シャイバーニー外務在外居住者大臣はフランスの首都パリでバロ外務大臣と会談(2026年1月6日)

外務在外居住者省(フェイスブック)によると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は、フランスの首都パリを訪れ、ジャン=ノエル・バロ外務大臣と会談、両国共通の関心事について協議するとともに、戦略的パートナーシップを強化する方策について意見を交わした。

一方、フランス外務省(公式サイト)によると、バロ外務大臣は、アフマド・シャルア移行期政権がダーイシュ(イスラーム国)に対する有志連合に参加したことを歓迎するとともに、英仏が移行期政権当局との連携のもとにヒムス県で行った爆撃を高く評価した。

また、昨年3月と7月の沿岸部およびスワイダー県での残虐行為の全容解明を目指す移行期政権当局の取り組みへの全面支持を表明した。

両外務大臣はこのほか、移行期政権とシリア民主軍が交わした3月10日合意の進展についても協議した。

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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、シャイバーニー外務在外居住者大臣は、訪問先のパリでトルコ共和国のハカン・フィダン外務大臣と会談、地域・国際情勢の動向について協議するとともに、両国間の協力および連携を強化する方策について話合った。

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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、フランスから帰国したシャイバーニー外務在外居住者大臣は首都ダマスカスで、ドイツのアレクサンダー・アイベル国家安全保障担当副顧問を団長とする代表団と会談、二国間関係を強化する方策や、さまざまな分野における協力について協議した。

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シャルア暫定大統領がサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子兼首相と電話会談(2026年1月6日)

SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領は、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン・アール・サウード皇太子兼首相と電話会談を行い、経済および投資分野における二国間協力を強化する方策について協議したほか、地域情勢の動向および両国共通の課題について意見を交換した。

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シャルア暫定大統領が首都ダマスカスで買い物をする様子を撮影した映像が公開される(2026年1月5日)

ムラースィルーンタアッカドダマスカス迫撃砲日記(フェイスブック)シャーム・プラスは、SNS上でシャルア暫定大統領が首都ダマスカスのマッザ区(オートストラード・マッザ地区)で買い物をする様子を撮影したビデオが公開されているとしたうえで、映像を転載した。

映像には、1月1日から利用が開始されたシリアの新通貨で支払いをするシャルア暫定大統領の様子が映し出されている。

タアッカドは、「シャルア暫定大統領が1月5日夜、マッザ区で行った外出の様子が確認できる」と主張しているが、撮影された正確な日時は不明。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によるとマッザ区の上空に無人航空機が飛来、これと同時に銃声が確認された。

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スイス・インフォ:シャルア移行期政権当局はSNSで暫定大統領を標的とした治安事件が発生したとの情報を否定(2026年1月5日)

スイス・インフォは、アフマド・シャルア移行期政権当局が、SNSでシャルア暫定大統領を標的とした治安事件が発生したとの情報が拡散されていることについて、これを否定した伝えた。
内務省のヌールッディーン・バーバー報道官は、X(旧ツイッター)に以下の通り投稿した。

一部のプラットフォームにおいて、シリア大統領および複数幹部を標的とした治安事件が発生したと主張する事実無根の情報が流布された。これらには、公式機関に帰されたとされる偽造された声明文が添付されていた。当局は、これらの主張が全面的かつ断固として虚偽であることを確認する。また、尊敬すべき市民各位ならびにすべての報道機関に対し、正確性と責任をもって情報を取り扱い、認可された公式情報源以外からニュースを取得しないよう強く呼びかける。

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シャルア移行期政権の内務治安部隊が展開したスワイダー県シュアーブ村近くで激しい銃声(2026年1月5日)

スワイダー県では、スワイダー24によると、県東部のマラフ町の東側に国民防衛部隊が土塁の設置作業を行っていたのと前後し、同町と、最近になってアフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊が展開したシュアーブ村の間の地域で激しい銃声が確認された。

また、スワイダー24によると、サルハド市のセラミック倉庫(ゼノビア倉庫)で盗難・略奪行為が発生したのを受け、国民防衛部隊に所属する武装グループどうし(ラーイフ・ジャウハリー氏が率いるグループ、バースィル・ジャルマカーニー氏とラアファト・バーリー氏が指揮するウルヤー部隊)が交戦した。

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一方、シリア人権監視団によると、国連世界保健機関(WFP)が支援する車列がスワイダー県に製粉所向けの小麦粉約402トンを搬入した。

