英『ガーディアン』:2016年から2018年にかけて英空軍がイラクとシリア領内で行った爆撃で、民間人29人が死亡(2023年3月23日)

英『ガーディアン』(3月23日付)は、2016年から2018年にかけて英空軍がイラクとシリア領内で行った爆撃で、民間人29人が死亡していたと伝えた。

爆撃は、ダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」の一環として、有志連合に参加する英空軍が実施したもの。

AFP, March 24, 2023、ANHA, March 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 24, 2023、The Guardian, March 23, 2023、Reuters, March 24, 2023、SANA, March 24, 2023、SOHR, March 24, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロイター:シリアとサウジアラビアが12年ぶりに双方の大使館を再開することで合意(2023年3月23日)

ロイター通信(3月23日付)は、複数の消息筋の話として、シリアとサウジアラビアが12年ぶりに双方の大使館を再開することで合意したと伝えた。

シリア政府に近い筋によると、両国政府の接触は、中国の仲介によりイランとサウジアラビアが7年ぶりに関係を改善したのを受けて加速したという。

イナブ・バラディー(3月23日付)によると、両国大使館はイード・アル=フィトル(4月21~22日の予定)後に再開される見込みだという。

AFP, March 23, 2023、ANHA, March 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 23, 2023、‘Inab Baladi, March 23, 2023、Reuters, March 23, 2023、SANA, March 23, 2023、SOHR, March 23, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

【トルコ・シリア大地震】国連からの支援物資を積んだ貨物車輌34輌が、バーブ・ハワー国境通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入る(2023年3月23日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、国連からの支援物資を積んだ貨物車輌34輌が、バーブ・ハワー国境通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入った。

これにより、トルコ・シリア大地震発生以降にトルコからバーブ・ハワー国境通行所を経由してシャーム解放機構の支配地に入った車輌の数は658輌、バーブ・サラーマ国境通行所、ラーイー村北の通行所、ハマーム村西の通行所(いずれもアレッポ県)を経由してトルコ占領地に入った車輌は308輌、合計で966輌となった。

AFP, March 23, 2023、ANHA, March 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 23, 2023、Reuters, March 23, 2023、SANA, March 23, 2023、SOHR, March 23, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

【トルコ・シリア大地震】ロシア、ヨルダンによる被災地支援続く(2023年3月23日)

ロシアから提供された医薬品や医療品などの支援物資がラタキア県のカルダーハ市にあるバースィル病院に届けられた。

**

バースィル・カーイド駐シリア・ヨルダン大使館臨時代理大使は、ヨルダンからの医療品、支援物資、人道物資を積んだ貨物車輌7輌がナスィーブ国境通行所(ダルアー県)に到着したことを明らかにした。

**

SANA(3月23日付)が伝えた。

AFP, March 23, 2023、ANHA, March 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 23, 2023、Reuters, March 23, 2023、SANA, March 23, 2023、SOHR, March 23, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア当事者和解調整センターは過去24時間で緊張緩和地帯内でヌスラ戦線(シャーム解放機構)による2回の砲撃を確認したと発表(2023年3月23日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長は、「緊張緩和地帯設置」で過去24時間に、ヌスラ戦線(シャーム解放機構)による2回(イドリブ県1回、ラタキア県1回)の砲撃を確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(3月23日付)が伝えた。

RIA Novosti, March 23, 2023をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍のアドライ報道官はイスラエル軍のドローン1機がシリア領内で墜落したと発表(2023年3月22日)

イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はツイッターのアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で、イスラエル軍の無人航空機(ドローン)1機がシリア領内で墜落したと発表した。

ツイートの内容は以下の通り:

(イスラエル)国防軍所属のドローンが今日、シリア領内で通常任務中に墜落した。情報が漏洩する懸念はない。事件は調査中である。

AFP, March 22, 2023、ANHA, March 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2023、Reuters, March 22, 2023、SANA, March 22, 2023、SOHR, March 22, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

【トルコ・シリア大地震】トルコ・シリア大地震発以降、トルコからシリアを訪れたシリア人の数が1万9345人に(2023年3月22日)

イドリブ県のシャーム解放機構支配地にあるバーブ・サラーマ国境通行所は声明を出し、2月6日のトルコ・シリア大地震の発生を受けて、トルコで休暇を取得し、シリアを訪れたシリア人の数が1万9345人に達していると発表した。

