トルコ占領下のバーブ市近郊でトルコのトラックによる物資搬送に反対するデモが発生、反体制派がこれを強制排除(2019年3月7日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月7日付)によると、トルコの占領下にある県北部のバーブ市とラーイー村を結ぶ街道での抗議デモ参加者に、国民軍傘下の警察・治安部隊が、実弾や催涙弾を発射し、強制排除した。

デモは、3月5日に、バーブ・サラーマ国境通行所管理局のカースィム・カースィム所長(准将)が、同通行所に面するオンジュプナル国境通行所(キリス県)をトルコ当局が開放し、トルコ側からの貨物車輌の通過が近く許可されると明らかにし、トルコの貨物車輌が県北部に直接物資や商品を搬入できるようになったことを受けたもの。

同様のデモは、5日にアアザーズ市でも行われ、シリア人ドライバー数十人が抗議を行っていた。

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同じくアレッポ県では、ANHA(3月7日付)によると、トルコの占領下にあるアフリーン郡のタルナダ村にある反体制武装集団の検問所で爆発が発生し、トルコ軍兵士1人が死亡、2人が負傷した。

AFP, March 7, 2019、ANHA, March 7, 2019、AP, March 7, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 7, 2019、al-Hayat, March 8, 2019、Reuters, March 7, 2019、SANA, March 7, 2019、UPI, March 7, 2019などをもとに作成。

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米占領下のタンフ国境通行所近くで、革命特殊任務軍がダーイシュと交戦、最高司令官が負傷(2019年3月7日)

ヒムス県では、ダイル・ザウル24(3月7日付)によると、タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)やヨルダン北東部のルクバーン・キャンプで米国の支援を受け活動を続ける革命特殊任務軍が、タンフ国境通行所基地でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、革命特殊任務軍のムハンナド・タラーア総司令官(大佐)が負傷した。

ダーイシュは戦闘で、革命特殊任務軍の車輌を9M113コンクールス対戦車ミサイルで撃破、タラーア総司令官はこの車輌の近くの別の車輌内におり、軽傷を負ったという。

AFP, March 7, 2019、ANHA, March 7, 2019、AP, March 7, 2019、Dayr al-Zawr 24, March 7, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 7, 2019、al-Hayat, March 8, 2019、Reuters, March 7, 2019、SANA, March 7, 2019、UPI, March 7, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県、イドリブ県でシャーム解放機構などと交戦、反体制派はアレッポ市南東部を砲撃(2019年3月7日)

ハマー県では、SANA(3月7日付)によると、フワイズ村一帯からシリア政府支配地域に潜入しようとした反体制武装集団をシリア軍が迎撃した。

また、タイバト・イマーム市では反体制武装集団によって敷設された地雷に住民が触れて爆発、一家5人(母親と子供4人)が死亡した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(3月8日付)によると、シリア軍がカフルズィーター市、ラターミナ町、サフル丘、ズィヤーラ町、シャリーア村、カルアト・マディーク町、フワイジャ村、タッル・ワースィト村、ジスル・バイト・ラース村を砲撃した。

またタイバト・イマーム市では、シリア軍が敷設した地雷が爆発し、子供4人が死亡、両親が負傷した。

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イドリブ県では、SANA(3月7日付)によると、シリア軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の停戦を確認し、アラブ・サイード村にある彼らの拠点を砲撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(3月8日付)によると、シリア軍ばビダーマー町、マアッラト・ヌウマーン市、アラブ・サイード村などを砲撃した。

この砲撃により、ビダーマー町では女性1人が死亡し、子供2人が負傷、マアッラト・ヌウマーン市では住民2人が死亡し、多数が負傷、アラブ・サイード村では女児1人が死亡、住民2にが負傷した。

シリア軍はまた、サラーキブ市、マアッル・シャマーリーン村、ハーン・シャイフーン市、ハーン・スブル村、ザンマール町、ジャズラーヤー村を砲撃し、多数が負傷した。

このほか、シュグル村では、クラスター弾の不発弾が爆発し、住民市民が死亡、カンスフラ村では自由イドリブ軍の司令官の乗った車が地雷に触れて爆発が起こり、この司令官が死亡した。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月7日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市南東のナイラブ航空基地一帯を砲撃した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(3月8日付)によると、シリア軍がフライターン市、フワイル・フッス村、タッル・バージル村などを砲撃した。

https://twitter.com/rahhal89/status/1103728826423672839

これに関して、SANA(3月7日付)は、反体制武装集団が県南部のマーリキーヤ村を砲撃、住民2人が死亡、8人が負傷したと伝えた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を12件(ラタキア県4件、イドリブ県3件、ハマー県3件、アレッポ県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を43件(ラタキア県1件、イドリブ県20件、ハマー県12件、アレッポ県10件)を確認した。

