アレッポ県、イドリブ県、ダマスカス郊外県でシリア軍とヌスラ戦線ら反体制派との戦闘続く(2015年11月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、カブターン・ジャバル村、カフルバスィーン村各所、ハイヤーン町をシリア軍が地対地ミサイルと思われる兵器で砲撃し、男性1人が死亡した。

またアレッポ市南部各所で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アラブ系・アジア系外国人戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団との戦闘を続けるなか、戦闘機(所属不明)が同地を空爆した。

一方、SANA(11月17日付)によると、アレッポ市郊外での戦闘でヌールッディーン・ザンキー運動のハサン・マイーカ司令官、イスラーム自由旅団のアフマド・ムヒーッディーン・アムル司令官が死亡した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、マアッラト・ヌウマーン市東部郊外各所をシリア軍が地対地ミサイルで攻撃した。

地対地ミサイルと思われる砲弾は、ザーウィヤ山のジューズィーフ村にも着弾し、1人が死亡した。

シリア軍はまたフバイト村各所を砲撃し、女性1人が死亡、さらにロシア軍と思われる戦闘機がアブー・ズフール町一帯、ハーン・シャイフーン市、マルイヤーン村、アウラム・ジャウズ村を空爆し、10人以上が死亡した。

一方、シャームの民のヌスラ戦線が包囲を続けるシリア政府支配下のカファルヤー町に迫撃砲弾1発が着弾した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がジャウバル区各所を砲撃した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊が、ダマスカス・ヒムス街道(国際幹線道路)一帯で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、SANA(11月17日付)によると、タファス市でイスラーム・ムサンナー運動の拠点で製造中の爆弾が爆発し、戦闘員14人が死亡した。

AFP, November 17, 2015、AP, November 17, 2015、ARA News, November 17, 2015、Champress, November 17, 2015、al-Hayat, November 18, 2015、Iraqi News, November 17, 2015、Kull-na Shuraka’, November 17, 2015、al-Mada Press, November 17, 2015、Naharnet, November 17, 2015、NNA, November 17, 2015、Reuters, November 17, 2015、SANA, November 17, 2015、UPI, November 17, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、ヒムス県東部のハドス村を完全制圧(2015年11月17日)

ヒムス県では、SANA(11月17日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに県南東部のハドス村でイスラーム国(ダーイシュ)と交戦し、同地を完全制圧した。

シリア軍はまた、フワーリーン村、マヒーン町、カルヤタイン市でダーイシュの拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、有志連合と思われる戦闘機がマヤーディーン市各所を空爆した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属不明)がダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市の一つバーブ市やダーイシュの支配下にあるジャッラーフ航空基地一帯を空爆した。

また、ARA News(11月17日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市の一つマンビジュ市で、地元の若者がダーイシュのチュニジア人カーディーを暗殺した。

他方、ARA News(11月17日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がマーリア市一帯に再び進攻し、シャーム戦線など「穏健な反体制派」と交戦した。

このほか、クッルナー・シュラカー(11月28日付)によると、16日に失踪していたシャーム戦線の司令官の一人ハーリド・マフラフ・アティーヤ氏の遺体がシリア北部で発見された。

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ダルアー県では、SANA(11月17日付)によると、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団が、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団とアッラーン村一帯サフム・ジャウラーン村一帯で交戦した。

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スワイダー県では、SANA(11月17日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、サムル村のダーイシュ(イスラーム国)拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, November 17, 2015、AP, November 17, 2015、ARA News, November 17, 2015、Champress, November 17, 2015、al-Hayat, November 18, 2015、Iraqi News, November 17, 2015、Kull-na Shuraka’, November 17, 2015、November 18, 2015、al-Mada Press, November 17, 2015、Naharnet, November 17, 2015、NNA, November 17, 2015、Reuters, November 17, 2015、SANA, November 17, 2015、UPI, November 17, 2015などをもとに作成。

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G20参加国のシリア情勢をめぐる主な言動(5):フランスのファビウス外相「シリアへの地上部隊の派遣には反対」(2015年11月16日)

G20に参加するためにトルコのアンタルヤを訪問中のフランスのローラン・ファビウス外務大臣は、シリア領内でのダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」に、フランスが地上部隊の派遣に反対している、と述べた。

ファビウス外務大臣はその理由として、「地上部隊を派遣すれば、占領軍となってしまい、我々が実現しようとしているのとは逆の結果をもたらしてしまう」と述べた。

ARA News(11月16日付)が伝えた。

AFP, November 16, 2015、AP, November 16, 2015、ARA News, November 16, 2015、Champress, November 16, 2015、al-Hayat, November 17, 2015、Iraqi News, November 16, 2015、Kull-na Shuraka’, November 16, 2015、al-Mada Press, November 16, 2015、Naharnet, November 16, 2015、NNA, November 16, 2015、Reuters, November 16, 2015、SANA, November 16, 2015、UPI, November 16, 2015などをもとに作成。

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G20参加国のシリア情勢をめぐる主な言動(4):キャメロン英首相「ロシアとの亀裂は縮まった…。シリア領内での爆撃に向け下院を説得する」(2015年11月16日)

英国のデヴィッド・キャメロン首相は、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領との会談後BBC(11月16日付)に対して、アサド大統領の処遇をめぐるロシアとの「亀裂が縮まった」と述べた。

キャメロン首相は「我々は、アサドがただちに去らねばならないと考えているが、プーチン大統領らは彼を支援し続けている。しかし私は亀裂は縮まったと思う。我々は亀裂を打破できると考えているが、双方の間で妥協が必要となろう」と述べた。

一方、キャメロン首相は、シリア領内でのダーイシュ(イスラーム国)への空爆に参加したいとの意向を改めて示し、そのために英国下院を説得する必要があると述べた。

キャメロン首相は「ダーイシュはイラク・シリア国境を承認していない。我々もこの組織を承認してはならないが、彼らが国境を認めていないことを踏まえておく必要がある。私は議会にこのことを伝え、また多くの人々を説得するつもりだ」と述べ、シリア領内でのダーイシュ空爆をめざす意思を改めて表明した。

キャメロン首相は2013年8月にダマスカス郊外県で化学兵器使用事件が発生した際、米国、フランスとともにシリア政府への懲罰目的の限定的空爆の実施を企図したが、下院の否決を受け、これを断念している。

AFP, November 16, 2015、AP, November 16, 2015、ARA News, November 16, 2015、Champress, November 16, 2015、al-Hayat, November 17, 2015、Iraqi News, November 16, 2015、Kull-na Shuraka’, November 16, 2015、al-Mada Press, November 16, 2015、Naharnet, November 16, 2015、NNA, November 16, 2015、Reuters, November 16, 2015、SANA, November 16, 2015、UPI, November 16, 2015などをもとに作成。

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G20参加国のシリア情勢をめぐる主な言動(3):トルコのエルドアン大統領「シリアの未来にアサドの居場所はない」(2015年11月16日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は「シリアの未来にアサドの居場所はない」と述べ、従来通りの姿勢を繰り返した。

また、フェリドゥン・シニルリオール外務大臣は「アサド大統領は移行期に樹立されるであろう移行政府に全権限を移譲することになろう」としたうえで、次期大統領選挙にアサド大統領は出馬しないだろう、と付言した。

AFP, November 16, 2015、AP, November 16, 2015、ARA News, November 16, 2015、Champress, November 16, 2015、al-Hayat, November 17, 2015、Iraqi News, November 16, 2015、Kull-na Shuraka’, November 16, 2015、al-Mada Press, November 16, 2015、Naharnet, November 16, 2015、NNA, November 16, 2015、Reuters, November 16, 2015、SANA, November 16, 2015、UPI, November 16, 2015などをもとに作成。

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G20参加国のシリア情勢をめぐる主な言動(2):ロシアのプーチン大統領「アサド大統領退陣要求はパリをテロ攻撃から守ったか?」(2015年11月16日)

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領はG20閉幕時に以下のように述べ、フランスに対シリア政策の変更を呼びかけた。

「フランスは、アサド大統領個人の退陣をめぐって強硬な態度を取ってきた国の一つだ。我々は、フランスの友人たちが、政治的変革に際して前提条件を設定して問題を解決すべきだと言うのを何度も耳にしてきた…。しかし、こうした姿勢によってパリをテロの攻撃から守ることはできたのだろうか? そんなことは決してない」。

AFP, November 16, 2015、AP, November 16, 2015、ARA News, November 16, 2015、Champress, November 16, 2015、al-Hayat, November 17, 2015、Iraqi News, November 16, 2015、Kull-na Shuraka’, November 16, 2015、al-Mada Press, November 16, 2015、Naharnet, November 16, 2015、NNA, November 16, 2015、Reuters, November 16, 2015、SANA, November 16, 2015、UPI, November 16, 2015などをもとに作成。

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G20参加国のシリア情勢をめぐる主な言動(1):オバマ米大統領「アサドの将来については依然として合意はなされていない」(2015年11月16日)

バラク・オバマ米大統領はトルコのアンタルヤで開かれていたG20閉幕時に、シリア情勢について触れ「シリア危機の解決に向けて相応の前進が見られた。ウィーンでの会議は共通理解に達し、シリア政府と反体制派の交渉を国連の仲介のもとに実施し、政治的移行、代議的政府の樹立、新憲法制定、選挙実施、さらに政治プロセスと並行した停戦といった行程を策定した…。これは意欲的な目標だ」と述べる一方、「アサドの将来については依然として合意はなされなかった。我々は、未来のシリアにおいて彼に役割があるとは考えていない」と改めて強調した。

