フサイン国際連合人権高等弁務官「シリア軍、ロシア軍のアレッポ県での攻撃で民間人5万人以上が避難、30万人が包囲」(2016年2月11日)

ザイド・ラアド・フサイン国際連合人権高等弁務官は声明を出し、2月に入って激化したアレッポ県でのシリア軍、ロシア軍の空爆・攻撃によって、これまでに民間人5万1,000人以上が避難を余儀なくされ、30万人がシリア軍による包囲を受けていると発表し、警鐘を鳴らした。

『ハヤート』(2月12日付)が伝えた。

AFP, February 11, 2016、AP, February 11, 2016、ARA News, February 11, 2016、Champress, February 11, 2016、al-Hayat, February 12, 2016、Iraqi News, February 11, 2016、Kull-na Shuraka’, February 11, 2016、al-Mada Press, February 11, 2016、Naharnet, February 11, 2016、NNA, February 11, 2016、Reuters, February 11, 2016、SANA, February 11, 2016、UPI, February 11, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がアレッポ県南東部などでシリア軍に反撃(2016年2月10日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊がアレッポ市南東部のハナースィル市・イスリヤー村街道一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

ARA News(2月10日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアレッポ市東部のタッル・マクスール村でシリア軍と交戦、同地の大部分を奪還した。

一方、SANA(2月10日付)によると、シリア軍がターディフ市、タイバト・イスム村および同地周辺の農場地帯、バーブ市でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

このほか、ARA News(2月10日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がティシュリーン・ダム一帯、アイン・アラブ市西部郊外の農村地帯を砲撃した。

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ヒムス県では、SANA(2月10日付)によると、シリア軍がタドムル市および同市西部の柑橘園一帯、ラスム・ハミーダ村、アーリヤ村、グナイマート村、ブラーク・ナシュマー村、ジュッブ・ジャッラーフ村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, February 10, 2016、AP, February 10, 2016、ARA News, February 10, 2016、Champress, February 10, 2016、al-Hayat, February 11, 2016、Iraqi News, February 10, 2016、Kull-na Shuraka’, February 10, 2016、al-Mada Press, February 10, 2016、Naharnet, February 10, 2016、NNA, February 10, 2016、Reuters, February 10, 2016、SANA, February 10, 2016、UPI, February 10, 2016などをもとに作成。

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アレッポ県北部のシリア軍、シリア民主軍の進軍をロシア軍が爆撃支援するなか、シリア軍はイドリブ県での爆撃を強化(2016年2月10日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、ヌッブル市、ザフラー町北部のカフルナーハー村、タッル・リフアト市一帯でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦、ロシア軍と思われる戦闘機が同地を空爆した。

ARA News(2月10日付)によると、ロシア軍はハイヤーン町を空爆し、町内の学校が破壊されたという。

ロシア軍はまた、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とヌスラ戦線などが交戦するマンナグ航空基地一帯、マンナグ村一帯に対しても空爆を行った。

またシリア政府支配下のアレッポ市マイダーン地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾する一方、ロシア軍と思われる戦闘機によるアレッポ市ライラムーン地区一帯への空爆で、子供2人が死亡した。

一方、ARA News(2月10日付)によると、シリア軍はアフリーン市郊外のバーシャムラー村一帯を空爆した。

空爆に先立って、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が住民らに対して退避勧告を発していたという。

他方、SANA(2月10日付)によると、シリア軍がバウワービーヤ村、カマーリーン村、ズィルバ村、ハーン・アサル村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまたアレッポ市北部郊外のスーラーン・アアザーズ町を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(2月10日付)によると、シリア軍がサフリーヤ村、アファズ村、アブー・ズフール町、ハルブヌーシュ村、マアッラトミスリーン市西部、イドリブ市北部でファトフ軍の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がクルド山一帯を「樽爆弾」などで空爆、砲撃、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員15人が死亡した。

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ダルアー県では、SANA(2月10日付)によると、シリア軍がダルアー市マンシヤ地区西部、旧税関地区西部など、ヌアイマ村、ヤードゥーダ村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(2月10日付)によると、シリア軍がダーライヤー市で反体制武装集団の拠点を攻撃し、戦闘員37人を殲滅した。

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ヒムス県では、SANA(2月10日付)によると、シリア軍がガジャル村、ティールマアッラ村、キースィーン村東部でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(2月10日付)によると、シリア軍がカフルズィーター市、カフルヌブーダ町でファトフ軍拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。


AFP, February 10, 2016、AP, February 10, 2016、ARA News, February 10, 2016、Champress, February 10, 2016、al-Hayat, February 11, 2016、Iraqi News, February 10, 2016、Kull-na Shuraka’, February 10, 2016、al-Mada Press, February 10, 2016、Naharnet, February 10, 2016、NNA, February 10, 2016、Reuters, February 10, 2016、SANA, February 10, 2016、UPI, February 10, 2016などをもとに作成。

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リヤド最高交渉委員会は、ロシア、シリア軍の爆撃停止、包囲解除をジュネーブ3会議の交渉参加の前提条件として改めて提示(2016年2月10日)

リヤド最高交渉委員会の委員長を務めるリヤード・ヒジャーブ元首相は英国の首都ロンドンを訪問し、フィリップ・ハモンド外務大臣と会談した。

会談後、ヒジャーブ元首相は、反体制派の支配下にある都市への包囲解除、空爆・砲撃停止が実現しない限り、ジュネーブ3会議の交渉のテーブルに戻ることはないと述べた。

ハモンド外務大臣も、シリア政府、ロシア軍が民間人への攻撃をただちに停止し、包囲下の地域への人道支援物資の搬入を認めるべきだと述べた。

また、フランスを初めとする西側諸国は、国連安保理で、シリア軍およびロシア軍によるアレッポ県などでの「無差別攻撃」と人道支援物資の搬入を主唱した。

一方、イランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務副大臣は、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表と電話会談を行い、そのなかで「ジュネーブ3会議をめぐる問題は、反体制派とテロ組織を区別していないことだ」と伝えた。

『ハヤート』(2月11日付)が伝えた。

AFP, February 10, 2016、AP, February 10, 2016、ARA News, February 10, 2016、Champress, February 10, 2016、al-Hayat, February 11, 2016、Iraqi News, February 10, 2016、Kull-na Shuraka’, February 10, 2016、al-Mada Press, February 10, 2016、Naharnet, February 10, 2016、NNA, February 10, 2016、Reuters, February 10, 2016、SANA, February 10, 2016、UPI, February 10, 2016などをもとに作成。