シリアを訪れているのは、いずれもトルコ国内の被災県で一時保護身分証で取得したシリア人。

https://www.facebook.com/BabAlhawaBC/posts/pfbid05WF2YQq2hY9bK33UbJqAAhceqzXJSzDckxmvzHnRh61tp51nz7dHPVDQzGASpJrBl?locale=ar_AR

AFP, March 22, 2023、ANHA, March 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2023、Reuters, March 22, 2023、SANA, March 22, 2023、SOHR, March 22, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県南東部のイマーム・アリー基地上空に所属不明の無人航空機1機が飛来、その直後に複数回の爆発が発生(2023年3月22日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるブーカマール市に近い砂漠地帯に設置されているいわゆる「イランの民兵」のイマーム・アリー基地(イマーム・アリー・コンパウンド)上空に所属不明の無人航空機1機が飛来、その直後に複数回の爆発が発生した。

同地では、「イランの民兵」が早朝に軍事演習を実施していたという。

AFP, March 22, 2023、ANHA, March 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2023、Reuters, March 22, 2023、SANA, March 22, 2023、SOHR, March 22, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

【トルコ・シリア大地震】国連からの支援物資を積んだ貨物車輌18輌が、バーブ・ハワー国境通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入る(2023年3月22日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、国連からの支援物資を積んだ貨物車輌18輌が、バーブ・ハワー国境通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入った。

これにより、トルコ・シリア大地震発生以降にトルコからバーブ・ハワー国境通行所を経由してシャーム解放機構の支配地に入った車輌の数は624輌、バーブ・サラーマ国境通行所、ラーイー村北の通行所、ハマーム村西の通行所(いずれもアレッポ県)を経由してトルコ占領地に入った車輌は308輌、合計で932輌となった。

AFP, March 22, 2023、ANHA, March 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2023、Reuters, March 22, 2023、SANA, March 22, 2023、SOHR, March 22, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊、ハサカ県マアバダ町一帯を砲撃(2023年3月22日)

ラッカ県では、ANHA(3月22日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村、M4高速道路沿線を砲撃した。

**

ハサカ県では、ANHA(3月22日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマアバダ(カルキールキー)町近郊の上サルマサーフ村に向けて発砲し、家畜4頭を殺害した。

AFP, March 22, 2023、ANHA, March 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2023、Reuters, March 22, 2023、SANA, March 22, 2023、SOHR, March 22, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハマー県の保健局はUNICEFから提供された仮設の医療所をラターミナ町、アバル村、ハンダク村の3ヵ所に設置(2023年3月22日)

ハマー県の保健局は、UNICEFから提供された仮設の医療所を、2020年3月までにシリア政府の支配下に復帰したラターミナ町、アバル村、ハンダク村の3ヵ所に設置した。

仮説医療所が設置された3町村には、医療施設がなかった。

SANA(3月22日付)が伝えた。

AFP, March 22, 2023、ANHA, March 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2023、Reuters, March 22, 2023、SANA, March 22, 2023、SOHR, March 22, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

【トルコ・シリア大地震】ロシア当事者和解調整センターがアレッポ県とラタキア県で支援活動を続ける(2023年3月22日)

ロシア当事者和解調整センターは、アレッポ市にある「孤児少女の家」に食料、毛布、電気製品などの救援物資を寄付した。

ロシア当事者和解調整センターはまた、ラタキア県ラアス・クルーリーヤ村に約4トンの食料救援物資を届けた。

このほか、ロシアからの食糧物資(29.8トン)を積んだ貨物輸送機が殉教者バースィル・アサド国際空港(ラタキア県)に到着した。

https://www.facebook.com/syrianarabnews/posts/pfbid0kXx4kYcbnNBsLwoAEQqpkFHQ55GfSvPqtsYrPXcXdvahHLdDdoVqAePQVpPHa5EGl

また、在ロシア・シリア大使館は声明を出し、新たに150トン分の支援物資がロシア在住のシリア人やロシア人から寄せられ、近くシリアに送付、シリア開発信託に引き渡すと発表した。

SANA(3月22日付)が伝えた。

AFP, March 22, 2023、ANHA, March 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2023、Reuters, March 22, 2023、SANA, March 22, 2023、SOHR, March 22, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍がラタキア県西の地中海上空からアレッポ国際空港一帯に向けて多数のミサイルを発射し、空港を利用不能に(2023年3月22日)

