「決戦」作戦司令室がイドリブ県ミラージャ村近郊でシリア軍兵士1人を射殺(2021年1月4日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるミラージャ村近郊でシリア軍兵士1人を射殺した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

「決戦」作戦司令室はまた、シリア政府の支配下にあるザーウィヤ山地方各所のシリア軍拠点を砲撃した。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるカンスフラ村などを砲撃いした。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がガーブ平原のアムキーヤ町近郊で、シリア軍の重機関銃1基を対戦車ミサイルで破壊した。

「決戦」作戦司令室はまた、シリア政府の支配下にあるバフサ村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるタイバ町とウンム・マヤーズィン町を結ぶ街道で、軍事情報局の兵士1人が正体不明の武装集団に撃たれて死亡した。

またイズラア市近郊でも、軍事情報局の士官(少尉)が、正体不明の武装集団に撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を17件(イドリブ県10件、ラタキア県5件、アレッポ県1件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は13件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を9件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, January 4, 2021、ANHA, January 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 4, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 4, 2021、Reuters, January 4, 2021、SANA, January 4, 2021、SOHR, January 4, 2021などをもとに作成。

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