スノウ英シリア担当特使はアレッポ市シャイフ・マクスード地区、アシュラフィーヤ地区での攻撃に懸念を表明(2026年1月7日)

アン・スノウ英シリア担当特使は、アXに以下の通り綴った。

シリアの安定化が極めて重要なこの時期に、アレッポ北部(アレッポ市シャイフ・マクスード地区、アシュラフィーヤ地区)で発生している衝突、民間人の死傷者、そして住民の移動について深い懸念を抱いている。
英国は、即時の緊張緩和、対話、そして民間人の保護を求める。
我々は引き続き、状況を注意深く監視している。

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イスラエル軍はクナイトラ県東アフマル丘に侵入し、同地に国旗を掲揚(2026年1月7日)

クナイトラ県では、SANAシリア人権監視団によると、ハンヴィー2台とハイラックス1台からなるイスラエル軍部隊が、県南部のラッザーニーヤ村、サイダー・ハーヌート村に一時侵入した。

また、SANAシリア人権監視団によると、イスラエル軍は、県南部の東アフマル丘に侵入し、同地にイスラエル国旗を掲げた。

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パリでの協議で、米国監督のもとイスラエルとの衝突回避のための「融合メカニズム」の設置が合意される(2026年1月6日)

米国務省は、公式サイトを通じて以下の通り声明を発表した。

米国の後援のもと、イスラエルとシリアの高官がパリで会合を行った。ドナルド・トランプ大統領の中東における指導力のもと、シリアの主権と安定の尊重、イスラエルの安全、そして両国の繁栄を中心とする、建設的な協議が可能となった。
イスラエルとシリアは、以下の点について合意に達した。
両国にとって恒久的な安全および安定の取り決めを実現するために努力するという決意を改めて確認する。
米国の監督の下、情報共有、軍事的緊張緩和、外交的関与、ならびに商業上の機会に関する即時かつ継続的な調整を促進するため、共同の融合メカニズム、すなわち専用の連絡セルを設立することを決定した。
このメカニズムは、いかなる紛争についても迅速に対処し、誤解の発生を防止するための基盤として機能する。
米国は、これらの前向きな措置を歓迎するとともに、中東における持続的な平和の実現に向けた広範な取り組みの一環として、これらの合意事項の実施を引き続き支援していくことを約束する。主権国家が相互に敬意を払い、生産的に協力する時、繁栄は解き放たれる。
本共同声明は、本日の重要な会合の精神と、将来世代の利益のために両当事国が関係の新たな一頁を開こうとする決意を反映するものである。

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これに関して、アクシオスは、米国高官の話として、米国がイスラエルとシリアの国境地帯に非武装の共同経済ゾーンを設置することを含む新たな安全保障協定案を両国に提示したと伝えた。

同サイトによると、この案は、パリで行われた数時間に及ぶ協議のなかで示された。

協議の参加者は以下の通りだった。

米国
・トーマス・バッラク在トルコ米大使兼シリア担当特使
・スティーブ・ウィトコフ中東担当特使
・ジャレッド・クシュナー元大統領上級顧問

イスラエル
・イェヒエル・ライター駐米イスラエル大使
・ロマン・ゴフマン首相付軍事秘書
・ギル・ライヒ国家安全保障会議(NSC)副議長

また、『エルサレム・ポスト』によると、シリアとイスラエルは、医療、エネルギー、農業といった民生分野における協議を開始することでも合意した。

また、同紙によると、融合メカニズムは、シリアとイスラエルの間の機微なやり取りを管理する常設の連絡チャネルとして位置づけられるもので、米国の監督下で、安全保障関連のメッセージの調整、外交的フォローアップの促進、商業的機会の模索し、両国の摩擦を減らし、誤解を防ぐことを目的としている。

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30台のトラックからなる米主導の有志連合の車列がワリード国境通行所を経由してハサカ県に入り、カスラク村の基地に向かう(2026年1月6日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、30台のトラックからなる米主導の有志連合の車列が、兵站物資、燃料、軍事装備などを積んで、ワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)を経由して、シリアに入り、カスラク村の基地に向かった。