AFP, March 7, 2019、ANHA, March 7, 2019、AP, March 7, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 7, 2019、March 8, 2019、al-Hayat, March 8, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 7, 2019、Reuters, March 7, 2019、SANA, March 7, 2019、UPI, March 7, 2019などをもとに作成。

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イドリブ県ではシリア軍の砲撃で2人が、ハマー県では反体制派の砲撃で1人が死亡(2019年3月6日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月6日付)によると、シリア軍がナイラブ村をクラスター弾で砲撃し、子供1人が死亡、住民8人が負傷した。

またシリア軍はハーン・スブル村に対しても砲撃を行い、女性1人が死亡、多数が負傷、サラーキブ市でも複数が負傷した。

これに対して、新興のアル=カーイダ系組織アンサール・タウヒードが自作のアンサール2ロケット弾でアッズー丘、ハフィーヤ村のシリア軍拠点を砲撃した。

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ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月6日付)によると、シリア軍がカルアト・マディーク町、ザイズーン村の火力発電所、カストゥーン村一帯を砲撃した(死傷者はなかった)。

一方、SANA(3月6日付)によると、反体制武装集団がジューリーン村の住宅街を砲撃し、子供1人が死亡、住民6人が負傷した。

これに対して、シリア軍はカルアト・マディーク町、フワイズ村、シャリーア村、ザカート村、カフルズィーター市・アルバイーン村間の地域、ラターミナ町にあるシャーム解放機構やイッザ大隊(イッザ軍)の拠点を集中的に砲撃した。

シリア軍はまた、ムーリク市西の農地を移動する反体制武装集団の車輌を攻撃し、これを破壊した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(ラタキア県3件、イドリブ県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を28件(ラタキア県9件、アレッポ県9件、ハマー県6件、イドリブ県4件)を確認した。

AFP, March 6, 2019、ANHA, March 6, 2019、AP, March 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 6, 2019、al-Hayat, March 7, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 6, 2019、Reuters, March 6, 2019、SANA, March 6, 2019、UPI, March 6, 2019などをもとに作成。

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イドリブ市内でダーイシュのメンバー2人がシャーム解放機構の治安部隊を襲撃(2019年3月5日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月5日付)、イバー・ネット(3月5日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバー2人が、イドリブ市内のシュアイブ・モスク近くでシャーム解放機構の治安部隊に発砲した。

治安部隊は発砲した2人を追跡し、銃撃戦の末、1人を拘束したが、逃走時に重傷を負い死亡した。

もう1人も、自爆し死亡した。

AFP, March 5, 2019、ANHA, March 5, 2019、AP, March 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 5, 2019、al-Hayat, March 6, 2019、Reuters, March 5, 2019、SANA, March 5, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, March 5, 2019、UPI, March 5, 2019などをもとに作成。

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シリア国民連合傘下の暫定内閣首班が、シャーム解放機構に自治を委託されているシリア救国内閣との合併をめぐり閣内で対立の末辞任(2019年3月5日)

ドゥラル・シャーミーヤ(3月5日付)は、シリア革命反体制勢力国民連立の傘下にある暫定内閣の消息筋の話として、ジャワード・アブー・ハトブ首班が辞任したと伝えた。

アブー・ハトブ首班は、シャーム解放機構にイドリブ県の自治を委託されているシリア救国内閣と暫定内閣の合併をめぐって、暫定内閣内の閣僚らと対立し、辞任したという。

アブー・ハトブ氏は2016年5月半ばにアフマド・トゥウマ氏の後任として暫定内閣首班に就任していた。

AFP, March 5, 2019、ANHA, March 5, 2019、AP, March 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 5, 2019、al-Hayat, March 6, 2019、Reuters, March 5, 2019、SANA, March 5, 2019、UPI, March 5, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県バーブ市とアフリーン市で爆発が発生、戦闘員や住民が死傷、アフリーン郡に進駐するトルコ軍がYPGの砲撃を受け応戦(2019年3月5日)

