国連シリア代表部はイスラエル占領下ゴラン高原のマジュダル・シャムス村で子供らが死亡した事件について、イスラエル占領当局に責任があると改めて主張(2024年8月15日)

国連シリア代表部は国連事務総長と安保理議長に書簡を送り、7月27日にイスラエル占領下ゴラン高原のマジュダル・シャムス村で、イスラエル軍のアイアン・ドーム防空システムのミサイルの着弾、あるいはレバノンのヒズブッラーのファラク1ロケット弾の攻撃によって子供らが死亡した事件について、イスラエル占領当局に責任があると改めて主張した。

AFP, August 15, 2024、ANHA, August 15, 2024、‘Inab Baladi, August 15, 2024、Reuters, August 15, 2024、SANA, August 15, 2024、SOHR, August 15, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

外務在外居住者省は、米軍元士官でジャーナリストのオースティン・タイス氏をシリア政府が逮捕したとするバイデン米大統領の主張を否定(2024年8月15日)

外務在外居住者省は声明を出し、ジョー・バイデン大統領が14日にオースティン・タイス氏(2012年8月13日にシリア国内で失踪)の釈放をシリア政府に対して改めて求めたことに対して、ジャーナリストだとされる元米軍士官のタイス氏がシリア政府によって逮捕されたとする嫌疑には根拠がなく、真実を歪めているとしたうえで、領土主権の侵害、分離主義民兵やテロ組織への支援、資源の盗奪、一方的制裁などといった敵対行為とともに、シリアへの嫌疑を向ける手口を続けていると非難した。

AFP, August 15, 2024、ANHA, August 15, 2024、‘Inab Baladi, August 15, 2024、Reuters, August 15, 2024、SANA, August 15, 2024、SOHR, August 15, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

外務在外居住者省はムハンマド・ウムラーニー在ベラルーシ・シリア大使が首都ミンスクで心臓発作により急逝したと発表(2024年8月15日)

外務在外居住者省は声明を出し、ムハンマド・ウムラーニー在ベラルーシ・シリア大使が15日朝、首都ミンスクで心臓発作により急逝したと発表、弔意を示した。

AFP, August 15, 2024、ANHA, August 15, 2024、‘Inab Baladi, August 15, 2024、Reuters, August 15, 2024、SANA, August 15, 2024、SOHR, August 15, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

国立地震センター:8月14日から15日午前8時までの間に8回の地震が発生(2024年8月15日)

シリアの国立地震センター(NEC-Syria、https://www.facebook.com/nec.gov.sy/)は、8月14日から15日午前8時までの間に以下の通り8回の地震が発生したと発表した。

8月14日
午前11時24分、ハマー市東28キロ、マグニチュード2.2
午後4時21分、ハマー市東22キロ、マグニチュード2.6。
午後5時12分、イドリブ市北西33キロ(アレキサンドレッタ地方)、マグニチュード1.5。

8月15日
午前1時51分、ラタキア市北西64キロ、マグニチュード2.3。
午前2時26分、タルトゥース市南西46キロ、マグニチュード3.0。
午前3時27分、ハマー市東29キロ、マグニチュード1.4。
午前7時8分、ラタキア市南西27キロ、マグニチュード2.5。
タルトゥース市南43キロ(レバノン国境に近い地中海)、マグニチュード1.6。

AFP, August 15, 2024、ANHA, August 15, 2024、‘Inab Baladi, August 15, 2024、Reuters, August 15, 2024、SANA, August 15, 2024、SOHR, August 15, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサーイシュはカーミシュリー市の治安厳戒地区の封鎖解除の準備を始め、緊急物資の搬入などを許可(2024年8月14日)

シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル県各所でのシリア軍、国防隊、地元武装集団(部族軍)と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘の停止、シリア民主軍と北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)によるハサカ市とカーミシュリー市の治安厳戒地区の封鎖解除をめぐるロシア仲介による停戦案に関して、シリア軍第4師団と「イランの民兵」はユーフラテス川西岸からの撤退を拒否した。

