ダーイシュがダイル・ザウル県内の北・東シリア自治局の内務治安部隊検問所前でオートバイを爆破(2019年6月2日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(6月2日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバー1人がスワル町にある北・東シリア自治局の内務治安部隊の検問所の前で爆弾を仕掛けたオートバイを爆破した。

内務治安部隊は戦闘の末、このメンバーを殺害した。

AFP, June 2, 2019、ANHA, June 2, 2019、AP, June 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 2, 2019、al-Hayat, June 3, 2019、Reuters, June 2, 2019、SANA, June 2, 2019、SOHR, June 2, 2019、UPI, June 2, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍はイドリブ県、ハマー県などへの爆撃を続けるとともに反体制派と交戦、民間人7人を含む18人が死亡(2019年6月2日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから33日目となる6月2日も、シリア・ロシア軍が爆撃を実施、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が交戦した。

シリア人権監視団によると、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より18人(民間人7人、シリア軍兵士6人、反体制武装集団戦闘員5人)増えて988人となった。

うち、327人が民間人(女性72人、子供78人を含む)、679人がシリア軍兵士(282人)および反体制武装集団戦闘員(397人)。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は106回、投下した「樽爆弾」の数は16発を記録、ロシア軍戦闘機も33回の爆撃を行った。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でハーン・シャイフーン市、フバイト村、シャイフ・ムスタファー村、フィキーア村、カルサア村、カフルラーター村、スフーフン村、トゥラムラー村、カンスフラ村一帯、マアッルシューリーン村、ブナイン村、イフスィム町、タッルアース村、マアッラト・ハルマ村、ハザーリーン村一帯、ファッティーラ村、ラカーヤー村、バーラ村に爆撃を実施した。

ロシア軍もハーン・シャイフーン市、フバイト村を爆撃した。

爆撃により、バーラ村では女性1人と子供1人を含む3人が、カフルラーター村では1人が死亡した。

また、シリア軍地上部隊の砲撃では、アルバイーン山で1人が死亡した。

一方、SANA(6月2日付)によると、シリア軍がマイダーン・ガザール村、フバイト村にあるシャーム解放機構の拠点を重点的に砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でハミーディーヤ村、ラターミナ町、カフルズィーター市、ムーリク市、シャフルナーズ村に爆撃を実施した。

ロシア軍もカフルズィーター市、ハミーディーヤ村、アミーカ村、ハウワーシュ村、ラターミナ町を爆撃した。

また、シリア軍地上部隊の砲撃では、ザカート村で1人が死亡した。

一方、SANA(6月2日付)によると、反体制武装集団がシリア政府支配下のカムハーナ町を砲撃し、住居などが被害を受けた。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団がクルド山地方のカッバーナ村一帯にあるシリア軍拠点を攻撃、交戦した。

これに対し、シリア軍はヘリコプターでカッバーナ村一帯に「樽爆弾」を投下した。

ロシア軍もカッバーナ村一帯を爆撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でICARDA地区に爆撃を実施した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を10件(ラタキア県9件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を7件(イドリブ県1件、ハマー県6件)確認した。

AFP, June 2, 2019、ANHA, June 2, 2019、AP, June 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 2, 2019、al-Hayat, June 3, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 2, 2019、Reuters, June 2, 2019、SANA, June 2, 2019、SOHR, June 2, 2019、UPI, June 2, 2019などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける反体制武装集団がアレッポ県北部でYPGに対して特殊作戦を実施(2019年6月1日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月2日付)が北部作戦司令室の「ニムル」(トラ)を名のる司令官の話として伝えたところによると、「自由シリア軍」(トルコの支援を受ける国民軍)が1日晩に、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のアイン・ダクナ村で、人民防衛隊(YPG)に対する特殊作戦を実施し、装甲車1輌と拠点3カ所を破壊、戦闘員多数を殺害した。

AFP, June 2, 2019、ANHA, June 2, 2019、AP, June 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 2, 2019、al-Hayat, June 3, 2019、Reuters, June 2, 2019、SANA, June 2, 2019、SOHR, June 2, 2019、UPI, June 2, 2019などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構はロシアの工作員とされる7人を処刑し、その写真を公開(2019年6月1日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構に近いイバー・ネット(6月1日付)は、シャーム解放機構が、ロシアの工作員だとして拘束していた7人を銃殺刑に処したと伝え、その写真を公開した。

処刑されたのは、ダーナー市(イドリブ県)細胞のリーダーとされるズハイル・カラーウィー氏、同細胞のメンバーとされるムハンマド・ヤフヤー氏、ムスタファー・ハッラージュ氏、タイスィール・ファキーフ氏ら。

7人は、5月のロシア軍によるイドリブ市一帯への空爆に乗じて、イドリブ中央刑務所を脱走していたが、その後再び捕らえられていた。

AFP, June 1, 2019、ANHA, June 1, 2019、AP, June 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 1, 2019、al-Hayat, May 2, 2019、Reuters, June 2, 2019、SANA, June 1, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, June 1, 2019、SOHR, June 1, 2019、UPI, June 1, 2019などをもとに作成。

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北・東シリア自治局支配下のラッカ市でダーイシュが連続爆破テロを敢行、3人が死亡(2019年6月1日)

ラッカ県では、ANHA(6月1日付)によると、北・東シリア自治局支配下にあるラッカ市中心街のナイーム交差点近くで午後22時頃、車に仕掛けられいた爆弾2発が相次いで爆発し、3人が死亡、16人が負傷した。

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これに関して、ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信は、「PKK(クルディスタン労働者党)のメンバー35人以上を殺傷した」と伝えた。

AFP, June 1, 2019、ANHA, June 1, 2019、AP, June 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 1, 2019、al-Hayat, May 2, 2019、Reuters, June 2, 2019、SANA, June 1, 2019、SOHR, June 1, 2019、UPI, June 1, 2019などをもとに作成。

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アレッポ県北部でトルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が北・東シリア自治局支配地域を砲撃(2019年6月1日)

アレッポ県では、ANHA(6月1日付)によると、トルコ国境に近いユーフラテス川河畔のジャラーブルス市近郊に駐留するトルコ軍が、北・東シリア自治局支配下のアイン・アラブ(コバネ)市近郊のシュユーフ・タフターニー町を砲撃した。

