アレッポ県では、ANHAによると、アレッポ県のイブラーヒーム・ムハンマド・ブライフ国内通称局長を団長とするアフマド・シャルア移行期政権の代表団がアイン・アラブ(コバネ)市を訪れ、ファルハーン・ハッジ・イーサー執行評議会共同議長らと会談、同自治局の移行期政権への統合について協議した。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
法と尊厳の座り込みは4月17日連合に改称し、フェイスブックで声明を発表した。
声明の内容は以下の通り:
4月17日連合とは何か?
4月17日連合は、シリア史における重要な転換点、すなわち最後のフランス軍兵士がシリアの地から撤退した日からその名称を取っている。この日は、自由と主権を求めるすべてのシリア人の意志を体現した瞬間であった。
4月17日連合は、市民の声をまとめ、彼らが直面する生活上の課題に光を当てることを目的とする市民による要求運動である。その主な課題には、生活費の高騰、透明性の欠如、専門人材の役割低下、経済活動への制約などが含まれる。
同連合は、市民としての権利に関する公共意識の向上と、シリア人が法および国際規範に保障された平和的かつ合法的な手段によって自らの要求を表明する能力の強化に取り組んでいる。これにより、生活状況の改善と国家機関の運営における公正と能力主義の確立に向けた前向きな推進力の創出を目指している。
また4月17日連合は、シリア国内の状況について現実的かつ均衡の取れた像を提示することにも努めており、国内外のシリア人が誤情報や単純化を排して課題を理解できるよう支援し、社会の諸構成要素間の連携を強化することを目指している。
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シリア民主軍総司令部メンバーで人民防衛隊(YPG)の総司令官を務めるスィーバーン・ハンムー国防副大臣(東部地区担当)は、イフバーリーヤ・チャンネル(フェイスブック)の取材に応じ、以下の通り述べた。
アフリーン市において旅団が編成されている、あるいはハサカ県からアフリーンへ部隊が移送され独立した軍事組織が設立されるといった流布されている情報は事実ではない。
現在進められている協議は、アフリーン郡出身でハサカ県に居住するクルド人の若者に対し、個人の自発的志願に基づいてシリア・アラブ軍への入隊の門戸を開くことに関するものである。
この取り組みはシリア軍の既存の軍事編制の枠内に位置づけられるもので、独立した組織や特別な旅団の設立とは一切関係がない。
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ハサカ県では、ANHAによると、ヌールッディーン・アフマド県知事はハサカ市の県庁舎でキリスト教各宗派の指導者からなる代表団を迎えた。
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ANHAは、アフマド県知事が、県内での一部の公式行事に出席していないことが目立っており、物議を醸し出していると伝えた。
アフマド県知事が出席しなかった公式行事には、ヤアルビーヤ・ラビーア国境通行所の開所式などがあり、アフマド・シャルア移行期政権の関係者らのみが出席していた。
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ANHAによると、マアバダ(カルキールキー)町で、移行期政権によって捕らえられている住民の釈放を求めて、家族らがデモを行った。
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国民防衛部隊はフェイスブックをを通じて声明を発表し、同部隊が、カプタゴンを括りつけて、ダルアー県東部からヨルダン国境に隣接する南東部の村々に向かっていた飛行していたバルーンを用いた密輸を阻止したと発表、アフマド・シャルア移行期政権が同地の密輸ネットワークと連携して、国外への麻薬密輸を継続するための手法を巧妙化させていると非難した。
撃墜されたバルーンは、ヘリウムガス充填バルーンに技術的改良が加えられたもので、バルーンが指定された目標地点に到達した際に結び付けられたロープを焼き切る仕組みで、投下の精度を確保するためにGPS装置も搭載されていたという。
積み荷はスワイダー南部のマシュクーク村の農地に投下されたが、国民防衛部隊が即応し、カプタゴン3,000錠を押収した。
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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市北西のタッル・ハディード村から工場地区にいたる前線で国民防衛部隊と移行期政権の部隊およびこれと連携する武装勢力との間で激しい交戦が発生した。
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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市中心部のカラーマ広場で、学生らが「我々の子どもたちの未来は託された責任」をスローガンにデモを行い、移行期政権が2025年度の中等教育修了証書の承認を拒否し続けていることに抗議した。
これに関して、スワイダー24は、国民防衛部隊第164旅団に属し、「アブー・ハッタール」の通称で知られるムダル・ムカッリド氏が率いるグループが、学生らを強制排除、また彼らにヒクマト・ヒジュリー師の写真やドゥルーズ派の旗を掲げさせたと伝えた。
一方、シリア人権監視団によると、シャフバー町のローマ劇場では、「彼らが戻るまで」と銘打った連帯集会が行われ、昨年7月の移行期政権の侵攻での強制失踪者の安否を明らかにし、ただちに釈放するよう訴えた。
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スワイダー24によると、移行期政権内務省の内務治安局の部隊がマトゥーナ村の検問所で、ダマスカス郊外県ジャルマーナ市からスワイダー方面へ向けて家庭用家具輸送用の車両で移動しようとしていた男性を拘束、軍服、弾薬ベスト、シリア社会民族党の軍事部門である颶風の鷹の徽章など前政権に関連する徽章を押収した。
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ハサカ県では、ANHAによると、民主統一党(PYD)と暫定政府代表団の間で会談が行われている。民主統一党(PYD)がカーミシュリー市にある党本部で、アフマド・シャルア移行期政権の代表団と会談した。
会談に参加したのは、ハサカ県のハサン・アッバース政治局を代表とする代表団、ジャジーラ地区のフィフィヤーン・バフー執行評議会共同議長、ハサン・シャルー同執行評議会共同議長、ジヤーン・ハサン顧問、ガリーブ・ハッスーPYD共同党首、ファウザ・ユースフ同共同議長府委員会共同議長、サマー・バクダーシュ同渉外関係局共同議長府メンバー、スライマーン・アラブ同メンバー。