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イスラエルがクナイトラ市に侵入し、同市が被った破壊とシリア軍による同地奪還の象徴だったゴラン高原の廃墟を爆破・破壊(2026年1月6日)

クナイトラ県では、イナブ・バラディーシリア人権監視団などによると、イスラエル軍部隊がクナイトラ市に侵入し、同市にあるゴラン病院の廃墟を高性能爆薬で爆破・破壊した。
によると、
イスラエル軍は2026年1月6日(火)、クナイトラ市内にある「旧ゴラン病院(石造)」を破壊・爆破した。

ゴラン病院は、1967年から1974年にかけてクナイトラ市が被った破壊とシリア軍による同地奪還の象徴として保存されていた。

第三次中東戦争において、シリア軍司令拠点として転用された同病院は、1967年6月10日にイスラエルによって占領されたのち、第4次中東戦争でシリア軍によって奪還されていた。

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SANAシリア人権監視団によると、ハイラックス車2両とハマー車1両からなるイスラエル軍部隊は、県南部のビイル・アジャム村からブライカ村、クードナ村方面に侵入、またハマー車およびハイラックス車を含む計12両の軍用車両からなる別の部隊も、アブー・ギーサール丘検問所を経由して、サイダー・ハーヌート村、ラッザーニーヤ村、サイダー・ジャウラーン村に侵入、サイダー・ジャウラーン村西側の交差点に一時検問所を設置した。

また、シリア人権監視団によると、イスラエル軍がハミーディーヤ村に向けて発砲、住民の接近を阻止した。

さらに、シリア人権監視団によると、軍用車両2台からなるイスラエル軍部隊が、無人航空機を伴い、ラフィード町西に侵入した。

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シリア中国ビジネス評議会は蘇州ランド・グループと、産業協力強化および先端的経験のシリアへの移転にかかる覚書(MOU)を締結(2026年1月6日)

SANAによると、シリア中国ビジネス評議会は、中国の蘇州で、同地に本拠を置くスマート工業都市運営の大手企業「蘇州ランド・グループ」と、産業協力強化およびAIの導入などの先端的経験のシリアへの移転にかかる覚書(MOU)を締結した。

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シャイバーニー外務在外居住者大臣はフランスの首都パリでバロ外務大臣と会談(2026年1月6日)

外務在外居住者省(フェイスブック)によると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は、フランスの首都パリを訪れ、ジャン=ノエル・バロ外務大臣と会談、両国共通の関心事について協議するとともに、戦略的パートナーシップを強化する方策について意見を交わした。

一方、フランス外務省(公式サイト)によると、バロ外務大臣は、アフマド・シャルア移行期政権がダーイシュ(イスラーム国)に対する有志連合に参加したことを歓迎するとともに、英仏が移行期政権当局との連携のもとにヒムス県で行った爆撃を高く評価した。

また、昨年3月と7月の沿岸部およびスワイダー県での残虐行為の全容解明を目指す移行期政権当局の取り組みへの全面支持を表明した。

両外務大臣はこのほか、移行期政権とシリア民主軍が交わした3月10日合意の進展についても協議した。

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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、シャイバーニー外務在外居住者大臣は、訪問先のパリでトルコ共和国のハカン・フィダン外務大臣と会談、地域・国際情勢の動向について協議するとともに、両国間の協力および連携を強化する方策について話合った。

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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、フランスから帰国したシャイバーニー外務在外居住者大臣は首都ダマスカスで、ドイツのアレクサンダー・アイベル国家安全保障担当副顧問を団長とする代表団と会談、二国間関係を強化する方策や、さまざまな分野における協力について協議した。

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シャルア暫定大統領がサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子兼首相と電話会談(2026年1月6日)

SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領は、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン・アール・サウード皇太子兼首相と電話会談を行い、経済および投資分野における二国間協力を強化する方策について協議したほか、地域情勢の動向および両国共通の課題について意見を交換した。

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イスラエル軍部隊がダルアー県マアリーヤ村に侵入し、ヤギ約250頭からなる家畜の群れを押収(2026年1月5日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊がマアリーヤ村に侵入し、村の住民が所有するヤギ約250頭からなる家畜の群れを押収した。

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シャイバーニー外務在外居住者大臣とサラーマ総合諜報機関長官を団長とするシリア代表団が米国の調整および仲介のもと、イスラエル側との交渉ラウンドに参加(2026年1月5日)

SANAは、シリア政府筋の話として、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣とフサイン・サラーマ総合諜報機関長官を団長とするシリア代表団が現在、米国の調整および仲介のもと、イスラエル側との交渉ラウンドに参加していると伝えた。

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米主導の有志連合はラッカ市でダーイシュのメンバー4人を拘束(2026年1月4日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍が米主導の有志連合との調整および協力のもとラッカ市でダーイシュ(イスラーム国)のセルを標的とした治安作戦を実施し、4人を拘束した。

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アクシオス:シリアとイスラエルの高官らは5日(月曜日)、パリで安全保障協定に関する交渉を再開する予定(2026年1月4日)

アクシオスは、イスラエル当局者や複数の消息筋の話として、シリアとイスラエルの高官らは5日(月曜日)、パリで会合を開き、安全保障協定に関する交渉を再開する予定であると伝えた。

交渉は2日間にわたって行われる見通しで、シリア側からはアスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣が出席し、新たに編成されたイスラエル側交渉団と協議を行う予定だという。
今回の交渉は、約2ヵ月ぶり5回目。

前回の交渉は、双方の立場の隔たりが大きかったことに加え、イスラエル側の首席交渉官であったロン・ダーマー戦略問題大臣の辞任(2024年11月)があったため、中断していた。

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英仏空軍はヒムス県タドムル市のパルミラ遺跡群北の山岳地帯にあるダーイシュの地下施設を爆撃(2026年1月4日)

英国政府は、公式サイトを通じて、同国空軍がフランスと共同作戦を行い、シリア領内のダーイシュ(イスラーム国)に対する爆撃を成功させたと発表した。

発表によると、給油機ボイジャーの支援を受けた英空軍のタイフーンFGR4戦闘機が3日夜、フランス空軍機と合流し、ヒムス県タドムル市のパルミラ遺跡群の北数マイルに位置する山岳地帯にダーイシュの地下施設があることを特定、これに対して爆撃を実施した。

英国空軍機はペイブウェイIV誘導爆弾を使用して、施設へ通じる複数のアクセス用トンネルを標的とした。

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イスラエル軍はクナイトラ県東部の東アフマル丘上空で、照明弾を複数発射(2026年1月4日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、4日深夜から5日未明にかけて、イスラエル軍が県東部の東アフマル丘上空で、照明弾を複数発射し、各地で爆発音が確認された。

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米主導の有志連合は空路と陸路を通じてハサカ県の基地に武器や装備を搬入(2026年1月3日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、20台の貨物車輛からなる米主導の有志連合の車列が、ワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)を通過し、シリア領内に入り、カスラク村にある基地に車両、装甲車、ミサイル発射装置、発電機、オートバイなどを搬入した。

また、シリア人権監視団によると、イラク北部から有志連合所属の航空機2機がシャッダーディー市の基地に着陸し、約20分間基地に滞在した後、再び離陸した。

初期情報によれば、2機のうち1機には米国人の要人が搭乗していた可能性が高いという。

このほか、有志連合所属の軍用輸送機が、ハッラーブ・ジール村の基地にレーダー装置、大型軍用車両、軍事・技術装備のほか、弾薬や各種兵站物資を輸送した。

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イスラエル軍がクナイトラ県各所に侵入を繰り返す(2026年1月3日)