アレッポ県では、ANHA(3月5日付)によると、トルコの占領下にあるバーグ市のリーハーウィー・モスク前で午後2時、爆弾が仕掛けられたオートバイが爆発し、反体制武装集団戦闘員や市民5人が死亡、9人が負傷した。

この事件に関して、オリーブの怒り作戦司令室は声明を出し、関与を認めた。

アフリーン市でも午後5時頃、スィヤーサ通りにあるスルターン・ムラード師団本部近くのゴミ箱に設置された爆弾が爆発し、少なくとも3人が負傷した。

このほか、アフリーン解放軍団は声明を出し、4日にアフリーン郡シーラーワー町近郊のバースィラ村でトルコ軍の拠点を攻撃し、兵士1人を殺害、2人を負傷させたと発表した。

一方、トルコ国防省は声明を出し、PKK(クルディスタン労働者党)/YPG(人民防衛隊)のテロリストがタッル・リフアト市方面からアフリーン郡に駐留するトルコ軍部隊に発砲、トルコ軍が応戦したと発表した。

AFP, March 5, 2019、ANHA, March 5, 2019、AP, March 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 5, 2019、al-Hayat, March 6, 2019、Reuters, March 5, 2019、SANA, March 5, 2019、UPI, March 5, 2019などをもとに作成。

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ダーイシュ最後の支配地バーグーズ村から住民、ダーイシュ戦闘員とその家族約2,000人が退去(2019年3月5日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(3月5日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)最後の支配地であるバーグーズ村からの住民、ダーイシュ戦闘員、そしてその家族を退去させるため、総攻撃を停止した。

これを受け、バーグーズ村に留まっていた住民ら2,000人以上が、シリア民主軍が用意した貨物車輌10台に分乗し、同地を後にした。

なお、バーグーズ村からハサカ県フール町にある避難民キャンプに移送されたダーイシュ支配地に留まっていた住民や戦闘員の家族の数は約5万6000人に達しているという。

シリア民主軍はまた、ダーイシュに拘束されていた捕虜(シリア民主軍戦闘員)5人を解放した。

AFP, March 5, 2019、ANHA, March 5, 2019、AP, March 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 5, 2019、al-Hayat, March 6, 2019、Reuters, March 5, 2019、SANA, March 5, 2019、UPI, March 5, 2019などをもとに作成。

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アレッポ県、イドリブ県、ハマー県、ラタキア県でシャーム解放機構とシリア軍が砲撃戦(2019年3月5日)

アレッポ県では、シャーム解放機構に近いイバー・ネット(3月5日付)によると、シャーム解放機構が県南部のフワイズ丘、ジャムイーヤート丘にあるシリア軍の拠点を砲撃した。


一方、SANA(3月5日付)によると、ハナースィル市南のマラーガ村でダーイシュ(イスラーム国)が残していった地雷が爆発し、住民12人が死亡、15人が負傷した。

このほか、アレッポ県のバーブ・サラーマ国境通行所管理局のカースィム・カースィム所長(准将)は、ドゥラル・シャーミーヤ(3月5日付)に対して、同通行所に面するオンジュプナル国境通行所(キリス県)をトルコ当局が開放し、トルコ側からの貨物車輌の通過が近く許可されると述べた。

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イドリブ県では、SANA(3月5日付)によると、シリア軍が、タッフ村、ハーン・シャイフーン市でシャーム解放機構をはじめとする反体制武装集団の拠点を砲撃した。

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ハマー県では、シャーム解放機構に近いイバー・ネット(3月5日付)によると、シャーム解放機構が県北部のジューリーン村にあるシリア軍基地を砲撃した。

一方、SANA(3月5日付)によると、シリア軍がムーリク市一帯からシリア政府支配地域に潜入しようとした反体制武装集団を撃退した。

シリア軍はまた、クルカート村、カルアト・マディーク町の反体制武装集団の拠点を砲撃した。

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ラタキア県では、シャーム解放機構に近いイバー・ネット(3月5日付)によると、シャーム解放機構がクルド山にあるブルカーン丘のシリア軍拠点を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(ハマー県11件、ラタキア県3件、アレッポ県6件、イドリブ県9件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を29件(ハマー県11件、ラタキア県3件、アレッポ県6件、イドリブ県9件)を確認した。