また、トルコの支援を受ける反体制武装集団がバーブ市東に位置するブーガーズ村にあるバーブ軍事評議会(人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属)の拠点複数カ所を攻撃した。

AFP, June 1, 2019、ANHA, June 1, 2019、AP, June 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 1, 2019、al-Hayat, May 2, 2019、Reuters, June 2, 2019、SANA, June 1, 2019、SOHR, June 1, 2019、UPI, June 1, 2019などをもとに作成。

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イドリブ県などに対するシリア・ロシア軍の攻撃は続き、民間人7人が死亡(2019年6月1日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから33日目となる6月1日も、シリア・ロシア軍が爆撃を実施、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が交戦した。

シリア人権監視団によると、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より7人(民間人7人、シリア軍兵士0人、反体制武装集団戦闘員0人)増えて988人となった。

うち、320人が民間人(女性70人、子供77人を含む)、668人がシリア軍兵士(276人)および反体制武装集団戦闘員(392人)。

シリア・ロシア軍の爆撃は54回に達した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が戦闘機でハーン・シャイフーン市、シャイフ・ダーミス村、フライフィル村を爆撃し、女性1人を含む民間人4人が死亡した。

シリア軍戦闘機はまた、ヒーシュ村、ダイル・サンバル村、カフルムース村、カンスフラ村一帯、スフーフン村、イフスィム町、トゥラムラー村、フィキーア村、カルサア村、カフル・ウワイド村、フバイト村、アリーハー市一帯、ダイル・サンバル村、アルバイーン山、シャイフ・ムスタファー村、アミーカ村を爆撃、シャフシャブー山、バスカラー村、フバイト村を機銃掃射した。

シリア軍はさらに、地上部隊がハーン・シャイフーン市をナパーム弾で砲撃し、同市一帯の農場で火災が発生、民間人15人以上が火傷を負った。

また、シリア軍は、トゥラムラー村を白リン弾で砲撃した。

一方、SANA(6月1日付)によると、シリア軍がカフル・ウワイド村、イフスィム町、ハーン・シャイフーン市、フバイト村、シャイフ・ムスタファー村一帯にあるシャーム解放機構の拠点を重点的に砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカフルズィーター市、アンカーウィー村、サイヤード村を砲撃し、サイヤード村一帯の農場で火災が発生した。

一方、SANA(6月1日付)によると、反体制武装集団が無人航空機(ドローン)を使用してジュッブ・ラムラ町一帯への攻撃を行った。

また、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団は、カルアト・マディーク町、シャトハ町を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがカッバーナ村一帯に「樽爆弾」を投下した。

ロシア軍も同地一帯を爆撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がICARDA地区、アターリブ市、バルクーム村一帯を爆撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を13件(ラタキア県12件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を16件(ハマー県)確認した。

AFP, June 1, 2019、ANHA, June 1, 2019、AP, June 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 1, 2019、al-Hayat, May 2, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 1, 2019、Reuters, June 2, 2019、SANA, June 1, 2019、SOHR, June 1, 2019、UPI, June 1, 2019などをもとに作成。

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ダーイシュがダイル・ザウル県東部のファイドダ村一帯のシリア軍と「イランの民兵」の拠点を襲撃し、同村を制圧(2019年5月31日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月1日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がマヤーディーン市近郊のファイダ村にあるシリア軍と「イランの民兵」の拠点を襲撃、同村を制圧した。

これに関して、ダーイシュに近いアアマーク通信は、ダーイシュがヒムス県スフナ市東部の砂漠地帯に位置する同地一帯のシリア軍拠点4カ所を攻撃し、兵士17人を殺害したと伝えた。

また、ダイル・ザウル24(5月31日付)によると、ズガイル・シャーミーヤ村に設置されているシリア軍の検問所が何者かの襲撃を受け、兵士複数人が死傷した。

AFP, May 31, 2019、ANHA, May 31, 2019、AP, May 31, 2019、Dayr al-Zawr 24, May 31, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 31, 2019、June 1, 2019、al-Hayat, June 1, 2019、Reuters, May 31, 2019、SANA, May 31, 2019、SOHR, May 31, 2019、UPI, May 31, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県北部で反体制武装集団と地元部族が交戦し、7人が死亡(2019年5月31日)

アレッポ県では、ANHA(5月31日付)によると、トルコの実質占領下にあるアアザーズ市内で反体制武装集団と同市の部族(ウジャイル族)の民兵が衝突し、双方合わせて7人が死亡、多数が負傷した。

AFP, May 31, 2019、ANHA, May 31, 2019、AP, May 31, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 31, 2019、al-Hayat, June 1, 2019、Reuters, May 31, 2019、SANA, May 31, 2019、SOHR, May 31, 2019、UPI, May 31, 2019などをもとに作成。

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ハマー県北部ではシャーム解放機構、国民解放戦線がシリア軍への攻撃を激化させる一方、シリア軍はトルコ軍の監視所を砲撃(2019年5月31日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから32日目となる5月31日も、シリア・ロシア軍が爆撃を実施、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が激しく交戦した。

シリア人権監視団によると、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より34人(民間人4人、シリア軍兵士7人、反体制武装集団戦闘員23人)増えて981人となった。

うち、313人が民間人(女性66人、子供77人を含む)、668人がシリア軍兵士(276人)および反体制武装集団戦闘員(392人)。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は77回、投下した「樽爆弾」の数は17発を記録、ロシア軍戦闘機も15回の爆撃を行った。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でアムキーヤ町、ハウワーシュ村、フワイジャ村、サイヤード村、カフルズィーター市、ラトミーン村に爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでアムキーヤ町、ハウワーシュ村、フワイジャ村、シャフルナーズ村、カラ・ジュルン村に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍地上部隊は、ハウワーシュ村、フワイズ村一帯を砲撃し、シャーム解放機構の戦闘員15人を殺害し、同地での戦闘で戦闘員8人を殺害した。