クナイトラ県では、SANAシリア人権監視団によると、8両の軍用車両からなるイスラエル軍部隊が県南部のビイル・アジャム村からブライカ村方向に侵入した。

また、a href=”https://www.facebook.com/sana.gov/posts/pfbid02wKK6E1H1G8pUAQ82Lg64Ns37GJK27Zzvf2xmsXecSfGWpi3qWpBsFoFyybvoUJTnl” target=”_blank”>SANA、シリア人権監視団によると、5両の軍用車両からなる別の部隊が、アブー・ラジャム検問所を通過し、県南部のアイン・カーディー村に侵入、住宅1軒を捜索した。

さらに、SANAによると、5両の軍用車両からなる部隊が西アフマル丘から県南部のアイン・ザイワーン村方面に侵入し、同村とクードナ村を結ぶ道路に検問所を設置した。

このほか、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊が、アブー・クバイス農場に侵入した。

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シリア民主軍は米主導の有志連合とともにラッカ市で精密治安作戦を実施、ダーイシュのメンバー4人を拘束(2026年1月3日)

ラッカ県では、シリア民主軍(フェイスブック)によると同軍の作戦指令室部隊(TOL)が米主導の有志連合と連携し、ラッカ市内で精密治安作戦を実施し、ダーイシュ(ダーイシュ)」のメンバー4人を拘束した。

また、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)はタブカ市で麻薬密輸業者2人を逮捕した。

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トルコでシャルア移行期政権によるシリアのアラウィー派への侵害や組織的殺害を非難するデモ(2026年1月3日)

シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会調整渉外局(フェイスブック)によると、トルコで行われたアラウィー派によるデモが行われ、アフマド・シャルア移行期政権に対する同派住民への侵害や組織的殺害を非難、住民らとの連帯が表明された。

ANHAが1月4日に伝えたところによると、デモが行われたのは、ハタイ県のヤイラダーウ国境通行所(シリア側はカサブ国境通行所)付近。

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イスラエル軍部隊がダルアー県の旧シリア軍ジュムラ連隊基地に一時侵入(2026年1月2日)

ダルアー県では、SANAシリア人権監視団によると、約20人の兵士と4台の軍用車輛からなるイスラエル軍部隊がヤルムーク川河畔のジャムラ村に近い旧シリア軍の放棄されたジュムラ連隊基地方面に一時侵入、その後撤退した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、3台の軍用車輛からなるイスラエル軍部隊が県中部のウンム・アザーム村とムシャイリファ村を結ぶ道路上に臨時の検問所を設置し、通行人を停止させて身体検査を行い、その後撤退した。

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超正統派ユダヤ教徒(ハレディ)からなるハシュモナイム旅団がシリア南部での任務を完了(2026年1月1日)

イスラエル軍は、公式サイトを通じて以下の通り発表した。

第52大隊の指揮下にあるハシュモナイム旅団の部隊は、第474旅団と連携し、シリア南部での一連の訓練を経て、同地での初の作戦活動を完了した。
この活動の一環として、部隊は特定地域における重点的な捜索活動を実施し、脅威の排除およびイスラエルの民間人、特にゴラン高原の住民の安全確保を目的として、情報収集を行った。
第210師団の部隊は、引き続き同地域に展開している。
ハシュモナイム旅団は、すべての戦域において活動を継続すると同時に、超正統派兵士が自身の生活様式を維持できるよう配慮しながら任務を遂行していく。

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イナブ・バラディーによると、ハシュモナイム旅団は超正統派ユダヤ教徒(ハレディ)からなる部隊。

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クナイトラ県では、SANAシリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊がラフィード町近郊でキノコ採りをしていた市民らに向けて発砲し、羊数頭が殺害された。

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シリア人権監視団:イスラエル軍は2025年を通じてシリア領内に105回の攻撃を実施(2025年12月31日)

