トルコの支援を受ける反体制武装集団がマンビジュ市(アレッポ県)北東で住民に発砲(2018年11月10日)

アレッポ県では、ANHA(11月10日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)支配地域とトルコの実質占領地域が接するマンビジュ市北東のハムラーン村で、オリーブの実を収穫していた住民がトルコの支援を受ける反体制武装集団の発砲を受けた。

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ラッカ県では、ANHA(11月10日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)の支配下にあるスルーク町で、爆弾が爆発した。

ANHA, November 10, 2018

AFP, November 10, 2018、ANHA, November 10, 2018、AP, November 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 10, 2018、al-Hayat, November 10, 2018、Reuters, November 10, 2018、SANA, November 10, 2018、UPI, November 10, 2018などをもとに作成。

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ダーイシュはサファー丘(ダマスカス郊外県)でシリア軍と交戦、シャーム解放機構はイドリブ県でダーイシュ・メンバーを拘束(2018年11月10日)

ダマスカス郊外県では、ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信(11月10日付)によると、スワイダー県東部に隣接するサファー丘でダーイシュとシリア軍が交戦、シリア軍兵士10人が死亡した。

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イドリブ県では、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構に近いイバー・ネット(11月10日付)によると、シャーム解放機構の治安部隊が、タッル・マンス村でダーイシュ(イスラーム国)のメンバー12人を拘束した。

AFP, November 10, 2018、ANHA, November 10, 2018、AP, November 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 10, 2018、al-Hayat, November 10, 2018、Reuters, November 10, 2018、SANA, November 10, 2018、UPI, November 10, 2018などをもとに作成。

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ハマー県北部でシリアのアル=カーイダのシャーム解放機構がイッザ軍に対する攻撃への報復としてシリア軍拠点を攻撃、兵士多数を殺害。シリア人権監視団はシリア軍の停戦違反を示唆するも、トルコは停戦違反を報告せず(2018年11月10日)

ハマー県では、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構に近いイバー・ネット(11月10日付)によると、10日のシリア軍によるイッザ軍拠点攻撃への報復として、シャーム解放機構のアサーイブ・ハムラー部隊が県北部のタラービーア村にあるシリア軍の作戦司令室を攻撃し、兵士20人以上を殺害した。

SANA(11月10日付)も、ハスラーヤー村で活動を続ける反体制武装集団が、タッル・ミルフ村一帯に潜入し、シリア軍拠点を攻撃し、シリア軍は武装集団を撃退したが、兵士数人が死傷したと伝えた。

ロシア国防省の発表によると、シリア軍兵士6人が死亡、5人が負傷した。

この戦闘に関して、シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表は、AFP(11月10日付)に対して、非武装地帯近郊、すなわち同地帯に隣接する反体制派支配地域(緊張緩和地帯)で戦闘が発生し、シリア軍少なくとも8人がシャーム解放機構によって殺害されたと述べ、シリア軍側の停戦違反を示唆した。

だが、ロシア国防省によると、ロシア・トルコ停戦監視委員会のトルコ側監督チームからの緊張緩和地帯での停戦違反についての報告はない。

一方、SANAによると、シリア軍はまた、ザッリーン村およびズラーキーヤート村一帯でイッザ大隊(イッザ軍)との戦闘を続けた。

SANA, November 10, 2018

AFP, November 10, 2018、ANHA, November 10, 2018、AP, November 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 10, 2018、al-Hayat, November 10, 2018、Ministry of Defence of the Russian Federation, November 10, 2018、Reuters, November 10, 2018、SANA, November 10, 2018、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, November 10, 2018、UPI, November 10, 2018などをもとに作成。

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シリア人権監視団のアブドゥッラフマーン代表は「イラン・イスラーム革命防衛隊とシリア諜報機関が10万4000人の拘置者・逮捕者を殺害した」と喧伝(2018年11月9日)

