イスラエル軍はダルアー県上空でイランの無人航空機多数を撃墜、1機がテント近くに墜落し女性1人が重傷(2025年6月20日)

シリア人権監視団によると、ダルアー県では、イスラエル軍が防空システムや戦闘機でイラン所属と見られる無人航空機多数を迎撃、2機が県東部で、1機がキヒール村とタイバ町の間に位置するタクターカ地区に、1機がナスィーブ国境通行所近く、1機がナワー市、1機がタファス市に墜落した。

このうち、タクターカ地区では、女性が滞在していたテントの近くに無人航空機が墜落し、女性が重傷を負い病院に搬送された。

また、イスラエル軍の防空システムはサフム・ジャウラーン村の上空でも迎撃を行った。

また、イスラエル軍戦闘機1機が首都ダマスカス上空に飛来した。

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シリア人権監視団によると、クナイトラ県では、イスラエル軍地上部隊がガリーバ村に新たに侵入、また西サムダーニーヤ村で巡回と検問作戦を実施した。

また、戦車3両と車両6台からなるイスラエル軍の部隊がフッリーヤ村に侵入し、検問所を設置、道路を封鎖した。

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ダマスカス警察が老舗ホテルのウマイヤ・ホテルに強制立ち入りを行い、「飲料と水タバコの提供」を理由に一方的に営業停止処分を科す(2025年6月20日)

ダマス・ニュース通信によると、ダマスカス警察が6月18日、老舗ホテルのウマイヤ・ホテルの4階にあるバーに強制立ち入りを行い、音楽を止めさせ、店内に展開、施設内の様子を撮影し、緊張と不安のなか、恐怖を感じた来店客は次々と逃げ出した。

強制立ち入りは、ホテル側が滞在客や来店客に不安を与えないようにと求めたにもかかわらず行われた。

その後、警察はすべての営業許可証の提示を要求し、ホテル側はこれに応じたが、警察は、すべての書類を確認するため翌日(19日)に出頭するよう要請した。

ホテルの担当者は19日にダマスカス警察の担当部署へ出向き、すべての書類と支払済みの手数料などを提示したが、午後6時頃、ダマスカス県庁職員がホテルを訪れ、県知事の命令により営業停止処分を実施すると通達した。

19日はホテルの全室が予約で埋まっており、営業停止処分は事前の警告や違反報告もないまま行われた。

ホテル側が営業停止にかかる書類の提示を求めると、職員はスマートフォンに表示された画像のみを見せ、書類については閉鎖後に正式な書類を渡すと告げたうえで、従わなければ拘束の可能性があると警告したという。

6月21日に手渡された営業停止命令書の理由は「飲料と水タバコの提供」と記載されていたが、ホテル側はこれについて正式な営業許可を有していた。

 

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ダマスカス郊外県ハーマ町、ハマー県ハマー市で「シャッビーハ」の追放・処罰を求めるデモ(2025年6月20日)

シリア人権監視団によると、ダマスカス郊外県では、ハーマ町では、数十人の住民が抗議デモを行い、前政権関係者の処罰を求めた。

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シリア人権監視団によると、ハマー県では、ハマー市中心部のアースィー広場で、数十人の市民が抗議デモを行い、アフマド・シャルア移行期政権に対して、「シャッビーハ」の追放と、依然として拘束されているとされる「革命家」らの釈放を要求した。

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シリア原子力庁は、約80人の職員に対して有給の行政休暇を与えるとする内部命令を発出(2025年6月20日)

シリア人権監視団によると、シリア原子力庁は、約80人の職員に対して、2025年6月1日から8月31日までの間、有給の行政休暇を与えるとする内部命令を出した。

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ダマスカス郊外県のカタナー市でドゥルーズ派が経営する複数の店舗のシャッターなどに脅迫的な文言が書き込まれる事件が発生(2025年6月20日)

シリア人権監視団によると、ダマスカス郊外県のカタナー市で、ドゥルーズ派が経営する複数の店舗のシャッターなどに、何者かによって脅迫的な文言が書き込まれる事件が発生した。
書かれた文言には「戻ってくるぞ」「ドゥルーズ=ユダヤ人」「開けるな、血が流れるぞ」などがあり、住民の間に強い不安と恐怖が広がっている。

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タルトゥース県、ハマー県でアラウィー派が武装グループによって殺害される(2025年6月20日)

