ダルアー県ジャースィム市にシリア軍が部隊を派遣(2024年7月18日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジャースィム市での「フサーム・ハルキー」(ブージー、グバイニー)を名乗る人物の地元武装集団と、「ワーイル・ジャラム」を名乗る人物の軍事情報局傘下の民兵の戦闘終結に向けた仲介が定めた指名手配者の身柄引き渡しの期限が近づくなか、シリア軍がヤルムーク川河畔およびブスラー・シャーム市方面から部隊を派遣した。

ジャースィム市では、インヒル市の名士らが、ハルキー氏が率いるの地元武装集団と、ジャラム氏が率いる軍事情報局傘下の民兵の戦闘を収束させるための仲介を行い、前者が指名手配中のメンバー2人の身柄をインヒル市の名士らに引き渡すとともに、後者も指名手配中のメンバー3人の身柄を中央委員会(反体制武装集団のメンバーを代表する仲介組織)とシリア軍第5軍団第8旅団に引き渡すことに同意している。

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スワイダー県では、スワイダー24(7月18日付)によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴えた。

AFP, July 18, 2024、ANHA, July 18, 2024、‘Inab Baladi, July 18, 2024、Reuters, July 18, 2024、SANA, July 18, 2024、SOHR, July 18, 2024、Suwayda 24, July 18, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

最高司法選挙委員会の議長を務めるジハード・ムラード判事は法務省で記者会見を開き、第4期人民議会選挙の当選者を発表(2024年7月18日)

最高司法選挙委員会の議長を務めるジハード・ムラード判事は、委員会メンバーとともに法務省で記者会見を開き、7月15日に投票が行われた第4期人民議会選挙の当選者の氏名を読み上げた。

なお、アレッポ市選挙区とアレッポ県諸地域選挙区のマスカナ市では、一部候補者による不正が発覚したため、17日投票のやり直しが行われた。

ムラード判事によると、有権者数は19,200,325人、投票者数は7,326,844人、投票率は38.16%だった。

投票所数は8,151ヵ所、投票日まで選挙戦を戦った候補者は1,516人(うち409人がA部門、1,107人がB部門)。



選挙区別の当選者の氏名と獲得票数は以下の通り:

ダマスカス選挙区

A部門

  • ラーイダ・ヤースィーン・ワッカーフ(Rā’ida Yāsīn Waqqāf) 356207
  • アフド・サーリフ・カンジュ(ʻAhd Ṣāliḥ al-Kanj) 354470
  • フィラース・アミーン・アズィブ(Firās Amīn al-ʻAzb) 352126
  • ムハンマド・ハーディー・アリー・マシュハディーヤ(Muḥammad Hādī ʻAlī Mashhadīya) 351059
  • アフマド・ファジュル・イーサー(Aḥmad Fajr al-ʻĪsā) 344233
  • ムハンマド・サーイル・ムハンマド・サーディク・ジャウハリー(Muḥammad Thā’ir Muḥammad Ṣādiq al-Jawharī) 342326
  • ナビール・サリーム・ダーウド(Nabīl Salīm Dāwud) 115042
  • ガーリブ・アフマド・アニーズ(Ghālib Aḥmad ʻAnīz) 94421
  • ムハンマド・アクラム・ムハンマド・タイスィール・アジャラーニー(Muḥammad Akram Muḥammad Taysīr al-ʻAjlānī) 85837
  • ヌハー・ムハンマド・ファーイズ・マハーイリー(Nuhā Muḥammad Fāyiz Maḥāyirī) 84185

B部門

  • サミール・アドナーン・アブドゥルムウミン・ジャザールリー(Samīr ʻAdnān ʻAbd al-Mu’min al-Jazā’irlī) 348318
  • アラー・ハーリド・ザーザー(ʻAlā’ Khālid Ẓāẓā) 346697
  • イリヤース・ジョルジュ・シャフード(Ilyās Jūrj Shahūd) 345247
  • アンワル・ナスル・ザイル(Anwar Naṣr al-Zayr) 345194
  • イナース・アイマン・ザルズール(Inās Ayman Zarzūr) 344143
  • ハリール・ムルシド・ワンヌース(Khalīl Murshid Wannūs) 343697
  • ムハンマド・ハーリド・バッサーム・ズバイディー(Muḥammad Khālid Bassām Zubaydī) 341286
  • ラーイド・サミール・アッカード(Rā’id Samīr al-ʻAqqād) 340390
  • イリヤース・バッシャール・アントゥーン・ムニール(Ilyās Bashshār Anṭūn al-Munīr) 332900
  • アナス・ムハンマド・ハティーブ(Anas Muḥammad al-Khaṭīb) 311633
  • ムハンマド・サービル・ハムシュー(Muḥammad Ṣābir Ḥamshū) 140594
  • ファフド・アーリフ・ダルウィーシュ・マフムード(Fahd ʻĀrif Darwīsh Maḥmūd) 99883
  • ムハンマド・ナズィール・アブドゥルガニー・ハッファール(Muḥammad Nadhīr ʻAbd al-Ghanī al-Ḥaffār) 94167
  • ムハンマド・ウマル・ムウミン・ハイミー(Muḥammad ʻUmar Mu’min al-Khaymī) 93675
  • ムハンマド・マーズィン・バハーッディーン・ハサン(Muḥammad Māzin Bahā’ al-Dīn Ḥasan) 92487
  • バッシャール・マフムード・ワジーフ・ハーニー(Bashshār Maḥmūd Wajīh al-Khānī) 87813
  • ヒバ・アブドゥッラフマーン・ハドラ(Hiba ʻAbd al-Raḥmān Khudra) 86808
  • ジミール・ワリード・ムラード(Jamīl Walīd Murād) 86289
  • ビラール・ムハンマド・ナッアール(Bilāl Muḥammad al-Naʻʻāl) 80918

ダマスカス郊外選挙区

A部門

  • ヒクマト・ムワッファク・アズブ(Ḥikmat Muwaffaq al-ʻAzb) 430680
  • アブドゥッラフマーン・アリー・ハティーブ(ʻAbd al-Raḥmān ʻAlī al-Khaṭīb) 429987
  • ナビール・ディーブ・ダルウィーシュ(Nabīl Dīb Darwīsh) 429240
  • リーマ・アブドゥッラー・リファーイー(Rīma ʻAbd Allāh al-Rifāʻī) 428237
  • ハイファー・ムハンマド・ジュムア(Hayfā’ Muḥammad Jumʻa) 428081
  • ユースフ・アスカル・ハサン(Yūsuf ʻAskar al-Ḥasan) 427485
  • ファーディー・ムハンマド・ユースフ・アブー・カッシュ(Fādī Muḥammad Yūsuf Abū Qashsh) 426395
  • シャハーダ・ハンムード・アブー・ハーミド(Shahāda Ḥammūd Abū Ḥāmid) 425458
  • ファイサル・マルイー・ラッカード(Fayṣal Marʻī al-Raqqād) 425041
  • ムハンマド・ハイル・ジャースム・ナーディル(Muḥammad Khayr Jāsim al-Nādir) 126116

B部門

  • アリー・ムハンマド・サアーダート(ʻAlī Muḥammad Saʻādāt) 429656
  • ハサン・ウマル・ジャッブジー(Ḥasan ʻUmar al-Jabb-jī) 429204
  • ムジャーヒド・フアード・イスマーイール(Mujāhid Fu’ād Ismāʻīl) 428457
  • ウサーマ・アフマド・ムスタファー(Usāma Aḥmad Muṣṭafā) 426980
  • リームーン・サブラ・ヒラール(Rīmūn Ṣabrā Hilāl) 425234
  • アフマド・ヒジャージー・ヒジャージー(Aḥmad Ḥijāzī Ḥijāzī) 424699
  • ファフド・イーサー・イスハーク(Fahd ʻĪsā ʻĪsḥāq) 413936
  • ズィヤード・フアード・ハルーフ(Ziyād Fu’ād Khalūf) 152477
  • アブドゥッラティーフ・マーズィン・ダブーラ(ʻAbd al-Laṭīf Māzin Dabūra) 69167

アレッポ市選挙区

A部門

  • サーミル・アブドゥルカリーム・ハッラーク(Sāmir ʻAbd al-Karīm Ḥallāq) 215925
  • アブドゥルハミード・アフマド・サイラフィー(ʻAbd al-Ḥamīd Aḥmad Ṣayrafī) 215049
  • ジャマール・サーリフ・ナスラ(Jamāl Ṣāliḥ Nasla) 214850
  • ガッサーン・フサイン・サーキト(Ghassān Ḥusayn Sākit) 213934
  • マーリーイート・イブラーヒーム・フーリー・アブドゥッラー(Marīyit Ibrāhīm Khūrī ʻAbd Allāh) 212814
  • ハサン・アフマド・カアカ(Ḥasan Aḥmad Kaʻka) 105856
  • シャーディー・フアード・ダブスィー(Shādī Fu’ād Dabsī) 69662

B部門

  • アブドゥルムナイム・ハリール・サウワー(ʻAbd al-Munʻim Khalīl al-Ṣawwā) 212033
  • サッルーム・ムハンマド・サッルーム(Sallūm Muḥammad al-Sallūm) 211642
  • アブドゥー・ジャーン・ムーサッリー(ʻAbdū Jān Mūṣallī) 211264
  • ズィヤード・ヌーリー・タッバーフ(Ziyād Nūrī Ṭabbākh) 210965
  • ファイサル・アブドゥルカーディル・アズーズ(Fayṣal ʻAbd al-Qādir ʻAzūz) 208077
  • ファーティマ・ムスタファー・ハラク(Fāṭima Muṣṭafā Khalak) 206897
  • アフマド・ラマダーン・ハドラ(Aḥmad Ramaḍān Hadla) 201471
  • アール・ハサン・ムハンマド・シャバーン・ビッリー(Āl Ḥasan Muḥammad Shaʻbān Birrī) 135283
  • フサイン・アフマド・ハルブートリー(Ḥusayn Aḥmad Kharūṭlī) 89464
  • ズィヤード・ムハンマド・ハリーリー(Ziyād Muḥammad al-Ḥarīrī) 86898
  • ムハンマド・アーミル・ファーリス・ハマイー(Muḥammad ʻĀmir Fāris Ḥamawī) 78959
  • マリア・ワールーザーン・マーヌーク(Māriyā Wārūzān Mānūk) 77359
  • マーヒル・アブドゥルハフィーズ・ハッジャール(Māhir ʻAbd al-Ḥafīẓ Ḥajjār) 59367