しかしオバマ大統領は「すべての国がはじめて、政治プロセスについて合意し、戦争を終わらせねばならないと考えるようになった」と付言し、ウィーン・プロセスの成果を高く評価した。

AFP, November 16, 2015、AP, November 16, 2015、ARA News, November 16, 2015、Champress, November 16, 2015、al-Hayat, November 17, 2015、Iraqi News, November 16, 2015、Kull-na Shuraka’, November 16, 2015、al-Mada Press, November 16, 2015、Naharnet, November 16, 2015、NNA, November 16, 2015、Reuters, November 16, 2015、SANA, November 16, 2015、UPI, November 16, 2015などをもとに作成。

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アラブ連盟のアラビー事務総長「シリアの資格停止処分解除を受け入れない加盟国がある」(2015年11月16日)

アラブ連盟のナビール・アラビー事務総長は、14日のウィーン3会議で参加国が停戦・移行プロセスに合意したことに関連して、2011年末、シリアの加盟国資格処分を解除するかとの質問に対し、「この問題はまだ提起されていない」としたうえで、「このこと(シリアの復帰)を受け入れない加盟国がある」と答えた。

アラビー事務総長は、ウィーン3会議での合意に従って開催が見込まれているシリア政府と反体制派の代表との協議内容を踏まえたうえで、「シリアは復帰することになるだろう」と付言した。

『ハヤート』(11月17日付)などが伝えた。

AFP, November 16, 2015、AP, November 16, 2015、ARA News, November 16, 2015、Champress, November 16, 2015、al-Hayat, November 17, 2015、Iraqi News, November 16, 2015、Kull-na Shuraka’, November 16, 2015、al-Mada Press, November 16, 2015、Naharnet, November 16, 2015、NNA, November 16, 2015、Reuters, November 16, 2015、SANA, November 16, 2015、UPI, November 16, 2015などをもとに作成。

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シリア軍、ロシア軍がアレッポ県でダーイシュ(イスラーム国)への攻撃を続ける(2015年11月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機が、ダイル・ハーフィル村のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

一方、SANA(11月16日付)によると、シリア軍がアークーラ村、シャルバア村、アッラーン村、シャマーウィヤ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、タッル・イスタブル村、シュワイリフ村、ナッジャーラ村でダーイシュと交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、ARA News(11月17日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアイン・アラブ市南部郊外を2度にわたって攻撃した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマヒーン町一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、ロシア軍と思われる戦闘機が同町を空爆した。

またマサール・プレス(11月16日付)によると、ロシア軍戦闘機がダーイシュの支配下にあるタドムル市、カルヤタイン市、マヒーン町に燃料気化爆弾を投下し、2人が死亡した。

同サイトによると、シリア軍がマヒーン町に突入しようとしたが、ダーイシュはこれを阻止したという。

一方、SANA(11月16日付)によると、シリア軍がフワーリーン村、フーシュ・アブー・ファラジュ村、マヒーン町およびその周辺一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた国防隊とともにハドス村、タドムル市西部郊外でダーイシュ拠点を攻撃し、で、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がウカイリバート町郊外のサルバー村のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

またイスリヤー村郊外では、シリア軍とダーイシュが交戦した。

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スワイダー県では、SANA(11月16日付)によると、シリア軍がサアド遺跡、ワーディー・ガビーブ一帯で、ダーイシュ(イシュラーム国)を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がフール町郊外一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、アル=カーイダ系のシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が、アイン・ザカル村一帯でダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団と交戦した。

マサール・プレス(11月16日付)によると、アブー・アリー・バリーディー氏暗殺を受け、戦闘を一時中断していたヤルムーク殉教者旅団は、ヨルダン人のアブー・ウバイダ・カフターン氏を新司令官に擁立し、ヌスラ戦線との戦闘を再開したという。

AFP, November 16, 2015、AP, November 16, 2015、ARA News, November 16, 2015、November 17, 2015、Champress, November 16, 2015、al-Hayat, November 17, 2015、Iraqi News, November 16, 2015、Kull-na Shuraka’, November 16, 2015、al-Mada Press, November 16, 2015、Masar Press Agency, November 16, 2015、Naharnet, November 16, 2015、NNA, November 16, 2015、Reuters, November 16, 2015、SANA, November 16, 2015、UPI, November 16, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がラタキア県のダグマシュリーヤ村、ダイル・ハンナー村方面に進軍し、同地一帯を制圧(2015年11月16日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊がガマーム村回廊一帯で、反体制武装集団と交戦した。

シリア軍はまた、ダグマシュリーヤ村、ダイル・ハンナー村方面に進軍し、反体制武装集団と交戦、同地の大部分を制圧した。

一方、SANA(11月16日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団との反体制武装集団と交戦の末、ダイル・ハンナー村、ダグマシュリーヤ村、バイト・アイヤーシュ村、ガマーム村郊外(給水所地区)を制圧した。

シリア軍はまた、ズワイク村、ラビーア町一帯を空爆し、反体制武装集団の拠点を破壊した。

このほか、SANA(11月16日付)によると、ヒズブッラー戦闘員の従軍記者としてアレッポ県で取材活動を行っていたムハンマド・マフムード・ナザル氏が戦闘に巻き込まれて死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ハラブ・ジャディーダ地区、アーミリーヤ地区、ラーシディーン地区一帯、ハーディル村一帯、アイス村一帯で、シリア軍、国防隊、クドス旅団(パレスチナ人)、アラブ系・アジア系外国人戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

またシリア軍が、アレッポ市カルム・タッラーブ地区、マイサル地区を空爆し、2人が死亡したほか、ロシア軍機と思われる戦闘機がハーディル村一帯を空爆した。

これに対して、ジハード主義武装集団は米国製TOW対戦車ミサイルなどを駆使してタッル・ハディーヤ村一帯でシリア軍に応戦した。

一方、SANA(11月16日付)によると、シリア軍がマンスーラ村、バーシュカウィー北部でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、アレッポ市ラーシディーン地区、サラーフッディーン地区、アーミリーユア地区、カフルハムラ村、タッル・ムサイビーン村、マンスーラ村、ハーン・アサル村などでジハード主義武装集団と交戦した。

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ヒムス県では、マサール・プレス(11月16日付)によると、シリア軍がタルビーサ市南部前線のムルーク検問所で反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月16日付)によると、シリア軍がタルビーサ市、ザアフラーナ村、ティールマアッラ村でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がサラミーヤ市西部郊外を空爆した。

一方、SANA(11月16日付)によると、シリア軍がアトシャーン村、ムーリク市、タマーニア町、カサービーヤ村、カフルズィーター市、サイヤード丘北西部でファトフ軍の拠点を破壊し、戦闘員60人以上を殲滅、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャイフ・マスキーン市でジハード主義武装集団と交戦し、シリア軍兵士1人が死亡した。

両者はまた東カラク村、ラフム村、インヒル市、ダルアー市ダム街道地区などでも交戦した。

マサール・プレス(11月16日付)によると、この戦闘で反体制武装集団はシャイフ・マスキーン市の一部を奪還、カルファー村、イズラア市の第12旅団基地、インヒル市の第15旅団基地を砲撃した。

一方、SANA(11月16日付)によると、シリア軍がダルアー市マンシヤ地区東部、難民キャンプ地区一帯、ハマーディーン地区、アトマーン村、東カラク村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(11月16日付)によると、シリア軍がマルジュ・スルターン航空基地一帯、マルジュ・スルターン村、ラフバ村一帯、アーリヤ農場、ドゥーマー市でシャームの民のヌスラ戦線、イスラーム軍などのジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, November 16, 2015、AP, November 16, 2015、ARA News, November 16, 2015、Champress, November 16, 2015、al-Hayat, November 17, 2015、Iraqi News, November 16, 2015、Kull-na Shuraka’, November 16, 2015、al-Mada Press, November 16, 2015、Masar Press Agency, November 16, 2015、Naharnet, November 16, 2015、NNA, November 16, 2015、Reuters, November 16, 2015、SANA, November 16, 2015、UPI, November 16, 2015などをもとに作成。

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米国はウィーン3会議(14日)で戦略を持たずにロシアの解決案に迎合(2015年11月16日)

『ハヤート』(11月16日付、イブラーヒーム・ハミーディー記者)は、14日にオーストリアの首都ウィーンで開かれたウィーン3会議での各国の協議の内幕に関して、米国が、サウジアラビア、トルコ、カタールなどアサド政権の退陣に固執する「シリアの友」の主導国としてではなく、参加各国の仲介者として振る舞い、これらの国に圧力をかけて合意に至った、と報じた。

それによると、米国は、ロシアとは対象的に戦略を持っておらず、アサド大統領の進退をめぐって意見を異にしていたもの、ロシアが提示した解決案に追随しようとしたという。

また、13日のパリでの同時多発テロ事件を受けるかたちで、参加各国は「テロとの戦い」や政治プロセスに向け歩み寄っていったという。

会議では、テロ組織と戦うすべての武装勢力の間で包括的な停戦を実現したうえで政治プロセスに着手すべきだとするロシア、イランをはじめとする国々と、移行プロセスを優先させ、アサド大統領の進退問題を決着すべきだとする諸外国(サウジアラビア、トルコ、カタールなどと思われる)が対立した。

これに対して、米国は後者を主導するのではなく、「仲介者」として振る舞い、国連の仲介のもとでのシリア政府と反体制派の対話開始と合わせて、停戦を実施する、との妥協案を示したという。