AFP, March 5, 2019、ANHA, March 5, 2019、AP, March 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 5, 2019、al-Hayat, March 6, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 5, 2019、Reuters, March 5, 2019、SANA, March 5, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, March 5, 2019、UPI, March 5, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍と反体制武装集団がアフリーン郡(アレッポ県)の村を砲撃(2019年3月4日)

アレッポ県では、ANHA(3月4日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団がアフリーン郡シーラーワー町近郊のブルジュ・カース村、アーキーブ村、スーガーニカ村を砲撃した。

AFP, March 4, 2019、ANHA, March 4, 2019、AP, March 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2019、al-Hayat, March 5, 2019、Reuters, March 4, 2019、SANA, March 4, 2019、UPI, March 4, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍が総攻撃を続けるダイル・ザウル県南東部バーグーズ村で戦闘員約200人が投降(2019年3月4日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(3月4日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の総攻撃を受けるダーイシュ(イスラーム国)最後の支配地バーグーズ村で、ダーイシュ戦闘員約200人がシリア民主軍に投降した。

投降した戦闘員はトルコ人を含むアジア人。

シリア民主軍はまた、バーグーズ村への総攻撃を続け、村の丘を制圧、YPGとシリア民主軍の掲げた。

なお、シリア民主軍広報センターは、バーグーズ村に対する総攻撃が続いているとしたうえで、これまでに戦闘員164人を殺害したと発表した。

AFP, March 4, 2019、ANHA, March 4, 2019、AP, March 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2019、al-Hayat, March 5, 2019、Reuters, March 4, 2019、SANA, March 4, 2019、UPI, March 4, 2019などをもとに作成。

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ハマー県に設置されているトルコ軍監視所の近くにシリア軍が撃った砲弾が着弾(2019年3月4日)

ハマー県では、アラビーヤ・チャンネル(3月4日付)などによると、県内に設置されているトルコ軍の監視所1カ所がシリア軍の砲撃を受けた。

ドゥラル・シャーミーヤ(3月4日付)によると、砲撃を受けたのはムーリク市にあるトルコ軍の監視所。

複数の消息筋によると、バッザーム丘に展開するシリア軍部隊が迫撃砲複数発を発射、トルコ国旗が掲げられていた監視所の200~500メートルの地点に砲弾は着弾、直撃はしなかったという。

砲撃を受けた監視所に駐留するトルコ軍部隊は、トルコ南部のインジルリク航空基地に航空支援を要請、同基地の航空部隊が警戒レベルを上げた。

一方、SANA(3月4日付)によると、シリア軍はラターミナ町で反体制武装集団の車輌を攻撃、これを破壊した。

シリア軍はまた、ムーリク市の反体制武装集団拠点、サキーク村(イドリブ県)方面からシリア政府支配地域に潜入しようとした武装集団を砲撃した。

さらに、ラトミーン村にあるイッザ大隊(イッザ軍)の攻撃に対し、応戦した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(ラタキア県)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を35件(ハマー県8件、イドリブ県12件、ラタキア県7件、アレッポ県8件)を確認した。

AFP, March 4, 2019、Alarabia, March 4, 2019、ANHA, March 4, 2019、AP, March 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2019、al-Hayat, March 5, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 4, 2019、Reuters, March 4, 2019、SANA, March 4, 2019、UPI, March 4, 2019などをもとに作成。

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ロバック元駐バーレーン米国大使がシリア民主評議会本部を訪問し、ダーイシュ壊滅後について協議(2019年3月3日)

ウィリアム・ロバック(William Roebuck)元駐バーレーン米国大使が、ラッカ県タッル・アブヤド市近郊のアイン・イーサー市にあるシリア民主評議会(人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体)の本部を訪問、イルハーム・アフマド執行委員会共同議長、ジハード・ウマル渉外局共同議長、ファルハード・ハンムー渉外局局員と会談した。

シリア民主評議会の広報局の発表によると、会談では、シリア北部および東部での情勢、とりわけシリア民主軍と有志連合によるダイル・ザウル県南東部バーグーズ村でのダーイシュ(イスラーム国)との戦いについて意見を交わした。

