軍武装部隊総司令部は5月31日までの時点で予備役が1年以上に達する士官を6月1日付で退役とすることを決定(2024年4月27日)

軍武装部隊総司令部は管理命令を発出し、5月31日までの時点で予備役が1年以上に達する士官を6月1日付で退役とすることを決定した。

SANA(4月27日付)が伝えた。

AFP, April 27, 2024、ANHA, April 27, 2024、‘Inab Baladi, April 27, 2024、Reuters, April 27, 2024、SANA, April 27, 2024、SOHR, April 27, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハマー県、イドリブ県でシリア軍とシャーム解放機構、「決戦」作戦司令室が砲撃戦(2024年4月26日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のサルマーニーヤ村、ズィヤーラ町、カルクール村、ドゥワイル・アクラード村を砲撃した。

一方、「決戦」作戦司令室は県西部のガーブ平原でシリア軍部隊を要撃し、兵士が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のダイル・サンバル村、バイニーン村、アリーハー市を砲撃、アリーハー市では子供2人が負傷した。

これに対して、「決戦」作戦司令室はハーン・スブル村一帯のシリア軍司令部や拠点などを砲撃した。

AFP, April 26, 2024、ANHA, April 26, 2024、‘Inab Baladi, April 26, 2024、Reuters, April 26, 2024、SANA, April 26, 2024、SOHR, April 26, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求(2024年4月26日)

スワイダー県では、スワイダー24(4月26日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

抗議デモには数百人が集まった。

AFP, April 26, 2024、ANHA, April 26, 2024、‘Inab Baladi, April 26, 2024、Reuters, April 26, 2024、SANA, April 26, 2024、SOHR, April 26, 2024、Suwayda 24, April 26, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アリー・マムルーク大統領事務局治安問題担当顧問は露サンクトペテルブルクでの第12回安全保障上級国際会議で演説:「国民アイデンティティは外国のアジェンダに立ち向かうための第一防衛線」(2024年4月25日)

ロシアを訪問中のアリー・マムルーク大統領事務局治安問題担当顧問は、24日にサンクトペテルブルクで開幕した第12回安全保障上級国際会議において演説を行い、国民アイデンティティを保持することが国家の安全保障と平和の基本的な柱をなすと述べた。

マムルーク大統領事務局治安問題担当顧問は、以下の通り述べた。

国際の平和と安定、そして安全保障のために国民アイデンティティと伝統的価値観を維持することは、一部の国が、他国の国民アイデンティティを標的とし、その社会的な価値観に打撃を与えることでその国を切り裂き、偽りのスローガンや主題のもとに政治的アジェンダを実現しようとする時代において重要なテーマだ。

シリアに対するテロ戦争は、アイデンティティや帰属意識を標的としていた。つまり、外国のアジェンダ、文化や思想への侵略の試みに立ち向かうための社会的結束の維持を担う社会の第一防衛線を狙っていた。

SANA(4月25日付)が伝えた。

AFP, April 25, 2024、ANHA, April 25, 2024、‘Inab Baladi, April 25, 2024、Reuters, April 25, 2024、SANA, April 25, 2024、SOHR, April 25, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県で地元武装集団とシリア民主軍が交戦(2024年4月25日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、地元武装集団がシリア政府の支配下にあるマヤーディーン市とダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配地を隔てるユーフラテス川に架かるマヤーディーン橋近くに設置されているシリア民主軍の陣地複数ヵ所をロケット弾で攻撃した。

これに対して、シリア民主軍も応戦、マヤーディーン市野」学校近くなどを砲撃した。

地元武装集団はまた、ユーフラテス川東岸のシャアファ村に設置されているシリア民主軍の陣地複数ヵ所に潜入、両者の間で激しい戦闘が発生した。

AFP, April 25, 2024、ANHA, April 25, 2024、‘Inab Baladi, April 25, 2024、Reuters, April 25, 2024、SANA, April 25, 2024、SOHR, April 25, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

住民グループがスワイダー県出身の大学生の逮捕に抗議し、ダマスカス・スワイダー街道を封鎖、シリア軍士官多数を拉致(2024年4月25日)

スワイダー県では、、イナブ・バラディー(4月25日付)、シリア人権監視団によると、2月11日に同県出身の大学生がラタキア県で拘束、拘留を続けていることに対して、複数の住民グループが首都ダマスカスとスワイダー市を結ぶ街道の各所でシリア軍の士官ら多数を拉致するとともに、シリア軍将兵のスワイダー県への進入を阻止した。

拉致された士官のなかには、スワイダー県の出入国管理課長を務める准将も含まれているという。

また、スワイダー24(4月25日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)では、活動家らが抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