アレッポ県諸地域選挙区

A部門

  • ムハンマド・アスアド・アスアド(Muḥammad Asʻad al-Asʻad) 272628
  • クサイ・マンスール・サルジャ(Quṣay Manṣūr al-Thalja) 272247
  • カイス・ムハンマド・ムハンマド(Qays Muḥammad al-Muḥammad) 271604
  • サバー・カースィル・シャルウ(Ṣabā Kāṣir Shalw) 270184
  • シャイフ・イブラーヒーム・アブドゥルマウラー・バックーリー(Shaykh Ibrāhīm ʻAbd al-Mawlī al-Bakkūrī) 269833
  • ナワール・ファッラーフ・アリーフ(Nawāl Fallāḥ al-ʻArīf) 269651
  • アフマド・アスワド・ザイダーン(Aḥmad Aswad al-Zaydān) 269047
  • ムスタファー・ムスタファー・マルイー(Muṣṭafā Muṣṭafā al-Marʻī) 268625
  • フサイン・アリー・ハマーディーン(Ḥusayn ʻAlī al-Ḥamādīn) 268560
  • サラーフ・ヤースィーン・アリー(Ṣalāḥ Yāsīn al-ʻAlī) 266334
  • フサイン・アフマド・ハッスーン(Ḥusayn Aḥmad Ḥassūn) 265605
  • カースィム・ムハンマド・ハサン(Qāsim Muḥammad Ḥasan) 263975
  • ウバイド・シャリーフ・ウバイド・イーサ(ʻUbayd Sharīf al-ʻUbayd al-ʻĪsā) 135129
  • ファーリス・ムハンマド・ヌール・ジュナイダーン(Fāris Muḥammad Nūr Junaydān) 88524
  • ムハンマド・スブヒー・アフマド・シャイフ・ディーヤ(Muḥammad Ṣubḥī Aḥmad Shaykh al-Ḍīʻa) 77782
  • ウマル・フサイン・ハサン(ʻUmar Ḥusayn al-Ḥasan) 75541
  • ムハンマド・ハイル・ディヤーブ・マーシー(Muḥammad Khayr Diyāb al-Māshī) 68302

B部門

  • アーラーン・ムハンマド・アリー・バクル(ʻAlān Muḥammad ʻAlī Bakr) 269974
  • アブドゥルアズィーズ・ジュムア・アッサーフ(ʻAbd al-ʻAzīz Jumʻa al-ʻAssāf) 269185
  • アブドゥッラッザーク・サーリフ・バラカート(ʻAbd al-Razzāq Ṣāliḥ Barakāt) 267559
  • アブド・アフマド・スワイス(ʻAbd Aḥmad al-Ṣuways) 265903
  • ターハー・アリー・ハーッジ・アリー(Ṭāhā ʻAlī al-Ḥāj ʻAlī) 265748
  • ヤースィル・アリー・カアダ(Yāsir ʻAlī Kaʻda) 265245
  • ムハンマド・イスマーイール・ハサン・ルバイウ(Muḥammad Ismāʻīl al-Ḥasan al-Rubayʻ) 265161
  • ジブラーン・アスアド・ジュムア(Jibrān Asʻad al-Jumuʻa) 264284
  • アブドゥルハキーム・ムハンマド・ナージー・ワルダ(ʻAbd al-Ḥakīm Muḥammad Nāgī al-Warda) 261468
  • ムハンマド・サッルーム・アブドゥッラー(Muḥammad Sallūm ʻAbd Allāh) 247627
  • ムジーブ・ラフマーン・ムーサー・ダンダン(Mujīb al-Raḥmān Mūsā al-Dandan) 91915
  • ラスラーン・ムハンマド・アリー・ラスラーン(Raslān Muḥammad ʻAlī al-Raslān) 85278
  • アドナーン・アブドゥルワッハーブ・ハマド(ʻAdnān ʻAbd al-Wahhāb al-ʻḤamad) 82614
  • アブドゥルイラーフ・アフマド・アブドゥー(ʻAbd al-ʻIlāh Aḥmad al-ʻAbdū) 74965
  • ムハンマド・ニザール・アブドゥルファッターフ・ダルウィーシュ・マイドゥー(Muḥammad Nizār ʻAbd al-Fattāḥ Darwīsh Maydū) 65273

ヒムス選挙区

A部門

  • マアラー・アリー・フドル(Maʻlā ʻAlī al-Khuḍr) 654989
  • シハーダ・ムハンマド・マタル(Shihāda Muḥammad Maṭar) 609809
  • アブドゥルハミード・ムハンマド・ナクリー(ʻAbd al-Ḥamīd Muḥammad al-Naqrī) 609676
  • ハーズィム・タラール・ナースィル(Ḥāzim Ṭalāl al-Nāṣir) 609114
  • マアユーフ・グスワーン・ズィヤーブ(Maʻyūf Ghuthwān al-Dhiyāb) 609057
  • アリー・アブドゥルカリーム・アッサーフ(ʻAlī ʻAbd al-Karīm al-ʻAssāf) 608997
  • ニザール・ウマル・ファッラー(Nizār ʻUmar al-Farrā) 608874
  • アフマド・カースィル・アリー(Aḥmad Kāṣir al-ʻAlī) 608170
  • ライーフ・アブドゥッラー・アリー(Rāyif ʻAbd Allāh ʻAlī) 608121
  • ナースィル・ユースフ・ナースィル(Nāṣir Yūsuf al-Nāṣir) 222798
  • アフィーフ・ジューン・ダルル(ʻAfīf Jūn Dalw) 215536

B部門

  • ムハンマド・ハーリド・アブドゥルワッハーブ・ムイーニー(Muḥammad Khālid ʻAbd al-Wahhāb Muʻīnī) 654591
  • ユースフ・ハサン・サラーマ(Yūsuf Ḥasan al-Salāma) 609522
  • サーイル・アスアド・ダーウード(Ṣā’il Asad Dāwūd) 609513
  • アーリフ・ハーリド・シャイフ(ʻĀrif Khālid al-Shaykh) 609507
  • ムンズィル・スライマーン・イブラーヒーム(Mundhir Sulaymān Ibrāhīm) 608034
  • アヒド・ダーヒル・スッカリー(ʻAhd Ẓāhir al-Sukkarī) 607469
  • アースィヤ・アブドゥッラッザーク・アイユーブ(Āsīya ʻAbd al-Razzāq Ayyūb) 606605
  • ジャマール・アリー・スライマーン(Jamāl ʻAlī Sulaymān) 605862
  • ジャーク・ジルジス・シャーミー(Jāk Jirjis al-Shāmī) 604884
  • ファラース・シャリーフ・サッルーム(Farās Sharīf al-Sallūm) 405204
  • ワーイル・アフマド・マルハム(Wā’il Aḥmad Malḥam) 316439
  • ハーニー・イブラーヒーム・アウダ(Hānī Ibrāhīm ʻAwda) 188967

ハマー選挙区

A部門

  • イフラース・ムハンマド・ラドワーン・ファラーン(Ikhlāṣ Muḥammad Riḍwān Farān) 485839
  • マーヒル・マフフード・カールーマー(Māhir Maḥfūẓ Qārūmā) 485354
  • フマーム・サーディク・ディーバート(Humām Ṣādiq Dībāt) 483217
  • ムスタファー・イブラーヒーム・ハリール(Muṣṭafā Ibrāhīm Khalīl) 481915
  • ヤフヤー・ムンズィル・アスファル(Yaḥyā Munzir al-Aṣfar) 479768
  • アリー・ジャースィム・アッブード(ʻAlī Jāsim ʻAbbūd) 479746
  • ファーディー・ムハンマド・アッバース(Fādī Muḥammad al-ʻAbbās) 479552
  • ムハンマド・ムアーウィヤ・シャラービー(Muḥammad Muʻāwiya Sharābī) 479417
  • ムスタファー・スッカリー・ムスタファー(Muṣṭafā Sukkārī al-Muṣṭafā) 478919
  • サイード・アスアド・アワド(Saʻīd Asad al-ʻAwaḍ) 476973
  • アリー・アフマド・アムーリー(ʻAlī Aḥmad al-ʻAmūrī) 230640
  • アブドゥルカリーム・マアート・イスマーイール(ʻAbd al-Karīm Maʻāṭ al-Ismāʻīl) 146428
  • ウルーバ・ナーイフ・マフフード(ʻUrūba Nāyif Maḥfūẓ) 137505

B部門

  • アイマン・ムハンマド・マランディー(Ayman Muḥammad Malandī) 482673
  • ガズワーン・ムフスィン・サルムーニー(Ghazwān Muḥsin al-Salmunī) 481349
  • イーサー・ラヒール・ワッスーフ(ʻĪsā Raḥīl Wassūf) 481209
  • イサーム・ナブハーン・サバーヒー(ʻIṣām Nabān Sabāhī) 481031
  • アリー・マフムード・バラカート(ʻAlī Maḥmūd Barakāt) 480185
  • ハサン・アブドゥルカリーム・カースィム(Ḥasan ʻAbd al-Karīm al-Qāsim) 472144
  • アブドゥルアズィーズ・ガッサーン・ウスマーン(ʻAbd al-ʻAzīz Ghassān ʻUthmān) 464181
  • ユースフ・ハサン・アスファル(Yūsuf Ḥasan al-Aṣfar) 152197
  • マフディー・フサイン・アリー(Mahdī Ḥusayn al-ʻAlī) 109352

