アレッポ県では、SANAによると、県西部のサッハーラ村付近で、正体不明の武装グループがシリア軍兵士1人を襲撃し、殺害した。
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これに関して、シリア人権監視団によると、イスラーム国が声明を発表し、殺害への関与を認めた。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
スワイダー県では、スワイダー24によると、国民防衛部隊が前日に続いて、アフマド・シャルア移行期政権支配下のルバイン村、ハッラーン村、ダーマー村を攻撃した。
これに対して、移行期政権の内務治安局は反撃を行い、結果、3発の砲弾がスワイダー市内に着弾した。
一方、シリア人権監視団によると、移行期政権の部隊とこれを支持する武装勢力が、リーマト・ハーズィム村、マンスーラ村、タッル・ハディード村、カナーキル村方面からスワイダー市一帯を迫撃砲4発で、また、サリーム村、アティール村にも複数の迫撃砲弾が着弾した。
シリア人権監視団によると、戦闘は、移行期政権側の停戦違反で激化し、民間の住宅が標的となった。
スワイダー24によると、このほか、無人航空機が国民防衛部隊の軍用車両を攻撃し、2人が負傷した。
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一連の戦闘に関して、国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて声明を発表し、スワイダー市西の戦線、アティール村、サリーム村が移行期政権側の攻撃を受けたと発表した。
国民防衛部隊はまた、フェイスブックを通じて別の声明を発表し、移行期政権の「テロ部隊」が民間人およびその財産に何らかの損害を与える目的で、市内の居住地区を無差別に迫撃砲で砲撃する行為に出ていると非難した。
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ラッカ県では、シリア人権監視団によと、4日夜から5日未明にかけて、ラッカ市西入口のサバーヒーヤ地区で、内務治安局と武装グループが交戦、内務治安局は4人を逮捕した。
一方、シリア人権監視団によると、ラッカ市で国際NGOのブルモントの職員が武装グループの襲撃を受け、給与を強奪された。
襲撃を受けたのは、いずれもアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市出身のクルド人(技師、弁護士、農業技師、政治学卒業者)であり、タッル・サマン村の国内避難民(IDPs)キャンプで人道活動に従事していた。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ブスラー・シャーム市になるアフマド・アウダ氏(旧シリア軍第5軍団第8旅団司令官)の自宅が正体不明の武装グループの襲撃を受けた。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、タイイブ・ファール村一帯の砂漠などで、地元住民からなる武装グループどうしが油井の支配を巡って激しく交戦した。
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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、マズラア町に展開するアフマド・シャルア移行期政権の部隊とこれを支持する武装勢力が、国民防衛部隊が展開するマジュダル村に向けて爆弾搭載型無人航空機を発射、マジュダル村の民家を攻撃し、民間人1人が負傷した。
また、国民防衛部隊はマジュダル村で無人航空機1機を撃墜した。
シリア人権監視団によると、移行期政権側の爆弾搭載型無人航空機が、カナーキル村にいたる分岐点近くに設置されている国民防衛部隊の拠点一帯を攻撃した。
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これに関して、国民防衛部隊は、フェイスブックを発表し、移行期政権の「テロ部隊」がマジュダル村を標的として、二段階にわたり無人航空機2機による攻撃を実施、うちうち1機の撃墜に成功したが、もう1機は住宅付近に墜落し、その結果、軽傷者1名が発生したことを明らかにした。
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ダマスカス郊外県では、内務省(テレグラム)によると、内務治安局は、総合情報機関およびトルコの諜報機関との協力・連携のもとで、精密治安作戦を実施し、イスラーム国系組織のセルによる首都ダマスカスを標的としたテロ計画を阻止、ウマル・ハーシム、ムハンマド・ハマド、フサイン・ハラフの3人を逮捕した。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、4日夜から5日未明にかけて、イスラーム国のセルと見られる正体不明の武装グループが、ジュダイド・アカイダート村とタービヤト・ジャズィーラ村を結ぶ道路に設置されている内務治安局の検問所を自動小銃で攻撃した。
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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、リン鉱石・鉱山公社が県の貯蔵・積込管理局で働く112人以上の労働者を解雇する決定を下した。
解雇の対象となった労働者の大半はアラウィー派だという。
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ハマー県では、イナブ・バラディーが5日に伝えたところによると、