一方、シリア政府との交渉にあたる反体制派の統一代表団をめぐっては、米国が主要アラブ諸国(サウジアラビア、カタールなど)が参加したかたちで反体制派の拡大会合を開くことを主張、これらアラブ諸国やトルコは、シリア革命反体制勢力国民連立の主導のもとに統一代表団が設置されることを条件とすべきだと主張し、慎重な態度を示した。

また、イランは主要アラブ諸国の出席に異議を唱えたという。

移行プロセスをめぐっては、反体制派を支援する諸国は、国連安保決議によって期限を定めることを求めるなか、ジュネーブ合意(2012年)そのものを受諾していないイランをロシアが説得し、閉幕声明に移行期についての文言を含めることを認めさせた。

これを受け、米国は、アサド大統領の進退についての言及がなければ、行程すらも拒否しようとしたアラブ諸国(サウジアラビア、カタールなど)を説得し、この問題を先送りにしたという。

テロ組織の定義をめぐっては、ロシアとイランがシャームの民のヌスラ戦線を明記するよう強く求めたのに対し、アラブ諸国(サウジアラビア、カタールなど)は、組織としてのヌスラ戦線と、そのなかのシリア人メンバーを区別すべきだとしたうえで、「テロリストと目されるようなムハージリーン(外国人戦闘員)はヌスラ戦線においては少数派で、大多数のメンバーはシリア人であって、彼らはテロリストではなく、シリア政府の暴力を前にヌスラ戦線以外の選択肢がない」と主張した。

だが、最終的には、国連安保理が定める国際テロ組織のブラックリストに従い、ダーイシュに加えてヌスラ戦線の名も閉幕声明には明記されることになった。

AFP, November 15, 2015、AP, November 15, 2015、ARA News, November 15, 2015、Champress, November 15, 2015、al-Hayat, November 16, 2015、Iraqi News, November 15, 2015、Kull-na Shuraka’, November 15, 2015、al-Mada Press, November 15, 2015、Naharnet, November 15, 2015、NNA, November 15, 2015、Reuters, November 15, 2015、SANA, November 15, 2015、UPI, November 15, 2015などをもとに作成。

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シリア軍およびロシア軍機と思われる戦闘機がイドリブ県各所を爆撃し、多数が死傷(2015年11月15日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマアッラト・ヌウマーン市を砲撃し、20人が死傷した。

またロシア機と思われる戦闘機がサラーキブ市を空爆し、子供2人を含む3人が死亡した。

ロシア軍と思われる戦闘機はまた、シリア軍が砲撃を加えるマアッラト・ヌウマーン市に対しても空爆を行い、少なくとも15人が負傷した。

一方、SANA(11月15日付)によると、シリア軍がサラーキブ市、タマーニア町、マアッラト・ヌウウマーン市、アブー・ズフール町でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を空爆・攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊とジハード主義武装集団がハラスター市一帯、マルジュ・スルターン村一帯、ウーターヤー町、ドゥーマー市各所で交戦、ドゥーマー市ではシリア軍の砲撃により子供1人を含む3人が死亡した。

一方、SANA(11月15日付)によると、シリア軍が東カラムーン地方無人地帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と反体制武装集団がシャイフ・マスキーン市、アトマーン村各所で交戦、シリア軍が東ガーリヤ村、タイバ町を空爆・砲撃した。

一方、SANA(11月15日付)によると、シリア軍が東ガーリヤ村、ガズラーン農場でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、アラブ系・アジア系外国人戦闘員が、ハーディル村、アイス村一帯、アレッポ市ラーシディーン地区などでシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

またロシア機と思われる戦闘機がラトヤーン村各所を空爆した。

一方、SANA(11月15日付)によると、シリア軍がアレッポ市北部のラトヤーン村・バーシュカウィー村回廊で反体制武装集団の車列20台を攻撃、破壊した。

シリア軍はまた、バーシュカウィー村、タッル・ムサイビーン村、サイファート村、ドゥワイル・ザイトゥーン村、カフルハムラ村、バルクーム村、ハーン・トゥーマーン村、タッル・ハディーヤ村一帯、ズィルバ村、マンスーラ村、アレッポ市ラームーサ地区、シャイフ・サイード地区、旧市街、ブスターン・バーシャー地区、マイサルーン地区、バニー・ザイド地区、ライラムーン地区、ラーシディーン地区でシャームの民のヌスラ戦線などの反体制武装集団拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(11月15日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、アブー・リーシャ村、カトフ・サーウール村および同地一帯の丘陵地帯(ルワイサト・イスカンダルなど)を制圧した。

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ハマー県では、SANA(11月15日付)によると、シリア軍がマアルカバ村、ラハーヤー村、ムーリク市でファトフ軍、ジュンド・アクサー機構の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月15日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、マヒーン町一帯、シャンダーヒーヤ村などでダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, November 15, 2015、AP, November 15, 2015、ARA News, November 15, 2015、Champress, November 15, 2015、al-Hayat, November 16, 2015、Iraqi News, November 15, 2015、Kull-na Shuraka’, November 15, 2015、al-Mada Press, November 15, 2015、Naharnet, November 15, 2015、NNA, November 15, 2015、Reuters, November 15, 2015、SANA, November 15, 2015、UPI, November 15, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

有志連合と思われる戦闘機がアレッポ市各所のダーイシュ(イスラーム国)拠点を爆撃(2015年11月15日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市の一つバーブ市を砲撃した。

一方、ダービク村一帯では、戦闘機(所属不明)が空爆を行い、ダーイシュ(イスラーム国)の司令官1人が妻および子供4人とともに死亡した。

他方、SANA(11月15日付)によると、シリア軍がダイル・ハーフィル市、シュワイリフ村、ラスム・アブド村、シャルバア村、カスキース村、ハミーミーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、有志連合と思われる戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)の中心都市ラッカ市各所を空爆し、3人が死亡した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(11月15日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市工業地区でダーイシュ(イスラーム国)の地下トンネルを破壊し、複数の戦闘員を殺傷した。

シリア軍はまた、ダイル・ザウル航空基地東部のカルーマ丘でダーイシュの拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(11月15日付)によると、シリア軍がシャアフ丘東部を移動中のダーイシュ(イスラーム国)の車列を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サフム・ジャウラーン村で、シャームの民のヌスラ戦線をはじめとするジハード主義武装集団が、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団と交戦し、「おじさん」の愛称で知られる同旅団の司令官アブー・アリー・バリーディー氏を含む幹部3人を殺害した。

サフム・ジャウラーン村一帯では、数日前からヌスラ戦線らとヤルムーク殉教者旅団との戦闘が激化し、双方合わせて30人以上が死亡している。

AFP, November 15, 2015、AP, November 15, 2015、ARA News, November 15, 2015、Champress, November 15, 2015、al-Hayat, November 16, 2015、Iraqi News, November 15, 2015、Kull-na Shuraka’, November 15, 2015、al-Mada Press, November 15, 2015、Naharnet, November 15, 2015、NNA, November 15, 2015、Reuters, November 15, 2015、SANA, November 15, 2015、UPI, November 15, 2015などをもとに作成。

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シリアの反体制派は14日のウィーン3会議での合意をめぐり賛否両論(2015年11月15日)

シリア国内などで活動する民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーズ代表は、14日のウィーン3会議で参加国が合意した停戦・移行プロセスに関して、「政治的解決に向けた道」に沿ったものだとしたうえで、「ウィーンで行われていることに我々は同意している」と支持を表明した。

これに対し、トルコのイスタンブールで活動するシリア革命反体制勢力国民連立のサミール・ナッシャール氏は、14日のウィーン3会議で参加国が合意した停戦・移行プロセスに関して、「失望に値するもので非現実的」だとしたうえで、「シリア国民の願望に沿っていないために多くの困難に直面するだろう」と述べた。

『ハヤート』(11月16日付)が伝えた。

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一方、シリア国外で活動するシリア国民建設潮流は声明を出し、14日のウィーン3会議で参加国が合意した停戦・移行プロセスに関してに歓迎の意を表した。

AFP, November 15, 2015、AP, November 15, 2015、ARA News, November 15, 2015、Champress, November 15, 2015、al-Hayat, November 16, 2015、Iraqi News, November 15, 2015、Kull-na Shuraka’, November 15, 2015、al-Mada Press, November 15, 2015、Naharnet, November 15, 2015、NNA, November 15, 2015、Reuters, November 15, 2015、SANA, November 15, 2015、UPI, November 15, 2015などをもとに作成。

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シリアのハイダル国民和解担当国務大臣は「シリア政府の友人であれ、敵であれ、シリア国内の和平実現計画に期限を設けることは許されない」と述べ、14日のウィーン3会議での合意を批判(2015年11月15日)

アリー・ハイダル国民和解担当国務大臣はダマスカスで、4日のウィーン3会議で参加国が合意した停戦・移行プロセスに関して、「シリア政府の友人であれ、敵であれ、シリア国内の和平実現計画に期限を設けることは許されない」としたうえで、「これはシリア人のみに与えられている権利だ」と批判した。

ハイダル国務大臣はまた、「(ウィーン3会議で)検討が求められていた唯一の論点は、テロ、テロリスト、テロ組織、とそうでないものを定義することだ…。しかしこの問題は検討されなかった。ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線…そして多くの組織が、テロ組織のブラックリストに含まれねばならない。我々はテロ組織のリストにこうした組織が含まれることを強く主張している」と述べた。

