ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは5件の停戦違反を、トルコ側は3件の違反を確認(2017年8月14日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月14日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(アレッポ県4件、ラタキア県1件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも3件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件、イドリブ県1件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

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一方、過去24時間にハマー県の3カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,168市町村、武装組織の数は228組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 14, 2017をもとに作成。

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米主導の有志連合は8月11日~13日の3日間でラッカ市近郊などに85回の爆撃を実施(2017年8月14日)

米中央軍(CENTCOM)は、8月11~13日の3日間のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

8月11日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し34回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は27回で、ダイル・ザウル市近郊(1回)、ラッカ市近郊(26回)に対して行われた。

8月12日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して26回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は19回で、ブーカマール市近郊(1回)、シャッダーディー市近郊(3回)、ラッカ市近郊(15回)に対して攻撃が行われた。

8月13日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して25回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は17回で、ダイル・ザウル市近郊(1回)、ラッカ市近郊(16回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, August 14, 2017をもとに作成。

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シリアでの人権侵害を調査するための国際調査委員会メンバーからの辞意表明したデル・ポンテ女史「アサド大統領が戦争犯罪に関与したことを示す充分な証拠があると確信」(2017年8月13日)

シリアでの人権侵害を調査するための国際調査委員会メンバーからの辞意を表明(6日)したばかりの前国際連合戦争犯罪主任検事のカルラ・デル・ポンテ女史が、スイス誌『ゾンターグス・ツァイトゥング』(8月13日付)のインタビューに応じ、アサド大統領が戦争犯罪に関与したことを示す充分な証拠を委員会が入手していたことを確信していると述べた。

ARA News, August 13, 2017

AFP, August 13, 2017、AP, August 13, 2017、ARA News, August 13, 2017、Champress, August 13, 2017、al-Hayat, August 14, 2017、Kull-na Shuraka’, August 13, 2017、al-Mada Press, August 13, 2017、Naharnet, August 13, 2017、NNA, August 13, 2017、Reuters, August 13, 2017、SANA, August 13, 2017、Sonntags Zeitung, August 13, 2017、UPI, August 13, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はラッカ市内の2地区をダーイシュから解放(2017年8月13日)

ラッカ県では、ARA News(8月13日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市内でダーイシュ(イスラーム国)と戦闘を続け、市内北東部のマフディー地区とラーフィカ地区を制圧した。

シリア民主軍はまた、旧市街、ダルイーヤ地区、ラウダ地区などでダーイシュと交戦した。

AFP, August 13, 2017、AP, August 13, 2017、ARA News, August 13, 2017、Champress, August 13, 2017、al-Hayat, August 14, 2017、Kull-na Shuraka’, August 13, 2017、al-Mada Press, August 13, 2017、Naharnet, August 13, 2017、NNA, August 13, 2017、Reuters, August 13, 2017、SANA, August 13, 2017、UPI, August 13, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは11件の停戦違反を、トルコ側は3件の違反を確認(2017年8月13日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月13日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(アレッポ県7件、ラタキア県7件、クナイトラ県2件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも3件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件、ヒムス県1件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

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一方、過去24時間にハマー県の4カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,165市町村、武装組織の数は228組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 13, 2017をもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは8件の停戦違反を、トルコ側は4件の違反を確認(2017年8月12日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月12日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(アレッポ県、ハマー県、ラタキア県)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも4件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 12, 2017をもとに作成。

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UNCHR:2017年1~7月までの間にシリア難民60万人以上が帰国、うち67%はシリア政府支配地域に(2017年8月11日)

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、2017年の1月から7月までの7ヶ月間で、周辺諸国に避難していたシリア難民60万人以上が帰国したと発表した。

この数は2016年の1年間でシリア国内に帰国した難民の数にほぼ匹敵するという。

UNHCR報道官によると、2017年1~7月に帰国したシリア難民は60万2,759人、一方2016年に帰国したシリア人難民は68万5,662人(ただし、2,016年には80万8,661人が再び避難した)。

60万人強のうちの67%は、昨年末から今年前半にかけてシリア軍がダーイシュ(イスラーム国)から奪還したアレッポ県内の地域に帰還したという。

ARA News(8月11日付)が伝えた。

ARA News, August 11, 2017

AFP, August 11, 2017、AP, August 11, 2017、ARA News, August 11, 2017、Champress, August 11, 2017、al-Hayat, August 12, 2017、Kull-na Shuraka’, August 11, 2017、al-Mada Press, August 11, 2017、Naharnet, August 11, 2017、NNA, August 11, 2017、Reuters, August 11, 2017、SANA, August 11, 2017、UPI, August 11, 2017などをもとに作成。