英国で活動する反体制組織のシリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表は、アラビーヤ・チャンネル(11月9日付)に対して、政権内部から得た情報だとして、シリア軍およびムハーバラート(諜報機関)所轄の拘置所・刑務所で10万4000人の拘置者・逮捕者が死亡したと述べた。

アブドゥッラフマーン代表は、「政権内部から得た情報」の詳細については明らかにしなかったが、死亡した拘置者・逮捕者の約83%が2013年3月から2015年10月にかけて死亡し、30万人がダマスカス郊外県のサイドナーヤー刑務所で収監されていたという。

シリアの拘置所・刑務所は、イラン・イスラーム革命防衛隊とシリアのムハーバラートによって監視され、両組織が拘置者・逮捕者の殺害を黙認、サイドナーヤー刑務所では1日2~3人が病気や飢えで死亡していたのだという。

また、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領も、シリア政府に対する国際世論の批判を回避するために、こうした拘置所・刑務所を監督していたのだという。

アブドゥッラフマーン代表は、イラン・イスラーム革命防衛隊、ジャミール・ハサン少将を長とする空軍情報部をはじめとするムハーバラートの手によって10万4000人が殺されたと断じたうえで、現在も80万人あまりが各地の拘置所・刑務所に収監されており、政府は拘置者・逮捕者がすでに死亡したと、家族に対して伝えていたが、新たな軍事作戦のための条件として彼らの身柄を利用しようとしているのだという。

https://www.facebook.com/syriahro/videos/569806136790851/

syriahr.com, November 9, 2018

AFP, November 11, 2018、ANHA, November 11, 2018、AP, November 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 11, 2018、al-Hayat, November 12, 2018、Reuters, November 11, 2018、SANA, November 11, 2018、Syriahr.com, November 9, 2018、UPI, November 11, 2018などをもとに作成。

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トルコの庇護を受ける国民解放戦線を主導するシャーム自由人イスラーム運動、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構は、イッザ軍に対するシリア軍による攻撃に報復するとし臨戦態勢に(2018年11月9日)

トルコの庇護を受ける国民解放戦線に所属するアル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動は、シリア軍、ないしはイラン・イスラーム革命防衛隊、ヒズブッラーによるハマー県ズラーキーヤート村一帯のイッザ軍拠点に対する攻撃を受けて声明を出し、「この攻撃が報復無しでは済まされないと誓約する」と表明した。

al-Durar al-Shamiya, November 9, 2018

またジャービル・アリー・バーシャー総司令官はテレグラムのアカウントを通じて、シリア北部で活動する反体制武装集団に対して、シリア軍との戦闘に備えるよう呼びかけた。

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シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構も声明を出し、「殉教した者のために報復する」と宣言した。

al-Durar al-Shamiya, November 9, 2018

シャーム解放機構はまた、臨戦態勢をとるため、メンバーに対して動員令を発した。

al-Durar al-Shamiya, November 9, 2018

AFP, November 9, 2018、ANHA, November 9, 2018、AP, November 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 9, 2018、al-Hayat, November 9, 2018、Reuters, November 9, 2018、SANA, November 9, 2018、UPI, November 9, 2018などをもとに作成。

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ハマー県北部の非武装地帯でシリア軍(ないしはイラン・イスラーム革命防衛隊とヒズブッラー)がイッザ軍を攻撃し拠点複数カ所を制圧(2018年11月9日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、ロシアとトルコの合意で設置された非武装地帯内に位置するズラーキーヤート村一帯でイッザ軍の拠点複数カ所を攻撃し、戦闘員22人が死亡した。

SANA(11月9日付)も、イッザ大隊(イッザ軍)がズラーキーヤート村一帯にあるシリア軍拠点を攻撃、シリア軍が応戦し、これを殲滅したと伝えた。

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これに関して、イッザ軍のアブドゥッラッザーク・ハサン広報局長は声明を出し、シリア軍部隊が8日晩にロシアとトルコの合意により設置された非武装地帯内に位置するズラーキーヤート村一帯に潜入し、イッザ軍の拠点複数カ所を攻撃、23人が死亡、複数人が負傷したと発表した。