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フランスのファビウス外務大臣は辞任後、米国、ロシア、イランの対シリア政策を批判(2016年2月10日)

フランスのローラン・ファビウス外務大臣は、閣議で自らの辞任を表明し、承認された。

辞任後の、ファビウス外務大臣は、有志連合を主導する米バラク・オバマ政権の政策に関して「方針が曖昧で、強い関与を行っているとは思えない」としたうえで、米国の対シリア政策については「言うことと行動することは別問題」と批判した。

ファビウス外務大臣はまた、ロシアとイランによるアサド政権への支援を非難、「シリアで26万人死亡した責任はアサド大統領にある」として、その退任がシリアの危機の政治的解決には必要だと強調した。

さらに、ダーイシュ(イスラーム国)対策については、ロシアがダーイシュではなく「穏健な反体制派」を空爆していると指摘、「全勢力をダーイシュに対して集中させるべき」と述べた。

AFP, February 10, 2016、AP, February 10, 2016、ARA News, February 10, 2016、Champress, February 10, 2016、al-Hayat, February 11, 2016、Iraqi News, February 10, 2016、Kull-na Shuraka’, February 10, 2016、al-Mada Press, February 10, 2016、Naharnet, February 10, 2016、NNA, February 10, 2016、Reuters, February 10, 2016、SANA, February 10, 2016、UPI, February 10, 2016などをもとに作成。

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アレッポ県北部、ダマスカス郊外県でロシア軍、シリア軍が爆撃・砲撃、ヌスラ戦線らとの戦闘を続ける(2016年2月9日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市バニー・ザイド地区、シャッアール地区、マシュハド地区、サーリヒーン地区を砲撃、またロシア軍と思われる戦闘機がカフルハムラ村、バヤーヌーン町、ハイヤーン町、アナダーン市を21回以上にわたり空爆した。

ロシア軍と思われる戦闘機はまた、タッル・リフアト市一帯を空爆した。

さらに、ハーン・トゥーマーン村郊外の森林地帯では、シリア軍、国防隊、アラブ系・アジア系外国人戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、ジュンド・アクサー機構、トルキスターン・イスラーム党などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

一方、ARA News(2月9日付)によると、シリア軍が、西クルディスタン移行期民政局の実効支配下にあるアフリーン市郊外のジャトル・サーリタ村を「樽爆弾」で空爆した。

同村は最近になって、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊によって制圧されたばかりだという。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、東グータ地方のタッル・サワーン町一帯で、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦、シリア軍がウーターヤー町、ナシャービーヤ町一帯を砲撃した。

一方、SANA(2月11日付)、赤十字国際委員会によると、マダーヤー町に籠城する反体制武装集団が、赤十字国際委員会とシリア赤新月社による人道支援チームの車輌に対して発砲し、3人が負傷した。

これに対して、マダーヤー町地元革命評議会広報局は11日に声明を出し、車列に発砲したとの報道を否定した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がタルビーサ市、ティールマアッラ村、イッズッディーン村、ガントゥー市・ティールマアッラ村間の街道を14回以上にわたり空爆し、女性1人が死亡した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、クルド山、トルクメン山一帯でシリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アラブ系・アジア系外国人戦闘員が、ロシア軍士官の指揮のもと、第1沿岸師団、シャーム自由人イスラーム運動、アンサール・シャーム、第2沿岸師団、トルキスターン・イスラーム党、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、SANA(2月9日付)によると、シリア軍がヌアイマ村北東部、タファス市でシャームの民のヌスラ戦線、ムウタスィム・ビッラー旅団などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, February 9, 2016、AP, February 9, 2016、ARA News, February 9, 2016、Champress, February 9, 2016、al-Hayat, February 10, 2016、Iraqi News, February 9, 2016、Kull-na Shuraka’, February 9, 2016、February 10, 2016、al-Mada Press, February 9, 2016、Naharnet, February 9, 2016、NNA, February 9, 2016、Reuters, February 9, 2016、SANA, February 9, 2016、February 10, 2016、UPI, February 9, 2016などをもとに作成。

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首都ダマスカスでの自爆テロで9人死亡、ダーイシュ(イスラーム国)が犯行を認める(2016年2月9日)

ダマスカス県では、SANA(2月9日付)によると、マサーキン・バルザ地区の警察クラブ駐車場で爆弾が仕掛けられた車1台が爆発し、3人が死亡、14人が負傷した。

シリア人権監視団によると、爆発は自爆によるもので、死亡者数は9人、負傷者数は20人にのぼり、死傷者のほとんどは警察官だという。

事件発生現場を訪れたムハンマド・シャッアール内務大臣は記者団に対し、この自爆テロが同地区の警察クラブの住民を狙ったものだとの見方を示した。

事件後、ダーイシュ(イスラーム国)を名乗る集団がインターネットを通じて声明を出し、「兄弟にして殉教戦士のアブー・アブドゥッラフマーン・シャーミーが…爆弾を仕掛けた車で、ヌサイリー派の犯罪者警部どもの拠点に特攻し…、彼らの安全を脅かし、その暮らしに災難を与えた」と発表、犯行を認めた。

SANA, February 9, 2016
SANA, February 9, 2016

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が下ムハッラム村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市東部の火力発電所一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月9日付)によると、シリア軍がタービヤ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃し、戦闘員33人を殺傷した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ドゥマイル市一帯で未明に、シャーム解放軍とダーイシュ(イスラーム国)支持者が交戦し、住民4人が巻き添えとなり死亡、また戦闘員7人も死亡した。

また、ARA News(2月9日付)によると、タッル市を支配する反体制武装集団がダーイシュ(イスラーム国)を名乗る戦闘員を市外に完全放逐することに成功した。

AFP, February 9, 2016、AP, February 9, 2016、ARA News, February 9, 2016、Champress, February 9, 2016、al-Hayat, February 10, 2016、Iraqi News, February 9, 2016、Kull-na Shuraka’, February 9, 2016、al-Mada Press, February 9, 2016、Naharnet, February 9, 2016、NNA, February 9, 2016、Reuters, February 9, 2016、SANA, February 9, 2016、UPI, February 9, 2016などをもとに作成。