その一方、第4師団と「イランの民兵」に代わってユーフラテス川西岸に展開すべく、共和国護衛隊の部隊がダイル・ザウル県に到着した。

一方、アサーイシュは、カーミシュリー市の治安厳戒地区の封鎖解除の準備を始め、緊急物資の搬入などを許可した。

アサーイシュはまた、拘束していたシリア軍将兵20人を解放するとともに、シリア軍側も捕捉していたシリア民主軍の兵士を解放した。

AFP, August 14, 2024、ANHA, August 14, 2024、‘Inab Baladi, August 14, 2024、Reuters, August 14, 2024、SANA, August 14, 2024、SOHR, August 14, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県カフル・ヌーラーン村、アターリブ市一帯を無人航空機で攻撃し、子供2人が負傷(2024年8月14日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・ヌーラーン村を無人航空機8機で攻撃し、子供2人が負傷した。

シリア軍の無人航空機による攻撃はアターリブ市にも及んだ。

これに対して、「決戦」作戦司令室が2機を撃墜した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サイダー町・ナイーマ村間でシリア軍兵士1人が何者かによって殺害され、遺体で発見さ

AFP, August 14, 2024、ANHA, August 14, 2024、‘Inab Baladi, August 14, 2024、Reuters, August 14, 2024、SANA, August 14, 2024、SOHR, August 14, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

国立地震センター:8月13日から14日午前8時までの間に4回の地震が発生(2024年8月14日)

シリアの国立地震センター(NEC-Syria、https://www.facebook.com/nec.gov.sy/)は、8月13日から14日午前8時までの間に以下の通り4回の地震が発生したと発表した。

8月13日
午後1時46分、ラタキア市西19キロ(地中海)、マグニチュード3.3。
午後22時55分、ハマー市東25キロ、マグニチュード2.8。

8月14日
午前1時40分、スワイダー市北西12キロ、マグニチュード2.4。
午前4時43分、ハマー市東23キロ、マグニチュード4.0。

AFP, August 14, 2024、ANHA, August 14, 2024、‘Inab Baladi, August 14, 2024、Reuters, August 14, 2024、SANA, August 14, 2024、SOHR, August 14, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県CONOCOガス田に米軍(有志連合)が違法に設置している基地を狙って、「イランの民兵」がユーフラテス川西岸から砲撃、米軍とシリア民主軍が応戦(2024年8月13日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるCONOCOガス田に、米軍(有志連合)が違法に設置している基地を狙って、「イランの民兵」がシリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸から砲撃を行った。

これに対して、基地に駐留する米軍部隊が応戦、砲撃が行われた地点や地元武装集団が集結する複数各所を攻撃した。

また、この攻撃を受けて、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がユーフラテス川東岸からハワーイジュ・ズィーバーン村からズガイル・シャーミーヤ村に至るユーフラテス川西岸一帯の「親イランの武装集団」に機銃掃射を行った。

2023年10月19日以降、シリア領内にある米軍基地や米軍施設が狙われるのはこれで136回目。

内訳は以下の通り:

ウマル油田の基地:36回
シャッダーディー市の基地:16回
CONOCOガス田の基地:41回
ハッラーブ・ジール村の基地:20回
タンフ国境通行所の基地:17回
タッル・バイダル村の基地:2回
ルーバールヤー村の基地:2回
カスラク村の基地:1回
ワズィール休憩所の基地:1回

**

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が違法に基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

AFP, August 13, 2024、ANHA, August 13, 2024、‘Inab Baladi, August 13, 2024、Reuters, August 13, 2024、SANA, August 13, 2024、SOHR, August 13, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

 

シリア軍がイドリブ県サラーキブ市近郊を砲撃し、シャーム解放機構のリー・ブン・アビー・ターリブ旅団の戦闘員1人が死亡(2024年8月13日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がサラーキブ市近郊を砲撃し、シャーム解放機構のリー・ブン・アビー・ターリブ旅団の戦闘員1人が死亡した。

シリア軍はまた、シャーム解放機構の支配下にあるアーフィス村を砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室もシリア政府の支配下にあるサラーキブ市一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・アンマ村、カスル村一帯を砲撃した。

AFP, August 13, 2024、ANHA, August 13, 2024、‘Inab Baladi, August 13, 2024、Reuters, August 13, 2024、SANA, August 13, 2024、SOHR, August 13, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

バアス党中央指導部は昨年からスワイダー市で続いている反体制デモに参加したとして、現役党員100人あまりを除名(2024年8月13日)