サラミーヤ市裁判所で勤務する女性職員が、ラマダーン月中に「公然と飲食した」疑いで当局に一時拘束され、その後司法の介入によって釈放された
一時拘束された女性は、断食者への配慮から水を飲まずに薬を服用していたところを、ガムを噛んでいると誤解され、通報されたという。
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ダマスカス郊外県では、SANAによると、アイン・タルマー村で住民2人に暴行を加えたとして、県の内務治安局が内務省の職員2人を拘束した。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団、ムラースィルーンによると、アイン・タルマー町で、指名手配者の家族が警察官の暴行や恐喝を受けたとして、警察署を襲撃した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、スィッリーン町近郊のヒルバト・ハドラ村東の農地で、正体不明の武装グループの銃撃を受けて、若者1人が死亡し、1人が負傷した。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、県の内務治安局がアブー・ハマーム市など2ヵ所で簡易原油精製炉を押収、焼却した。
また、シリア人権監視団によると、ズィーバーン町でも内務治安局が精製施設を焼却した。
一方、シリア人権監視団によると、内務治安局がムハイミーダ村でシリア民主軍の元司令官の1人ハーリド・アブー・アンタル氏を住民に対する人権侵害の疑いで拘束した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タドムル市で武装グループが「旧体制残党との戦い」を口実に、地元住民に金銭的な上納金を課し始めた。
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ダルアー県では、SANAによると、軍用車両7台からなるイスラエル軍部隊が本日水曜日の朝、西部郊外のワーディー・ラカードに侵入、ラカード橋に検問所を設置した。
また、6台の車両からなる別の部隊がアブー・ギーサール丘の入口に展開、イスラエル軍兵士が、丘の入口から、ジャムラ村、スィースーン村を経由してワーディー・ラカードにいたる道路沿いに展開した。
さらに、SANAによると、イスラエル軍はジャムラ村・スィースーン村間の地域を砲撃した。
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クナイトラ県では、SANAによると、イスラエル軍部隊が県南部のクードナ村内の2軒の住宅を急襲し、村の若者1人と子ども1人を拘束・連行した。
一方、シリア人権監視団によると、イスラエル軍は、2日前にクードナ村で羊を放牧していた際に拘束された14歳の未成年者を釈放した。
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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権所属の武装した無人航空機2機がマジュダル村・マズラア町一帯の戦線を攻撃、国民防衛部隊と移行期政権の部隊およびこれを支持する勢力が交戦した。
シリア人権監視団によると、移行期政権側の無人航空機はまた、スワイダー市内の刑務所一帯を攻撃した。
また、国民防衛部隊と移行期政権側の交戦中に発射されたロケット弾の残骸が、ダルアー県北部のダイル・アダス村の学校校庭に落下した。
なお、SANAによると、非常事態災害省の民間防衛機構(ホワイト・ヘルメット)は、落下したロケット弾について、イスラエル・米国とイランの戦闘によるものだと発表している。
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SANAによると、非常事態災害省の民間防衛機構(ホワイト・ヘルメット)は、イスラエル・米国によるイランへの先制攻撃とイスラエルによるイスラエル・アラブ諸国への報復攻撃が激化するなか、ダルアー県とクナイトラ県で発生した3件のミサイル・無人航空機の残骸の落下に対処した。
落下が確認されたのは、クナイトラ県サラーム市(旧バアス市)のシリア・アラブ赤新月社の建物付近、ダルアー県北西部のダイル・アダス村の学校、同県ナワー市。
シリア人権監視団によると、イスラエル軍はダイル・アダス村でイランの無人航空機1機が撃墜したほか、ダルアー県上空で10機以上の無人航空機を迎撃した。
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ラタキア県では、シリア人権監視団、ムラースィルーンによると、アイン・シャルキーヤ町近郊のファティーフ村の住宅にミサイルの残骸が落下した。
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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、イラン製とみられるミサイルの残骸がラッカ市東のザウル・ウライカシー地区に落下した。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ウタイバ村の工業変電所の変圧器の一つにミサイルの残骸が落下し、同変電所は稼働停止となった。
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ダイル・ザウル県では、内務省(テレグラム)によると、内務治安局は、総合情報機関の協力のもと、バーグーズ村でアフマド・シャルア移行期政権の車列を標的としていたイスラーム国のテロ計画を未然に阻止、犯行計画に関与していたハーリド・アフマド・アッザーウィー容疑者を逮捕し、爆発用に準備されていた爆発物を押収した。