AFP, April 25, 2024、ANHA, April 25, 2024、‘Inab Baladi, April 25, 2024、Reuters, April 25, 2024、SANA, April 25, 2024、SOHR, April 25, 2024、Suwayda 24, April 25, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アリー・マムルーク大統領事務局治安問題担当顧問は露サンクトペテルブルクでの第12回安全保障担当上級国際会議に出席するバーレーン、オマーン、イラクの代表と個別会談(2024年4月24日)

ロシアを訪問中のアリー・マムルーク大統領事務局治安問題担当顧問は、サンクトペテルブルクで開幕した第12回安全保障担当上級国際会議に出席しているバーレーンのアーディル・ビン・ハリーファ・ファーディル国家情報院長、オマーンのハミール・ブーサイーディー国家安全保障評議会事務次長、イラクのカースィム・アアラジー国家安全保障評議会顧問と個別に会談し、各国との連携・協力関係の強化の方途、地域情勢の変化などについて意見を交わした。

SANA(4月24日付)が伝えた。

AFP, April 24, 2024、ANHA, April 24, 2024、‘Inab Baladi, April 24, 2024、Reuters, April 24, 2024、SANA, April 24, 2024、SOHR, April 24, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

 

パレスチナのハマースはシリアに指導部の受け入れを要請したとする一部報道を否定(2024年4月24日)

パレスチナのハマースはテレグラムのアカウント(https://t.me/hamas_wb/7053)を通じて、シリアに指導部の受け入れを要請したとする一部報道を否定した。

レバノン日刊紙の『リワー』(4月23日付)は、複数の匿名消息筋の話として、カタール政府がハマースの事務所閉鎖を決定したとされるなか、ハマースがシリア政府に対して指導部をシリア国内に受け入れるよう要請したものの、アサド大統領がこれを拒否したと伝えていた。

AFP, April 24, 2024、ANHA, April 24, 2024、‘Inab Baladi, April 24, 2024、al-Liwa’, April 23, 2023、Reuters, April 24, 2024、SANA, April 24, 2024、SOHR, April 24, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「決戦」作戦司令室がアレッポ県西部でシリア軍の自爆型無人航空機(ドローン)1機を撃墜(2024年4月24日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、マアッルバリート村、バーラ村、ファッティーラ村、カフル・ウワイド村を砲撃した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある第46中隊基地一帯でシリア軍の自爆型無人航空機(ドローン)1機を撃墜した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, April 24, 2024、ANHA, April 24, 2024、‘Inab Baladi, April 24, 2024、Reuters, April 24, 2024、SANA, April 24, 2024、SOHR, April 24, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求(2024年4月24日)

スワイダー県では、スワイダー24(4月24日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

AFP, April 24, 2024、ANHA, April 24, 2024、‘Inab Baladi, April 24, 2024、Reuters, April 24, 2024、SANA, April 24, 2024、SOHR, April 24, 2024、Suwayda 24, April 24, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県とラタキア県を自爆型無人航空機(ドローン)多数で攻撃、2人を殺害、3人を負傷させる(2024年4月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるハッバータ村一帯を自爆型無人航空機(ドローン)4機で、タカード村一帯を3機で攻撃、シャーム解放機構のメンバー1人を殺害、3人を負傷させた。

シリア軍はまた、アブザムー村を砲撃した。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を自爆型無人航空機(ドローン)1機で攻撃、同機構のムアーウィヤ・ブン・アビー・サフヤーン旅団のメンバー1人が死亡した。

AFP, April 23, 2024、ANHA, April 23, 2024、‘Inab Baladi, April 23, 2024、Reuters, April 23, 2024、SANA, April 23, 2024、SOHR, April 23, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求(2024年4月23日)

スワイダー県では、スワイダー24(4月23日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジャースィム市で麻薬密売に関与しているとされる若い男性が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, April 23, 2024、ANHA, April 23, 2024、‘Inab Baladi, April 23, 2024、Reuters, April 23, 2024、SANA, April 23, 2024、SOHR, April 23, 2024、、Suwayda 24, April 23, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ県北部でシリア軍とトルコ軍が砲撃戦を行い、シリア軍兵士4人が死傷(2024年4月23日)

アレッポ県では、ANHA(4月23日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北のアウン・ダーダート村を砲撃した。

トルコ軍はまたタッル・リフアト市近郊のシャイフ・ハラール村、カフル・ナースィフ村、シャッアーラ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ軍がタッル・リフアト市近郊のウンム・クラー村、スムーカ村を砲撃、シリア軍兵士2人が死亡、2人が負傷した。

同監視団によると、これを受けて、シリア軍はトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市の一つマーリア市郊外のトゥワイス村一帯を砲撃、2人を負傷させた。

**

ラッカ県では、ANHA(4月23日付)によると、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局のラッカ市で車に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