バアス党中央指導部は、スワイダー24(8月13日付)、シリア人権監視団によると、昨年からスワイダー県スワイダー市で続いている反体制デモに参加したとして、現役党員100人あまりを除名する決定を発出した。
スワイダー24(8月13日付)などが伝えたところによると、決定は5月28日の中央指導部決定に基づくもので、除名された党員は、2014年以降、党の会合に出席せず、党活動に従事していなかった。

**

また、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)では、活動家らが抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴えた。

AFP, August 13, 2024、ANHA, August 13, 2024、‘Inab Baladi, August 13, 2024、Reuters, August 13, 2024、SANA, August 13, 2024、SOHR, August 13, 2024、Suwayda 24, August 13, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍との会談で、シリア民主軍は、シリア政府の支配下にあるハサカ市とカーミシュリー市の治安厳戒地区への封鎖を1週間ぶりに解除(2024年8月13日)

ハサカ県では、シリア人権監視団、マヤーディーン・チャンネル(8月13日付)、『ワタン』(8月13日付)などによると、ダイル・ザウル県各所でのシリア軍、国防隊、地元武装集団(部族軍)と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との戦闘激化を受けて、7日から続けたれていたシリア民主軍と北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)によるハサカ市とカーミシュリー市の治安外科医地区封鎖が1週間ぶりに解除され、食料な水などの供給が再開した。

封鎖解除は、カーミシュリー国際空港でのロシア軍使節団とシリア民主軍の代表による会合で、ロシア側が「親イランの地元武装集団」の攻撃を停止させ、同武装集団とシリア軍第4師団の部隊を戦闘地域から撤退させ、その代わりに共和国護衛隊の部隊を兵力引き離しのために展開させることを約束したのを受けたもの。

会合では、また、シリア軍側、シリア民主軍側が捕捉した捕虜の交換についても合意され、アカイダート部族の族長の1人であるイブラーヒーム・ハフル氏が率いる部族軍が捕捉したシリア民主軍の兵士と、シリア民主軍がハサカ市とカーミシュリー市で拘束したシリア軍の将兵20人が釈放される見込み。

AFP, August 13, 2024、ANHA, August 13, 2024、‘Inab Baladi, August 13, 2024、Qanat al-Mayadin, August 13, 2024、Reuters, August 13, 2024、SANA, August 13, 2024、SOHR, August 13, 2024、al-Watan, August 13, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県各所でのシリア軍、国防隊、地元武装集団(部族軍)とシリア民主軍の戦闘は小康状態に(2024年8月13日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、7日に各所で始まったシリア軍、国防隊、地元武装集団(部族軍)と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘は小康状態に入り、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸へのシリア軍側の潜入は確認されなかった。

また砲撃戦が止んだのを受けて、避難していた住民の一部も帰宅した。

**

北・東シリア地域民主自治局を主導するクルド民族主義組織の民主統一党(PYD)傘下の民主連合運動(TEV-DEM)のアレッポ市支部は声明を出し、ダイル・ザウル県のユーフラテス川東岸各所に対するシリア軍、国防隊、地元武装集団(部族軍)の攻撃を非難、シリア民主軍への支持を表明した。

また、ダイル・ザウル地区の住民、部族の名士や族長らも声明発表や抗議デモなどを通じて、攻撃を非難、シリア民主軍を支援する意志を示した。

ANHA(8月13日付)が伝えた。

AFP, August 13, 2024、ANHA, August 13, 2024、‘Inab Baladi, August 13, 2024、Reuters, August 13, 2024、SANA, August 13, 2024、SOHR, August 13, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アルヌース内閣は毎週定例の閣議で建築許可手続きの継続的な監視と精査の必要性を強調(2024年8月13日)

フサイン・アルヌース内閣は毎週定例の閣議を開催した。

閣議では、12日から13日にかけて、ハマー県を震源とする地震が複数回にわたって発生したことを受けて、アルヌース首相が、建築許可手続きの継続的な監視と精査の必要性を強調し、地震が発生した場合に市民の安全を守り、人命や物的被害を最小限に抑えるための措置として、関係する政府機関、技師組合、建設請負業者組合に対して、建築許可に関する要件や耐震基準を厳守するよう改めて指示した。