会談ではまた、バーグーズ村でのダーイシュ壊滅後についても協議され、シリア民主軍がロバック氏に対して、シリア北部および東部に対するトルコの侵攻の脅威が続くなか、同地域がダーイシュのスリーパー・セルの反撃の脅威にも直面していると強調したという。

会談出席者は、ダーイシュを完全に根絶するまでシリア民主軍と有志連合が連携・協力する必要があることを確認した。

ANHA(3月3日付)が伝えた。

AFP, March 3, 2019、ANHA, March 3, 2019、AP, March 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2019、al-Hayat, March 4, 2019、Reuters, March 3, 2019、SANA, March 3, 2019、UPI, March 3, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダーイシュ最後の支配地バーグーズ村への総攻撃を続行(2019年3月3日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(3月3日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)最後の支配地であるバーグーズ村への総攻撃を続行、ダーイシュと激しく交戦した。

AFP, March 3, 2019、ANHA, March 3, 2019、AP, March 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2019、al-Hayat, March 4, 2019、Reuters, March 3, 2019、SANA, March 3, 2019、UPI, March 3, 2019などをもとに作成。

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アル=カーイダ系のアンサール・タウヒードがハマー県北部のシリア軍拠点に対して特攻攻撃を敢行、20人以上が死亡、ラタキア県でもシリアのアル=カーイダが特攻攻撃(2019年3月3日)

ハマー県では、SANA(3月3日付)によると、反体制武装集団が3日未明、マサースィナ村にいたるシリア軍の拠点を攻撃し、爆発が発生した。

これに対してシリア軍は畜産農場地区、(東)ズール・ヒーサ村、マアリーン村にある反体制武装集団の拠点を砲撃した。

シリア軍はまた、ハムラー村、バーブ・ターカ村、ムーリク市の反体制武装集団に対しても砲撃を加えた。

マサースィナ村近郊のシリア軍拠点に対する攻撃に関して、爆発は、フッラース・ディーン機構とともに「信者を煽れ」作戦司令室を主導する新興のアル=カーイダ系組織アンサール・タウヒードは声明を出し、特攻(インギマースィー)攻撃を敢行し、兵士40人を殺害、数十人を負傷させたと発表し、犯行を認めた。

なお、シリア人権監視団によると、この攻撃での死者数は21人。

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ラタキア県では、SANA(3月3日付)によると、シリア軍がカルア山にある反体制武装集団の拠点を砲撃した。

これに関して、ドゥラル・シャーミーヤ(3月3日付)は、シャーム解放機構に所属するアサーイブ・ハムラー(赤鉢巻)がカルア山のシリア軍拠点に対して特攻自爆(インギマースィー)攻撃を行い、シリア軍兵士複数が死傷したと伝えた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(イドリブ県3件、ラタキア県4件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を14件(イドリブ県5件、ラタキア県3件、アレッポ県1件、ハマー県5件)を確認した。

AFP, March 3, 2019、ANHA, March 3, 2019、AP, March 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2019、al-Hayat, March 4, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 3, 2019、Reuters, March 3, 2019、SANA, March 3, 2019、UPI, March 3, 2019などをもとに作成。

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北・東シリア自治局は「傭兵」に協力したとして逮捕していた132人を釈放(2019年3月2日)

ハサカ県では、ANHA(3月2日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支配地域の自治を担う北・東シリア自治局(ジャズィーラ地方)が「傭兵」に協力したとして逮捕していた132人を釈放した。

「傭兵」とは、トルコの支援を受ける反体制武装集団、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーのこと。

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ユーフラテス・ポスト(3月2日付)によると、釈放されたのはダーイシュのメンバーだという。

AFP, March 2, 2019、ANHA, March 2, 2019、AP, March 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2019、Euphrates Post, March 2, 2019、al-Hayat, March 2, 2019、Reuters, March 2, 2019、SANA, March 2, 2019、UPI, March 2, 2019などをもとに作成。

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アフリーン解放軍団はトルコ占領下のアアザーズ市近郊でムウタスィム旅団と交戦(2019年3月2日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、トルコ占領下のアアザーズ市近郊のカルジャブリーン村近くでムウタスィム旅団と交戦し、戦闘員8人を殺害した。
ANHA(3月2日付)が伝えた。

AFP, March 2, 2019、ANHA, March 2, 2019、AP, March 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2019、al-Hayat, March 2, 2019、Reuters, March 2, 2019、SANA, March 2, 2019、UPI, March 2, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県でシャーム解放機構と交戦(2019年3月2日)