そのうえで「変革の仕組み、変革の構造に立ち入ることは、シリア人だけの責任によるもので、他の誰かが日程を定めることは許されない。友人であろうが、敵であろうが、シリアの構造やしくみがいかに変革され、あるいはいかに変革するかについてについて発言してはならない。ウィーン会議、そしてそれ以外の国際会議は、シリア人どうしの対話を保証することだけを求められている。それ以外のことはシリア人の権利にかかわり、シリア人にとってのみの義務だ」と強調した。

AFP, November 15, 2015、AP, November 15, 2015、ARA News, November 15, 2015、Champress, November 15, 2015、al-Hayat, November 16, 2015、Iraqi News, November 15, 2015、Kull-na Shuraka’, November 15, 2015、al-Mada Press, November 15, 2015、Naharnet, November 15, 2015、NNA, November 15, 2015、Reuters, November 15, 2015、SANA, November 15, 2015、UPI, November 15, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)の中心都市ラッカ市が戦闘機(所属不明)の爆撃を受ける(2015年11月14日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属不明)がダーイシュ(イスラーム国)の中心都市ラッカ市内各所を空爆した。

また、ARA News(11月14日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がタッル・アブヤド市に侵入しようとしたダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がクワイリス航空基地一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点を砲撃し、ダーイシュと交戦した。

一方、SANA(11月14日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともにラスム・アッブード村、ICARDA周辺の農場地帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、同地を制圧した。

シリア軍はまた、ダーイシュの拠点都市の一つバーブ市一帯で、ダーイシュの戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がハサカ県西部のアブドゥルアズィーズ山一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、同地の3カ村を制圧した。

またハサカ市東部郊外では、人民防衛隊主体のシリア民主軍がダーイシュとの戦闘を続けた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団が、サフム・ジャウラーン村一帯でアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

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スワイダー県では、SANA(11月14日付)によると、シリア軍がシャアフ丘東部、カスル村、アシュハイブ丘でダーイシュ(イスラーム国)に対して特殊作戦を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(11月14日付)によると、シリア軍がビイル・カスブ地区で、ダーイシュ(イスラーム国)の車列を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月14日付)によると、シリア軍がマヒーン町一帯に進軍し、ダーイシュ(イスラーム国)に対して攻撃を行い、同町西部で支配地域を拡大した。

シリア軍はまた、カルヤタイン市、フワーリーン村、マヒーン町南部のダーイシュ拠点を空爆するとともに、シャーイル・ガス採掘所一帯でも作戦を実施し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(11月14日付)によると、シリア軍がハトラ村、マリーイーヤ村、ジャフラ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、ダイル・ザウル市フワイジャト・サクル、ラサーファ地区でダーイシュと交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, November 14, 2015、AP, November 14, 2015、ARA News, November 14, 2015、Champress, November 14, 2015、al-Hayat, November 15, 2015、Iraqi News, November 14, 2015、Kull-na Shuraka’, November 14, 2015、al-Mada Press, November 14, 2015、Naharnet, November 14, 2015、NNA, November 14, 2015、Reuters, November 14, 2015、SANA, November 14, 2015、UPI, November 14, 2015などをもとに作成。

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シリア軍はダルアー県シャイフ・マスキーン市に進攻(2015年11月14日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊がシャイフ・マスキーン市一帯に進攻し、ジハード主義武装集団と激しく交戦した。

シリア軍はこの進攻でシャイフ・マスキーン市の一部を制圧し、また同市各所を「樽爆弾」などで空爆・砲撃し続けているという。

一方、ジハード主義武装集団はダルアー市西方のヤードゥーダ村、カフルシャムス町南部のシリア軍拠点を攻撃した。

他方、SANA(11月14日付)によると、シリア軍がシャイフ・マスキーン町一帯で反体制武装集団と交戦の末、同町北部各所と町内の住宅地区、畜産農場地区、水資源地区を制圧した。

シリア軍はまた、アトマーン村、ガズラーン農場、東ガーリヤ村、ダルアー市ダム街道一帯、マンシヤ地区、警察住宅南部でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊がマルジュ・スルターン村一帯、ナシャービーヤ町でジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月14日付)によると、シリア軍がマルジュ・スルターン村一帯、ハラスター市農場地帯を空爆し、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム軍の武器弾薬庫などを破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がラターミナ町、ラハーヤー村を「樽爆弾」で空爆した。

またロシア軍と思われる戦闘機がムーリク市各所を空爆するなか、同地近郊およびスーラーン市一帯で、シリア軍、国防隊がジュンド・アクサー機構などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がアレッポ市南部のズィルバ村、ハーン・トゥーマーン村、ハルサ村、ザイターン村、タッル・ハディーヤ村、ブルカ村一帯に対して50回にわたる空爆を行った。

シリア軍もまたドゥワイル・ザイトゥーン村、ラトヤーン村、バヤーヌーン町、マーイル町などアレッポ市北部一帯を砲撃した。

このほか、戦闘機(所属不明)がフライターン市各所を空爆した。

さらに、ARA News(11月14日付)によると、シャーム戦線はバーシュカウィー村のシリア軍拠点に対して攻撃を加えた。

これに対し、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線は、アレッポ市南部での戦闘に参加していたとされるヒズブッラーの戦闘員3人をアレッポ市北部で捕捉したと発表した。

一方、SANA(11月14日付)によると、シリア軍はマンスーラ村、バルクーム村、カラースィー村、フワイズ村、シュワイフナ村、アレッポ市カルム・マイサル地区、スッカリー地区、サーフール地区でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、イランのアーラム・チャンネルはツイッターの公式アカウントを通じて、イラン・イスラーム革命防衛隊クドス軍団のガーセム・ソレイマーニー司令官が、シリア軍によって制圧されたハーディル村を訪問し、イラク人の民兵組織「ヌジャバー運動」の戦闘員を前に演説する写真を公開した。

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ヒムス県では、SANA(11月14日付)によると、シリア郡がジャワーリク村、タルビーサ市、ティールマアッラ村、カフルナーン村などでシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を空爆・攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(11月14日付)によると、シリア軍がカフルズィーター市、ラトミーン町、ムーリク市、ラターミナ町でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を空爆するとともに、またアブー・ズフール町一帯で特殊作戦を実施し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, November 14, 2015、AP, November 14, 2015、ARA News, November 14, 2015、Champress, November 14, 2015、al-Hayat, November 15, 2015、Iraqi News, November 14, 2015、Kull-na Shuraka’, November 14, 2015、al-Mada Press, November 14, 2015、Naharnet, November 14, 2015、NNA, November 14, 2015、Reuters, November 14, 2015、SANA, November 14, 2015、UPI, November 14, 2015などをもとに作成。

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アサド大統領はパリでの同時多発テロの犠牲者に弔意を示すとともに、フランス政府に「テロとの戦いに真剣に取り組み、国民のために行動せよ」と忠告(2015年11月14日)

アサド大統領は、シリアを訪問中のフランス議員・有識者・記者の使節団(ティエリー・マリアーニー議員が代表)とダマスカスで会談し、シリア情勢などへの欧米諸国の対応などについて意見を交わした。

SANA(11月13日付)によると、会談冒頭、アサド大統領は、13日にパリで発生した同時多発テロの犠牲者に対して弔意を示した。

そのうえで、「この事件はレバノンの首都ベイルート南部郊外で12日に発生した連続自爆テロや、シリアをはじめとする中東諸国で過去5年間にわたって続いている一連の出来事と分けることはできず、テロが世界のなかで一体的な拡がりをもって生じており、テロ組織は国境を認めていない」との見方を示した。

アサド大統領はまた、「欧米諸国、とりわけフランスが我々の地域において起きていることに対してとってきた誤った政策、そしてフランスの同盟国の一部によるテロリスト支援を黙認してきたことが、テロ拡大をもたらしてしまった…。テロ支援を兵站面、そして政治面で食い止めるための新たな政策の採用と実質的な措置の実施が重要となっており、それによってテロを根絶しなければならない」と強調した。

これに対して、フランス使節団は、「テロとの戦い」に向け、国際社会、そして中東地域全体が一丸となって努力する必要があると応えるとともに、「テロとの戦い」におけるシリア国民の苦難に同情の意を示した。

SANA, November 14, 2015
SANA, November 14, 2015

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フランス使節団との会談後、アサド大統領は記者団を前に、パリでの連続テロ事件の犠牲者の遺族に弔意を示したうえで、以下のように述べた(https://youtu.be/AS9paY8iGp8):

「昨日(13日)にフランスで起きた事件は、2日前にベイルートで起きた事件と不可分だ。なぜならテロそのものだからだ。我々はテロがどこで置きようと、それを注視せねばならない。シリア、イエメン、リビア、フランスのどこで置きようと、テロとは世界全体に拡がっているからだ」。

「我々は事件について何らの情報も持っていない。だが、問題は実行犯の名前や出身地とは関係ない。我々は3年前から欧州で事件が起きると警鐘を鳴らしてきた…。しかし西欧の高官らは我々が言うことに関心を示さず、我々は脅迫していると主張した。彼らはまた、今年初めのシャルリー・エブド事件からも何も学ばなかった。テロに反対しているという声明を出しても何の意味もない。彼らはテロと戦わねばならず、正しい政策を実施しなければならない」。

(フランスの治安当局がシリアの治安当局にテロとの戦いでの支援を求めてきたか、との問いに対して)「彼ら(フランス)は真剣に対処しさえすれば、我々には彼らとともにテロとの戦いを行う用意がある。我々は、テロとの戦いを真剣に行う者であれば誰とでも協力する用意がある。しかし、フランス政府は今のところ真剣だとは言えない」。

