ダイル・ザウル県でシリア民主軍などが地元武装集団の襲撃を受け、3人死亡(2024年4月6日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるジュダイド・バッカーラ村で、正体不明の武装集団が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の陣地2ヵ所を攻撃、兵士1人を拉致した。

また、アズバ村の市場では、民政評議会の関税局の職員2人が、政府の支配地域から潜入した地元の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

これに対して、シリア民主軍はシリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸のバクラス村近くの複数ヵ所を砲撃した。

AFP, April 6, 2024、ANHA, April 6, 2024、‘Inab Baladi, April 6, 2024、Reuters, April 6, 2024、SANA, April 6, 2024、SOHR, April 6, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュがダイル・ザウル県、ヒムス県で村や羊飼いを襲撃(2024年4月6日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市とラッカ県ラッカ市を結ぶ街道を封鎖し、ティブニー町近郊のカスビー村、ブワイティーヤ村を襲撃した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがタドムル市西のダワー地区で羊飼いを襲撃、複数人を殺害した。

AFP, April 6, 2024、ANHA, April 6, 2024、‘Inab Baladi, April 6, 2024、Reuters, April 6, 2024、SANA, April 6, 2024、SOHR, April 6, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求(2024年4月6日)

スワイダー県では、スワイダー24(4月6日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

AFP, April 6, 2024、ANHA, April 6, 2024、‘Inab Baladi, April 6, 2024、Reuters, April 6, 2024、SANA, April 6, 2024、SOHR, April 6, 2024、Suwayda 24, April 6, 2024などをもとに作成。

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シリア軍部隊は昼夜、ロシア軍の支援を受けて、アレッポ県とイドリブ県の農村地帯にある「テロリスト」の指揮所複数ヵ所、車輛や重装備を攻撃し、これを破壊、多数の「テロリスト」を殺傷したと発表(2024年4月6日)

国防省はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、シリア軍部隊が昼夜、ロシア軍の支援を受けて、アレッポ県とイドリブ県の農村地帯にある「テロリスト」の指揮所複数ヵ所、車輛や重装備を攻撃し、これを破壊、多数の「テロリスト」を殺傷したと発表した。

また、複数の無人航空機(ドローン)を迎撃、多数を破壊したと付言した。

https://youtu.be/qiHqvPipnBk

SANA(4月6日付)が伝えた。

AFP, April 6, 2024、ANHA, April 6, 2024、‘Inab Baladi, April 6, 2024、Reuters, April 6, 2024、SANA, April 6, 2024、SOHR, April 6, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県西部の砂漠地帯国防隊とシリア軍第17師団の共同陣地複数ヵ所を襲撃、国防隊メンバー5人殺傷(2024年4月5日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが県西部の砂漠地帯(ティブニー町とラッカ県のマアダーン町の間に位置するアウサジュ地区)にある国防隊とシリア軍第17師団の共同陣地複数ヵ所を襲撃、国防隊メンバー2人を殺害、3人を負傷させた。

シリア人権監視団によると、6日に第17師団の兵士1人が遺体で発見された。

AFP, April 5, 2024、ANHA, April 5, 2024、‘Inab Baladi, April 5, 2024、Reuters, April 5, 2024、SANA, April 5, 2024、SOHR, April 5, 2024、April 6, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がハマー県で自爆型ドローンによる攻撃を実施、新興のアル=カーイダ系組織の一つアンサール・イスラームのメンバー1人と外国人戦闘員1人を殺害(2024年4月5日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村近郊で、軍用車輛1台を自爆型無人航空機(ドローン)1機で攻撃し、新興のアル=カーイダ系組織の一つアンサール・イスラームのメンバー1人と外国人戦闘員1人を殺害した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるワサータ村、カスル村一帯を砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室は、県西部の第46中隊基地一帯でシリア軍の自爆型無人航空機(ドローン)1機を撃墜した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村の丘陵地帯を砲撃した。