ハマー県では、SANA(3月2日付)によると、シリア軍が、フワイズ村にあるシャーム解放機構の拠点複数カ所を砲撃した。

砲撃は、シャーム解放機構が県北部のシリア軍拠点を砲撃したことを受けた対抗措置だという。

シリア軍はまたラトミーン村でイッザ大隊(イッザ軍団)の拠点を砲撃、これを破壊した。

AFP, March 2, 2019、ANHA, March 2, 2019、AP, March 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2019、al-Hayat, March 2, 2019、Reuters, March 2, 2019、SANA, March 2, 2019、UPI, March 2, 2019などをもとに作成。

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米主導の有志連合はダイル・ザウル県南東部での爆撃で白リン弾を使用(2019年3月2日)

ダイル・ザウル県では、SANA(3月2日付)が複数の地元情報筋の話として伝えたところによると、米主導の有志連合が、ダーイシュ(イスラーム国)の残党を掃討するとして、バーグーズ村近郊の農場地帯を白リン弾で爆撃した。

一方、ANHA(3月2日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がバーグーズ村でダーイシュ(イスラーム国)の武器庫を爆破、これを破壊した。

AFP, March 2, 2019、ANHA, March 2, 2019、AP, March 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2019、al-Hayat, March 2, 2019、Reuters, March 2, 2019、SANA, March 2, 2019、UPI, March 2, 2019などをもとに作成。

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シリア民主評議会高官「シリア領内の外国部隊の撤退についてロシアと協議する用意がある」(2019年3月1日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会の在米ワシントンDC代表のバッサーム・イスハク氏なリア・ノヴォースチ通信(3月2日付)に対して、シリア領内の外国部隊の撤退についてロシアと協議する用意があると述べた。

イスハク氏は、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領が27日のイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相との会談で、シリア国内で活動する外国の部隊の撤退を検討するための合同作業チームを設置することを提案したことに関して、「我々はあらゆる提案をロシアの高官と検討することを喜んで受け入れる。ロシアはシリアにおける重要な政治大国で、我々は何度もモスクワを訪れてきた…。ロシアはシリア民主評議会とダマスカスの連絡を仲介する役割を果たしている。一方、米国はトルコとの連絡において同じ役割を果たしている…。我々はロシア、米国、そしてシリアの問題に関与しているすべてのプレーヤーが協力を続けることを切に願う」と述べた。

一方、米軍の進駐については「我々は米国が撤退するだろうということは承知していた。我々はこの決定を尊重したい」と付言した。

AFP, March 2, 2019、ANHA, March 2, 2019、AP, March 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2019、al-Hayat, March 2, 2019、Reuters, March 2, 2019、RIA Novosti, March 2, 2019、SANA, March 2, 2019、UPI, March 2, 2019などをもとに作成。

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ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表「YPGではなく、シリアのクルド人が政治プロセスの当事者だ」(2019年3月1日)

ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表は、シリア情勢への対応を協議する国連安全保障理事会での会合後、記者団の質問に対して、「クルド人はシリアの危機解決に向けた政治プロセスの当事者なのであって、人民防衛隊(YPG)がそうではない」と述べた。

ペデルセン氏はまた、危機解決に向けたシリア人の主導のもとに「国際合同フォーラム」を設置すると示唆した。

アナトリア通信(3月1日付)が伝えた。

AFP, March 1, 2019、Anadolu Ajansı, March 1, 2019、ANHA, March 1, 2019、AP, March 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 1, 2019、al-Hayat, March 2, 2019、Reuters, March 1, 2019、SANA, March 1, 2019、UPI, March 1, 2019などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市で男が自爆、3人が死亡、多数が負傷(2019年3月1日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握する同県の中心都市イドリブ市のドゥバイト地区にあるレストラン(マトアム・フュージョン)で、男性が身につけていた爆弾ベルトを爆発させ、27人以上が死傷した。

オリエント・ニュース(3月1日付)によると、男性は武器をもってレストランに押し入り、客や従業員に向けて発砲後、自爆、3人が死亡、女性と子供を含む多数が負傷したという。