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トルコのチャヴシュオール外務大臣「米国がYPGとともにラッカ市解放作戦を行うことで「別のテロ組織」が強大化する」(2017年8月11日)

トルコのビンアリ・ユルドゥルム首相は、西クルディスタン移行期民政局が北シリア民主連邦樹立に向けた動きを本格化させていることに関して「国境地域、とりわけシリアとイラクに新たな「人工国家」を樹立しようとする試みを看過することはできない…。トルコはこの問題について関係国と協議を行っている」と述べた。

ARA News, August 11, 2017

一方、トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、シリア民主軍を主導する西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が「ダーイシュ(イスラーム国)に対する戦いを口実に、支配地域を拡大し、シリアの人口構成を変化させ、シリアの広範な地域を支配し続けようとしている」と非難するとともに、「米国が人民防衛隊とともにラッカ市解放作戦を行うことで別のテロ組織が強大化する」と警鐘を鳴らした。

ARA News, August 11, 2017

ARA News(8月11日付)が伝えた。

AFP, August 11, 2017、AP, August 11, 2017、ARA News, August 11, 2017、Champress, August 11, 2017、al-Hayat, August 12, 2017、Kull-na Shuraka’, August 11, 2017、al-Mada Press, August 11, 2017、Naharnet, August 11, 2017、NNA, August 11, 2017、Reuters, August 11, 2017、SANA, August 11, 2017、UPI, August 11, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍がラッカ市内でダーイシュとの戦闘を続ける(2017年8月11日)

ラッカ県では、ARA News(8月11日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市旧市街、ヒシャーム・アブドゥルマリク地区、ナズラト・シハーダ地区でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続けた。

AFP, August 11, 2017、AP, August 11, 2017、ARA News, August 11, 2017、Champress, August 11, 2017、al-Hayat, August 12, 2017、Kull-na Shuraka’, August 11, 2017、al-Mada Press, August 11, 2017、Naharnet, August 11, 2017、NNA, August 11, 2017、Reuters, August 11, 2017、SANA, August 11, 2017、UPI, August 11, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは8件の停戦違反を、トルコ側は8件の違反を確認(2017年8月11日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月11日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(アレッポ県6件、ハマー県1件、ラタキア県1件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも6件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件、ハマー県3件、ヒムス県6件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

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一方、過去24時間にヒムス県の3カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,161市町村、武装組織の数は228組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 11, 2017をもとに作成。

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米主導の有志連合は8月10日、ラッカ市近郊などで34回の爆撃を実施(2017年8月11日)

米中央軍(CENTCOM)は、8月10日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して38回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は34回で、ダイル・ザウル市近郊(1回)、ラッカ市近郊(33回)で実施された。

CENTCOM, August 11, 2017をもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダーイシュに参加していたインドネシア人男女17人を同国当局に引き渡す(2017年8月10日)

AP(8月10日付)は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市で籠城を続けるダーイシュ(イスラーム国)に参加していたインドネシア人17人(女性、子供を含む)をシリア・イラク国境を通じて移送、イラク領内でインドネシア当局に身柄を引き渡した、と伝えた。

移送には西クルディスタン移行期民政局女性防衛部隊(YPJ)が行ったという。

AFP, August 10, 2017、AP, August 10, 2017、ARA News, August 10, 2017、Champress, August 10, 2017、al-Hayat, August 11, 2017、Kull-na Shuraka’, August 10, 2017、al-Mada Press, August 10, 2017、Naharnet, August 10, 2017、NNA, August 10, 2017、Reuters, August 10, 2017、SANA, August 10, 2017、UPI, August 10, 2017などをもとに作成。

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トルコ通商税関大臣:シャーム解放機構の国境地帯掌握を受け、イドリブ県バーブ・ハワー通行所の物流を規制(2017年8月10日)

トルコのビュレント・テュフェンクジ通商税関大臣は、NTV Turk(8月10日付)に対して、7月末のイドリブ県北西部でのシャーム解放機構とシャーム自由人イスラーム運動の抗争によって前者がバーブ・ハワー国境通行所一帯を掌握したことを受け、トルコ側が同通行所に対面するジルヴェギョズ国境通行所(ハタイ県)の監視体制を強化し、人道支援物資以外の物流を規制すると述べた。

