ロシア・シリア軍がイドリブ県、ハマー県を激しく爆撃、シャーム解放機構はザーラ火力発電所をドローンで爆撃(2019年5月23日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯第1ゾーンでは、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから24日目となる5月23日も、シリア・ロシア軍が爆撃を実施、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が激しく交戦した。

シリア人権監視団によると、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より42人(民間人8人、兵士・反体制武装集団戦闘員34人)増えて672人となった。

うち、212人が民間人(女性43人、子供41人を含む)、460人がシリア軍兵士(215人)および反体制武装集団戦闘員(245人)。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は74回、投下した「樽爆弾」の数は80発を記録、ロシア軍戦闘機も52回の爆撃を行った。

一連の攻撃で、反体制派支配地域の病院と医療センター8カ所が利用不能となった。

利用不能となったのはイドリブ県カフル・ウワイド村のカイワーン病院、カフルナブル市の聖ミリヤム病院とオリエント病院、ハーッス村のナブド・ハヤート病院、フバイト村の医療センター、ハマー県カルアト・マディーク町の第111病院、ラターミナ町のマガーラ病院、カフルヌブーダ町の医療センター。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がフバイト村に13回、トゥラムラー村に3回、ハザーリーン村に3回、ハーッス村一帯に3回、アービディーン村に4回、カフル・アイン村、カッサービーヤ村、マガッル・ハマーム村、カフルサジュナ村にそれぞれ2回の爆撃を行った。

シリア軍も戦闘機がマアッラト・ハルマ村に7回、ハザーリーン村に4回、マアッラト・スィーン村に4回、タフタナーズ航空基地に4回、カフル・ウワイド村に4回、マアッル・ハンタ村、カフルルーマー村、ウライニバ村、バアルブー村、ラカーヤー村、カフルサジュナ村、ヒーシュ村、トゥラムラー村、ジャバーラー村、マアッラト・ヌウマーン市一帯の灌木地帯、ハーン・シャイフーン市およびその一帯、スフーフン村にそれぞれ2回の爆撃を行う一方も、ヘリコプターがフバイト村に「樽爆弾」16発、カッサービーヤ村灌木地帯に11発、トゥラムラー村に7発、ナキール村、アービディーン村、マガッル・ヒンタ村、ハザーリーン村、ウライニバ村にそれぞれ2発を投下した。

一方、SANA(5月23日付)によると、シリア軍がフバイト村からハマー県のカフルヌブーダ町の間を移動するシャーム解放機構に対して集中的に攻撃を加え、複数の戦闘員を殺傷、武器装備を破壊した。

これに対し、シャーム解放機構に近いイバー・ネット(5月23日付)は、カフルヌブーダ町の戦闘で、シリア軍が「集団逃亡」したと伝え、シャーム解放機構から入手したとする現地の映像を公開した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がカフルヌブーダ町およびその一帯に14回、カフルズィーター市に2回の爆撃を行った。

シリア軍も戦闘機がカフルヌブーダ町に10回の爆撃を行う一方、ヘリコプターがカフルヌブーダ町に「樽爆弾」16発、ラターミナ町に2発を投下した。

一方、ロシア外務省の声明によると、シャーム解放機構が無人航空機(ドローン)でザーラ火力発電所一帯を爆撃した。

ドローンは5発の爆弾を投下したが、物的被害はなかったという。

また、SANA(5月23日付)によると、シリア軍がタッル・フワーシュ村一帯を砲撃した。

これに対して、トルコの支援を受ける国民解放戦線は、タッル・フワーシュ村北部でシリア軍の拠点や戦車を破壊したと発表し、その映像を公開した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍の戦闘機がカッバーナ村に7回の爆撃を行う一方が、ヘリコプターが同地に「樽爆弾」14発を投下した。

一方、ロシア外務省の声明によると、イドリブ県の緊張緩和地帯で活動を続ける反体制武装集団が、シリア駐留ロシア軍司令部のあるフマイミーム航空基地に向けてロケット弾4発を発射、ロシア軍がこれを迎撃、4発すべてを撃破した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(ラタキア県10件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を9件(ハマー県)確認した。

AFP, May 23, 2019、ANHA, May 23, 2019、AP, May 23, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2019、al-Hayat, May 24, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 23, 2019、Reuters, May 23, 2019、SANA, May 23, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, May 23, 2019、SOHR, May 23, 2019、UPI, May 23, 2019などをもとに作成。

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ロシア国防省は反体制派がフマイミーム航空基地を砲撃したと発表(2019年5月22日)

ロシア国防省は声明を出し、イドリブ県の緊張緩和地帯で活動する「テロリスト」がラタキア県のフマイミーム航空基地に向けてロケット弾8発を発射、ロシア軍がこれを撃破したと発表した。

AFP, May 22, 2019、ANHA, May 22, 2019、AP, May 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2019、al-Hayat, May 23, 2019、Reuters, May 22, 2019、SANA, May 22, 2019、SOHR, May 22, 2019、UPI, May 22, 2019などをもとに作成。

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シリア軍がカフルヌブーダ町(ハマー県)で反体制武装集団戦闘員30人以上殲滅する一方、マアッラト・ヌウマーン市(イドリブ県)を爆撃、民間人12人が死亡(2019年5月22日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯第1ゾーンでは、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから23日目となる5月22日、シリア・ロシア軍が爆撃を実施、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が激しく交戦した。

シリア人権監視団によると、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より114人(民間人23人、兵士・反体制武装集団戦闘員91人)増えて630人となった。

うち、204人が民間人(女性41人、子供39人を含む)、390人がシリア軍兵士および反体制武装集団戦闘員。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は80回、投下した「樽爆弾」の数は57発を記録、ロシア軍戦闘機も爆撃を行った。
また、シリア軍地上部隊が発射した砲弾は530発以上にのぼった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でフバイト村に5回、ハーン・シャイフーン市およびその一帯に5回、サラーキブ市に4回、マアッラト・ハルマ村とその一帯に3回、カフルサジュナ村に3回、ジスル・シュグール市、アービディーン村、スフーフン村、バーラ村、イシュタブリク村、シャイフ・ムスタファー村、アイン・ラールーズ村一帯、マガッル・ハマーム村、アリーハー市、カフルルーマー村一帯、アミーカ村、トゥラムラー村にそれぞれ2回の爆撃を行う一方、ヘリコプターがフバイト村に「樽爆弾」12発、アービディーン村、バアルブー村、スフーフン村にそれぞれ2発を投下した。

ロシア軍もマアッラト・ヌウマーン市に対して爆撃を行った。

シリア軍はまた、地上部隊がハーン・シャイフーン市、マアッラト・マーティル村、マアッラト・ハルマ村、アルマナーヤー村、ダイル・サンバル村を砲撃した。

同監視団によると、シリア軍戦闘機によるマアッラト・ヌウマーン市への爆撃で子供1人を含む民間人12人が、サラーキブ市への爆撃で民間人5人が、ジスル・シュグール市への爆撃で子供1人が、マアッラト・ハルマ村への爆撃で民間人2人が、シリア軍ヘリコプターによるスフーフン村への「樽爆弾」での爆撃で民間人1人が死亡した。

一方、SANA(5月22日付)によると、シリア軍がシリア政府支配下の県北部への攻撃を続けるシャーム解放機構などの反体制武装集団と交戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカフルヌブーダ町およびシャフシャブー山一帯に30回、ムーリク市、シール・マガール村、ハウワーシュ村にそれぞれ2回の爆撃を行う一方、ヘリコプターがカフルヌブーダ町とその一帯(シャフシャブー山一帯)に「樽爆弾」27発、アンカーウィー村、フワイジャ村にそれぞれ3発、マイダーン・ガザール村に2発を投下した。

シリア軍はまた地上部隊がカフルズィーター市、ラターミナ町、アルバイーン村、ザカート村、シャフルナーズ村、サフリーヤ村、マイダーン・ガザール村、フワイジャ村、アンカーウィー村、ザクーム村を砲撃、反体制武装集団もスカイラビーヤ市各所を砲撃した。

同監視団によると、シリア軍戦闘機によるハウワーシュ村への爆撃で民間人1人が死亡した。

また、カフルヌブーダ町では、シリア軍が敷設した地雷の爆発により、イッザ軍などの反体制武装集団の戦闘員17人が死亡した。

さらにシャフシャブー山に面するガーブ平原、カフルヌブーダ町などでのシリア軍との戦闘で反体制武装集団の戦闘員18人が死亡した。

戦闘ではシリア軍側も15人が死亡した。

一方、SANA(5月22日付)によると、シリア軍がシリア政府支配下の県北部への攻撃を続けるシャーム解放機構などの反体制武装集団と交戦した。

他方、イッザ軍司令官のムスタバー・バックール大佐はドゥラル・シャーミーヤ(5月22日付)に対して、カフルヌブーダ町内の複数拠点を解放することに成功し、シリア軍戦車、装甲車などを破壊したと主張した。

国民解放戦線報道官のムスタファー・ナージー大尉も、ドゥラル・シャーミーヤ(5月22日付)に対して、カフルヌブーダ町での戦闘でシリア軍戦車複数輌を破壊したと主張した。

