9人が、アルメニア協会(場所不明)ではIDPsの子ども2人と女性1人が、カフルナーハー村郊外では2人が死亡した。

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ラタキア県では、シリア・アラブ・テレビ(2月3日付)によると、シリア駐留ロシア軍司令部が設置されているフマイミーム航空基地に接近した無人航空機2機をシリア軍防空部隊が撃墜した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サナマイン市で軍事情報局とシリア政府との和解に応じた元反体制武装集団のメンバーが交戦した。

戦闘は、同市で先日、元メンバー1人が殺害されたことを受けたもの。

また、ムザイリーブ町で武装集団が住民1人を殺害、ダルアー市でもシリア政府との和解に応じた元反体制武装集団メンバー1人が何者かに撃たれて死亡した。

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シリア人権監視団によると、一連の戦闘でシリア軍兵士30人、反体制武装集団戦闘員34人が死亡した。

これにより、1月24日以降の戦闘での死者はシリア軍兵士328人、「イランの民兵」の外国人戦闘員10人、反体制武装集団342人となった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を35件(イドリブ県8件、ラタキア県17件、アレッポ県2件、ハマー県8件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を5件(イドリブ県0件、ラタキア県0件、アレッポ県5件、ハマー県0件)確認した。

AFP, February 3, 2020、ANHA, February 3, 2020、AP, February 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 3, 2020、Reuters, February 3, 2020、SANA, February 3, 2020、SOHR, February 3, 2020、UPI, February 3, 2020などをもとに作成。

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ロシアはトルコ側の「警告無視」がシリア軍の攻撃を招いたと指摘する一方、爆撃でシリア軍に報復したとするエルドアン大統領の発表を否定(2020年2月3日)

ラタキア県フマイミーム航空基地に設置されているロシア当事者和解調整センターは声明を出し、イドリブ県でのシリア軍によるトルコ軍部隊への砲撃に関して、ロシア軍の警告を無視してトルコ軍が進軍したことが理由だと発表した。

声明において、センターは「トルコ軍部隊が2月2日夜から3日にかけて、ロシア軍の警告を無視して、イドリブ県の緊張緩和地帯内を移動した。それゆえに、サラーキブ市西の地域でテロリストを攻撃していたシリア政府軍の発表を受け…、トルコ軍兵士多数が負傷した」としたうえで、「ロシア軍とトルコ軍司令部は衝突を回避するために絶えず連絡を取り合っており、負傷者をトルコ領内に搬送するための措置を講じた」と発表した。

また「イドリブ県の緊張緩和地帯上空では、ロシア航空宇宙軍が絶えず監視活動を行っており、トルコ軍戦闘機は当時シリアの領空を侵犯していなかった。また、シリア軍の拠点に対する爆撃も記録されてない」と付言した。

AFP, February 3, 2020、ANHA, February 3, 2020、AP, February 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2020、Reuters, February 3, 2020、SANA, February 3, 2020、SOHR, February 3, 2020、UPI, February 3, 2020などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県に増派されたトルコ軍部隊を砲撃し兵士10人以上を殺傷、トルコ軍も反撃しシリア軍兵士数十人を殺害(2020年2月3日)

トルコ国防省は声明を出し、シリア軍がイドリブ県のトルコ軍拠点複数カ所を砲撃し、兵士4人が死亡、9人が負傷したと発表した(トルコ国防省はその後、死者数が6人に増えたと発表)。

これに対して、トルコ軍は砲撃で応戦したと発表した。

なお、シリア人権監視団によると、トルコ軍側の死者は兵士7人と民間職員1人の合わせて8人。

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シリア人権監視団によると、シリア軍が狙ったのはサラーキブ市西のタルナバ村に展開していたトルコ軍部隊の拠点1カ所。

トルコ軍は2日、戦車や兵員輸送車320輌からなる部隊をイドリブ県カフルルースィーン村に違法に設置されている国境通行所から5回に分けてシリア領内に侵入させ、アレッポ市西部郊外やM4高速道路沿線に配置していた。