一方、イッザ軍の司令官の1人ムスタファー・バクール大佐は声明を出し、イラン・イスラーム革命防衛隊、ヒズブッラーが、ロシア軍の偵察機の支援を受けて潜入し、イッザ軍の複数拠点を攻撃し、占領したと主張した。

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ドゥラル・シャーミーヤ(11月9日付)によると、この戦闘でイッザ軍戦闘員23人が死亡、シリア軍兵士(ないしはイラン・イスラーム革命防衛隊とヒズブッラー側)も6人が死亡したという。

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イッザ軍は、トルコの庇護を受ける国民解放戦線には参加せず、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構、トルキスタン・イスラーム党などとともにシリア軍と戦闘を続けてきた組織で、バラク・オバマ前米政権の支援を受けてきたいわゆる「穏健な反体制派」の一つ。

SANA, November 9, 2018

AFP, November 9, 2018、ANHA, November 9, 2018、AP, November 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 9, 2018、al-Hayat, November 9, 2018、Reuters, November 9, 2018、SANA, November 9, 2018、UPI, November 9, 2018などをもとに作成。

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米主導の有志連合はダイル・ザウル県南東部のハジーン市を爆撃し、住民20人以上を殺害(2018年11月9日)

ダイル・ザウル県では、SANA(11月9日付)によると、米主導の有志連合がハジーン市を爆撃し、住民26人が死亡した。

ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信(11月9日付)によると、死者は40人にのぼるという。

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ラッカ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターによると、シリア民主軍のテロ撲滅部隊が、米主導の有志連合の支援を受け、ラッカ市内でダーイシュ(イスラーム国)の司令官1人を逮捕した。

ANHA(11月9日付)が伝えた。

一方、ANHAによると、ラッカ市中心街のムウタッズ通りで何者かがしかけた爆弾が爆発し、住民1人が負傷した。

AFP, November 9, 2018、ANHA, November 9, 2018、AP, November 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 9, 2018、al-Hayat, November 9, 2018、Reuters, November 9, 2018、SANA, November 9, 2018、UPI, November 9, 2018などをもとに作成。

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YPGはトルコの占領下にあるアフリーン郡(アレッポ県)でシャーム軍団とスルターン・ムラード師団の拠点を攻撃(2018年11月9日)

アレッポ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)の広報センターによると、YPGはトルコ占領下のアフリーン郡のジンディールス町近郊のムハンマディーヤ村とアフリーン市で8日、シャーム軍団とスルターン・ムラード師団の拠点を攻撃し、戦闘員8人を殺害、10人を負傷させた。

ANHA(11月9日付)が伝えた。

AFP, November 9, 2018、ANHA, November 9, 2018、AP, November 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 9, 2018、al-Hayat, November 9, 2018、Reuters, November 9, 2018、SANA, November 9, 2018、UPI, November 9, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はサファー丘(ダマスカス郊外県)の岩石砂漠地帯に潜伏するダーイシュに対する砲撃を再開(2018年11月9日)

ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月9日付)によると、シリア軍(第4機甲師団)が、シリア政府と和解した反体制武装集団、パレスチナ人からなるクドス旅団とともに、スワイダー県東部に隣接するサファー丘の岩石砂漠地帯に潜伏するダーイシュ(イスラーム国)に対する攻撃を再開した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(11月9日付)によると、シリア軍部隊がマヤーディーン市近郊でダーイシュ(イスラーム国)が保有していたミサイル複数発を発見した。

SANA, November 9, 2018

AFP, November 9, 2018、ANHA, November 9, 2018、AP, November 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 9, 2018、al-Hayat, November 9, 2018、Reuters, November 9, 2018、SANA, November 9, 2018、UPI, November 9, 2018などをもとに作成。