シャーム解放機構も同地でシリア軍装甲車を破壊したと主張している。

なお、シャーム解放機構は、カフルヌブーダ町を制圧したと発表したが、ロシア国防省はこれをただちに否定した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカッバーナ村に2回の爆撃を行う一方、ヘリコプターも同地に「樽爆弾」4発を投下した。

また、同地ではシリア軍と反体制武装集団が交戦、シリア軍兵士4人が死亡した。

シャーム解放機構に近いイバー・ネット(5月22日付)によると、シリア軍はカッバーナ村近郊のクナイバ丘の攻略を試みたが、シャーム解放機構が撃退、多数の兵士を殺傷したという。

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アレッポ県、シリア人権監視団によると、シリア軍がダクマーク村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を18件(アレッポ県1件、ラタキア県11件、ハマー県6件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を12件(アレッポ県1件、ラタキア県2件、ハマー県9件)確認した。

AFP, May 22, 2019、ANHA, May 22, 2019、AP, May 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2019、al-Hayat, May 23, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 22, 2019、Reuters, May 22, 2019、SANA, May 22, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, May 22, 2019、SOHR, May 22, 2019、UPI, May 22, 2019などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける反体制武装集団がアレッポ県北部でバーブ軍事評議会の拠点を砲撃(2019年5月22日)

アレッポ県では、ANHA(5月22日付)によると、トルコの支援を受ける反体制武装集団が、バーブ市近郊のウーラーシュリーヤ村にあるバーブ軍事評議会(人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属)の拠点を重火器・中火器で攻撃、バーブ軍事評議会がただちに応戦、武装集団と交戦した。

AFP, May 22, 2019、ANHA, May 22, 2019、AP, May 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2019、al-Hayat, May 23, 2019、Reuters, May 22, 2019、SANA, May 22, 2019、SOHR, May 22, 2019、UPI, May 22, 2019などをもとに作成。

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アフリーン解放軍団はトルコ占領下のアレッポ県北西部で反体制武装集団戦闘員9人を殺害(2019年5月21日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、トルコの実質占領下にあるアフリーン郡シャッラー村近郊のマシュアラ村で19日、反体制武装集団と交戦し、戦闘員8人を殺害、また20日にシーラーワー町近郊のバースータ村で東部自由人連合の拠点を爆破し、戦闘員1人を殺害したと発表した。

ANHA(5月21日付)が伝えた。

AFP, May 21, 2019、ANHA, May 21, 2019、AP, May 21, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2019、al-Hayat, May 22, 2019、Reuters, May 21, 2019、SANA, May 21, 2019、SOHR, May 21, 2019、UPI, May 21, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍はイドリブ県などへの爆撃を再開、シリアのアル=カーイダとトルコの支援を受ける反体制派はハマー県北部で大規模攻撃(2019年5月21日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯第1ゾーンでは、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから22日目となる5月21日、シリア・ロシア軍の爆撃が再開され、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の戦闘も続いた。

シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機による爆撃回数は26回、投下した「樽爆弾」の数は14発を記録、ロシア軍戦闘機も8回の爆撃を行った。

また、シリア軍地上部隊が発射した砲弾は400発以上にのぼった。

これにより、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より6人(民間人0人、兵士・反体制武装集団戦闘員6人)増えて516人となった。

うち、180人が民間人(女性41人、子供38人を含む)、336人がシリア軍兵士および反体制武装集団戦闘員。

一方、クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)に近いANHA(5月21日付)は、複数の活動家の話として、トルコ軍がシャーム解放機構を教練するために緊張緩和地帯第1ゾーンに設置されているイドリブ県に増援部隊を派遣したと伝えた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がサフリーヤ村を2回爆撃した。

また地上部隊が、カフルズィーター市、ラターミナ町、ザカート村、シャフルナーズ村、サフリーヤ村、マイダーン・ガザール村、フワイジャ村を砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団はスカイラビーヤ市一帯を砲撃した。

両者は、カフルヌブーダ町一帯、ムガイル村、ハミーラート村、タッル・フワーシュ村、フワイズ村で、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団で激しく交戦した。

これに関して、ドゥラル・シャーミーヤ(5月21日付)などは、シャーム解放機構とトルコの支援を受ける国民解放戦線が、5月8日にシリア軍によって制圧されたカフルヌブーダ町に対して大規模攻撃を行ったと伝えた。

攻撃では、シャーム解放機構が爆弾を積んだ車を特攻させ、シリア軍兵士多数を殺傷し、タッル・フワーシュ村、ハミーラート村などを奪還したという。

ただし、RT(5月21日付)によると、シリア軍はこの攻撃を撃破したという。

一方、SANA(5月21日付)によると、シリア軍がシャフシャブー山(イドリブ県)に面するガーブ平原のサフリーヤ村、カルーティーヤ村を通るシャーム解放機構の兵站戦を砲撃した。

このほか、国民解放戦線はジューリーン村にあるシリア軍の基地を砲撃したと発表した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がフバイト村を8回、ハーン・シャイフーン市を6回、ウライニバ村、アービディーン村、ヒーシュ村、ナキール村をそれぞれ2回爆撃し、ヘリコプターがアービディーン村、フバイト村、カッサービーヤ村に「樽爆弾」をそれぞれ4発、マガッル・ハマーム村に2発を投下した。

ロシア軍戦闘機もカッサービーヤ村、マガッル・ハマーム村をそれぞれ2回爆撃した。

シリア軍地上部隊はさらに、ハーン・シャイフーン市やダイル・サンバル村を砲撃した。

一方、SANA(5月21日付)によると、シリア軍がバアルブー村、アービディーン村、フバイト村にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃、これを破壊した。

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アレッポ県では、SANA(5月21日付)によると、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が、アレッポ市のマサーキン・サビール地区、シャイハーン交差点地区に着弾し、住民6人が負傷した。

これに対して、シリア軍は直ちにアレッポ市南部郊外の砲撃地点を砲撃し、反体制武装集団の戦闘員複数人を負傷させたという。

ANHA(5月21日付)によると、砲撃を行ったのはシャーム解放機構。

一方、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がアレッポ市ラーシディーン地区、ICARDA地区をそれぞれ2回爆撃した。

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ラタキア県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月21日付)によると、シャーム解放機構がクルド山地方のクナイカ丘一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(アレッポ県1件、ラタキア県8件、ハマー県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を19件(アレッポ県6件、イドリブ県4件、ラタキア県2件、ハマー県7件)確認した。

AFP, May 21, 2019、ANHA, May 21, 2019、AP, May 21, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2019、al-Hayat, May 22, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 21, 2019、Reuters, May 21, 2019、RT, May 21, 2019、SANA, May 21, 2019、SOHR, May 21, 2019、UPI, May 21, 2019などをもとに作成。

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ダーイシュは5月に入ってYPG主体のシリア民主軍の戦闘員161人を殺害したと発表(2019年5月20日)

ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信(5月20日付)は、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との戦闘の成果を図示したインフォグラフィアを公開、5月1日から16日までの期間に、ダイル・ザウル県、ハサカ県、ラッカ県、アレ歩県で合計64回の攻撃を実施、戦闘員161人を殺害、車輌43台を破壊したと伝えた。

AFP, May 20, 2019、ANHA, May 20, 2019、AP, May 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2019、al-Hayat, May 21, 2019、Reuters, May 20, 2019、SANA, May 20, 2019、SOHR, May 21, 2019、UPI, May 20, 2019などをもとに作成。

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イドリブ県などに対するシリア・ロシア軍の爆撃が再び止み、シリア軍の砲撃も限定的に(2019年5月20日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯第1ゾーンでは、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから21日目となる5月20日、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の戦闘は続いたが、シリア・ロシア軍は爆撃を中断、シリア軍による砲撃も限定的なものに留まった。

シリア人権監視団によると、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より18人(民間人7人、反体制武装集団戦闘員7人、シリア軍兵士4人)増えて510人となった。

うち、180人が民間人(女性41人、子供38人を含む)、330人がシリア軍兵士および反体制武装集団戦闘員。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍および親政権民兵とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団がカッバーナ村一帯で交戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍および親政権民兵とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団がサフル丘、カラ・ジュルン村、マイダーン・ガザール村、カフルヌブーダ町、ハマーミーヤート村で交戦した。

シリア軍はまた、ラターミナ町、サイヤード村、カフルズィーター市、アルバイーン村に対して砲撃を行った。

一方、SANA(5月20日付)によると、シリア軍がハマーミーヤート村一帯でシャーム解放機構と交戦し、複数の戦闘員を殺傷した。

シリア軍はまた、アルバイーン村、ザカート村、ハスラーヤー村、ラターミナ町にある反体制武装集団の拠点を砲撃した。

他方、ドゥラル・シャーミーヤ(5月20日付)によると、シャーム解放機構がハマーミーヤート村の入口に設置されているシリア軍の拠点複数カ所を攻撃し、兵士9人を殺害した。