AFP, April 5, 2024、ANHA, April 5, 2024、‘Inab Baladi, April 5, 2024、Reuters, April 5, 2024、SANA, April 5, 2024、SOHR, April 5, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求(2024年4月5日)

スワイダー県では、スワイダー24(4月5日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市ダルアー・バラド地区で軍事情報局のメンバーが、元反体制武装集団メンバーの住民1人を銃で撃ち、殺害した。

また、シャイフ・サアド村でも、若い男性が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて、死亡した。

AFP, April 5, 2024、ANHA, April 5, 2024、‘Inab Baladi, April 5, 2024、Reuters, April 5, 2024、SANA, April 5, 2024、SOHR, April 5, 2024、Suwayda 24, April 5, 2024などをもとに作成。

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ダマスカス県のヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、アレッポ県のナイラブ・パレスチナ難民キャンプ、アレッポ市、ダイル・ザウル県ダイル・ザウル市で世界クドスの日を記念して「自由人の大洪水」と銘打った集会が行われる(2024年4月5日)

ダマスカス県では、ヤルムーク区のヤルムーク・パレスチナ難民キャンプで、世界クドスの日を記念して「自由人の大洪水」と銘打った集会が行われ、パレスチナ人民への支持、シオニスト(イスラエル)のテロ攻撃に対する抵抗への支持が訴えられた。

会場では、キャンプに居住するパレスチナ人らが抵抗枢軸諸国の国旗や抵抗組織の旗を掲げ、抵抗運動こそがイスラエルの占領を終わらせ、領土の解放、権利の回復、クドス(エルサレム)を永遠の首都とするパレスチナ独立国家の樹立を実現する唯一の方法であとするスローガンが連呼された。

また、バアス党ダマスカス支部のフサーム・サンマーン書記長、レバノンのヒズブッラーのアンマール・ムーサィー渉外関係責任者、パレスチナ人民解放戦線総司令部派(PFLP-GC)のタラール・ナージー書記長らが演説を行った。




SANA(4月5日付)が伝えた。

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また、アレッポ県のナイラブ・パレスチナ難民キャンプでも同様の祝典が行われ、パレスチナ人民と占領下クドス(エルサレム)に対するイスラエルの侵略行為、ガザ地区に対するジェノサイドに拒否の姿勢を示された。

祝典には、ナイラブ・パレスチナ難民キャンプ出身者が多く参加するクドス旅団のムハンマド・サイード司令官、パレスチナ解放戦線のムハンマド・ハッターブ・アレッポ地区メンバー、ファトフ・インティファーダのサミール・ナジーブ指導部メンバーらも出席、演説を行った。





アレッポ市のハムダーニーヤ地区でも、アラブ人部族が、シリア各地、イラク、そしてレバノンの部族の名士らとともに、パレスチナ人民との連帯を示す抗議デモを行った。

デモに参加したドゥルーズ派のシャイフ・アクルの1人ユースフ・ジャルブーウ師は、国民統合、パレスチナ支援、イスラエルの侵略拒否を訴えた。

また、スナー・ファフルッディーン人民議会議員も演説を行った。





SANA(4月5日付)が伝えた。

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ダイル・ザウル県でも、ダイル・ザウル市の無名戦士広場で、「自由人の大洪水」と銘打たれた同様の集会(主催者代表ヤフヤー・ミンディール氏)が開催され、県執行局のファーイズ・フサイン氏らが演説を行った。

SANA(4月5日付)が伝えた。

一方、シリア人権監視団は、集会がイラン・イスラーム革命防衛隊や「イランの民兵」の監督のもとに行われ、米国やイスラエルの国旗が焼かれたと発表し、その映像を公開した。

AFP, April 5, 2024、ANHA, April 5, 2024、‘Inab Baladi, April 5, 2024、Reuters, April 5, 2024、SANA, April 5, 2024、SOHR, April 5, 2024などをもとに作成。