対するシャーム解放機構もこの戦闘でシリア軍兵士7人を殺害した。

これに関して、シャーム解放機構のアブー・ハーリド・シャーミー報道官は、トルコの支援を受ける国民解放戦線、イッザ軍とともに、フワイズ村一帯でシリア軍の拠点を襲撃し、多数の兵士を殺傷したと発表した。

また、国民解放戦線も同地奪還を目的とする軍事作戦を開始したと発表した。

一方、SANA(5月31日付)によると、反体制武装集団がシリア政府支配下のカムハーナ町を砲撃し、住居などに被害が出た。

これに対して、シリア軍はフワイジャ村、シャフルナーズ村、アンカーウィー村一帯にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃するとともに、フワイズ村方面から潜入しようとした反体制武装集団を撃破した。

このほか、ドゥラル・シャーミーヤ(5月31日付)によると、シリア軍はシール・マガール村にあるトルコ軍監視所一帯を砲撃、トルコ軍側に複数の負傷者が出た。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でサルジャ村一帯、ブナイン村灌木地帯、カフル・ウワイド村、マアッラト・ヌウマーン市一帯、ウライニバ村、ハーン・シャイフーン市一帯、カフル・ジャーリス村一帯、アイン・ラールーズ村一帯、イドリブ市西部郊外、イフスィム町、フバイト村、タッルアース村、フィキーア村に爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでハーン・シャイフーン市一帯、フバイト村に「樽爆弾」を投下した。

ロシア軍もカフルアイン、ハーン・シャイフーン市、フバイト村を爆撃した。

またシリア軍は地上部隊は、ダイル・サンバル村、イドリブ県を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を13件(アレッポ県1件、ラタキア県10件、ハマー県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を6件(イドリブ県2件、ラタキア県3件、アレッポ県1件)確認した。

AFP, May 31, 2019、ANHA, May 31, 2019、AP, May 31, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 31, 2019、al-Hayat, June 1, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 31, 2019、Reuters, May 31, 2019、SANA, May 31, 2019、SOHR, May 31, 2019、UPI, May 31, 2019などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア空爆で「意図せず死亡したとされる民間人」は2019年4月末の段階で1,302人(2019年5月31日)

有志連合CJTF-OIR(「生来の決戦作戦」統合任務部隊)は、2014年8月から2019年4月までにシリア、イラク両国領内での航空作戦に伴う民間人犠牲者発生にかかる7件の新たな報告を受け、すでに報告されている122件と併せて調査を行い、18件の調査を完了した。

調査を完了した18件のうち3件で意図せずに民間人5人が死亡したことが確認された。

111件については調査が継続される。

なお、2014年8月から2019年4月までに有志連合が実施した空爆34,503回によって、意図せず犠牲となったことが確認される民間人の数は1,302人となった。

CENTCOM, May 31, 2019をもとに作成。

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イドリブ県などに対するシリア・ロシア軍の爆撃は若干減少するも、民間人6人、反体制派戦闘員16人が犠牲に(2019年5月30日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから31日目となる5月30日も、シリア・ロシア軍が爆撃を実施、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が激しく交戦した。

シリア人権監視団によると、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より22人(民間人6人、シリア軍兵士0人、反体制武装集団戦闘員16人)増えて947人となった。

うち、309人が民間人(女性64人、子供77人を含む)、638人がシリア軍兵士(269人)および反体制武装集団戦闘員(369人)。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は61回を記録、ロシア軍戦闘機も9回の爆撃を行った。

ただし、シリア軍ヘリコプターが投下した「樽爆弾」は6発にとどまり、またシリア軍地上部隊と反体制武装集団の砲撃戦も限定的なものとなった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でウライニバ村、フバイト村、カフルルーマー村、アリーハー市、マアッラト・ヌウマーン市、ハーン・シャイフーン市、フィキーア村、カルサア村、マルイヤーン村、カフルムース村、マンタフ村、トゥラムラー村、アルバイーン山一帯、アービディーン村、ハザーリーン村への爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでトゥラムラー村に「樽爆弾」2発を投下した。

またシリア軍は地上部隊がハーン・シャイフーン市を砲撃した。

ロシア軍もフバイト村、ハーン・シャイフーン市、スフーフン村を爆撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月30日付)によると、マアッラト・ヌウマーン市に対する爆撃で、女性と子供を含む民間人5人が死亡、10人以上が負傷したという。

一方、SANA(5月30日付)によると、シリア軍がフバイト村、カルサア村、トゥラムラー村、サルジャ村一帯にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でラターミナ町、カフルズィーター市への爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでシャフルナーズ村に「樽爆弾」2発を投下した。

またシリア軍は地上部隊がザカート村、アルバイーン村を砲撃した。

一方、SANA(5月30日付)によると、反体制武装集団がシリア政府支配下のカムハーナ町を砲撃し、住民5人が負傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカッバーナ村一帯への爆撃を実施した。

またシリア軍は地上部隊が、同地一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が、ハミーラ村およびその一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(アレッポ県2件、ラタキア県7件、ハマー県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を6件(イドリブ県2件、ラタキア県2件、ハマー県2件)確認した。

AFP, May 30, 2019、ANHA, May 30, 2019、AP, May 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2019、al-Hayat, May 31, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 30, 2019、Reuters, May 30, 2019、SANA, May 30, 2019、SOHR, May 30, 2019、UPI, May 30, 2019などをもとに作成。

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ハマー県北部での戦闘に参加する元反体制派をスハイル・ハサン准将指揮下の民兵が背後から銃殺(2019年5月29日)

レバノン日刊紙『ムドン』(5月29日付)は、匿名情報筋の話として、タッル・フワーシュ村の前線で、シリア軍第5軍団に所属し、反体制武装集団との戦闘に参加していた元反体制武装集団の司令官がスハイル・ハサン准将指揮下の民兵(「トラ部隊」)によって背後から撃たれて死亡したと伝えた。

殺害されたのは、シリア政府と和解し、戦闘に参加していた「サルスール」を名のる前線司令官で、「トラ部隊」は随行していた5人にも発砲、1人が死亡、4人が負傷しハマー軍事病院に搬送されたという。