AFP, August 10, 2017、AP, August 10, 2017、ARA News, August 10, 2017、Champress, August 10, 2017、al-Hayat, August 11, 2017、Kull-na Shuraka’, August 10, 2017、al-Mada Press, August 10, 2017、Naharnet, August 10, 2017、NNA, August 10, 2017、Reuters, August 10, 2017、SANA, August 10, 2017、UPI, August 10, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍の支援を受ける「家の者たち」作戦司令室はアレッポ県のロジャヴァ支配地域を砲撃(2017年8月10日)

アレッポ県では、ARA News(8月10日付)によると、トルコ軍の支援を受ける「家の者たち」作戦司令室(ハワール・キリス作戦司令室)が西クルディスタン移行期民政局支配下のシャイフ・イーサー村、ハスィーヤ村、スムーカ村、ハルバル村、タッル・ジージャーン村、タッル・マディーク村、マルアナーズ村、タッル・バーズ村を砲撃した。

AFP, August 10, 2017、AP, August 10, 2017、ARA News, August 10, 2017、Champress, August 10, 2017、al-Hayat, August 11, 2017、Kull-na Shuraka’, August 10, 2017、al-Mada Press, August 10, 2017、Naharnet, August 10, 2017、NNA, August 10, 2017、Reuters, August 10, 2017、SANA, August 10, 2017、UPI, August 10, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はラッカ市で籠城するダーイシュへの包囲を強める(2017年8月10日)

ラッカ県では、ANHA(8月10日付)によると、ラッカ市内東部と南部で進軍を続ける西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、同市南部でダーイシュ(イスラーム国)を掃討し、対面を果たし、市内に籠城を続けるダーイシュへの包囲を強化した。

シリア民主軍はまた、ナズラト・シハーダ地区、ラウダ地区、旧市街でダーイシュとの戦闘を続けた。

ANHA, August 10, 2017

AFP, August 10, 2017、ANHA, August 10, 2017、AP, August 10, 2017、ARA News, August 10, 2017、Champress, August 10, 2017、al-Hayat, August 11, 2017、Kull-na Shuraka’, August 10, 2017、al-Mada Press, August 10, 2017、Naharnet, August 10, 2017、NNA, August 10, 2017、Reuters, August 10, 2017、SANA, August 10, 2017、UPI, August 10, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは8件の停戦違反を、トルコ側は6件の違反を確認(2017年8月10日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月10日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(ラタキア県2件、アレッポ県6件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも6件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県5件、ハマー県1件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

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一方、過去24時間にアレッポ県の3カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,158市町村、武装組織の数は228組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 10, 2017をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合は8月9日、ラッカ市近郊などで16回の爆撃を実施(2017年8月10日)

米中央軍(CENTCOM)は、8月9日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して18回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は16回で、ブーカマール市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、ラッカ市近郊(14回)で実施された。

CENTCOM, August 10, 2017をもとに作成。

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シリア駐留ロシア軍はヒムス県北部のラスタン市に初めて人道支援物資を搬入(2017年8月9日)

ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターの報道官は、ヒムス県北部での戦闘停止と緊張緩和地帯設置にかかる停戦合意を受けて、ロシア軍の人道支援チームがラスタン市に初めて人道支援物資を搬入した。

同報道官によると、ロシア側は、同地で活動する約10の反体制武装集団が、停戦規定を順守し、ヒムス市とハマー市を結ぶ街道を再開することを期待しているという。

SANA, August 9, 2017

AFP, August 9, 2017、AP, August 9, 2017、ARA News, August 9, 2017、Champress, August 9, 2017、al-Hayat, August 10, 2017、Kull-na Shuraka’, August 9, 2017、al-Mada Press, August 9, 2017、Naharnet, August 9, 2017、NNA, August 9, 2017、Reuters, August 9, 2017、SANA, August 9, 2017、UPI, August 9, 2017などをもとに作成。

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スーダンのマンナーン内務大臣「大統領令受け、シリア難民に国籍を付与する」(2017年8月9日)

スーダンのハーミド・マンナーン内務大臣は青ナイル・チャンネル(8月9日付)に対し、「様々な措置を経たうえで大統領令に基づいて、シリア人はスーダン国籍を取得する」と述べた。

マンナーン内務大臣は、内務省内に委員会を設置し、シリア人からの国籍取得申請への対応を検討していることを明らかにしたうえで、「申請者がいかなる治安上の脅威を及ぼさない」ことを確認したうえで、国籍付与の決定が下されるだろうと述べた。