「(フランソワ・オランド大統領は)、自国民の利益のために行動すべきだ。すべてのフランス国民が今日彼に投げかけている質問とは次のようなものだ。過去5年間のフランスの政策はフランス国民に何か良い結果をもたらしたのか? 答えは「いいえ」だ。私が彼に何か頼むとしたら、それはフランス国民のために行動せよ、ということだ。彼がそれを望むのなら、政策を転換しなければならない」。

「(フランスとの)政治的協力関係が行われる前に、治安機関との協力について話すことはできない。フランス政府の政策がテロ支援という枠組みのなかで行われている限り、テロとの戦いに向けた治安機関との協力について話すことはできない」。

SANA, November 14, 2015
SANA, November 14, 2015

 

AFP, November 14, 2015、AP, November 14, 2015、ARA News, November 14, 2015、Champress, November 14, 2015、al-Hayat, November 15, 2015、Iraqi News, November 14, 2015、Kull-na Shuraka’, November 14, 2015、al-Mada Press, November 14, 2015、Naharnet, November 14, 2015、NNA, November 14, 2015、Reuters, November 14, 2015、SANA, November 14, 2015、UPI, November 14, 2015などをもとに作成。

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米、ロシア、トルコ、サウジアラビア、イランなどの外相はウィーン3会議で、シリア紛争における停戦プロセスと移行プロセスに関して合意:アサド大統領の進退には触れず、18カ月を目処とする移行プロセスを支援、ダーイシュ(イスラーム国)、ヌスラ戦線を停戦プロセスから除外し、その根絶をめざす(2015年11月14日)

オーストリアの首都ウィーンで、シリア紛争解決に向けた米、ロシア、サウジアラビア、トルコ、イランなど「国際シリア支援グループ」(International Syria Support Group (ISSG))の3回目となる会合(ウィーン3会議)が開催され、シリア紛争における停戦プロセスと移行プロセスに関して合意に達した。

会合には、米、ロシア、サウジアラビア、トルコ、イラン、中国、エジプト、フランス、ドイツ、イラク、イタリア、ヨルダン、レバノン、オマーン、カタール、UAE、英国の外相、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表、EU外相、アラブ連盟代表が出席した。

会合後に発表された共同声明によると、会合では、冒頭、パリでの同時多発テロ(13日)、レバノンのベイルート南部郊外での連続自爆テロ(12日)、エジプト・シナイ半島でのロシア旅客機の墜落(10月31日)、トルコのアンカラでの同時爆破テロ(10月10日)の犠牲者に対して黙祷が捧げられるとともに、全参加国がもっとも強い調子でパリでのテロへの非難の意を表明した。

参加国はそのうえで、シリアの紛争解決に向け協議を行い、以下の点を合意した。

1. 2012年6月のジュネーブ合意に沿った停戦と政治プロセスの実現。
2. シリア政府と反体制派が国連の仲介のもとで移行プロセスが開始され次第、参加国はシリア国内での停戦に向けて支援、行動を行う。
3. 国連安保理常任理事国は、国連による停戦監視活動の実施とジュネーブ合意に基づく政治的移行プロセスの支援を定めた決議採択への支援を誓約する。
4. すべての参加国は、自らが支援、ないしは影響力を行使している当事者を停戦させるために可能な措置を講じることを誓約する。
5. 停戦は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線、そして参加国がテロリストとみなす組織への攻撃・自衛活動には適応されない。
6. 国連の仲介のもと、シリア政府と反体制派の代表による公式な交渉を、2016年1月1日を目処に開催する。
7. 参加国は、6ヶ月以内(2016年5月)を目処に、シリア国内での停戦と、「信頼できる包括的・非宗派主義的な政府を樹立し、新憲法制定の工程を確定」するためのシリア人による移行プロセス開始を実現するための支援を行う。そのうえで、新憲法の規定に従った自由で公正な選挙を18ヶ月以内(2017年5月)を目処に実施する。この選挙は国連の監視下で行われ、犯民を含むすべてのシリア人が参加しなければならない。
8. ヨルダンは、テロリストと認定される集団、個人に関する共通の理解を醸成するための支援を行う。
9. 参加国は、停戦や政治プロセス開始に向けた準備の進捗を確認するため、1ヶ月以内に会合を開く。

なお参加国はこのほかにも、国連安保理決議第2165号に沿ったかたちでシリア国内全土での人道支援の実施について審議するとともに、国連安保理決議第2199号が定めた石油などの違法取引摘発の重要性を確認した。

会合後に発表された共同声明は以下の通り:

Meeting in Vienna on November 14, 2015 as the International Syria Support Group (ISSG), the Arab League, China, Egypt, the EU, France, Germany, Iran, Iraq, Italy, Jordan, Lebanon, Oman, Qatar, Russia, Saudi Arabia, Turkey, United Arab Emirates, the United Kingdom, the United Nations, and the United States to discuss how to accelerate an end to the Syrian conflict. The participants began with a moment of silence for the victims of the heinous terrorist attacks of November 13 in Paris and the recent attacks in Beirut, Iraq, Ankara, and Egypt. The members unanimously condemned in the strongest terms these brutal attacks against innocent civilians and stood with the people of France.

Subsequently, the participants engaged in a constructive dialogue to build upon the progress made in the October 30 gathering. The members of the ISSG expressed a unanimous sense of urgency to end the suffering of the Syrian people, the physical destruction of Syria, the destabilization of the region, and the resulting increase in terrorists drawn to the fighting in Syria.

The ISSG acknowledged the close linkage between a ceasefire and a parallel political process pursuant to the 2012 Geneva Communique, and that both initiatives should move ahead expeditiously. They stated their commitment to ensure a Syrian-led and Syrian-owned political transition based on the Geneva Communique in its entirety. The group reached a common understanding on several key issues.

The group agreed to support and work to implement a nationwide ceasefire in Syria to come into effect as soon as the representatives of the Syrian government and the opposition have begun initial steps towards the transition under UN auspices on the basis of the Geneva Communique. The five Permanent Members of the UN Security Council pledged to support a UNSC resolution to empower a UN-endorsed ceasefire monitoring mission in those parts of the country where monitors would not come under threat of attacks from terrorists, and to support a political transition process in accordance with the Geneva Communique.
All members of the ISSG also pledged as individual countries and supporters of various belligerents to take all possible steps to require adherence to the ceasefire by these groups or individuals they support, supply or influence. The ceasefire would not apply to offensive or defensive actions against Da’esh or Nusra or any other group the ISSG agrees to deem terrorist

The participants welcomed UN Secretary General Ban’s statement that he has ordered the UN to accelerate planning for supporting the implementation of a nationwide ceasefire. The group agreed that the UN should lead the effort, in consultation with interested parties, to determine the requirements and modalities of a ceasefire.

The ISSG expressed willingness to take immediate steps to encourage confidence-building measures that would contribute to the viability of the political process and to pave the way for the nationwide ceasefire. In this context, and pursuant to clause 5 of the Vienna Communique, the ISSG discussed the need to take steps to ensure expeditious humanitarian access throughout the territory of Syria pursuant to UNSCR 2165 and called for the granting of the UN’s pending requests for humanitarian deliveries. The ISSG expressed concern for the plight of refugees and internally displaced persons and the imperative of building conditions for their safe return in accordance with the norms of international humanitarian law and taking into account the interests of host countries. The resolution of the refugee issue is important to the final settlement of the Syrian conflict. The ISSG also reaffirmed the devastating effects of the use of indiscriminate weapons on the civilian population and humanitarian access, as stated in UNSCR 2139. The ISSG agreed to press the parties to end immediately any use of such indiscriminate weapons.

The ISSG reaffirmed the importance of abiding by all relevant UN Security Council resolutions, including UNSCR 2199 on stopping the illegal trade in oil, antiquities and hostages, from which terrorists benefit.
Pursuant to the 2012 Geneva Communique, incorporated by reference in the Vienna statement of October 30, and in U.N. Security Council Resolution 2118, the ISSG agreed on the need to convene Syrian government and opposition representatives in formal negotiations under UN auspices, as soon as possible, with a target date of January 1. The group welcomed efforts, working with United Nations Special Envoy for Syria Staffan de Mistura and others, to bring together the broadest possible spectrum of the opposition, chosen by Syrians, who will decide their negotiating representatives and define their negotiating positions, so as to enable the political process to begin. All the parties to the political process should adhere to the guiding principles identified at the October 30 meeting, including a commitment to Syria’s unity, independence, territorial integrity, and non-sectarian character; to ensuring that State institutions remain intact; and to protecting the rights of all Syrians, regardless of ethnicity or religious denomination. ISSG members agreed that these principles are fundamental.

The ISSG members reaffirmed their support for the transition process contained in the 2012 Geneva Communique. In this respect they affirmed their support for a ceasefire as described above and for a Syrian-led process that will, within a target of six months, establish credible, inclusive and non-sectarian governance, and set a schedule and process for drafting a new constitution. Free and fair elections would be held pursuant to the new constitution within 18 months. These elections must be administered under UN supervision to the satisfaction of the governance and to the highest international standards of transparency and accountability, with all Syrians, including the diaspora, eligible to participate.

Regarding the fight against terrorism, and pursuant to clause 6 of the Vienna Communique, the ISSG reiterated that Da’esh, Nusra, and other terrorist groups, as designated by the UN Security Council, and further, as agreed by the participants and endorsed by the UN Security Council, must be defeated. The Hashemite Kingdom of Jordan agreed to help develop among intelligence and military community representatives a common understanding of groups and individuals for possible determination as terrorists, with a target of completion by the beginning of the political process under UN auspices.