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一方、ハウラーン自由人連合は、複数の地元消息筋の話として、25日にダルアー県ダーイル町南部の学校近くで、元反体制武装集団メンバーのニダール・ハワーミダ氏が、軍事情報局のメンバーと思われるグループによって射殺されたと発表した。

ハワーミダ氏はシリア政府との和解を拒否していたという。

AFP, May 29, 2019、ANHA, May 29, 2019、AP, May 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 29, 2019、al-Hayat, May 30, 2019、al-Mudun, May 29, 2019、Reuters, May 29, 2019、SANA, May 29, 2019、SOHR, May 29, 2019、UPI, May 29, 2019などをもとに作成。

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米主導の有志連合はハサカ県で空挺作戦を敢行し、ダーイシュのメンバー15人を拘束(2019年5月29日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍特殊部隊とともに、県南部のカーナー村で空挺作戦を敢行し、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバー約15人を拘束した。

https://www.youtube.com/watch?v=WOenSmCnP9s

AFP, May 29, 2019、ANHA, May 29, 2019、AP, May 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 29, 2019、al-Hayat, May 30, 2019、Reuters, May 29, 2019、SANA, May 29, 2019、SOHR, May 29, 2019、UPI, May 29, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍がイドリブ県などへの攻撃を続け、反体制派戦闘員43人、民間人18人が死亡(2019年5月29日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから1ヶ月目となる5月29日も、シリア・ロシア軍が爆撃を実施、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が激しく交戦した。

シリア人権監視団によると、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より61人(民間人18人、シリア軍兵士0人、反体制武装集団戦闘員43人)増えて925人となった。

うち、303人が民間人(女性63人、子供72人を含む)、622人がシリア軍兵士(269人)および反体制武装集団戦闘員(353人)。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は80回、投下した「樽爆弾」の数は46発を記録、ロシア軍戦闘機も15回の爆撃を行った。

また、シリア軍地上部隊が発射した砲弾は565発以上にのぼった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でアリーハー市、シャイフ・ムスタファー村、ハーン・シャイフーン市、カンスフラ村、スフーフン村、アービディーン村、サルジャ村、カルサア村、マアッルズィーター村、ムサイビーン村一帯、ウライニバ村、タルナバ村一帯、ナキール村、カフルサジュナ村、マアッラト・ハルマ村、ラカーヤー村、ハッサーナ村、カッサービーヤ村に爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでフバイト村、バーラ村、アービディーン村、ナキール村、ウライニバ村、マアッラト・ハルマ村一帯、カフルズィーター市に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が、県南部各所を砲撃した。

ロシア軍もハーン・シャイフーン市、カフルサジュナ村、フバイト村一帯を爆撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月29日付)によると、サルジャ村に対するシリア軍の爆撃で女性5人、子供1人を含む民間人7人が死亡、バーラ村では「樽爆弾」によって子供2人を含む民間人3人が死亡した。

またフバイト村に対する爆撃で、ロシア軍は燃料気化爆弾を使用し、民間人3人が死亡したという。

一方、シャーム解放機構に近いイバー・ネット(5月29日付)によると、シャーム解放機構の治安部隊が「アサド政権」のために活動する一家3人を拘束したと伝えた。

こうしたなか、ドゥラル・シャーミーヤ(5月30日付)によると、人民抵抗連隊が、反体制派支配地域の境界地帯でシリア軍の進軍に備えるため、「汝のくにを防御せよ」と銘打った作戦を開始したと発表した。

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ハマー県では、SANA(5月29日付)によると、反体制武装集団がシリア政府支配下のカムハーナ町、シャトハ町、サルハブ市、スカイラビーヤ市を砲撃し、女性1人が死亡、7人が負傷した。

これに対して、シリア軍はイドリブ県のカフルサジュナ村、バーラ村一帯から県北部に進入・展開したシャーム解放機構に対して砲撃を加えた。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍は戦闘機でクマイナース村に爆撃を実施、地上部隊が県北部各所を砲撃した。

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ラタキア県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月29日付)によると、トルコの支援を受ける国民火砲戦線がカルア山にあるシリア軍拠点複数カ所を襲撃し、兵士多数を殺傷した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が県北部各所を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が、県西部各所を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(ラタキア県10件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を4件(ハマー県2件、アレッポ県1件、イドリブ県1件)確認した。

AFP, May 29, 2019、ANHA, May 29, 2019、AP, May 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 29, 2019、May 30, 2019、al-Hayat, May 30, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 29, 2019、Reuters, May 29, 2019、SANA, May 29, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, May 29, 2019、SOHR, May 29, 2019、UPI, May 29, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合がダイル・ザウル県で車2台を爆撃(2019年5月28日)

ダイル・ザウル県では、ザマーン・ワスル(5月28日付)などによると、米主導の有志連合がナムリーヤ村とアブー・ナイタル村間の街道で車2台に対して爆撃を行った。

AFP, May 28, 2019、ANHA, May 28, 2019、AP, May 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2019、al-Hayat, May 29, 2019、Reuters, May 28, 2019、SANA, May 28, 2019、SOHR, May 28, 2019、UPI, May 28, 2019、Zaman al-Wasl, May 28, 2019などをもとに作成。

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シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市(ハサカ県)で爆弾が爆発(2019年5月28日)

ハサカ県では、ANHA(5月28日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市のアッカーシュ交差点(通称「四叉路」)に近いサイファーン公園に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

死傷者はなかった。

AFP, May 28, 2019、ANHA, May 28, 2019、AP, May 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2019、al-Hayat, May 29, 2019、Reuters, May 28, 2019、SANA, May 28, 2019、SOHR, May 28, 2019、UPI, May 28, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県ジンディールス市で東部自由人連合とシャーム自由人イスラーム運動が交戦(2019年5月28日)

アレッポ県では、ANHA(5月28日付)によると、トルコの占領下にあるアフリーン郡ジンディールス町の市場で東部自由人連合とシャーム自由人イスラーム運動が交戦した。

一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、27日にシャッラー村近郊のフィーラート・カーディー村でシャーム戦線の拠点を攻撃、バーブ市近郊のハズワーン村近郊でシャーム自由人イスラーム運動が乗った車輌を爆破し、戦闘員4人を殺害したと発表した。