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アレッポ県では、SANAによると、国防省広報通信局は、県東部のラーイー村近郊で、何者かがシリア軍兵士2人を襲撃し、殺害した。
シリア人権監視団によると、2人はイスラーム国のセルの襲撃を受けたと見られる。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ダーナー市近郊のカラーマ・キャンプで、何者かによって殺害されたと見られる若者の遺体が発見された。
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米国・イスラエルによるイランへの先制攻撃とイランによるイスラエルやアラブ湾岸諸国各地への報復攻撃が続くなか、クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、県北部上空でイスラエル軍戦闘機の編隊が東方に向けて飛行しているのが確認された。
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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、県南西部のムナイズィラ村近くの農地にイラン製の弾道ミサイルが落下、爆発が発生した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ヒルバト・ガザーラ町にイラン製と見られる無人航空機が墜落した。
また、シリア人権監視団によると、県東部のナイーマ村・ウンム・マヤーズィン町間の地域にイラン製と見られる無人航空機がイスラエル機によって上空で撃墜され、墜落した。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、キスワ市近郊のムカイリーバ町の第75旅団地域にイラン製と見られるミサイルの残骸が落下した。
また、シリア人権監視団、ムラースィルーンなどによると、ジャルマーナ市付近のアイン・タルマー渓谷にミサイルの残骸が落下した。
これに関して、SANAは、イスラエルとイランの攻撃の応酬の結果、アイン・タルマー村にロケット弾の残骸が落下し、2人が負傷、物的損害が発生したと伝えた。
保健省救急緊急局のナジーブ・ナアサーン医師は、SANAに対して、ロケットの残骸の落下により、同村で4人(父親と3人の娘)が負傷し、カフル・バトナ町の国立病院に搬送されたことを明らかにした。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シュワイハーン村の農地に、イスラエル軍が迎撃したと見られるミサイルの弾頭が落下、爆発が発生した。
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SANAが2日に伝えたところによると、非常事態災害省の民間防衛機構(ホワイト・ヘルメット)は1日夜、イスラエル・米国によるイランへの先制攻撃とイスラエルによるイスラエル・アラブ諸国への報復攻撃が激化するなか、
ダルアー県とクナイトラ県で発生した5件のミサイル・無人航空機の残骸のラッカに対処した。
民間防衛機構によると、クナイトラ県サラーム市(旧バアス市)で無人航空機の残骸の落下が3件、ダルアー県ダルアー市ガラズ地区のガルズ穀物サイロ付近で無人航空機残骸の落下が1件、インヒル市でのミサイルの落下1件が記録された。
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国民防衛部隊は、イスラエルと米国によるイランへの先制攻撃と、これに対するイランの報復攻撃を受けて、フェイスブックを通じて声明を発表し、イラン側がイスラエルの都市に向けて発射したミサイルが精度を欠き、また攻撃が無差別的であったため、一部がバシャン山(ドゥルーズ山)地域内に落下、スワイダー市では、工業地区内の店舗にミサイル1発が着弾し、5人が死亡し、複数が負傷したことを明らかにした。
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これに対して、SANAによると、スワイダー県広報局は声明を出し、ミサイル爆発に関して、国民防衛部隊が接収した前政権期の遺留兵器のミサイルが、同部隊の作業場での解体中に爆発したと伝えた。
この爆発により、作業場の所有者とその息子を含む5人が死亡し、3人が負傷したという。

イナブ・バラディーによると、数日前にはクライヤー町のスルターン・バーシャー・アトラシュ廟付近で、武器と弾薬を積載したタクシーが爆発する事故が発生、19歳と15歳の若者2人が死亡していたという。
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シリア人権監視団も、スワイダー市工業地区の住宅建物にミサイルが落下し、子ども2人を含む民間人5人が死亡、複数が負傷したと発表した。
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スワイダー24によると、死亡したのは、以下5人:
ターレク・イスマーイール・アアワル
ワリード・イスマーイール・アアワル
ワリード・ターリク・アアワル
サイフ・シャイフ
マフムード・マズハル
一方、スワイダー24によると、スワイダー県東部の東ラディーマ村近くイラン製ミサイルの残骸が落下した。
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