また、国民解放戦線は、ブワイダ村一帯に進軍しようとした第5軍団を撃退したと発表した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍および親政権民兵とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団がカッサービーヤ村、トゥラムラー村、フライフィル村、フバイト村、カフル・ウワイド村、アミーカ村、バアルブー村で交戦した。

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アレッポ県では、ANHA(5月20日付)によると、シャーム解放機構がイフタール直前にアレッポ市を砲撃、砲弾11発がハーリディーヤ地区に着弾し、住民多数が負傷した。

砲弾はまた、ナイル通り地区などにも着弾した。

一方、アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍および親政権民兵とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団がアレッポ市ラーシディーン地区で交戦した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(ラタキア県7件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を5件(ハマー県2件、アレッポ県2件、イドリブ県1件)確認した。

AFP, May 20, 2019、ANHA, May 20, 2019、AP, May 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2019、al-Hayat, May 21, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 20, 2019、Reuters, May 20, 2019、SANA, May 20, 2019、SOHR, May 21, 2019、UPI, May 20, 2019などをもとに作成。

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ダルアー県サナマイン市へのシリア軍の封鎖が続くなか、何者かが治安機関本部を砲撃(2019年5月19日)

ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月20日付)によると、サナマイン市にある治安機関の本部に対して何者かがRPG弾を発射した。

事件は、シリア軍がサナマイン市で15日に拘束した3人(反体制武装集団の司令官だったワリード・ザフラ氏の兄弟マジュディー・ザフラ氏とアギード・ザフラ氏、そしてアブー・サーリフを名のる人物)のうちの1人(アギード氏)が拷問で死亡したとの情報が流れたことを受けたもの。

3人の拘束に対して住民が反発し、シリア軍兵士2人が死亡する騒ぎとなるなど、サナマイン市は緊張状態が続いており、シリア軍が同地を封鎖している。

AFP, May 20, 2019、ANHA, May 20, 2019、AP, May 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2019、al-Hayat, May 21, 2019、Reuters, May 20, 2019、SANA, May 20, 2019、SOHR, May 21, 2019、UPI, May 20, 2019などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダに近いイバー通信がラタキア県でシリア軍が塩素ガス攻撃を行ったと主張、シリア軍はこれを否定(2019年5月19日)

ラタキア県では、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構に近いイバー・ネット(5月19日付)は、シリア軍が早朝、県北部のクルド山地方カッバーナ村近郊のクバイナ丘を塩素ガスを装填した砲弾で攻撃したと伝えた。

イバー・ネットは「ラタキア県北部クルド山のクバイナ丘に対する犯罪者政権と占領者ロシアの民兵による数十回にわたる攻撃の試みが失敗し、同地で戦うジハード戦士が伝説とも言える不屈の抵抗を続けるなか、ヌサイリー軍は塩素ガスで同地を砲撃している」としたうえで、「シリア軍は19日早朝、クバイナ丘への進軍に失敗したことを受け、同地の戦士たちの拠点複数カ所に対して有毒塩素を装填したロケット弾3発で攻撃を行った」と伝えた。

同サイトの特派員によると、この砲撃で反体制派側に死傷者は出なかったが、シリア軍は同地への攻撃を続けているという。

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イバー・ネットの報道は、反体制派系のイナブ・バラディー、ザマーン・ワスル、SNN、ドゥラル・シャーミーヤなどによって拡散された。

また、ベルギーで活動する反体制派系NGOの「シリア化学兵器違反記録センター」(CVDCS)も声明を出し、クナイバ丘が有毒ガスを装填したロケット弾3発の攻撃を受けたとしたうえで、複数の目撃者の証言として、砲弾が爆発すると、黄色の煙が上がり、塩素のような刺激臭がしたと発表した。

また、同センターの声明によると、この攻撃後に負傷者4人の治療にあたった医師も、目の充血や呼吸困難といった症状を発症していたと証言しているという。

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これに対して、シリア軍武装部隊総司令部は、ラタキア県カッバーナ村でシリア軍が化学兵器を使用したとの情報が「捏造された虚偽の報道であり、事実無根」だと否定した。

シリア軍筋は、SANA(5月19日付)に対して、「敗北を喫した後にしてきたように、テロ集団とその配下にある一部メディアは、シリア・アラブ軍がカッバーナ村で化学兵器を使用したとする捏造されたウソのニュースを拡散した…。こうした報道の一切を否定するとともに…、テロとの戦いに邁進すると強調したい」と述べた。

ロシア外務省高官筋もこの情報を否定した。

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なお、シリア人権監視団によると、ラタキア県では、シリア軍がカッバーナ村およびクルド山一帯を砲撃した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(5月19日付)、イバー・ネット(5月19日付)によると、ラタキア県では、シリア軍がクバイナ丘を砲撃し同地に進攻し、シャーム解放機構が応戦した。

AFP, May 19, 2019、ANHA, May 19, 2019、AP, May 19, 2019、CVDCS, May 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2019、al-Hayat, May 20, 2019、‘Inab Baladi, May 19, 2019、Reuters, May 19, 2019、SANA, May 19, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, May 19, 2019、SOHR, May 19, 2019、UPI, May 19, 2019、Zaman al-Wasl, May 19, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍側による停戦発表にもかかわらず、ロシア軍はイドリブ県、ハマー県への爆撃を再開(2019年5月19日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯第1ゾーンに対するシリア・ロシア軍の激しい爆撃・砲撃は20日目を迎えた。

18日のシリア軍側による停戦発表で、中断していた爆撃・砲撃は再開され、ロシア軍がイドリブ県、ハマー県への爆撃を加え、イドリブ県、ハマー県でシリア軍と反体制武装集団が交戦した

シリア人権監視団によると、これにより、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より11人(民間人10人、兵士・戦闘員1人)増えて492人となった。

うち、173人が民間人(女性39人、子供34人を含む)、312人がシリア軍兵士および反体制武装集団戦闘員。

ノールス研究センターによると、シリア軍側の犠牲者は170人(うち士官40人)にのぼり、そのほとんどが、スハイル・ハサン准将の指揮下にある民兵(いわゆる第5軍弾)、パレスチナ人民兵のクドス旅団、そしてマーヒル・アサド少将が実質司令官を務める第4師団の将兵だという。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がカフルナブル市およびその一帯を8回爆撃した。

この爆撃で、女性1人と子供1人を含む3人が死亡、市内のサイイダ・ミリヤム病院が狙われ、同病院が物的被害を受け、利用不能となった。

またシリア軍がハーン・シャイフーン市、カフルナブル市、フバイト村など県南部および西部一帯を砲撃し、女性1人と子供人を含む7人が死亡した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月19日付)によると、ロシア軍の爆撃により、カフルナブル市で女性と子供を含む8人が死亡、多数が負傷、ハーン・シャイフーン市で3人が死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がザイズーン村を2回爆撃した。

シリア軍がカストゥーン村、アンカーウィー村、マイダーン・ガザール村、ハウラター村、ザイズーン村、ジャドラーヤー村、サフン村を砲撃し、女性1人と女児1人を含む3人が死亡した。

これに対して、シャーム解放機構は、カルカート村灌木地帯のシリア軍拠点を砲撃した。

一方、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構に近いイバー・シャーミーヤ(5月19日付)によると、シャーム解放機構がカルカート村灌木地帯、マイダーン・ガザール村に進軍しようとしたシリア軍を要撃した。

これに対して、SANA(5月19日付)は、反体制武装集団がシリア軍によって制圧されたハマーミーヤート村一帯を砲撃、これに対してシリア軍が反撃したと伝えた。

シリア軍はまた、フワイズ村、カルカート村一帯で活動するシャーム解放機構の拠点を砲撃したという。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を14件(ラタキア県11件、ハマー県2件、イドリブ県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を9件(アレッポ県1件、ラタキア県3件、ハマー県5件)確認した。

AFP, May 19, 2019、ANHA, May 19, 2019、AP, May 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2019、al-Hayat, May 20, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 19, 2019、Nors for Studies, May 19, 2019、Reuters, May 19, 2019、SANA, May 19, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, May 19, 2019、SOHR, May 20, 2019、UPI, May 19, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が北・東シリア自治局とシリア政府が共同統治するタッル・リフアト市郊外を砲撃(2019年5月19日)

アレッポ県では、ANHA(5月19日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府が共同統治するタッル・リフアト市郊外のマルアナーズ村、マーリキーヤ市(シャッラー村近郊)を砲撃した。

また、トルコの支援を受ける反体制武装集団は同地近郊のクワンディー・マーズィン村の農場を焼き討ちにした。

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一方、北・東シリア自治局の支配下にある県東部のマンビジュ市中心街の商店前に仕掛けられた地雷2発が相次いで爆発した。

死傷者はなかった。

AFP, May 19, 2019、ANHA, May 19, 2019、AP, May 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2019、al-Hayat, May 20, 2019、Reuters, May 19, 2019、SANA, May 19, 2019、SOHR, May 20, 2019、UPI, May 19, 2019などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける反体制武装集団が北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるタッル・リフアト市一帯を砲撃(2019年5月18日)

アレッポ県では、ANHA(5月18日付)によると、トルコが実質占領するカフルハーシル村とアアザーズ市で活動する反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるタッル・リフアト市一帯を20発以上の砲弾で砲撃した。