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自閉症や発達障害の児童をケアするためのアマル・ハーニー・センターがダマスカス郊外県で開設され、後援者であるアスマー・アフラス大統領夫人がセンターを訪問(2024年4月5日)

自閉症や発達障害の児童をケアするためのアマル・ハーニー・センターがダマスカス郊外県サブーラ町に開設され、後援者であるアスマー・アフラス大統領夫人がセンターを訪問し、施設を視察、スタッフや児童らと懇談した。



https://youtu.be/-fkY174nf2o




SANA(4月5日付)が伝えた。

AFP, April 5, 2024、ANHA, April 5, 2024、‘Inab Baladi, April 5, 2024、Reuters, April 5, 2024、SANA, April 5, 2024、SOHR, April 5, 2024などをもとに作成。

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ハサカ県カーミシュリー市近郊のハーム村の入口に設置されている検問所に配置されているシリア軍部隊が村を通過しようとした米軍の装甲車4輌からなる車列の通行を阻止、これを退却(2024年4月4日)

ハサカ県では、シリア・テレビ(4月4日付)やシリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の協同支配下にあるカーミシュリー市近郊のハーム村の入口に設置されている検問所に配置されているシリア軍部隊が、村を通過しようとした米軍の装甲車4輌からなる車列の通行を阻止、これを退却させた。

装甲車4輌はヘリコプター2機の護衛を受けて移動中だった。

https://www.youtube.com/watch?v=QL6KIY1_ssw

AFP, April 4, 2024、ANHA, April 4, 2024、‘Inab Baladi, April 4, 2024、Reuters, April 4, 2024、SANA, April 4, 2024、SOHR, April 4, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求(2024年4月3日)

スワイダー県では、スワイダー24(4月2日付)によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

AFP, April 3, 2024、ANHA, April 3, 2024、‘Inab Baladi, April 3, 2024、Reuters, April 3, 2024、SANA, April 3, 2024、SOHR, April 3, 2024、Suwayda 24, April 3, 2024などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がラタキア県、アレッポ県でシリア軍兵士4人を狙撃し、殺害(2024年4月4日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるクバイナ丘一帯でシリア軍兵士3人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるシャイフ・アキール山一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ヒルバト・ガザーラ町近くの高速道路沿線で、麻薬密輸に関与していたとされる若い男性が遺体で発見された。

AFP, April 4, 2024、ANHA, April 4, 2024、‘Inab Baladi, April 4, 2024、Reuters, April 4, 2024、SANA, April 4, 2024、SOHR, April 4, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求(2024年4月4日)

スワイダー県では、スワイダー24(4月4日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

AFP, April 4, 2024、ANHA, April 4, 2024、‘Inab Baladi, April 4, 2024、Reuters, April 4, 2024、SANA, April 4, 2024、SOHR, April 4, 2024、Suwayda 24, April 4, 2024などをもとに作成。

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アサド大統領は特別職業訓練プログラムを修了した退役士官と会談(2024年4月4日)

アサド大統領は、退役軍人連盟が地方行政省の支援を受けて実施した特別職業訓練プログラムを修了した退役士官と会談した。

会談のなかで、アサド大統領は次のように述べた。

さまざまな分野で国家と社会に奉仕するために退役将校の成熟度、知識、蓄積された技術に投資することは重要だ。実施された訓練は、あなた方の軍人としての経験に、社会面、運営面での経験を加え、社会内において様々な役割を果たす際に反映されるだろう。

退役は新たな人生の始まりであって、人生の終わりではない。公務において達成した成果以上の成果をなすだろう。

国家機関を構築するプロセスにおける最大の課題は、古い労働システムを変革し、時代と状況に適した新たな先進的労働システムに置換し、国家機関を活性化し、その役割を明確に設置し得るかにかかっており、それにより、国家機関のすべてが実務的でより強力な機関に変化する。