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サウジアラビアのジュバイル外務大臣「シリアへの地上部隊派遣は米国主導の有志連合の指揮下で行われるべき」(2016年2月9日)

米国訪問中の日程を終えたサウジアラビアのアーディル・ジュバイル外務大臣は、ワシントンDCで記者団に対して、シリア領内へのダーイシュ(イスラーム国)との戦いを目的とする地上部隊の派遣の是非に関して、有志連合がこれを指揮するとしたうえで、ジョン・ケリー米国務長官との会談では、その「規模、任務、進路などの詳細」について検討を加えたことを明らかにした。

ジュバイル外務大臣は、サウジアラビア軍地上部隊の派遣に関して「有志連合の指揮下でなされる」としたうえで、「作戦において、サウジアラビアが主導的な役割を果たす場合においても、米軍の指揮の下に行われねばならない」と述べた。

また「米国政府は、サウジアラビアが特殊部隊を派遣する用意があることに関して、有志連合が派遣を決定した場合、強く支持」する姿勢を示したと付言、「サウジアラビアは地上部隊の一部を構成することになろう」と強調した。

『ハヤート』(2月10日付)などが伝えた。

AFP, February 9, 2016、AP, February 9, 2016、ARA News, February 9, 2016、Champress, February 9, 2016、al-Hayat, February 10, 2016、Iraqi News, February 9, 2016、Kull-na Shuraka’, February 9, 2016、al-Mada Press, February 9, 2016、Naharnet, February 9, 2016、NNA, February 9, 2016、Reuters, February 9, 2016、SANA, February 9, 2016、UPI, February 9, 2016などをもとに作成。

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ロシア大統領府報道官「ロシアの爆撃で避難民が増加している証拠はない」(2016年2月9日)

ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、ロシア軍の空爆によってシリア人避難民が増加しているとするドイツのアンゲラ・メルケル首相の発言に対して、「この手の発言には、だれも今のところ信頼できる証拠を一つも示していない」と反論した。

メルケル首相は8日、ロシア軍のシリア空爆により数万人の民間人が避難を余儀なくされているとしたうえで、空爆がシリアでの紛争終結に向けた政治プロセスとテロとの戦いについて定めた国連安保理決議第2254号に違反していると批判していた。

ペスコフ報道官はまた、トルコ軍によるロシア軍戦闘機撃墜以降悪化したままのトルコとの関係に関して「トルコとの関係改善の手段について話すことはで不可能だ…。我々の関係は過去数十年間で最悪だ。トルコはロシアに対して卑劣な敵対行為をした。トルコは適切にこうした行為を釈明していないし、謝罪もしていない」と述べた。

そのうえで、ペスコフ報道官は「ロシア空軍は正統なシリア政府の要請に従いシリア領内に駐留している」と強調した。

『ハヤート』(2月10日付)が伝えた。

AFP, February 9, 2016、AP, February 9, 2016、ARA News, February 9, 2016、Champress, February 9, 2016、al-Hayat, February 10, 2016、Iraqi News, February 9, 2016、Kull-na Shuraka’, February 9, 2016、al-Mada Press, February 9, 2016、Naharnet, February 9, 2016、NNA, February 9, 2016、Reuters, February 9, 2016、SANA, February 9, 2016、UPI, February 9, 2016などをもとに作成。

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ロシアのラヴロフ外務大臣は「シリア危機解決に向け米国に新提案を行った」ことを明かす一方、ケリー米国務長官はロシアの爆撃でジュネーブ3会議の対話が阻害されていると非難(2016年2月9日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は『モスコフスキー・コムソモーレツ』紙のインタビューに応じ、そのなかでロシア政府が米国に対して、シリアの危機解決に向けた具体的新提案を行ったことを明らかにした。

提案の内容については明らかにしなかった。

RT(2月9日付)が伝えた。

一方、『ハヤート』(2月10日付)は、ジョン・ケリー米国務長官が「アレッポ市および同地域でのロシアの活動は(反体制派が)交渉のテーブルに着き、真摯な対話を行うことをますます困難にしている」述べ、ロシアの空爆を批判したと伝えた。

AFP, February 9, 2016、AP, February 9, 2016、ARA News, February 9, 2016、Champress, February 9, 2016、al-Hayat, February 10, 2016、Iraqi News, February 9, 2016、Kull-na Shuraka’, February 9, 2016、al-Mada Press, February 9, 2016、Naharnet, February 9, 2016、NNA, February 9, 2016、Reuters, February 9, 2016、SANA, February 9, 2016、UPI, February 9, 2016などをもとに作成。

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ダルアー県イブタア町で政府当局と地元名士が停戦協議を行い和解(2016年2月8日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダマスカス県とダルアー市を結ぶ旧幹線道路状上に位置するイブタア町で、シリア当局と地元名士が停戦協議を行い、和解合意を結んだ。

和解合意は、シリア軍・治安当局が拘束したイブタア町住民の釈放、同地への地上部隊の砲撃とシリア軍、ロシア軍の空爆の停止、食糧・医療物資、生活必需品の同町への搬入、町内の公共機関でのシリア国旗の掲揚、イブタア町を実効支配する武装集団によるシリア軍への攻撃の停止と同町の治安活動への従事、合意が履行されなかった場合のシリア軍による介入、を骨子とする。

『ハヤート』(2月9日付)によると、同様の和解合意はイブタア町の南部に位置するダーイル町でも準備が進められているという。

AFP, February 8, 2016、AP, February 8, 2016、ARA News, February 8, 2016、Champress, February 8, 2016、al-Hayat, February 9, 2016、Iraqi News, February 8, 2016、Kull-na Shuraka’, February 8, 2016、al-Mada Press, February 8, 2016、Naharnet, February 8, 2016、NNA, February 8, 2016、Reuters, February 8, 2016、SANA, February 8, 2016、UPI, February 8, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がアレッポ県東部、ヒムス県東部でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続ける(2016年2月8日)

アレッポ県では、SANA(2月8日付)によると、シリア軍が県北東部のシャワーヤー丘、ラスム・アラム村、タイバ村、サルジャト・カビール村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(2月8日付)によると、シリア軍がマヒーン町およびカルヤタイン市近郊のタール・フルーバ地区、第903.4地区、第901地区、第912地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, February 8, 2016、AP, February 8, 2016、ARA News, February 8, 2016、Champress, February 8, 2016、al-Hayat, February 9, 2016、Iraqi News, February 8, 2016、Kull-na Shuraka’, February 8, 2016、al-Mada Press, February 8, 2016、Naharnet, February 8, 2016、NNA, February 8, 2016、Reuters, February 8, 2016、SANA, February 8, 2016、UPI, February 8, 2016などをもとに作成。

