UNHCRシリア事務所は9月24日以降のレバノンからシリアへの避難民の数が推計で142,703世帯、528,000人に達していると発表(2024年11月14日)

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)シリア事務所は緊急対応概要を発表し、イスラエルのレバノン攻撃激化に伴い、9月24日以降のレバノンからシリアへの避難民の数が推計で142,703世帯、528,000人に達していると発表し、イスラエル軍の最近の爆撃によって一般の人々やUNHCRのスタッフや施設が危険に晒されており、レバノンからの避難にも影響を与えていると警鐘を鳴らした。

AFP, November 14, 2024、ANHA, November 14, 2024、‘Inab Baladi, November 14, 2024、Reuters, November 14, 2024、SANA, November 14, 2024、SOHR, November 14, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュがヒムス県スフナ市東のダーヒク山一帯のシリア軍の陣地複数ヵ所を襲撃、シリア軍がこれを撃退(2024年11月14日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がスフナ市東のダーヒク山一帯のシリア軍の陣地複数ヵ所を襲撃、シリア軍がこれを撃退した。

AFP, November 14, 2024、ANHA, November 14, 2024、‘Inab Baladi, November 14, 2024、Reuters, November 14, 2024、SANA, November 14, 2024、SOHR, November 14, 2024などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がラタキア県カッバーナ村を砲撃し、シリア軍兵士1人が死亡(2024年11月14日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村を自爆型無人航空機1機で攻撃した。

シリア軍はまた、アーフィス村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村一帯、ザクーム村とイドリブ県のダクマーク村を結ぶ街道を移動中の車を狙って砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるダーラト・イッザ市郊外、カフル・アンマ村一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるカッバーナ村を砲撃し、シリア軍兵士1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, November 14, 2024、ANHA, November 14, 2024、‘Inab Baladi, November 14, 2024、Reuters, November 14, 2024、SANA, November 14, 2024、SOHR, November 14, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍による首都ダマスカスとクドスィーヤー市への爆撃で30人以上が死傷:イスラエル軍はパレスチナのイスラーム聖戦のテロ・インフラと指揮所を攻撃したと発表する一方、ヒムス県の橋への爆撃を続ける(2024年11月14日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍の防空部隊がヒムス市南部のウーカース地区上空に飛来したイスラエル軍所属と見られる無人偵察機1機を迎撃、これを撃破した。

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国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)で、午後3時20分頃、イスラエル軍が占領下ゴラン高原方面から首都ダマスカス(ダマスカス県)のマッザ区、ダマスカス郊外県のクドスィーヤー市一帯を狙って航空攻撃を行い、女性と子供を含む15人が死亡、16人が負傷し、標的となった建物や私有財産やその周辺に甚大な物的損害が生じたと発表した。





この攻撃に関して、外務在外居住者省はフェイスブックの公式アカウントなどを通じて声明(https://www.facebook.com/Mofaexsy/)を出し、「シオニスト政体が多くの域内諸国に対して続ける攻撃、パレスチナ、レバノン領人民に対する無制限のジェノサイド戦争で目的を実現することに失敗した明白な兆候」だとして、これを非難するとともに、域内での緊張拡大を懸念、国際社会にイスラエルの攻撃と人権侵害を阻止するよう訴えた。

SANA(11月14日付)が伝えた。

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イスラエル軍は午後5時41分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、イスラエル軍がシリア領内にあるパレスチナのイスラーム聖戦機構のテロインフラと指揮所複数ヵ所を攻撃と発表し、その際の映像を公開した。

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シリア人権監視団、シャームFM(11月14日付)などによると、イスラエル軍が爆撃したのは、ヴィーラート・マッザ地区のサラーヤー交差点近くにある3階建ての集合住宅1棟と、クドスィーヤー市のサハーバ・モスク近くの集合住宅1棟。

これにより、マッザ区では、民間人5人(子供2人、女性1人、若い医師1人、パレスチナ作家記者総連合書記1人)、「イランの民兵」の外国人メンバー2人、身元不明者3人が死亡、民間人4人、軍関係者11人が負傷、クドスィーヤー市では「イランに所属するパレスチナ人組織」のメンバー10人が死亡、6人が負傷した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍がクサイル市近郊のオロンテス川に架かるムーフ橋と高架橋を爆撃し、一部が損害を受けた。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、今年に入って150回(うち124回が航空攻撃、26回が地上攻撃)となり、これにより269あまりの標的が破壊され、軍関係者299人が死亡、262人が負傷した。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):25人
ヒズブッラーのメンバー:55人
イラク人:28人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):85人
「イランの民兵」の外国人メンバー:27人
シリア軍将兵:62人
身元不明者:17人