SANA(4月4日付)などが伝えた。


AFP, April 4, 2024、ANHA, April 4, 2024、‘Inab Baladi, April 4, 2024、Reuters, April 4, 2024、SANA, April 4, 2024、SOHR, April 4, 2024などをもとに作成。

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シリア軍第5軍団所属の第8旅団がダルアー県でダーイシュの司令官の1人で指名手配中だったアブー・ターリク・スバイヒー容疑者を拘束(2024年4月3日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍第5軍団所属の第8旅団が、スワイダー県との県境に位置するラジャート高原で、ダーイシュ(イスラーム国)の司令官の1人で指名手配中だったアブー・ターリク・スバイヒー容疑者を拘束した。

AFP, April 3, 2024、ANHA, April 3, 2024、‘Inab Baladi, April 3, 2024、Reuters, April 3, 2024、SANA, April 3, 2024、SOHR, April 3, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配地を離陸したドローンがアレッポ市郊外上空に飛来、シリア軍がこれを迎撃(2024年4月3日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配地を離陸した無人航空機(ドローン(1機)がアレッポ市郊外上空に飛来、シリア軍がこれを迎撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、新興のアル=カーイダ系組織の一つアンサール・イスラームがガーブ平原のサルマーニーヤ村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ハッラーブ・シャフム村近くで正体不明の武装集団が住民1人を銃で撃ち、殺害した。

AFP, April 3, 2024、ANHA, April 3, 2024、‘Inab Baladi, April 3, 2024、Reuters, April 3, 2024、SANA, April 3, 2024、SOHR, April 3, 2024などをもとに作成。

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首都ダマスカスの軍事病院で、1日のイスラエルによる駐シリア・イラン大使館への爆撃で死亡したイラン・イスラーム革命防衛隊の顧問の葬儀が執り行われる(2024年4月3日)

首都ダマスカス(ダマスカス県)の軍事病院で、1日のイスラエルによる駐シリア・イラン大使館への爆撃で死亡したイラン・イスラーム革命防衛隊の顧問の葬儀が執り行われ、アリー・アッバース国防大臣、ホセイン・アクバリー・イラン大使らが参列した。

SANA(4月3日付)が伝えた。

AFP, April 3, 2024、ANHA, April 3, 2024、‘Inab Baladi, April 3, 2024、Reuters, April 3, 2024、SANA, April 3, 2024、SOHR, April 3, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍が占領下ゴラン高原への砲撃への対抗措置として、ダルアー県ヤルムーク渓谷にロケット弾複数発を発射(2024年4月2日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍がヤルムーク渓谷のマアリーヤ村一帯にロケット弾複数発を発射した。

攻撃は、シリア領内から占領下ゴラン高原に向けてロケット弾1発が発射されたことへの対抗措置。

AFP, April 2, 2024、ANHA, April 2, 2024、‘Inab Baladi, April 2, 2024、Reuters, April 2, 2024、SANA, April 2, 2024、SOHR, April 2, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがヒムス県スフナ市近郊の砂漠地帯にあるシリア軍第18師団の陣地を攻撃、兵士5人を殺害(2024年4月2日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがスフナ市近郊の砂漠地帯にあるシリア軍第18師団の陣地を攻撃、兵士5人を殺害した。

AFP, April 2, 2024、ANHA, April 2, 2024、‘Inab Baladi, April 2, 2024、Reuters, April 2, 2024、SANA, April 2, 2024、SOHR, April 2, 2024などをもとに作成。

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イドリブ県ではシャーム解放機構が、ハマー県ではシリア軍がそれぞれ自爆型ドローンで攻撃を実施(2024年4月2日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある県西部の第46中隊基地近くでシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるアブザムー町、タカード村、イルハーブ村、サハーラ村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が自爆型無人航空機(ドローン)でシリア政府の支配下にあるサラーキブ市近郊の陣地1ヵ所を攻撃、士官(大尉)1人が死亡した。