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シリア軍とYPGは、アレッポ県北部の反体制派拠点都市タッル・リフアト市近郊のカフィーン村を制圧する一方、シャーム自由人イスラーム運動はラタキア県カルダーハ市を砲撃(2016年2月8日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がロシア軍の航空支援を受け、ヌッブル市の北部に位置するマンナグ航空基地に近いマルアナーズ村、アクラミーヤ村、そしてダイル・ジャマール村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団を掃討し、同地を制圧した。

人民防衛隊はこれに先立ち、その南部に位置するズィヤーラ村、ヒルバ村、タームーラ村一帯を制圧している。

これに関して、シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表は、人民防衛隊による同地一帯の制圧に先立って、人民防衛隊とヌスラ戦線ら武装集団が後者の撤退をめぐる合意を結んでいたため、戦闘はほとんど起こらなかったと指摘した。

またARA News(2月8日付)によると、人民防衛隊と革命家軍からなるシリア民主軍はまた、ヌスラ戦線やシャーム自由人イスラーム運動との戦闘の末、カフルアントゥーン村、アジャール丘などを制圧した。

人民防衛隊がヌッブル市一帯からトルコ国境方面に向け北進する一方、シリア軍もヌッブル市北東部のタッル・アブヤド市方面に進軍、同市から5キロの距離に位置するカフィーン村を制圧した。

一方、SANA(2月8日付)によると、シリア軍が「支援部隊」(القوى المؤازرة)の支援を受け、ヌッブル市に隣接するカフィーン村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の掃討を完了し、同地を制圧、治安と安定を回復した。

「支援部隊」がどのような武装集団によって構成されているかは明らかにされていないが、5日に同地を制圧したとされる西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊であると思われる。

シリア軍はまた、アレッポ市ラーシディーン地区、ライラムーン地区、バニー・ザイド地区で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、クッルナー・シュラカー(2月8日付)によると、ロシア軍がアレッポ市サーリヒーン地区、カッラーサ地区、シャイフ・サイード地区、スッカリー地区、アイン・タッル地区などを空爆、サーリヒーン地区では住民18人が死亡した。

また、ARA News(2月8日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線がアレッポ市シャイフ・マクスード地区にいたるカースティールー街道で住民に乱射し、女児2人が負傷した。

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ラタキア県では、クッルナー・シュラカー(2月8日付)によると、カルダーハ市とバシュラーマー村の「革命家部隊」が、カルダーハ市およびその一帯を迫撃砲で攻撃、うち5発が市内などに着弾し、女性1人と国防隊隊員1人を含む3人が死亡、8人が負傷した。

迫撃砲は、カルダーハ市内のアッルーシュ地区、ハーフィズ・アサド廟、バシュラーマー村などを狙って発射されたという。

この攻撃に関して、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動はインターネットを通じてビデオ声明(http://all4syria.info/Archive/291537)を出し、カルダーハ市とフマイミーム航空基地(バースィル・アサド国際飛行場)を迫撃砲で攻撃したと発表した。

一方、SANA(2月8日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、県北部のフール村、ルワイサート村、スワイディーヤ村、ワーディー・アズラク、ザフラト・バイドアル・マフルーク、アクターフ村、ハンダク・シャーフール、ズィヤーラト・バイダー丘、第1112地点、第932地点、第816地点、第466地点、第529.5地点、第425.5地点などで反体制武装集団を掃討し、同地を制圧、治安と安定を回復した。

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赤十字国際委員会は、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員が包囲を続けるダマスカス郊外県マダーヤー町の住民約700世帯(約3,500人)への人道支援物資が新たに搬入されたと発表した。

ロイター通信(2月8日付)が伝えた。

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ヒムス県では、SANA(2月8日付)によると、シリア軍が下ムハッラム村一帯、イッズッディーン村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(2月8日付)によると、シリア軍がダルアー市スィーバ地区、カラク地区、アッバースィーヤ地区でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(2月8日付)によると、シリア軍がヒーシュ村、タマーニア町、ラターミナ町、サルバ村、ジュッブ・マラービア村、カフルズィーター市、アトシャーン村、サイヤード村でファトフ軍の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, February 8, 2016、AP, February 8, 2016、ARA News, February 8, 2016、Champress, February 8, 2016、al-Hayat, February 9, 2016、Iraqi News, February 8, 2016、Kull-na Shuraka’, February 8, 2016、al-Mada Press, February 8, 2016、Naharnet, February 8, 2016、NNA, February 8, 2016、Reuters, February 8, 2016、SANA, February 8, 2016、UPI, February 8, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

国連調査委員会はシリア政府の非人道的犯罪が「戦争犯罪」にあたるとする報告書を提出(2016年2月8日)

『ハヤート』(2月9日付)は、シリアでの人権侵害を調査するための国連人権理事会調査委員会(パウロ・セルジオ・ピネイロ委員長)が、シリア政府のもとで、殺人、恣意的逮捕・拘束、拘置所・獄中での性的暴行、拷問などの非人道的犯罪が続けられており、それらは戦争犯罪にあたるとする報告書を発表したと伝えた。

「Out of Sight, Out of Mind: Deaths in Detention in the Syrian Arab Republic」と題された報告書(http://www.ohchr.org/Documents/HRBodies/HRCouncil/CoISyria/A-HRC-31-CRP1_en.pdf、2月3日付)は、2011年から2015年末までの期間に実施した621回による被害者らへの面談調査、文書の解読結果をまとめたもの。

AFP, February 8, 2016、AP, February 8, 2016、ARA News, February 8, 2016、Champress, February 8, 2016、al-Hayat, February 9, 2016、Iraqi News, February 8, 2016、Kull-na Shuraka’, February 8, 2016、al-Mada Press, February 8, 2016、Naharnet, February 8, 2016、NNA, February 8, 2016、Reuters, February 8, 2016、SANA, February 8, 2016、UPI, February 8, 2016などをもとに作成。

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ケリー米国務長官がサウジアラビアのジュバイル外相と会談し、シリア情勢への対応を協議(2016年2月8日)