シリア人権監視団によると、爆発は、麻薬密輸業者らが収監されている「アフダース刑務所」に近いラッカ市北のタムウィーン地区で発生した。

AFP, April 23, 2024、ANHA, April 23, 2024、‘Inab Baladi, April 23, 2024、Reuters, April 23, 2024、SANA, April 23, 2024、SOHR, April 23, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサド大統領は2024号法律第19号を施行し、1961年法律第186号によって設立された情報省に代えて、世界中のメディア・システム・ツールの発展に対応するために新たに情報省を設置(2024年4月23日)

アサド大統領は2024号法律第19号を施行し、1961年法律第186号によって設立された情報省に代えて、新たに情報省を設置した。

SANA(4月23日付)によると、情報省の新設を定めて同法は、情報省が世界中のメディア・システム・ツールの発展に対応するためのもので、メディア分野が急速に拡大と発展を遂げていることを考慮して、省の役割を強化することを目的としている。

法律は、メディアと社会の結びつきを強化し、シリア国民の歴史や文明に根差した愛国的言論を作り出し、祖国と市民にかかる問題に取り組むために、情報省に中核的な役割を付与し、憲法と法律の規定に従って、国民がさまざまな情報とメディア・サービスを得る権利と、メディア活動における自由、メディアにおける表現の自由を補償することを定めている。

**

同法が定めた情報省の主な業務は以下の通り:

  • メディア部門の規制、公平な競争を補償するための基盤や統制の確立。
  • 国営部門と民間部門の協力促進。
  • メディア部門への投資。
  • ドラマ、ドキュメンタリーの製作。
  • 世論調査。
  • 広告産業、出版サービス産業の育成。
  • 出版物配布。
  • 電子メディアの育成。
  • 愛国的なデジタル・コンテンツの拡充。
  • アラブ・外国メディアの活動の組織、アラブ・外国メディアへの代表団の派遣。
  • シリアに配信される定期、不定期の刊行物の内容の追跡と、法律に沿った配布。
  • 出版社、メディア・トレーニング・センター、メディア・サービス企業などの認可、活動の調整。

**

情報省新設にかかる法案は、3月4日に人民議会で可決されていた。

AFP, April 23, 2024、ANHA, April 23, 2024、‘Inab Baladi, April 23, 2024、Reuters, April 23, 2024、SANA, April 23, 2024、SOHR, April 23, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍とロシア軍が海あるいは陸からのテロ攻撃やテロリストの潜入を想定して、タルトゥース県内の海軍基地沖で実弾合同演習を実施(2024年4月23日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて、シリア軍とロシア軍がタルトゥース県内の海軍基地沖で実弾合同演習を実施したと発表した。


演習は、海あるいは陸からのテロ攻撃やテロリストの潜入を想定して行われ、アブドゥルカリーム・マフムード・イブラーヒーム参謀総長、駐シリア・ロシア軍司令官のセルゲイ・キセル一等中将、両国の士官らが見守るなか、両国防空部隊、艦艇、クワッドボートなどが参加した。

SANA(4月23日付)が伝えた。

 

AFP, April 23, 2024、ANHA, April 23, 2024、‘Inab Baladi, April 23, 2024、Reuters, April 23, 2024、SANA, April 23, 2024、SOHR, April 23, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県ユーフラテス川東岸のスブハ村とダフラ村に集結するシリア民主軍と西岸に展開するシリア軍部隊が機関銃で撃ち合いに(2024年4月22日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸のスブハ村とダフラ村に集結する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と、西岸に展開するシリア軍部隊が機関銃で撃ち合いとなった。

AFP, April 22, 2024、ANHA, April 22, 2024、‘Inab Baladi, April 22, 2024、Reuters, April 22, 2024、SANA, April 22, 2024、SOHR, April 22, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県マアーッラト・ナアサーン村をドローン2機で攻撃し、シャーム解放機構のメンバー2人を殺害、農業労働者ら7人が負傷(2024年4月22日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村にあるシャーム解放機構の陣地と農業労働者が乗った車を自爆型無人航空機(ドローン)2機で攻撃し、シャーム解放機構のメンバー2人が死亡、農業労働者ら7人が負傷した。

シリア軍はまた、マアッルバリート村を砲撃した。

シャーム解放機構もシリア政府の支配下にあるカフルバッティーフ村を砲撃した。

AFP, April 22, 2024、ANHA, April 22, 2024、‘Inab Baladi, April 22, 2024、Reuters, April 22, 2024、SANA, April 22, 2024、SOHR, April 22, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒムス県タドムル市近郊の砂漠地帯にあるシリア軍の陣地複数ヵ所がダーイシュの襲撃を受け、兵士3人死亡(2024年4月22日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タドムル市近郊の砂漠地帯にあるシリア軍の陣地複数ヵ所がダーイシュ(イスラーム国)の襲撃を受け、兵士3人が殺害された。