また、「決戦」作戦司令室がダーナー村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、負傷させた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるタッル・ワースィト村近郊の民家を自爆型無人航空機(ドローン)1機で攻撃した。

AFP, April 2, 2024、ANHA, April 2, 2024、‘Inab Baladi, April 2, 2024、Reuters, April 2, 2024、SANA, April 2, 2024、SOHR, April 2, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求(2024年4月2日)

スワイダー県では、スワイダー24(4月2日付)によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、インヒル市で地元武装集団が若い男性1人と子供1人を銃で撃ち殺害した。

また、ブスル・ハリール市とナーフタ町を結ぶ街道で、シリア軍兵士3人が武装集団の襲撃を受けて死亡した。

さらに、タファス市では地元武装集団のメンバー2人が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

AFP, April 2, 2024、ANHA, April 2, 2024、‘Inab Baladi, April 2, 2024、Reuters, April 2, 2024、SANA, April 2, 2024、SOHR, April 2, 2024、Suwayda 24, April 2, 2024などをもとに作成。

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1日のイスラエルによる駐シリア・イラン大使館への爆撃をめぐる国連安保理緊急会合:米国、英国、フランスはイスラエルではなく、イランを非難(2024年4月2日)

国連安保理緊急会合(議長:ヴェネッサ・フレージャー・マルタ常駐代表)が米ニューヨークにある国連本部で開催された。

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ロシアのワシリー・ネベンジャ駐国連大使は以下の通り発言した。

ロシアは、シリアの領土に対して今も行われている攻撃を、この国の主権と領土保全に対する重大な侵害とみなし、強く非難する。
我々は、紛争をさらに激化させることを目的としたイスラエルによるこうした攻撃的な行動を容認することは決してできず、阻止されなければならないとの姿勢に基づいている。我々は、イスラエルに対して、シリアや他の近隣諸国における挑発的な武力行使を放棄するよう強く求める。こうした行為は、地域全体において極めて深刻なリスクと結果をもたらしかねない。
国連安保理決議第2728号の即時停戦の要求にもかかわらず、死傷者の数は増加を続けている。
米国の黙認のもと、イスラエル指導部が、法的拘束力のある安保理の決定を露骨に無視していることを大いに懸念している。
我々は国際社会に対し、シリアの主権と外交財産の不可侵性を侵害するイスラエルの無謀な行動を無条件で非難するよう求める…。イスラエルの侵略は、国連憲章の規定と安保理および総会の関連決議だけでなく、外交および領事関係に関するウィーン条約の基本原則も無視している。
我々は、イラン外交施設に対するイスラエルの行動を公正に評価してくれることを期待している。

そのうえで、この攻撃によって事態が悪化した場合、攻撃を非難していない米国、英国、フランスが全面的にその責任を負うことになるだろうと強調した。

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中国の馬朝旭国連大使は、国連憲章と国際法への深刻な違反だと非難したうえで、「国際法のレッドラインと国際関係の基本的な基準がたびたび違反されている」と警鐘を鳴らした。

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フランスのニコラ・ドゥ=リビエール国連大使は、ハマースとイスラエルの戦闘が始まった昨年10月7日以降、イランと地域におけるその協力者は事態のエスカレートに思い責任を負っているとしたうえで、国際社会が緊張を緩和するためにあらゆることを行い、すべての当事者に自制を呼びかけねばならないと主張した。その一方で、シリアに対しては、国連安保理決議第2254号に沿った政治プロセスに専念するよう呼びかけた。

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日本の志野光子国連大使は、イスラエルによる駐シリア・イラン大使館爆撃に伴われるであろう事態を深い懸念をもって注視しているとしたうえで、すべての当事者に自制を呼びかけた。