ジョン・ケリー米国務長官は、サウジアラビアのアーディル・ジュバイル外務大臣とワシントンDCで2度にわたり会談し、シリア情勢、イエメン情勢などへの対応について協議した。

『ハヤート』(2月9日付)は、米高官の話としてこの会談で、両者は、今週末にドイツのミュンヘンで開催予定のISSG(国際シリア支援グループ)外相級会合に向け、シリア政府と反体制派の和平交渉「ジュネーブ3会議」やシリアへの人道支援物資の搬入をめぐるにおける協力態勢について集中的に意見を交わしたと伝えた。

AFP, February 8, 2016、AP, February 8, 2016、ARA News, February 8, 2016、Champress, February 8, 2016、al-Hayat, February 9, 2016、Iraqi News, February 8, 2016、Kull-na Shuraka’, February 8, 2016、al-Mada Press, February 8, 2016、Naharnet, February 8, 2016、NNA, February 8, 2016、Reuters, February 8, 2016、SANA, February 8, 2016、UPI, February 8, 2016などをもとに作成。

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トルコのダウトオール首相「必要が生じたらシリア人避難民3,000人の入国を認めるだろう」(2016年2月8日)

トルコのアフメト・ダウトオール首相はドイツのアンゲラ・メルケル首相との会談後、記者団に対して「トルコが(シリアからの)避難民を受け入れた場合に…、一国だけでその負担のすべてを背負うことができるなどと誰も考えてはならない」と述べる一方、「必要が生じたら…トルコ・シリア国境に押し寄せる約3,000人の入国を認めるだろう」と付言した。

AFP, February 8, 2016、AP, February 8, 2016、ARA News, February 8, 2016、Champress, February 8, 2016、al-Hayat, February 9, 2016、Iraqi News, February 8, 2016、Kull-na Shuraka’, February 8, 2016、al-Mada Press, February 8, 2016、Naharnet, February 8, 2016、NNA, February 8, 2016、Reuters, February 8, 2016、SANA, February 8, 2016、UPI, February 8, 2016などをもとに作成。

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シリア軍と共闘するYPGがファトフ軍増援部隊の移動を黙認する一方、トルコ軍は西クルディスタン移行期民政局支配下のアフリーン市郊外を攻撃(2016年2月7日)

シリア人権監視団、ARA News(2月7日付)によると、ファトフ軍に参加するジハード主義武装集団の戦闘員約80人が、ファトフ軍支配下のイドリブ県から、西クルディスタン移行期民政局実効支配下のアレッポ県アフリーン市を経由し、シリア軍の攻勢が続くヌッブル市、ザフラー町北部のアアザーズ市に移動、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がこれを認めた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の実効支配下にあるアフリーン市郊外の村が、トルコの国境警備隊が撃ったと思われる重火器の攻撃を受けた。

AFP, February 7, 2016、AP, February 7, 2016、ARA News, February 7, 2016、Champress, February 7, 2016、al-Hayat, February 8, 2016、Iraqi News, February 7, 2016、Kull-na Shuraka’, February 7, 2016、al-Mada Press, February 7, 2016、Naharnet, February 7, 2016、NNA, February 7, 2016、Reuters, February 7, 2016、SANA, February 7, 2016、UPI, February 7, 2016などをもとに作成。

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シリア軍、YPGはアレッポ市北部でヌスラ戦線らへの攻勢を続ける(2016年2月7日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がそれぞれロシア軍の航空支援を受け、ヌッブル市北部一帯で進軍を続け、カフィーン村南部でジハード主義武装集団と交戦した。

ロシア軍と思われる戦闘機はまた、アナダーン市、フライターン市を空爆した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県北部のトゥッファーヒーヤ村、バルナース村などを砲撃、またシリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、イラン・イスラーム革命防衛隊がロシア軍の指揮のもと、トルクメン山、クルド山一帯で、第1沿岸師団、シャーム自由人イスラーム運動、アンサール・シャーム、第2沿岸師団、トルキスターン・イスラーム党、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(2月7日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、県北部のバーシューラ村で反体制武装集団と交戦し、同地を制圧、治安と安定を回復した。

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ハマー県では、SANA(2月7日付)によると、シリア軍がカフルズィーター市、ザカート村、カルクール村、ズィヤーラ村、タッル・ワースィト村、マンスーラ村でアジュナード・シャーム・イスラーム連合、イッザ連合の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(2月7日付)によると、シリア軍がタッフ村、タマーニア町でフルサーン・ハック旅団、シャームの民のヌスラ戦線、ジュンド・アクサー機構などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(2月7日付)によると、シリア軍がダルアー市カラク地区、バジャービジャ地区、ダム街道地区でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、ダルアー県で活動する南部タウヒード旅団は声明を出し、3月18日師団に合流すると発表した。

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ヒムス県では、SANA(2月7日付)によると、シリア軍がティールマアッラ村、タルビーサ市でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(2月7日付)によると、シリア軍がマルジュ・スルターン村一帯でアジュナード・シャーム・イスラーム連合と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, February 7, 2016、AP, February 7, 2016、ARA News, February 7, 2016、Champress, February 7, 2016、al-Hayat, February 8, 2016、Iraqi News, February 7, 2016、Kull-na Shuraka’, February 7, 2016、al-Mada Press, February 7, 2016、Naharnet, February 7, 2016、NNA, February 7, 2016、Reuters, February 7, 2016、SANA, February 7, 2016、UPI, February 7, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ市東部の戦略的要衝バルハヒーン丘をダーイシュ(イスラーム国)から奪取(2016年2月7日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が国防隊とともに、アレッポ市東部のバルラヒーン丘でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、同地を制圧した。

また、ロシア軍と思われる戦闘機が、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるダイル・ハーフィル市、ブザーア村、カッバースィーン村を空爆した。

一方、SANA(2月7日付)によると、シリア軍が「支援部隊」とともに、県北東部スィーン村、ラスム・アラム村に近い戦略的要衝バルラヒーン丘でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対する作戦を実施し、同地を制圧した。

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ヒムス県では、SANA(2月7日付)によると、シリア軍がマヒーン町とカルヤタイン市間の回廊地帯、ヒヤール山一帯、タール山西部、タフファ村、ウンク・ハワー村などでダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、ARA News(2月7日付)によると、アイン・イーサー市およびティシュリーン・ダム一帯でダーイシュ(イスラーム国と西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が交戦した。