SANA(8月13日付)が伝えた。

AFP, August 13, 2024、ANHA, August 13, 2024、‘Inab Baladi, August 13, 2024、Reuters, August 13, 2024、SANA, August 13, 2024、SOHR, August 13, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

8月12日から13日にかけて15回の地震が発生:被害は報告されず(2024年8月13日)

国立地震センターは、フェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/nec.gov.sy)などを通じて、8月12日から13日午前8時までに14回の地震が発生したと発表した。

発表によると、14回のうち13回はハマー市東、1回はトルコ中部を震源とする地震で、最大規模は12日の23時55分に発生したマグニチュード5.3の地震。

<

12日から13日にかけて発生したハマー市東を震源とする地震13回のうち、国立地震センターが発表した地震は以下の通り:

12日
午後9時30分、ハマー市東21キロ、マグニチュード3.7。

午後11時55分、ハマー市東24キロ、マグニチュード3.2。

午後11時56分、ハマー市東28キロ、深さ3.9キロ、マグニチュード5.3。

13日
午前0時2分、ハマー市東62キロ、マグニチュード3.9。
午前0時8分、ハマー市東23キロ、マグニチュード2.4。
午前0時28分、ハマー市東43キロ、マグニチュード2.4。
午前0時35分、ハマー市東18キロ、マグニチュード3.1。

午前3時28分、ハマー市東23キロ、マグニチュード4.6。

午前10時47分、トルコ中部、マグニチュード3.3。

**

国立地震センターはまた、午後1時46分にラタキア市西約19キロの地中海を震源とする、マグニチュード3.3の地震が発生したと別途発表した。

**

SANA(8月12日付)によると、一連の地震に関して、ハマー県警察のフサイン・ジュムア本部長は地震の揺れによる被害は今のところ報告されていないと発表した。

また、ヒムス県の民間防衛局のムハッザブ・マウヒー局長も被害報告はないと発表した。

ラタキア県の民間防衛局のジャラール・ダーウード局長も被害報告はないと発表した。

アレッポ県警察筋もまた、被害報告はないと述べた。

AFP, August 13, 2024、ANHA, August 13, 2024、‘Inab Baladi, August 13, 2024、Reuters, August 13, 2024、SANA, August 12, 2024August 13, 2024、SOHR, August 13, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

国連OCHAは、トルコの占領下にあるアレッポ県のバーブ・サラーマ国境通行所とラーイー村の通行所に関して、シリア政府が11月13日まで越境(クロス・ボーダー)人道支援のために利用することを許可したと発表(2024年8月12日)

国連人道問題調整事務所(OCHA)は、トルコの占領下にある「ユーフラテスの盾」地域とトルコを隔てるアレッポ県のバーブ・サラーマ国境通行所とラーイー村の通行所に関して、シリア政府が11月13日まで国連機関が越境(クロス・ボーダー)での人道支援のために利用することを改めて許可したと発表、歓迎の意を示した。

UN Newsが発表した。

AFP, August 13, 2024、ANHA, August 13, 2024、‘Inab Baladi, August 13, 2024、Reuters, August 13, 2024、SANA, August 13, 2024、SOHR, August 13, 2024、UN News, August 13, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「新生児の聴覚障害の早期発見・介入のための国民プログラム」発足から1年:アスマー・アフラス大統領夫人がインスタを更新(2024年8月12日)

「新生児の聴覚障害の早期発見・介入のための国民プログラム」が2023年8月12日に立ち上げられてから1年が経ったのに合わせて、同プログラム委員会が首都ダマスカスにあるダマスカス大学の講堂で、「すべての子供が聞こえる音を届けよう」と銘打った記念行事が催された。

記念行事では、蝸牛の移植手術をした子供2人が初めて音を耳にした時のビデオ映像な啓発ビデオが上映されるとともに、ハサン・ガッバーシュ保健大臣が演説を行った。

演説のなかで、ガッバーシュ保健大臣は、「新生児の聴覚障害の早期発見・介入のための国民プログラム」の立ち上げを主導したアスマー・アフラス大統領夫人に対して、人道的活動、質の高い成果や奉仕、そして障害を克服することをもっとも崇高なかたちで示してくれたとして謝意を示すとともに、同プログラムの支援と成功に寄与したすべての人に称賛した。