シリア軍は声明を出し、22日午前3時55分、イスラエル軍がラタキア県西の地中海上空からアレッポ国際空港一帯に向けて多数のミサイルを発射し、空港に物的被害が生じた、と発表した。

また、民間航空公社は声明を出し、イスラエル軍のミサイル攻撃によりアレッポ国際空港の滑走路と航法装置の一部が損傷したことを明らかにしたうえで、復旧作業が完了するまで空港の運用を停止、すべての発着便をダマスカス国際空港と殉教者バースィル・アサド国際空港(ラタキア県)に振り分けると発表した。

SANA(3月22日付)が伝えた。

**

シリア人権監視団によると、イスラエル軍が発射したミサイルは6発。

うち5発が、空港周辺にある「イランの民兵」の武器弾薬庫などの標的に到達した。

**

ロシアのスプートニク(3月22日付)が治安筋の話として伝えたところによると、ミサイル攻撃はアレッポ国際空港と隣接するナイラブ航空基地に対して行われた。

**

イスラエルのアルマ調査教育センターは、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/Israel_Alma_org/)などを通じてイランがトルコ・シリア大地震の被災者への人道支援を装って武器を移転したことに対処するために、イスラエル軍が再びミサイル攻撃を行ったとの見方を示した。

同センターは、前週にイランとシリアを複数回にわたって往復していたイランのポウヤ・エアのIl-76(イリューシン76)輸送機1機が、イランがロシアへの武器供与を始めて以降、テヘランとモスクワを頻繁に往復していたとしたうえで、同機がシリア国内に武器を持ち込んだ疑いがあると断じた。

https://twitter.com/Israel_Alma_org/status/1638452195505889282

https://twitter.com/Israel_Alma_org/status/1638452198139985921

https://twitter.com/Israel_Alma_org/status/1638452199922581505

**

シリア人権監視団は23日、この攻撃で「イランの民兵」4人が死亡したと発表した。

4人のうち2人は司令官を含むシリア人で、残り2人の国籍は不明だという。

AFP, March 22, 2023、Alma Research and Education Center, Marcch 22, 2023、ANHA, March 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2023、Reuters, March 22, 2023、SANA, March 22, 2023、SOHR, March 22, 2023、March 23, 2023、Sputnik News, March 22, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

パテル米国務省副報道官:「シリア政府との関係正常化に反対する我々の姿勢に変化はない」(2023年3月21日)

米国務省のヴェダント・パテル副報道官は、記者会見で、アサド大統領とアスマー・アフラス夫人のUAEへの訪問について、「シリア政府との関係正常化に反対する我々の姿勢に変化はない」と述べた。

AFP, March 22, 2023、ANHA, March 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2023、Reuters, March 22, 2023、SANA, March 22, 2023、SOHR, March 22, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

【トルコ・シリア大地震】三宅浩史臨時代理大使ら駐シリア日本大使館の使節団がシリア・アラブ赤新月社のアレッポ支部を訪問(2023年3月21日)

シリア・アラブ赤新月社はアレッポ支部のフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/SYRedCrescent.Aleppo/)で、 三宅浩史臨時代理大使ら駐シリア日本大使館の使節団がアレッポ支部を訪れ、同支部の代表や理事らと会談し、トルコ・シリア大地震の被害への対応、家屋の倒壊やインフラへの損害によって避難生活を余儀なくされている被災世帯への人道的ニーズ、被災者支援における連携の方途について意見を交わした。

https://www.facebook.com/SYRedCrescent.Aleppo/posts/pfbid02u9uwCNXnGV9fbchdAyLDWusqzjDJqoJv4P8fxY25J8PBd7Dt9RsmvAcVfA4W1c8nl

SARC-Aleppo, March 21, 2023をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

【トルコ・シリア大地震】スロン=ホルストOCHAシリア事務所副代表を代表とする使節団が、イタリア、ノルウェー、スウェーデン、スイスの人権開発団体の代表や政府関係者とともにラタキア県を訪れる(2023年3月21日)

国連人道問題調整事務所(OCHA)のマリナ・スロン=ホルスト・シリア事務所副代表を代表とする使節団が、イタリア、ノルウェー、スウェーデン、スイスの人権開発団体の代表や政府関係者とともにラタキア県を訪れ、ラタキア県のアーミル・ヒラール県知事と会談し、被災者への長期的な支援、政府機関、地元コミュニティ、関連機関との協力の方途について意見を交わした。

