シリア軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県、ラタキア県、ハマー県で交戦(2022年5月23日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村、スフーフン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がクルド山地方のカッバーナ村一帯で砲撃戦を行った。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がガーブ平原の灌漑計画地区で砲撃戦を行った。

AFP, May 23, 2022、ANHA, May 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2022、Reuters, May 23, 2022、SANA, May 23, 2022、SOHR, May 23, 2022などをもとに作成。

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兵站物資を積んだ米軍の貨物車輌30輌からなる車列がイラクからワリード国境通行所を経由してシリア領内に侵入、ハサカ県シャッダーディー市の基地に向かう(2022年5月23日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、兵站物資を積んだ米軍の貨物車輌30輌からなる車列が、イラクからワリード国境通行所を経由してシリア領内に侵入、シャッダーディー市に違法に設置されている米軍基地に向かった。

AFP, May 23, 2022、ANHA, May 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2022、Reuters, May 23, 2022、SANA, May 23, 2022、SOHR, May 23, 2022などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるアレッポ県マーリア市で、シリア国民軍に所属するムウタスィム旅団と麻薬密売業者が前日に続いて再び撃ち合いに(2022年5月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるマーリア市で、シリア国民軍に所属するムウタスィム旅団と麻薬密売業者が前日に続いて再び撃ち合いとなった。

衝突は、21日深夜から22日未明にかけて、同市で10人が麻薬密売の容疑で拘束されたのを受けたもの。

AFP, May 23, 2022、ANHA, May 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2022、Reuters, May 23, 2022、SANA, May 23, 2022、SOHR, May 23, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍はアレッポ県北部、ハサカ県北部で砲撃を続ける(2022年5月23日)

アレッポ県では、ANHA(5月23日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のウンム・クラー村、シャフバー・ダムを砲撃した。

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ハサカ県では、ANHA(5月23日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のクーザリーヤ村を砲撃した。

AFP, May 23, 2022、ANHA, May 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2022、Reuters, May 23, 2022、SANA, May 23, 2022、SOHR, May 23, 2022などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県、アレッポ県で、指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続く(2022年5月23日)

SANA(5月23日付)によると、ダイル・ザウル県のダイル・ザウル市、アレッポ県のハイヤーン町、タッル・アラン村で、指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続けられた。

AFP, May 23, 2022、ANHA, May 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2022、Reuters, May 23, 2022、SANA, May 23, 2022、SOHR, May 23, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で1人、北・東シリア自治局支配地域で4人(2022年5月23日)

保健省は政府支配地域で新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者9人が完治したと発表した。

これにより、5月23日現在のシリア国内での感染者数は計55,880人、うち死亡したのは3,150人、回復したのは52,610人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/videos/540384067659434/

 

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに4人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。

これにより、5月23日現在のシリア国内での感染者数は計38,578人、うち死亡したのは1,578人、回復したのは2,565人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性3人、女性1人。

また地域の内訳は、ハサカ県のマーリキーヤ(ダイリーク)市1人、ラッカ県のラッカ市3人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1858603234329605

AFP, May 23, 2022、ACU, May 23, 2022、ANHA, May 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2022、Reuters, May 23, 2022、SANA, May 23, 2022、SOHR, May 23, 2022などをもとに作成。

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『ガーディアン』:ロシアは原始的な兵器であるはずの「樽爆弾」の製造配置の「専門家」50人以上をシリアから受け入れる(2022年5月22日)

『ガーディアン』(5月22日付)は、複数の諜報員の話として、「樽爆弾」の製造配備にかかる豊富な経験を持つ50人以上の専門家が、数週間にわたってロシアに滞在し、同国軍と行動をともにしている、と伝えた。

専門家のロシア入りは、ロシア軍がウクライナ侵攻において化学兵器の使用を準備していると米国や欧州諸国が警鐘を鳴らし続けている要因の一つとしても理解され得るものだという。

対空兵器や航空兵器を有していなかったシリアの反体制派がシリア軍の制空権を奪えなかったのとは対象的に、ウクライナ軍は地対空ミサイルによって、ロシア軍の戦闘機やヘリコプターを撃墜している。

ある欧州の高官は「これがおそらく、彼ら(シリアからの専門家)が国境を越えて(ウクライナに入って)こない理由だろう…。その能力があることは知っている。だが、彼らがそれ(樽爆弾)を使えば、負ける。我々は誰がそれを使ったかを突き止めて、彼らをどんなかたちであれ殺害するだろう」と述べている。