記念行事には、シリア障害者機構アーマール(AMAL)のクラウディヤー・トゥーマー代表、新生児の聴覚障害の早期発見・介入のための国民プログラム委員会のマナール・ハマド委員長、保健省プライマリヘルスケア(PHC)局のラッザーン・タラービーシー局長、ダマスカス大学医学部のサーミル・ムフスィン学部長(新生児の聴覚障害の早期発見・介入のための国民プログラム委員会メンバー)、フサーム・ハディード氏(同委員会メンバー)、ティシュリーン軍事病院新生児科ワファー・ダルウィーシュが科長(同委員会メンバー)らが出席、演説を行った。
































SANA(8月12日付)が伝えた。

**

アスマー・アフラス大統領夫人のインスタグラムのアカウント(https://www.instagram.com/asmaalassad/)は、「新生児の聴覚障害の早期発見・介入のための国民プログラム」が2023年8月12日に立ち上げられてから1年が経ったのに合わせて以下のようなメッセージを発表した。

新生児の聴覚障害の早期発見・介入のための国民プログラムが発足してから1年、何年にもわたって、愛国的な経験は、課題にに直面しながらも、前進し、成果を上げてきました。祖国の子供たちの健康は、社会、各世代、そして未来の健康の現れです。

 

この投稿をInstagramで見る

 

أسماء الأسد(@asmaalassad)がシェアした投稿

 

AFP, August 12, 2024、ANHA, August 12, 2024、‘Inab Baladi, August 12, 2024、Reuters, August 12, 2024、SANA, August 12, 2024、SOHR, August 12, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イドリブ県ザーウィヤ山地方一帯でシャーム解放機構がシリア軍の陣地複数ヵ所を攻撃し、シリア軍兵士1人を殺害(2024年8月12日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ザーウィヤ山地方一帯で、シャーム解放機構がシリア軍の陣地複数ヵ所を攻撃し、シリア軍兵士1人を殺害した。

AFP, August 12, 2024、ANHA, August 12, 2024、‘Inab Baladi, August 12, 2024、Reuters, August 12, 2024、SANA, August 12, 2024、SOHR, August 12, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍使節団がハサカ市を訪れ、ハサカ県知事やシリア軍の司令官らと会談、ハサカ市とカーミシュリー市に対するシリア民主軍・アサーイシュの封鎖解除に向けた事態収拾の方途に向けて協議(2024年8月12日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、カーミシュリー国際空港に駐留するロシア軍士官らからなる使節団が、軍用車輛2輌に分乗し、ハサカ市を訪れ、ハサカ県知事やシリア軍の司令官らと会談、ハサカ市とカーミシュリー市に対する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の封鎖解除に向けた事態収拾の方途に向けて意見を交わした。

AFP, August 12, 2024、ANHA, August 12, 2024、‘Inab Baladi, August 12, 2024、Reuters, August 12, 2024、SANA, August 12, 2024、SOHR, August 12, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍がシリア政府支配下のダイル・ザウル県ユーフラテス川西岸の3ヵ所に対して大規模作戦を実施、多数を殺傷(2024年8月12日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が11日深夜から12日未明にかけてシリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸のブーライル村に潜入し、同地にある「親イランの地元武装集団」の陣地を攻撃、戦闘の末に7人を殺害した。

シリア民主軍はまた、ブーカマール市近郊のキシュマ村、ドゥワイル村にも潜入し、地元武装集団2人を殺害、複数人を負傷させるとともに、6人を捕捉した。

シリア民主軍はさらに、バクラス村をロケット弾で攻撃、これにより子供3人が負傷した。

シリア軍はこのほかにも、クーリーヤ市を砲撃、アブー・ハマーム市で地元武装集団メンバーと見られる男性の自宅を強襲し、逮捕した。

一連の攻撃に関して、シリア民主軍の広報センターは声明を出し、ダイル・ザウル軍事評議会が、シリア軍と国防隊による砲撃で民間人などが死亡したことへの報復として、ユーフラテス川西岸の3ヶ所(キシュマ村、ブーライル村、トゥーブ村)に対して大規模作戦を実施し、20人を殺害、複数人を負傷させ、武器などを捕獲したと発表した。