シリア人権監視団によると、トルコ軍はまた、3日にも、カフルルースィーン村の国境通行所を通じて、戦車や兵員輸送車など100輌からなる増援部隊をシリア領内に進入させた。

部隊は3つの車列に分けられてシリア領内に入ったという。

なお、トルコ軍が部隊を派遣したイドリブ県、アレッポ県では、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構、トルコが後援する国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる「決戦」作戦司令室がシリア・ロシア軍の激しい攻撃に晒され、後退を続けていた。

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トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はウクライナ訪問に先立ってイスタンブール国際空港で記者会見を開き、イドリブ県でシリア軍の攻撃によってトルコ軍兵士多数が死傷したことへの報復として、シリア国内各所を砲撃し、シリア軍兵士数十人を殺害したと発表した。

エルドアン大統領は「トルコ軍のF-16戦闘機複数機、さらには砲兵部隊が、シリア政府側の標的40カ所を攻撃し、政府軍兵士30~35人が無力化した」と述べた。

トルコ軍部隊は、シリア政府側の標的46カ所に対して122発の砲弾と100発の迫撃砲弾を撃ち込んだという。

エルドアン大統領はまた「トルコはイドリブ県に駐留する部隊への攻撃への報復を続ける…。シリア政府はこの手の卑劣な攻撃を通じて自らの決意を試すことになる…。自分たちが大きな過ちを犯したことを知るだろう」と付言した。

一方、ロシアに対しては「あなた方(ロシア)ではなく、(シリアの)体制が我々の対峙している当事者だ。我々は事態が複雑にならないことを願っている…。トルコ軍士官はあなた方ロシアの士官と密に連絡をとり、これに基づき作戦を継続する」と述べた。

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シリア人権監視団によると、トルコ軍の反撃で、イドリブ県でシリア軍兵士8人、ラタキア県で3人、ハマー県で2人が死亡した。

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エルドアン大統領の発表を受け、トルコ人とアラブ人の活動家がツイッターなどのSNSを通じて、ハッシュタク「#İdlip」のついた英語、アラビア語、トルコ語の書き込みを拡散し、「アサド体制への処罰」を呼びかけた。

AFP, February 3, 2020、ANHA, February 3, 2020、AP, February 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2020、Reuters, February 3, 2020、SANA, February 3, 2020、SOHR, February 3, 2020、UPI, February 3, 2020などをもとに作成。

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国民軍がトルコからの直接の指示を受けてシリア政府支配下のターディフ市一帯(アレッポ県)を攻撃したことへの対抗措置として、ロシア軍戦闘機はトルコ占領下のバーブ市を初めて爆撃(2020年2月2日)

アレッポ県では、国民軍がトルコからの直接の指示を受けて、トルコ占領下のバーブ市に面するシリア政府支配下のターディフ市一帯を攻撃したことへの対抗措置として、ロシア軍戦闘機が1日深夜から2日未明にかけてバーブ市を爆撃した。

ロシア軍戦闘機がトルコ占領地を爆撃するのはこれが初めて。

この爆撃により、バーブ市内のモスクが被弾した。

一方、アフリーン解放軍団が声明を出し、1日に北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊(シャフバー地区)のタッル・ラッハール村および同地に近いレーダー塔に対する国民軍の攻撃に応戦し、戦闘員22人を殺害、10人を負傷させたと発表した。

この戦闘で、アフリーン解放軍団の戦闘員3人も戦士したという。

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、カーミシュリー市東のジュワーディーヤ(ジール・アーガー)村近郊の下アマーラート村にトルコ軍の無人航空機1機が墜落した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がアイン・イーサー市近郊にあるシリア軍の拠点複数カ所を砲撃した。

AFP, February 2, 2020、ANHA, February 2, 2020、AP, February 2, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 2, 2020、Reuters, February 2, 2020、SANA, February 2, 2020、SOHR, February 2, 2020、UPI, February 2, 2020などをもとに作成。

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