使節団はまた、ラタキア市、ハッファ市の避難所、テロによって被害を受けたドゥーリーン村の住宅復旧プロジェクトの現場を視察した。

SANA(3月21日付)が伝えた。

AFP, March 21, 2023、ANHA, March 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 21, 2023、Reuters, March 21, 2023、SANA, March 21, 2023、SOHR, March 21, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサド大統領はイランのハラーズィー外交問題戦略評議会議長と会談、思想や政治にかかわる問題、国際情勢の変化や進展などについて意見を交わす(2023年3月21日)

アサド大統領は、シリアを訪問中のカマール・ハラーズィー・イラン外交問題戦略評議会議長を代表とする使節団と会談、思想や政治にかかわる問題、国際情勢の変化や進展などについて意見を交わした。

アサド大統領は会談で、急速な変化のなかで、シリアやイランが失うものや悪影響が生じるのは当然だが、両国および両国民の不屈の精神と、米国など西側諸国の政策やヴィジョンの体系的な過ちによって、それらはいずれ両国ためになる結果をもたらすとの見方を示した。

また、この変化の段階において、西側諸国はより敵対的になり、中東地域の社会内に持っているさまざまなツールを利用することが予想されるがゆえに、地域諸国の集中的な対話と戦略的な行動が必要であり、国内情勢への適切な対処、帰属意識の強化、敵対的な政策に対する防衛ネットワークとなり得るような関係強化が不可欠だと強調した。

会談では、アイデンティティ、帰属、そして両者と宗教の繋がりにも話が及び、アサド大統領は、敵対勢力がアイデンティティや帰属を標的にしようとしているがゆえに、アイデンティティの深化を検討しなければならないとしたうえで、西側が若い世代に、宗教的に過激になるか、アイデンティティや道徳を喪失した状態になるかという選択肢を強いていると指摘、シリアやイランは、アイデンティティ、文化、帰属の維持に基づく第3の選択肢を提示し、現代という時代にふさわしいかたちで、宗教、国民アイデンティティ、社会文化、文明への誇りを表現すべきだと述べた。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/pfbid0fdZpVZeNUChvBeGngW7oEK8BsoPFX7gMpMnScGiWS6e8UhEkoyLZNUqdgvxtkkTcl

SANA(3月21日付)が伝えた。

AFP, March 21, 2023、ANHA, March 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 21, 2023、Reuters, March 21, 2023、SANA, March 21, 2023、SOHR, March 21, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

【トルコ・シリア大地震】アサド大統領はグリフィス国連人道問題担当事務次長と会談(2023年3月21日)

アサド大統領は、シリアを訪問したマーティン・グリフィス国連人道問題担当事務次長と会談し、トルコ・シリア大地震が各分野にもたらした被害の復旧に直接作用することが予想される実効的な措置や手順、被災者への支援、安定化、日常生活の回復に向けた国際社会の取り組み、について意見を交わした。


https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/pfbid0NXHNttV1Tu2icLYyij8hXv9GoDiKH15gvkCcv6Egtcpz6AcHVC8zKbmd1W1xx3Ntl

SANA(3月21日付)が伝えた。

AFP, March 21, 2023、ANHA, March 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 21, 2023、Reuters, March 21, 2023、SANA, March 21, 2023、SOHR, March 21, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

【トルコ・シリア大地震】世界銀行はトルコ・シリア大地震によるシリア国内での被害でシリアの実質GDPが5.5%縮小し、復旧・復興の必要額が3年間で79億米ドルにのぼると発表(2023年3月20日)

世界銀行はトルコ・シリア大地震によるシリア国内での被害にかかる「緊急被害・ニーズ・アセスメント報告書」を発表した。

134ページからなる報告書によると、地震によりシリアの実質GDPは5.5%縮小し、復旧・復興の必要額は3年間で79億米ドル(初年度が37億米ドル、2、3年目が42億米ドル)にのぼると見られるという。