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トルコの支援を受けるスルターン・ムラード師団が東グータ地方から退去してきたメディア活動家をアフリーン市で拘束(2018年11月8日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月11日付)によると、トルコの占領下にあるアフリーン市で、スルターン・ムラード師団が、シリア政府との和解を拒否し、反体制武装集団とともにダマスカス郊外県東グータ地方から退去していたメディア活動家のビラール・サルユール氏を拘束した。

サルユール氏は拘束された際、アフリーン市のヴィーラート通りで写真を撮影していた。

AFP, November 11, 2018、ANHA, November 11, 2018、AP, November 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 11, 2018、al-Hayat, November 12, 2018、Reuters, November 11, 2018、SANA, November 11, 2018、UPI, November 11, 2018などをもとに作成。

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ダーイシュはダイル・ザウル県南東部のタンフ油田一帯のシリア民主軍拠点を襲撃、米主導の有志連合がこれに対して爆撃で応戦(2018年11月8日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月8日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が7日晩、タンフ油田に近い西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点を襲撃し、戦闘員9人を殺害した。

これを受け、米主導の有志連合が同地一帯を爆撃し、ダーイシュのメンバー20人を殺害した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア民主軍は県南東部での戦闘で、イスラーム国戦闘員少なくとも65人を殲滅したという。

AFP, November 8, 2018、ANHA, November 8, 2018、AP, November 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 8, 2018、al-Hayat, November 9, 2018、Reuters, November 8, 2018、SANA, November 8, 2018、UPI, November 8, 2018などをもとに作成。

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アレッポ県北部の反体制派拠点都市で爆弾が爆発(2018年11月8日)

アレッポ県では、ANHA(11月8日付)によると、反体制派の拠点都市である北部のアアザーズ市で、バスに仕掛けられた爆弾が爆発し、住民6人が負傷した。

AFP, November 8, 2018、ANHA, November 8, 2018、AP, November 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 8, 2018、al-Hayat, November 9, 2018、Reuters, November 8, 2018、SANA, November 8, 2018、UPI, November 8, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はダーイシュが拘束していたスワイダー県東部の女性・子供全員の救出に成功(2018年11月8日)

SANA(11月8日付)は、7月にスワイダー県東部(スィブキー村一帯)でダーイシュ(イスラーム国)が拉致した女性や子供のうち殺害・解放されていなかった19人全員をシリア軍が解放することに成功したと伝えた。

拉致されていた女性と子供は、ダーイシュが活動を続けるヒムス県南東部のハミーマ砂漠地帯で拘束されていたが、シリア軍がこの拘束場所に突入し、全員を解放した。

突入に際して、ダーイシュ戦闘員と交戦、これを殲滅したという。

SANA, November 8, 2018
SANA, November 8, 2018
SANA, November 8, 2018
SANA, November 8, 2018
SANA, November 8, 2018
SANA, November 8, 2018
SANA, November 8, 2018
SANA, November 8, 2018
SANA, November 8, 2018

 

https://youtu.be/7f-UVhV_MpY

https://youtu.be/TWVulSOZsDA

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前線司令官がSANA(11月9日付)に明らかにしたところによると、救出作戦では、ダーイシュ・メンバー8人(一部は外国人)を殲滅、車輌多数を破壊、3台を捕獲、シリア軍側に死傷者はなかったという。

SANA, November 9, 2018

AFP, November 8, 2018、ANHA, November 8, 2018、AP, November 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 8, 2018、al-Hayat, November 9, 2018、Reuters, November 8, 2018、SANA, November 8, 2018、November 9, 2018、UPI, November 8, 2018などをもとに作成。

 

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シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構傘下の石油会社がイドリブ県の燃料を独占し、価格が急騰(2018年11月7日)