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英国は、外交施設の不可侵性や外交官および領事職員の保護が重要だとしつつ、地域を不安定化させようとするイランの役割は受け入れられないと非難、イランの支援を受けるハマース、パレスチナ聖戦機構、ヒズブッラー、シリアとイラクの民兵、フーシー派は国際船舶や多国籍軍への攻撃に対して責任があると非難した。

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米国は、シリアでの爆撃に関与しておらず、事前に承知しておらず、また標的となったビルが何だったのかを確認してないと強調する一方、イランとそのプロキシ、協力組織は地域の緊張を高めることを回避する必要があると主張した。また、イランは、地域情勢に乗じてイスラエルなどへの代理戦争をエスカレートさせてはならないとの米国の警告を無視してきたと非難した。

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イランのザフラー・エルシャーディー駐国連大使も以下の通り発言した。

米国は…(中東)情勢に乗じて、シリアと地域を不安定化させようとしている。(ガザ地区で)イスラエル政権が犯したすべての犯罪に責任があるのは米国だ。

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シリアのクサイ・ダッハーク国連常駐代表は、1日のイスラエルによる駐シリア・イラン大使館への爆撃に関して、外交使節やその職員の保護を定めた国連憲章と国際監修に違反していると非難、米政権がイスラエルによって繰り返される攻撃に対して完全なる責任を負っている、と主張した。

AFP, April 2, 2024、ANHA, April 2, 2024、‘Inab Baladi, April 2, 2024、Reuters, April 2, 2024、RIA Novosti, April 2, 2024、SANA, April 2, 2024、SOHR, April 2, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求(2024年4月1日)

スワイダー県では、スワイダー24(4月1日付)によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

AFP, April 1, 2024、ANHA, April 1, 2024、‘Inab Baladi, April 1, 2024、Reuters, April 1, 2024、SANA, April 1, 2024、SOHR, April 1, 2024、Suwayda 24, April 1, 2024などをもとに作成。

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アレッポ県、イドリブ県、ラタキア県での戦闘でシリア軍兵士6人死亡、民間人10人以上が死傷(2024年4月1日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるシャイフ・アキール山一帯でシリア軍兵士2人を殺害した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるサラーキブ市一帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団とシリア軍が砲撃戦を行った。

これに対して、シリア軍は、シャーム解放機構の支配下にあるサルミーン市を砲撃し、女児1人と女性1人が死亡、女性と子供を含む11人が負傷した。

ホワイト・ヘルメットによると、女児1人と女性1人が死亡、子供3人と女性2人を含む9人が負傷。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるナフシャッバー村一帯でシリア軍兵士4人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, April 1, 2024、ANHA, April 1, 2024、‘Inab Baladi, April 1, 2024、Reuters, April 1, 2024、SANA, April 1, 2024、SOHR, April 1, 2024などをもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣は同省使節団とともに駐シリア・イラン大使館を訪問し、イスラエル軍の爆撃を「「ファシストの侵略行為」と非難(2024年4月1日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、同省使節団とともに、駐シリア・イラン大使館を訪問し、職員の安全を確認した。

大使館訪問中、ミクダード外務在外居住者大臣は、イランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務大臣と電話会談を行い、外交施設に対する「ファシスト」の侵略行為を強く非難、イランへの支持を表明した。

また、大使館の攻撃について、ガザ地区のパレスチナ人民に対する戦争が失敗したことによるシオニスト政体のヒステリー状態を示すで、イスラエルの蛮行は国際法のもとで保護されているはずの民間人や外交使節を区別せずに行われていることが明らかになったと主張した。

さらに、ミクダード外務在外居住者大臣は、訪問を締めくくるかたちで声明を出し、「イスラエル占領政体」はイランとシリアを結びつける関係に影響を及ぼすことはできない、と強調した。

これに対して、ホセイン・アクバリー駐シリア・イラン大使は、イスラエル軍の攻撃が国際法に違反した行為だとしたうえで、イスラエルはイランからの「断固とした対抗措置を受けるだろう」と述べた。