また、民間人も61人(うち子供11人、女性15人)が死亡、62人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:53回
ダルアー県:17回
ヒムス県:49回
クナイトラ県:16回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:5回
アレッポ県:3回
ハマー県:4回
スワイダー県:3回
ラタキア県:2回
イドリブ県:1回

AFP, November 14, 2024、ANHA, November 14, 2024、‘Inab Baladi, November 14, 2024、Reuters, November 14, 2024、SANA, November 14, 2024、SOHR, November 14, 2024などをもとに作成。

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イランのラリージャーニー最高指導者上級顧問がシリアを訪問しアサド大統領と会談(2024年11月14日)

イランのアリー・ラリージャーニー最高指導者上級顧問がシリアを訪問し、アサド大統領と会談した。

SANA(11月14日付)によると、会談では、地域情勢、とりわけイスラエルによるパレスチナ、レバノンへの攻撃激化と継続、これを阻止することの必要、二国間関係の強化の方途などについて議論された。

アサド大統領は会談のなかで、パレスチナ人の歴史的権利の維持、あらゆる手段でのパレスチナ、レバノン領人民の抵抗支援、イスラエルによる虐殺、ジェノサイドの阻止を強調した。


AFP, November 14, 2024、ANHA, November 14, 2024、‘Inab Baladi, November 14, 2024、Reuters, November 14, 2024、SANA, November 14, 2024、SOHR, November 14, 2024などをもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)は12日にシリアでイランの支援を受ける民兵の武器貯蔵物流本部施設を、9~10日にイエメンでイエメンにあるフーシー派の武器貯蔵施設複数ヵ所を攻撃したと発表(2024年11月13日)

米中央軍(CENTCOM)は12日付で声明(第20241112-01号)を出し、ハサカ県シャッダーディー市にあるパトロール基地の米軍人員に対するロケット弾攻撃への報復として、イランの支援を受ける民兵グループの武器貯蔵物流本部施設に対して攻撃を行ったと発表した。

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CENTCOMはまた声明(第20241113-01号)を出し、11月9日から10日にかけて、フーシー派の支配下にあるイエメン領内にある同派の武器貯蔵施設複数ヵ所に対して精密攻撃を行ったと発表した。

AFP, November 13, 2024、ANHA, November 13, 2024、‘Inab Baladi, November 13, 2024、Reuters, November 13, 2024、SANA, November 13, 2024、SOHR, November 13, 2024などをもとに作成。

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米軍戦闘機がダイル・ザウル県ブーカマール市を爆撃し、「イランの民兵」5人が死亡(2024年11月13日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米軍の戦闘機1機が、シリア政府の支配下にあるブーカマール市の協会(ジャムイーヤート)地区にある指揮所を爆撃し、「イランの民兵」5人が死亡した。

また、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は、シリア政府の支配下にあるバクラス村にあるシリア軍と「イランの民兵」の陣地などを砲撃した。

これに対して、シリア軍もダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるシュハイル村を砲撃した。

この戦闘で、シリア軍第4師団の兵士1人が、シリア民主軍の狙撃を受けて死亡した。

AFP, November 13, 2024、ANHA, November 13, 2024、‘Inab Baladi, November 13, 2024、Reuters, November 13, 2024、SANA, November 13, 2024、SOHR, November 13, 2024などをもとに作成。

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シリア軍の自爆型無人航空機11機がシャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県アブザムー村の市場などを攻撃し、子供を含む10人が負傷(2024年11月13日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍の自爆型無人航空機11機がシャーム解放機構の支配下にあるアブザムー村の市場などを攻撃し、子供3人を含む10人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるズィヤーラ町、アンカーウィー村、マシーク村、サルマーニーヤ村を砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室もシリア政府の支配下にあるガーブ平原各所を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるアブー・アリー山一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村上空に飛来したシリア軍の自爆型無人航空機2機を撃墜した。

AFP, November 13, 2024、ANHA, November 13, 2024、‘Inab Baladi, November 13, 2024、Reuters, November 13, 2024、SANA, November 13, 2024、SOHR, November 13, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)などで政治改革、体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴える(2024年11月13日)