一方、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸のアブー・ハマーム市、カシュキーヤ村、スブハ村、スワイダーン・ジャズィーラ村が11日深夜から12日未明にかけて、地元武装集団の砲撃を受け、アブー・ハマーム市では、女性1人と女児1人が死亡、同市やそれ以外の村で民間人10人あまりが負傷、民家が損害を受け、カシュキーヤ村では農地で火災が発生した。

攻撃の拡大を受けて、シリア軍はブーライル村、ムーハサン市、トゥーブ村に増援部隊を派遣した。

また、戦闘激化を受けて、シリア政府の支配下にあるブー・ウマル村、ブーライル村、ドゥワイル村、キシュマ村、スバイハーン村の住民が非難を開始した。

**

シリア人権監視団によると、8月7日に戦闘が始まって以降の死者は以下の通り。

民間人18人(うち子供8人)
シリア民主軍兵士2人
親イランの地元武装集団メンバー17人
「イランの民兵」メンバー8人

また民間人48人、戦闘員7人が負傷しているという。

AFP, August 12, 2024、ANHA, August 12, 2024、‘Inab Baladi, August 12, 2024、Reuters, August 12, 2024、SANA, August 12, 2024、SOHR, August 12, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍が占領下のゴラン高原からダルアー県ジャービヤ丘にあるシリア軍の陣地1ヵ所を砲撃し複数回の爆発が発生(2024年8月11日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍が占領下のゴラン高原からジャービヤ丘にあるシリア軍の陣地1ヵ所を砲撃し、複数回の爆発が発生した。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍によるシリアへの攻撃は、8月に入って4回目、今年に入って59回目(うち42回が航空攻撃、16回が地上攻撃)、これにより122あまりの標的が破壊され、軍関係者178人が死亡、103人が負傷しているという。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):23人
ヒズブッラーのメンバー:37人
イラク人:18人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):44人
「イランの民兵」の外国人メンバー:14人
シリア軍将兵:42人

また、民間人も17人(女性3人と子供1人を含む)が死亡、36人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:23回
ダルアー県:16回
ヒムス県:9回
クナイトラ県:6回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:1回
アレッポ県:2回

AFP, August 11, 2024、ANHA, August 11, 2024、‘Inab Baladi, August 11, 2024、Reuters, August 11, 2024、SANA, August 11, 2024、SOHR, August 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴える(2024年8月11日)

スワイダー県では、スワイダー24(8月11日付)によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴えた。

AFP, August 11, 2024、ANHA, August 11, 2024、‘Inab Baladi, August 11, 2024、Reuters, August 11, 2024、SANA, August 11, 2024、SOHR, August 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍はハサカ県カーミシュリー市の厳戒地区の防御を強化、シリア民主軍とアサーイシュの集結地を狙うかたちで戦車、狙撃手を配置(2024年8月11日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル県各所でシリア軍、国防隊、地元武装集団(部族軍)と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘激化を受けて、シリア民主軍と北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)が、シリア政府の支配下にあるハサカ市とカーミシュリー市の治安厳戒地区を包囲するなか、シリア軍がカーミシュリー市の治安厳戒地区や検問所の防御を強化するとともに、治安厳戒地区内のズヌード地区に第54中隊の戦車5輌を展開させ、シリア民主軍とアサーイシュの集結地を狙うかたちで、ズヌード地区内の建物の屋上に狙撃兵を配置した。

治安厳戒地区内での防御強化と増援部隊の配置は、シリア民主軍とアサーイシュが治安厳戒地区の封鎖と前後して捕捉されたシリア軍の准将ら20人の解放を求めて、シリア民主軍側に圧力をかけるためのもの。

AFP, August 11, 2024、ANHA, August 11, 2024、‘Inab Baladi, August 11, 2024、Reuters, August 11, 2024、SANA, August 11, 2024、SOHR, August 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサド大統領は2024年政令第204号を施行し、2024年8月21日に第4期人民議会を招集することを決定(2024年8月11日)