SANA(4月1日付)、タスニーム・ニュース(4月1日付)が伝えた。

AFP, April 1, 2024、ANHA, April 1, 2024、‘Inab Baladi, April 1, 2024、Reuters, April 1, 2024、SANA, April 1, 2024、SOHR, April 1, 2024、Tasnim News, April 1, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍が駐シリア・イラン大使館を爆撃、イラン・イスラーム革命防衛隊ゴドス軍団の幹部ら多数が死亡(2024年4月1日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、イスラエル軍が午後5時00分頃、占領下ゴラン高原から首都ダマスカス(マッザ区マッザ・オートストラード地区)にある駐シリア・イラン大使館を狙ってミサイルで爆撃を行い、シリア軍防空部隊がこれを迎撃し、ミサイルの一部を撃墜するも、大使館の施設1棟が完全に破壊され、中にいた全員が死傷、遺体の収容、扶桑社の救急搬送、瓦礫の撤去が行われていると発表した。

SANA(4月1日付)が伝えた。














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イランのタスニーム・ニュース(4月1日付)によると、破壊されたのは領事部と大使公邸が入っている建物。








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タスニーム・ニュース(4月1日付)によると、イラン・イスラーム革命防衛隊は、顧問のモハンマド・レザー・ザーヒディー氏とモハンマド・ハーディ・ハーッジー・ルハイミー氏、両名の護衛を務める顧問と士官5人が死亡したと伝えた。

死亡した護衛5人は、ホセイン・エミーヌッラーヒー、サイイド・メフディー・ジャラーラティー、モフセン・サダーカト、アリー・アーガー・バーバーイー、サイイド・アリー・サーレヒー・ローズブハーニー。

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Vsquds.net、エナブ・バラディー(4月1日付)によると、ザーヘディー司令官は1944年、イスファハーン生まれ。

「ハサン・マフダウィー」、「レザー・マフダウィー」といった別名でも知られている。

イラン・イラク戦争(1980~88年)に従軍し、重傷を負い、その後、1998~2002年にレバノン武装司令官を務めたのち、イスラーム・革命防衛隊の空軍司令官、陸軍司令官、サアルッラー軍団司令官、ゴドス軍団副司令官などを歴任、2008年にレバノン武装司令官に復職、現在に至る。

ゴドス軍団からヒズブッラーへの軍事支援、イランとヒズブッラーの関係維持を担う幹部司令官の1人、ヒズブッラーのシューラー評議会の外交にも出席、シリア国境に近いレバノン南部に展開するヒズブッラーの部隊を訪問してきたとされる。

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シリア人権監視団によると、この爆撃で11人が死亡した。

死者の内訳は、モハンマド・レザー・ザーヒディー・イラン・イスラーム革命防衛隊駐シリア・レバノン司令官、同司令官の副官、同司令官の執務室長、顧問(士官)2人、イラン・イスラーム革命防衛隊シリア・レバノン・パレスチナ総参謀機構のホセイン・エミールッラー機構長(准将)、その他士官を含むイラン人2人、レバノンのヒズブッラーのメンバー1人、シリア人2人。

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イナブ・バラディー(4月1日付)は、複数メディアがパレスチナのイスラーム聖戦機構のズィヤード・ナッハーラ書記長も死亡した可能性があると伝えた。

AFP, April 1, 2024、ANHA, April 1, 2024、‘Inab Baladi, April 1, 2024、Reuters, April 1, 2024、SANA, April 1, 2024、SOHR, April 1, 2024、Tasnim News, April 1, 2024、Vsquds.net, n.d.などをもとに作成。

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イスラエル軍が占領下ゴラン高原方面からダマスカス郊外県ジュムラーヤー村にある科学研究センター一帯を爆撃、これによって民間人2人が負傷(2024年3月31日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、午後9時30分頃、イスラエル軍が占領下ゴラン高原方面からダマスカス郊外県の複数ヵ所を爆撃、これによって民間人2人が負傷、若干の物的損害が出たと発表した。