これに対し、アフリーン解放軍団が声明を出し、タッル・リフアト市近郊のマンナグ村、アイン・ダクナ村一帯でトルコ軍およびその支援を受ける反体制武装集団と交戦、多数の戦闘員を殲滅したと発表した。

トルコ軍と反体制武装集団は15日から同地への攻撃を強めていたという。

AFP, May 18, 2019、ANHA, May 18, 2019、AP, May 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 18, 2019、al-Hayat, May 19, 2019、Reuters, May 18, 2019、SANA, May 18, 2019、SOHR, May 18, 2019、UPI, May 18, 2019などをもとに作成。

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シリア人権監視団によると、シリア軍による停戦発表を受け、シリア・ロシア軍の爆撃は止み、戦闘も小康状態に入ったが、各地で爆撃、交戦が続いているとの報道も(2019年5月18日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯第1ゾーンでは、シリア軍側が72時間の一時停戦に入ったと発表したことを受け、シリア・ロシア軍の爆撃は止み、シリア軍と反体制武装集団の戦闘も、ハマー県北部とラタキア県北部の一部を除いて小康状態となった。

シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターによる「樽爆弾」、戦闘機による爆撃、ロシア軍による爆撃はいずれも確認されなかった。

だが、イドリブ県南部、ハマー県北部では、国民解放戦線やイッザ軍が停戦拒否の姿勢を示したこともあり、シャーム解放機構、トルキスタン・イスラーム党を含む反体制武装集団と、シリア軍、親政権民兵による砲撃戦、戦闘が続いた。

これにより、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より7人(民間人7人、兵士・戦闘員0人)増えて481人となった。

うち、163人は民間人(女性37人、子供32人を含む)、308人がシリア軍兵士および反体制武装集団戦闘員。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、カルカート村灌木地帯でシリア軍、親政権民兵と反体制武装集団が激しく交戦、シリア軍がアルバイーン村、マイダーン・ガザール村を砲撃、反体制武装集団もシリア軍の拠点に砲撃で応戦した。

シリア軍はこのほか、サルマーニーヤ村を砲撃した。

イバー・ネット(5月18日付)によると、シャーム解放機構がカルカート村灌木地帯でシリア士官1人を含むシリア軍兵士を殺害したと伝えた。

また、トルコの支援を受ける国民解放戦線がフワイズ村でシリア軍の装甲車をコルネット・ミサイル、TOW対戦車ミサイルを撃破、その映像を公開した。

一方、SANA(5月18日付)によると、シリア軍がシャフシャブー山に面するガーブ平原に配置されている拠点への攻撃を試みようとしたシャーム解放機構を撃退し、複数の戦闘員を殺傷した。

また、ハウワーシュ村、フワイジャ村一帯で活動する反体制武装集団がフワイズ村の拠点を砲撃したことに対し、シリア軍も砲撃で応戦した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、フバイト村に対するロシア軍戦闘機の爆撃で負傷していた住民1人が死亡した。

一方、NHA(5月18日付)は、シリア人権監視団の発表とは裏腹に、ハマー県北部に移動しようとしていた反体制武装集団の車列を、ロシア軍戦闘機がカフルナブル市、マアッラト・ヌウマーン市、ハーン・シャイフーン市一帯で爆撃したと伝えた。

ANHAによると、ロシア軍戦闘機はまた、シャーム解放機構の拠点に対しても爆撃を行ったという。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(5月18日付)によると、シリア軍は未明にマアッラト・ヌウマーン市、カフルルーマー村、カフルヤディーン村を砲撃し、マアッラト・ヌウマーン市では女性2人と女児1人を含む4人が、カフルルーマー村では2人が死亡した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ジャブラ市近郊で、シリア駐留ロシア軍の司令部があるフマイミーム航空基地に対する無人航空機(ドローン)の爆撃や砲撃と思われる大きな爆発音が聞こえた。

これに関して、SANA(5月18日付)は、反体制武装集団がジャブラ市近郊のシャラーシール村とフワイズ村を砲撃し、住民1人が死亡、複数が負傷したと伝えた。

シリア人権監視団によると、反体制武装集団が撃った砲弾は15発以上。

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アレッポ県では、ANHA(5月18日付)によると、反体制武装集団が未明にアレッポ市の第3000住宅計画地区を砲撃、シリア軍が応戦した。

また、トルコの支援を受ける反体制武装集団の戦闘員数百人を乗せた車列が、アフリーン市南のガザーウィーヤ村の通行所を経由して、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握る反体制派支配地域(緊張緩和地帯第1ゾーン)に入り、ハマー県北部、イドリブ県南部の前線に向かった。

ANHA(5月19日付)によると、イドリブ県に入ったのは、アブー・ハサンを名のる司令官が率いるバドル殉教者軍のメンバー110人。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を10件(ラタキア県)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を16件(イドリブ県5件、アレッポ県1件、ハマー県10件)確認した。

AFP, May 18, 2019、ANHA, May 18, 2019、May 19, 2019、AP, May 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 18, 2019、al-Hayat, May 19, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 18, 2019、Reuters, May 18, 2019、SANA, May 18, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, May 18, 2019、SOHR, May 18, 2019、UPI, May 18, 2019などをもとに作成。

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シリア軍前線司令官は「イドリブ県、ハマー県、ラタキア県で72時間の停戦に入った」と述べる一方、反体制派はこれを否定し「停戦協議は継続中で発効していない」と主張(2019年5月18日)

スプートニク・ニュース(5月18日付)は、とシリア軍前線司令官(匿名)の情報として、イドリブ県、ハマー県、ラタキア県で72時間の停戦に入ったと伝えた。

同司令官によると、停戦は今日の深夜(17日24時=18日0時)に発効し、期限は72時間だという。

停戦の理由について、この司令官は明らかにしなかった。

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イナブ・バラディー(5月18日付)が、国民解放戦線のアブー・スブヒー・ナッハース政治局長の話として伝えたところによると、停戦は、ロシアの要請に基づき、ロシアとトルコの間で協議されているが、協議は継続中で発効はしていないという。

AFP, May 18, 2019、ANHA, May 18, 2019、AP, May 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 18, 2019、al-Hayat, May 19, 2019、‘Inab Baladi, May 18, 2019、Reuters, May 18, 2019、SANA, May 18, 2019、Sputnik News, May 18, 2019、SOHR, May 18, 2019、UPI, May 18, 2019などをもとに作成。

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シリア軍の爆撃が続くなか、アレッポ県でシリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構とシリア軍が捕虜交換(2019年5月17日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯第1ゾーンに対するシリア・ロシア軍の激しい爆撃・砲撃は18日目を迎えた。

シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターが各所に投下した「樽爆弾」は35発、戦闘機による爆撃は65回に達した。

なお、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より12人(民間人3人、兵士・戦闘員9人)増えて474人となった。

うち、156人が民間人(女性33人、子供29人を含む)、308人がシリア軍兵士および反体制武装集団戦闘員。

なお、ノールス研究センター(5月17日付)によると、4月30日に激化した戦闘でのシリア軍の死者数が142人(うち士官は30人以上)にのぼっているという。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がカッバーナ村一帯を17回爆撃、ヘリコプターがカッバーナ村一帯に「樽爆弾」14発を投下した。

また地上では、シリア軍がカッバーナ村一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がハーン・シャイフーン市およびその一帯を3回、バアルブー村を2回、ウライニバ村を2回、マアッラト・ヌウマーン市を2回、カフルサジュナ村を2回、ナキール村を2回、トゥラムラー村を2回、マダーヤー村を2回、ヒーシュ村を2回、フバイト村を2回、カフル・アイン村を2回、フィキーア村およびその一帯を2回、カルサア村を2回爆撃し、ヘリコプターがトゥラムラー村に「樽爆弾」2発、ウライニバ村に2発、アービディーン村に2発を投下した。

一方、SANA(5月17日付)によると、シリア軍がヒーシュ村、ハーン・シャイフーン市、カフルサジュナ村、マアッラト・ハルマ村、フバイト村にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がガーブ平原およびシャフシャブー山(イドリブ県)各所を11回、カフルズィーター市を5回、アンカーウィー村を3発爆撃し、ヘリコプターがガーブ平原およびシャフシャブー山各所に「樽爆弾」12発、ラターミナ町およびその一帯に3発を投下した。

また地上では、ガーブ平原およびシャフシャブー山各所でシリア軍が反体制武装集団と激しく交戦した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月17日付)によると、反体制武装集団がカルカート村灌木地帯でシリア軍を要撃し、15人を殺害したという。

一方、SANA(5月17日付)によると、シリア軍がマサースィナ村一帯に進攻しようとしたシャーム解放機構を撃退した。

シリア軍はまた、サフリーヤ村、アミーカ村にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃し、複数の戦闘員を殺傷した。