スワイダー県では、スワイダー24(11月13日付)によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)などで政治改革、体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、マハッジャ町近くを走行中の軍用車の通過に合わせて、何者かが仕掛け爆弾を爆発させ、総合治安部の兵士3人が死亡した。

AFP, November 13, 2024、ANHA, November 13, 2024、‘Inab Baladi, November 13, 2024、Reuters, November 13, 2024、SANA, November 13, 2024、SOHR, November 13, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍はヒムス県クサイル市近郊の国境地帯の橋や検問所を爆撃し、利用不能に(2024年11月13日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)で、イスラエル軍が午後8時5分頃、レバノン領方面から、ヒムス県クサイル郡の国境地帯を流れるアースィー川(オロンテス川)に架かる橋複数基を狙って航空攻撃を行い、橋や道路が甚大な損害を受け、利用不能となったと発表した。

SANA(11月13日付)が伝えた。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍が攻撃したのは、クサイル市とラブラ町を結ぶ街道にシリア軍第4師団が設置しているダブア検問所、マシュタル検問所、ジャウバーニーヤ村の橋の検問所、ダッフ橋、アダール橋、タッル・マンドゥー橋、アラジューン橋、バイト・フダル橋の8ヵ所で、シリア軍兵士15人と国籍不明者複数人が負傷した。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、今年に入って148回(うち122回が航空攻撃、26回が地上攻撃)となり、これにより265あまりの標的が破壊され、軍関係者284人が死亡、230人が負傷した。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):25人
ヒズブッラーのメンバー:55人
イラク人:28人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):85人
「イランの民兵」の外国人メンバー:25人
シリア軍将兵:62人
身元不明者:4人

また、民間人も55人が死亡、58人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:52回
ダルアー県:17回
ヒムス県:48回
クナイトラ県:16回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:5回
アレッポ県:3回
ハマー県:4回
スワイダー県:3回
ラタキア県:2回
イドリブ県:1回

AFP, November 13, 2024、ANHA, November 13, 2024、‘Inab Baladi, November 13, 2024、Reuters, November 13, 2024、SANA, November 13, 2024、SOHR, November 13, 2024などをもとに作成。

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在イタリア・シリア総領事館が在留シリア人に対する領事業務を再開したと発表(2024年11月12日)

在イタリア・シリア総領事館はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/profile.php?id=61566038642448)を通じて、在留シリア人に対する領事業務を再開したと発表した。


AFP, November 12, 2024、ANHA, November 12, 2024、‘Inab Baladi, November 12, 2024、Reuters, November 12, 2024、SANA, November 12, 2024、SOHR, November 12, 2024などをもとに作成。

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地元武装集団がダイル・ザウル県のマヤーディーン橋に設置されているシリア民主軍の陣地(アーフィト陣地)を砲撃(2024年11月12日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、地元武装集団が、シリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸のマヤーディーン市とダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にある東岸を結ぶマヤーディーン橋に設置されている人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の陣地(アーフィト陣地)を砲撃した。

AFP, November 12, 2024、ANHA, November 12, 2024、‘Inab Baladi, November 12, 2024、Reuters, November 12, 2024、SANA, November 12, 2024、SOHR, November 12, 2024などをもとに作成。

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アレッポ県での戦闘でシャーム解放機構所属のズバイル・ブン・アウワーム旅団の戦闘員1人が死亡、ラタキア県ではアンサール・イスラームがクシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害(2024年11月12日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・アンマ村、カスル村、タディール村を砲撃した。

これにより、シャーム解放機構所属のズバイル・ブン・アウワーム旅団の戦闘員1人が死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村一帯を砲撃するとともに、自爆型無人航空機6機で同村一帯を攻撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、新興のアル=カーイダ系組織の一つアンサール・イスラームがクルド山地方でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

AFP, November 12, 2024、ANHA, November 12, 2024、‘Inab Baladi, November 12, 2024、Reuters, November 12, 2024、SANA, November 12, 2024、SOHR, November 12, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるアレッポ県タッル・リフアト市一帯などを砲撃、シリア軍兵士1人死亡(2024年11月12日)

アレッポ県では、ANHA(11月12日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市一帯、同市近郊のシャイフ・イーサー村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、自爆型無人航空機1機(所属は明示せず)が、スムーカ村のシリア軍陣地を攻撃し、兵士1人が死亡した。

AFP, November 12, 2024、ANHA, November 12, 2024、‘Inab Baladi, November 12, 2024、Reuters, November 12, 2024、SANA, November 12, 2024、SOHR, November 12, 2024などをもとに作成。