また農業部門への支援ニーズが全体の27%、住宅部門が18%、社会保障が16%、運輸が12%をそれぞれ示すという。

AFP, March 20, 2023、ANHA, March 20, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 20, 2023、Reuters, March 20, 2023、SANA, March 20, 2023、SOHR, March 20, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコのチャヴシュオール外務大臣はロシア側からモスクワで予定されていたロシア、トルコ、シリア、イランの外務省代表者会合延期の提案を受け、これに同意(2023年3月20日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、ロシア側から、3月15日から16日にモスクワで開催される予定だったロシア、トルコ、シリア、イランの外務省代表者会合について、延期の提案を受け、これに同意したことを明らかにした。

チャヴシュオール外務大臣は「ロシア側は日程の変更を申し出た。おそらくシリア側とともにこれを決定したのだろう。だが、ロシア側は将来、会談を準備すると付言、我々は同意した」と述べた。

AFP, March 20, 2023、ANHA, March 20, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 20, 2023、Reuters, March 20, 2023、SANA, March 20, 2023、SOHR, March 20, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

【トルコ・シリア大地震】欧州委員会はトルコ・シリア大地震の被災者を支援するための国際援助会議「トルコとシリアの人々とともに」を開催:招待されなかったシリアは遺憾の意を表明(2023年3月20日)

欧州委員会はベルギーのブリュッセルで、2月6日に発生したトルコ・シリア大地震の被災者を支援するための国際援助会議「トルコとシリアの人々とともに」を開催し、EUおよび加盟諸国、国連機関、欧州投資銀行(EIB)、欧州復興開発銀行(EBRD)などの60以上の国・機関の代表者が一同に介した。

ウルズラ・ゲルトルート・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長と同評議会の議長国を務めるスウェーデンのウルフ・クリステルソン首相が議長を務めた会議では、70億ユーロを調達し、うち60億5000万ユーロをトルコに、9億5000万ユーロをシリアに人道支援のために供与することを決定した。

ただし、会議にシリア政府の参加は認められなかった。

**

 

外務在外居住者省は声明を出し、同会議の開催において、シリア政府との調整がなされず、また参加の招待を受けなかったことに遺憾の意を表明、被災者の人道状況や生活状況を改善するには、シリア国民に対する集団的懲罰政策(経済制裁)の無条件での即時解除が最低限必要だと表明した。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/pfbid02YDVgfmKXSSJyE5abYLk2DVVUpMTfEuk7s9Z8QfYuauxvZmgNrbpeDLmkLvmrheD7l

SANA(3月19日付)が伝えた。

AFP, March 20, 2023、ANHA, March 20, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 20, 2023、Reuters, March 20, 2023、SANA, March 20, 2023、SOHR, March 20, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍の政治部門であるシリア民主評議会の在米代表がホワイト・ハウスで開催されたナウルーズの祝典に出席し、バイデン米大統領と会見(2023年3月20日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治部門であるシリア民主評議会の在米(ワシントンDC)代表部のサイナム・ムハンマド代表が、ホワイト・ハウスで開催されたナウルーズの祝典に出席し、ジョー・バイデン米大統領と会見した。

ANHA(3月20日付)が伝えた。

AFP, March 20, 2023、ANHA, March 20, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 20, 2023、Reuters, March 20, 2023、SANA, March 20, 2023、SOHR, March 20, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

【トルコ・シリア大地震】サイフッディーン社会問題労働大臣は、パレスチナのバクリー宗教問題大臣と会談し、パレスチナ国民が立ち上げた義援金募集キャンペーン「彼らを救援せよ」について意見を交わす(2023年3月19日)

ムハンマド・サイフッディーン社会問題労働大臣は、パレスチナのハーティム・バクリー宗教問題大臣、サミール・リファーイー駐シリア・パレスチナ大使と会談し、トルコ・シリア大地震の被害への対応、パレスチナ国民が立ち上げた義援金募集キャンペーン「彼らを救援せよ」について意見を交わした。

SANA(3月19日付)が伝えた。

AFP, March 19, 2023、ANHA, March 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2023、Reuters, March 19, 2023、SANA, March 19, 2023、SOHR, March 19, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

パレスチナのイスラーム聖戦機構の軍事部門であるクドス連隊司令官がダマスカス郊外県で武装したグループに銃で撃たれて死亡:クドス連隊はイスラエルの関与を疑う(2023年3月19日)