AFP, February 7, 2016、AP, February 7, 2016、ARA News, February 7, 2016、Champress, February 7, 2016、al-Hayat, February 8, 2016、Iraqi News, February 7, 2016、Kull-na Shuraka’, February 7, 2016、al-Mada Press, February 7, 2016、Naharnet, February 7, 2016、NNA, February 7, 2016、Reuters, February 7, 2016、SANA, February 7, 2016、UPI, February 7, 2016などをもとに作成。

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シリア軍とYPGの攻勢を受け、アレッポ県の活動家ら反体制武装集団15組織に対して、72時間以内に「アレッポ軍」として統合するよう要請(2016年2月6日)

クッルナー・シュラカー(2月7日付)によると、アレッポ県で活動家らが、反体制武装集団15組織に対して、72時間以内に「アレッポ軍」の名で統合するよう呼びかけた。

この呼びかけは、シリア軍、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊によるアレッポ県北部での攻勢により、反体制武装集団支配下のアレッポ市東部一帯が孤立したことを受けたもので、呼びかけの対象となった15組織は、シャーム戦線、「命じられるままに進め」連合、山地の鷹、第1中隊、ヌールッディーン・ザンキー運動、イスラーム軍、ムジャーヒディーン軍、シャーム自由人イスラーム運動、シャーム軍団、イスラーム覚醒大隊、アブー・アマーラ大隊、東部革命家連合、ヤルムーク旅団、第16師団、スルターン・ムラード師団。

活動家らはこの呼びかけに応じて、反体制武装集団統合のイニシアチブに応じず、統合を拒否した場合は、「革命および殉教者の血の裏切り者」とみなすと付言している。

Kull-na Shuraka', February 7, 2016
Kull-na Shuraka’, February 7, 2016

AFP, February 7, 2016、AP, February 7, 2016、ARA News, February 7, 2016、Champress, February 7, 2016、al-Hayat, February 8, 2016、Iraqi News, February 7, 2016、Kull-na Shuraka’, February 7, 2016、al-Mada Press, February 7, 2016、Naharnet, February 7, 2016、NNA, February 7, 2016、Reuters, February 7, 2016、SANA, February 7, 2016、UPI, February 7, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ市北部のラトヤーン村、ダマスカス郊外県ダーライヤー市・ムウダミーヤト・シャーム市回廊などを奪還(2016年2月6日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、イラン・イスラーム革命防衛隊、アラブ系・アジア系戦闘員が、ロシアの航空支援を受け、ラトヤーン村に侵攻したシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団を撃退した。

ロシア軍はヌッブル市、ザフラー町一帯を空爆するなか、シリア軍はまた、ダイル・ジャマール村一帯の農場地帯を制圧した。

なおラトヤーン村一帯での戦闘でヌスラ戦線戦闘イラン80人、シリア軍側兵士60人が死亡したという。

アレッポ市北部ではさらに、アアザーズ市、マンナグ村、アクラミーヤ村、マンナグ航空基地一帯、アナダーン市、マーリア市、タッル・リフアト市など反体制武装集団の支配地域に対して空爆が行われる一方、同地一帯でシリア軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(2月6日付)によると、シリア軍が、アアザーズ市近郊のスーラーン・アアザーズ町で反体制武装集団の所点を重点的に空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

このほか、ARA News(2月6日付)によると、アレッポ市マイサルーン地区、アグユール地区、ブスターン・バーシャー地区、旧市街でシリア軍と反体制武装集団が交戦した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アラブ系・アジア系戦闘員がロシア軍の指揮のもと、カッバーナ村を含むトルクメン山、クルド山一帯で、第1沿岸師団、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、アンサール・シャーム、第2沿岸師団、トルキスターン・イスラーム党などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(2月6日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、県北部のアーリヤ村および周辺の丘陵地帯で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団を掃討し、同地を制圧、治安と安定を回復した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(2月6日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともにダーライヤー市とムウダミーヤト・シャーム市を結ぶ回廊地帯でジハード主義武装集団と交戦、同地を奪還、完全制圧し、ダーライヤー市を支配下に置くシャームの民のヌスラ戦線、アジュナード・シャーム・イスラーム連合など反体制武装集団の兵站路を遮断した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマアルカバ村一帯、サルマーニーヤ村でジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(2月6日付)によると、シリア軍がザカー村でイッザ連合と交戦し、戦闘員5人を殲滅した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がタファス市を20回以上にわたり空爆し、多数の住民が負傷した。

一方、SANA(2月6日付)によると、シリア軍がサイダー町、ハリーフ丘、アトマーン村北部のタッル・フドル村一帯、タファス市、ダルアー市内各所でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、ファフド・ジャースィム・フライジュ国防大臣が総司令部士官とともにアトマーン村を視察した。

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イドリブ県では、SANA(2月6日付)によると、シリア軍がカフルルーマ村、タッフ村でフルサーン・ハック旅団の武器庫、拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, February 6, 2016、AP, February 6, 2016、ARA News, February 6, 2016、Champress, February 6, 2016、al-Hayat, February 7, 2016、Iraqi News, February 6, 2016、Kull-na Shuraka’, February 6, 2016、al-Mada Press, February 6, 2016、Naharnet, February 6, 2016、NNA, February 6, 2016、Reuters, February 6, 2016、SANA, February 6, 2016、UPI, February 6, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がアレッポ市東部各所などでダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続ける(2016年2月6日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市東部クワイリス航空基地に近い火力発電所一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(2月6日付)によると、シリア軍がバーブ市近郊のタイバ村、ジュッブ・サファー村、マンビジュ市でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月6日付)によると、シリア軍がムーハサン市でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、戦闘員11人を殲滅した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サフム・ジャウラーン村西部で、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓っていたヤルムーク殉教者旅団とアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線が抗戦した。

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ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(2月7日付)によると、ロシア軍戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)支配下のタドムル市にある国立病院を空爆、破壊した。

AFP, February 6, 2016、AP, February 6, 2016、ARA News, February 6, 2016、Champress, February 6, 2016、al-Hayat, February 7, 2016、Iraqi News, February 6, 2016、Kull-na Shuraka’, February 6, 2016、February 7, 2016、al-Mada Press, February 6, 2016、Naharnet, February 6, 2016、NNA, February 6, 2016、Reuters, February 6, 2016、SANA, February 6, 2016、UPI, February 6, 2016などをもとに作成。