このほか、ガーブ平原地元諸評議会を名のる集団が声明を出し、ロシア・シリア両軍によるガーブ平原の村々の占領を拒否すると表明、革命家たちによる同地の解放を呼びかけた。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月17日付)によると、県南部のアイス通行所で、シリア軍とシャーム解放機構が捕虜交換を行い、シリア軍は女性22人を含む逮捕者27人の身柄を、シャーム解放機構はシリア軍捕虜9人の身柄をそれぞれに引き渡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(アレッポ県1件、ラタキア県4件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を18件(ハマー県12件、アレッポ県5件、イドリブ県1件)確認した。

AFP, May 17, 2019、ANHA, May 17, 2019、AP, May 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2019、al-Hayat, May 18, 2019、Nors for Studies, May 17, 2019、Reuters, May 17, 2019、SANA, May 17, 2019、SOHR, May 17, 2019、UPI, May 17, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍はイドリブ県南部を集中的に爆撃、アル=カーイダ系組織はトルコが支援する反体制派とともにハマー県北部でシリア軍に反撃(2019年5月16日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯第1ゾーンに対するシリア・ロシア軍の激しい爆撃・砲撃は17日目を迎え、前日に比べて若干の激しさを増した。

爆撃はイドリブ県南部に集中する一方、ドゥラル・シャーミーヤ(5月16日付)などによると、シャーム解放機構、トルキスタン・イスラーム党、トルコの支援を受ける国民解放戦線はハマー県北部でシリア軍に対する反転攻勢を強めた。

シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターが各所に投下した「樽爆弾」は108発、戦闘機による爆撃は72回、地上部隊が発射した迫撃砲弾、ロケット弾は475発あまりに達した。

ロシア軍も9回にわたり爆撃を実施した。

一連の戦闘で、シリア軍兵士、反体制武装集団戦闘員合わせて7人が死亡した。

なお、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より12人(民間人5人、戦闘員7人)増えて452人となった。

うち、153人が民間人(女性33人、子供27人を含む)、299人がシリア軍兵士および反体制武装集団戦闘員。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターが、カッバーナ村一帯に「樽爆弾」25発を投下、戦闘機がカッバーナ村一帯を19回爆撃した。

また地上では、シリア軍がカッバーナ村一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターが、フバイト村に「樽爆弾」12発、ハーン・シャイフーン市およびその一帯に6発、ウンム・スィール村に5発、アービディーン村に2発、バアルブー村に2発、カフルルーマー村灌木地帯に2発、アミーカ村に2発、トゥラムラー村に2発、ハッサーナ村に2発、マアッラト・ハルマ村に2発、カフルサジュナ村に2発、マアッルズィーター村に2発、カッサービーヤ村に2発、マガッル・ハマーム村に2発、サイヤード村一帯に2発、ルワイバダ村に2発を投下、戦闘機がハーン・シャイフーン市を13回、フバイト村を8回、マアッラト・ハルマ村を6回、カフルサジュナ村を4回、ヒーシュ村を6回、カフルナブル市を2回、カフルルーマー村を2回、ジャバーラー村とその一帯を2回、アービディーン村を2回、ハーッス村を2回、トゥラムラー村を2回爆撃した。

また地上では、シリア軍が県南部各所を砲撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(5月16日付)やANHA(5月16日付)によると、ロシア軍がハーッス村を爆撃し、子供2人が死亡した。

また、SANA(5月16日付)によると、シリア軍がフバイト村、アービディーン村、マアッラト・ヌウマーン市にあるシャーム解放機構の拠点に対して重点的に砲撃を行い、拠点複数カ所を破壊、複数の戦闘員を殺傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターが、マイダーン・ガザール村に「樽爆弾」に16発、シャフルナーズ村に6発を投下、戦闘機がシャフルナーズ村を2回、ハウワーシュ村を2回爆撃した。

ロシア軍もアンカーウィー村、ハウワーシュ村などガーブ平原各所を爆撃した。

また地上では、シリア軍がラターミナ町、カフルズィーター市などを砲撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(5月16日付)によると、「革命諸派」(組織は明示せず)が、フワイズ村内に設置されたシリア軍の陣地に対して特攻(インギマースィー)攻撃を敢行し、兵士15人以上を殺害した。

また、イバー・ネット(5月16日付)は、シャーム解放機構が県北部に設置されたロシア軍の作戦司令室をグラード・ロケット弾で重点的に砲撃したと伝え、その写真や映像を公開した。

ロシア軍は、ブライディージュ村にあるシリア軍基地など、県北部各所に展開しているが、標的とした場所は不明。

トルコの庇護を受ける国民解放戦線も、マイダーン・ガザール村一帯に進軍を試みたシリア軍とパレスチナ人民兵のクドス旅団を撃破し、兵士多数を殺傷したと発表、戦闘の様子を撮影した映像を公開した。

さらに、トルキスタン・イスラーム党もインターネットを通じて、戦闘で殺害したとするシリア軍兵士の遺体の写真を公開した。

こうした反撃に関して、シリアのアル=カーイダと目され、イドリブ県を中心とする反体制派支配地域(緊張緩和地帯第1ゾーン)の軍事・治安権限を掌握するシャーム解放機構のアブー・ハーリド・シャーミー報道官が声明を出し、ハマー県でのシリア軍との戦いが新たな局面を迎えたと発表した。

声明で、シャーミー報道官は、ラタキア県クルド山でロシア軍の無人航空機(ドローン)を撃破するなどの戦果を上げたと誇示する一報、ハマー県北部の「フワイズ村、カルカート村、マイダーン・ガザール村一帯をアサド軍の死に場所にした」「シリア軍は10日に自分達の計画を何ら実現していないことが分かった」と主張した。

他方、SANA(5月16日付)によると、シリア軍がシール・マガール村、アンカーウィー村、ズィヤーラ町、カストゥーン村にあるシャーム解放機構の拠点に対して重点的に砲撃を行い、拠点複数カ所を破壊、複数の戦闘員を殺傷した。

シリア軍はまた、シャフシャブー山(イドリブ県)に面するバーブ・ターカ村、フワイズ村一帯に進攻した反体制武装集団と交戦、これを撃破した。

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アレッポ県では、ANHA(5月16日付)によると、トルコの支援を受ける反体制武装集団がアレッポ市東部のナイラブ・キャンプ地区、西部の新シャフバー地区を砲撃した。

いずれも人的被害はなかった。

これに対して、シリア・ロシア両軍がアレッポ市ラーシディーン地区、ライラムーン地区、カフルハムラ村を爆撃、シリア軍とシャーム解放機構などの反体制武装集団が砲撃戦を行った。

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ヒムス県では、ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信(5月16日付)によると、ダーイシュがタドムル市南西に位置するシリア軍の兵舎を襲撃し、兵士21人を殺害した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(ラタキア県5件、ハマー県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を14件(アレッポ県6件、ハマー県7件、イドリブ県1件)確認した。

AFP, May 16, 2019、ANHA, May 16, 2019、AP, May 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2019、al-Hayat, May 17, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 16, 2019、Reuters, May 16, 2019、SANA, May 16, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, May 16, 2019、SOHR, May 16, 2019、UPI, May 16, 2019などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の支配下にあるユーフラテス川西岸のマンビジュ市(アレッポ県)の内務治安部隊本部前で自爆テロが発生し、2人が死亡、10人が負傷(2019年5月16日)

アレッポ県では、ANHA(5月16日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるユーフラテス川西岸のマンビジュ市内北西部の内務治安部隊(ナジュダ)本部前で大きな爆発が発生した。

マンビジュ市の内務治安部隊の広報センターによると、爆発は自爆テロで、犯行には爆弾を積んだ車が使用された。

この爆発で、内務治安部隊の隊員1人を含む2人が死亡、子供3人を含む民間人および兵士10人が負傷した。

AFP, May 16, 2019、ANHA, May 16, 2019、AP, May 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2019、al-Hayat, May 17, 2019、Reuters, May 16, 2019、SANA, May 16, 2019、SOHR, May 16, 2019、UPI, May 16, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍は、自らに対する抗議デモが続くシュハイル村(ダイル・ザウル県)で「ダーイシュ・メンバー20人を拘束した」と発表(2019年5月15日)

ダイル・ザウル県では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターが北・東シリア自治局の支配下のシュハイル村でダーイシュ(イスラーム国)のメンバー20人を拘束、武器弾薬を押収したと発表した

シュハイル村は5月9日、シリア民主軍が住宅地区(カトフ地区)を2時間以上にわたり封鎖し、米主導の有志連合ヘリコプター1機を同地を低空で旋回するなか、住民に発砲、6人を殺害、4人を負傷させた場所。

同地では、これに抗議するかたちで、シリア民主軍と有志連合の退去を求める抗議デモが再燃していた。

また、ANHA(5月15日付)によると、シリア民主軍はまた、東ジャルズィー村でも、ダーイシュのメンバー4人を拘束、武器弾薬を押収した。

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アレッポ県では、ANHA(5月15日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるマンビジュ市でオートバイに仕掛けられた爆弾が爆発した。

死傷者はなかった。

AFP, May 15, 2019、ANHA, May 15, 2019、AP, May 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 15, 2019、al-Hayat, May 16, 2019、Reuters, May 15, 2019、SANA, May 15, 2019、SOHR, May 15, 2019、UPI, May 15, 2019などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県アリーシャ避難民キャンプで発生した抗議デモに向けてYPG主体のシリア民主軍が実弾を発砲(2019年5月15日)