同紙によると、樽爆弾の製造配置の専門家は、シリア政府がロシアに派遣した部隊の前衛をなしているのだと言う。

複数の諜報機関高官らは、ロシアに義勇兵として赴いたシリア軍兵士の数が800人から1,000人に達し、ロシア政府が彼らに月1,500~4,000米ドルを20ヵ月にわたって支給することを約束したと信じている。

なお、「樽爆弾」は円筒形の容器やドラム缶に爆薬や釘、金属片などを詰めて、ヘリコプターから投下し、起爆させるだけの原始的な兵器で、その製造に専門的な知識は必要ない。

AFP, May 23, 2022、ANHA, May 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2022、The Guardian, May 22, 2022、Reuters, May 23, 2022、SANA, May 23, 2022、SOHR, May 23, 2022などをもとに作成。

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米軍が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた7家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由にシリア政府の支配地に脱出(2022年5月22日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米軍が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた7家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由してシリア政府の支配地に脱出した。

AFP, May 22, 2022、ANHA, May 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2022、Reuters, May 22, 2022、SANA, May 22, 2022、SOHR, May 22, 2022などをもとに作成。

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シリア民主軍が米主導の有志連合の支援を受けて、ダイル・ザウル県アブリーハ村を強襲し、IDPsの男性1人を拘束(2022年5月22日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が米主導の有志連合の支援を受けて、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるアブリーハ村を強襲し、男性1人を拘束した。

拘束された男性は、シリア政府の支配下にあるブーライル村出身の国内避難民(IDPs)。

AFP, May 22, 2022、ANHA, May 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2022、Reuters, May 22, 2022、SANA, May 22, 2022、SOHR, May 22, 2022などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるアレッポ県のバーブ市とアアザーズ市でシリア国民軍に抗議するデモ、バーブ市では憲兵隊所長解任(2022年5月22日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市でシリア国民軍に抗議するデモが行われた。

抗議デモは、複数の罪状で逮捕されていたシリア軍兵士1人が保釈金を支払って釈放されたことを受けたもの。

デモ参加者は、シリア国民軍憲兵隊の本舎や暫定内閣国防省のビルを襲撃し、抗議の意思を示した。

事態に対処するため、シリア革命反体制勢力国民連立の傘下にある暫定内閣のハサン・ハマーダ国防大臣は、シリア国民軍憲兵隊のバーブ市地区の所長を務めるアブドゥッラティーフ・アフマド大佐を解任し、ウバイダ・ミスリー少佐を後任の所長に任命した。

一方、ANHA(5月22日付)によると、アアザーズ市でも同様のデモが行われ、ハマーダ国防大臣の解任が要求された。

https://youtu.be/0446VYj0Mz8

AFP, May 22, 2022、ANHA, May 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2022、Reuters, May 22, 2022、SANA, May 22, 2022、SOHR, May 22, 2022などをもとに作成。

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ダルアー県フラーク市でシリア政府との和解に応じた元反体制武装集団メンバー1人が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡(2022年5月22日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、フラーク市でシリア政府との和解に応じた元反体制武装集団メンバー1人が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

AFP, May 22, 2022、ANHA, May 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2022、Reuters, May 22, 2022、SANA, May 22, 2022、SOHR, May 22, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍のドローンがラッカ県アイン・イーサー市東のムシャイリファ村近くで25歳の男性を狙って爆撃(2022年5月22日)

ラッカ県では、ANHA(5月22日付)によると、トルコ軍の無人航空機(ドローン)がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市東のムシャイリファ村近くで25歳の男性を狙って爆撃を実施、男性が重傷を負った。

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ハサカ県では、ANHA(5月22日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊の発電所、ダルダーラ村、タッル・シャンナーン村、タッル・ジュムア村、ウガイビシュ村、カスル・トゥーマー・ヤルダー村、タウィーラ村、M4高速道路沿線、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のタッル・ワルド村、ヒルバト・シャイール村、ダーダー・アブダール村を砲撃した。

一連の砲撃により、タッル・ジュムア村近郊の農地で農作業を行っていた住民3人が負傷した。

 

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるマーリア市で、シリア国民軍に所属するムウタスィム旅団と麻薬密売業者が撃ち合いとなった。