AFP, May 28, 2019、ANHA, May 28, 2019、AP, May 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2019、al-Hayat, May 29, 2019、Reuters, May 28, 2019、SANA, May 28, 2019、SOHR, May 28, 2019、UPI, May 28, 2019などをもとに作成。

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イドリブ県、アレッポ県などへのシリア軍の爆撃は続き、民間人30人が死亡、ダール・ヒクマ病院(カフルナブル市)、ラカーヤー救急医療センターが利用不要に(2019年5月28日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから29日目となる5月28日も、シリア・ロシア軍が爆撃を実施、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が激しく交戦した。

シリア人権監視団によると、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より30人(民間人30人、シリア軍兵士0人、反体制武装集団戦闘員0人)増えて864人となった。

うち、285人が民間人(女性59人、子供68人を含む)、579人がシリア軍兵士(269人)および反体制武装集団戦闘員(310人)。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は134回、投下した「樽爆弾」の数は86発を記録、ロシア軍戦闘機も19回の爆撃を行った。

また、シリア軍地上部隊が発射した砲弾は790発以上にのぼった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でフバイト村に17回、ヒーシュ村に8回、ハーン・シャイフーン市に7回、カフルナブル市、カフル・ウワイド村、シャイフ・ムスタファー村、ラカーヤー村、カルサア村、トゥラムラー村にそれぞれ5回、カッサービーヤ村、バウワービーヤ村一帯、ハーン・スブル村、イフスィム町にそれぞれ3回、マアッラト・マーティル町、サラーキブ市、ラカーヤー村、ハザーリーン村、ナキール村、カフルサジュナ村、バーブーリーン村、マアッルハッタート村、フライフィル村にそれぞれ2回の爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでフバイト村に「樽爆弾」55発、ハーン・スブル村に10発、スフーフン村、ヒーシュ村、カッサービーヤ村、カフル・アイン村に3発を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県南部各所を砲撃した。

ロシア軍もマアッラト・ヌウマーン市、フィキーア村を爆撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月28日付)によると、イフスィム町、マアッラト・マーティル町、スフーフン村、ハーン・スブル村に対するシリア軍の爆撃で子供2人と女性1人を含む5人が死亡した。

また、カフルナブル市のダール・ヒクマ病院とラカーヤー村の救急医療センターが破壊され利用不能となり、ハーン・スブル村のアブー・バクル・スィッディーク・モスクが破壊された。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカフル・ハラブ村に5回、アターリブ市およびその一帯に5回、ハーン・アサル村に3回、バスィーダー村、バシュカーティーン村、第46中隊基地(アターリブ市近郊)、ICARDA地区に2回の爆撃を実施した。

またシリア軍は地上部隊が県西部各所を砲撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月28日付)によると、シリア軍の爆撃ではカフル・ハラブ村の市場が標的となり、女性と子供を含む市民10人が死亡した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカッバーナ村に7回の爆撃を実施した。

またシリア軍は地上部隊が県北部各所を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がカフルズィーター市、サイヤード村、シャフルナーズ村を爆撃した。

またシリア軍は地上部隊が県北部各所を砲撃した。

一方、SANA(5月28日付)によると、シリア軍がムーリク市、ザカート村、アルバイーン村にあるシャーム解放機構など反体制武装集団の拠点を重点的に砲撃し、外国人を含む複数の戦闘員を殺傷した。

これに対して、反体制武装集団は、シリア政府支配下のカムハーナ町、サルハブ市を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を12件(ハマー県3件、ラタキア県9件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を13件(イドリブ県3件、アレッポ県4件、ラタキア県2件、ハマー県4件)確認した。

AFP, May 28, 2019、ANHA, May 28, 2019、AP, May 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 28, 2019、al-Hayat, May 29, 2019、Reuters, May 28, 2019、SANA, May 28, 2019、SOHR, May 28, 2019、UPI, May 28, 2019などをもとに作成。

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シャーム解放機構はイドリブ県でダーイシュ幹部を殺害(2019年5月27日)

イドリブ県では、シャーム解放機構に近いイバー・ネット(5月27日付)によると、シャーム解放機構の治安機関が県北部の支配地域でダーイシュ(イスラーム国)を要撃、イドリブ州ワーリー(ワーリー・ハワーリジュ・バクダーディー)を務めるというアブー・スライマーン・イラーキーなる人物を殺害した。

AFP, May 27, 2019、ANHA, May 27, 2019、AP, May 27, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 27, 2019、al-Hayat, May 27, 2019、Reuters, May 27, 2019、SANA, May 27, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, May 27, 2019、SOHR, May 27, 2019、UPI, May 27, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍の爆撃はイドリブ県に集中、シャーム解放機構支配下のアリーハー市では民間人6人が死亡(2019年5月27日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから28日目となる5月27日も、シリア・ロシア軍が爆撃を実施、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が激しく交戦した。

シリア人権監視団によると、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より20人(民間人19人、シリア軍兵士37人、反体制武装集団戦闘員45人)増えて834人となった。

うち、255人が民間人(女性53人、子供53人を含む)、579人がシリア軍兵士(269人)および反体制武装集団戦闘員(310人)。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は134回、投下した「樽爆弾」の数は144発を記録、ロシア軍戦闘機も8回の爆撃を行った。

また、シリア軍地上部隊が発射した砲弾は400発以上にのぼった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でフバイト村に26回、ハーン・シャイフーン市に20回、マアッラト・ハルマ村に19回、カフルナブル市に8回、シャイフ・ムスタファー村に6回、ハザーリーン村に5回、アリーハー市、イブリーン村にそれぞれ3回、バーラ村一帯、バーティンタ村、イフスィム町、カフル・ウワイド村、ナキール村、マアッルズィーター村、カルサア村、フィキーア村、スフーフン村、トゥラムラー村、カンスフラ村、マアッラト・スィーン村、マシューン村、カフルサジュナ村にそれぞれ2回の爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでマアッラト・ハルマ村に「樽爆弾」39発、フバイト村に35発、カフルサジュナ村に19発、ハーン・シャイフーン市に16発、シャイフ・ムスタファー村に11発、サルマーニーヤ村、マアッルズィーター村、ヒーシュ村、ナキール村にそれぞれ2発を投下した。