AFP, April 22, 2024、ANHA, April 22, 2024、‘Inab Baladi, April 22, 2024、Reuters, April 22, 2024、SANA, April 22, 2024、SOHR, April 22, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求(2024年4月22日)

スワイダー県では、スワイダー24(4月22日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナワー市とダリー村を結ぶ街道で正体不明の武装集団が下士官(曹長)1人を銃で撃ち、殺害した。

AFP, April 22, 2024、ANHA, April 22, 2024、‘Inab Baladi, April 22, 2024、Reuters, April 22, 2024、SANA, April 22, 2024、SOHR, April 22, 2024、Suwayda 24, April 22, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アリー・マムルーク大統領事務局治安問題担当顧問がモスクワでロシア安全保障会議のニコライ・パトルシェフ書記と会談(2024年4月22日)

アリー・マムルーク大統領事務局治安問題担当顧問がロシアを訪れ、首都モスクワでロシア安全保障会議のニコライ・パトルシェフ書記と会談した。

RIAノーヴォスチ通信(4月22日付)によると、会談では、中東情勢、シリアにおける安全、主権の確保に向けた両国の協力のありようなどが議論された。

RIA Novosti, April 22, 2024をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサド大統領は、アブハジア共和国のアルドズィンバ外務大臣と会談し、「世界の多数派」と題した政治・思想対話を行う(2024年4月21日)

アサド大統領は、大統領府でアブハジア共和国のイナル・アルドズィンバ外務大臣と会談し、「世界の多数派」と題した政治・思想対話を行い、ロシアのチャンネル1(カナール1、第1チャンネル)がこれを放映した。

対話のなかで、アサド大統領は、諸国民のアイデンティティと西側諸国が世界各地で仕掛けている戦争との関係、これによって諸外国、諸国民が尊厳と引き換えに強いられている代償、西側諸国が持つ大国意識のコンプレックス、西側諸国に真の指導者がいるかといった点についてのビジョンを示した。

対話は、自決と主権を目指す諸外国の役割を中心に行われ、こうした国々が米国をはじめとする西側諸国に対峙する「世界の多数派」をなしていることが確認された。

対話におけるアサド大統領の主な発言は以下の通り。

**

「世界の多数派」の解釈

過去10年に発生したすべての紛争が国民アイデンティティに関係している。我々は外的影響からこれをどう守るかを学ばねばならない。我々に勝利する唯一の方法とは、我々の国民アイデンティティを破壊することだ。国民的アイデンティティとは概括的な概念であり、多くの意味がある。そのなかには文化、価値のシステム、伝統が含まれる。

これ(国民的伝統の破壊)が彼らの支配のやり方だ。だが、自分たちが国民アイデンティティを守ろうとする時、彼らにこう言ってやることができる。「あなた方は現状を適切に分析し、操作することはできない」と。だが、自分たちが国民アイデンティティを喪失すれば、自分たちにとっての唯一の関心事は、個人的な利益だけになってしまう。つまり、カネだ。カネは国境を越えたグローバルなもので、それを通じて支配することができる。だから、米国は東西のすべてのパートナーを支配している。どんな国、どんな政治家でも支配できる。

米国の影響力の低下について

それ(米国の影響力の低下)はまったくその通りだ。人々は過去の過ちから学んでいる。我々は、西側と友好的であろうとした。だが、西側は友人も、パートナーも受け入れない。従属する者しか受け入れない。

彼ら(ボロディミル・ゼレンスキー大統領ら西側の追随者)は、いつも「承知しました」としか言わず、どんな命令にも従う者たちだ。「右へ、左へ、上へ、下へ」と命じれば、いつも「分かりました、ボス」と答える連中だ。

彼ら(西側)は民主主義について語るのが大好きなくせに、「嫌です」と言われるのに耐えられない。彼らの民主主義とは、とにかく彼らに「はい」と言ってくれることなのだ。それが彼らの民主主義だ。

多極主義について

多極主義は人類の文明が始まって以来存在している。さまざまな段階において、さまざまな種類の社会制度があった。そのことは、時には戦争し合い、時には協力し合うまったく異なった複数の帝国が存在していたことによって裏付けられている。だが、多極主義とは、経済、あるいは文化であることもあるが、それより重要なのは、世界が多様に創造されたということだ。

一極主義は、その構造において矛盾している。それは、ソ連崩壊時に現れ、世界を混乱に陥れ、私の国、そして世界の多くの国などがその代償を支払っている。

今日の我々の問題は、国家間の協力がよりどころとする明白な基盤がないことにある。このことが常に紛争をもたらしている。だが、複数の言語や文化があり、世界は多様性で多元的だった。重要なのは、このことが法のもとにあることで、シリアとロシアはこうした状況が認められるメカニズムを全力で支援している。