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西クルディスタン移行期民政局幹部は10日にモスクワに初の代表部を開設することを決定したと発表(2016年2月6日)

西クルディスタン移行期民政局ジャズィーラ地区渉外委員会(外務省に相当)副委員長を務める民主統一党政治局メンバーのアミーナ・ウースー女史は、同民政局がロシアの首都モスクワに2月10日付で在外代表部を解説することを決定したと発表した。

ウースー女史はまた、ロシア以外にも、「ドイツ(ベルリン)…、ワシントンDC(米国)、フランス(パリ)、(国際社会において)決定力を持つすべての国、さらにはアラブ諸国にも代表部を設置する準備を行っている」と付言した。

『ハヤート』(2月7日付)が伝えた。

AFP, February 6, 2016、AP, February 6, 2016、ARA News, February 6, 2016、Champress, February 6, 2016、al-Hayat, February 7, 2016、Iraqi News, February 6, 2016、Kull-na Shuraka’, February 6, 2016、al-Mada Press, February 6, 2016、Naharnet, February 6, 2016、NNA, February 6, 2016、Reuters, February 6, 2016、SANA, February 6, 2016、UPI, February 6, 2016などをもとに作成。

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西クルディスタン移行期民政局は、トルコが避難民問題に乗じてロシア軍の爆撃停止を求めることを阻止すべく、アレッポ県北部の避難民受け入れ準備を本格化(2016年2月6日)

『ハヤート』(2月7日付)は、アレッポ県北部のアフリーン市一帯を実効支配する西クルディスタン移行期民政局(アフリーン地区)は、シリア軍によるヌッブル市、ザフラー町の包囲解除と同地一帯での反体制武装集団との戦闘激化に伴う住民の避難に対応するために、避難民受け入れの準備を進めていると伝えた。

トルコ政府がトルコ国境地帯の避難民の人道状況悪化を利用して、ロシアに空爆停止の圧力をかけようとすることを回避するのが狙いだという。

これに関して、ARA News(2月6日付)は、5日に西クルディスタン移行期民政局がアレッポ市郊外で活動する反体制武装集団と、アアザーズ市方面からアフリーン市方面への回廊開放など、避難民の流出に関する問題にあらゆる措置を講じることで合意したと伝えた。

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国連の推計によると、ヌッブル市、ザフラー町一帯での戦闘激化を受け、住民1万5,000人から2万人がトルコ国境に面するバーブ・サラーマ国境通行所近くに避難しているという。

これに対して、トルコの複数の消息筋は、トルコ国境に殺到している避難民の数が4~5万人にのぼっていると伝える一方、キリス県知事は、シリア領内の国境地帯に設置された避難民キャンプにはすでに6万人が避難、その数は2日後には9万人に、1週間後には15万人に増大するだろうと述べているという。

AFP, February 6, 2016、AP, February 6, 2016、ARA News, February 6, 2016、Champress, February 6, 2016、al-Hayat, February 7, 2016、Iraqi News, February 6, 2016、Kull-na Shuraka’, February 6, 2016、al-Mada Press, February 6, 2016、Naharnet, February 6, 2016、NNA, February 6, 2016、Reuters, February 6, 2016、SANA, February 6, 2016、UPI, February 6, 2016などをもとに作成。

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ジャアファリー・イラン革命防衛隊司令官「昔ながらのサウジ軍がシリアに地上部隊を派遣することはないと思う」(2016年2月6日)

イラン・イスラーム革命防衛隊のモハンマド・アリー・ジャアファリー司令官は、シリア国内での戦闘で死亡したイラン人6人の葬儀で、サウジアラビアがシリアへの地上部隊の意思を表明したことに関して、「彼らはシリアに部隊を派遣すると発表したが、そのようなことを実行するとは考えていない。なぜなら、彼らの軍隊は古風で、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員と戦う能力を持たないことは歴史が示している」と述べた。

ファルス通信(2月6日付)が伝えた。


AFP, February 6, 2016、AP, February 6, 2016、ARA News, February 6, 2016、Champress, February 6, 2016、al-Hayat, February 7, 2016、Iraqi News, February 6, 2016、Kull-na Shuraka’, February 6, 2016、al-Mada Press, February 6, 2016、Naharnet, February 6, 2016、NNA, February 6, 2016、Reuters, February 6, 2016、SANA, February 6, 2016、UPI, February 6, 2016などをもとに作成。

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ムアッリム外相はサウジアラビア軍高官がシリア領内への地上部隊派遣の意思を示したことに関して「サウジアラビアの狂気はトルコの狂気に伴われている」と酷評(2016年2月6日)

ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣(兼副首相)はダマスカスで記者会見を開き、サウジアラビア軍高官がシリア領内への地上部隊派遣の意思を示したことに関して「シリア政府の合意ない領内へのあらゆる干渉が敵対行為であり、侵略者たちは木の棺に入れられて自分たちの国に戻ることになる」と述べた。

ムアッリム外務在外居住者大臣は、ジュネーブ3会議に関して、リヤド最高交渉委員会が交渉を行うためではなく、サウジアラビア、カタール、トルコといった国の指示に従って、政治プロセスを頓挫させようとして、ジュネーブ入りしたと批判した。

そのうえで前提条件のないシリア人どうしの対話を改めて呼びかける一方、リヤド最高交渉委員会が固執する人道に関わる問題をもっとも重視しているのは他ならないシリア政府であると主張した。

一方、サウジアラビア政府がシリアへの地上部隊派遣の意思を表明し、米国がこれを歓迎したことについては次のように述べた。

「こうした発言には根拠がある。米国のシンクタンク、そしてアシュトン・カーター国防長官がダーイシュとの戦いをスローガンに掲げて、1ヶ月以上前から地上部隊の結成を主唱してきた。米国はテロ組織と戦うシリア軍との協力を望んでおらず、サウジアラビアに助けを求めるのは自然なことだ…。しかし、サウジアラビアはイエメンで何をしたのか…? あらゆる標的に2度も3度も空爆を加え、イエメンを破壊し尽くしている…。しかし、イエメンの人々は屈服したのか? こうした状況はサウジアラビアが米国の意思を実行しないことを示している」。

「我が武装部隊とその同盟国による一連の勝利により、シリアに陰謀を企ててきた国々は失望し…、ついには自分たち自身が介入する決心をした…。シリア政府の合意のないシリア領内への介入は敵対行為であり、こうした敵対行為は抵抗を要する。抵抗はすべてのシリア国民の義務である…。すべての侵略者は木の棺に入れられて自分たちの国に戻ることになるだろう」。