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保健省はイスラエルのレバノン攻撃激化を受けてシリアに避難・帰還したシリア人やレバノン人51,000人以上に対してこの47日間に128,000件以上の無料医療サービスを提供したと発表(2024年11月12日)

保健省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/)で、イスラエルのレバノン攻撃激化を受けてシリアに避難・帰還したシリア人やレバノン人51,000人以上に対してこの47日間に128,000件以上の無料医療サービスを提供したと発表した。

提供場所別の内訳は以下の通り:

ダマスカス県、タルトゥース県、ヒムス県の国境通行所:51,149件
収容センター:74,730件
病院:1,062件
救急車:1,235件

AFP, November 12, 2024、ANHA, November 12, 2024、‘Inab Baladi, November 12, 2024、Reuters, November 12, 2024、SANA, November 12, 2024、SOHR, November 12, 2024などをもとに作成。

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アスタナ22会議は、イスラエルのシリア攻撃、米国による石油資源盗奪を非難、「テロとの戦い」継続、分離主義的アジェンダを拒否、レバノンからの避難民支援を訴えて閉幕(2024年11月12日)

カザフスタンの首都アスタナで11日開幕したアスタナ22会議は、閉幕声明を採択し、閉会となった。

閉幕声明では、イスラエルがシリアに対して繰り返す攻撃を国際法、国際人道法違反、主権と領土の一体性への侵害だとしたうえで、地域の安定を揺るがし、緊張を高めるものだと非難した。

また、米国によるシリアの石油資源の盗奪と、欧米諸国の一方的な制裁がシリア情勢に悪影響を与えると非難、石油資源はシリア国民の財産であるべき、と主張した。

一方、イスラエルのレバノン攻撃激化に伴いレバノンからの避難民の流入については、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)をはじめとする国連各機関や人道支援組織に対して支援を行うよう呼びかけた。

保証国であるロシア、トルコ、イランは、さらに「テロとの戦い」への取り組みを継続するとともに、分離主義的アジェンダを拒否すると表明した。

閉会時の記者会見で、ロシア使節団を率いるアレクサンドル・ラヴレンチエフ・シリア問題担当大統領特使は、シャーム解放機構をはじめとするテロ組織と外国勢力が中東情勢の緊張に乗じて、イドリブ県などでの事態を悪化させようとしていると指摘する一方、会議ではイスラエルのレバノン攻撃激化に伴い、レバノンから帰還した約40万のシリア人の状況について議論されたとしたうえで、シリア経済が欧米諸国の制裁で疲弊しているなかで、国際社会による避難民支援についてゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表と意見を交わしたことを明らかにした。

一方、トルコによるシリア領内での新たな軍事作戦の是非については、「我々はトルコ側にこうした措置を控えることを望んでいる。なぜなら、シリアそのものに悪影響が生じるからだ」と述べた。

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シリアの使節団を代表するアイマン・ラアド外務在外居住者省次官は、会議がシリアの統合、領土保全を維持するための結果を実現するうえで重要だとしたうえで、「テロとの戦い」と、米国とトルコの占領からの領土解放を実現することを望むと表明した。

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SANA(11月12日付)が伝えた。

AFP, November 12, 2024、ANHA, November 12, 2024、‘Inab Baladi, November 12, 2024、Reuters, November 12, 2024、SANA, November 12, 2024、SOHR, November 12, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍戦闘機1機がジュダイダト・ヤーブース国境通行所とレバノン側のマスナア国境通行所間の緩衝地帯を通過しようとしていた車1台を狙って爆撃(2024年11月11日)

ダマスカス郊外県では、スプートニク・アラビア語版(11月12日付)によると、イスラエル軍戦闘機1機が11日夜遅く、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所とレバノン側のマスナア国境通行所間の緩衝地帯を通過しようとしていた車1台を狙って爆撃を実施した。

AFP, November 12, 2024、ANHA, November 12, 2024、‘Inab Baladi, November 12, 2024、Reuters, November 12, 2024、SANA, November 12, 2024、SOHR, November 12, 2024、Sputnik Arabic, November 12, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市で抗議デモの主要な支持者であるアラブ山(ジャバル・アラブ)自由人連合のスライマーン・アブドゥルバーキー司令官が襲撃を受ける(2024年11月11日)

