ハサカ県内のシリア民主軍支配地で暮らす児童が教育省のカリキュラムとは異なった授業を受けることを余儀なくされる(2022年9月13日)

SANA(9月13日付)は、シリアの学校が2022年度の新学期を迎えるなか、ハサカ県の人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍(北・東シリア自治局)の支配地で暮らす児童が、教育省が認可する公立私立学校での修学、通学を阻止され、教育省のカリキュラムとは異なった授業を受けることを余儀なくされていると伝えた。

こうした状況は今年度で5年目となり、シリア民主軍は、教育省のカリキュラムと異なるカリキュラムを強要することで、「分離主義」的思考を植え付け、一部学校については軍事転用しているという。

AFP, September 13, 2022、ANHA, September 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 13, 2022、Reuters, September 13, 2022、SANA, September 13, 2022、SOHR, September 13, 2022などをもとに作成。

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