The participants expect to meet in approximately one month in order to review progress towards implementation of a ceasefire and the beginning of the political process.

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なおウィーン3会議に先立って、フランスのフランソワ・オランド外務大臣は、13日夜のパリでの同時多発テロ事件を受けるかたちで「ウィーン会議の目的の一つは、ダーイシュ(イスラーム国)と戦うための国際的な協調関係をいかに強化するかを具体的に検討することにある」と述べ、同テロを実行したとされるダーイシュに対する「テロとの戦い」の必要を強調した。

また、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、ウィーン3会議に先立って行われたジョン・ケリー米国務長官との会談後、「ダーイシュやシャームの民のヌスラ戦線を打ち負かすために我々がさらなる措置を講じないことは正当化し得ない」と述べた。

ケリー国務長官も、「我々がこれらの者たち(ダーイシュ)に言うことができるのは、彼らがやることによって、我々はみな、彼らとの戦いや制裁への決意を強めている、ということだ」と述べた。

さらに、欧州連合(EU)のフェデリカ・モゲリーニ外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は、パリでの同時多発テロ事件によって「ウィーン3会議は別の意味を持つにいたった」と述べるとともに、ベイルートでの12日のテロ、シナイ半島でのロシア機墜落、アンカラでの爆破テロなどにより、「過去数週間で我々みなが痛み、恐怖、衝撃に苛まれている」と弔意を示した。

一方、イランのハサン・ロウハーニー大統領の西欧諸国歴訪に同行するとの理由で、ウィーン3会議への出席を見合わせていたモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣は、ロウハーニー大統領のフランス訪問の中止を受けるかたちで、ウィーン3会議に参加することを決定した。

また、ロシアのミハイル・ボグダノフ外務副大臣は、13日に米国との間で、シリアでの紛争における「テロ組織」を認定するためのリスト案を交わしたことを明らかにした。

『ハヤート』(11月15日付)などが伝えた。

AFP, November 14, 2015、AP, November 14, 2015、ARA News, November 14, 2015、Champress, November 14, 2015、al-Hayat, November 15, 2015、Iraqi News, November 14, 2015、Kull-na Shuraka’, November 14, 2015、al-Mada Press, November 14, 2015、Naharnet, November 14, 2015、NNA, November 14, 2015、Reuters, November 14, 2015、SANA, November 14, 2015、UPI, November 14, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍による自警部隊第1期教練コースが修了(2015年11月13日)

SANA(11月13日付)は、ダマスカス郊外県で行われたシリア軍による自警部隊の第1期教練コースが修了し、バアス党地域指導部のヒラール・ヒラール副書記長、フサイン・マフルーフ・ダマスカス郊外県知事らが参列するなか修了式が行われた、と伝えた。

自警部隊の教練コースにはダマスカス郊外県各地の一般人(若者ら)が参加し、「タクフィール主義テロ」に対抗するための戦闘技術などの教練を受けた。

SANA, November 13, 2015をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍戦闘機は過去2日間で107回出撃、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点など289カ所を破壊(2015年11月13日)

ロシア国防省は、ロシア軍が過去2日間(11、12日)で107回出撃し、アレッポ県、ダマスカス郊外県、イドリブ県、ラタキア県、ハマー県、ヒムス県、ダルアー県、ダイル・ザウル県で、ダーイシュ(イスラーム国)など国際テロ組織の施設289カ所を破壊したと発表した。

この空爆で、司令拠点34カ所、武器弾薬庫16カ所、爆発物製造工場2カ所、教練キャンプ3カ所、拠点50カ所、壕184カ所を破壊した。

イドリブ県では、Su-34戦闘爆撃機がマアッラト・ヌウマーン市近郊でシャームの民のヌスラ戦線の拠点を空爆した。

アレッポ県では、ロシア軍はラスム・アッブード村近郊でシャームの民のヌスラ戦線の拠点を空爆した。

ダルアー県では、Su-34戦闘爆撃機がジャースィム市でダーイシュの武器弾薬庫を空爆した。

ダマスカス郊外県では、ロシア軍はムガール山近郊でダーイシュの武器弾薬庫などを空爆した。

ヒムス県では、Su-24M戦闘機がタニーヤト・ルジュマ回廊でダーイシュの拠点を空爆した。

ハマー県では、Su-34戦闘爆撃機が、ラターミナ町郊外でヌスラ戦線の武器弾薬庫などを破壊した。

ラタキア県では、ロシア軍は、カディーン村郊外でヌスラ戦線の司令拠点などを破壊した。

ダイル・ザウル県では、Su-34戦闘機が、マヤーディーン市近郊で、原油を積んだダーイシュのタンクローリー車列などを空爆した。

AFP, November 13, 2015、AP, November 13, 2015、ARA News, November 13, 2015、Champress, November 13, 2015、al-Hayat, November 14, 2015、Iraqi News, November 13, 2015、Kull-na Shuraka’, November 13, 2015、al-Mada Press, November 13, 2015、Naharnet, November 13, 2015、NNA, November 13, 2015、Reuters, November 13, 2015、SANA, November 13, 2015、UPI, November 13, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

YPG主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末にハサカ県フール町の奪還に成功する一方、シリア軍はダーイシュの拠点都市バーブ市などを爆撃(2015年11月13日)

ハサカ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の消息筋が、ARA News(11月13日付)に対して、ハサカ県フール町一帯でのダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、フール町を完全制圧したことを明らかにした。

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属不明)がダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市の一つバーブ市を空爆した。

一方、SANA(11月13日付)によると、シリア軍がクワイリス航空基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)への攻撃を続け、同地での支配地域を拡大するとともに、アルバイド村、ターマート村を制圧した。

シリア軍はまた、タッル・イスタブル村、サーリヒーヤ村、シャルバア村、アファシュ村でダーイシュの拠点に対して攻撃を加え、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

さらに、シリア軍は、アイン・ハージャ村、ジャルーフ村、ダイル・ハーフィル市、アイン・ジャフシュ村、マスカナ村、ジュッブ・ガブシャ村、バーブ市、タッル・アフマル村のダーイシュ拠点に対して空爆を行った。

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ダマスカス郊外県では、SANA(11月13日付)によると、シリア軍が東カラムーン地方のカーラ市郊外無人地帯(ワーディー・ザムラーニー)でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(11月13日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市フワイジャト・サクルでダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃し、戦闘員60人を殲滅した。

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ヒムス県では、SANA(11月13日付)によると、シリア軍がジャズル油田地帯、シャーイル油田地帯、マヌーフ村、フワーリーン村でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団が、サフム・ジャウラーン村でアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などと交戦し、双方に5人の死者が出た。

AFP, November 13, 2015、AP, November 13, 2015、ARA News, November 13, 2015、Champress, November 13, 2015、al-Hayat, November 14, 2015、Iraqi News, November 13, 2015、Kull-na Shuraka’, November 13, 2015、al-Mada Press, November 13, 2015、Naharnet, November 13, 2015、NNA, November 13, 2015、Reuters, November 13, 2015、SANA, November 13, 2015、UPI, November 13, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍はハーディル村制圧に続いて、アイタ村などからヌスラ戦線を放逐する一方、ジュンド・アクサー機構などはハマー県スーラーン市に進攻(2015年11月13日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハーディル村、アイス村を制圧したシリア軍がダマスカス・アレッポ街道(国際幹線道路)方面に進軍を続け、国防隊、ヒズブッラー戦闘員などとともに、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦し、タッル・ハディーヤ村などを制圧した。

一方、SANA(11月13日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、アレッポ市南部での掃討作戦を継続し、タッル・バージル村、タッル・ハディーヤ村、トゥライラート村、マルユーダ村、ヒルバト・クーサー村、アイス村、バーニス村、ラスム・サフリージュ村を制圧した。

シリア軍はまた、マンスーラ村、アレッポ市アーミリーヤ地区、シャイフ・サイード地区でシャームの民のヌスラ戦線などのジハード主義武装集団の拠点を攻撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、アル=カーイダ系組織のジュンド・アクサー機構と「穏健な反体制派」で米CIAの支援を受けているイッズ連合などからなる反体制武装集団がスーラーン市一帯に進軍し、シリア軍と交戦、クッルナー・シュラカー(11月13日付)によると、スーラーン市北部のシリア軍拠点複数カ所を制圧した。

これに対して、シリア軍はムーリク市、カフルズィーター市、サイヤード村などを空爆した。

一方、SANA(11月13日付)によると、シリア軍がムーリク市、ラハーヤー村、ラターミナ町、カフルズィーター市でファトフ軍拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また同地一帯およびアトシャーン村ではシリア軍が反体制武装集団の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属不明)がサルジャ村、ナージヤ村を空爆・砲撃し、自由弁護士連合の活動家ら3人が死亡した。

クッルナー・シュラカー(11月13日付)によると、ロシア軍戦闘機がザーウィヤ山地方のバイーニーン村一帯を「白リン弾」と思われる爆弾で空爆した。

トルコ国境に近いザーウィヤ山一帯でこうした爆弾が使用されるのはこれが初めてだという。

Kull-na Shuraka', November 14, 2015
Kull-na Shuraka’, November 14, 2015

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がイスラーム軍の本拠地ドゥーマー市を地対地ミサイルなどで攻撃する一方、ロシア機と思われる戦闘機が同市を3度にわたって空爆した。