『ハヤート』(11月7日付)は、複数の活動家と地元消息筋の話として、反体制派の支配下にあるイドリブ県で燃料の価格が急騰し、住民が購入できなくなっていると伝えた。

同紙によると、ガソリン代は1バレル40,000シリア・ポンド(100米ドル)から60,000シリア・ポンド(150米ドル)にまで上昇、また市場で入手できる燃料も現象しているという。

その理由として、複数の地元消息筋は、シリア北東部の国境地帯でトルコ軍と西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)の戦闘が近いとする報道を受けて、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構に所属するワタド石油社が、アレッポ県アフリーン郡を経由してイドリブ県北部への燃料の輸送便を掌握し、貯蔵する動きに出ているためだとみている。

ワタド石油社はまた、シャーム解放機構やそれに近い商人を通じて、イドリブ市に輸送される燃料を買い占め、市場への燃料の供給を制限しているために、価格高騰が生じているという。

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AFP, November 6, 2018、ANHA, November 6, 2018、AP, November 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 6, 2018、al-Hayat, November 7, 2018、Reuters, November 6, 2018、SANA, November 6, 2018、UPI, November 6, 2018などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が大規模軍事演習(2018年11月7日)

シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構は、インターネットを通じて精鋭部隊が大規模軍事演習を行ったと発表、その写真を公開した。

演習が行われた日時、場所は不明。

al-Durar al-Shamiya, November 7, 2018
al-Durar al-Shamiya, November 7, 2018
al-Durar al-Shamiya, November 7, 2018
al-Durar al-Shamiya, November 7, 2018
al-Durar al-Shamiya, November 7, 2018
al-Durar al-Shamiya, November 7, 2018
al-Durar al-Shamiya, November 7, 2018

AFP, November 7, 2018、ANHA, November 7, 2018、AP, November 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 7, 2018、al-Hayat, November 8, 2018、Reuters, November 7, 2018、SANA, November 7, 2018、UPI, November 7, 2018などをもとに作成。

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反体制派系サイトによると、シリア軍とロジャヴァはダイル・ザウル県の村々で住民を拉致し、首都ダマスカスに連行(2018年11月7日)

反体制派系のジュスール・フラート・ネットワーク(11月7日付)は、シリア政府が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と協力して、ダイル・ザウル県内の村々で住民を拉致し、首都ダマスカスの軍当局に連行している、と伝えた。

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ダルアー県では、ハウラーン自由人連合によると、ダーイル町の住民が、シリア政府と和解した反体制武装集団のメンバーのガーニム・ハマディー・ジャームース氏の遺体を発見したと伝えた。

ジャームース氏の遺体には拷問によると思われる傷が見られたという。

AFP, November 7, 2018、ANHA, November 7, 2018、AP, November 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 7, 2018、November 8, 2018、al-Hayat, November 8, 2018、Reuters, November 7, 2018、SANA, November 7, 2018、Shabakat Jusur al-Furat, November 7, 2018、UPI, November 7, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍はシリア北東部の国境地帯への越境攻撃を続け、YPG戦闘員複数が死傷、キリスト教会が被弾(2018年11月7日)

ハサカ県では、アナトリア通信(11月7日付)によると、10月28日以降越境攻撃を続けるトルコ軍は、ラアス・アイン市近郊のジーラーン村に向けて発砲、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)の戦闘員複数が死傷した。

また、ANHA(11月7日付)によると、トルコ軍はカフターニーヤ(ディルベ・スピーイェフ)市近郊のタッル・ジーハーン村を再び攻撃した。

タッル・ジーハーン村は、クルド人、シリア正教徒、アラブ人が暮らしており、トルコ軍は教会に向かって発砲、壁に弾痕が残った。

ANHA, November 7, 2018

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ラッカ県では、ANHA(11月7日付)によると、トルコ軍がタッル・アブヤド市西のスーサク村を攻撃した。

