中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、フェイスブックで、メンバー加入申請のためのグーグルフォームのリンクを発表した。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
スワイダー県では、スワイダー24、シリア人権監視団によると、スワイダー市(カラーマ広場)、シャフバー町、サルハド市で大規模なデモが行われ、参加者らは「自決」を訴えた。
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ラースィド・ニュースによると、ムワッヒド・ドゥルーズ精神指導部のヒクマト・ヒジュリー師は、スワイダー県の住民に対してアフマド・シャルア移行期政権が行った残虐な犯罪について、独立した国際調査を開始するよう国際社会に改めて呼びかけた。
ヒジュリー師は、スワイダー県の事件が「計画的な虐殺」にあたると述べ、これらの犯罪の責任者を裁くための緊急調査の必要を強調した。
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シリア人権監視団は、7月13日以降、スワイダー県で女性を狙った誘拐や強制拘束が深刻化しており、これまでに291件の女性誘拐が確認され、そのうち42人は解放されたが、14人が殺害され、2人はダマスカス郊外県アドラー刑務所に収監されていると発表した。
現在も行方不明のままの女性は合計235人にのぼるという。
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ANHAなどによると、スワイダー県で活動する反体制政治組織のシリア師団党の政治局は声明を出し、同党の治安機関が、7月13日以降にスワイダー県の西部農村部でドゥルーズ派住民に対して行われた虐殺に関与した人物の名簿を記録・公開したと発表した。
同党は、アフマド・シャルア移行期政権の「総合治安局」(県内務治安部隊)が、パレスチナのハマースやイスラーム聖戦機構とつながりがある作戦指令室と連携し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員だった外国人タクフィール主義者を含む武装勢力とともに、村々を襲撃したと非難、虐殺が「地元の衝突」ではなく、民家への侵入、子どもや女性、高齢者の冷血な処刑を伴う、宗派に基づく組織的な戦争犯罪であると断じた。
虐殺に関与した人物は以下の通り。
1. アンマール・ヒラール・アブー・フムザ:ダルアー県マハッジャ町出身、総合治安局幹部、スワイダー県侵攻の指揮官。
2. アイマン・タビーシュ(アブー・アミール):ダルアー県ラジャート地方出身、マスマイヤ検問所責任者。
3. アブドゥッラー・バイダル(アブー・ムハンマド):タビーシュの副官。
4. ムハンマド・バイダル(アブー・ファーリス):ダルアー県ラジャート地方出身、突入部隊指揮官
5. ムハンナド・ムーサー・ミクダード(アブー・アンマール):ダルアー県ブスラー・シャーム市出身、突入部隊指揮官。
6. アブドゥッラー・ナジュム(アブー・ウマル):ダルアー県ブスラー・シャーム市出身、総合治安局幹部、スワイダー県侵攻の指揮官。
7. ディヤー・カルアリー(アブー・バラー):ダルアー県カルファー村出身、イズラ分隊長、スワイダー県侵攻の指揮官。
8. イフサーン・ズウビー:ダルアー県タファス市出身、総合治安局幹部、元ダーイシュ戦闘員。
9. バラー・ズウビー(アブー・ジハード)ダルアー県タファス市出身、イフサーン・ズウビーの副官、元ダーイシュ戦闘員。
10. イマード・ファイサル・ムサーラマ:ダルアー市出身、突入部隊指揮官、元ダーイシュ戦闘員。
11. ムハンマド・サムール(アブー・ヌーフ):ダルアー県フラーク市出身、突入部隊指揮官。
12. ヤースィル・カトフ(アブー・アンマール):ダルアー県フラーク市、突入部隊指揮官。
13. ハイサム・ファッターヒー:ダルアー県ブスラー・シャーム市出身、憲兵隊幹部、部族動員者、シャームのヌスラ戦線のコブラ法廷の関係者。
14. ハイサム・サアド・ミクダード:部族指導者、自身の息子らを襲撃に送り込んだ主要扇動者。
15. スライマーン・ハッジー(アブー・ヤズィード):ダルアー県ブスラー・シャーム市出身、国防省幹部、スワイダー県侵攻の指揮官。
16. ハーミド・ハリーリー(アブー・アブドゥー):ダルアー県ブスラー・シャーム市出身、総合治安局幹部、突入部隊指揮官。
17. ムスアブ・ハリーリー(アブー・アブドゥッラフマーン):ダルアー県ブスラー・シャーム市出身、ムサイフラ分隊長、突入部隊指揮官。
18. アブー・ムスアブ・ヌサイラート:ダルアー県カラク村出身、突入部隊指揮官、治安責任者。
19. アフマド・ムスリム(アブー・ムスリム):ダルアー県カラク村出身、マスィーファラ分隊長、スワイダー侵攻指揮官。
20. ムスアブ・シャルート:ダルアー県ムサイフラ町出身、総合治安局幹部、スワイダー県侵攻の指揮官。
21. フサイン・シャルート:ダルアー県ムサイフラ町出身、総合治安局幹部、突入部隊指揮官。