シリア人権監視団は、イスラエル軍が2025年を通じてシリア領内に105回の攻撃を実施したと発表した。

月別の攻撃回数と人的被害は以下の通り:

• 1月:爆撃5回。死者3人(民間人1人、移行期政権軍部隊兵士2人)
• 2月:爆撃11回、地上攻撃2回。死者5人(民間人1人、移行期政権軍兵士2人、レバノン国籍2人)
• 3月:爆撃16回、地上攻撃4回。死者12人(民間人11人、移行期政権軍兵士1人)。
• 4月:爆撃4回、地上攻撃2回。死者13人(移行期政権軍兵士4人)
• 5月:爆撃11回。死者1人(民間人)
• 6月:爆撃4回、地上攻撃2回。
• 7月:爆撃26回、死者18人。
• 8月:爆撃7回、死者7人(民間人1人と軍人6人)
• 9月:爆撃3回、地上攻撃1回
• 10月:地上攻撃1回。
• 11月:爆撃1回、地上攻撃1回。死者15人。
• 12月:爆撃1回、地上攻撃3回

105回の攻撃の内訳は爆撃89回、地上攻撃16回で、標は約142ヵ所(武器・弾薬庫、施設、司令部、車輛など)に及び、死者は76人に達した。

シリア人権監視団はまた、2025年にイスラエルが460件のシリア領内への侵入を行ったと発表した。

月別の内訳は以下の通り:
• 1月:4件
• 2月:19件
• 3月:30件
• 4月:30件
• 5月:30件
• 6月:38件
• 7月:32件
• 8月:35件
• 9月:36件
• 10月:40件
• 11月:約90件
• 12月:76件

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イスラエル軍はクナイトラ県への侵入を続ける(2025年12月31日)

クナイトラ県では、SANAによると、ハイラックス車2台を含む3両の車輛(うち1両はハマー)からなるイスラエル軍部隊がビイル・アジャム村からブライカ村方面に侵入した。

また、シリア人権監視団によると、イスラエル軍は、西アフマル丘周辺に向けて照明弾を発射した。

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米主導の有志連合がシリア民主軍の支援を受けてラッカ県東部農村地域で空挺作戦を実施し、ダーイシュのメンバー2人を拘束(2025年12月31日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合がシリア民主軍の支援を受けて、県東部農村地域で空挺作戦を実施し、ダーイシュのメンバー2人を拘束した。

また、シリア民主軍は1月1日フェイスブックを通じて、ラッカ市近郊のマシュラブ村での治安作戦で1人を拘束したと発表した。

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ハサカ県シャッダーディー市に設置されている米主導の有志連合の基地から、ダイル・ザウル県西部の砂漠地帯にあるダーイシュの拠点を狙って2発のミサイルが発射される(2025年12月30日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、バーグーズ村で、シリア民主軍の元兵士だった住民1人がダーイシュ(イスラーム国)の細胞の銃撃を受けて死亡した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シャッダーディー市に設置されている米主導の有志連合の基地から、ダイル・ザウル県西部の砂漠地帯にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点を狙って2発のミサイルが発射された。

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100人以上からなるイスラエル軍部隊がクナイトラ県西アフマル丘から東進を開始(2025年12月30日)

クナイトラ県では、SANAによると、ハマー車2台およびハイラックス車2台からなるイスラエル軍部隊が県南部の西アフマル丘からアイン・ザイワーン村方面に侵入、同村とクードナ村の間に一時的な検問所を設置した。

これと前後して、約100人の兵士からなるイスラエル軍部隊が、西アフマル丘から東進を開始した。

シリア人権監視団によると、到着した部隊は約200人規模。

また、SANAによると、イスラエル軍部隊が県南部のイッシャ村に侵入し、住民1人を拘束した。

さらに、SANAによると、ハイラックス車4台からなるイスラエル軍部隊がアドナーニーヤ村からマントラ・ダム道路方面へ向けて移動し、ルワイヒーナ村とムシャイリファ村を結ぶ交差点に臨時検問所を設置、その後撤収した。