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アレッポ県では、ANHA(11月7日付)によると、トルコ軍がアイン・アラブ(コバネ)市東のジャーガルリー村、サリーブ・カッラーン村を攻撃した。

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ハーブール(11月7日付)は、トルコ軍が越境攻撃を強めたのを受け、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘員約130人が脱走したと伝えた。
AFP, November 7, 2018、Anadolu Ajansı, November 7, 2018、ANHA, November 7, 2018、AP, November 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 7, 2018、al-Hayat, November 8, 2018、al-Khabur, November 7, 2018、Reuters, November 7, 2018、SANA, November 7, 2018、UPI, November 7, 2018などをもとに作成。

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トルコ占領下のアフリーン市(アレッポ県)で東部自由人連合のメンバーとイスラーム軍のメンバーの戦闘が続く(2018年11月7日)

アレッポ県では、ANHA(11月7日付)によると、トルコの実質占領下にあるアフリーン市で、東部自由人連合のメンバーとイスラーム軍のメンバーの戦闘が続いた。

戦闘は工業地区、カーワー交差点一帯、中心街で激しく行われ、双方のメンバー少なくとも14人が死亡、多数が負傷した。

市内では厳戒態勢が敷かれ、商店などが閉店を余儀なくされるとともに、ラージュー町、カスタル・カスタル・ジンドゥー村に至る幹線道路が閉鎖された。

戦闘は、オリーブの収穫の分け前をめぐる対立がきっかけだという。

AFP, November 7, 2018、ANHA, November 7, 2018、AP, November 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 7, 2018、al-Hayat, November 8, 2018、Reuters, November 7, 2018、SANA, November 7, 2018、UPI, November 7, 2018などをもとに作成。

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ハマー県でシリア軍とトルキスタン・イスラーム党が交戦(2018年11月7日)

ハマー県では、SANA(11月7日付)によると、シリア軍がマサースィナ村一帯に侵入を試みたトルキスタン・イスラーム党を撃退した。

AFP, November 7, 2018、ANHA, November 7, 2018、AP, November 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 7, 2018、al-Hayat, November 8, 2018、Reuters, November 7, 2018、SANA, November 7, 2018、UPI, November 7, 2018などをもとに作成。

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トルコ占領下のアフリーン市でイスラーム軍と東部自由人連合のメンバーどうしが激しく交戦(2018年11月6日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月6日付)によると、トルコの実質占領下にあるアフリーン市で、ダマスカス郊外県東グータ地方から退去したイスラーム軍のメンバーと、東部自由人連合のメンバーが激しく交戦、同地の憲兵が介入し、両者を引き離した。

この戦闘で、東部自由人連合のメンバー1人が死亡、住民1人が巻き添えとなって負傷した。

その後、東部自由人連合とイスラーム軍は共同声明を出し、組織として戦闘が発生したことを承知していなかったと釈明、戦闘に参加した双方のメンバーは軍事法廷で裁かれると発表した。

al-Durar al-Shamiya, November 6, 2018

AFP, November 6, 2018、ANHA, November 6, 2018、AP, November 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 6, 2018、al-Hayat, November 7, 2018、Reuters, November 6, 2018、SANA, November 6, 2018、UPI, November 6, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍がハサカ県のロジャヴァ支配地域を越境攻撃(2018年11月6日)

ハサカ県では、ANHA(11月6日付)によると、トルコ軍がカフターニーヤ(ディルベ・スピーイェフ)市近郊のタッル・ジーハーン村とラアス・アイン市マハッタ地区を越境砲撃し、民家や乗用車が被害を受けた。

AFP, November 6, 2018、ANHA, November 6, 2018、AP, November 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 6, 2018、al-Hayat, November 7, 2018、Reuters, November 6, 2018、SANA, November 6, 2018、UPI, November 6, 2018などをもとに作成。

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ロジャヴァ支配下のマンビジュ市で車が爆発、男性1人が死亡(2018年11月6日)