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シリア民主軍は、フェイスブックを通じて声明を出し、ハサカ県のハサカ市で、同軍の作戦司令室師団(TOL)主導のもと、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)、女性防衛部隊(YPJ)とともに、ダーイシュ(イスラーム国)のアジトやスリーパーセルを標的とした大規模な掃討作戦を開始したと発表した。
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シリア民主軍は、最初の声明発表から数時間後、第2の声明を出し、「諸人民の持続的安全」と名付けた作戦を完了したと発表した。
約14時間にわたる作戦には3,000人以上の戦闘員が参加し、以下の成果を収めたという。
・51人のテロリストを逮捕(民間人や治安・公共施設攻撃に関与した者を含む)。
・スィナーア地区の刑務所やフール難民キャンプへの攻撃を企図していたネットワークの解体
・武器・弾薬・兵站支援拠点を押収:
o カラシニコフ銃 50丁
o カラシニコフ弾倉 155個
o 拳銃 16丁
o 拳銃弾倉 16個
o BKC機関銃 1丁(弾薬付)
o 手榴弾 5個
o 無線機 3台
o ブルノ銃 3丁
o カラシニコフ弾薬多数
o テロ作戦用の弾帯・軍服多数
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍は、米主導の有志連合の航空支援を受けて、県東部の農村でダーイシュ(イスラーム国)のテロ細胞に対して2回の治安作戦を実施、ハワーイジュ村でシリア民主軍部隊を狙った爆発物による攻撃に関与していた3人を逮捕し、またザッル村村で2人の容疑者を逮捕した。
一方、シリア人権監視団によると、ダーイシュのスリーパーセルがハワーイジュ村にあるシリア民主軍の検問所を襲撃した。
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ダーイシュ(イスラーム国)は、機関紙『ナバア』第510号の社説で、アレッポ県バーブ市とイドリブ県アティマ村で米主導の有志連合がアフマド・シャルア移行期政権と連携して実施したダーイシュ幹部を標的とした攻撃を強く非難した。
ダーイシュは社説のなかで、アティマ村での攻撃を「前体制による化学兵器虐殺よりも醜悪」と表現、「ジャウラーニーの虐殺」と評して、シャルア暫定大統領を名指しで非難した。
また、こうした攻撃とシャルア移行期政権の台頭を結びつけ、同政権を「イスラームの敵」、「ジハード組織を弾圧するターグート(僭主)の延長線にいる」と断じた。
さらに、「西側はジハードの環境から生まれた武装派閥を利用して新たな独裁者を作り出した」、「ターグート製造の極み」と評した。
社説は、その一方、西側が「テロの製造」という言葉を利用し、巨額の予算やプログラムをもって、ジハードのイメージを歪めようとしたと批判、ダーイシュはこれに対して「正義のテロ」で応じ、その影響は複数の大陸に及んでいると主張した。
そのうえで、「有志連合はこれ(正義のテロ)を止められなかったため、ジハード主義を背景に持つ新たなターグートを製造し、ダーイシュに立ち向かわせている」と主張した。
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シリア民主軍広報センターは、同軍の特殊任務部隊(コマンドーズ)が未明にダイル・ザウル県ズィーバーン町でダーイシュ(イスラーム国)のテロ細胞を摘発し、武器や弾薬を押収したと発表した。
一方、シリア人権監視団によると、ズィーバーン町の幹線道路にあるシリア民主軍の検問所が、正体不明の武装グループの銃撃を受けた。
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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の国防省を支持するベドウィン系武装勢力がスワイダー市入口に位置するハルービー地区からラジュム・ザイトゥーン地区に向けてRPG弾を発射した。
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シリア人権監視団によると、スワイダー県で負傷した民間人がウルガー村に設置された検問所を通過し、首都ダマスカスの病院へ治療のため搬送された。
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ANHAは、7月中旬にアフマド・シャルア移行期政権の国防省・内務省合同部隊によって拘束されたスワイダー県の住民100人以上(未成年や高齢者を含む)が、現在もダマスカス郊外県のアドラー中央刑務所に不当に拘束され続けていると伝えた。
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スワイダー24によると、スワイダー市中心のサマーラ広場で、7月のアフマド・シャルア移行期政権の国防省・内務省の合同部隊の侵攻で殺害された犠牲者約200名を追悼する集団追悼式が執り行われ、遺族らは弔問に訪れた数千人からの哀悼を受けた。
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スワイダー24によると、クライヤー町でも、住民らが、ろうそくを灯して、殉教者を追悼した。