衝突は、21日深夜から22日未明にかけて、同市で10人が麻薬密売の容疑で拘束されたのを受けたもの。

AFP, May 22, 2022、ANHA, May 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2022、Reuters, May 22, 2022、SANA, May 22, 2022、SOHR, May 22, 2022などをもとに作成。

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ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表がシリアを訪問し、ミクダード外務在外居住者大臣と会談(2022年5月22日)

ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表がシリアを訪問し、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣と会談した。

SANA(5月22日付)によると、会談では、双方共通の関心事、和解プロセス実施地域拡大などを通じたシリア政府による安定強化に向けた取り組みなどについて意見が交わされた。

ミクダード外務在外居住者大臣は、4月30日に施行されたテロ犯罪に対する恩赦(法令第7号)の重要性が説明されるとともに、トルコがシリア難民100万人の「自発的」帰還を目的とした新たなプロジェクトの開始を宣言したことへの危機感を伝え、国連にこうした試みに与しないよう求めた。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/3271626719791099

AFP, May 22, 2022、ANHA, May 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2022、Reuters, May 22, 2022、SANA, May 22, 2022、SOHR, May 22, 2022などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県、アレッポ県、ラッカ県で、指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続く(2022年5月22日)

SANA(5月22日付)によると、ダイル・ザウル県のダイル・ザウル市、アレッポ県のハイヤーン町、タッル・アラン村、ラッカ県のサブハ町で、指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続けられた。

AFP, May 22, 2022、ANHA, May 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2022、Reuters, May 22, 2022、SANA, May 22, 2022、SOHR, May 22, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で1人(2022年5月22日)

保健省は政府支配地域で新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者10人が完治したと発表した。

これにより、5月22日現在のシリア国内での感染者数は計55,879人、うち死亡したのは3,150人、回復したのは52,601人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/312192757755374

AFP, May 22, 2022、ACU, May 22, 2022、ANHA, May 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2022、Reuters, May 22, 2022、SANA, May 22, 2022、SOHR, May 22, 2022などをもとに作成。

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ダルアー市の合同庁舎近くで、軍事情報局の司令官の車輌に男性2人が爆弾を仕掛けようとしていたのを護衛が発見、1人を射殺(2022年5月21日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市の合同庁舎近くで、軍事情報局の司令官の車輌に男性2人が爆弾を仕掛けようとしていたのを、護衛が発見、1人を射殺した。

もう1人は逃走した。

またムサイフラ町では、若い男性1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, May 21, 2022、ANHA, May 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2022、Reuters, May 21, 2022、SANA, May 21, 2022、SOHR, May 21, 2022などをもとに作成。

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PYDがラッカ市およびタブカ市一帯の部族長と名士、党幹部らを一堂に会した会合を開き、シリア難民100万人の「自発的」帰還をめざすトルコの新プロジェクトを拒否(2022年5月21日)

ラッカ県では、ANHA(5月21日付)によると、民主統一党(PYD)がラッカ市で、ラッカ市およびタブカ市一帯の部族長と名士、党幹部らを一堂に会した会合を開き、シリア難民100万人の「自発的」帰還をめざすトルコの新プロジェクトを拒否し、国連にシリアの人口動態を改編しようとするトルコの行動を止めるよう呼び掛けた。

AFP, May 21, 2022、ANHA, May 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2022、Reuters, May 21, 2022、SANA, May 21, 2022、SOHR, May 21, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアレッポ県北部、ハサカ県北部を砲撃(2022年5月21日)

アレッポ県では、ANHA(5月21日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のスーガーニカ村、スムーカ村、タッル・カッラーフ村を砲撃した。

また、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治地域からトルコ占領下のマーリア市一帯に向けて砲撃が行われた。

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ハサカ県では、ANHA(5月21日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊のタッル・タウィール村を砲撃した。

AFP, May 21, 2022、ANHA, May 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2022、Reuters, May 21, 2022、SANA, May 21, 2022、SOHR, May 21, 2022などをもとに作成。

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外務在外居住者省は国連事務総長と安保理議長に宛てて書簡を送り、前日のイスラエル軍による越境ミサイル攻撃を非難(2022年5月21日)

外務在外居住者省は、国連事務総長と安保理議長に宛てて書簡を送り、前日のイスラエル軍による越境ミサイル攻撃について報告し、これを非難、イスラエルに1974年5月31日にスイスのジュネーブで交わされたイスラエル・シリア間兵力引離し協定を順守させるよう要請した。