ラタキア選挙区

A部門

  • アンマール・バディーウ・アサド(ʻAmmār Badīʻ al-Asad) 281852
  • イスカンダル・ルーカー・ハッダード(Iskandar Lūqā Ḥaddād) 281240
  • ラフィーク・アズィーズ・アルーニー(Rafīq ʻAzīz al-ʻAlūnī) 280425
  • アイマン・アフマド・アフマド(Ayman Aḥmad Aḥmad) 280345
  • イーファー・アリー・フール(Īfā ʻAlī Ḥūr) 279473
  • ユースフ・ファウワーズ・シャーヒーン(Yūsuf Fāwaz Shāhīn) 277277
  • ハイサム・マフムード・ウムラーン(Haytham Maḥmūd ʻUmrān) 275513
  • スブヒー・アフマド・アッバース(Ṣubḥī Aḥmad ʻAbbās) 157498
  • ラースィム・アフマド・ミスリー(Rāsim Aḥmad Miṣrī) 141297

B部門

  • ジハード・イブラーヒーム・バラカート(Jihād Ibrāhīm Barakāt) 282205
  • ラッザーン・ハミード・ムルタダー(Razzān Ḥamīd Murtaḍā) 281974
  • アイハム・ナジュダト・ジャリークース(Ayham Najdat Jarīqūs) 281623
  • アフマド・イブラーヒーム・ハミードゥーシュ(Aḥmad Ibrāhīm Ḥamīdūsh) 281477
  • アーミル・ムハンマド・カマール・ガリーブ(ʻĀmir Muḥammad Kamāl Gharīb) 279610
  • バシール・ムハンマド・ガラーウンジー(Bashīr Muḥammad Ghalāwnījī) 278185
  • ザイン・アービディーン・リヤード・アッバース(Zayn al-ʻĀbidīn Riyāḍ ʻAbbās) 222906
  • ナビール・ワリード・イリヤース(Nabīl Walīd Iliyās) 165570

イドリブ選挙区

A部門

  • アフマド・ムハンマド・ムバーラク(Aḥmad Muḥammad al-Mubārak) 62451
  • アフマド・ムハンマド・ファラジュ(Aḥmad Muḥammad al-Faraj) 62432
  • アサード・シャアバーン・ジャウハル(Asʻad Shaʻbān Jawhar) 62426
  • マイヤーダ・ジブラーイール・ジャブール(Miyāda Jibrā’īl Jabūr) 61674
  • アブドゥルファッターフ・ムハンマド・ディーブ・ナッジャール(ʻAbd al-Fattāḥ Muḥammad Dīb al-Najjār) 61671
  • ファーディル・アミーン・ザンカルー(Fāḍil Amīn Zankalū) 61671
  • ファウズィーヤ・ムハンマド・マンナーウ(Fawzīya Muḥammad Mannāʻ) 61670
  • ハーリド・ハサン・ダーヒル(Khālid Ḥassan al-Ḍāhir) 61254
  • バヤーン・マズィード・シャイフ(Bayān Mazīd Shaykh) 60801
  • イアード・アリー・ユースフ(Iyād ʻAlī Yūsuf) 60746
  • ハサン・ムルヒジュ・ハッサーニー(Ḥassan Murhajī al-Ḥassānī) 60534
  • アフマド・ジャミール・アクリーン(Aḥmad Jamīl ʻAqrīn) 35641

B部門

  • アフマド・ムハンマド・ナッファーフ(Aḥmad Muḥammad Naffākh) 62433
  • ムハンマド・ウマル・カシュトゥー(Muḥammad ʻUmar al-Kashtū) 61670
  • アブドゥッサラーム・スライマーン・アフマド(ʻAbd al-Salām Ibrāhīm al-Aḥmad) 61664
  • ジャマール・スライマーン・ムストゥ(Jamāl Sulaymān Muṣṭū) 61054
  • イブラーヒーム・アーティフ・ムハンマド・タラール・フーリー(Ibrāhīm ʻĀṭif Muḥammad Ṭalāl Ḥūrī) 60270
  • ムハンマド・ハサン・ラーギブ・フサイン(Muḥammad Ḥasan Rāghib al-Ḥusayn) 22116

タルトゥース選挙区

A部門

  • サハーム・イブラーヒーム・ウスマーン(Sahām Ibrāhīm al-ʻUthmān) 232512
  • バースィル・サルマーン・イーサー(Bāsil Salmān ʻĪsā) 231784
  • マダル・イスマーイール・アッジー(Maḍar Ismāʻīl al-ʻAjjī) 231765
  • ユーヌス・スライマーン・ハムドゥーシュ(Yūnus Ibrāhīm Ḥamdūsh) 231397
  • アフマド・アリー・アリー(Aḥmad ʻAlī ʻAlī) 219479
  • アラー・ジャミール・ムハンマド(ʻAlā’ Jamīl Muḥammad) 160987

B部門

  • カティーバ・ハルブ・バドル(Qatība Ḥarb Badr) 232487
  • ファーディー・アフマド・アッバース(Fādī Aḥmad ʻAbbās) 231876
  • アフマド・アブドゥルカーディル・ファフル(Aḥmad ʻAbd al-Qādir Fakhr) 231396
  • トゥーニー・アズィーズ・ハンナー(Tūnī ʻAzīz Ḥannā) 231035
  • バヤーン・アリー・ウスマーン(Bayān ʻAlī ʻUthmān) 229687
  • マフムード・サリーム・アフィーフ(Maḥmūd Salīm ʻAfīf) 207465
  • シナーン・ヌハード・ダルガーム(Sinān Nuhād Darghām) 144198

ラッカ選挙区

A部門

  • アフマド・アブドゥルカリーム・ムラッカブ・アニーザーン・アフマド(Aḥmad ʻAbd al-Karīm al-Mulaqqab ʻAnīzān Aḥmad) 40118
  • ラシャー・ムスタファー・ジュライジブ(Rashā Muṣṭafā al-Jurayjib) 40115
  • ガズワーン・ムスタファー・アリー(Ghazwān Muṣṭafā al-ʻAlī) 40114
  • ジャマール・フサイン・ハサン(Jamāl Ḥusayn al-Ḥasan) 20423

B部門

  • ニザール・マフムード・アルウ(Nadhāl Maḥmūd al-ʻAlw) 40073
  • ムハンマド・サイード・ファドウース(Muḥammad Saʻīd al-Fadʻūs) 40000
  • ラーイド・スライマーン・フナイディー(Rā’id Ibrāhīm al-Hunaydī) 39705
  • アフマド・アイダーン・カリフ(Aḥmad ʻAydān al-Khalaf) 13137

ダイル・ザウル選挙区

A部門

  • アフマド・トゥライウィシュ・シャッタート(Aḥmad Ṭulaywish al-Shattāt) 203502
  • スーマル・ファイサル・ザーヒル(Sūmar Fayṣal Ẓāhir) 202612
  • ファラース・ズィヤーブ・ジャッハーム(Farās Dhiyāb al-Jahhām) 202577
  • マイスィラ・トゥルキー・アフマド(Maysirā Turkī al-Aḥmad) 202577
  • アフマド・サラーマ・ナースィル(Aḥmad Salāma al-Nāṣir) 202539
  • アリー・アーディル・ハーッジ・ハリーファ(ʻAlī ʻĀdil Ḥājj Khalīfa) 202266
  • ヤースィル・アリー・サラーマ(Yāsir ʻAlī al-Salāma) 201783
  • ハリーファ・ムハンマド・ハマド(Khalīfa Muḥammad Ḥamad) 59808

B部門

  • ムラーム・ムハンマド・ハイル・アスカル(Murām Muḥammad Khayr al-ʻAskar) 201458
  • バッシャール・スビイフ・ムトラク(Bashshār Ṣubayḥ al-Muṭlaq) 201317
  • ハーリド・ジャマール・カマシュ(Khālid Jamāl al-Kamash) 200759
  • バシール・ヤースィーン・ジャッラード(Bashīr Yāsīn al-Jarrād) 200393
  • イブラーヒーム・フサイン・シャーヒル(Ibrāhīm Ḥusayn al-Shāhir) 200332
  • マドルール・ウマル・アズィーズ(Madlūl ʻUmar al-ʻAzīz) 70073

ハサカ選挙区

A部門

  • アブドゥッラー・マンドゥーブ・サルムー(Abd Allāh Mandūb al-Salmū) 96597
  • ハーリド・ハンムード・フサイン・ハマーダ(Khālid Ḥammūd al-Ḥusayn al-Ḥamāda) 96583
  • アリー・アウダ・ジャドアーン(ʻAlī ʻAwda al-Jaḍʻān) 96485
  • アッブード・イーサー・シャウワーフ(ʻAbūd ʻĪsā al-Shawwākh) 96436
  • ハサン・ハムザ・サッルーミー(Ḥassan Ḥamza Sallūmī) 96120
  • バッシャール・フサイン・スライマン(Bashshār Ḥusayn Sulaymān) 95538
  • アラーッディーン・ハマド・ハマド(ʻAlā’ al-Dīn Ḥamad al-Ḥamad) 24391
  • スターム・マフムード・ジャルブーウ(Suṭām Maḥmūd al-Jarbūʻ) 19477