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シリア人権監視団はシャルア移行期政権に属するハッカー・グループ「電子狼軍」のサイバー攻撃を受けたと発表(2026年1月5日)

シリア人権監視団は公式サイトを通じて声明を発表し、「電子狼軍」なるハッカー・グループのサイバー攻撃を受けていると主張、これを非難した。

シリア人権監視団の公式サイトは1月5日一時閲覧でできなくなっていた。

声明によると、「電子狼軍」は、アフマド・シャルア移行期政権に属するハッカー・グループで、当局の直接的な指示のもとで、シリア人権監視団の活動を妨害するため、その公式サイトに対して組織的なハッキング攻撃を繰り返しているという。

今回は、1週間足らずの間に2回の攻撃が加えられ、それ以前にも、SNS上での組織的誹謗・圧力キャンペーンが行われていた。

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イスラエル軍部隊がダルアー県マアリーヤ村に侵入し、ヤギ約250頭からなる家畜の群れを押収(2026年1月5日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊がマアリーヤ村に侵入し、村の住民が所有するヤギ約250頭からなる家畜の群れを押収した。

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シャイバーニー外務在外居住者大臣とサラーマ総合諜報機関長官を団長とするシリア代表団が米国の調整および仲介のもと、イスラエル側との交渉ラウンドに参加(2026年1月5日)

SANAは、シリア政府筋の話として、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣とフサイン・サラーマ総合諜報機関長官を団長とするシリア代表団が現在、米国の調整および仲介のもと、イスラエル側との交渉ラウンドに参加していると伝えた。

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シャルア移行期政権はシリア民主軍がアレッポ県東部にある憲兵隊検問所を無人航空機で攻撃したと主張(2026年1月5日)


アレッポ県では、SANAによると、アフマド・シャルア移行期政権の部隊(シリア軍)は、シリア民主軍が無人航空機の発射地点を特定、県東部のダイル・ハーフィル市一帯の同地に対する攻撃を開始した。

シリア軍による攻撃は、ダイル・ハーフィル市近郊に対するシリア民主軍の無人航空機による攻撃で住民や憲兵隊員6人以上が負傷したのを受けたもの。

また、SANAによると、これに先立ち、シリア民主軍の無人航空機は、ダイル・ハーフィル市近郊の憲兵隊の検問所を無人航空機で攻撃、し兵士3人が負傷し、車両2台が損傷した。

一方、シリア民主軍は、フェイスブックを通じて以下の通り反論した。

シリア民主軍は、国防省内のいわゆる広報連絡局が発表した声明に含まれる、アレッポ東部ダイル・ハーフィル市近郊で憲兵隊の検問所が攻撃されたとする主張を、断固として否定する。
我々の部隊は、本日、この地域においていかなる活動、移動、軍事行動も一切行っていないことを確認しており、これらの主張は完全に捏造された疑わしいもので、根拠のないエスカレーションを正当化し、口実を作り出すことを目的としている。我々は、この声明を発表した側に対し、その結果として生ダイルすべての責任を負わせるものである。
シリア民主軍は、自制を守り、現在存在する枠組みとプロセスを順守することに引き続きコミットしている。

シリア民主軍はまた、フェイスブックを通じて以下の通り発表した。

追跡および精査の結果、先の声明で言及した、いわゆる我々の部隊が国防省の車両を標的にしたと同省が非難する事件は、いかなる軍事行動とも無関係であることが判明した。
当該事案は、ダマスカス諸派に属する憲兵隊の車両と民間車両との間で発生した交通事故であり、これが意図的に誇張され、誤解を招く形で描写されたもので、根拠のない治安上の物語を捏造しようとする露骨な試みである。
シリア民主軍は、自制の維持、既存の枠組みの順守、そして人為的に作り出されたエスカレーションの試みに巻き込まれない姿勢を改めて強調する。

シリア民主軍はさらに、フェイスブックを通じて以下の通り発表した。

我々の部隊は、現在、国際制裁リストに掲載されているダマスカス政府配下の「アムシャート」および「ハムザート」諸派がダイル・ハーフィル市に対し無差別砲撃を継続している状況のもとで、戦闘員および自らの人民を防衛する完全かつ正当な権利を有していることを改めて確認する。
これらの砲撃は、民間人の住宅を直接標的とし、住民の生命を重大な危険にさらしている。我々の部隊においては、いかなる人的・物的損害も発生していないが、我々は、これらの犯罪行為および侵害、その結果として生じるすべての影響について、攻撃を行った側に全面的な責任を負わせる。