スワイダー県では、イナブ・バラディー(11月11日付)、スワイダー24(11月11日付)などによると、反体制組織のアラブ山(ジャバル・アラブ)自由人連合のスライマーン・アブドゥルバーキー司令官が乗った車がスワイダー市のスワイダー国立病院近くで何者かの発砲を受けた。

アブドゥルバーキー司令官は、スワイダー市のサイル広場でのデモの主要な支持者の1人。

 

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一方、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)などで政治改革、体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, November 11, 2024、ANHA, November 11, 2024、‘Inab Baladi, November 11, 2024、Reuters, November 11, 2024、SANA, November 11, 2024、SOHR, November 11, 2024、Suwayda 24, November 11, 2024などをもとに作成。

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米主導の有志連合の戦闘機がダイル・ザウル県クーリーヤ市とマヤーディーン市一帯を攻撃、「イランの民兵」のシリア人メンバー4人が死亡、9人が負傷(2024年11月11日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の戦闘機1機がシリア政府の支配下にあるクーリーヤ市近郊の砂漠地帯にある「イランの民兵」の司令拠点1ヵ所、シブリー村近郊の監視通信ポスト、マヤーディーン市南の農場地区にある1ヵ所を爆撃した。

また別の戦闘機が、マヤーディーン市南部のタンムー地区近くの1ヵ所に機銃掃射を行った。

一連の攻撃で、「イランの民兵」のシリア人メンバー4人が死亡、9人が負傷した。

これに先立ち、マヤーディーン市近郊の砂漠地帯の奥地で、複数回にわたって爆発が発生したが、爆発の原因は不明。

AFP, November 11, 2024、ANHA, November 11, 2024、‘Inab Baladi, November 11, 2024、Reuters, November 11, 2024、SANA, November 11, 2024、SOHR, November 11, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がアレッポ県西部を自爆型無人航空機で攻撃し、民間人3人が負傷する一方、シャーム解放機構はラタキア県ナフシャッバー村を砲撃し、シリア軍兵士2人が死亡(2024年11月11日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にある県西部のハッバータ村、カスル村、タカード村を6機の自爆型無人航空機で攻撃し、民間人3人が負傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるナフシャッバー村を砲撃し、シリア軍兵士2人が死亡した。

AFP, November 11, 2024、ANHA, November 11, 2024、‘Inab Baladi, November 11, 2024、Reuters, November 11, 2024、SANA, November 11, 2024、SOHR, November 11, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュがヒムス県スフナ市近郊の砂漠地帯にあるシリア軍の陣地複数ヵ所を中火器や機関銃などで攻撃、ロシア軍戦闘機複数機が同地一帯を複数回にわたって爆撃(2024年11月11日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、スフナ市近郊の砂漠地帯にあるシリア軍の陣地複数ヵ所を中火器や機関銃などで攻撃、戦闘となった。

ダーイシュの攻撃に対処するかたちで、ロシア軍戦闘機複数機が同地一帯を複数回にわたって爆撃した。

AFP, November 11, 2024、ANHA, November 11, 2024、‘Inab Baladi, November 11, 2024、Reuters, November 11, 2024、SANA, November 11, 2024、SOHR, November 11, 2024などをもとに作成。

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イランの支援を受ける地元武装集団がダイル・ザウル県ジュナイナ村にあるシリア民主軍の陣地複数ヵ所を機関銃やロケット弾で攻撃(2024年11月11日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、イランの支援を受ける地元武装集団が、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるジュナイナ村にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の陣地複数ヵ所を機関銃やロケット弾で攻撃し、戦闘となった。

AFP, November 11, 2024、ANHA, November 11, 2024、‘Inab Baladi, November 11, 2024、Reuters, November 11, 2024、SANA, November 11, 2024、SOHR, November 11, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍がレバノンからの帰還者・避難民のための支援物資の集積拠点を爆撃、首都ダマスカスとヒムス市を結ぶ幹線道路が一時通行不能に(2024年11月11日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍戦闘機が、首都ダマスカスとヒムス市を結ぶ街道沿線のシンシャーム・フサイニーヤ村(クサイル市近郊)にあるレバノンのヒズブッラーの弾薬庫1棟を狙って爆撃を行い、爆発が複数回発生し、武器庫から煙が上がった。