ダイル・ザウル県では、SANA(5月15日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるアリーシャ町の避難民キャンプで、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の素行や犯罪行為に抗議し、生活状況改善を求めるデモが発生した。

これに対して、シリア民主軍は実弾を発砲し、強制解除を試み、参加者複数が負傷した。

AFP, May 15, 2019、ANHA, May 15, 2019、AP, May 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 15, 2019、al-Hayat, May 16, 2019、Reuters, May 15, 2019、SANA, May 15, 2019、SOHR, May 15, 2019、UPI, May 15, 2019などをもとに作成。

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アレッポ市ナイラブ・キャンプ地区に対する14日の砲撃での死者数が14人にのぼるなか、ノールス研究センターは砲撃は反体制派ではなく「イランの民兵」によると主張(2019年5月15日)

シリア人権監視団は、14日のシリア政府支配下のアレッポ市ナイラブ・キャンプ地区に対する反体制武装集団の砲撃による犠牲者の数が12人に増加したと発表した。

犠牲者のうち子供は3人、女性は2人で、そのほかにも多数が負傷したという。

反体制武装集団は14日、アレッポ市東部のナイラブ・キャンプ地区のほか、ジュマイリーヤ地区、新スィルヤーン地区、ティシュリーン通り、マサーキン・サビール地区、ザフラー地区、ナイル通り地区、ムーカンブー地区などに数十発の迫撃砲弾を撃ち込んでいた。

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この砲撃に関して、ノールス研究センター(5月15日付)は、アレッポ市内の複数の消息筋の話として、砲撃が反体制武装集団ではなく、「イランの民兵」の支配下にある地域から行われたと発表し、ダイル・ザウル県南東部で最近になって表面化しているシリア軍と「イランの民兵」の対立の深刻さを示すものだとの見方を示した。

なお、ダイル・ザウル県では、最近になって、「イランの民兵」による略奪などをめぐる対立から、イラク国境に面するブーカマール市でイラン・イスラーム革命防衛隊の士官がシリア軍によって射殺される事件が発生している。

AFP, May 15, 2019、ANHA, May 15, 2019、AP, May 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 15, 2019、al-Hayat, May 16, 2019、Nors for Studies, May 15, 2019、Reuters, May 15, 2019、SANA, May 15, 2019、SOHR, May 15, 2019、UPI, May 15, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍の爆撃・砲撃は500回以上に及ぶなか、地上ではシャーム解放機構、トルキスタン・イスラーム党などからなる反体制派とシリア軍が一進一退の攻防を続ける(2019年5月15日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯第1ゾーンに対するシリア・ロシア軍の激しい爆撃・砲撃は16日目を迎えた。

シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターが各所に投下した「樽爆弾」は96発、戦闘機による爆撃は50回、地上部隊が発射した迫撃砲弾、ロケット弾は390発あまりに達した。

ロシア軍も4回にわたり爆撃を実施した。

一連の戦闘で、シリア軍兵士9人、反体制武装集団戦闘員12人が死亡した。

なお、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より38人増えて436人となった。

うち、148人が民間人(女性32人、子供25人を含む)。

なお、ドゥラル・シャーミーヤ(5月15日付)によると、反体制派との戦闘では、シリア軍側にも甚大な被害が出ており、200人以上が死亡、500人以上が負傷しているという。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターが、フワイズ村に「樽爆弾」13発、カラ・ジュルン村に5発、フワイジャ村に5発、マイダーン・ガザール村に5発、ハウラーター村に2発を投下、戦闘機がフワイズ村を10回爆撃した。

また地上では、シリア軍がシャフシャブー山(イドリブ県)に面するガーブ平原地域(ドゥラル・シャーミーヤ(5月15日付)によると、マイダーン・ガザール村、フワイズ村、カルカート村など)で、シャーム解放機構、トルキスタン・イスラーム党などと交戦し、同地を激しく砲撃、ハムラー村、ムハージリーン村一帯に進軍、フワイズ村を制圧した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月15日付)によると、フワイズ村を制圧したのはシリア軍とパレスチナ人民兵組織のクドス旅団。

だが、シリア軍は反体制武装集団の反撃を受けて、数時間後に同地から撤退したという。

なお、トルコの支援を受ける国民解放戦線は、シリア軍撤退に先立ち、フワイズ村でシリア軍の車輌を23ミリ砲で撃破したと発表していた。

国民解放戦線はまた、シリア軍が進軍したハムラー村でT-72戦車1輌を破壊したと発表した。

一方、SANA(5月15日付)によると、シリア軍はジスル・バイト・ラース村、フワイズ村にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃し、複数の戦闘員を殺傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターが、カッバーナ村一帯に「樽爆弾」49発を投下、戦闘機がカッバーナ村一帯を25回爆撃した。

一方、イバー・ネット(5月15日付)によると、クバイナ丘一帯に進攻を試みたシリア軍部隊をシャーム解放機構が撃退し、兵士4人を殺害、7人を負傷させた。

シャーム解放機構はまた、同地のシリア軍拠点を砲撃し、兵士1人を殺害した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターが、フバイト村に「樽爆弾」7発、ウンム・ニール村に5発、ウンム・スィール村に5発を投下、戦闘機がハーン・シャイフーン市およびその一帯を7回、カフルサジュナ村を2回、サラーキブ市を2回、スフーフン村を2回爆撃した。

ロシア軍もヒーシュ村を2回、トゥラムラー村を2回爆撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月15日付)によると、ジスル・シュグール市に対するシリア軍の爆撃で6人が死亡した。

一方、SANA(5月15日付)によると、シリア軍はジスル・シュグール市、シャフシャブー山、ヒーシュ村、ハーン・シャイフーン市、フバイト村にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がICARDAを3回爆撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月15日付)によると、シリア軍はカフルダーイル村、カフルハムラ村、フライターン市、ハイヤーン町を砲撃、カフルダーイル村では3人が死亡した。

一方、ANHA(5月15日付)によると、シャーム解放機構が、トルコ占領下のアフリーン郡シーラーワー町近郊のイスカーン(イースカー)村に潜入し、民家を襲撃、なかで眠っていた子供2人を殺害した。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月15日付)によると、サナマイン市でシリア軍と武装集団が軽火器で交戦、シリア軍兵士1人が死亡、3人が負傷した。

戦闘は、軍事情報局のパトロール部隊がシャーム自由人イスラーム運動の元司令官の兄弟のアギード・ザフラ氏、息子のマジュディー・ザフラ氏、アビー・サーリフの名で知られる3人を拘束したのを受けたもの。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(アレッポ県1件、ラタキア県6件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を8件(アレッポ県5件、ハマー県3件)確認した。

AFP, May 15, 2019、ANHA, May 15, 2019、AP, May 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 15, 2019、al-Hayat, May 16, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 15, 2019、Reuters, May 15, 2019、SANA, May 15, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, May 15, 2019、SOHR, May 15, 2019、UPI, May 15, 2019などをもとに作成。

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ロシア・シリア両軍の爆撃・砲撃が続くなか、反体制派はシリア政府支配下のアレッポ市ナイラブ・キャンプ地区を砲撃、民間人6人が死亡(2019年5月14日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の反体制派支配地域(緊張緩和地帯第1ゾーン)に対するロシア・シリア両軍の爆撃・砲撃と、反体制武装集団との戦闘が続き、シリア軍戦闘機による爆撃回数は56回、ヘリコプターによる「樽爆弾」投下数は142発、ロシア軍戦闘機による爆撃は14回、シリア軍が撃った迫撃砲・ロケット弾の数は730発に及んだ。

この戦闘で、民間人10人(シリア政府支配地域で6人、反体制派支配地域で4人)、反体制派戦闘員11人、シリア軍兵士7人が死亡した。

戦闘が激化した4月30日以降の戦闘による犠牲者は398人に達し、うち民間人の数は138人(子供22人、女性30人)となった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がフバイト村を11回、ハーン・シャイフーン市を7回、ヒーシュ村を4回、トゥラムラー村を3回、ジスル・シュグール市を2回、カッサービーヤ村を2回、ジャバーラー村を2回、カフルサジュナ村を2回爆撃し、ヘリコプターがフバイト村に「樽爆弾」28発、ヒーシュ村に14発、トゥラムラー村に10発、バアルブー村に6発、ハーン・シャイフーン市に6発、フィキーア村に2発、ラカーヤー村に2発、アービディーン村に2発、フライフィル村に2発、マダーヤー村に2発、カフル・アイン村に2発を投下した。

シリア軍戦闘機はまた、ハーッス村、ヒーシュ、タッフ村、サラーキブ市に機銃掃射を行った。

ロシア軍戦闘機も、トゥラムラー村に8回、ウンム・ニール村に2回、ジスル・シュグール市に2回の爆撃を行った。

これらの爆撃で、ジスル・シュグール市で女児1人を含む2人が死亡、またヒーシュ村で1人が死亡した。

なお、シリア軍はこのほかにも地上部隊がフバイト村、トゥラムラー村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がフワイズ村およびフワイジャ村を10回、クライディーン村を2回爆撃し、ヘリコプターがフワイズ村に「樽爆弾」19発、ハウラーター村に2発、フワイジャ村に2発、ダイル・サンバル村に2発、カフルズィーター市に2発、シャフルナーズ村に2発を投下した。