シリア人権監視団も、シリア民主軍による攻撃は確認されていないと発表した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ラッカ市において北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)が6人からなるセルを摘発した。

6人は、ヌスラ戦線の旗(イスラーム過激派を象徴する旗)の掲揚、公共サービス施設や軍事拠点の壁に挑発的な落書、空中発砲などといった行為を行い、それらを撮影した映像をイスラーム国が使用するジハード主義的な歌に載せてSNSで拡散し、住民の恐怖を煽ろうとしていた

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ダマスカス郊外県でシャルア移行期政権の内務治安部隊がダーイシュのメンバー1人を逮捕(2026年1月5日)

ダマスカス郊外県では、内務省(フェイスブック)によると、内務治安部隊が総合諜報機関の協力のもと、県南部のアーディリーヤ村で治安作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーの1人を逮捕、所持していた自爆ベルト、消音器、手榴弾、武器、弾薬を押収した。

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ダマスカス郊外県ヒーナ町で「体制の残党は倒れろ」といった落書き:タルトゥース県のアラウィー派評議会書記が逮捕(2026年1月5日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ドゥルーズ派とキリスト教徒が暮らすヒーナ町の住宅の壁や商店の扉に扇動的かつ脅迫的な落書きが書かれているのが確認された。

落書きは「体制の残党は倒れろ」「次はお前たちの番だ、残党ども」といった排他的で威嚇的なのもの。

一方、エネルギー省(フェイスブック)によると、内務治安部隊がガズラーニーヤ町とウタイバ村で、南部地域に電力を供給する高圧送電線を標的とした攻撃未遂を阻止した。

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アレッポ県では、内務省(フェイスブック)によると、刑事捜査局は治安作戦によって拉致・恐喝グループを解体し、4人のメンバーを逮捕、誘拐されていた若者の解放に成功した。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、約10台の車両からなる内務治安部隊が未明にドゥライキーシュ市近郊のバイト・タリージャ村に突入し、家宅捜索を実施、県のアラウィー派評議会の書記で、アラビア語教師とモスクのイマームを務めるアースィフ・ムハンナー師を拘束した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市シャリーア地区にある自宅内で、60代の女性が銃で撃たれ、遺体で発見された。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、アブー・ハクファ村の商店を標的とした銃撃事件が発生し、少なくとも2人のアラウィー派が死亡した

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米主導の有志連合はラッカ市でダーイシュのメンバー4人を拘束(2026年1月4日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍が米主導の有志連合との調整および協力のもとラッカ市でダーイシュ(イスラーム国)のセルを標的とした治安作戦を実施し、4人を拘束した。

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レバノン軍は、発砲、武器の所持、麻薬使用、人身密輸、不法滞在といった犯罪行為を行ったとしてレバノン人9人とシリア人35人を逮捕(2026年1月4日)

レバノン軍は、Xを通じて以下の通り発表した。

治安紊乱者や指名手配者に対する継続的な追跡の一環として、2026年1月3日、レバノン軍各部隊は諜報局の支援を受け、レバノンの複数地域で家宅捜索、巡回の実施、検問所の設置などの特殊治安措置を実施した。
これらの措置の結果、アッカール郡、トリポリ郡、バトルーン郡、バールベック・ヘルメル郡の各郡において、レバノン人9人とシリア人35人が拘束された。拘束理由は、発砲、武器の所持、麻薬使用、人身密輸、不法滞在など、さまざまな犯罪行為に及ぶ。
本措置により、武器、軍用弾薬、麻薬、軍需品の一定量が押収された。押収物は関係機関に引き渡され、被拘束者に対する取り調べは管轄司法当局の監督下で開始された。

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アクシオス:シリアとイスラエルの高官らは5日(月曜日)、パリで安全保障協定に関する交渉を再開する予定(2026年1月4日)

アクシオスは、イスラエル当局者や複数の消息筋の話として、シリアとイスラエルの高官らは5日(月曜日)、パリで会合を開き、安全保障協定に関する交渉を再開する予定であると伝えた。

交渉は2日間にわたって行われる見通しで、シリア側からはアスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣が出席し、新たに編成されたイスラエル側交渉団と協議を行う予定だという。
今回の交渉は、約2ヵ月ぶり5回目。