B部門

  • ハンムーダ・ユースフ・サッバーグ(Ḥammūda Yūsuf Ṣabbāgh) 93705
  • ムハンマド・アイマン・ファイサル・ムスラト(Muḥammad Ayman Fayṣal Muslaṭ) 93278
  • リハーブ・ウマル・ムスタファー(Rihāb ʻUmar al-Muṣṭafā) 93224
  • ハーリド・サタム・アティーヤ(Khālid Satam al-ʻAṭīya) 92683
  • ヌール・ヤアクーブ・ダッラ(Nūr Yaʻqūb Darra) 92396
  • ハサン・ムハンマド・ムスラト(Ḥassan Muḥammad al-Muslaṭ) 24888

ダルアー選挙区

A部門

  • シュクリー・ナージー・ジュンディー(Shukrī Nājī al-Jundī) 187379
  • マナーフ・イスマーイール・ファッラーフ(Manāf Ismāʻīl Fallāḥ) 187374
  • アフマド・ムハンマド・ズハイル・ジャームース(Aḥmad Muḥammad Zuhayr al-Jāmūs) 187368
  • アフマド・ナーイフ・スワイダーン(Aḥmad Nāyif al-Suwaydān) 187357
  • ファールーク・カースィム・ハマーディー(Fārūq Qāsim al-Ḥamādī) 101272

B部門

  • マフリズ・ジャードゥッラー・ナスルッラー(Maḥriz Jād Allāh al-Naṣr Allāh) 187148
  • ヤースィーン・ガッサーブ・ザーミル(Yasīn Ghassāb al-Zāmil) 186926
  • ファーイザ・ハサン・アズバ(Fayza Ḥassan al-ʻAdhba) 186335
  • アブドゥンナースィル・アフマド・ハリーリー(ʻAbd al-Nāṣir Aḥmad al-Ḥarīrī) 185340
  • ヤフヤー・アーイド・マフアラーニー(Yaḥyā ʻĀyid al-Mafʻalānī) 68883

スワイダー選挙区

A部門

  • ハーリド・ファーイズ・カルバージュ(Khālid Fāyiz Karbāj) 111024
  • ニダール・サーリフ・アリー(Naḍāl Ṣāliḥ al-ʻAlī) 110479
  • ワスィーム・マムドゥーフ・イッズッディーン(Wasīm Māmduḥ ʻIzz al-Dīn) 107637
  • ナシュアト・イブラーヒーム・アトラシュ(Nashʼat Ibrāhīm al-Aṭrash) 37305

B部門

  • ヒクマト・アリー・アブー・ガーズィー(Ḥikmat ʻAlī Abū Ghāzī) 108439
  • マイーン・マアザー・ナスル(Muʻīn Maʻdhā Naṣr) 55676

クナイトラ選挙区

A部門

  • ジャミール・アフマド・グーターニー(Ǧamīl Aḥmad al-Ghūṭānī) 96037
  • アウド・イーサー・アリー(ʻAwḍ ʻĪsā al-ʻAlī) 95613
  • ラアファト・ムハンマド・バッカール(Ra’fat Muḥammad Bakkār) 61509B部門
  • シャーディー・ガッサーン・サーリフ(Shādī Ghassān Ṣāliḥ) 95664
  • ワリード・アフマド・ダルウィーシュ(Walīd Aḥmad al-Darwīsh) 45265

SANA(7月18日付)が伝えた。

AFP, July 18, 2024、ANHA, July 18, 2024、‘Inab Baladi, July 18, 2024、Reuters, July 18, 2024、SANA, July 18, 2024、SOHR, July 18, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県庁舎に、ブーサラーヤー部族の族長が押入り、第7期人民議会選挙の開票作業を行っていた職員らが開票結果を漏洩したと罵倒、暴行を加える(2024年7月17日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市の県庁舎に、ブーサラーヤー部族の族長の1人、ムハンナー・ファイヤード氏が押入り、15日に投票が行われた第7期人民議会選挙の開票作業を行っていた職員らが開票結果を漏洩したと罵倒、暴行を加えた。

事態を受けて、治安部隊が介入し、職員らを逮捕したものの、これにより開票結果の発表が延期された。

ダイル・ザウル市では、「イランの民兵」に近いとされるマドルール・アズィーズ候補、マルスーミー候補が当選したとの情報が流れていた。

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このほか、シリア政府の支配下にあるブーライル村で共和国護衛隊の兵士1人が何者かによって銃で撃たれて死亡した。

AFP, July 17, 2024、ANHA, July 17, 2024、‘Inab Baladi, July 17, 2024、Reuters, July 17, 2024、SANA, July 17, 2024、SOHR, July 17, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市での抗議デモを主導していた山岳(ジャバル)旅団のマルハジュ・ジュルマーニー司令官が暗殺される(2024年7月17日)

スワイダー県では、シリア人権監視団、イナブ・バラディー(7月17日付)、スワイダー24(7月17日付)によると、山岳(ジャバル)旅団の司令官のマルハジュ・ジュルマーニー氏がスワイダー市の自宅で頭を何者かによって銃で撃たれて死亡した。

ジュルマーニー氏は、2011年から2013年にかけて親政権民兵(国防隊)の司令官を務め、その後、ジャバル・アラブ地方で「土地と名誉の保護」をスローガンとする「尊厳の男たち運動」の結成に参加、麻薬商人のラージー・ファルフート氏ら、レバノンのヒズブッラーや治安機関の協力者の暗殺などに関与してきた。

2023年半ばにスワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で始まった反体制デモの首謀者の1人と目されている。

ジュルマーニー氏の暗殺を受けて、サイル広場では、活動家らが集まり、「英雄よ、あなたの魂に慈悲を」などと書かれた紙を掲げて、冥福を祈るとともに、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴えて抗議デモを行った。

AFP, July 17, 2024、ANHA, July 17, 2024、‘Inab Baladi, July 17, 2024、Reuters, July 17, 2024、SANA, July 17, 2024、SOHR, July 17, 2024、Suwayda 24, July 17, 2024などをもとに作成。

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アレッポ県北部でトルコ軍、シリア国民軍とシリア軍、シリア民主軍が砲撃戦:ハサカ県ではシリア民主軍の攻撃でシリア国民軍スルターン・ムラード師団のメンバー3人死亡(2024年7月17日)

アレッポ県では、ANHA(7月17日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市郊外にある農業用空港、ハラービシー村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア国民軍と、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍、シリア軍が、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内の拠点都市の一つアアザーズ市に近いマルアナーズ村、カフルハーシル村一帯で砲撃戦を行った。

シリア軍はまた、カッバーシーン村を砲撃した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「平和の泉」地域の支配下にあるムシュイーファ村(アブー・ラースィーン(ザルカーン)町西)で、シリア国民軍に所属するスルターン・ムラード師団の部隊が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するタッル・タムル軍事評議会の攻撃を受け、3人が死亡、5人が負傷した。

攻撃は、シリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配地域を砲撃したことへの報復。

AFP, July 17, 2024、ANHA, July 17, 2024、‘Inab Baladi, July 17, 2024、Reuters, July 17, 2024、SANA, July 17, 2024、SOHR, July 17, 2024などをもとに作成。

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軍武装部隊総司令部は8月31日までの時点で予備役が1年以上に達する予備士官らの招集を9月1日付で解く管理命令を発出(2024年7月17日)

軍武装部隊総司令部は管理命令を発出し、8月31日までの時点で、予備役が1年以上に達する予備士官、5年半以上に達する士官および人員、38歳以上に達し、2年以上の職歴を修了した人員の招集を9月1日付で解く管理命令を発出した。

SANA(7月17日付)が伝えた。

AFP, July 17, 2024、ANHA, July 17, 2024、‘Inab Baladi, July 17, 2024、Reuters, July 17, 2024、SANA, July 17, 2024、SOHR, July 17, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍無人航空機による攻撃で死亡したカーティルジー・インターナショナル・グループ会長のバラー・アフマド・カーティルジー氏らの葬儀がアレッポ市で行われる(2024年7月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市のハムダーニーヤ地区にあるハーフィズ・アサド・モスクで、前日にイスラエル軍の無人航空機による攻撃で死亡したカーティルジー・インターナショナル・グループ会長のバラー・アフマド・カーティルジー氏らの葬儀が行われ、数百人が参列した。

モスクでの礼拝では、アフマド・バドル・ハッスーン前共和国ムフティーが導師を務めた。

遺体は、バーブ・ナイラブ地区のシャイフ・ジャーキール墓地に埋葬された。




AFP, July 16, 2024、ANHA, July 16, 2024、‘Inab Baladi, July 16, 2024、Reuters, July 16, 2024、SANA, July 16, 2024、SOHR, July 16, 2024などをもとに作成。

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ハマー県でのシリア軍の砲撃でナスル軍の戦闘員2人が負傷(2024年7月16日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原の軍事拠点複数ヵ所を砲撃し、同機構とともに「決戦」作戦司令室を主導する国民解放戦線(シリア国民軍)所属のナスル軍の戦闘員2人が負傷した。

これに対して、シャーム解放機構もガーブ平原のシリア軍の陣地複数ヵ所を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がカフルルーマー村一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・アンマ村を砲撃した。

AFP, July 16, 2024、ANHA, July 16, 2024、‘Inab Baladi, July 16, 2024、Reuters, July 16, 2024、SANA, July 16, 2024、SOHR, July 16, 2024などをもとに作成。

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ダルアー県インヒル市の名士らがジャースィム市で続く民兵どうしの戦闘停止に向けて仲介(2024年7月16日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、インヒル市の名士らが、ジャースィム市で交戦を続ける「フサーム・ハルキー」(ブージー、グバイニー)を名乗る人物の地元武装集団と、「ワーイル・ジャラム」を名乗る人物の軍事情報局傘下の民兵の仲介を行い、前者が指名手配中のメンバー2人の身柄をインヒル市の名士らに引き渡すとともに、後者も指名手配中のメンバー3人の身柄を中央委員会(反体制武装集団のメンバーを代表する仲介組織)とシリア軍第5軍団第8旅団に引き渡すことに同意した。