AFP, March 1, 2019、ANHA, March 1, 2019、AP, March 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 1, 2019、al-Hayat, March 2, 2019、Reuters, March 1, 2019、SANA, March 1, 2019、UPI, March 1, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍は住民や戦闘員の家族の退去完了を受けて、ダーイシュ最後の支配地バーグーズ村への総攻撃を開始(2019年3月1日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(3月1日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ダーイシュ(イスラーム国)最後の支配地であるバーグーズ村からの住民、戦闘員、そしてその家族の退去が完了したのを受けて、18時00分に「テロ撲滅の戦い」最終段階に入り、総攻撃を開始した。

バーグーズ村に留まっていた住民らは、シリア民主軍の特殊部隊が用意した貨物車輌に分乗し、バーグーズ村を後にした。

そのなかには、外国人を含むダーイシュ戦闘員とその家族数が含まれているという。

このほか、ANHAによると、シリア民主軍は、イラクのシンジャール郡出身のヤズィード教徒の少年1人をバーグーズ村で新たに解放した。

AFP, March 1, 2019、ANHA, March 1, 2019、AP, March 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 1, 2019、al-Hayat, March 2, 2019、Reuters, March 1, 2019、SANA, March 1, 2019、UPI, March 1, 2019などをもとに作成。

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シリア軍と反体制派はハマー県で砲撃戦(2019年3月1日)

ハマー県では、SANA(3月1日付)によると、反体制武装集団がムハルダ市、スーラーン町、マフルーサ村、ナーウーラ・シャトハ村、バッザーム丘を砲撃し、住民2人が負傷した。

これに対して、シリア軍はスーラーン町・ムーリク市間にある反体制武装集団の拠点を砲撃した。

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イドリブ県では、オリエント・ニュース(3月1日付)によると、戦車など50輌からなるトルコ軍部隊がカフルルースィーン村の通行所からシリア領内に入った。

トルコ軍部隊は二班に分かれ、サルマーン村とムーリク市にある監視所に展開したという。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(アレッポ県2件、イドリブ県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を8件(イドリブ県3件、ラタキア県5件)を確認した。

AFP, March 1, 2019、ANHA, March 1, 2019、AP, March 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 1, 2019、al-Hayat, March 2, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 1, 2019、Reuters, March 1, 2019、SANA, March 1, 2019、UPI, March 1, 2019などをもとに作成。

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アフリーン解放軍団がトルコ占領下のアレッポ県北部3カ所で反体制武装集団を攻撃(2019年3月1日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、トルコの占領下にあるアフリーン郡で27日、スルターン・ムラード師団の拠点を爆破、28日には第9師団の本部を爆破した。
爆破したスルターン・ムラード師団の拠点はシャッラー村近郊の街道、第9師団の拠点はラージュー町近郊にあった。

アフリーン解放軍はまた、トルコの占領下にあるバーブ市近郊の街道でシャーム自由人イスラーム運動の車輌を爆破した。

ANHA(3月1日付)が伝えた。

AFP, March 1, 2019、ANHA, March 1, 2019、AP, March 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 1, 2019、al-Hayat, March 2, 2019、Reuters, March 1, 2019、SANA, March 1, 2019、UPI, March 1, 2019などをもとに作成。

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米国がダイル・ザウル県南東部のダーイシュ最後の支配地からバグダーディー指導者と幹部の妻子21人を車で移送させる(2019年2月28日)

イラクのバグダード・ヤウム(2月28日付)は、イラク情報筋の話として、米軍の護衛を受けた車で、ダーイシュ(イスラーム国)のアブー・バグル・バグダーディー指導者や幹部の妻子をダイル・ザウル県南東部にあるダーイシュ最後の支配地バーグーズ村から移送されたと伝えた。

同情報筋によると、移送は、バーグーズ村引き渡しにかかる人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とダーイシュの合意に基づくもので、青色の大型車輌1台が同地に入り、バグダーディー指導者や幹部の妻子21人を乗せて、同地を後にしたという。

移送先は不明。

AFP, February 28, 2019、ANHA, February 28, 2019、AP, February 28, 2019、Baghdad al-Yawm, February 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 28, 2019、al-Hayat, February 28, 2019、Reuters, February 28, 2019、Orient News, February 28, 2019、SANA, February 28, 2019、UPI, February 28, 2019などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県南東部のダーイシュ最後の支配地から戦闘員と家族数百人が投降(2019年2月28日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(2月28日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)最後の支配地であるバーグーズ村で籠城を続けてきたダーイシュ戦闘員とその家族数百人が、同地を包囲する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に投降した。

