サウト・アースィマ(3月19日付)は、複数の地元消息筋の話として、ダマスカス郊外県東グー地方のハラスター市の処遇をめぐって、同地の支配を主導するシリア解放戦線(シャーム自由人イスラーム運動)とロシアが、トルコ政府の仲介で停戦合意に達したと伝えた。
合意は、①投降を退去を望まない戦闘員の「シリア北部」への移送、②ハラスター市に留まりたい戦闘員の免罪、③ハラスター市に留まっていた男性に、シリア軍への従軍かシリアからの出国を選択させるための6ヶ月の猶予期間の設定、④シリア政府により支配の回復、公共機関におけるシリア国旗の掲揚、⑤重火器の回収、などが盛り込まれているという。
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これに関して、アリー・ハイダル国民和解担当国務大臣はロイター通信(3月19日付)に対して、「ハラスター市を中心とする孤立地帯の反体制戦闘員たちは、同地から退去し、国家の支配を受け入れる合意を履行する準備ができている」と述べた。
AFP, March 19, 2018、ANHA, March 19, 2018、AP, March 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2018、al-Hayat, March 20, 2018、Reuters, March 19, 2018、SANA, March 19, 2018、Sawt al-‘Asima, March 19, 2018、UPI, March 19, 2018などをもとに作成。
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