シリア軍地上部隊も県南部を砲撃した。

ロシア軍戦闘機もカルサアに4回、ナキール村、フバイト村にそれぞれ2回の爆撃を行った。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月27日付)によると、このうちアリーハー市に対する爆撃では、女性4人を含む民間人6人が死亡、12人が瓦礫の下敷きになった。

一方、SANA(5月27日付)によると、シリア軍がカフルナブル市、トゥラムラー村にあるシャーム解放機構の拠点を重点的に砲撃し、複数の戦闘員を殺傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカッバーナ村一帯に14回の爆撃を実施するとともに、ヘリコプターで同地に「樽爆弾」16発を投下した。

シリア軍地上部隊も同地を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県北部を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が県西部を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を15件(ラタキア県10件、ハマー県5件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を15件(イドリブ県2件、ハマー県13件)確認した。

AFP, May 27, 2019、ANHA, May 27, 2019、AP, May 27, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 27, 2019、al-Hayat, May 27, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 27, 2019、Reuters, May 27, 2019、SANA, May 27, 2019、SOHR, May 27, 2019、UPI, May 27, 2019などをもとに作成。

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YPGシリア民主軍所属の一個中隊が除隊を認められないことに抗議し反乱、一部が脱走(2019年5月26日)

ハーブール(5月26日付)は、ハサカ県のタッル・タムル町近郊にある兵舎で、徴兵された若者からなるシリア民主軍所属の一個中隊が反乱を起こし、一部が脱走したと伝えた。

これを受け、シリア民主軍を主導する人民防衛隊(YPG)が、脱走兵を追ってカーミシュリー市近郊のアラブ人の町・村で強制捜査を行った。

脱走兵の数は300人に上り、徴兵期間終了後も除隊を認められてないことに抗議、25日に離反を宣言していたという。

離反宣言を受けて、シリア民主軍が兵舎を包囲し、戦闘によって双方に多数の死者が出る一方、30人あまりが兵舎を脱走した。

YPGが逃亡先と思われるカーミシュリー市近郊に車輌15輌からなる追跡部隊を派遣、タッル・ブラーク町、カフターニーヤ市、ヤアルビーヤ町、ルマイラーン町で強制捜査を行い、20人以上を拘束した。

AFP, May 27, 2019、ANHA, May 27, 2019、AP, May 27, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 27, 2019、al-Hayat, May 27, 2019、al-Khabur, May 26, 2019、Reuters, May 27, 2019、SANA, May 27, 2019、SOHR, May 27, 2019、UPI, May 27, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍はイドリブ県などに対して286回の爆撃を実施、「樽爆弾」175発を投下、砲弾1,285発を撃ち込み、ハマー県北部のカフルヌブーダ町を再制圧(2019年5月26日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯第1ゾーンでは、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから27日目となる5月26日も、シリア・ロシア軍が爆撃を実施、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が激しく交戦した。

シリア人権監視団によると、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より94人(民間人12人、シリア軍兵士37人、反体制武装集団戦闘員45人)増えて814人となった。

うち、236人が民間人(女性46人、子供47人を含む)、578人がシリア軍兵士(269人)および反体制武装集団戦闘員(309人)。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は220回、投下した「樽爆弾」の数は175発を記録、ロシア軍も46回の爆撃を実施した。

また、シリア軍地上部隊が発射した砲弾は1,285発以上にのぼった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でフバイト村に42回、ハーン・シャイフーン市およびその一帯に28回、アービディーン村に10回、ナキール村に7回、ヒーシュ村に7回、カッサービーヤ村に5回、スフーフン村に5回、カフルサジュナ村、シャイフ・ムスタファー村、ウンム・ザイトゥーナ村、マアッラト・ヌウマーン市、フライフィル村、タッルアース村にそれぞれ3回の爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでフバイト村に「樽爆弾」42発を、ハーン・シャイフーン市およびその一帯に10発、ファッティーラ村に8発、カッサービーヤに8発、シャイフ・ムスタファー村に7発、ナキール村に3発、マルダム村、マアッラト・スィーンにそれぞれ2発投下した。

シリア軍地上部隊も県南部、シャフシャブー山一帯を砲撃した。

ロシア軍戦闘機もフバイト村、ハーン・シャイフーン市およびその一帯、マルダム村、ファッティーラ村、ミラージャ村、カフルムース村、バアルブー村、アルマナーヤー村、トゥラムラー村、カフルサジュナ村、シャイフ・ダーミス村に爆撃を実施した。

https://www.facebook.com/idleb.Network.News/videos/448089572425041/

ドゥラル・シャーミーヤ(5月26日付)によると、シリア軍はハーン・シャイフーン市、アービディーン村に対する爆撃で白リン弾を使用したという。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカフルヌブーダ町に79回、カフルズィーター市に3回の爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでカフルヌブーダ町に「樽爆弾」91発、カフルズィーター市に2発を投下した。

シリア軍地上部隊も県北部のガーブ平原などを砲撃、カフルヌブーダ町だけで710発以上の砲弾を撃ち込んだ。

ロシア軍戦闘機もカフルズィーター市に爆撃を実施した。

この攻撃により、SANA(5月26日付)、ANHA(5月26日付)などによると、シリア軍はカフルヌブーダ町を完全制圧し、同地から反体制武装集団を一掃した。

シリア軍は5月8日にカフルヌブーダ町を制圧していたが、その後、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構、トルキスタン・イスラーム党、イッザ軍、そしてトルコの支援を受ける国民解放戦線による反撃を受け、10日に同地の70%を喪失し、一進一退の攻防を続けていた。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(5月26日付)、反体制武装集団はカフルヌブーダ町などでシリア軍の戦車、装甲車輌などを破壊、SANAによると、シリア政府支配下のスカイラビーヤ市、ムハルダ市を砲撃し、住民2人が負傷した。

このほか、SANAによると、カルアト・マディーク町で爆発物などの撤去を続けるシリア軍が、地下20メートル、全長50メートルの地下トンネルを発見した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカッバーナ村一帯に16回の爆撃を実施した。