「サウジアラビアの狂気はトルコの狂気に伴われている」。

SANA, February 6, 2016
SANA, February 6, 2016

AFP, February 6, 2016、AP, February 6, 2016、ARA News, February 6, 2016、Champress, February 6, 2016、al-Hayat, February 7, 2016、Iraqi News, February 6, 2016、Kull-na Shuraka’, February 6, 2016、al-Mada Press, February 6, 2016、Naharnet, February 6, 2016、NNA, February 6, 2016、Reuters, February 6, 2016、SANA, February 6, 2016、UPI, February 6, 2016などをもとに作成。

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駐英バーレーン大使もサウジ軍高官に続いてシリアへの地上部隊の派遣の意思を表明「派遣部隊はダーイシュ(イスラーム)とだけ戦うわけではない」(2016年2月6日)

バーレーンのファウワーズ・ビン・ムハンマド・アール・ハリーファ駐英大使が、サウジアラビア軍高官に次いで、ダーイシュ(イスラーム国)と戦う有志連合の枠組みのなかで、シリアに地上部隊を派遣する用意があると表明した。

ファウワーズ大使は、「バーレーンは、テロと戦う有志連合の監督のもと、シリア領内に地上部隊を派遣する用意がある…。この部隊はダーイシュ(イスラーム)とだけ戦うわけではない」と述べた。

『ハヤート』(2月7日付)、ARA News(2月7日付)などが伝えた。

AFP, February 6, 2016、AP, February 6, 2016、ARA News, February 6, 2016、Champress, February 6, 2016、al-Hayat, February 7, 2016、Iraqi News, February 6, 2016、Kull-na Shuraka’, February 6, 2016、al-Mada Press, February 6, 2016、Naharnet, February 6, 2016、NNA, February 6, 2016、Reuters, February 6, 2016、SANA, February 6, 2016、UPI, February 6, 2016などをもとに作成。

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レイダー有志連合報道官はサウジアラビア軍高官がシリアへの地上部隊の派遣の意思を表明したことに関して歓迎の意を表し「現在検討中」と付言(2016年2月5日)

米国が主導する米中央軍(CENTCOM)のパトリック・レイダー報道官(大佐)は、サウジアラビア軍高官がシリアへの地上部隊の派遣の意思を表明したことに関して「我々は、サウジアラビアが有志連合への参加を強める方途を検討していることを歓迎する…。サウジアラビアが派遣し得る部隊は、有益なものになろうが、現在検討中である」と述べた。

サウジアラビア国防省顧問のアフマド・アスィーリー准将は4日、米主導の有志連合がシリア領内でのダーイシュ(イスラーム国)掃討を目的とした地上作戦の実施を決定すれば、「これに積極的に貢献することになろう」と述べていた。

AFP, February 6, 2016、AP, February 6, 2016、ARA News, February 6, 2016、Champress, February 6, 2016、al-Hayat, February 7, 2016、Iraqi News, February 6, 2016、Kull-na Shuraka’, February 6, 2016、al-Mada Press, February 6, 2016、Naharnet, February 6, 2016、NNA, February 6, 2016、Reuters, February 6, 2016、SANA, February 6, 2016、UPI, February 6, 2016などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍がロシア軍、シリア軍の爆撃支援を受け、アレッポ県北部のヌッブル市に隣接する複数の村を制圧、シリア軍と共同検問所設置で合意(2016年2月5日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(2月6日付)によると、シリア軍によるヌッブル市、ザフラー町包囲解除と並行して、同地の北西部に位置するアフリーン市一帯を実効支配する西クルディスタン移行期民政局アフリーン地区の人民防衛隊が、革命家軍などシリア民主軍に所属する武装集団とともに、ヌッブル市に隣接するハリーバ村、ズィヤーラ村から反体制武装集団を掃討し、制圧、アフリーン市とヌッブル市一帯を結ぶ兵站路を確保した。

複数の地元消息筋によると、人民防衛隊などシリア民主軍の同地への進軍はロシア軍戦闘機とシリア軍ヘリコプターの航空支援を伴い、ヌッブル市を見下ろすことができるカフィーン村で人民防衛隊とシリア軍が合流、同地に合同検問所を設置することで合意したという。

シリア軍は人民防衛隊がカフィーン村を制圧した約1時間後に同地に到着、人民防衛隊とシリア軍との会合は友好的なムードのなかで行われたという。

AFP, February 6, 2016、AP, February 6, 2016、ARA News, February 6, 2016、Champress, February 6, 2016、al-Hayat, February 7, 2016、Iraqi News, February 6, 2016、Kull-na Shuraka’, February 6, 2016、al-Mada Press, February 6, 2016、Naharnet, February 6, 2016、NNA, February 6, 2016、Reuters, February 6, 2016、SANA, February 6, 2016、UPI, February 6, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がダイル・ザウル市一帯、タドムル市一帯でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続ける(2016年2月5日)

ダイル・ザウル県では、SANA(2月5日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地一帯、ダイル・ザウル市旧空港地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、クッルナー・シュラカー(2月6日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)幹部の一人マフムード・マタル氏がダイル・ザウル市郊外を車で移動中に空爆を受け、死亡した。

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ヒムス県では、SANA(2月5日付)によると、シリア軍がスード丘、タール・フルーバ村、ルマイラ村、シャーイル・ガス採掘所一帯、ダイル・ザウル市西部採石場一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(シリア軍、ロシア軍、有志連合のいずれかは不明)が、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市の一つマンビジュ市郊外のフーシャリーヤ村を空爆し、住民3人が死亡、複数が負傷した。

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ハサカ県では、ARA News(2月6日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍はハサカ市南部のカーナ村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、米軍主導の有志連合がシリア民主軍を航空支援した。 

AFP, February 5, 2016、AP, February 5, 2016、ARA News, February 5, 2016、February 6, 2016、Champress, February 5, 2016、al-Hayat, February 6, 2016、February 7, 2016、Iraqi News, February 5, 2016、Kull-na Shuraka’, February 5, 2016、February 6, 2016、al-Mada Press, February 5, 2016、Naharnet, February 5, 2016、NNA, February 5, 2016、Reuters, February 5, 2016、SANA, February 5, 2016、UPI, February 5, 2016などをもとに作成。

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