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スワイダー県では、スワイダー24(7月16日付)によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴えた。

AFP, July 16, 2024、ANHA, July 16, 2024、‘Inab Baladi, July 16, 2024、Reuters, July 16, 2024、SANA, July 16, 2024、SOHR, July 16, 2024、Suwayda 24, July 16, 2024などをもとに作成。

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最高司法選挙委員会のムラード議長は第4期人民議会選挙の投票で立候補者らによる不正行為があったとして、この立候補者の出馬を取り消し、アレッポ県のマスカナ市とアレッポ市の一部の投票所で投票をやり直すと発表(2024年7月16日)

最高司法選挙委員会の議長を務めるジハード・ムラード判事は、7月15日に投票が行われた第4期人民議会選挙に関して、アレッポ市選挙区とアレッポ県諸地域選挙区の支部委員会が、マスカナ市とアレッポ市の複数の投票所で、立候補者自身が複数回にわたって投票を行う違反が確認されたとしたうえで、これらの投票所での投票を無効として投票をやり直すとともに、不正を行った立候補者の出馬を取り消すことを決定したと発表した。

再投票は7月17日に実施される。

また、全選挙区での投票結果の発表も、マスカナ市とアレッポ市での投票のやり直しが行われ、アレッポ市選挙区とアレッポ県諸地域選挙区の結果が確定したうえで、発表すると付言した。

なお、ヒムス選挙区、ダマスカス郊外選挙区、クナイトラ選挙区、タルトゥース選挙区、ラッカ選挙区では開票作業は終了しているという。

SANA(7月15日付)が伝えた。

AFP, July 16, 2024、ANHA, July 16, 2024、‘Inab Baladi, July 16, 2024、Reuters, July 16, 2024、SANA, July 16, 2024、SOHR, July 16, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍は無人航空機でダマスカス・ベイルート街道を攻撃、ゴラン解放シリア抵抗などの民兵への資金援助を主導していたカーティルジー・インターナショナル・グループ社会長のバラー・アフマド・カーティルジー氏を暗殺(2024年7月15日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団、イナブ・バラディー(7月15日付)、シャームFM(7月15日付)などによると、サブーラ町近郊のダマスカス・ベイルート街道沿線で、イスラエル軍の無人航空機1機が、カーティルジー・インターナショナル・グループ社会長のバラー・アフマド・カーティルジー氏が乗った車1を攻撃、このビジネスマンを含む2人が殺害された。

車はレバノン・ナンバーで、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所を経由してレバノンから入国したところを狙われた。

カーティルジー氏は、1976年、ラッカ市生まれで、フサーム・カーティルジー人民議会議員のきょうだい。

アサド大統領のいとこで2020年に粛清されたラーミー・マフルーフ氏に近い人物で、カーティルジー・インターナショナル・グループ(カーティルジー機械工学産業社、アルファード石油社など)の共同創設者の1人で、会長を務めていた。

ゴラン解放シリア抵抗、バーキル旅団といった民兵に資金支援を主導していたとされるほか、フサーム・カーティルジー議員、ムハンマド・アーガー氏とともに、カーティルジー・グループ社の民兵を創設、数千人の規模を誇るとされる同民兵はアレッポ県を中心に活動、2016年のアレッポ市東部地区の解放戦などに参加した。

なお、カーティルジー・インターナショナル・グループは、ダーイシュ(イスラーム国)が勢力を拡大した2010年代半ばに、その支配地域からの石油の密輸などに関与していたと反体制派の非難を受けている。

同社は現在、北・東シリア地域シリア民主自治局の支配地域で生産される石油のシリア政府支配地への輸入を担っている。

カーティルジー氏はこのほかにも、制憲(憲法制定)委員会のメンバーを務めていた。

米財務省は、米国は2018年にカーティルジー氏も制裁対象に指定していた。

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イスラエルのチャンネル13TV(7月15日付)は、イスラエル軍の無人航空機の攻撃で2人が殺害されたと伝えた。


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シリア人権監視団によると、イスラエル軍によるシリアへの攻撃は、7月に入って5回目、今年に入って54回目(うち39回が航空攻撃、15回が地上攻撃)、これにより109あまりの標的が破壊され、軍関係者180人が死亡、96人が負傷しているという。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):23人
ヒズブッラーのメンバー:38人
イラク人:18人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):45人
「イランの民兵」の外国人メンバー:14人
シリア軍将兵:42人

また、民間人も16人(女性3人と子供1人を含む)が死亡、36人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:22回
ダルアー県:14回
ヒムス県:7回
クナイトラ県:6回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:1回
アレッポ県:2回

AFP, July 15, 2024、ANHA, July 15, 2024、‘Inab Baladi, July 15, 2024、Reuters, July 15, 2024、SANA, July 15, 2024、Sham FM, July 15, 2024、SOHR, July 15, 2024、13 TV , July 15, 2024などをもとに作成。

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ダルアー県ジャースィム市でフサーム・ハルキーを名乗る人物の地元武装集団と、ワーイル・ジャラムを名乗る人物の軍事情報局傘下の民兵の衝突が続く(2024年7月15日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジャースィム市で「フサーム・ハルキー」(ブージー、グバイニー)を名乗る人物の地元武装集団と、「ワーイル・ジャラム」を名乗る人物の軍事情報局傘下の民兵の衝突が続いた。

また、ナフジュ村で治安当局に協力する女性の呪術師が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, July 15, 2024、ANHA, July 15, 2024、‘Inab Baladi, July 15, 2024、Reuters, July 15, 2024、SANA, July 15, 2024、SOHR, July 15, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県アルバイーン山東のルワイジュ村、ルワイハ村、マンタフ村、マアッルザーフ町などを多数の自爆型無人航空機で攻撃(2024年7月15日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアルバイーン山東のルワイジュ村、ルワイハ村、マンタフ村、マアッルザーフ町などを自爆型無人航空機7機で攻撃した。

これに対して「決戦」作戦司令室が迎撃、機関銃で1機を撃墜した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

イナブ・バラディー(7月15日付)によると、攻撃に使用された無人航空機は12機。

AFP, July 15, 2024、ANHA, July 15, 2024、‘Inab Baladi, July 15, 2024、Reuters, July 15, 2024、SANA, July 15, 2024、SOHR, July 15, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県の治安委員会が、政府の支配下にあるダイル・ザウル市、ブーカマール市、マヤーディーン市でシリア軍部隊以外の個人による武器の所持を禁止する決定を発出(2024年7月15日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、治安委員会が、政府の支配下にあるダイル・ザウル市、ブーカマール市、マヤーディーン市でシリア軍部隊以外の個人による武器の所持を禁止する決定を発出した。

AFP, July 15, 2024、ANHA, July 15, 2024、‘Inab Baladi, July 15, 2024、Reuters, July 15, 2024、SANA, July 15, 2024、SOHR, July 15, 2024などをもとに作成。

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スワイダー県で人民議会選挙拒否を訴える活動家らに警察が発砲し1人が負傷する一方、ラッカ県では投票所近くに爆発物が仕掛けられる(2024年7月15日)

スワイダー県では、スワイダー24(7月15日付)、ANHA(7月15日付)、イナブ・バラディー(7月15日付)、シリア人権監視団などによると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)や県庁周辺などで、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、そして人民議会拒否を訴えた。

参加者らは「腐敗した者は腐敗した者しか選ばない」、「あなたの票はあなたの尊厳だ、だから安売りするな」、「血の議会の選挙反対」などと連呼して、抗議の意思を示した。


これに対して、スワイダー県警察の建物内からデモ参加者に向けて発砲があり、1人が負傷し、病院に搬送された。









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シリア人権監視団は、複数筋から得た情報だとして、ダイル・ザウル県で多くの市民が投票を拒否する一方、一部立候補者は有権者に5万シリア・ポンドを賄賂として払い、票を買収していると発表した。

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シリア人権監視団はまた、ヒムス県で投票開始後数時間、有権者が投票にほとんど訪れなかったと発表した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、マアダーン町の学校に設置されている投票所近くに武装集団によって仕掛けられたと見られる爆弾が発見され、シリア軍がこれを撤去した。

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イナブ・バラディー(7月15日付)によると、ハサカ県での投票は、ハサカ市とカーミシュリー市の治安厳戒地区に限定された。

AFP, July 15, 2024、ANHA, July 15, 2024、‘Inab Baladi, July 15, 2024、Reuters, July 15, 2024、SANA, July 15, 2024、SOHR, July 15, 2024、、Suwayda 24, July 15, 2024などをもとに作成。

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アサド大統領は第4期人民議会選挙の投票を行う:「シリア領からの撤退とテロとの戦いは条件でも要求でもなく、トルコと正常な関係を築く上での要件」(2024年7月15日)