また地上部隊が同地一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を14件(ハマー県3件、ラタキア県11件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を10件(ハマー県8件、アレッポ県1件、ラタキア県1件)確認した。

AFP, May 26, 2019、ANHA, May 26, 2019、AP, May 26, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2019、al-Hayat, May 27, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 26, 2019、Reuters, May 26, 2019、SANA, May 26, 2019、SOHR, May 26, 2019、UPI, May 26, 2019などをもとに作成。

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ヒムス県東部でダーイシュがシリア軍の兵舎を襲撃(2019年5月25日)

ヒムス県では、ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信(5月25日付)によると、ダーイシュが県東部砂漠地帯のウワイリド・ダム近くにあるシリア軍の兵舎を襲撃し、兵士多数を殺害した。

AFP, May 25, 2019、ANHA, May 25, 2019、AP, May 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 25, 2019、al-Hayat, May 26, 2019、Reuters, May 25, 2019、SANA, May 25, 2019、SOHR, May 25, 2019、UPI, May 25, 2019などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の支配下にあるラッカ市内2カ所で爆弾が相次いで爆発(2019年5月25日)

ラッカ県では、ANHA(5月25日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるラッカ市中心街にあるマシュハダーニー病院近くと市西部のジャズラ通りに仕掛けられていた爆弾が相次いで爆発し、住民1人が負傷した。

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スプートニク・ニュース(5月26日付)によると、爆発は人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のパトロール部隊を狙ったもので、複数の隊員が死傷したという。

AFP, May 25, 2019、ANHA, May 25, 2019、AP, May 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 25, 2019、al-Hayat, May 26, 2019、Reuters, May 25, 2019、SANA, May 25, 2019、SOHR, May 25, 2019、Sputnik News, May 25, 2019、UPI, May 25, 2019などをもとに作成。

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ロシア軍はイドリブ県などへの爆撃を休止する一方、シリア軍は同地への爆撃を継続(2019年5月25日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯第1ゾーンでは、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから26日目となる5月25日も、シリア・ロシア軍が爆撃を実施、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が激しく交戦した。

シリア人権監視団によると、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より21人(民間人9人、兵士・反体制武装集団戦闘員12人)増えて720人となった。

うち、224人が民間人(女性43人、子供46人を含む)、496人がシリア軍兵士(232人)および反体制武装集団戦闘員(264人)。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は93回、投下した「樽爆弾」の数は102発を記録した。

また、シリア軍地上部隊が発射した砲弾は550発以上にのぼった。

ロシア軍による爆撃は確認されなかった。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機で、カフルズィーター市に18回、ラターミナ町、カフルヌブーダ町にそれぞれ3回、サイヤード村、ムーリク市にそれぞれ2回の爆撃を実施する一方、ヘリコプターでカフルヌブーダ町に「樽爆弾」22発を投下した。

シリア軍はまた地上部隊が、ガーブ平原のタマース村一帯を砲撃した。

一方、SANA(5月25日付)によると、反体制武装集団がシリア政府支配下のスカイラビーヤ市の住宅街を砲撃した。

これに対し、シリア軍はラターミナ町、カフルズィーター市にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でフバイト村に13回、ハーン・シャイフーン市およびその一帯に12回、バーラ村に5回、イドリブ市に4回、トゥラムラー村に4回、カンスフラ村およびその一帯で4回、ヒーシュ村、カフルナブル市、アービディーン村、マアッラト・ハルマ村にそれぞれ3回、ジャバーラー村、アルマナーヤー村、イフスィム町、ハーッス村、バーティンタ村、カフル・ウワイド村にそれぞれ2回の爆撃を実施する一方、ヘリコプターでフバイト村に「樽爆弾」41発、タッルアース村に5発、ラカーヤー村に4発、アービディーン村に4発、ラターミナ町、マダーヤー村、ダービヤ村、カッサービーヤ村、ハーン・シャイフーン市一帯、ウライニバ村、カフルサジュナ村、シャイフ・ダーミス村、マガッル・ヒンタ村、ハーッス村にそれぞれ2発を投下した。

シリア軍はまた地上部隊が、シャフシャブー山一帯を砲撃した。

一方、SANA(5月25日付)によると、シリア軍がフバイト村にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヘリコプターでカッバーナ村一帯に「樽爆弾」5発を投下した。

シリア軍はまた地上部隊が、カッバーナ村一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア軍はまた地上部隊が県西部郊外を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を14件(ハマー県3件、ラタキア県11件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を6件(アレッポ県1件、ハマー県5件)確認した。

AFP, May 25, 2019、ANHA, May 25, 2019、AP, May 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 25, 2019、al-Hayat, May 26, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 25, 2019、Reuters, May 25, 2019、SANA, May 25, 2019、SOHR, May 25, 2019、UPI, May 25, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍はフワイズ村(ハマー県)の反体制派野戦病院で防毒マスクを押収、ホワイト・ヘルメットのセンターを発見(2019年5月24日)

ハマー県では、SANA(5月24日付)によると、フワイズ村を制圧したシリア軍部隊が、反体制武装集団の野戦病院で防毒マスクと大量の医薬品を押収するとともに、ホワイト・ヘルメットのセンターを発見、彼らが武装集団と行動を共にしていることが改めて確認された。

シリア軍部隊は、反体制武装集団の拠点で、「自由人の盾」を名のる組織のメンバーに関するデータを押収したという・

https://youtu.be/URWm9sjG138


AFP, May 24, 2019、ANHA, May 24, 2019、AP, May 24, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2019、al-Hayat, May 25, 2019、Reuters, May 24, 2019、SANA, May 24, 2019、SOHR, May 24, 2019、UPI, May 24, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構支配下のシリア北西部にシリア・ロシア軍が100回以上の爆撃を実施、「樽爆弾」67発を投下、砲弾680発以上を撃ち込む(2019年5月24日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯第1ゾーンでは、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから25日目となる5月24日も、シリア・ロシア軍が爆撃を実施、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が激しく交戦した。

シリア人権監視団によると、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より27人(民間人3人、兵士・反体制武装集団戦闘員24人)増えて699人となった。