また、イスラエル軍は、県南部のサイダー・ハーヌート村西方において掘削および造成作業に使用していたすべての重機を撤去した。

シリア人権監視団によると、複数の軍用車輛からなるイスラエル軍部隊がマアラカ村西に位置する連隊基地方面に侵入した。

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一方、SANAによると、国連兵力引き離し監視軍(UNDOF)の部隊がマアラカ村を訪れ、住民らに聞き取りを行った。

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米中央軍(CENTCOM)は12月20日から29日にかけて実施された作戦は11回でダーイシュのメンバー少なくとも7人を殺害、18人を拘束、武器貯蔵庫4ヵ所を破壊(2025年12月30日)

米中央軍(CENTCOM)は、Xを通じて、シリアで12月19日に開始された「鷹の目打撃作戦」に続いて実施された大規模攻撃によって、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員約25人を殺害または拘束したとする戦果を発表した。

CENTCOMによると、12月20日から29日にかけて実施された作戦は11回で、ダーイシュのメンバー少なくとも7人を殺害、18人を拘束、武器貯蔵庫4ヵ所を破壊された。

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アブー・カスラ国防大臣は国連兵力引き離し監視隊(UNDOF)のグーシャ少将と会談(2025年12月30日)

国防省(フェイスブック)によると、ムルハフ・アブー・カスラ国防大臣は国連兵力引き離し監視隊(UNDOF)のパトリック・グーシャ少将と会談した。

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国防省(フェイスブック)によると、アリー・ナアサーン参謀総長(准将)を団長とする代表団がトルコを訪れ、首都アンカラでヤシャル・ギュレル国防大臣と会談した。

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フランス臨時代理大使:沿岸部での暴力行為を非難、事件についての究明を求める(2025年12月29日)

ジャン・バティスト・フェーヴル在シリア・フランス臨時代理大使は、28日の沿岸部、ハマー県、ヒムス県でのアラウィー派による抗議デモとアフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊による弾圧について、Xで以下の通り綴った。

フランスは日曜日、シリア沿岸地域、特にラタキアにおける状況を懸念をもって注視した。民間人および治安部隊の双方に犠牲者が出たことを遺憾に思い、あらゆる暴力行為を非難する。また、これらの出来事について完全な解明がなされるよう求めている。フランスは、すべてのシリア人男女が、自由で、統一され、多元的で、安定し、主権を有するシリアにおいて、平和と安全のもとで共存できるようにする政治移行の実現に向けた自国のコミットメントを改めて強調する。

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イスラエル軍第210師団第55旅団は、脅威の排除とイスラエル北部国境の防衛を名目として実施されてきた一連の軍事作戦および部隊移動を終え、クナイトラ県から撤退(2025年12月29日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍がラフィード町の農地に向けて発砲を行った。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍は、第210師団に属する第55旅団を、脅威の排除とイスラエル北部国境の防衛を名目として実施されてきた一連の軍事作戦および部隊移動を終え、クナイトラ県から撤退した。

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シャルア暫定大統領は、首都ダマスカスの会議宮殿で開催された新通貨発表式典に出席(2025年12月29日)


大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領は、首都ダマスカスの会議宮殿で開催された新通貨発表式典に出席した。

大統領府(フェイスブック)によると、シャルア暫定大統領は式典の一環として対話セッションを行った。

SANAによると、セッションのなかで、シャルア暫定大統領は、新通貨発表式典の一環として行われた対話セッションにおいて、新通貨の発行は、惜しまれることのない過去の段階を終わらせ、全シリア国民が希求する新たな国家的段階への扉を開く象徴であると強調した。

また、新通貨発行に伴うデノミネーションについて、経済状況や為替レートの改善を意味するものではなく、市民の日常取引を容易にすることが目的であると説明した。

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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者相は首都ダマスカスにおいて、国連兵力引き離し監視隊(UNDOF)のパトリック・グーシャ少将と会談した。

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