アサド大統領は首都ダマスカスに設置された投票所で第4期人民議会選挙の投票を行った。










投票を終えたアサド大統領は記者らの質問に対して以下の通り述べた。

(人民議会選挙において何か期待されているかとの質問に対して)我々が人民議会という組織について話したいのなら、我々はそれにすべての希望を託すことができる。なぜなら、国会はどの国においても国権の最高機関だからだ。我々が希望を託したり、期待を寄せたりすることができないのなら、それ以外の何ものにも希望はない。期待があるのは当然だ。だが、希望と夢、そして期待とを分けて考えたい。市民は、行政府にも、立法府にもすべての希望を託すことができる。これに対して、期待は、特定の事実に基づいていなければならない。今から何を意図しているかを明らかにしていきたい。大多数のシリア人、市民でも、高官でもいい、彼らに質問して、現人民議会、前期の人民議会、さらにその前の人民議会をどう評価するか訊いたら、彼らは議員について話すだろう。だが、それは間違いだ。我々が期待するものにはいかなる交代も見られない。組織は個々人のうえに作られているのではない。組織とは制度のもとに作られているのだ。個人は重要だが、制度があってこそであり、個人がまずありきなのではない。時期人民議会の制度を発展させられるか否か? つまり、質問の後半部分に戻ると、交代などないのだ。数十年にわたってこの問いを自問したとしたら、名前、顔ぶれ、考え方は変わっていくだろう。なぜなら、どんな人間であれ、社会のどこか一部に所属しているからだ。だが、何も変わることはないのだ。なぜか? なぜなら、制度が変わらないからだ。ここに問題がある。もちろん、交代と発展は生じる。だが、一定の範囲内でだ。人民議会という組織は、三つの制度によって律せられている。第1は憲法だ。憲法は人民議会の役割を明確にしている。第2は法だ。法もまた明確だ。どんな法も若干の修正が必要となることもあるだろうが、このことは何ら問題ではない。問題は法のなかにあるのではない。私の考えでは、変革と問題は人民議会の細則のなかにある。なぜなら、それが議会の役割を管理する仕組みを決定しているからだ。私は、いつも人民議会はその役割を果たしていないと言ってきた。では、どのように役割を果たすべきなのか? それは細則を通じてだ。つまり、我々は議会の個々人を評価するのか? ふさわしい人もいれば、そうでない人もいる。誰にでもある個人の意見だ。誰がふさわしく、誰がふさわしくないのかについての合意に至ることは困難だ。適任だとの合意があれば、その人に任せることができるというのが制度の利点だ。たとえ、こうした発言が理論的なものに過ぎないとしても、適任の人材には組織とその活動を向上させることが許され、不適任な人材が組織の業務を妨害するのを阻止できる。人に対して期待を寄せている限り、私はそれを期待とは言いたくない。つまり、我々はシリア人としてきわめて重要な問いをしている。この組織を実効的な組織へと変革する細則とは何か? 人材を客観的に評価できる時、人は言うだろう。優れた人材は制度にとって代わる、と。だが、私はこう言いたい。人民議会が、評価方法、追及方法、政府監視方法についてのヴィジョンを持っていなければ、あるいは、我々市民が人民議会議員を評価、追及する方法、そして時期議会で選出するか否かについてのヴィジョンを持っていなければ…。問題は国民全体にかかわるものだ。我々は、細則についてのヴィジョンを持っていなければならなかった。こうしたヴィジョンを持つことができれば、期待を持つことができる。人民議会に対して最初に抱く期待とは何か? 個人として、つまり一シリア市民として話すなら、私が最初に人民議会に望むものは、政策を監視することだ。今日、我々は市民として、政府、そして党に対するのと同じように、人民議会に対処している。我々は彼ら(人民議会)に政策を改善して欲しい。これは、人民議会の役目ではない。我々が人民議会に本来の役割以外の役目を求める時、我々は何も期待してはならない。政府についても同じだ。与党についてもだ。つまり、我々はまず、細則を発展させ、次に政策を立案する。そうすることで、我々は期待に対する結果を目にすることができる。また、希望は期待の一部となり、夢を遠ざけることができる。

(前回の選挙との違いは何かとの質問に対して)現状において、(前回の人民議会選挙との)違いは、人材が変わったこととは関係ない。今日存在する真の違いは、与党であり、最大の会派であるバアス党が果たした仕組みだ。

我々はさまざまな結果を目にしてきた。それに満足する者もいれば、満足しない者もいる。その結果は党内では「刷新」と呼ばれた。だが、私はこの点に着目したいのではない。現段階に注目したいのだ。この数年間、我々は、選挙による信任は憲法に基づく信任だと言ってきた。闘争は戦争であり、憲法の紛争でもあった。国家の本質をなす憲法を維持することが現在、後回しになってしまっている。我々は今日、移行期にある。国家や国家機関全般の役割、政策全般、方針をめぐるヴィジョンにかかわる移行期だ。人民議会は、この時期、発展期の一部でなければならない。私が話しているこの時期、あるいはヴィジョンは、戦争によってもたらされた新たな状況のもとで課せられた部分もあれば、戦争という現実によらずに課せられた部分もある。だが、我々は戦争以前、変革を拒んできた。我々は今、変革期、発展期、移行期に突入した。この時期をどう呼ぶかは重要ではないが、シリア、地域、そして世界の困難な状況のもとで、国民対話がなければ、我々はスムーズに移行することはできない。人民議会は国民対話を行うためのもっとも重要な機関だ。細則の問題に戻ると、細則とはこうしたプロセス、対話のプロセスを動かすものだ。議会内でのさまざまな潮流どうしの対話、議会とそれ以外の国家機関との対話、議会と議員との対話をだ。これこそが国民対話であり、人民議会こそが最重要機関なのだ。それゆえ、質問は最初の質問と結びついている。我々がこの困難な移行期において重要な役割に至るための制度的な仕組みを持てるようにする細則の問題と結びついているのだ。

(トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が会談の意志を示していることに関して)それぞれの国の権力のピラミッドの頂点にいる首脳としての私の立場、そして彼の立場からすると、会談が成果をもたらすのなら、抱擁、非難が成果をもたらすのなら、あるいは俗語で言うように、「ひげにキスをする」で成果が得られるなら、私はそうするだろう。だが、問題はそういうことではない。会談に問題があるのではなく、会談の内容にあるのだ。会談が提案されることは、それが目的実現の手段を表すものであることを踏まえれば、重要なことかもしれない。だが何が目的なのか? 我々は何が目的なのかを聞いてはいない。問題解決、関係改善、正常化…。我々はしている最初の質問とは、なぜ13年前に関係が正常な軌道から逸れてしまったのか、というものだ。この点について、トルコの首脳が率直に話していることを耳にしたことはない。これまで多くの機会や生命において言ってきたように、我々は関係改善にむけたいかなるイニシアチブにも前向きだ。これは当然のことだ。隣人と問題を作ろうなどと考える者はいない。だが、このことは、我々が原則なしに進むことを意味しない。会談は手段だ。手段には、結果に向けて行動するための原則とよりどころが必要だ。結果が出なければ、関係は悪化してしまう。この手段がどこかの段階で挫折すれば、我々はさらに悪い方向へと向かってしまい、より多くの代償を支払わされることになる。対話がレベルにかかわらず必要だとシリアがこだわってきたのはそのためだ。首脳どうしの会談全般について話しているのではない。会談は間断なく続けられるものであり、一部仲介者らによって治安レベルでの会談が用意されることもある。我々はそうしたものに前向きに対応してきた。トルコの外務大臣は、極秘会談が行われてきたと述べたが、我々シリアにとって秘密などない。すべてが公然たるものだ。会談が行われれば、そのことを公表する。秘密などない。だが、我々はまだ成果を目にしていない。なぜなら、政治的な意志がないからだ。そこで、我々は問いたい。会談の原則とは何か? この原則はテロ支援に代表されるような問題の原因を解消し、終わらせることになるのか、シリア領内からの撤退になるのか? このことが問題の本質であり、それ以外に理由はない。この本質についての議論がなければ、会談に何の意味があるのか? 我々は結果を実現するために行動したいのだ。会談を行うことであれ、それ以外のことであれ、何にも反対はしていない。重要なのは、シリアの国益とトルコの国益を同時に実現する前向きな成果に至ることだ。

(トルコとの関係改善における友好国の役割は何かとの質問に対して)我々はこの数年間、関係正常化という用語について、それを支持するという場合においても、反対するという場合においても、誤って用いてきた。我々は、正常な関係に至るために正常化すると言ってきた。だが、これは無人した言葉であり、それ自体うまく行くことはない。なぜなら、正常化とは強制的なものであるのに対して、正常な関係は自発的なものだからだ。つまり、正常化は正常な関係に反しており、並存し得ない。我々は、イスラエル、つまりはシオニスト政体のような物事の論理から外れた異常な敵との間で正常化という用語を用いることはできる。つまり、我々が「正常化する」という時、それは強制的なプロセスを意味するのだ。なぜなら、我々は、存在しない正常な関係をもたらすことを欲しているからだ。一方、我々が隣国、近隣の国家について話す時、そこには数世紀にわたる関係がある。それゆえ、関係は完全に正常なものでなければならない。正常化という用語は誤りだ。我々が正常な関係に至りたいのなら――もちろん、我々シリアは、何が起ころうとも、それをめざしているのだが――、占領が国家間の正常な関係の一部であり得ようか? テロ支援が国家間の正常な関係の一部であり得ようか? それは不可能だ。正常な関係について話すのであれば、我々はこうした状況についてやりとりをすることから身を引かねばならない。それはまったくもって異常だ。占領は異常だ。テロも異常だ。国際法違法は異常だ。隣国の主権を尊重いないことは異常だ。異常な事柄が解消される時、関係は、正常化や強制措置、さらには政府の見解を伴わずとも正常になり、戦前の状態にむけて自然と進んでいくだろう。特に、こうした正常な関係が立証してきたのは、トルコの首脳らが言及する国境の安全が、国境が平穏だった状況と同じように、そうした関係によってもたらされるものだということだ。シリアは常に四半世紀以上にわたり、両国国境の安全保障とテロとの戦いに関して、遵守すべきものを遵守してきた。このように、我々はトルコとの正常な関係という問題を見ている。

友好国は我々が話していることを完全に理解している。5年前に最初のイニシアチブが立ち上げられた時から、こうした姿勢について承知してくれている。ところで、イニシアチブについては最近になって言及されるようになったが、イニシアチブは5年間に始まっていた。この5年間、我々は同じ姿勢を繰り返してきた。原因を取り除ければ、結果が見えてくる。政治的な戦術や曲芸も、メディアも必要ない。こうした関係は、我々が至るであろう正常なものであり、友好国はこれを支援してくれている。とりわけ、我々とトルコの間の問題の解決のためにイニシアチブを発揮してくれている友好国は、国際法を遵守している。つまり、我々が求めているのは、シリアの権利だ。それは国際法であり、何人もそれを覆すことはできない。時には何らかの措置を求めてくることもあろうが、それは対話や議論が可能なものだ。だが、措置を講じることと、原則を逸脱することは別問題だ。我々が原則を逸脱することなどあり得ず、それに基づいて自らの国益を生み出そうとしている。