パレスチナのイスラーム聖戦機構の軍事部門であるクドス連隊の司令官がダマスカス郊外県のダーヒヤト・クドスィーヤー町で武装したグループに銃で撃たれて死亡した。

アラビーヤ(3月19日付)、ジャズィーラ(3月19日付)などが伝えた。

これに関して、クドス連隊は声明を出し、死亡したのがラムズィー・アスワドを名乗る司令官であることを明らかにしたうえで、「この犯罪にはイスラエルの指紋がついている」と付言、イスラエルの関与を示唆した。

AFP, March 19, 2023、Alarabia, March 19, 2023、Aljazeera, March 19, 2023、ANHA, March 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2023、Reuters, March 19, 2023、SANA, March 19, 2023、SOHR, March 19, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アラブ政党大会事務局が首都ダマスカスで緊急会合を開催(2023年3月19日)

アラブ政党大会事務局(カースィム・サーリフ事務総長)の緊急会合が首都ダマスカスで開催され、シリアに対する戦争の勝利支持、イラン・サウジアラビアの外交関係修復への支持、パレスチナ人民との連帯、レバノンにおける国民和解への支持、イエメンの統合、独立、主権、封鎖解除への支持などを確認する閉幕声明を発表した。

アラブ政党大会事務局の使節団はまた、バアス党のヒラール・ヒラール・シリア地域指導部副書記長と会談した。

会談には、バアス党中央指導部メンバーで同大会事務局メンバーでもあるムフスィン・ビラール氏とマフディー・ダフルッラー氏も同席した。

SANA(3月19日付)が伝えた。

AFP, March 19, 2023、ANHA, March 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2023、Reuters, March 19, 2023、SANA, March 19, 2023、SOHR, March 19, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

【トルコ・シリア大地震】在ロシア・シリア大使館は支援物資を発送(2023年3月19日)

在ロシア・シリア大使館は、ロシアに在留するシリア人やロシア人から寄せられた支援物資(1.5トン)をダマスカス国際空港に向けて貨物機で発送した。

**

ロシア赤十字社は、ラタキア県の避難所で救援活動を継続した。

**

SANA(3月19日付)が伝えた。

AFP, March 19, 2023、ANHA, March 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2023、Reuters, March 19, 2023、SANA, March 19, 2023、SOHR, March 19, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

【トルコ・シリア大地震】社会問題労働省はILOとトルコ・シリア大地震の被害への対処、被災者の支援にかかるMoUに調印(2023年3月19日)

社会問題労働省は国際労働機関(ILO)とトルコ・シリア大地震の被害への対処、被災者の支援にかかる覚書(MoU)に調印した。

MoUは、ダマスカス県・同郊外県商業会議所、労働者組合総連合に助成金を支給するためのもの。

**

ラタキア県のアーミル・ヒラール県知事は、ナジャート・ルシュディー国連シリア担当副特使を代表とする使節団と会談し、トルコ・シリア大地震の被害や被災者への対応について意見を交わした。

**

SANA(3月19日付)が伝えた。

AFP, March 19, 2023、ANHA, March 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2023、Reuters, March 19, 2023、SANA, March 19, 2023、SOHR, March 19, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサド大統領はアスマー夫人とともにUAEを公式訪問、ムハンマド大統領、ファーティマ夫人とぞれぞれ会談(2023年3月19日)

アサド大統領はアスマー・アフラス夫人とともにアラブ首長国連邦(UAE)を公式訪問した。

アブダビ国際空港に到着したアサド大統領夫妻は、ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領の出迎えを受けた。

ムハンマド大統領とともに、空港からワタン宮殿に移動したアサド大統領は、首脳会談を行った。


https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/pfbid0YS49j4Nfo3a7hYn5ig99XpFYnG5nj2Rdo1F4deqJcc8QoXdaC2iKHfBUbxZ16ZRml

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/pfbid02Nxwn5b2agRtNKQGDqBK4h2ZXxhBVwezUNybPsL3tNAm8HjrhSq36RCzDLMdmXoNjl

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/pfbid02YCwzKWuYxXqbpGjxfgQPPRGM1TD1LYQSvf5JptsixeHFnCZizizgtXUYJRDB8mhTl

https://www.facebook.com/watch/?v=1754390308290495

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/pfbid02tAMhHPb3pX5kdJLCUtfmx4upMjTBFnFX8ZsKvdKZAi6NMddETEFY3HUNynF4qyfDl

https://youtu.be/yypTH0lyK7w












会談では、経済関係など二国間関係の強化の方途、地域情勢の進捗などについて意見が交わされ、アサド大統領は、UAEの合理的且つ論理的な姿勢がアラブ諸国間の関係において積極的且つ効果的な役割を果たしていると評価、不調和や断交は政治における誤った原則であり、アラブ諸国間の関係が健全で友愛的であることが正常なことだと強調した。