一方、SANA(11月11日付)によると、運輸省は、レバノンからの帰還者・避難民のための支援物資の集積拠点がイスラエルの爆撃を受け、首都ダマスカスとヒムス市を結ぶ幹線道路が一時通行不能となったとしたうえで、地元警察や消防隊が道路の瓦礫などを撤去し、通行が再開されたと発表した。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、今年に入って147回(うち121回が航空攻撃、26回が地上攻撃)となり、これにより260あまりの標的が破壊され、軍関係者284人が死亡、230人が負傷した。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):25人
ヒズブッラーのメンバー:55人
イラク人:28人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):85人
「イランの民兵」の外国人メンバー:25人
シリア軍将兵:62人
身元不明者:4人

また、民間人も55人が死亡、58人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:52回
ダルアー県:17回
ヒムス県:47回
クナイトラ県:16回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:5回
アレッポ県:3回
ハマー県:4回
スワイダー県:3回
ラタキア県:2回
イドリブ県:1回

AFP, November 11, 2024、ANHA, November 11, 2024、‘Inab Baladi, November 11, 2024、Reuters, November 11, 2024、SANA, November 11, 2024、SOHR, November 11, 2024などをもとに作成。

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外務在外居住省は声明を10日のイスラエル軍によるサイイダ・ザイナブ郡の集合住宅への爆撃を非難、国際社会にイスラエルの犯罪を止めさせるよう努力を結集させるよう求める(2024年11月11日)

外務在外居住省は声明を出し、10日にイスラエル軍がダマスカス郊外県サイイダ・ザイナブ郡の集合住宅を狙って航空攻撃を行ったことを非難、国際社会に対して、イスラエルの地域諸国および国民への犯罪を止めさせるよう努力を結集させるよう求めた。


SANA(11月11日付)が伝えた。

AFP, November 11, 2024、ANHA, November 11, 2024、‘Inab Baladi, November 11, 2024、Reuters, November 11, 2024、SANA, November 11, 2024、SOHR, November 11, 2024などをもとに作成。

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ダマスカスの国連シリア事務所前でパレスチナ女性機構がイスラエルによるパレスチナとレバノンへの攻撃を非難、両国民との連帯を訴えるデモ(2024年11月11日)

首都ダマスカス(ダマスカス県)では、国連シリア事務所前で、パレスチナ女性機構がイスラエルによるパレスチナとレバノンへの攻撃を非難、両国民との連帯を訴えるデモを行った。

SANA(11月11日付)が伝えた。

AFP, November 11, 2024、ANHA, November 11, 2024、‘Inab Baladi, November 11, 2024、Reuters, November 11, 2024、SANA, November 11, 2024、SOHR, November 11, 2024などをもとに作成。

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カザフスタンの首都アスタナで、ロシア、トルコ、イラン、シリア政府の代表らによるアスタナ22会議が開幕(2024年11月11日)

カザフスタンの首都アスタナで、ロシア、トルコ、イラン、シリア政府の代表らによるアスタナ22会議が開幕した。

会議には、保証国3ヵ国(アレクサンドル・ラヴレンチエフ・シリア問題担当大統領特使を代表とするロシアの使節団、ムスタファ・ユルダクル・タジキスタン外務省二国間政治関係局長を代表とするトルコの使節団、アリー・アスガル・ハージー外務大臣補を代表とするイランの使節団)、アイマン・ラアド外務在外居住者省次官を代表とするシリアの使節団のほかに、国連、ヨルダン、レバノン、イラクがオブザーバーとして参加した。

会場である首都アスタナ入りしたラアド外務在外居住者省次官を代表とするシリアの使節団は、ラヴレンチエフ・シリア問題担当大統領特使を代表とするロシアの使節団、ハージー外務大臣補を代表とするイランの使節団と個別に会談した。


また、シリアの使節団は、ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表とも個別に会談した。

SANA(11月11日付)が伝えた。

AFP, November 11, 2024、ANHA, November 11, 2024、‘Inab Baladi, November 11, 2024、Reuters, November 11, 2024、SANA, November 11, 2024、SOHR, November 11, 2024などをもとに作成。

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アサド大統領はアラブ・イスラーム緊急首脳会談に出席:「現時点での最優先事項はイスラエルの虐殺の停止、そしてジェノサイドや民族浄化の阻止」(2024年11月11日)