(シリア側が示す条件は原則なのかとの問いに対して)条件について言及する者がいるが、我々には条件はない。条件よりも軽い言葉で言うと、要求について言及する者もいるが、我々には要求もない。我々が話していることは条件でも要求でもない。それは要件なのだ。用語が異なっているのだ。世界のいかなるものでも、そこから健全な結果をもたらしたいと考えるのであれば、適切な環境を整備しなければならない。それがいわゆる要件というものだ。政治関係であれば、結果をもたらすための特定の要件が必要となる。経済的な協力関係であれば、集団であれ、企業であれ、国家の間で行われる共同プロジェクトには要件が必要となる。要件が伴われなければ、プロセスは成功しない。我々が話しているのは、国家間の関係の本質が課してくる要件だ。国際法はこうした要件を表現してくれている。ここにおいて、我々は根本的な点に立ち返ることができる。こうした関係は国際法なしに進み得るものか? 過去について率直に話すことなく、地域に完全な破壊をもたらし、数十万人を死に至らしめた政治的過ちについて話すことなく進むものなのか? 過去の教訓から学び、基礎を築いて次世代が罠に落ちないようにすることなく、我々は未来に向かって進むことができるのか?

(仲介国の保証が要件の解決をもたらすかとの質問に対して)我々はいかなる保証も提示されていない。だから、我々は、前向きに、しかし明確な原則を踏まえつつ進んでいる。原則だけではない。原則が国際法と主権であることは明白だ。だが、我々の行動が前向きな結果をもたらすことを保証するための明確な方法も踏まえて進んでいる。先ほど述べた通り、前向きな結果を実現しなければ、結果は否定的なものとなるだろう。失うものなどないという者もいる。それは違う。現状において、我々には、勝つか負けるかしかない。我々、トルコ、そして同盟国は同じレベルにおり、すべてが勝つか、すべてが負けるかしなかい。中間はないし、グレーゾーンもない。だから、原則と要件を強調する時、それは、我々がプロセスの成功をめざしていることを基本としている。それは、厳格さでも躊躇いでもない。我々には躊躇いはなく、一部の人のように虚栄心にも苛まれていない。我々は一義的にみずからの利益を追及している。我々の原則は、この我々の利益から発するものであり、それ原則と切り離されてはおらず、結びついているのだ。

https://youtu.be/hwGL2Esf9ag

SANA(7月15日付)が伝えた。

AFP, July 15, 2024、ANHA, July 15, 2024、‘Inab Baladi, July 15, 2024、Reuters, July 15, 2024、SANA, July 15, 2024、SOHR, July 15, 2024などをもとに作成。

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シリア政府の支配地全域で第4期人民議会選挙の投票が実施される(2024年7月15日)

シリア政府の支配地全域で第4期人民議会選挙の投票が行われ、各県の支部委員会が設置した投票所8,151ヵ所で有権者らが投票を行った。

投票日まで選挙活動を続けた立候補者数は1,516人、うちA部門が409人、B部門が1,107人だった。

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アレッポ県

ラタキア県

ヒムス県

ハマー県

ラッカ県

クナイトラ県

イドリブ県

ダルアー選挙区

ダイル・ザウル県

スワイダー県

ダマスカス郊外県

ダマスカス県

タルトゥース県

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フサイン・アルヌース内閣の閣僚もダマスカス県の内閣・外務在外居住者省合同の投票所で投票を行った。





















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SANA(7月15日付)が報じた各選挙区についての詳細情報は以下の通り。

アレッポ市選挙区:投票所450ヵ所
アレッポ県諸地域選挙区:投票所655ヵ所
ラタキア選挙区:立候補者数160人(うちA部門58人、B部門102人)、投票所889ヵ所、ラタキア県在住のラッカ県有権者のための投票所2ヵ所、イドリブ県有権者のための投票所13か所
ヒムス選挙区:投票所1.062ヵ所
ハマー選挙区:立候補者数81人(うちA部門19人、B部門62人)、投票所955ヵ所
ラッカ選挙区:立候補者数36人
クナイトラ選挙区:投票所170ヵ所
イドリブ選挙区:投票所56ヵ所
ダルアー選挙区:353ヵ所
ダイル・ザウル選挙区:立候補者数43人(うちA部門23人、B部門20人)
スワイダー選挙区:立候補者数34人(うちA部門17人、B部門17人)、投票所268ヵ所
ダマスカス郊外選挙区:立候補者数148人、投票所874ヵ所
ダマスカス選挙区
タルトゥース選挙区:投票所818ヵ所、タルトゥース県在住のラッカ県有権者のための投票所も別途設置

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最高司法選挙委員会の議長を務めるジハード・ムラード判事は声明を出し、ダマスカス郊外県のジュダイダト・ワーディー村に設置されている投票所の選挙委員会メンバーを交代すると発表した。

交代の詳細な理由は明らかにされなかったが、ムラード判事は「高等選挙委員会に寄せられた情報に基づき、ジュダイダト・ワーディー村の選挙委員会のメンバーを交代させるという指示が出された」としたうえで、「クドスィーヤー市の検察に対して、法律に従って必要な調査と対処を行う旨要請が出された」と述べた。

ムラード判事はまた、ハマー県のハマー市で刑事治安当局が、投票所で複数の身分証明書を所持していた2人を逮捕したことを明らかにした。

AFP, July 15, 2024、ANHA, July 15, 2024、‘Inab Baladi, July 15, 2024、Reuters, July 15, 2024、SANA, July 15, 2024、SOHR, July 15, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍は前日にシリア領からエイラート市北部に飛来した2機のUAVを迎撃することに成功、報復としてシリア領内を攻撃したと発表(2024年7月14日)

イスラエル軍は午前2時42分テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、「昨日、シリア領からエイラート市北部に飛来した2機のUAVを迎撃することに成功、また夜間、シリア軍の指揮所1ヵ所とインフラ複数ヵ所を攻撃した。加えてシリア軍の防空部隊が使用するテロ標的複数ヵ所を攻撃した。シリアの体制には、領内で行われるすべてのテロ活動に対して責任があり、その責任を問われることになる」と発表した。

AFP, July 14, 2024、ANHA, July 14, 2024、‘Inab Baladi, July 14, 2024、Reuters, July 14, 2024、SANA, July 14, 2024、SOHR, July 14, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍はダマスカス県カフルスーサ区やダルアー県サナマイン市近郊などを航空攻撃、これにより軍関係者らが死傷(2024年7月14日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて、イスラエル軍が本日深夜、占領下ゴラン高原方面から南部地区の軍地拠点多数とダマスカス県カフルスーサ区の住宅1棟を狙って航空攻撃を行い、シリア軍防空部隊がミサイル複数発を迎撃し、多数を撃破したものの、軍関係者1人が死亡、3人が負傷したと発表した。







この攻撃に関して、外務在外居住者省は声明を出し、イスラエルによる国際法や国際条約の無視、ガザ地区での大量虐殺犯罪に対して国際社会が沈黙を続けることは、国際憲章や国際法の重大な違反に立ち向かう国際システムの能力を損なうことになると警告した。

また、イスラエルは、シリアや地域諸国の領土を攻撃し続けることで、制御が困難で、悲惨で、予測不可能な結果を​​もたらしかねない深刻な事態悪化を自らもたらすとしたうえで、イスラエルの攻撃をもっとも厳しい調子で非難した。

SANA(7月14日付)が伝えた。

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シリア人権監視団によると、攻撃は、ダマスカス県カフルスーサ区の住宅1棟、首都南の防空部隊拠点複数ヵ所、ダルアー県サナマイン市近郊の第79旅団の陣地1ヵ所などを狙ったもので、シリア軍および親政権民兵の2人が死亡、6人が負傷した。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍によるシリアへの攻撃は、7月に入って4回目、今年に入って53回目(うち38回が航空攻撃、15回が地上攻撃)、これにより108あまりの標的が破壊され、軍関係者178人が死亡、96人が負傷しているという。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):23人
ヒズブッラーのメンバー:38人
イラク人:18人
「イランの民兵」のシリア人メンバー:43人
「イランの民兵」の外国人メンバー:14人
シリア軍将兵:42人

また、民間人も16人(女性3人と子供1人を含む)が死亡、36人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:21回
ダルアー県:14回
ヒムス県:7回
クナイトラ県:6回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:1回
アレッポ県:2回

AFP, July 14, 2024、ANHA, July 14, 2024、‘Inab Baladi, July 14, 2024、Reuters, July 14, 2024、SANA, July 14, 2024、SOHR, July 14, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがラッカ県でカーティルジー・インターナショナル・グループ社の石油トレーラー複数輌からなる車列を襲撃、ドライバーら5人を殺傷(2024年7月14日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがザムラ村とハマー県のイスリヤー村を結ぶ街道で、カーティルジー・インターナショナル・グループ社の石油トレーラー複数輌からなる車列を襲撃、これによりドライバー2人が死亡、3人が負傷した。

AFP, July 14, 2024、ANHA, July 14, 2024、‘Inab Baladi, July 14, 2024、Reuters, July 14, 2024、SANA, July 14, 2024、SOHR, July 14, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴える(2024年7月13日)

スワイダー県では、スワイダー24(7月12日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴えた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダーイル市とイブタア町を結ぶ街道で、何者かによって銃で撃たれて殺害された住民1人が遺体で発見された。