アレッポ県では、ANHA(11月6日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)の支配下にあるユーフラテス川西岸のマンビジュ市で、爆弾が仕掛けられた車が爆発し、乗っていた男性1人が死亡した。

ANHA, November 6, 2018

AFP, November 6, 2018、ANHA, November 6, 2018、AP, November 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 6, 2018、al-Hayat, November 7, 2018、Reuters, November 6, 2018、SANA, November 6, 2018、UPI, November 6, 2018などをもとに作成。

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YPGに近い「オリーブの怒り」作戦司令室がトルコ占領下のアフリーン郡でハムザ旅団戦闘員を殺害(2018年11月6日)

アレッポ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)に近い「オリーブの怒り」作戦司令室が、トルコの実質占領下にあるアフリーン郡ラージュー町近郊でハムザ旅団の戦闘員1人を殺害した。

ANHA(11月6日付)が伝えた。

AFP, November 6, 2018、ANHA, November 6, 2018、AP, November 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 6, 2018、al-Hayat, November 7, 2018、Reuters, November 6, 2018、SANA, November 6, 2018、UPI, November 6, 2018などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でYPG主体のシリア民主軍がダーイシュと交戦(2018年11月6日)

ダイル・ザウル県では、「テロ駆逐の戦い」を続ける西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がハジーン市一帯でダーイシュ(イスラーム国)に対する攻撃を再開した。

ANHA(11月6日付)が伝えた。

シリア人権監視団によると、シリア民主軍は、バフラ村、ハジーン市近郊のダーイシュ拠点への攻撃を再開し、戦闘員26人を殲滅したという。

AFP, November 6, 2018、ANHA, November 6, 2018、AP, November 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 6, 2018、al-Hayat, November 7, 2018、Reuters, November 6, 2018、SANA, November 6, 2018、UPI, November 6, 2018などをもとに作成。

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シリア人権監視団:トルコ占領下のアレッポ県北部の武装集団がシリア赤新月社車輌を使って政府支配地域に麻薬を密輸?!(2018年11月6日)

シリア人権監視団は、トルコの占領下にあるシリア北部から大麻などの麻薬の種子、カプタゴン、トラマドールなどの薬物が、密売買されている情報を得たと発表した。

トルコの庇護を受けるいわゆるユーフラテスの盾作戦司令室に所属する「傭兵」の支配下にあるアレッポ県北部で活動する医療スタッフによると、密輸にはシリア赤新月社の車輌などが使用されているという。

これらのスタッフによると、約3週間前に、ハマー県カルアト・マディーク町の通行所を通じてシリア政府支配地域から反体制武装集団支配下のイドリブ県に入った救急車輌9台が、トルコの実質占領下にあるアレッポ県のアフリーン郡やアアザース郡に入り、積んでいた医薬品を配給したが、2台の車輌には、ラーイー村方面に向かうとして、開封が禁じられた積み荷が積まれていたという。

某医療筋によると、この2台には麻薬が積まれており、その後、ハムザ師団の支配地域を通って、シリア政府支配地域に向かったのだという。

なお、シリア赤新月社は、イドリブ県、アレッポ県北部など反体制武装集団の支配下、そしてトルコの実質占領下にある地域では活動を行っていない。

syriahr.com, November 6, 2018

AFP, November 6, 2018、ANHA, November 6, 2018、AP, November 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 6, 2018、al-Hayat, November 7, 2018、Reuters, November 6, 2018、SANA, November 6, 2018、UPI, November 6, 2018などをもとに作成。

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シリア軍と反体制武装集団がハマー県で交戦(2018年11月6日)

ハマー県では、SANA(11月6日付)によると、反体制武装集団がザカー村南部からムハルダ市一帯に侵入、シリア軍がこれを撃退した。

ドゥラル・シャーミーヤ(11月6日付)によると、反体制武装集団がジューリーン村にあるシリア軍基地を砲撃し、士官1人が死亡したという。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月6日付)によると、軍事治安局がタッル・シハーブ町で強制捜査を行い、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる複数人を拘束した。