ロシアへの評価

我々は次のような物言いを多く耳にしてきた。「ロシアはシリア大統領、シリア政府を支えた」。だが、これは正しい解釈ではない。ロシアはシリア国民を支え、シリアの独立を守り、それによって、紙面において今も存在している国際法を擁護したのだ。ロシアは国際テロに対峙したのだ。テロリストが法を逸脱した地元の悪党だとの説明は単純過ぎる。そうではなく、彼らは世界的なネットワークだ。ヨーロッパ、ロシア、インドネシア、そして世界のそれ以外の地域に存在している。今日のテロは、イデオロギー的に均質なのだ。ロシアはシリア領内でテロとの戦いに突入した。シリア国民を守ることで、自分たちの国を守っているのだ。ロシアがテロとの戦いについて発言する時、それは国際社会のレベルで、とりわけ、地中海沿岸地域、そして我々の地域において重要なのだ。なぜなら、シリアは地政学的に極めて重要な地位にあるからだ。

ロシアのウクライナ侵攻(特別軍事作戦)について

私はこう言った。「ウクライナに対するロシアの特別軍事作戦は歴史の流れを矯正するだろう。それによって歴史が書き換えられる、あるいは置き換えられるのではなく、矯正されるだろう」。なぜなら、大国としてのロシアは、西側諸国の他国への内政干渉に抵抗しているからだ。シリアであろうとウクライナであろうと、ロシアがどこでテロと戦っているかは問題ではない。敵は一つだからだ。ロシアは今日、政治、軍事における世界の均衡を支えている。なぜなら、均衡喪失に苦しんできたからだ。ソ連の崩壊は驚くべきことではなかった。むしろ、それは、歴史的に共存し合ってきたソ連内部の少数派を覚醒させるために講じられた措置の結果だった。

例えばクリミアを例にとってみよう。フルシチョフはクリミアをウクライナの支配下に移した。この地域で暮らすロシア市民はロシアから独立しようなどと一度も試みたことはなかった。だが、同地のナチが、あらゆるロシア的なものに対して宣戦を布告した。ベラルーシのロシア人、「小ロシア」(ウクライナ)のロシア系諸住民はロシア語やロシア文化を非常に近しく感じていることは周知の通りであり、ウクライナ東部にはロシア人が暮らしている。だが、ウクライナのナチには明確な目的があった。米国は第二次世界大戦以前からウクライナの民族主義者の敵たちを支援してきた。米国は第二次世界大戦以前からウクライナの民族主義者の敵たちを支援し、戦争中に憎しみを募らせた。米国は2004年以前はロシアとの闘争において諜報機関を通じて彼らを利用してきた。これは異常なことだ。私はこの紛争がロシアの勝利で終わると確信している。このことで同胞である諸国民は一つになっている。だから、こう言いたい。「ロシアは他国が台無しにしたものを矯正している」。

中国への評価

ソ連崩壊後、リベラリズムが最終勝利を収めたという幻想が生じた。この世の楽園は、政治においても、経済においても米国に似たものになり、資本が生活における主要な目標となり、我々はそのために人道的な道徳を犠牲にしても良いという幻想だ。しかし、中国はまったく別のモデルを示した。共産主義の原理と資本主義経済の融合だ。この融合によって、企業が経済的な自由を享受する中央集権的で社会的な国家が作り出された。我々は2008年以降、西側経済が衰退するなかで、中国がどのように興隆したのかを見てきた。その結果、中国は、資本主義の原理が経済にとってきわめて重要であることを立証した。しかし、資本主義は国家を運営するモデルとしては失敗しているとみなされている。我々は中国の戦略的役割をこのように見ている。

西側との対話の可能性について

希望(西側との対話再開の希望)は常に存在する。結果を得られないと分かっていても、試みなければならない。なぜなら、政治とは可能性の芸術だからだ。我々が彼らをよく見ていないとしても彼らとともに行動し、我々は自らの権利を譲歩しないと彼らに説明しなければならない。彼らとは平等の原則のもとでのみ協力する。米国は現在、我々の領土の一部を違法に占領し、テロリストに資金を供与し、同じく我々の領土を占領しているイスラエルを支援している。だが、我々との会談が何ももたらさないとしても、彼らと時に会うこともある。いかなるものでも変わることがあるからだ。

私は長らく西側で暮らしていた。科学や文化における彼らの偉業を尊敬している。これらの偉業のおかげで彼らは強国になったからだ。だが、力が彼らを退廃させ、政治階級は衰退した。彼らは自分たちのことにより多くの関心を持つようになり、国民に関心を示さなくなった。彼らのメディアは家族を破壊し、人間を孤立させる仮想空間を作り出した。これらすべてが将来、彼らの偉業を無に帰すことになろう。