ARA News, August 9, 2017

AFP, August 9, 2017、AP, August 9, 2017、ARA News, August 9, 2017、Blue Nile TV, August 9, 2017、Champress, August 9, 2017、al-Hayat, August 10, 2017、Kull-na Shuraka’, August 9, 2017、al-Mada Press, August 9, 2017、Naharnet, August 9, 2017、NNA, August 9, 2017、Reuters, August 9, 2017、SANA, August 9, 2017、UPI, August 9, 2017などをもとに作成。

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ラッカ市でYPG主体のシリア民主軍とダーイシュの戦闘続く(2017年8月9日)

ラッカ県では、ARA News(8月9日付)、『ハヤート』(8月10日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市の旧市街、ラウダ地区、ズラト・シハーダ地区、バリード地区
でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、米主導の有志連合も同地を空爆し、アアマーク通信(8月9日付)によると、住民11人が死亡、15人が負傷した。

AFP, August 9, 2017、AP, August 9, 2017、ARA News, August 9, 2017、Champress, August 9, 2017、al-Hayat, August 10, 2017、Kull-na Shuraka’, August 9, 2017、al-Mada Press, August 9, 2017、Naharnet, August 9, 2017、NNA, August 9, 2017、Reuters, August 9, 2017、SANA, August 9, 2017、UPI, August 9, 2017などをもとに作成。

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シリア・ハンガリー合同使節団によるカルアト・ヒスン(クラック・デ・シュヴァリエ)の修復作業進む(2017年8月9日)

UNESCO世界文化遺産に指定されているヒムス県のカルアト・ヒスン城(クラック・デ・シュヴァリエ)で修復活動を続けているシリア・ハンガリー合同使節団のハンガリー側の団長を務めるバラジュ・マイオー(Balaj Mayor)教授は、ハンガリー側の7人の専門家が同地で発掘された陶器、金属器の修復を行うとともに、カルアト・ヒスン城の修復を行うための3Dデータの作成を完了したことを明らかにした。

カルアト・ヒスン城の修復については、シリア・ハンガリー合同使節団が現在、教会の天井部分の修復作業を行うために、周囲の壁や瓦礫の石質の調査を行っていることを明らかにした。

シリア・ハンガリー合同使節団は2000年からカルアト・ヒスン城、マルカブ城、アレッポ市旧市街で保全修復作業を行っているという。

SANA(8月9日付)が伝えた。

SANA, August 9, 2017

AFP, August 9, 2017、AP, August 9, 2017、ARA News, August 9, 2017、Champress, August 9, 2017、al-Hayat, August 10, 2017、Kull-na Shuraka’, August 9, 2017、al-Mada Press, August 9, 2017、Naharnet, August 9, 2017、NNA, August 9, 2017、Reuters, August 9, 2017、SANA, August 9, 2017、UPI, August 9, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは6件の停戦違反を、トルコ側は5件の違反を確認(2017年8月9日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月9日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(ラタキア県4件、アレッポ県2件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも5件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

**

一方、過去24時間にアレッポ県、イドリブ県の20カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,155市町村、武装組織の数は228組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 9, 2017をもとに作成。

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米主導の有志連合は8月8日、ラッカ市近郊などで25回の爆撃を実施(2017年8月9日)

米中央軍(CENTCOM)は、8月8日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して31回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は25回で、ダイル・ザウル市近郊(3回)、ラッカ市近郊(22回)で実施された。

CENTCOM, August 9, 2017をもとに作成。

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UNHCRはトルコの協力のもと、トルコ占領下のアレッポ県北部に難民10万人を帰国させるプロジェクトを立ち上げる(2017年8月8日)

『ハヤート』(8月9日付)は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が、2017年末までに周辺諸国に逃れたシリア人難民10万人の帰国に向けたプロジェクトを立ち上げたと伝えた。

トルコ、レバノン、ヨルダン、イラクでUNHCRへの難民登録を済ませたシリア人難民の数は600万人以上におよび、また数万人が未申請、22万7,000人が登録申請中。

トルコ日刊紙『ヒュッリイイェト』(8月8日付)によると、UNHCRのプロジェクトはトルコの家族・社会政策省との協力のもとに実施される予定で、トルコ軍が「ユーフラテスの盾」作戦で占領したアレッポ県北部のいわゆる「安全地帯」の南端に位置するバーブ市に難民10万人の帰国を実現するのに必要な環境の整備がめざされるという。

AFP, August 8, 2017、AP, August 8, 2017、ARA News, August 8, 2017、Champress, August 8, 2017、al-Hayat, August 8, 2017、Hurriyet, August 8, 2017、Kull-na Shuraka’, August 8, 2017、al-Mada Press, August 8, 2017、Naharnet, August 8, 2017、NNA, August 8, 2017、Reuters, August 8, 2017、SANA, August 8, 2017、UPI, August 8, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア国境に近いアカーシャート地区に展開するイラク人民動員隊の拠点を砲撃し、50人を殺害(2017年8月8日)

