シリア民主軍のアブディー総司令官は、国際母語デーを記念してビデオ声明を発表:「母語が民族の文化的および国民的アイデンティティを守る上で重要である」

ANHAによると、ロジャヴァ(西クルディスタン)各地で、国際母語デーを記念して大規模なデモが行われ、クルド語の保護と教育・文化生活における地位の強化を訴え、クルド語の憲法上の承認およびクルド語による教育の保障を基本的かつ正当な権利だと主張した。

デモが行われたのは、ハサカ県のハサカ市、カーミシュリー市、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市、ダルバースィーヤ市、タッル・タムル町、アームーダー市、マアバダ(カルキールキー)町。

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シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官は、国際母語デーを記念してSZKメディアを通じてクルド語によるビデオ声明を発表した。

声明のなかで、アブディー総司令官は、母語が民族の文化的および国民的アイデンティティを守る上で重要であると強調、クルド人が過去に大きな困難に直面したことを指摘し、バアス党政権時代にはクルド語が禁止され、表現の自由や文化遺産の保持に対する障害となっていたと述べた。

また、ロジャヴァ革命の最も重要な成果の一つは、いわゆる「言語の革命」であり、同地域を構成する諸民族が、クルド語をなどの諸語を自由に話すことを可能にした点であると説明、自治行政の文化・教育機関がこの路線を定着させる上で果たしていると評価した。

そのうえで、大統領令(政令)第13号を通じてクルド語が国語として承認されたことは、言語的・文化的アイデンティティを守る重要な一歩で、ロジャヴァにおいて過去数年間に達成された成果の結実であると述べた。

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