NGOの影響力について

我々と西側は5世紀にわたって対立状態にある。だが、現下の包囲は1979年に始まった。西側は1970年代半ばに我々と対立するテロへの資金供与を始めた。だが、それによって彼らが望んでいた成果は生じなかった。1990年代に手段と手法は変わり、メディア、衛星チャンネル、インターネットを通じた圧力が始まった。もちろん、NGOを通じた圧力もだ。NGOはもっとも危険な組織だと考えている。なぜなら、それは慈善活動という仮面をつけているからだ。だが、実際のところ、NGOは情報を集め、国益に反するかたちでこれらの情報を利用し始めている。我々は戦争前から彼らを注意深く監視してきた。我々は、こうした組織を通じて、米国、そしてその諜報機関であるCIAが、敵だけでなく、同盟国さえも支配していることを知っていた。

戦争が始まると、これらNGOは、外交代表部と同じように活動を自ら停止した。それは論理的なことだった。なぜなら、我々はいずれにしても彼らを追放したからだ。そうすることで、彼らは影響力を及ぼす手段を失った。彼らには直接対決、テロ悪党への資金供与以外の手段はなくなった。こうした組織の目的は、我々の国であれ、あなたの国であれ、ウクライナであれ、一つしかない。それは、心を支配し、政府の中枢に達し、隠れた占領者の利益に奉仕するような政権交代を行うことだ。こうした組織が本当に人道的であったのなら、国連関連機関を支援していただろう。だが、そうしたことは決して行わなかった。

パレスチナ・イスラエル情勢について

西側、とりわけ米国の政策は、「分割して統治せよ」の原則に基づいている。これが彼らの支配の仕方、ある種の脅迫だ。それは非道徳的な状態だが、現実なのだ。

米国はどんな紛争でも、糖尿病やガンのような深刻な慢性疾患へと変えてしまう。紛争の代償を支払うのは、戦っている当事者だ。我々が米国と言う時、それは西側全体を意味している。なぜなら、西側は米国に完全に支配されているからだ。米国はどんな紛争であっても利益を得る。そしてそのあとで、一歩引いて、混乱が生じるのを傍観し始め、決定的打撃を与えるのにふさわしい瞬間を待つ。米国にとって、あらゆる紛争が利益の源なのだ。

中東諸国と西側諸国の関係の希薄化について

多くの国が、米国には友好国などいないことに気づいている。米国のパートナーを自認していたすべての国が、米国にはパートナーなどいないことを完全に理解するようになった。西側さえもだ。なぜなら、友人、パートナーとは、共通の利益を持っているものと理解されるからだ。だが、米国には米国だけの利益しかない。だから、米国との関係は、正常で安全なかたちではありえない。世界の多くの国が、中国との関係を拡大させるようになっている。そのなかには、西欧やラテンアメリカの国々もある。これは正しいことだ。なぜなら、米国はパートナーとされる国の利益さえも無視し、ドルを武器として利用し、政治的圧力をかけるからだ。彼らの賭けでパートナーがインフレや失業に見舞われても問題ではない。こうしたことは世界のなかで誰も議論しないが、際限なく続くものでもないだろう。

幼少期について

若い頃は、多くのプランがあって、それをすべて実現したいと考えていた。歳を重ねるごとに、何事にも代償があることに気づくようになり、優先順位を決めるようになった。これができなければ、これもできない、といったようにだ。あの頃を懐かしんでいるわけではない。時間とともに経験を積み、より効率的になっていっただけのことだ。

SNSについて

大統領になる前、若い頃は、テクノロジーに関心があった。デジタル・テクノロジーの未来を信じていた。だが、同時に、インターネットを通じて、どの国の生活にも外部から簡単に干渉できるようになると確信していた。SNSに時間を割くときは、人々と直接的な関係を築くことにも時間を割くことを忘れてはいない。SNSは人を欺く可能性があり、コメントや評価が本物かどうかは分からない。フォローしたものすべてを現実と比較する必要がある。仮想空間の世論は多数意見を反映したものではなく、その一部に過ぎない。フェイクかもしれない。だから、決定を下す時に、SNSに依存してはならない。私がシリアでインターネット技術の開発を推進し始めたとき、それが両刃の剣だということは分かっていた。先端技術には危険が伴うことを常に忘れてはならない。

趣味や家族について

若い頃は、映画やテレビが好きではなく、読書とスポーツが好きだった。だが、大人になるにつれて、時間があれば、インターネットでドキュメンタリーを見たり、聞いたりするようになった。音楽は大好きで、気分に合わせて音楽を聴きます。