SANA(5月21日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/3270728099880961

AFP, May 21, 2022、ANHA, May 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2022、Reuters, May 21, 2022、SANA, May 21, 2022、SOHR, May 21, 2022などをもとに作成。

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ハサカ県のヤアルビーヤ町近郊の村でシリア民主軍兵士2人が殺害される(2022年5月21日)

ハサカ県では、SANA(5月21日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるヤアルビーヤ町近郊のアルカーナ村でオートバイに乗った正体不明の武装集団が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の検問所を機関銃で襲撃し、兵士2人を殺害した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市で、何者かによって殺害されたと見られる男性の遺体が発見された。

遺体が発見されたのは市内の北・東シリア自治局支配地。

AFP, May 21, 2022、ANHA, May 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 21, 2022、Reuters, May 21, 2022、SANA, May 21, 2022、SOHR, May 21, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で1人(2022年5月21日)

保健省は政府支配地域で新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者10人が完治したと発表した。

これにより、5月21日現在のシリア国内での感染者数は計55,878人、うち死亡したのは3,150人、回復したのは52,591人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/311506174490699

AFP, May 21, 2022、ACU, May 21, 2022、ANHA, May 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2022、Reuters, May 21, 2022、SANA, May 21, 2022、SOHR, May 21, 2022などをもとに作成。

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国連安保理でシリア情勢への対応を協議するための会合が開かれ、ロシアとシリアは越境(クロスボーダー)での人道支援の廃止を訴える(2022年5月20日)

国連安保理で、シリア情勢への対応を協議するための会合が開かれた。

会合では、国連人道問題調整事務所(OCHA)の代表を務めるマーティン・グイフィス人道問題担当国連事務次長が、5月上旬に開催された「シリア及び地域の将来の支援に関する第6回ブリュッセル会合」で67億米ドルの支援が約束されたことに関して、2022年にシリアへの人道支援において必要とされる資金の半分にも満たないことを報告し、世界食糧計画(WFP)が支援の削減を強いられかねないと警鐘を鳴らした。

続いて、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県中部一帯で活動を続ける米国のNGOシリア米医療協会(SAMS)のファリーダ・ムスリム氏が報告を行い、越境(クロス・ボーダー)での人道支援の継続の必要を訴えた。

これに対して、ロシアのドミトリー・ポリャンスキー国連第1常駐副代表は、昨年半ば以降4度にわたって行われた政府支配地から反体制派支配地への境界経由(クロス・ライン)が「成功などとはほとんど言えない」と指摘、早期復旧や復興にかかるプロジェクトが支援国の政治的思惑によって左右されていると問題点を指摘した。

また、あらゆる代償も顧みずに越境人道支援を維持しようとする試みについて、「停学処分を受けている怠惰な生徒の親に似ている…。こうした甘やかされた子供に何も良いことはない」と欧米諸国を批判した。

そのうえで、国連がシリアに対する欧米諸国の一方的な制裁を無視し続けていると指摘した。

シリアのバースィム・サッバーグ国連代表は、越境人道支援がシリアの主権を侵害しているとしたうえで、境界経由での人道支援を強化したいと表明するとともに、4月30日の恩赦などを通じて人権状況の改善、難民・国内避難民(IDPs)の帰還、国民和解を推し進めていると強調した。

その一方で、「一部の国」がこうした取り組みを反故にしようとしていると批判した。

米国のリンダ・トマス=グリーンフィールド国連代表大使は、越境人道支援の成果を強調、安保理がその仕組みを継続するだけでなく、反体制派支配地における人道上のニーズを踏まえて、越境人道支援を行うことができる通行所を増やすべきだと主張した。

このほか、ブラジルの代表は、越境人道支援と境界経由での人道支援の双方を継続する必要があると述べた。

また、中国の代表は、シリアの主権と領土保全を尊重し、人道支援を政治利用すべきでないと発言した。

イランの代表は、越境人道支援に代えて境界経由での人道支援を行うことを支持し、そのためにシリア政府や国連に全面協力すると表明した。

一方、トルコは、越境人道支援の維持を訴えた。

AFP, May 20, 2022、ANHA, May 20, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2022、Reuters, May 20, 2022、SANA, May 20, 2022、SOHR, May 20, 2022などをもとに作成。

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ロシアのボクダノフ外務副大臣はイスラエル軍戦闘機に対してS-300が発射されたとの報道を否定(2022年5月20日)