また、ハラスター市一帯では、シリア軍と反体制武装集団が交戦、ザブディーン村、ダーライヤー市では戦闘機(所属不明)が空爆を行った。

一方、SANA(11月13日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、ハラスター市郊外農場地帯各所でイスラーム軍などのジハード主義武装集団と交戦し、同地複数カ所(アズム・ビルなど)を制圧した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区でシリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊がナビー・ユーヌス峰一帯で反体制武装集団と交戦、ロシア軍と思われる戦闘機がジュッブ・アフマル村一帯を空爆した。

一方、SANA(11月13日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、カールーラ山、ハッスーナ丘を反体制武装集団との戦闘の末に制圧した。

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ダルアー県、SANA(11月13日付)によると、シリア軍がダルアー市難民キャンプ地区一帯、アトマーン村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月13日付)によると、シリア軍がティールマアッラ村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, November 13, 2015、AP, November 13, 2015、ARA News, November 13, 2015、Champress, November 13, 2015、al-Hayat, November 14, 2015、Iraqi News, November 13, 2015、Kull-na Shuraka’, November 13, 2015、al-Mada Press, November 13, 2015、Naharnet, November 13, 2015、NNA, November 13, 2015、Reuters, November 13, 2015、SANA, November 13, 2015、UPI, November 13, 2015などをもとに作成。

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ウィーン3会議に先立つ準備会合をロシアが欠席、イランが途中退席:反体制派の統一代表の人選、合法的反体制派とテロ組織の峻別をめぐって各国が対立(2015年11月12日)

『ハヤート』(11月14日付)は、14日に再開予定のウィーン3会議に先立って12日に開催された作業部会をロシアが欠席、またイランが途中退席し、参加各国の意見の相違が改めて浮き彫りになったと伝えた。

イブラーヒーム・ハミーディー記者によると、ウィーンでは12日に、シリア政府との交渉にあたる反体制派の統一代表の人選、テロ組織と合法的は反体制派の峻別、そしてシリア国内での人道支援を目的とした人道回廊の設置について協議するための三つの作業部会が開催された。

この部会に出席するため、ロシアの代表団が12日早朝にウィーンに到着する予定だったが、ロシア政府は直前になって代表団の派遣を中止した。

また三つの部会に参加していたイランは、一部の参加国が、「イラン寄りのシーア派武装組織を含むすべての外国人武装集団のシリアからの退去」を求めたことに抗議し、途中退席した。

このほか、米国の代表団が、自らの姿勢に近い複数の国を晩餐に招待し、ロシア代表団など多くの国を排除しようとしたことで、対立はさらに深まったという。

シリア政府との交渉にあたる反体制派の統一代表の人選にかかる作業部会では、フランスとトルコの代表が、シリア革命反体制勢力国民連立に「指導的・中軸的役割」を与えるよう主張したが、エジプトとはじめとするそれ以外の国は、「カイロ大会」(2015年6月、https://syriaarabspring.info/?p=20120)に参加した諸組織(民主的変革諸勢力国民調整委員会、カムフなど)により大きな役割を与えるよう主張したという。

テロ組織と合法的は反体制派の峻別にかかる作業部会では、国連安保理において国際テロ組織に認定されているアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線や、アル=カーイダのメンバーなどによって結成されたシャーム自由人イスラーム運動を「テロ組織のリスト」に加えるかどうかで意見が割れた。

複数の参加国は、国連安保理の決定に従い、ヌスラ戦線を「テロ組織のリスト」に加えるべきだと主張したのに対して、「一部の中東諸国」が「組織と個人を区別すべき」と反論し、これに難色を示したという。

またシャーム自由人イスラーム運動については、同じく「一部の中東諸国」が「シャーム自由人はその方法、政治的言説を変化させた…。政治的解決に正当性を与えるためにイスラーム主義諸派に対処すべき」と主張し、「テロ組織」とみなすことに反対した。

しかし、それ以外の国々は「シャーム自由人は過激派のるつぼ」だと断じ、すべてのイスラーム主義組織をテロ組織とみなすべきだと主張したという。

これに対して、欧米諸国は、テロ組織にかかる各国の法律と整合するかたちでの「テロ組織のリスト」作りをめざそうとしつつも、「穏健な反体制派」を含むすべての武装組織を「テロ組織」に認定しようとするロシアの動きを非難したという。

一方、作業部会参加者によると、ロシアは、ヨルダンの仲介のもと、ダルアー県で活動しているイスラーム過激派と「穏健な反体制派」の連合組織「南部戦線」(自由シリア軍)の戦闘停止で「相互理解」を交わし、これを受け、「死の三角地帯」と称されるダマスカス郊外県・ダルアー県・クナイトラ県境の地域にシリア軍が増強されたという。

シリア国内での人道支援を目的とした人道回廊の設置にかかる作業部会では、ダマスカス号外県東グータ地方、アレッポ市郊外一帯、イドリブ市郊外一帯などへの国連による人道支援について協議したという。

AFP, November 13, 2015、AP, November 13, 2015、ARA News, November 13, 2015、Champress, November 13, 2015、al-Hayat, November 14, 2015、Iraqi News, November 13, 2015、Kull-na Shuraka’, November 13, 2015、al-Mada Press, November 13, 2015、Naharnet, November 13, 2015、NNA, November 13, 2015、Reuters, November 13, 2015、SANA, November 13, 2015、UPI, November 13, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イラクのスィンジャール地方での戦闘激化と連動するかたちで、YPG主体のシリア民主軍がハサカ県フール町一帯でダーイシュ(イスラーム国)に対し攻勢(2015年11月12日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、フール町一帯で、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

同地での戦闘は、イラク領内のスィンジャール地方でのイラク軍、ペシュメルガなどによるダーイシュ掃討作戦激化と連動するかたちで激化しているという。

また、ARA News(11月12日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がフール町一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ティシュルーン平原を制圧した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がクワイリス航空基地周辺の発電所一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(11月12日付)によると、シリア軍がジュッブ・サファー村、アイン・ジャマージマ村、ワディーア村、アウンム・アルキーラ村、マドユーナ村、アブー・ダンナ村、バーブ市などでダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して攻撃を行った。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタドムル市西部のドゥーワ地区一帯、柑橘農園一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(11月12日付)によると、シリア軍がマヒーン町、カルヤタイン市、フナイフィース村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(11月12日付)によると、シリア軍がジャフラ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局アサーイシュが、タッル・アブヤド市一帯で逮捕していた40人を釈放した。


AFP, November 12, 2015、AP, November 12, 2015、ARA News, November 12, 2015、Champress, November 12, 2015、al-Hayat, November 13, 2015、Iraqi News, November 12, 2015、Kull-na Shuraka’, November 12, 2015、al-Mada Press, November 12, 2015、Naharnet, November 12, 2015、NNA, November 12, 2015、Reuters, November 12, 2015、SANA, November 12, 2015、UPI, November 12, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍がアル=カーイダ系組織のヌスラ戦線などとの戦闘の末、アレッポ市南部の戦略的要衝ハーディル村を制圧する一方、ヌスラ戦線はアレッポ県北部のヤズィード教徒の村を砲撃(2015年11月12日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が国防隊などの民兵組織、ヒズブッラー戦闘員とともに、アレッポ市南部の戦略的要衝ハーディル村に突入し、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦の末、同地の大部分を奪還した。

同監視団によると、ハーディル村内では依然として戦闘は続いているという。

一方、SANA(11月12日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともにアレッポ市南部34キロの地点に位置するハーディル村および同村西部のアイス丘を完全制圧した。

シリア軍はまた、アルバイーン丘、ヒルバト・マザーリア村、ヒルバト・ナズハ村、ヒルバト・マシューフ村、ジャディーダト・アルバイド村、小アルバイド村を、反体制武装集団との戦闘の末に制圧した。

このほかにも、シリア軍はビンヤーミーン村、ハーン・トゥーマーン村、アレッポ市サイフ・ダウラ地区、サーリヒーン地区、ラーシディーン地区でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

他方、ARA News(11月12日付)によると、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線がアフリーン市郊外のヤズィード教徒の村バースーファーン村一帯を砲撃した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヒズブッラー戦闘員とともに、マルジュ・スルターン村一帯でジハード主義武装集団と交戦、またマルジュ・スルターン航空基地内に突入した。

またロシア軍と思われる戦闘機が、ドゥーマー市、アルバイン市を空爆、ドゥーマー市郊外のタッル・サワーン町では、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦した。

このほか、ダーライヤー市ではシリア軍ヘリコプターが「樽爆弾」を投下した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル地区をシリア軍が砲撃した。

一方、クッルナー・シュラカー(11月12日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線が占拠するヤルムーク・パレスチナ難民キャンプで、ヌスラ戦線のアミールの一人アブー・ユースフ・ハウラーニー氏が爆殺された。

他方、ARA News(11月12日付)などは、兵役についていない1974年生まれの男性が各地で当局によって連行されている、と伝えた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属不明)がカフルズィーター市、アブー・ハリージュ村、サルハー村を空爆した。

またシリア軍がカルアト・マディーク町、シャリーア村、ハムラー村を砲撃した。

これに対して反体制武装集団は、米国製のTOW対戦車ミサイルで応戦した。

一方、SANA(11月12日付)によると、シリア軍が、カフルズィーター市、ラターミナ町、ムーリク市、アトシャーン村でファトフ軍の拠点に対して空爆を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属不明)がラスタン市郊外のダイル・ファルディース村一帯を砲撃した。