また、軍事情報局の士官がダルアー市で正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, July 13, 2024、ANHA, July 13, 2024、‘Inab Baladi, July 13, 2024、Reuters, July 13, 2024、SANA, July 13, 2024、SOHR, July 13, 2024、Suwayda 24, July 13, 2024などをもとに作成。

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外務在外居住者省は声明で、違法な部隊の撤退とテロとの戦いがトルコとの関係回復の基礎になると表明(2024年7月13日)

外務在外居住者省は声明を出し、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が最近になってシリア政府との関係改善の意志を示すようになっていることに関して、関係正常化は両国の安全保障、平和、安定の基礎をなし、国家間の利益は衝突や敵対ではなく、健全な関係のもとに構築されるものだと表明した。

声明の内容は以下の通り。

シリアとトルコの関係に関する立場や声明が出されている今、シリア・アラブ共和国は、一方で、諸国民と、シリアおよび諸国に害を与えてきた複数国政府の政策や行為を区別したいと常に切望している。
シリアは、各国の利益は衝突や敵対ではなく、国家間の健全な関係に基づいて築かれるという確固たる信念に基づいており、これに基づき、改善のために提案されたさまざまなイニシアチブに積極的に取り組んできた。
まさにこうした枠組みのなかで、シリアはトルコとの関係を是正するイニシアチブに取り組んでおり、そうしたイニシアチブの結果は宣伝が目的ではなく、既存の事実に基づいた、目的を伴った行程であると見ている。それは、二国間関係を規定する明確な原則に基づいて構築されるものであり、その基礎には、主権尊重、独立、領土統合、両国の安全保障、安定へのあらゆる脅威への対峙があり、両国および両国民の共通の利益に資するものである。
シリア・アラブ共和国は、両国間の関係を正常な状態に戻すという望ましい結果に確実に到達するために、明白な基礎に基づいてなければならないことを確認する。その筆頭に上げられるのが、シリア領土から不法に駐留している部隊の撤退、シリアの安全保障だけでなく、トルコの安全保障をも脅かしているテロ組織との戦いである。
シリア・アラブ共和国は、シリア・トルコ関係の是正に真摯に努力している友好的な国々に感謝の意を表し、両国間の正常な関係の回復が、2011年以前の状態への原状復帰に基づくものであり、それが両国の安全、安全、安定の基礎をなすことを確認する。
両国間の関係の基礎は主権、独立、領土一体性の尊重であり、両国の安全と安定を脅かし、両国と国民の共通の利益にかなうあらゆるものに立ち向かうことです。

SANA(7月13日付)が伝えた。

AFP, July 13, 2024、ANHA, July 13, 2024、‘Inab Baladi, July 13, 2024、Reuters, July 13, 2024、SANA, July 13, 2024、SOHR, July 13, 2024などをもとに作成。

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第4期人民議会選挙:各県の支部委員会が総選挙法第44条に従い8,953人の出馬辞退の申出を受理、これにより立候補者数は1,516人に(2024年7月13日)

最高司法選挙委員会の議長を務めるジハード・ムラード判事は、7月15日に投票が予定されている第4期人民議会選挙について、各県の支部委員会が投票所8,151ヵ所の設置場所を決定、各投票所の事務職員が総選挙法第15条に従って、宣誓を終えたことを明らかにした。

また、立候補者の出馬辞退については、各県の支部委員会が総選挙法第44条に従い、8,953人の申し出を受理したと発表した。

ムラード判事によると、この数は第3回人民議会選挙時の7,437人を上回るもの。

一部立候補者の出馬辞退により、立候補者数は1,516人となった。

1,516の内訳は、A部門が409人、B部門が1,107人。

また、ムラード判事は、投票日の前日にあたる14日に選挙宣伝は終了することを改めて確認した。

SANA(7月13日付)が伝えた。

AFP, July 13, 2024、ANHA, July 13, 2024、‘Inab Baladi, July 13, 2024、Reuters, July 13, 2024、SANA, July 13, 2024、SOHR, July 13, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるイドリブ県カルサア村一帯でシリア軍部隊を狙撃(2024年7月12日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるカルサア村一帯でシリア軍部隊を狙撃、2人を負傷させた。

AFP, July 12, 2024、ANHA, July 12, 2024、‘Inab Baladi, July 12, 2024、Reuters, July 12, 2024、SANA, July 12, 2024、SOHR, July 12, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴える(2024年7月12日)

スワイダー県では、スワイダー24(7月12日付)、イナブ・バラディー(7月12日付)によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴えた。

AFP, July 12, 2024、ANHA, July 12, 2024、‘Inab Baladi, July 12, 2024、Reuters, July 12, 2024、SANA, July 12, 2024、SOHR, July 12, 2024、Suwayda 24, July 12, 2024などをもとに作成。

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シリア開発信託は三宅在シリア日本国大使館臨時代理のテクノロジー成長育成施設訪問時の映像を公開(2024年7月12日)

シリア開発信託はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/SyriaTrust)を通じて、三宅浩史在シリア日本国大使館臨時代理が同組織を訪れた時の映像を公開した。

三宅臨時代理大使は、シリア開発信託が推し進めるテクノロジー成長育成施設を訪れ、学生さんや彼らが立ち上げた新興企業の取り組みを視察した。

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公開された映像で三宅臨時代理大使が述べたシリアの若者たちにへのメッセージ(アラビア語字幕の日本語訳)は以下の通り。

私はこの組織の哲学に非常に感銘を受けています。シリアの学生たちによる革新的なプロジェクトはすべて…
まさに若者世代希望の炎です。
これは1000年先を見据えた戦略プロジェクトです。
私は今日、訪問できたことを非常に嬉しく思っています。大使館、そして東京に戻り…
この組織のために何ができるかを考えたいです。
あなた方はシリアの未来です。そのことを誇りに思って、希望を持ってください。

AFP, July 12, 2024、ANHA, July 12, 2024、‘Inab Baladi, July 12, 2024、Reuters, July 12, 2024、SANA, July 12, 2024、SOHR, July 12, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍がダルアー県アドワーン村一帯、タスィール町一帯に対して迫撃砲3発を撃ち込む(2024年7月11日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍がアドワーン村一帯、タスィール町一帯に対して迫撃砲3発を撃ち込んだ。

イスラエル軍の砲撃は、シリア領内からイスラエル占領下のゴラン高原に向けて砲弾1発が発射されたことへの報復。

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これに関して、イスラエル軍は12日午前8時46分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、「シリアから昨日、ゴラン高原南部に飛翔体1つが発射され、空地に着弾。報復として、タスィール町(ダルアー県)地域にある軍事施設1ヵ所を攻撃した」と発表した。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍によるシリアへの攻撃は、7月に入って3回目、今年に入って52回目(うち37回が航空攻撃、15回が地上攻撃)、これにより106あまりの標的が破壊され、軍関係者176人が死亡、91人が負傷しているという。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):23人
ヒズブッラーのメンバー:38人
イラク人:18人
「イランの民兵」のシリア人メンバー:43人
「イランの民兵」の外国人メンバー:14人
シリア軍将兵:40人

また、民間人も16人(女性3人と子供1人を含む)が死亡、36人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:20回
ダルアー県:14回
ヒムス県:7回
クナイトラ県:6回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:1回
アレッポ県:2回

AFP, July 11, 2024、ANHA, July 11, 2024、‘Inab Baladi, July 11, 2024、Reuters, July 11, 2024、SANA, July 11, 2024、SOHR, July 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ルーカー総合情報部長がヒムス県タルビーサ市の名士らと会談:レバノンから帰還するシリア難民を収容する「安全地帯」と指名手配者の社会復帰に向けた若いセンターの設置を伝え、一部住民が反対(2024年7月11日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タルビーサ市の住民がシリア政府との和解を拒否して抗議デモを行った。

デモは、フサーム・ルーカー総合情報部長(少将)が同市の名士や住民らとの拡大会合を受けたもの。

ルーカー総合情報部長は、ムハンマド・スライマーン・カンナー軍事情報局ヒムス支部長、ラドワーン・サッカール空軍情報部ヒムス支部長、マディーン・ナッダ総合情報部ヒムス支部長、アフマド・マアッラー第3軍団司令官らとともに、名士らと会談、そのなかで、レバノンから帰還するシリア難民を収容するためにヒムス県北部に「安全地帯」を設置することについて説明した。

「安全地帯」の設置準備は、トルコと米国がロシアに働きかけたことによるもので、ルーカー総合情報部長は、これと併せて、指名手配者らの社会復帰を促すための和解センターを新たに設置することについても説明した。

AFP, July 11, 2024、ANHA, July 11, 2024、‘Inab Baladi, July 11, 2024、Reuters, July 11, 2024、SANA, July 11, 2024、SOHR, July 11, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県、ハマー県の各所を自爆型無人航空機で攻撃(2024年7月11日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村一帯、ファルカヤー村、シャンナーン村を自爆型無人航空機3機で攻撃した。

一方、シャーム解放機構はカウカバー村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるヒルバト・ナークース村を自爆型無人航空機1機で攻撃した。

AFP, July 11, 2024、ANHA, July 11, 2024、‘Inab Baladi, July 11, 2024、Reuters, July 11, 2024、SANA, July 11, 2024、SOHR, July 11, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県でカーティルジー・インターナショナル・グループ社の石油トレーラーの車列を襲撃し、ドライバー1人を殺害(2024年7月11日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがアブー・ハシャブ村近郊でカーティルジー・インターナショナル・グループ社の石油トレーラー6輌からなる車列を襲撃し、ドライバー1人を殺害、複数人を負傷させた。

AFP, July 11, 2024、ANHA, July 11, 2024、‘Inab Baladi, July 11, 2024、Reuters, July 11, 2024、SANA, July 11, 2024、SOHR, July 11, 2024などをもとに作成。

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