ロシア軍はイドリブ県フライフィル村近郊のシャーム解放機構の陣地1ヶ所、アルバイーン山地方を爆撃(2023年11月3日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がアーフィス村近郊でシリア軍兵士を狙撃、1人を殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村を砲撃した。

シリア軍はまた、トルコ軍基地があるシャーム解放機構支配下のマアーッラト・ウルヤー村を砲撃した。

ロシア軍もフライフィル村近郊のシャーム解放機構の陣地1ヶ所、アルバイーン山地方を爆撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府支配地とトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の境界に位置するアブー・ザンディーン村の通行所近くで、シリア軍兵士がオリーブの実を収穫していた住民1人を狙撃し、殺害した。

シリア軍はまたシャーム解放機構の支配下にあるシャイフ・スライマーン村一帯を砲撃した。

AFP, November 3, 2023、ANHA, November 3, 2023、‘Inab Baladi, November 3, 2023、Reuters, November 3, 2023、SANA, November 3, 2023、SOHR, November 3, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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