前回の交渉は、双方の立場の隔たりが大きかったことに加え、イスラエル側の首席交渉官であったロン・ダーマー戦略問題大臣の辞任(2024年11月)があったため、中断していた。

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英仏空軍はヒムス県タドムル市のパルミラ遺跡群北の山岳地帯にあるダーイシュの地下施設を爆撃(2026年1月4日)

英国政府は、公式サイトを通じて、同国空軍がフランスと共同作戦を行い、シリア領内のダーイシュ(イスラーム国)に対する爆撃を成功させたと発表した。

発表によると、給油機ボイジャーの支援を受けた英空軍のタイフーンFGR4戦闘機が3日夜、フランス空軍機と合流し、ヒムス県タドムル市のパルミラ遺跡群の北数マイルに位置する山岳地帯にダーイシュの地下施設があることを特定、これに対して爆撃を実施した。

英国空軍機はペイブウェイIV誘導爆弾を使用して、施設へ通じる複数のアクセス用トンネルを標的とした。

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北・東シリア地域民主自治局の避難民・難民事務局共同局長:自治局支配地域に11の難民・避難民キャンプが存在し、24万5000人以上が依然として収容されている(2026年1月4日)

ルダウによると、北・東シリア地域民主自治局の避難民・難民事務局のシャイフムース・アフマド共同局長は同自治局支配地域に現在11の難民・避難民キャンプが存在し、国内避難民(IDPs)およびイラク人などの外国籍住民は24万5000人以上が依然として収容されていることを明らかにした。

11のキャンプのうち、6キャンプはジャズィーラ地方、1キャンプはダイル・ザウル県、1キャンプはラッカ県ラッカ郡、3キャンプ(うち2キャンプはアレッポ県アフリーン郡、シャフバー地区からのIDPs専用のキャンプ)は同県タブカ郡に設置されている。

最大のキャンプであるフール・キャンプには14,500人のイラク人を含む数万人が収容されている。

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アサーイシュはラッカ市で治安紊乱を画策したセルのメンバー複数人を逮捕(2026年1月4日)

北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)は、公式サイトを通じて、ラッカ県ラッカ市で治安紊乱を画策したセルのメンバー複数人を逮捕したと発表した。

彼らは、市内で「ヌスラ戦線の旗」(イスラーム過激派を象徴する旗)を掲げ、空砲を放ち、アサーイシュや公共サービス機関を標的とした扇動的な文言を壁に落書きするなどの行為を行い、これらを撮影した映像をダーイシュ(イスラーム国)によるものとの情報を拡散しようとしていた。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、アサーイシュがフール・キャンプからダーイシュ(イスラーム国)の家族5人(女性3人、子ども2人)が逃走を試みたのを阻止した。

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シャルア移行期政権の部隊がアレッポ県東部のダイル・ハーフィル市近郊で前政権とつながりがある8人を逮捕(2026年1月4日)

アフマド・シャルア移行期政権の国防省広報連絡局は、SANAに対し、シリア軍部隊が、アレッポ県東部のダイル・ハーフィル市近郊で、前政権とつながりがある8人を逮捕したと明らかにした。

8人はシリア民主軍の支配地域へ不法に越境しようとしていたところを拘束されたもので、必要な措置を講じるため、関係当局に引き渡される予定だという。

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シリア民主軍のアブディー総司令官らがアフマド・シャルア移行期政権と軍事レベルでの統合をめぐって直接協議(2026年1月4日)

シリア民主軍は、フェイスブックを通じて以下の通り発表した。

現在、シリア民主軍指導部の代表団が、シリアの首都ダマスカスにおいて、ダマスカス政府(アフマド・シャルア移行期政権)の関係者らと会談している。この会談は、軍事レベルでの統合プロセスに関する協議の一環として行われている。
代表団には、シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官に加え、総司令部メンバーであるスーズダール・ダイリクおよびシャイバーン・ハンムーが含まれている。
本件は速報であり、詳細は後ほど発表される予定である。

シリア民主軍はまた、フェイスブックを通じて以下の通り発表した。

シリアの首都ダマスカスにおいて、シリア民主軍指導部の代表団とダマスカス政府の関係者との間で行われていた会合は終了した。この会合は、軍事面での統合プロセスに関する協議の一環として実施されたものである。
詳細および結果については、後ほど公表される予定である。