アサド大統領はまた、UAEによるトルコ・シリア大地震の被害への対応や被災者支援に謝意を示した。

会談には、UAE側からタフヌーン・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン国家安全保障顧問、マンスール・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン副首相(兼大統領府担当国務大臣)、ハムダーン・ビン・ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン氏、ムハンマド・ビン・ハマド・ビン・タフヌーン・アール・ナヒヤーン大統領府特別顧問、アリー・ビン・ハマード・シャーミスィー国家安全保障最高評議会事務局長、アンワル・ビン・ムハンマド・カルカーシュ大統領府外交顧問、スハイル・ブン・ムハンマド・ファラジュ・ファーリス・マズルーイー・エネルギー・インフラ大臣、アブドゥッラー・ビン・タウク・マッリー経済大臣、アブドゥッラー・ビン・スルターン・ビン・アウワード・ヌアイミー法務大臣、ハリーファ・シャーヒーン・マラル国務大臣が、シリア側からはアサド大統領に同行したムハンマド・サーミル・ハリール経済対外通商大臣、マンスール・アッザーム大統領府担当国務大臣、ブトルス・ハッラーク情報大臣、アイマン・スーサーン外務在外居住者省次官、ガッサーン・アッバース在UAEシリア大使が同席した。





一方、アスマー夫人は、UAE女性総連合総裁、母性幼年最高評議会議長、家族開発財団最高議長のファーティマ・ビント・ムバーラクUAE大統領夫人とともに、バフル宮殿に向い、会談した。

会談では、人道活動、社会開発、多面的なエンパワーメント、トルコ・シリア大地震への被害に対応するための両国のさまざまな非政府団体による共同のイニシアチブ深化の可能性などについて意見が交わされた。

アスマー夫人は会談で、ファーティマ夫人のイニシアチブで一部被災者がUAEに搬送され治療を受けられたことなどに言及、UAEの国家と国民によるトルコ・シリア大地震の被災者への支援に謝意を示した。

会談には、ルーラー・シブル大統領府特別顧問(政治報道局長)、ダーナー・バシュクール大統領夫人事務所長が同席した。




SANA(3月19日付)が伝えた。

**

ムハンマド大統領はツイッターのアカウント(https://twitter.com/MohamedBinZayed/)を通じて、「UAEでアサド大統領を歓迎している。我々は、両姉妹国とその国民の利益のため、姉妹関係を支援し、発展さあせ、シリアとこの地域の安定と発展に資する諸問題にかかる協力と連携を強化するための、前向きで建設的な対話を行った。

AFP, March 19, 2023、ANHA, March 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2023、Reuters, March 19, 2023、SANA, March 19, 2023、SOHR, March 19, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

【トルコ・シリア大地震】イラン・イスラーム革命防衛隊クドス軍団のガーアーニー司令官がアレッポ市とラタキア市を訪れ、トルコ・シリア大地震の被災状況を視察(2023年3月18日)

アルスーリーヤ・ネット(3月18日付)などは、イラン・イスラーム革命防衛隊クドス軍団のエスマーイール・ガーアーニー司令官がアレッポ市とラタキア市を訪れ、トルコ・シリア大地震の被災状況を視察したと伝えた。

AFP, March 18, 2023、ANHA, March 18, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 18, 2023、Reuters, March 18, 2023、SANA, March 18, 2023、SOHR, March 18, 2023、Alsouria.net, March 18, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ウクライナのゼレンスキー大統領はアサド大統領、フサイン・アルヌース首相、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣、ロシア、イランなどの141法人、300人に制裁を科す(2023年3月18日)

ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシア、イランなどの141法人、300人への制裁を発動した。

制裁対象には、アサド大統領、フサイン・アルヌース首相、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣も含まれ、10年にわたって資産凍結、事業運営規制、渡航および領内移動禁止などが科される。

キエフ・イネディペンデント(3月18日付)などが伝えた。

AFP, March 18, 2023、ANHA, March 18, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 18, 2023、Kyiv Independent, March 18, 2023、Reuters, March 18, 2023、SANA, March 18, 2023、SOHR, March 18, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.