アサド大統領はアラブ・イスラーム緊急首脳会談に出席するため、サウジアラビアの首都リヤドを訪問した。


リヤドに到着したアサド大統領は、首脳会談への出席に先だって、イラクのムハンマド・シヤーア首相と会談し、二国間関係や首脳会談の議事などについて意見を交わした。

首脳会談に出席したアサド大統領は、以下の通り演説を行った。

サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子閣下、並びに元首、陛下、殿下の諸氏、私はパレスチナ人の確固たる歴史的権利、それを保持することの必然性、レバノン、パレスチナ両人民の抵抗、両人民への迅速かつ緊急な支援に対する我々の義務について話すことはしない。両国における抵抗運動の正当性、そこに体現されてきた名誉、尊厳、高潔さ、栄誉ある指導者や勇敢な戦士たちが示してきた象徴についても話すことはしない。占領者シオニストのナチズム、犯罪、人工的な政体についても、西側が成立以来、この政体の支援者、直接且つ公然たる協力者へ変貌したことについても話すことはしない。なぜなら、これらは既に大多数アラブ人、イスラーム教徒、そして世界の多くの人々が知るものであり、今更付け加えるべきことはないからだ。
我々の首脳会談について、我々は昨年集い、意見を表明し、非難し、糾弾した。1年が経過したが、犯罪は続いている。我々は、過ぎ去った過去やそこでの出来事を繰り返すために集まっているのか、それとも来る未来の方向と展望について意見を交わすために集まっているのか。我々は昨年、攻撃の停止とパレスチナ人の保護を強く求めたが、この1年の結果は、パレスチナとレバノンでの数万人の死と数百万の避難民の発生だった。
アラブ諸国は2002年に和平案を提示したが、その応えはパレスチナ人に対する虐殺の増大だった。1991年には、米国の善意のもと、和平プロセスに参加することをアラブ人として決断し、マドリードでの和平交渉に臨んだが、我々の和平は、入植地拡大を目的とする彼らの戦争に正当性を与えてしまった。このことは、我々の方針が誤っていたというより、ツールの準備が不十分だったことを示している。我々のツールとは言葉である一方、彼らのツールは殺戮だった。我々が語れば、彼らは行動する。我々が和平を提示すれば、我々は血を流してきた。
結果が変わらないのなら、使われるツールもそのままでよいだろう。しかし、我々皆が求めるように結果に変えるのであれば、紆余曲折を経てでも、これまで試みてきた現行の手段や方法を転換することが求められる。我々が提示されている原則に合意しているのであれば、それをどのように現実へと移行させるのか。目標と目指す結果を明確にし、これを実現するために利用可能な手段を決定し、実現に向けた方向を決定、意思を行動に、計画を成果に、声明を現実に変えるためにだ。パレスチナ人民の奪われた権利について語るとき、目標は誰にとっても自明に思えるかもしれない。しかし、パレスチナ人がその基盤である生きる権利を持たないとき、これらの権利にはいかなる価値があるのか。世界のどこであれ、どのような分野であれ、死に与えられる権利に何の意味があるというのか。
このことが意味しているのは、すべての正当な権利を取り戻すための行動が重要であることにもかかわらず、現時点での最優先事項は虐殺の停止、そしてジェノサイドや民族浄化の阻止である。我々はアラブ人、イスラーム教徒として、政府、国民としてツールを持っていると考えている。必要なのは、イスラエルが声明に記され、合意されていることに応じることを拒むなかで、これらのツールを用いる決断、そしてその際に自らの選択肢を明確にすることである。このことこそが期待されている。我々は再び怒りを示すべきか、非難すべきか、国際社会に訴えるべきか、ボイコットすべきか。それは薄弱な信仰心、あるいは何かに訴えることなのか。我々の実行計画とはどのようなものなのか。
これらを示すことがなければ、我々は虐殺の継続を助長し、間接的にその共犯者となってしまう。我々が対峙しているのは、法的な意味での国家ではなく、法を逸脱した植民地的な政体だ。文明的な意味での国民ではなく、人間性からは程遠い、野蛮に近い入植者の群れだ。
問題は過激で理性を欠いた現政権、昨年10月7日の出来事に怯える国民のなかにあるとするのは正しくない。彼ら全員が一つのイデオロギー思考をもって行動している。流血によって病んだ思考、優越の幻想によって病んだ思考、表向きはナチズムを嫌悪しながらも、実際にはその一員として愛しているという二重人格に苛まれた思考である。奴らこそが本日の会合が対象としているものであり、問題そのものである。そして問題が手段を決定し、手段が成功の基礎となる。ここに、今日の会合の核心が潜んでおり、私はこの会合が成功し、正しい決断が下されることを願っている。盗人と法の言葉で話し、犯罪者と道徳の言葉で話し、殺人者と人道の言葉で話すことが内容にするためだ。善意が再び、パレスチナ、レバノン領人民にさらなる死をもたらす契機や口実とならないようにするためだ。両人民は、何十年にもわたり、善意を欠く手段の代償を払ってきたからだ。あなた方に平和あれ。