アサド大統領は2024年政令第204号を施行し、2024年8月21日に第4期人民議会を招集することを決定した。

SANA(8月11日付)が伝えた。

AFP, August 11, 2024、ANHA, August 11, 2024、‘Inab Baladi, August 11, 2024、Reuters, August 11, 2024、SANA, August 11, 2024、SOHR, August 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるイドリブ県カフルナブル市近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害(2024年8月11日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるカフルナブル市近郊で、シリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, August 11, 2024、ANHA, August 11, 2024、‘Inab Baladi, August 11, 2024、Reuters, August 11, 2024、SANA, August 11, 2024、SOHR, August 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県でシリア民主軍が「親イランの地元武装集団」に所属していると見られる指名手配者の捜索を行い、住宅2棟を爆破(2024年8月11日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸のアブー・ハマーム市とガラーニージュ市で、「親イランの地元武装集団」に所属していると見られる指名手配者の捜索を行い、アブー・ハマーム市では地元武装集団司令官が所有する住宅2棟を爆破した。

**

ダイル・ザウル県では、シリア民主軍に所属するハジーン軍事評議会が声明を出し、シリア政府支配下のユーフラテス川西岸からダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にある東岸に潜入しようとした「いわゆる国防隊」を撃退した、と発表した。

ANHA(8月11日付)が伝えた。

**

北・東シリア地域民主自治局の渉外局は声明を出し、ダイル・ザウル県各所でのシリア軍、国防隊、地元武装集団(部族軍)とシリア民主軍の戦闘激化を受けて8月10日に外務在外居住者省が出した非難声明に反論し、「シリア政府には従属や分離主義について話す資格がもっともない」と非難した。

ANHA(8月11日付)が伝えた。

**

ダイル・ザウル県では、ANHA(8月11日付)によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸のダイル・ザウル市東のサブアト・キールー地区(サブアト・キールー交差点一帯)で、ズィヌービヤー女性連合が、シリア軍、国防隊、地元武装集団(部族軍)による攻撃に抗議するデモを行った。

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市で、同様の抗議デモが行われた。

また、アカイダート部族の部族長や名士らからなる使節団が、攻撃によって負傷した住民らを慰問した。

AFP, August 11, 2024、ANHA, August 11, 2024、‘Inab Baladi, August 11, 2024、Reuters, August 11, 2024、SANA, August 11, 2024、SOHR, August 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア政府の支配下にあるハサカ市の治安厳戒地区で、シリア民主軍とアサーイシュによる封鎖に抗議するデモ(2024年8月10日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるハサカ市の治安厳戒地区で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)による封鎖に抗議するデモが行われ、住民ら数十人が参加した。

AFP, August 11, 2024、ANHA, August 11, 2024、‘Inab Baladi, August 11, 2024、Reuters, August 11, 2024、SANA, August 11, 2024、SOHR, August 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県でシリア軍、国防隊、地元武装集団とシリア民主軍の戦闘が続くなか、シリア民主軍はハサカ県のムジャイビラ村を制圧し、シリア軍を放逐(2024年8月10日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(8月10日付)、シリア人権監視団にによると、シリア軍と国防隊が早朝、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸のブサイラ市およびその一帯のハワーイジュ・ズィヤーブ村、スブハ村、ズィーバーン村を砲撃した。


また、シリア人権監視団によると、イブラーヒーム・ハフル氏が率いる地元武装集団(部族軍)がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸のズィーバーン村に潜入し、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦した。

これにより、部族軍に所属するブージャーミル旅団の司令官を含む2人が死亡した。

戦闘はまた、ブサイラ市近郊のハウィージャト・フハイマーン村などでも激しく行われた。

こうしたなか、シリア人権監視団によると、シリア軍第4師団がさらなる戦闘激化に備えるかたちで、ブーライル村、トゥーブ村の住民らに対して退去を呼びかけるとともに、同地一帯に増援部隊を派遣した。

**

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍と北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)がシリア政府の支配下にあるムジャイビラ村および同地一帯でシリア軍、国防隊と激しく交戦、村とその近くに設置されているシリア軍検問所2ヵ所を制圧、シリア軍兵士3人を殺害、8人を捕捉、それ以外の兵士や国防隊メンバーを排除した。

**

ダイル・ザウル地区(ダイル・ザウル県)のアカイダート部族とバッカーラ部族の名士ら、スィタール大会、ハサカ県タッル・ハミース市のアラブ人部族の部族長と名士ら、タブカ地区(ラッカ県)の部族、マアバダ(カルキールキー)町(ハサカ県)の部族の名士らなどがそれぞれ声明を出し、シリア軍、国防隊によるダイル・ザウル県のユーフラテス川東岸地域への攻撃を非難した。