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ANHAは、アフマド・シャルア移行期政権が、3月10日の合意に基づいて県の内務治安部隊を展開させている北・東シリア地域民主自治局支配下のアレッポ県アレッポ市シャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区で、「トルコの傭兵」(シリア国民軍諸派)と協力して軍事動員を進め、子どもたちを徴用して内務治安部隊(アサーイシュ)の拠点を撮影させるなどといった、多くの協定条項に違反する行為を行っていると伝えた。
シャルア移行期政権はまた、シリア国民軍諸派と協力し、土嚢の築造、病院、学校、工場、住居といった民間施設の軍事拠点としての転用、住民は両地区への攻撃の準備が進められていると見ているという。
軍事拠点に転用されたことが確認された民間施設には、シリア・フランス専門病院、カリマ学校、アブドゥッラティーフ・ナアナア学校、イスカンダルーン学校、アストゥーリヤーン病院、イブラーヒーム・ブン・アドハム・モスク、アレッポ農業局庁舎など数十の施設が含まれる。
一方、子どもを利用した情報収集活動については、低所得家庭の子どもたちを徴用し、菓子や煙草を与えて誘惑したうえで、アサーイシュの拠点を撮影させ、県の内務治安部隊に情報を渡させており、これまでに6人の子どもが関与したことが確認されているという。

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シリア人権監視団によると、シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区の周辺で厳戒態勢が敷かれ、シャルア移行期政権の県内務治安部隊の要員が、学校や病院の屋上に多数展開したほか、周辺の高層ビルや空き家、廃屋に拠点を構築した。
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シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会調整渉外局は、フェイスブックを通じて声明を出し、ダマスカス県スーマリーヤ地区での武装グループによる住民の強制移住を強く非難した。
声明の内容は以下の通り。
シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会調整渉外局は、ダマスカス県スーマリーヤ地区でシャルア暫定大統領が指導する事実上の政権が行った犯罪と露骨な人権侵害を断固として非難する。
この政権は、アラウィー派であることを理由に、住宅を強制的に襲撃・退去させ、所有権を証明する法的文書を無視し、憎悪と差別に基づいた排他的な方針を露呈させた。この犯罪には、暴行、宗派的な罵倒、公然の侮辱、さらには女性への攻撃までもが伴い、宗教的価値観と人道的慣習への露骨な侵害が含まれていた。
これらの行為は音声や映像で記録されており、突発的事件ではなく、国際人道法の明白な違反であり、抑圧とテロ、そして市民の権利の剥奪に基づくこの政権の本質を示している。
これを踏まえて、評議会は以下の通り宣言する。1. 欧州連合、国連、人権団体への働きかけを含む国際的な緊急行動を即時に開始し、これらの侵害を阻止し、責任者を追及すること。
2. 画像・映像・証言を含む法的ファイルを作成し、国際機関に提出して公式調査と訴追を求めること。
3. 独立・自由なメディアを通じてこれらの侵害を暴露し、人権団体やシリア人権監視団と協力してスーマリーヤ地区での出来事に光を当てること。
4. シャルア暫定大統領が指導する事実上の政権に対し、被害者の安全に関する全責任を負わせ、これらの犯罪が決して不処罰のままでは終わらないこと、もはや免罪の時代は終わったことを強調すること。こうした行為が続けば、市民の命を脅かすだけでなく、シリア社会の分断を深め、終わりなき紛争への扉を開くことになる。そのすべての結果に対して事実上の政権は全面的な責任を負うことになる。
シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会調整渉外局は、これらの犯罪を最も強い言葉で非難し、人間の尊厳は決して侵してはならない一線であり、罪のない人々への攻撃は、加担したすべての者に永遠に汚名をもたらすと強調する。
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イスラーム教の伝道師のアブドゥッラッザーク・マフディー師は、テレグラムを通じて、トルコのイスタンブールのサビハ・ギョクチェン空港の警備当局が、彼のビザが大使館経由ではなく携帯電話で送られてきたことを理由に一時拘束し、その後トルコ入国を禁止し、首都ダマスカス送還したことを明らかにした。
マフディー師は、シャーム解放機構のイスラーム法学者で、かつてアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者(アフマド・シャルア暫定大統領)の辞任や同機構の拘束施設の閉鎖を要求した経歴の持ち主。