ヘリコプターによる「樽爆弾」投下で、シャフルナーズ村へので1人が死亡した。

シリア軍戦闘機はまた、ラターミナ町に機銃掃射を行った。

ロシア軍戦闘機も、カラ・ジュルン村に2回の爆撃を行った。

シリア軍はこのほかにも地上部隊がカフルズィーター市、フワイジャ村、カストゥーン村を砲撃した。

なお、ANHA(5月14日付)によると、シリア軍が制圧していたタッル・ミルフ村、カルカート村、シャイフ・イドリース村、ハマーミーヤート村、ジャビーン村、バーブ・ターカ村、シャリーア村を反体制武装集団が奪還したという。

また、シャーム解放機構がカルアト・マディーク町で爆弾を仕掛けた車を爆破した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がカッバーナ村を14回爆撃し、ヘリコプターがカッバーナ村に「樽爆弾」35発を投下した。

シリア軍は地上部隊がカッバーナ村一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(5月14日付)によると、シリア政府の支配下にあるアレッポ市西部のナイラブ・キャンプ地区が反体制武装集団の砲撃を受け、子供3人を含む6人が死亡した(シリア人権監視団によると、女性1人を含む6人が死亡)。

また、シリア人権監視団によると、シリア軍がカフルナーハー村、マアーッラト・アルティーク村、フライターン市、ハーン・アサル村、マンスーラ村、ザンマール町、ジャズラーヤー村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を9件(ラタキア県7件、ハマー県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を39件(ハマー県31件、イドリブ県2件、アレッポ県1件、ラタキア県5件)確認した。

AFP, May 14, 2019、ANHA, May 14, 2019、AP, May 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 14, 2019、al-Hayat, May 15, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 14, 2019、Reuters, May 14, 2019、SANA, May 14, 2019、SOHR, May 15, 2019、UPI, May 14, 2019などをもとに作成。

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ロシア・シリア両軍が激しい攻撃を続けるなか、反体制武装集団がハマー県北部のハマーミーヤート村、ジャビーン村、カルナーズ町一帯から撤退し、同地の戦闘が収束(2019年5月13日)

英国で活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北東部、アレッポ県西部の反体制派支配地域(緊張緩和地帯第1ゾーン)に対するロシア・シリア両軍の爆撃・砲撃、シリア軍と反体制派の戦闘は続き、ロシア軍が12回の爆撃、シリア軍が36回の爆撃を実施した。

シリア軍はまた「樽爆弾」108発を投下、迫撃砲・ロケット弾850発を発射した。

一連の攻撃と戦闘で、イドリブ県のフバイト村、カフル・アイン村、カフルナブル市、ハマー県のラターミナ町、スカイラビーヤ市で民間人5人が死亡した。

うち4人がシリア軍による爆撃・砲撃、1人が反体制武装集団の砲撃による犠牲者だという。

また、4月30日以降の死者数は365人を記録、そのうちの122人が民間人(女性30人、子供22人を含む)だという。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマーミーヤート村とジャビーン村を結ぶ一帯、カルナーズ町で戦闘が収束した。

戦闘収束は、反体制武装集団の撤退を受けたもの。

同地での戦闘では、反体制武装集団戦闘員6人とシリア軍兵士4人死亡した。

戦闘では、シリア軍ヘリコプターがハマー県のハマーミーヤート村からジャビーン村にいたる地域に「樽爆弾」8発、カフルズィーター市、シャフルナーズ村にそれぞれ2発を投下、地上部隊がハマー県のラターミナ町、カフルズィーター市、フワイズ村、ハスラーヤー村、ザカート村を激しく砲撃した。

またシリア軍戦闘機がラターミナ町、カフルズィーター市を機銃掃射した。

一方、SANA(5月13日付)によると、反体制武装集団がシリア政府支配下のスカイラビーヤ市を砲撃し、住民1人が死亡、5人が負傷した。

これに対して、シリア軍は、ハマーミーヤート村からジャビーン村にいたる地域、タッル・フワーシュ村でシャーム解放機構やイッザ大隊(イッザ軍)と交戦し、多数の戦闘員を殺傷した。

シリア軍はまた、マサースィナ村一帯にあるシャーム解放機構などの拠点、ラターミナ町一帯にあるイッザ大隊の拠点を砲撃した。

他方、ドゥラル・シャーミーヤ(5月13日付)によると、シリア軍がシャイフ・イドリース村に進軍を試みたが、反体制武装集団が撃退した。

またトルコの支援を受ける国民解放戦線がシャイフ・イドリース村に進入したシリア軍の車輌を撃破したと発表した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がカッバーナ村を爆撃、ヘリコプターがカッバーナ村一帯に「樽爆弾」」47発を投下した。

また地上部隊もカッバーナ村を砲撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(5月13日付)によると、新興のアル=カーイダ系組織フッラース・ディーン機構、アンサール・ディーン戦線、アンサール・タウヒード、アンサール・イスラーム集団からなる「信者を煽れ」作戦司令室もラシュー丘にあるシリア軍拠点に対して特攻(インギマースィー)攻撃を敢行し、兵士10人を殺害したと発表した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がカルサア村およびその一帯を4回、カフルナブル市一帯を2回にわたり爆撃した。

シリア軍も戦闘機がヒーシュ村、ハーン・シャイフーン市、ハマー県のカフルズィーター市、ハスラーヤー村を爆撃、ヘリコプターがフバイト村に「樽爆弾」32発、バアルブー村に2発、タッルアース村に3発を投下した。

また地上部隊がフバイト村を砲撃した。

ANHA(5月13日付)によると、ロシア・シリア両軍の爆撃は、M5高速道路を移動中のシャーム自由人イスラーム運動(トルコの支援を受ける国民解放戦線に所属)の車列に対しても行われ、車輌などに被害が出た。

ロシア軍戦闘機はまた、フバイト村を爆撃したという。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(5月13日付)は、ロシア軍によるカフルナブル市への爆撃でホワイト・ヘルメットのセンターが被弾したと伝え、その瞬間を捉えた映像を公開した。

このほか、ドゥラル・シャーミーヤ(5月13日付)によると、シリア軍第5軍団がロシア軍の航空支援を受けてカルカート村灌木地帯で進軍を試みたが、反体制武装集団の迎撃に遭い、これを阻止された。

また、共和国護衛隊第800大隊のニザール・マフムード大佐がアブー・ズフール町一帯での戦闘で戦死した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(ラタキア県7件、ハマー県3件、イドリブ県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を18件(ハマー県10件、イドリブ県4件、ラタキア県4件)確認した。

AFP, May 13, 2019、ANHA, May 13, 2019、AP, May 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2019、al-Hayat, May 14, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 13, 2019、Reuters, May 13, 2019、SANA, May 13, 2019、SOHR, May 14, 2019、UPI, May 13, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃(2019年5月13日)

アレッポ県では、ANHA(5月13日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のシャワーリガ村(アフリーン郡シャッラー近郊)を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(5月13日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるラッカ市で車に仕掛けられた爆弾が爆発した。

死傷者はなかった。

AFP, May 13, 2019、ANHA, May 13, 2019、AP, May 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2019、al-Hayat, May 14, 2019、Reuters, May 13, 2019、SANA, May 13, 2019、SOHR, May 14, 2019、UPI, May 13, 2019などをもとに作成。

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反体制武装集団がシリア政府支配下のアレッポ市各所を砲撃、シリア・ロシア軍が爆撃・砲撃で応戦(2019年5月12日)

アレッポ県では、ANHA(5月13日付)によると、トルコの支援を受ける反体制武装集団が12日晩にシリア政府の支配下にあるアレッポ市のマサーキン・サビール地区、シャイハーン交差点一帯を砲撃し、住居などが被害を受けた。

これに対して、シリア軍はシャーム解放機構などの反体制武装集団の支配下にあるカフルハムラ村を砲撃、アレッポ市北部のカースティールー街道一帯、ライラムーン交差点一帯を爆撃・砲撃、反体制武装集団と交戦した。

ロシア軍も同地を爆撃したという。

AFP, May 13, 2019、ANHA, May 13, 2019、AP, May 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2019、al-Hayat, May 14, 2019、Reuters, May 13, 2019、SANA, May 13, 2019、SOHR, May 14, 2019、UPI, May 13, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県アフリーン市で武装集団が民家に押し入り、女性に暴行を加えたうえ、携帯電話を盗むとともに、子供1人を誘拐しようとする(2019年5月12日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの支援を受ける東部軍の戦闘員がアフリーン市マフムーディーヤ地区の民家に押し入り、女性(クルド人)に暴行を加えたうえ、持っていた携帯電話を盗むとともに、子供1人を誘拐しようとした。