さらに、シリア民主軍は、フェイスブックを通じて以下の通り発表した。

本日午前、シリア民主軍指導部は、ダマスカス政府の関係者と会合を開き、公式対話の枠組みの中で、軍事部隊の統合に関する案件について協議を行った。
双方は、今後の段階においても会合を継続的に開催し、一定の整理されたプロセスのもとで協議を完結させ、最終的な結果に至るまで本件を追跡していくことで合意した。

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ANHAによると、会合には、米主導の有志連合のケヴィン・G・ランバート司令官(准将)も同席した。

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ANHAによると、シリア民主軍広報センターのファルハード・シャーミー・センター長は、会合の枠外で流布されているいかなる情報も、実際の協議の進行状況を反映するものではないと強調し、詳細および結果は近く公式に発表されると述べた。

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ハサカ県ダルバースィーヤ市の市議会前で前日に続いて停電と電気料金値上げに抗議するデモ(2026年1月4日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるダルバースィーヤ市の市議会前で前日に続いて停電と電気料金値上げに抗議するデモが行われた。

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イスラエル軍はクナイトラ県東部の東アフマル丘上空で、照明弾を複数発射(2026年1月4日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、4日深夜から5日未明にかけて、イスラエル軍が県東部の東アフマル丘上空で、照明弾を複数発射し、各地で爆発音が確認された。

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ラタキア県の内務治安部隊は抗議デモに関連して前政権の国防隊の隊員だったアズドシール・カーミル・イブラーヒームと名乗る人物を逮捕(2026年1月4日)

内務省(フェイスブック)によると、ラタキア県の内務治安部隊は、12月27日にラタキア県などで発生した抗議デモに関連して、宗派的扇動、社会平和への脅威、ならびに内務治安部隊への攻撃に関与した者に対する治安作戦の一環として、ジャブラ郡出身で前政権の国防隊の隊員だったアズドシール・カーミル・イブラーヒームと名乗る人物を逮捕した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワーディー・ザハブ地区でオートバイに乗った武装した2人組が住民に発砲し、アラウィー派2人(若者1人、女性1人)が負傷した。

また、シリア人権監視団によると、タッルカルフ市近郊のウンム・ジャーミウ村で、県の内務治安部隊と国境警備隊が激しく交戦した。

交戦は両者の連携部族によるもので、前者の隊員1人が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、ヒムス市の建設・建築部門において、約400人の職員を解雇する決定がアフマド・シャルア移行期政権当局によって下された。

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シャルア暫定大統領の兄のマーヒル・シャルア大統領府事務局長はギリシャ正教アンティオキアおよび全東方総主教区を訪れ、ヨハンナ10世ヤズジー総主教と会談(2026年1月4日)

SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領の兄で大統領府事務局長を務めるマーヒル・シャルア氏は代表団を率いて、首都ダマスカスにあるギリシャ正教アンティオキアおよび全東方総主教区を訪れ、ヨハンナ10世ヤズジー総主教と会談した。

シャルア事務局長は、弟であるシャルア暫定大統領からの降誕祭および新年の祝意を伝え、これに対し、ヨハンナ10世ヤズジー総主教は、シャルア暫定大統領に謝意を表明するとともに、新年がシリアに善と安寧をもたらすよう祈念した。

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シリア人権ネットワーク:2025年に記録された恣意的逮捕・拘束の件数は1,108件(2026年1月3日)

シリア人権ネットワークは、公式サイトで、2025年に記録された恣意的逮捕・拘束の件数が1,108件に上ったと明らかにした。
同ネットワークによると、1,108件の逮捕の中には子ども73人、女性26人が含まれている。

内訳は、アフマド・シャルア移行期政権の軍部隊によるものが252件(子ども1人、女性5人)、シリア民主軍によるものが768件(子ども72人、女性14人)、旧シリア国民軍諸派などの武装組織によるものが88件(女性7人)**であった。
県別では、ダイル・ザウル県が恣意的逮捕・拘束が最多で、アレッポ県、ラッカ県、ヒムス県と続いている。
だが、シリア人権ネットワークによると、シャルア移行期政権の軍部隊が刑務所・拘禁施設からの釈放件数は、同軍による恣意的拘束件数を上回っている。

これは、前政権との関係を理由に拘束されていた数百人がヒムス中央刑務所から釈放されたことによるものである。

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ラーミー・マフルーフ氏の資金提供のもと「トラ」ことスハイル・ハサン准将がシリア国内での武装反乱を準備(2026年1月3日)