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首脳会談は、イスラエルによるガザ地区、レバノン、シリアへの攻撃を非難、ガザ地区での停戦を実現するための国連安保理による強制的な決議の採択、人道支援の即時搬入、イスラエルの国連総会への参加資格凍結などを求める声明を採択し、閉幕した。

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首脳会談閉幕後、アサド大統領は、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子と会談した。

会談では、首脳会議での決議を実行することの重要性、二国間関係の強化の方途などが話し合われ、アサド大統領は、パレスチナの大義の重要性、イスラエルの攻撃の域内での拡大の脅威を強調した。

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SANA(11月11日付)が伝えた。

AFP, November 11, 2024、ANHA, November 11, 2024、‘Inab Baladi, November 11, 2024、Reuters, November 11, 2024、SANA, November 11, 2024、SOHR, November 11, 2024などをもとに作成。

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スーダンとシリアの外務大臣は両国における外交代表のレベルを引き上げることを合意(2024年11月10日)

スーダンのアリー・ユースフ外務大臣は、アラブ・イスラーム首脳会議準備外務大臣会合で訪問中のサウジアラビアの首都リヤドで、シリアのバッサーム・サッバーグ外務在外居住者大臣と会談し、両国における外交代表のレベルを引き上げ、二国間での政治対話委員会会合を開催することに合意したと発表した。

ナブド・スーダーン(11月10日付)が伝えた。

AFP, November 10, 2024、ANHA, November 10, 2024、‘Inab Baladi, November 10, 2024、Nabd al-Sudan, November 10, 2024、Reuters, November 10, 2024、SANA, November 10, 2024、SOHR, November 10, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がイドリブ県ナイラブ村南の農園でオリーブの実を収穫していた労働者らを砲撃し、2人が負傷する一方、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるアレッポ県西部の第46中隊基地一帯を砲撃し、兵士1人死亡(2024年11月10日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるナイラブ村南の農園でオリーブの実を収穫していた労働者らを砲撃し、2人が負傷した。

シリア軍はまた、サーン村近郊にあるトルコ軍拠点の土塁を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある第46中隊基地一帯を砲撃し、シリア軍兵士1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, November 10, 2024、ANHA, November 10, 2024、‘Inab Baladi, November 10, 2024、Reuters, November 10, 2024、SANA, November 10, 2024、SOHR, November 10, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍はダマスカス郊外県サイイダ・ザイナブ町近郊の集合住宅を狙って爆撃、女性や子供を含む20人以上が死傷(2024年11月10日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて、イスラエル軍が午後5時00分頃、占領下ゴラン高原方面からダマスカス郊外県サイイダ・ザイナブ郡の住宅1棟を狙って航空攻撃を行い、子どもと女性を含む民間人7人が死亡、20人が負傷、私有財産に物的損害が生じたと発表した。

SANA(11月10日付)が伝えた。

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シャームFM(11月10日付)が、サイイダ・ザイナブ町のサドル病院の医療筋の話として伝えたところによると、この攻撃で建物1棟が標的となり、9人が死亡、20人が負傷した。

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また、シリア人権監視団によると、爆撃はレバノンのヒズブッラーのメンバーの家族が居住する集合住宅を狙ったもので、7人が死亡、女性や子どもを含む14人が負傷した。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、今年に入って146回(うち120回が航空攻撃、26回が地上攻撃)となり、これにより259あまりの標的が破壊され、軍関係者286人が死亡、216人が負傷した。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):25人
ヒズブッラーのメンバー:54人
イラク人:28人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):84人
「イランの民兵」の外国人メンバー:25人
シリア軍将兵:62人
身元不明者:1人
サイイダ・ザイナブ郡:7人

また、民間人も51人が死亡、58人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:52回
ダルアー県:17回
ヒムス県:46回
クナイトラ県:16回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:5回
アレッポ県:3回
ハマー県:4回
スワイダー県:3回
ラタキア県:2回
イドリブ県:1回

AFP, November 10, 2024、ANHA, November 10, 2024、‘Inab Baladi, November 10, 2024、Reuters, November 10, 2024、SANA, November 10, 2024、SOHR, November 10, 2024などをもとに作成。

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