イラクの複数の消息筋によると、シリア国境に近いイラク領内のアカーシャート地区(アンバール県、カーイム市とルトバ市を結ぶ街道上に位置)に展開する人民動員隊が、米主導の有志連合の砲撃を受け、50人が死亡、57人が負傷、17人が行方不明となった。

人民動員隊の一つでシリアにも戦闘員を派遣している殉教者の主大隊は声明を出し、「米軍がイラク・シリア国境への接近を「レッド・ライン」とし、人民動員隊をはじめとする部隊の接近を認めないと宣言したことを受け、米軍は、国境地帯の殉教者の主大隊の拠点複数カ所を激しく砲撃した」と発表した。

ARA News(8月8日付)、『ハヤート』(8月9日付)などが伝えた。

AFP, August 8, 2017、AP, August 8, 2017、ARA News, August 8, 2017、Champress, August 8, 2017、al-Hayat, August 8, 2017、Kull-na Shuraka’, August 8, 2017、al-Mada Press, August 8, 2017、Naharnet, August 8, 2017、NNA, August 8, 2017、Reuters, August 8, 2017、SANA, August 8, 2017、UPI, August 8, 2017などをもとに作成。

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ヒムス県北部の住民使節団がロシア軍代表と初会談(2017年8月8日)

ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(8月8日付)によると、ロシア軍憲兵隊が進駐したダール・カビーラ通行所に隣接する地域で、地元住民によって新たに結成された使節団(総合交渉委員会)がロシア軍側の代表と初会合を開いた。

会合にはシリア政府代表団は参加せず、総合交渉委員会側はロシア側に対して、ダマスカス郊外県東グータ地方や南西部(ダルアー県、スワイダー県、クナイトラ県)での緊張緩和地帯設置や停戦維持・強化にかかる問題とヒムス県北部の問題を統合して協議することを提案したという。

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YPG主体のシリア民主軍と米主導の有志連合はダイル・ザウル県でのターイシュに対する「テロとの戦い」の方法をめぐる対立(2017年8月8日)

バスニュース(8月8日付)は、「シリア・クルディスタンに詳しい消息筋」の話として、米主導の有志連合と西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ダイル・ザウル県でのダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」の方法をめぐって対立している、と伝えた。

同消息筋よると、有志連合は、米国の軍事支援を受ける一方、ロシアとも政治的連携を強めているアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー氏(シリア・ガド潮流代表)が率いるシリア・エリート部隊、ヒムス県タンフ国境通行所を拠点として後援してきた革命特殊任務軍(「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室、自由シリア軍砂漠諸派、「土地は我らのものだ」作戦司令室所属組織)を軸に、ダイル・ザウル県でのダーイシュに対する作戦を組み立てようとしている。

またこの文脈のなかで、有志連合と革命特殊任務軍は、ハサカ県での「国民軍」の創設に向けた協議を重ねているという。

これに対して、シリア民主軍は、ラッカ市にいたるまでの解放作戦と同様、自らがダイル・ザウル県での掃討作戦において基本的な役割を果たすことを主張しているという。

Kull-na Shuraka’, August 8, 2017

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トルコ軍は「家の者たち」作戦司令室と交戦するYPG主体のシリア民主軍を砲撃(2017年8月8日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(8月8日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、トルコ軍の支援を受ける「家の者たち」作戦司令室の支配下にあるカルジャブリーン村を砲撃し、戦闘員2人が死亡した。

これに対して、トルコ軍はラージュー町にあるシリア民主軍の教練キャンプを砲撃、多数の戦闘員が死傷した。

ARA News(8月8日付)、シリア人権監視団によると、トルコ軍はまたジャルバラ村、タッル・リフアト市に対しても砲撃を実施した。

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米主導の有志連合がラッカ市を爆撃し、民間人数十人が死傷(2017年8月8日)

ラッカ県では、SANA(8月8日付)によると、米主導の有志連合が、ラッカ市内の住宅街を空爆し、民間人数十人が死傷した。

一方、ARA News(8月8日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市内のナズラト・シハード地区、バリード地区、ラウダ地区、旧市街でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは4件の停戦違反を、トルコ側は3件の違反を確認(2017年8月8日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月8日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(ラタキア県)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも3件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件、ヒムス県1件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 8, 2017をもとに作成。

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