この直後、軍事治安局隊員2人が何者かの襲撃を受け、1人が死亡した。

AFP, November 6, 2018、ANHA, November 6, 2018、AP, November 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 6, 2018、al-Hayat, November 7, 2018、Reuters, November 6, 2018、SANA, November 6, 2018、UPI, November 6, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍はラッカ県タッル・アブヤド市一帯のYPG拠点を砲撃(2018年11月5日)

ラッカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月5日付)によると、トルコ軍がタッル・アブヤド市近郊にある西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)の拠点複数カ所を正確に狙い砲撃した。

AFP, November 5, 2018、ANHA, November 5, 2018、AP, November 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 5, 2018、al-Hayat, November 6, 2018、Reuters, November 5, 2018、SANA, November 5, 2018、UPI, November 5, 2018などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でダーイシュがYPG主体のシリア民主軍の拠点に自爆攻撃を行い、12人を殺害(2018年11月4日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、県南東部のハジーン市・バフラ村間に設置された西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点をダーイシュ(イスラーム国)が爆弾を積んだ車で自爆攻撃し、シリア民主軍の戦闘員12人が死亡、20人以上が負傷した。

AFP, November 4, 2018、ANHA, November 4, 2018、AP, November 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 4, 2018、al-Hayat, November 5, 2018、Reuters, November 4, 2018、SANA, November 4, 2018、UPI, November 4, 2018などをもとに作成。

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イドリブ県でダーイシュ・メンバーが誤爆で死亡(2018年11月4日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月4日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーがタッル・マンス村で、仕掛けようとしていた爆弾の誤爆で死亡した。

爆発によって住民複数人も巻き添えとなり負傷した。

AFP, November 4, 2018、ANHA, November 4, 2018、AP, November 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 4, 2018、al-Hayat, November 5, 2018、Reuters, November 4, 2018、SANA, November 4, 2018、UPI, November 4, 2018などをもとに作成。

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ラッカ市のアラブ系部族がYPG主体のシリア民主軍と有志連合への抗議を強めるなか、市内で部族を狙った爆破事件が発生し、緊張が高まる(2018年11月4日)

ドゥラル・シャーミーヤ(11月4日付)は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の実効支配下にあるラッカ市のアラブ系部族長たちが、シリア民主軍への協力をボイコットすると表明していると伝えた。

ブーシャアバーン部族の部族長の一人は、ビデオ声明で、米主導の有志連合がラッカ市中心街でフワイディー部族の長であるバシール・バイサル氏を爆撃(詳細は不明)によって殺害したと非難、この暗殺作戦の責任がシリア民主軍にあると追究したうえで、ブーシャアバーン部族の子息がシリア民主軍への協力を行わないと表明した。

また、サブハ部族は声明を出し、シリア民主軍への従軍を拒否すると表明した。

al-Durar al-Shamiya, November 4, 2018

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ラッカ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターによると、ラッカ市中心部のバースィル通りで爆弾が仕掛けられた車が爆発し、住民1人が死亡した。

この事件に関して、ドゥラル・シャーミーヤ(11月4日付)は、狙われたのがフワイディー部族の子息だとしたうえで、犯行はダーイシュ(イスラーム国)によると見られているものの、
ラッカ市のアラブ系部族長たちの反抗が激化するなかで発生したによると伝え、シリア民主軍や有志連合の関与を疑った。

なお、複数の住民によると、フワイディー部族の子息は、この事件を受けてシリア民主軍のパトロール部隊に暴行を加えるなどし、抗議の意思を示しているという。

AFP, November 4, 2018、ANHA, November 4, 2018、AP, November 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 4, 2018、al-Hayat, November 5, 2018、Reuters, November 4, 2018、SANA, November 4, 2018、UPI, November 4, 2018などをもとに作成。

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