シリア人権監視団によると、ダマスカス郊外県では、前政権の国防隊の一つカラムーンの盾旅団の司令官だったラーミズ・バフブーフ氏がナブク市で銃で撃たれ殺害された。

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シリア人権監視団によると、アレッポ県では、治安部隊がハーン・アサル村で、違法薬物の取引に関与したとされる犯罪組織に対して大規模な強制捜索を実施し、銃撃戦の末に2人を殺害、他数人を拘束、大量の違法薬物と武器を押収した。

また、ヒムス県でも南東部で治安部隊が武装グループが激しく交戦、1人を殺害、1人を拘束した。

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シリア人権監視団によると、ダルアー県では、タファス市で、地元武装グループの元指導者の兄弟2人を含む3人がが、同グループのメンバーだった家族によって殺害された。

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シリア人権監視団によると、タルトゥース県では、バニヤース市郊外のバイダー村付近で、アラウィー派の男性がオートバイに乗った武装グループの銃撃を受けて死亡した。

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シリア人権監視団によると、ハマー県では、サルハブ市で、前政権の協力者と非難を受けていたアラウィー派の男性が銃撃され、死亡した。

また、マラフ町の30代女性の遺体が、サルハド市に至る街道で発見された。

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シリア人権監視団によると、スワイダー県では、イラー村で地元の部族どうしの銃撃戦が発生し、10歳の子どもが流れ弾で死亡した。

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シリア人権監視団によると、ラタキア県では、治安部隊はジャブラ市で前政権の国防隊の幹部だったフィラース・ムフィード・サイード容疑者を逮捕した。

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シリア・アラブ航空は明日(6月21日)のすべてのフライトについてアレッポ国際空港を経由して実施し、これに伴い、ダマスカスとアレッポ空港間で特別バスによる乗客輸送が行われると発表(2025年6月20日)

SANAによると、シリア・アラブ航空は明日(6月21日)のすべてのフライトについてアレッポ国際空港を経由して実施し、これに伴い、ダマスカスとアレッポ空港間で特別バスによる乗客輸送が行われると発表した。

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SANAによると、シリア・アラブ航空はまた、旅行者がフライトに関する最新情報を確認できるようにするため、仮設のウェブサイト(www.syrian-airlines.net)を開設したと発表した。

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アレッポ県では「トルコの傭兵」(シリア国民軍)が、トルコの占領下にある「オリーブの枝」地域内のアフリーン市で発生した若者らによる抗議デモを弾圧、参加者複数名を逮捕(2025年6月20日)

ANHAによると、アレッポ県では、「トルコの傭兵」(シリア国民軍)が、トルコの占領下にある「オリーブの枝」地域内のアフリーン市で発生した若者らによる抗議デモを弾圧、参加者複数名を逮捕した。

抗議デモは、前日のムスタファー・シャイフー氏殺害を受けたもの。

また、シリア人権監視団によると、タッル・アラン町で、アフマド・シャルア移行期政権の内務省総合治安局に所属するスルターン・スライマーン・シャー師団(アムシャート師団)のメンバーが若い男性を銃撃し、殺害した。

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北・東シリア地域民主自治局の社会問題労働委員会共同副委員長は、避難民・強制移住者数千人の帰還を円滑にするため、シャルア移行期政権に対し効果的な協力と明確な帰還メカニズムの策定を要請(2025年6月20日)

北・東シリア地域民主自治局のシャイフムース・アフマド社会問題労働委員会共同副委員長は、ANHAのインタビューに応じ、そのなかで国内各地の避難民・強制移住者数千人の帰還を円滑にするため、アフマド・シャルア移行期政権に対し、効果的な協力と明確な帰還メカニズムの策定を要請した。

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スイス連邦評議会は対シリア経済制裁および一部の金融サービス提供、貴金属取引、高級品の輸出に対する制限を解除することを決定(2025年6月20日)

スイス連邦評議会は公式ウェブサイトを通じて、対シリア経済制裁および一部の金融サービス提供、貴金属取引、高級品の輸出に対する制限を20日午後6時(現地時間)に解除することを決定したと発表した。

対シリア措置に関する政令(2025年6月20日改正)によると、これにより、シリア中央銀行を含む24の機関の資産および経済資源の凍結が解除される。

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SANAによると、外務在外居住者省は声明を出し、6月20日にスイス連邦評議会が発表した対シリア経済制裁の解除決定を歓迎、シリア国民の利益に資する前向きな一歩であり、復興と経済活性化の支援に寄与するものと発表した。

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SANAによると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は、首都ダマスカスでフィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官と会談、難民の自発的かつ安全な帰還に向けたシリア政府の努力を支援する重要性、難民の尊厳と基本的ニーズを守る尊厳ある帰還実現のための協力強化の必要性を確認、強調した。

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