父の生前、私がシリアでインターネットの開発に取り組んでいた時、政府首脳としてのキャリアが待っているとは予想していなかった。政府内の役職に就くことも予想していなかった。自分の将来について父と話すことはなかった。こうした問題は、個々人が、自分の立ち位置を理解して、自分で決めなければならないものだと考えている。自分の子どもがどんな未来を選ぶかは分からない。我々はみな、自分たちの国の市民であるから、何らかのかたちで国に奉仕するだろう。それぞれが自分の役割を決めると考えている。政府の首脳になるかもしれないし、経営者になるかもしれない。あなたの国の利益にならないかもしれない。こうしたことは、1人の人間から、その人の本質から生じるものだ。子供がどうなるかを父が決めるのは良いことだとは思っていない。子供は親から祖国愛、国の歴史への経緯、そして国のために努力する準備をすることを学ぶことはできる。科学分野の資格を取得することは重要なことだ。だが、そのあとに、どの分野で国に奉仕できるかを決めなければならない。私の子供たちは、戦争のなかで育った。そのためによくこう質問してくる。「なぜ、この戦争は始まったのですか?」 彼らの世代がリベラリズムの攻撃に立ち向かう時、彼らはなぜこの戦争が必然だったのかを理解するだろう。そして、その時、この世代はおおいに成功することになろう。

**

SANA(4月21日付)が伝えた。


AFP, April 21, 2024、ANHA, April 21, 2024、‘Inab Baladi, April 21, 2024、Reuters, April 21, 2024、SANA, April 21, 2024、SOHR, April 21, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

地元武装集団がダイル・ザウル県ズィーバーン町にあるシリア民主軍の陣地複数ヵ所をロケット弾で攻撃(2024年4月21日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、地元武装集団がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるズィーバーン町にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の陣地複数ヵ所をロケット弾で攻撃した。

AFP, April 21, 2024、ANHA, April 21, 2024、‘Inab Baladi, April 21, 2024、Reuters, April 21, 2024、SANA, April 21, 2024、SOHR, April 21, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍がイドリブ県アーフィス村一帯をドローン5機で攻撃、シャーム解放機構のメンバー1人を殺害、2人を負傷させる(2024年4月21日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアーフィス村一帯を無人航空機(ドローン)5機で攻撃、シャーム解放機構のメンバー1人を殺害、2人を負傷させた。

シリア軍はまた、ザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村一帯を砲撃した。

一方、シャーム解放機構は、カルサア村一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるアイン・イーサー村一帯を砲撃し、シリア軍兵士多数が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍もクバイナ丘をドローン1機で攻撃し、シャーム解放機構のウスマーン・ブン・アッファーン旅団に所属する特殊軍団大隊の司令官1人を殺害した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府支配下の北部を砲撃、これによりシリア軍兵士1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

ロシア当事者和解調整センターのユーリ・ポポフ副センター長は、シャームの民のヌスラ戦線(旧シャーム解放機構)とトルキスタン・イスラーム党がアレッポ県内のシリア軍の陣地に1日に2回の砲撃を行い、これによりシリア軍兵士1人が負傷したと発表した。

AFP, April 21, 2024、ANHA, April 21, 2024、‘Inab Baladi, April 21, 2024、Reuters, April 21, 2024、RIA Novosti, April 21, 2024、SANA, April 21, 2024、SOHR, April 21, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求(2024年4月21日)

スワイダー県では、スワイダー24(4月21日付)によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ムザイリーブ町で麻薬密輸業者メンバーと見られる3名が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて、2人が死亡、1人が負傷した。

AFP, April 21, 2024、ANHA, April 21, 2024、‘Inab Baladi, April 21, 2024、Reuters, April 21, 2024、SANA, April 21, 2024、SOHR, April 21, 2024、Suwayda 24, April 21, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍がシリア政府の支配下にあるダイル・ザウル県マヤーディーン市に近いユーフラテス川河畔で国防隊と地元武装集団を攻撃(2024年4月20日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がシリア政府の支配下にあるマヤーディーン市に近いユーフラテス川河畔で国防隊と地元武装集団に向けて攻撃を行った。

一方、国防隊と地元武装集団もダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるハワーイジュ村近郊を砲撃した。

AFP, April 20, 2024、ANHA, April 20, 2024、‘Inab Baladi, April 20, 2024、Reuters, April 20, 2024、SANA, April 20, 2024、SOHR, April 20, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求(2024年4月20日)

スワイダー県では、スワイダー24(4月20日付)によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

AFP, April 20, 2024、ANHA, April 20, 2024、‘Inab Baladi, April 20, 2024、Reuters, April 20, 2024、SANA, April 20, 2024、SOHR, April 20, 2024、Suwayda 24, April 20, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