DWは、ロイター通信、『ニューヨーク・タイムズ』、ジャジーラ・チャンネルなど複数のメディアが、アサド前政権の軍高官や実業家らが、シリアで武装反乱を主導することを目的として、二つのネットワークを活性化させようとしている実態が明らかになりつつあると伝えた。

報道によると、彼らは数万人規模にも言われる戦闘員を率いてアフマド・シャルア移行期政権に対する武装反乱を準備しているという。

二つのネットワークのうちの一つは、アサド前大統領のいとこで実業家のラーミー・マフルーフ氏が、もう一つは軍事情報局長だったカマール・ハサン准将が主導しているとされる。

このうち第1のネットワークは、マフルーフ氏が資金を提供、旧シリア軍第25特殊任務師団の司令官で、ロシアの支援を受け、「トラ」の愛称で知られたスハイル・ハサン准将が軍事指導を行っている。

ロシアの首都モスクワに滞在するハサン准将は、同地から各地を移動し、レバノンやイラク、さらにはシリア国内にいる協力者たちと面会を重ね、シリアへの帰還を画策しているという。

ハサン准将は、自身が「我らが軍武装部隊最高司令官」と呼ぶ人物に資料を送付、そのなかには、シリア西部の各村で動員可能な16万8000人を超える戦闘員と武器の保有状況をまとめられていた。

内訳としては、機関銃を所有する者が2万人、防空砲を保有する者が331人、対戦車兵器を持つ者が150人、狙撃兵が35人いるという。

ハサン准将は「我らが軍武装部隊最高司令官」の実名を明かしていない。

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ハサカ県ダルバースィーヤ市で停電と電気料金の引き上げに抗議するゼネスト(2026年1月3日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるダルバースィーヤ市で、停電と電気料金の引き上げに抗議するゼネストが発生した。

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米主導の有志連合は空路と陸路を通じてハサカ県の基地に武器や装備を搬入(2026年1月3日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、20台の貨物車輛からなる米主導の有志連合の車列が、ワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)を通過し、シリア領内に入り、カスラク村にある基地に車両、装甲車、ミサイル発射装置、発電機、オートバイなどを搬入した。

また、シリア人権監視団によると、イラク北部から有志連合所属の航空機2機がシャッダーディー市の基地に着陸し、約20分間基地に滞在した後、再び離陸した。

初期情報によれば、2機のうち1機には米国人の要人が搭乗していた可能性が高いという。

このほか、有志連合所属の軍用輸送機が、ハッラーブ・ジール村の基地にレーダー装置、大型軍用車両、軍事・技術装備のほか、弾薬や各種兵站物資を輸送した。

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ラタキア市に装甲車両多数が配備され、迷彩服を着用し完全装備の武装要員が展開(2026年1月3日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ラタキア市内にアフマド・シャルア移行期政権の所属の装甲車両多数が配備され、迷彩服を着用し完全装備の武装要員が市展開した。

一方、シリア人権監視団によると、抗議デモを主導したとして12月30日に拘束されていた活動家のアクサム・ディーブの父親が深い悲しみと強い精神的衝撃の影響で死去した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団が5日に発表したところによると、アフマド・シャルア移行期政権に所属する武装勢力が、1月3日、アフリーン市を訪れていた青年を拉致した。

この青年はシャイフ・ハディード郡出身で、アレッポ市シャイフ・マクスード地区に居住しており、所持していた携帯電話内からクルド民族主義の象徴を示す画像が見つかったことが理由で拘束されたという。

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シャルア移行期政権の部隊がラッカ県サウラ油田近く設置されているシリア民主軍の拠点を2機の自爆型無人航空機と重火器で攻撃(2026年1月3日)

ラッカ県では、ANHAによると、アフマド・シャルア移行期政権の部隊に所属する諸派がサウラ油田近くに設置されているシリア民主軍の拠点を2機の自爆型無人航空機と重火器で攻撃した。

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ダマスカス県メッザ区に砲弾が撃ち込まれ、ムハンマディー・モスクなどが被弾(2026年1月3日)

SANAによると、ダマスカス県の広報局は、マッザ区に砲弾3発が無差別に打ち込まれ、うち1発はムハンマディー・モスク(マッザ・ヴィーラート地区)のドームに、2発目は通信局の建物に命中し、3発目はマッゼ航空空港近くに着弾した。

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シリア人権監視団によると、3発目の砲弾は、マッザ86地区を見下ろす丘の頂上に設置されているアフマド・シャルア移行期政権の部隊の施設付近に着弾した。

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