ANHAによると、代表団はその後シリア・クルド国民評議会、アッシリア民主機構、スィタール大会を訪れた。
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ハサカ県では、ANHAによると、カーミシュリー・ヌサイビーン国境通行所前で住民らが抗議デモを行い、移行期政権に拘束されている家族らの釈放を求めた。
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イルハーム・アフマド北・東シリア地域民主自治局渉外関係委員会共同委員長はANHAのインタビューに応じ、15日にシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官とともに出席したアフマド・シャルア暫定大統領との会談で協議された移行期政権との統合プロセスの詳細を明らかにした。
会談では、教育部門、国境通行所、人民防衛隊(YPG)の処遇、ハサカ県での人民議会選挙、自治体再編、憲法、被拘束者などについて議論が交わされたとしたうえで、統合プロセスについていくつかの措置が取られたものの、進行は遅いと指摘した。
また、移行期政権によって任命された一部の部局長の人事などが自治局の人材の排除につながっていること、女性の参加などといった問題を生んでいると述べた。
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ANHAは、北・東シリア地域民主自治局の渉外関係委員会筋の話として、同自治局が政府省庁にするための人材リストを準備していると伝えた。
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ANHAによると、コバネ自治局のファルハーン・ハッジー・イーサー共同代表は、解放された被拘束者22人と会合を行い、解放後の状況を確認するとともに、主要なニーズや必要な支援手段について検討した。
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ANHAによると、移行期政権の代表団がハサカ県のダイリーク(マーリキーヤ)市にある中央刑務所を視察した。
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シリア人権監視団によると、包括停戦合意に基づく被拘束者の釈放に向けて、移行期政権によってアレッポ県マンビジュ市一帯などで捕虜として捕らえられたシリア民主軍の戦闘員捕虜がアレッポ県内の刑務所からラッカ県のアクターン刑務所に移送された。
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ハサカ県では、ANHAによると、ダイリーク(マーリキーヤ)市で、被拘束者の解放を求める抗議デモが行われた。
また、ANHAによると、マアバダ(カルキールキー)町でも同様のデモが行われた。
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アレッポ県では、ANHAによると、コバネ(アイン・アラブ)市で、19日にハサカ県カーミシュリー市で発生したクルド旗などへの発砲を非難するデモが行われた。
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ジャズィーラ地区内務治安部隊(アサーイシュ)はフェイスブックを通じて声明を発表し、18日にハサカ県カーミシュリー市のズーリー交差点で、ラーシド部族(アラブ系部族)の長老の1人とされる男性がクルド旗とクルド語で「カーミシュロー」(カーミシュリーのこと)と書かれた看板に向けて無差別に発砲した事件について、男性の氏名(フサイン・ハッスー)を公表、宗派間の対立を引き起こそうとするものだと批判し、これを拒否、追跡行動を開始したと発表した。
アサーイシュはまた、フェイスブックを通じてハッスー容疑者を逮捕したと発表した。
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ANHAによると、ハサカ県のカーミシュリー市とタッル・タムル町で、事件に抗議するデモが行われた。
ANHAによると、マーリキーヤ(ダイリーク)市でも同様のデモが行われた。
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ANHAによると、ハサカ県のヌールッディーン・アフマド知事はハサカ市の県庁舎でアフマド・シャルア移行期政権の司法省代表団と会談した。
代表団メンバーは、ハッサーン・トゥルバ検事総長(団長)のほか、ムハンマド・ナースィル判事、アフマド・ヒーラリー大統領特使ら。
ANHAによると、会合では、包括停戦合意に基づく統合プロセスの一環として、司法省検察局に属する法務事務所を設置し、北・東シリア地域民主自治局が管理していたハサカ県内の刑務所の管理や受刑者の監督などを移管することが合意された。
会合後、代表団はハサカ市のグワイラーン刑務所を視察した。
シリア人権監視団によると、移管されるのはグワイラーン刑務所とアラーヤー刑務所。
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内務省(テレグラム)によると、クナイトラ県の内務治安局は、総合情報機関と協力し、ヒズブッラーや「旧体制の残党」とつながりがある破壊工作グループを逮捕、テロの試みを阻止した。シリア国家は治安部隊を通じて、安定を揺るがし公共の安全を損なうことを目的とした複数の試みを阻止することに成功した。これらの試みには、旧体制の残党や、一部の軽率な人物、ならびに「ヒズブッラー」民兵と関係する者が関与していた。
内務省(テレグラム)によると、このグループは車を民間の輸送車に偽装し、ロケット弾発射装置用の装備を装備、奇襲攻撃を実行しようとしていた。
内務省(テレグラム)によると、逮捕されたのはアブドゥルハミード・ザヌーバおよびアドナーン・ザインの2名で、グループの3人目のメンバーは逃走した。
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ヒズブッラーはテレグラムを通じて声明を発表し、関与を全面的に否定し、「虚偽・捏造されたもの」だと表明した。
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レバノン外務省は20日に公式サイトを通じて、シリアとの連帯を確認するとともに、いかなるレバノン人であってもシリアの安全および領土の保全を損なう行為に関与することを断固として拒否することを強調した。
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