うち、215人が民間人(女性43人、子供43人を含む)、484人がシリア軍兵士(225人)および反体制武装集団戦闘員(259人)。

なお、ノールス研究センター(5月24日付)によると、シリア軍側の死者は302人。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は66回、投下した「樽爆弾」の数は67発を記録、ロシア軍戦闘機も41回の爆撃を行った。

また、シリア軍地上部隊が発射した砲弾は680発以上にのぼった。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月24日付)によると、シリア・ロシア軍の攻撃を受けて、シャーム解放機構が自治を委託しているシリア救国内閣の宗教関係省は、金曜日の集団礼拝を中止したという。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でフバイト村に9回、ハーン・シャイフーン市およびその一帯に7回、カフルナブル市に4回、ハーッス村に4回、ムサイビーン丘およびその一帯、ヒーシュ村、スィフヤーン村、タフタナーズ航空基地、バザーブール村一帯にそれぞれ3回、サルジャ村、タッル・スルターン村、アービディーン村、サラーキブ市近郊の国際幹線道路にそれぞれ2回の爆撃を実施する一方、ヘリコプターでハーン・シャイフーン市およびその一帯に「樽爆弾」67発、フバイト村に8発、アルバイーン山に4発、ムーリク市に3発、ヒーシュ村、マアッラト・ハルマ村、ハーッス村、カフルナブル市、カッサービーヤ村、ウンム・ザイトゥーナ村、マダーヤー村にそれぞれ2発を投下した。

シリア軍はまた地上部隊が、シャフシャブー山一帯、県南部一帯を砲撃した。

ロシア軍戦闘機もフバイト村に7回、カフル・ウワイド村、ハウワーシュ村にそれぞれ2回の爆撃を実施した。

一方、SANA(5月24日付)によると、シリア軍がハーン・シャウフーン市、フバイト村、アービディーン村灌木地帯でシャーム解放機構の拠点、ハーッス村一帯、カフルナブル市一帯の兵站路に対して重点的に砲撃を行った。

こうしたなか、ドゥラル・シャーミーヤ(5月24日付)によると、トルコ軍部隊がイドリブ県のヒルバト・ジャウズ村に設置された通行所を経由してシリアに入り、シール・マガール村にある監視所に向かった。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカフルヌブーダ町に8回カフルズィーター市に2回の爆撃を実施する一方、ヘリコプターでカフルヌブーダ町に「樽爆弾」12発、ラターミナ町に10発、カフルズィーター市に2発を投下した。

シリア軍はまた地上部隊が、ガーブ平原一帯を砲撃した。

ロシア軍戦闘機もラターミナ町に12回、カフルヌブーダ町に7回、アムキーヤ町に5回、アンカーウィー村に4回、カルクール村に2回の爆撃を実施した。

これに対して、反体制武装集団は、ムガイル村一帯のシリア軍に向かって砲撃した。

一方、SANA(5月24日付)によると、シリア軍がカストゥーン村、ムガイル村、カフルヌブーダ町一帯、サイヤード村でシャーム解放機構と交戦、これを殲滅した。

他方、トルコの支援を受ける国民解放戦線はブライディージュ村のシリア軍検問所をグラッド地対地ミサイルで攻撃したと発表した。

国民解放戦線はまた、タッル・フワーシュ村でシリア軍戦車を撃破したと発表した。

イッザ軍もムガイル村でシリア軍の連装ロケット弾発射機を破壊したと発表した。

シャーム解放機構もカフルヌブーダ町でシリア軍兵士3人を殺害したと発表した。

さらに、ドゥラル・シャーミーヤ(5月24日付)によると、シャーム解放機構はシリア軍兵士に投降を呼びかけるビラを散布したと伝え、その画像を掲載した。

このほか、イバー・ネット(5月24日付)によると、シャーム解放機構はハマー市近郊のハマー航空基地を自作の地対地ロケット弾で攻撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカッバーナ村一帯に12回の爆撃を実施する一方、ヘリコプターでカッバーナ村一帯に「樽爆弾」12発を投下した。

シリア軍はまた地上部隊がクルド山一帯を砲撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(5月24日付)によると、反体制武装集団はクバイナ丘一帯に進攻使用としたシリア軍を撃退し、複数の兵士を殺害した。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月24日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市北のマアッルスィッタ村にあるシリア軍拠点複数カ所を襲撃し、兵士4人を殺害した。

これに対して、シリア軍は反体制派支配下のバヤーヌーン町を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を14件(ハマー県3件、ラタキア県11件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を15件(イドリブ県1件、ハマー県14件)確認した。

AFP, May 24, 2019、ANHA, May 24, 2019、AP, May 24, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2019、al-Hayat, May 25, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 24, 2019、Nors for Studies, May 24, 2019、Reuters, May 24, 2019、SANA, May 24, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, May 24, 2019、SOHR, May 24, 2019、UPI, May 24, 2019などをもとに作成。

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シャーム解放機構はイドリブ市でダーイシュ摘発に向け厳戒態勢を敷く(2019年5月23日)

イドリブ県では、シャーム解放機構に近いイバー・ネット(5月24日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア・ロシア軍の攻撃に乗じて破壊工作を計画しているとの情報を受けて、シャーム解放機構の治安機関がイドリブ市内で厳戒態勢を敷き、住民に協力を呼びかけた。

AFP, May 23, 2019、ANHA, May 23, 2019、AP, May 23, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2019、al-Hayat, May 23, 2019、Reuters, May 23, 2019、SANA, May 23, 2019、SOHR, May 23, 2019、UPI, May 23, 2019などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の支配下にあるタッル・タムル町の入口でオートバイに乗った男が自爆(2019年5月23日)

ハサカ県では、ANHA(5月23日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるタッル・タムル町の入口でオートバイに乗った男が自爆した。

住民が町に入るのを阻止したために、死傷者はなかったという。

AFP, May 23, 2019、ANHA, May 23, 2019、AP, May 23, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2019、al-Hayat, May 24, 2019、Reuters, May 23, 2019、SANA, May 23, 2019、SOHR, May 23, 2019、UPI, May 23, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.