騒ぎに気づいた住民がこの男性を取り押さえ、女性と子供は無事だった。

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アレッポ県では、アフリーン解放軍が声明を出し、トルコの占領下にあるマーリア市近郊のサイイド・アリー村で10日、シャーム戦線の拠点を攻撃し、戦闘員3人を殺害、2人を負傷させたと発表した。
ANHA(5月12日付)が伝えた。

AFP, May 12, 2019、ANHA, May 12, 2019、AP, May 12, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2019、al-Hayat, May 12, 2019、Reuters, May 12, 2019、SANA, May 12, 2019、UPI, May 12, 2019などをもとに作成。

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ロシア・シリア両軍が空爆を続けるなか、シリア軍とアル=カーイダ系組織がシリア北部各所で交戦(2019年5月12日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県、ハマー県、ラタキア県に対して20回の爆撃を行った。

内訳は、ハマー県のシール・マガール村が6回、マイダーン・ガザール村が4回、ラハーヤー村が2回イドリブ県のフバイト村が4回、カフル・アイン村、マダーヤー村が2回。

また、シリア軍も各所でヘリコプターから「樽爆弾」58発を投下した。

内訳は、イドリブ県のフバイト村が32発、アービディーン村、ウンム・ザイトゥーナ村がそれぞれ2発、ラタキア県のカッバーナ村が14発、シャイフ・ムスタファー村、ハマー県のサフリーヤ村、サルマーニーヤ村がそれぞれ2発。

シリア軍はまた、ハマー県のバーブ・ターカ村、ラターミナ町などに激しい砲撃を加え、発射された砲弾の数は135発におよんだ。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、県北西部のカルカート村灌木地帯で、進攻を試みるシリア軍が反体制武装集団と交戦し、激しい砲撃を行った。

一方、SANA(5月12日付)によると、シリア軍がビダーマー町、フバイト村にあるシャーム解放機構の拠点を重点的に砲撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月12日付)によると、シール・マガール村に対するシリア軍の砲撃では、トルコ軍の監視所地宅に砲弾複数発が着弾したという。

このほか、ドゥラル・シャーミーヤ(5月12日付)によると、トルコとの国境に面するバーブ・ハワー国境通行所で、シューラー評議会を名のる新たな組織が緊急会合を開き、100人のメンバーが参加、ロシア・シリア軍の反体制派支配地域への攻撃に対処するため「人民抵抗連隊」なる新たな武装集団を結成することを決定した。

シューラー評議会は最近になって結成された組織で、バッサーフ・スィフユーニー氏が代表を務める。

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ハマー県では、SANA(5月12日付)によると、イドリブ県で活動を続ける反体制武装集団がシリア政府支配下のスカイラビーヤ市を砲撃し、市内の児童教育センターに砲弾1発が着弾し、子供4人と女性1人が死亡、子供6人が負傷した。

これに対して、シリア軍はカルアト・マディーク町近郊のシール・マガール村、マイダーン・ガザール村、サフリーヤ村を砲撃し、戦闘員多数を殺傷した。

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ラタキア県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月12日付)によると、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構と、新興のアル=カーイダ系組織フッラース・ディーン機構、アンサール・ディーン戦線、アンサール・タウヒード、アンサール・イスラーム集団からなる「信者を煽れ」作戦司令室が、クバイナ丘近郊に進攻しようとしたシリア軍を撃退した。

トルコの支援を受ける国民解放戦線もクルド山のジュッブ・アフマル村にあるシリア軍の拠点を攻撃し、兵士2人を殺害したと発表した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(ラタキア県)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を21件(イドリブ県5件、ハマー県13件、アレッポ県2件、ラタキア県1件)確認した。

AFP, May 12, 2019、ANHA, May 12, 2019、AP, May 12, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2019、al-Hayat, May 12, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 12, 2019、Reuters, May 12, 2019、SANA, May 12, 2019、UPI, May 12, 2019などをもとに作成。

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ロシア軍がイドリブ県とハマー県を33回にわたり爆撃、シリア軍が「樽爆弾」69発を投下(2019年5月11日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が33回にわたって、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県、ハマー県に爆撃を行った。

爆撃の内訳は、イドリブ県のフバイト村およびその一帯が11回、カフルナブル市が3回、ファッティーラ村、アービディーン村、ワーディー・マルタフーン、マアッラト・ハルマ村、バーラ村がそれぞれ2回、ハマー県のアンカーウィー村が5回、フワイズ村が2回、ラタキア県のカッバーナ村が2回。

シリア軍もまた、イドリブ県各所にヘリコプターで「樽爆弾」を投下、その数は69発に及んだ。

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イドリブ県では、SANA(5月11日付)によると、シリア軍がハーッス村、ヒーシュ村、カフルサジュナ村にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃し、複数の戦闘員を殺傷した。

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ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月11日付)によると、シャーム解放機構がブライディージュ村近郊のシリア軍基地を砲撃し、車輌1輌を破壊した。

シャーム解放機構はまた、カルカート村、ムスタリーハ村に進軍を試みたシリア軍を撃退した。

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ラッカ県では、ANHA(5月11日付)によると、トルコ軍が、北・東シリア自治局支配下のタッル・アブヤド市近郊のカリー・スール村で男性1人に発砲した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(ラタキア県)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を7件(イドリブ県5件、ハマー県2件)確認した。

AFP, May 11, 2019、ANHA, May 11, 2019、AP, May 11, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2019、al-Hayat, May 12, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 11, 2019、Reuters, May 11, 2019、SANA, May 11, 2019、UPI, May 11, 2019などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダとトルコの支援を受ける反体制派がハマー県北部の2カ村を奪還、カフルヌブーダ町の70%再制圧(2019年5月10日)

ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月10日付)やANHA(5月10日付)などによると、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構、トルコの支援を受ける国民解放戦線が、9日までにシリア軍によって制圧されたカフルヌブーダ町、カルカート村一帯で反転攻勢を激化させ、シリア軍兵士多数を殺傷、バーブ・ターカ村とシャリーア村を奪還した。

反転攻勢では、シャーム解放機構がカフルヌブーダ町、戦車2輌を破壊、3輌を捕獲、シリア軍の上級士官を含む多数の傷兵を殺害したと発表する一方、トルコの支援を受けるシリア解放戦線も戦車1輌を破壊、士官1人と兵士5人を殺害したと発表した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月10日付)はターヒル・ウマルを名のるメディア活動家などの情報として、カフルヌブル町一帯での戦闘で、シリア軍将兵50人以上が死亡、100人以上が負傷したと伝えた。

反体制武装集団はまた、8日に制圧されたカフルヌブーダ町で、シリア軍の戦車2輌、軍用車輌2台を破壊、兵士複数を捕捉するなど反転攻勢に出て、その約70%を奪還したと発表、町内の様子を撮影した映像を公開した。

一方、シリア人権監視団によると、ロシア・シリア両軍は、県北部への攻撃を続け、シャリーア村に5回、アンカーウィー村に2回の爆撃を行った。

シリア軍はまたアンカーウィー村に対して集中的な砲撃を加え、砲弾30発あまりを撃ち込んだ。

また、SANA(5月10日付)によると、シリア軍がカフルズィーター市、ラターミナ町、ハスラーヤー村、ザカート村、サイヤード村、アルバイーン村にあるシャーム解放機構などの反体制武装集団の拠点を砲撃し、多数の戦闘員を殺傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍がフバイト村に10回、カッサービーヤ村に2回、シャンナーン村に2回、マダーヤー村に2回、サルジャ村に2回の爆撃を行った。

シリア軍もハーン・シャイフーン市を9回、フバイト村を7回、サルジャ村、マダーヤー村、ラカーヤー村に複数回の爆撃を実施するとともに、フバイト村にヘリコプターから「樽爆弾」8発以上を投下した。

さらに地上部隊がハーン・シャイフーン市とフバイト村を結ぶ街道一帯を集中的に砲撃、150発あまりの砲弾を撃ち込むとともに、ハーン・シャイフーン市各所に80発以上、フバイト村に40発以上の砲弾を撃ち込み、多数が死傷した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月10日付)によると、ハーン・シャイフーン市に対するシリア軍の攻撃で民間人3人が死亡、多数が負傷、カフルナブル市でも子供1人と女性1人が死亡、20人以上が負傷した。

またマアッラト・ヌウマーン市でも攻撃で6人が負傷した。

一方、SANA(5月10日付)によると、シリア軍は、イドリブ県ハーン・シャイフーン市方面からカフルサジュナ村、シャイフ・ムスタファー村、ハマー県北部に移動するシャーム解放機構の動きを補則、これに対して攻撃を加し、多数の戦闘員を殺傷した。

シリア軍はまた、ビダーマー町、カフルナブル市、マアッラトミスリーン市にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍がシャンナーン村に2回の爆撃を行った。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(ラタキア県1件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を9件(ラタキア県4件、ハマー県5件)確認した。

AFP, May 10, 2019、ANHA, May 10, 2019、AP, May 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2019、al-Hayat, May 11, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 10, 2019、Reuters, May 10, 2019、SANA, May 10, 2019、UPI, May 10, 2019などをもとに作成。

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