『ワシントン・ポスト』:アサド大統領の戦略問題担当顧問がフリージャーナリストのオースティン・タイス氏の殺害命令を受け、部下が殺害を実行したと証言(2025年6月15日)

『ワシントン・ポスト』によると、2012年8月に首都ダマスカス近郊で消息を絶ったフリージャーナリストのオースティン・タイス氏に関して、アサド大統領の戦略問題担当顧問のバッサーム・ハサン氏が、2025年4月にFBIとCIAの尋問を受け、その際、タイス氏が一時的に収監施設から脱走した後、アサド大統領から殺害命令を受け、これを部下に伝え、2013年に殺害が実行されたと証言したと伝えた。

米当局は、この証言の真偽を確認中であり、裏づけとなる証拠は得られていないという。

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ハサカ県フール町近郊のシャッラーラ村で米主導の有志連合がイランのロケット弾1発を撃破:また有志連合基地上空にイランの無人航空機やミサイルが飛来、米軍がこれを撃破(2025年6月15日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、フール町近郊のシャッラーラ村で、米主導の有志連合がイランのミサイル1発を撃破した。

また、米主導の有志連合が駐留する基地上空にイランの無人航空機やミサイルが飛来、米軍がこれを迎撃し、複数回の爆発が発生した。

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イスラエル軍地上部隊がクナイトラ県フッリーヤ村に侵攻し、民家を襲撃(2025年6月15日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍地上部隊はクードナ村で拘束していた若い男性2人を釈放した。

一方で、イスラエル軍地上部隊はフッリーヤ村に侵攻し、民家を襲撃した。

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ハマー市でユースフ・アスファル前人民議会議員が武装グループに拉致:市民らが抗議デモで消息を調査するよう要求(2025年6月15日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がベドウィンの民兵とともに、13日晩にアクラード・ダーサニーヤ村を襲撃して逮捕していた住民1人が遺体で発見された。

遺体には拷問を受けた跡があり、頭を銃で撃たれていた。

また、ヒルバト・スーダー村で女性1人と子ども7人を含む11人の遺体が埋葬された集団墓地が発見された。

さらに、ヒムス市とミスヤーフ市を結ぶ街道に設置されている内務省総合治安局の検問所にいた武装グループが、アラウィー派の住民に帰属宗派を尋問、この住民に向けて発砲し、殺害した。

このほか、内務省総合治安局がベドウィンの民兵とともに、13日晩にアクラード・ダーサニーヤ村を襲撃して逮捕していた住民1人が遺体で発見された。

遺体には拷問を受けた跡があり、頭を銃で撃たれていた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、14日深夜から15日未明にかけてハマー市のクスール地区で若い男性(旧シリア軍の予備役兵)が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

また、ハマー市のアンダルス地区でユースフ・アスファル前人民議会議員が武装グループに拉致された。

これを受けて、ハマー市のアースィー広場の県庁舎前で住民数十人が、市内での誘拐、殺人、強盗に抗議し、誘拐されたユースフ・アスファル前人民議会議員の消息を調査するよう要求した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、オートバイに乗った武装グループがシャイフ・サアド村の農地で働いていた男女2人を銃で撃ち殺害した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、カルダーハ市近郊のビスィーン村を内務省総合治安局が強襲し、2人(ファーディー・サクル氏と息子)が殺害された。

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ハサカ県のフール・キャンプに収容されていた国内避難民(IDPs)42世帯178人がアレッポ市に帰還(2025年6月15日)

ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の管理下にあるハサカ県のフール・キャンプに収容されていたアレッポ市からの国内避難民(IDPs)42世帯178人が、同自治局が国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)などと連携して推し進める避難民の自発的帰還に向けた取り組みの一環として、「希望の船団」と名付けられた旅客バスに乗って、アレッポ市に向かった。

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アサーイシュはハサカ市とラッカ市で麻薬密輸グループのメンバー3人を逮捕(2025年6月15日)

ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の広報センターは、ハサカ県のハサカ市とラッカ県のラッカ市で麻薬密輸グループのメンバー3人を逮捕したと発表した。

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無人航空機1機がハマー県サーフィーター市近郊の民家に墜落、民家は全焼し、女性1人死亡(2025年6月15日)

タルトゥース県では、SANA,によると、所属不明の無人航空機1機が早朝、サーフィーター市近郊のタリーイー村の民家に墜落、民家は全焼し、女性1人が重傷を負い、タルトゥース国立病院に搬送された。

シリア人権監視団によると、墜落したのはイラン製と見られる無人航空機。


女性はその後死亡した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、アイン・ズブダ村に無人航空機1機が墜落した。

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ヒムス県ヒムス市、クナイトラ県などの上空で、シリア領空を通過するイランのミサイルや無人航空機とイスラエルによる迎撃が確認された。




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シリア人権監視団によると、6月13日にイスラエルがイランの核施設や軍要人を狙って先制攻撃を行い、両国の戦闘が激化して以降、シリア領内にラッカしたイランの無人航空機は28機を記録した。

県別の内訳は以下の通り:

ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯):3機
ハサカ県:1機
タルトゥース県:1機
スワイダー県:3機
クナイトラ県:8機
ダマスカス郊外県:3機
ダルアー県:6機(ジャーシム市1機、サンマイン市2機、ラジャート高原1機、ナーフィア村1機、ジャバーブ村1機)
ダイル・ザウル県:3機

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ルーマニアのダン・エアー航空による最初のフライトがダマスカスに到着:欧州からシリアへの直行便が再開するのは14年ぶり(2025年6月15日)

SANAによると、シリア航空のシャールジャ(UAE)発ダマスカス行き便は、14日夕方、イスラエルとイランの交戦に伴う緊張を受け、サウジアラビアのタブーク空港に目的地を変更して着陸した。 乗客・乗員はいずれも無事だった。

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SANAによると、シリア・アラブ航空はダマスカス・イスタンブール(トルコ)便(443/444便)について、出発時刻を変更したと発表した。

旅客向けの案内によると、443便(ダマスカス発イスタンブール行き)は15時40分にダマスカスを出発し、18時20分にイスタンブールに到着、444便(イスタンブール発ダマスカス行き)は19時20分にイスタンブールを出発し、21時40分にダマスカスに到着する予定である。

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SANAによると、ルーマニアのダン・エアー航空による最初のフライトが、ブカレストからダマスカスに向けて出発した。

欧州からシリアへの直行便が再開するのは14年ぶり。
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SANAによると、同機は乗客138人を乗せてダマスカス国際空港に着陸、その後125人を乗せてブカレストに向かった。

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シャルア暫定大統領は、マルワーン・ハラビー高等教育科学研究大臣と国立大学学長候補らと会談し、高等教育制度の発展、科学技術の強化の方途について議論(2025年6月15日)

SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領は、マルワーン・ハラビー高等教育科学研究大臣と国立大学学長候補らと会談し、高等教育制度の発展、科学技術の強化の方途について議論した。



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