国防省はシリア軍部隊がロシア空軍の協力を得て、ダイル・ザウル県、ヒムス県タドムル市農村地帯のテロ組織の指揮所などへの精密特殊作戦を実施する一方、アレッポ県西部でテロリストのドローン多数を撃墜したと発表(2024年4月20日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、シリア軍の拠点や安全な町・村に対して繰り返される武装テロ組織の攻撃への報復として、シリア軍部隊がロシア空軍の協力を得て、ダイル・ザウル県とヒムス県タドムル市農村地帯にあるテロ組織の指揮所、陣地、車輛に対して無人航空機(ドローン)と砲撃による精密特殊作戦を実施したと発表した。

これにより、指揮所複数ヵ所を完全に破壊、ダーイシュ(イスラーム国)の指導者らを含む数十人を殲滅した。

シリア軍部隊はまた、アレッポ県農村地帯で、テロリストのドローン多数を撃墜し、その攻撃を阻止した。

一方、ダルアー県農村地帯のシリア軍の検問所でも、テロ組織を撃退し、メンバー多数を殺傷、保有していた武器を押収した。

https://youtu.be/YpS9WfwzTk0

SANA(4月20日付)が伝えた。

**

これに関して、シリア人権監視団は、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県のカフル・アンマ村および同地一帯の複数ヵ所を高性能爆発ミサイルで攻撃したと発表した。

同監視団によると、シリア軍はまた、カスル村、ハッバータ村を砲撃した。

AFP, April 20, 2024、ANHA, April 20, 2024、‘Inab Baladi, April 20, 2024、Reuters, April 20, 2024、SANA, April 20, 2024、SOHR, April 20, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

外務在外居住者省はシリア領内に対するイスラエルのこれまでの攻撃や侵略をもっとも強い調子で非難、国際社会にイスラエルの犯罪を停止させるためにあらゆる措置を講じるよう呼びかける(2024年4月19日)

外務在外居住者省は、シリア領内に対するイスラエルのこれまでの攻撃や侵略をもっとも強い調子で非難、国際社会、安保理など国連各機関に対して、この攻撃を非難し、イスラエル・シオニスト政体による、テロ犯罪、戦争犯罪、ジェノサイド、人道に対する罪を停止させるためにあらゆる措置を講じるよう呼びかけた。

SANA(4月19日付)が伝えた。

AFP, April 19, 2024、ANHA, April 19, 2024、‘Inab Baladi, April 19, 2024、Reuters, April 19, 2024、SANA, April 19, 2024、SOHR, April 19, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエルがイランへのドローン攻撃と前後して、シリア南部の航空基地、レーダー・サイトを爆撃(2024年4月19日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、イスラエル軍が午前2時55分、占領下イスラエル(パレスチナ)北部方面から、南部地区の防空部隊陣地複数ヵ所を狙って攻撃を行い、物的損害が生じたと発表した。

**

これに関して、RTアラビア語版(4月19日付)は、爆撃がスワイダー県のサアラ航空基地、アルザ村とスライハ村に設置されている空港施設にも及んだと伝えた。

一方、シリア人権監視団によると、イスラエル軍戦闘機複数機が19日未明に占領下ゴラン高原からシリア領空を侵犯し、ダルアー県イズラア市・カルファー村間に設置されている防空レーダー施設を狙って爆撃を実施、激しい爆発音が複数回確認された。

同監視団によると、イスラエル軍の攻撃に対して、シリア軍防空部隊は迎撃を行わなかったという。

**

なお、ABCニュース(4月19日付)は、イスラエルが13日深夜から14日未明にかけてのイラン・イスラーム革命防衛隊による大規模報復攻撃への報復として、イラン領内のシャヒード・サラーミー基地(イスファハン)を攻撃したと伝えた。

ファールス通信(4月19日付)は、同基地近くで3回の爆発音が確認されたと伝えた。

これに関して、イラン空軍報道官は、無人航空機(ドローン)複数機が撃破されたとしたうえで、ミサイルに攻撃は行われていないと発表した。

ABC News, April 19, 2024、AFP, April 19, 2024、ANHA, April 19, 2024、Fars News Agency, April 19, 2024、‘Inab Baladi, April 19, 2024、Reuters, April 19, 2024、RT Arabic, April 19, 2024、SANA, April 19, 2024、SOHR, April 19, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求(2024年4月19日)

スワイダー県では、スワイダー24(4月19日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

AFP, April 19, 2024、ANHA, April 19, 2024、‘Inab Baladi, April 19, 2024、Reuters, April 19, 2024、SANA, April 19, 2024、SOHR, April 19, 2024、Suwayda 24, April 19, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.