現在、移行期政権内で公的地位を持たないが、宗教関係省の後援のもと、首都ダマスカスでイスラームの遺産やハディースの研究に関する宗教集会を継続して行っている。
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シリア人権監視団によると、シリア・ムスリム同胞団のアリー・サドルッディーン・バヤヌーニー元最高監督者が、およそ半世紀ぶりにシリアに帰国した。
シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会は、フェイスブックを通じて声明を発表した。
声明の内容は以下の通り。
「本当に、あなたがたのこのウンマこそは、唯一の共同体である。そしてわれはあなたがたの主である。だからわれに仕えなさい」(預言者章:92)。
シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会は、
これまでも、そしてこれからも愛国的で包括的な枠組みであり、あらゆる誠実な努力に対して開かれ、社会と祖国に奉仕するという基本方針に力点を置くことを確認する。
いかなる誤解をも避けるため、
評議会の名のもとに、政治的代表性や公式の連絡を行う権限を持つ機関は、調整・対外関係局であり、同局は、すべての人々に対する評議会の声であり、正当な政治的顔であることを明確にする。
我々はすべての意見の相違を、我々の集団的意思を確認する機会と見ている。よって立つ根拠は一つ、よって立つ原則は一つであり、目標も一つである。真の力は、一致団結、強固な姿勢、人々の意思と自由な選択から生まれる。
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中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、フェイスブックに公式アカウントを開設し、発足を宣言するビデオ声明を発表した。
声明では、現在も続く内戦の持続的な解決策として連邦制の導入を提案、これにより、内戦に終止符を打ち、地域間の公正、そして市民の能動的な政治参加を保証できるとし、中央集権国家が歴史的に解決できなかった問題に対する持続可能な答えになると強調した。
また、アラウィー派が多く住むラタキア県、タルトゥース県、ヒムス各県およびハマー県の一部からなる中・西部シリア地域の設置を構想し、同地域が、世俗的かつ市民的な原則に基づき、政治的・社会的多元主義を尊重し、国際人権法や各種国際条約に立脚した未来の民主的シリアのモデルとなることを目指すと表明した。
さらに、国連安保理決議第2254号の完全な履行、とりわけ18ヵ月以内の移行政権の樹立、民主的な新憲法の起草、国連監視下での自由で公正な総選挙の実施を求め、国連主導による包括的な国民大会の開催を提案した。
移行期正義に関して、評議会は次の措置を提案した。
・人道に対する罪や戦争犯罪を国際刑事裁判所(ICC)に付託すること。
・シリア特別法廷の設立。
・国連安保理決議に基づくテロ組織指導者の訴追実施。
・恣意的拘束・強制失踪被害者の釈放保証。
・失踪者問題に関する独立調査委員会の設立。
・不当解雇された職員の復職と職業上の平等確保。
・国籍問題の整理と強制移住・人口構成変更の防止。
声明は、連邦制こそが市民的で民主的な安定国家を建設し、国民の権利を保障し、包括的な国民和解を実現する最適な枠組みであると強調した。
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中・西部シリア政治評議会は、フェイスブックを通じて、以下13人の創設メンバーを発表した。
1. アムジャド・バドラーン:工学博士、法学者
2. イナーナー・バラカート:哲学修士、人権活動家
3. アウス・ダルウィーシュ:作家、政治研究者、公法博士
4. ライーフ・サラーマ:ジャーナリスト
5. サーミル・アフマド:政治学国際関係博士
6. サラーフ・ナイユーフ:政治学博士、シリア沿岸国民連合
7. アリー・アッブード:博士、欧州アラウィー派同盟(USAE)会長
8. アンマール・アジーブ:工学修士、地質学者
9. イーサー・イブラーヒーム:弁護士、市民労働運動
10. キナーン・ワッカーフ:ジャーナリスト・政治活動家
11. ムスタファー・ルストゥム:政治アナリスト・国際法研究者
12. マアン・ヤフヤー:公共問題活動家、政治アナリスト
13- ワヒード・ヤズバク:ジャーナリスト・政治家
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アラビー・ジャディードによると、スワイダー軍事評議会が国民防衛部隊への参加を準備していると表明した。
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スワイダー県シリア人権監視団によると、スワイダー市中心部のカラーマ広場で、地元の活動家や西部農村部の住民が参加する抗議集会が行われ、県内に一時的に駐留するアフマド・シャルア移行期政権の軍部隊の駐留に対して断固たる拒否の意思を示した。
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スワイダー県によると、食料品を積載した31台の貨物車輛の車列が、シリア・アラブ赤新月社の車輛を伴い、ダルア県のブスラー・ハリール市に設置された通行所を経由して、スワイダー市に到着した。