SANA(3月31日付)が伝えた。

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サウト・アースィマ(3月31日付)やシリア人権監視団によると、爆撃では、ジュムラーヤー村にある科学研究センター一帯が標的となり、同地では火災が発生する一方、シリア軍防空部隊がミサイルの迎撃を試みた。

またシリア人権監視団によると、科学研究センター一帯では火災によるリンのような異臭が確認された。

AFP, March 31, 2024、ANHA, March 31, 2024、‘Inab Baladi, March 31, 2024、Reuters, March 31, 2024、SANA, March 31, 2024、Sawt al-‘Asima, March 31, 2024、SOHR, March 31, 2024、April 1, 2024などをもとに作成。

宗教関係省はハッジ(サウジアラビアのメッカへの巡礼)希望者の登録を4月1日から9日まで行うと発表(2024年3月31日)

宗教関係省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/awkafsyrian)を通じて、ヒジュラ暦1445年ズー・アル=ヒッジャ月(2024年6~7月)のハッジ(サウジアラビアのメッカへの巡礼)希望者の登録を4月1日から9日まで行うと発表した。

宗教関係省がハッジ希望者登録を実施するのは12年ぶりで、昨年5月のシリアとサウジアラビアの関係正常化を受けたもの。

AFP, March 31, 2024、ANHA, March 31, 2024、‘Inab Baladi, March 31, 2024、Reuters, March 31, 2024、SANA, March 31, 2024、SOHR, March 31, 2024などをもとに作成。

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ロシア軍がラッカ県、ヒムス県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯で、ダーイシュを狙って30ヵ所以上の爆撃を実施(2024年3月31日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍がラッカ県ラサーファ市一帯の砂漠地帯、ヒムス県のタドムル市一帯の砂漠地帯とスフナ市一帯の砂漠地帯、ダイル・ザウル県のビシュリー山一帯の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)を狙って30ヵ所以上の爆撃を行った。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがサラミーヤ市近郊の砂漠地帯でシリア軍部隊を襲撃し、シリア軍の士官(少尉)1人を殺害、1人を負傷させた。

AFP, March 31, 2024、ANHA, March 31, 2024、‘Inab Baladi, March 31, 2024、Reuters, March 31, 2024、SANA, March 31, 2024、SOHR, March 31, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構のウマル・ブン・アース旅団がイドリブ県南部でシリア軍に特攻自爆(インギマーシー)作戦を実施し、タジキスタン人戦闘員1人が死亡、またアレッポ市一帯に2度のドローンでの攻撃を試みる(2024年3月31日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構のウマル・ブン・アース旅団がシリア政府の支配下にあるタリーシャー丘一帯のシリア軍陣地複数ヵ所を攻撃、シリア軍と戦闘となった。

この戦闘で、ウマル・ブン・アース旅団のタジキスタン人戦闘員1人が死亡した。

これに関して、シャーム解放機構に近いアスカリー・メディア(3月31日付)によると、ウマル・ブン・アース旅団が特攻自爆(インギマーシー)攻撃を敢行したと伝えた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配地を離陸した無人航空機(ドローン)4機がアレッポ市一帯に飛来、シリア軍が迎撃した。

またその数時間後にも、シャーム解放機構の支配地を離陸したドローン複数機がシリア政府の支配下にあるアレッポ市郊外に飛来、シリア軍がこれを迎撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構とともに「決戦」作戦司令室を主導する国民解放戦線(シリア国民軍)に所属するアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動が県北部でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

AFP, March 31, 2024、ANHA, March 31, 2024、al-‘Askari, March 31, 2024、‘Inab Baladi, March 31, 2024、Reuters, March 31, 2024、SANA, March 31, 2024、SOHR, March 31, 2024などをもとに作成。

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