また、ハサカ市(ハサカ県)では、シリア祖国党が攻撃に抗議するデモを行い、ラッカ地区およびタブカ地区(ラッカ県)、マンビジュ地区(アレッポ県)、スィッリーン町(アレッポ県)、アイン・イーサー市(ラッカ県)、カーミシュリー市(ハサカ県)でも、シリア民主軍の支持者らがデモを行った。






ANHA(8月10日付)が伝えた。

**

シリア民主軍に所属するダイル・ザウル軍事評議会は声明を出し、7日以降のシリア軍、国防隊との戦闘で、シリア軍側の兵士ら25人を殺害、10人を負傷させる一方、民間人11人とシリア民主軍の兵士2人が犠牲となったと発表した。

一方、シリア人権監視団によると、4日間での戦闘による死者は、民間人16人(うち子供7人)、シリア民主軍兵士2人、シリア軍側の兵士・戦闘員8人、負傷者は民間人35人、兵士・戦闘員7人。

AFP, August 10, 2024、ANHA, August 10, 2024、‘Inab Baladi, August 10, 2024、Reuters, August 10, 2024、SANA, August 10, 2024、SOHR, August 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

国防省はシリア軍がアレッポ県、イドリブ県、ハマー県で多数のテロリストを殺傷、ドローンを撃破したと発表(2024年8月10日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて、シリア軍がアレッポ県西部農村地域でテロリストの活動と集結場所を追跡・捕捉、タディール村とカフル・アンマ村にあるテロリストの拠点複数ヵ所を攻撃、シリア軍陣地複数ヵ所への攻撃を準備していたテロリスト多数を殺傷したと発表した。

また、イドリブ県農村地域でも、自爆型無人航空機多数を迎撃し、5機を破壊するなどして、撃退したほか、ハマー県北部農村地域でも、多数の車輛や設備を攻撃し、これらを破壊、多数のテロリストを殺傷したと付言した。









SANA(8月9日付)が伝えた。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるナフシャッバー村一帯を砲撃し、シリア軍兵士3人が死亡した。

また、負傷していたシリア軍士官(中尉)が11日に死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカンスフラ村一帯を砲撃した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・タアール村、カフル・アンマ村、ワサータ村の農場を砲撃した。

AFP, August 10, 2024、ANHA, August 10, 2024、‘Inab Baladi, August 10, 2024、Reuters, August 10, 2024、SANA, August 10, 2024、SOHR, August 10, 2024、August 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハトワ財団がダマスカス県のアサド文化芸術館で「祖国の夫人」と銘打った行事を催し、多数の慈善団体が参加し、アスマー・大統領夫人の支援に謝意を示す(2024年8月10日)

ハトワ財団がダマスカス県のアサド文化芸術館で、「祖国の夫人」と銘打った行事を催し、多数の慈善団体が参加し、アスマー・アフラス大統領夫人の支援に謝意を示した。

ハトワ財団は、アスマー夫人の支援を受ける慈善団体の一つで、首都ダマスカス、ダルアー県、タルトゥース県に支部を持ち、義肢の提供、患者への物心面でのケアを行っている。





SANA(8月9日付)が伝えた。

AFP, August 10, 2024、ANHA, August 10, 2024、‘Inab Baladi, August 10, 2024、Reuters, August 10, 2024、SANA, August 10, 2024、SOHR, August 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

外務在外居住者省はイスラエル軍がガザ地区北部にある学校を爆撃し、住民ら100人以上が死亡したことを非難(2024年8月10日)

外務在外居住者省は声明を出し、イスラエル軍がパレスチナのガザ地区北部にある学校を爆撃し、住民ら100人以上が死亡したことについて、「パレスチナ、レバノン、シリアで占領国イスラエルが無辜の市民の血を流し続けることは、西側の全面的な支援にもかかわらず、この地域の人々にさらなる抵抗と、イスラエルの犯罪に対する報復の決意を強めさせるだろう」と非難した。

SANA(8月9日付)が伝えた。

AFP, August 10, 2024、ANHA, August 10, 2024、‘Inab Baladi, August 10, 2024、Reuters, August 10, 2024、SANA, August 10, 2024、SOHR, August 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.