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アサド大統領のいとこのラーミー・マフルーフ氏は、フェイスブックを通じて、以下の通りアフマド・シャルア移行期政権の終わりが近いと述べるとともに、アサド家の復権を否定した。
スィフヤーニー(シャルア暫定大統領のこと)よ、私はこう言おう。お前の最期の時が近づいていると。策を巡らし、必死に動いても、お前の終わりの時を変えることなどできない。お前らの支配のもとで、我々が目撃した殺戮、虐殺、誘拐、強姦は、ジャーヒリーヤ時代以降見たことがなかった。沿岸地方での恐るべき虐殺、教会の爆破、スワイダーでの虐殺…すべての殉教者に神の慈悲を、そして負傷者に癒しと遺族に忍耐を。
お前が終わりを迎える数週間前、お前は某隣国の複数の地域に侵入しようとするだろうが、数々の障害と大きな驚きに遭遇することになる。そこに住むキリスト教徒の兄弟たちよ、気をつけよ。彼らはお前たちを標的にするだろう。
スフィヤーニーが任務に失敗した後、状況は完全に一変し、内部での大規模な内戦が始まる。そしてトルコの後ろ盾がやってきて、我々は、クルド人の兄弟との戦いに向けて隊列を統一する。シリア北部の我らが住民たちよ、大戦に備えよ。誰にも騙されるな。お前たちの間に潜む偽りの派閥に気をつけよ。戦いは必ずやって来る、避けられない。
沿岸地方の我らが住民たちよ、今が行動の時だと言う者たちの言葉に耳を貸すな。彼らは自分の利益しか見ない血の商人だ。我らは過去に何が起きたかを見てきた。どんな事件が起きても、命を危険にさらしてはならない。我らはアッラーの力によって、国際的な後ろ盾と完全な準備が整う時を知っている。その時が来れば、私は音声と映像でお前たちに知らせる。我らはアッラーの力によって必ず戻るだろう。アッラーの意志のもとに沿岸地方を治めるのは沿岸の民だけだ。
アサド家の偽りの帰還についての噂はすべて嘘だ。彼らや腐敗した手先たちに対して、国際的にも地域的にも支援は一切ない。大量殺戮、強奪、破壊、麻薬取引、抑圧、虚偽、追放の歴史を持つ一家を復権させることは、どの大国にとっても不可能だ。
沿岸地方の国際的保護については、スフィヤーニーの手先が人々にトルコの保護を求めさせようと圧力をかけているが、心配するな。我らはロシアとその協力者以外のいかなる国際的後ろ盾も受け入れない。これは我々の決断であり、選択である。それ以外は受け入れない。まもなくこの言葉の意味をお前たちは理解するだろう。我々はアッラーの意志により、真実のみを語り、真実のみに従い、真実の道を進む。そこには安全、安定、繁栄、恩恵、誇り、勝利がある。アッラーの意志のもとに…待っていろ。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー県からダルア県へ向かっていた果物を積載した2台の車輛が武装勢力の銃撃を受けて、ベドウィン部族出身の若い男性1人が死亡、1人が負傷した。
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シリア人権監視団は、7月13日以降のスワイダー県での衝突、処刑による犠牲者116人(女性6人を含む)を新たに確認したと発表した。
これにより、7月13日以降のスワイダー県での衝突、処刑、イスラエル軍の攻撃による犠牲者の総数は1,895人となった。
内訳は以下の通り。
・スワイダー県住民:725人(ほとんどがドゥルーズ派)、うち167人が民間人、21人が子供、57人が女性
・国防省・治安部隊要員:477人(うち40人がベドウィン・部族出身、1人がレバノン国籍)
・イスラエルの爆撃で死亡した国防・内務省要員:15人
・国防省ビルに対するイスラエルの爆撃での死者:3人(女性1人と身元不明2人)
・スワイダー県での戦闘で死亡した報道関係者:2人
・国防・内務省要員により処刑されたドゥルーズ派住民670人(女性57人、子供15人、高齢者、スワイダー国立病院の医療スタッフ20人も含む)
・ドゥルーズ派武装勢力により処刑されたベドウィン・部族出身者3人(女性1人、子供1人を含む)
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ハサカ県では、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるハサカ市で、2日前に誘拐されていた2人の若い男性が遺体で発見された。

また、シリア人権監視団によると、タッル・ハミース市とタッル・ブラーク町を結ぶ街道沿線のアブタフ村近くで、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の隊員がダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルによって銃撃され、遺体で発見された。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)が各地で麻薬の取引および販売容疑で4人を逮捕した。
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