ANHAによると、投降したのはシリア人、イラク人を含むアラブ人、ロシア、トルコ、ウズベキスタン、パキスタンなどの外国出身者で、シリア民主軍が用意した貨物トラックで移送された(移送先は不明)。

一方、シリア民主軍が声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)によって拉致されていたシリア民主軍の戦闘員24人をバーグーズ村で解放することに成功したと発表した。

AFP, February 28, 2019、ANHA, February 28, 2019、AP, February 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 28, 2019、al-Hayat, February 28, 2019、Reuters, February 28, 2019、Orient News, February 28, 2019、SANA, February 28, 2019、UPI, February 28, 2019などをもとに作成。

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アフリーン解放軍団はトルコ占領下のアフリーン郡で反体制派を2度にわたり攻撃(2019年2月28日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、24日にアフリーン市近郊のカラ・タバ村近郊の街道で反体制武装集団の車輌を爆破、25日にシャッラー村近郊のバニー・フーリー村で「精鋭部隊」の検問所を攻撃したと発表した。

ANHA(2月28日付)が伝えた。

一方、オリエント・ニュース(2月28日付)によると、トルコの占領下にあるアフリーン郡ラージュー町近郊で、人民防衛隊(YPG)が仕掛けた地雷に国民軍の戦闘員が触れて死亡した。

AFP, February 28, 2019、ANHA, February 28, 2019、AP, February 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 28, 2019、al-Hayat, February 28, 2019、Reuters, February 28, 2019、Orient News, February 28, 2019、SANA, February 28, 2019、UPI, February 28, 2019などをもとに作成。

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シリア軍と反体制武装集団がハマー県で砲撃戦(2019年2月27日)

ハマー県では、SANA(2月27日付)によると、ラターミナ町、カフルズィーター市一帯で活動する反体制武装集団がムハルダ市の火力発電所を砲撃した。

これに対して、シリア軍はラターミナ町、カフルズィーター市一帯の反体制武装集団の拠点に対して砲撃を行った。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月27日付)によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構がダルクーシュ市でダーイシュ(イスラーム国)のグループが拠点として使用していた民家に突入し、ダーイシュ・メンバー多数を拘束した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月27日付)によると、ティーム油田で送電線の復旧作業を行っていた電力公社の写真が、ダーイシュ(イスラーム国)が残していった地雷に触れて、死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を12件(イドリブ県7件、ラタキア県3件、ハマー県1件、アレッポ県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を12件(イドリブ県6件、アレッポ県2件、ハマー県2件、ラタキア県2件)を確認した。

AFP, February 27, 2019、ANHA, February 27, 2019、AP, February 27, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 27, 2019、al-Hayat, February 27, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 27, 2019、Reuters, February 27, 2019、SANA, February 27, 2019、UPI, February 27, 2019などをもとに作成。

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ダーイシュ最後の拠点バーグーズ村からメンバーの家族と住民2,600人がフール避難民キャンプに新たに移送される(2019年2月26日)

ハサカ県では、ANHA(2月26日付)によると、22、23日に続いて、バーグーズ村にあるイスラーム国(ダーイシュ)最後の支配地を包囲する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が「解放」した住民やダーイシュ・メンバーの家族の第3陣約2,600人が、フール町にある避難民キャンプに到着した。

ANHAによると、22、23日の2日で到着した住民・家族と合わせて、その数は6,600人に達しているという。

ダーイシュ・メンバーの家族は、ハマー市、イドリブ市、ラッカ市、タブカ市(ラッカ県)、ダイル・ザウル市、マンビジュ市(アレッポ県)、ジャラーブルス市(アレッポ県)、バーブ市(アレッポ県)、ヒムス市、マダーヤー町(ダマスカス郊外県)などの出身者のほか、ロシア人、トルコ人、ウズベキスタン人、インドネシア人も含まれているという。

 

なお、移送された避難民のなかには、ダーイシュによって拉致されていたイラク(シンジャール出身)のヤズィード教徒の子供2人も含まれているという。

AFP, February 26, 2019、ANHA, February 26, 2019、AP, February 26, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 26, 2019、al-Hayat, February 27, 2019、Reuters, February 26, 2019、SANA, February 26, 2019、UPI, February 26, 2019などをもとに作成。

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