一方、SANA(11月12日付)によると、シリア軍がフワーリーン村で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がサイダー町、クファイル村、アシュアリー農場を「樽爆弾」などで空爆、またインヒル市、西ガーリヤ村、東ガーリヤ村、シャイフ・マスキーン市、サムリーン村、ジャースィム市、ズィムリーン村、ダルアー市各所を空爆・砲撃した。

この攻撃に関して、クッルナー・シュラカー(11月12日付)は、ロシア軍がダルアー市を初めて空爆したと断じ、8人が死亡したと伝えた。

一方、SANA(11月12日付)によると、シリア軍がダーイル町、シャイフ・フサイン丘、ダルアー市ビラール・ハバシー・モスク一帯、電力会社一帯、農業銀行一帯でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月12日付)によると、シリア軍がマアッラト・ヌウマーン市一帯で、ジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, November 12, 2015、AP, November 12, 2015、ARA News, November 12, 2015、Champress, November 12, 2015、al-Hayat, November 13, 2015、Iraqi News, November 12, 2015、Kull-na Shuraka’, November 12, 2015、al-Mada Press, November 12, 2015、Naharnet, November 12, 2015、NNA, November 12, 2015、Reuters, November 12, 2015、SANA, November 12, 2015、UPI, November 12, 2015などをもとに作成。

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14日再開予定の「ウィーン3会議」に向け、シリア国民ではなく関係当時諸国がシリア反体制派の代表者の人選を進める(2015年11月12日)

『ハヤート』(11月12日付)は、14日に再開予定のウィーンでの関係当事国外相会合(ウィーン3会議)に関して、複数の外交筋の話として、シリア国民ではなく参加予定の諸外国が、シリア政府との交渉にあたるシリアの反体制派の「統一代表団」の人選を進めていると伝えた。

反体制派の代表団については、10月30日の「ウィーン2会議」で、ロシアが招聘可能な反体制活動家38の氏名を開示しているが、同外交筋によると、「すべての国が氏名リストを提出し、そのうえで20~25人に候補者を絞り込み、二つの部会、すなわち第1に政治改革関連部会、第2に治安関連部会に振り分け、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表の監督のもとにこの二つの部会は活動する」予定だという。

また欧州の外交筋によると、9カ国の高官からなる準備委員会が12日に、反体制派の名簿およびテロ組織のブラックリストを準備するための活動を開始する」という。

なお、米、ロシア、サウジアラビア、トルコ、イランなどの外相がシリア情勢への対応を協議するため10月下旬にウィーンで本格化させた会合(ウィーン・プロセス)のこれまでの経緯については「シリア紛争解決をめざす「ウィーン・プロセス」において合意されていないグレー・ゾーン」(11月8日、http://bylines.news.yahoo.co.jp/aoyamahiroyuki/20151108-00051244/)、「シリア紛争を戦う武装勢力は誰の代理なのか、シリア紛争に関与する諸外国は誰を代弁しているのか?」(11月4日、http://bylines.news.yahoo.co.jp/aoyamahiroyuki/20151104-00051092/)を参照のこと。

AFP, November 11, 2015、AP, November 11, 2015、ARA News, November 11, 2015、Champress, November 11, 2015、al-Hayat, November 12, 2015、Iraqi News, November 11, 2015、Kull-na Shuraka’, November 11, 2015、al-Mada Press, November 11, 2015、Naharnet, November 11, 2015、NNA, November 11, 2015、Reuters, November 11, 2015、SANA, November 11, 2015、UPI, November 11, 2015などをもとに作成。

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駐ヨルダン・シリア代理大使「ヨルダンのシリア人避難民キャンプ訪問を計画していたが、安全上の理由で中止」(2015年11月11日)

駐ヨルダン代理大使のアイマン・アッルーシュ氏はヨルダンのラジオ局とのインタビューで、ヨルダン領内のシリア人避難民キャンプの訪問を計画していたが、「安全上の理由によって、ヨルダン治安当局から訪問中止を忠告された」ことを明らかにした。

ARA News(11月11日付)が伝えた。

AFP, November 11, 2015、AP, November 11, 2015、ARA News, November 11, 2015、Champress, November 11, 2015、al-Hayat, November 12, 2015、Iraqi News, November 11, 2015、Kull-na Shuraka’, November 11, 2015、al-Mada Press, November 11, 2015、Naharnet, November 11, 2015、NNA, November 11, 2015、Reuters, November 11, 2015、SANA, November 11, 2015、UPI, November 11, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市バーブ市などアレッポ県各所を爆撃(2015年11月11日)

アレッポ県では、SANA(11月11日付)によると、シリア軍がアルバイド村、ダイル・ハーフィル市、アイン・ジャマージマ村、スィーン村、ジュッブ・ガブシャ村、ワディーア村、バーブ市でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、SANAは、シリア軍がダーイシュによる包囲解除に成功したクワイリス航空基地および航空士官学校一帯の写真複数点を公開した。

SANA, November 11, 2015
SANA, November 11, 2015
SANA, November 11, 2015
SANA, November 11, 2015
SANA, November 11, 2015
SANA, November 11, 2015
SANA, November 11, 2015
SANA, November 11, 2015
SANA, November 11, 2015
SANA, November 11, 2015
SANA, November 11, 2015
SANA, November 11, 2015
SANA, November 11, 2015
SANA, November 11, 2015

ARA News(11月12日付)によると、ジャラーブルス市南部で西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、ダーイシュ戦闘員2人が死亡した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、バフラト・ハーヌーティーヤ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続けた。

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ダイル・ザウル県では、SANA(11月11日付)によると、シリア軍がマリーイーヤ村、ジャフラ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、クッルナー・シュラカー(11月11日付)は、現地の複数の消息筋の話として、ダーイシュ(イスラーム国)が数日前に、マヤーディーン市で、シャームの民のヌスラ戦線や「自由シリア軍」の元司令官複数名を処刑したと伝えた。

処刑されたのは、ヌスラ戦線のメンバーの一人バッサーム・ムハンマド・ジャウワード氏ら。

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ヒムス県では、SANA(11月11日付)によると、シリア軍がマヒーン町、ウンム・サフリージュ村、シャンダーヒーヤ村、ジャバーブ・ハマド村、ウンク・ハワー村でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、ARA News(11月11日付)によると、スクーク村郊外で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、ダーイシュ戦闘員7人と人民防衛隊戦闘員1人が死亡した。

また、ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(11月12日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員がアイン・イーサー市郊外のスカイルー村にある西クルディスタン移行期民政局アサーイシュ本部で自爆ベルトを爆破させ、隊員数十人が死傷した。

AFP, November 11, 2015、AP, November 11, 2015、ARA News, November 11, 2015、November 12, 2015、Champress, November 11, 2015、al-Hayat, November 12, 2015、Iraqi News, November 11, 2015、Kull-na Shuraka’, November 11, 2015、November 12, 2015、al-Mada Press, November 11, 2015、Naharnet, November 11, 2015、NNA, November 11, 2015、Reuters, November 11, 2015、SANA, November 11, 2015、UPI, November 11, 2015などをもとに作成。

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アレッポ市南部などでシリア軍がアル=カーイダ系のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などとの戦闘を続ける(2015年11月11日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市南部郊外一帯で、シリア軍、国防隊、アラブ系・アジア系外国人戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦を続けた。

また、数日前にダーイシュ(イスラーム国)が奇襲したシャイフ・ナッジャール市一帯のほか、ハーディル村、マハッル村では、ヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるジハード主義武装集団とシリア軍、国防隊、クドス旅団(パレスチナ人)、ヒズブッラー戦闘員が交戦した。

ドゥラル・シャーミーヤ(11月11日付)によると、ロシア軍の航空支援を受けたシリア軍がハーディル村に突入を試みたが、シャーム自由人イスラーム運動がこれを撃退したという。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊が、ガマーム村一帯でジハード主義武装集団と激しく交戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、マンスーラ村一帯に対してシリア軍が激しい砲撃を加えた。

一方、SANA(11月11日付)によると、シリア軍がマアーン村一帯でシャーム自由人イスラーム運動などのジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、カフルズィーター市、ラターミナ町、ムーリク市、アトシャーン村、ラハーヤー村、カフルヌブーダ町でシャームの民のヌスラ戦線などからなるファトフ軍やジュンド・アクサー機構の拠点を空爆・攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がドゥーマー市各所を地対地ミサイルなどで攻撃した。

またダマスカス・ヒムス街道(国際幹線道路)に面してバイルーヌー病院東部一帯、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯などで、シリア軍とジハード主義武装集団が交戦した。

シリア軍はさらに、ダーライヤー市に対して7回にわたり空爆を実施した。

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イドリブ県では、SANA(11月11日付)によると、シリア軍がフバイト村でファトフ軍拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月11日付)によると、シリア軍がハラーリーヤ村、マフラス・ディーク村、フーシュ・ザバーディー村、アーミリーヤ村、アイン・フサイン村でシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるジハード主義武装集団の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月11日付)によると、シリア軍が、シャイフ・フサイン丘、ウンム・ワラド村近郊の丘陵地帯、ダルアー市内各所でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, November 11, 2015、AP, November 11, 2015、ARA News, November 11, 2015、Champress, November 11, 2015、al-Durar al-Shamiya, November 11, 2015
al-Hayat, November 12, 2015、Iraqi News, November 11, 2015、Kull-na Shuraka’, November 11, 2015、al-Mada Press, November 11, 2015、Naharnet, November 11, 2015、NNA, November 11, 2015、Reuters, November 11, 2015、SANA, November 11, 2015、UPI, November 11, 2015などをもとに作成。

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