シリア・ムスリム同胞団は公式サイトを通じて、2026年第5回通常諮問(シューラー)評議会を開催し、そこでの決定を声明として発表した。
声明の骨子は以下の通り:
1.領土と国民の統一を堅持し、すべての国民と構成集団の平等な市民権を保障し、理由のいかんを問わず人口構成の変更を拒否する。
2.同胞団は独立して意思決定する国民的組織であり、穏健なイスラームの道を守り、シリア人の尊厳と権利の側に立つ。諸国民勢力との対話を通じて国民の統一を強め、宗派主義と派閥主義を退け、市民の平和と共生を定着させる。
3.人民議会の活動開始を歓迎する。移行期の課題を完遂し、制度化された政治的多元主義を確立する立法上の役割を果たすべきである。シリア人の希望を表す恒久憲法を起草し、国民投票に付すよう求める。
4.レバノンの主権と独立した意思決定を尊重し、内政干渉を拒否する。両国の兄弟関係と国民の利益を守る。
5.真実を明らかにし、被害者を救済し、責任を追及する本格的な移行期正義の道筋が必要である。これは国民和解、市民の平和と安定の基盤である。
6.安定したシリアの建設には、法の支配、政治的自由、政党活動の制度化に基づく多元的制度の下、すべての構成集団が政治、開発、国家機関の建設に参加する必要がある。
7.アラブ諸国と国際社会に、経済・人道支援、復興と生活環境の改善への協力を求める。
8.イスラエルによるシリア領への度重なる攻撃、侵入、南部での軍事施設・基地の建設を非難し、統一と主権の侵害や分割・分離計画への支援を拒否する。
9.イランによるシリアへの干渉を警戒し、国家機関外で集団を組織したり武装勢力を支援したりして影響力を再建する試みは、統一と治安と安定を脅かすとする。
10.イランによる湾岸諸国とヨルダンへの度重なる攻撃を非難し、各国の主権と国民の安全を尊重し、地域の安全と安定を脅かす行為を止めるよう求める。
11.サウジアラビア、トルコ、パキスタンによるメッカ相互防衛協定を歓迎し、地域の安全と共通課題への対処における友好国の協力を重視する。
12.パレスチナ人の正当な権利、とりわけ自決権と独立国家樹立の権利、占領に抗して土地と国民を守る権利を支持する。国際社会に占領を終わらせ、パレスチナ人の権利を守る責任を果たすよう求める。
13.移行期のシリアの安定を支えるトルコ政府と国民の立場、これまでの努力と援助に感謝する。
14.シリア人への支援、国家再建への協力、継続的な人道援助について、カタールの首長、政府、国民の立場を評価する。
15.国家再建と安定のための経済・政治支援について、サウジアラビアの立場を評価する。
16.シリア人への支援、人道援助、統一と安定への協力について、ヨルダン政府に感謝し、復興と再建を支えるすべてのアラブ諸国と外国の立場も評価する。
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