ロシアのミハイル・ボクダノフ外務副大臣は、5月13日のイスラエル軍戦闘機によるハマー県ミスヤーフ市一帯への爆撃に際して、S-300防空システムが使用されたとのイスラエル・メディアの報道に関して「正しくない」と述べ否定した。

ボグダノフはまた、「ロシアとイスラエルの軍関係者はシリア情勢に関して連絡を続けている」と付言した。

マヤーディーン(5月20日付)などが伝えた。

AFP, May 20, 2022、ANHA, May 20, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2022、Qanat al-Mayadin, May 20, 2022、Reuters, May 20, 2022、SANA, May 20, 2022、SOHR, May 20, 2022などをもとに作成。

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フール・キャンプでアサーイシュIDPsの女性の遺体を発見(2022年5月20日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプで、内務治安部隊(アサーイシュ)が何者かによって銃で撃たれて死亡した国内避難民(IDPs)の女性の遺体を発見した。

AFP, May 20, 2022、ANHA, May 20, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2022、Reuters, May 20, 2022、SANA, May 20, 2022、SOHR, May 20, 2022などをもとに作成。

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イドリブ県カファルヤー町でウズベキスタン人からなるジハード・ワ・タウヒード大隊の不動産管理担当者を含む2人が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡(2022年5月20日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事治安権限を握るカファルヤー町でウズベキスタン人からなるジハード・ワ・タウヒード大隊の不動産管理担当者を含む2人が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

不動産管理担当者とともに殺害されたのは、食料品店の店主。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、クルド山地方のカッバーナ村近郊で「決戦」作戦司令室に所属する武装集団の特攻戦闘員(インギマースィー)がシリア軍を攻撃、シリア軍兵士2人と特攻戦闘員1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カナーキル村で住民が逮捕者の釈放を求めて抗議デモを行った。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タファス市で正体不明の武装集団が数年前にシリア軍を離反したとされる男性1人を銃で撃ち殺害した。

AFP, May 20, 2022、ANHA, May 20, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2022、Reuters, May 20, 2022、SANA, May 20, 2022、SOHR, May 20, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアレッポ県北部、ハサカ県北部を砲撃(2022年5月20日)

アレッポ県では、ANHA(5月20日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市、同市近郊のスムーカ村、タッル・マディーク村、シャフバー・ダム、マドユーナ村を砲撃し、民家複数棟に被害が出た。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、マンビジュ市北のフーシャリーヤ村を砲撃し、シリア国民軍に所属するスィルヤーニー軍事評議会の兵士1人が負傷した。

これに対して、シリア軍はアイン・アラブ(コバネ)市近郊のシュユーフ・ファウカーニー町、シュユーフ・タフターニー町上空でトルコ軍の小型無人航空機(ドローン)を撃墜した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるターディフ市から、同市北部のトルコ占領地に避難した住民が、シリア政府支配地とトルコ占領地の間に堀と土塁を建設しようとしているトルコの計画に反対して、抗議デモを行った。

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ハサカ県では、ANHA(5月20日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるダルバースィーヤ市近郊のジャトラ村で農作業に従事していた住民らに向けて発砲した。

トルコ軍はまた、シリア国民軍とともにタッル・タムル町近郊のダルダーラ村を砲撃した。

AFP, May 20, 2022、ANHA, May 20, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2022、Reuters, May 20, 2022、SANA, May 20, 2022、SOHR, May 20, 2022などをもとに作成。

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外務在外居住者省はシリア難民100万人の「自発的」帰還をめざすトルコのプロジェクトを「悪魔の幻想」と批判(2022年5月20日)

外務在外居住者省は声明を出し、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領がシリア北部の占領地(トルコが言うところの「安全地帯」)にシリア難民100万人を「自発的」に帰還させるプロジェクトの開始を宣言を受けたことに関して、シリアの領土と国民に反するものだと拒否、諸外国に対して「悪魔の幻想を実現しようとしているこの体制への支援をただちに止め、その犯罪プロジェクトへの資金供与を行わない」よう求めた。

SANA(5月20日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/3269905376629900

AFP, May 20, 2022、ANHA, May 20, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2022、Reuters, May 20, 2022、SANA, May 20, 2022、SOHR, May 20, 2022などをもとに作成。

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イスラエル軍が占領下のゴラン高原からダマスカス県の南方に向けて地対地ミサイル多数を発射、シリア軍防空部隊の兵士3人死亡(2022年5月20日)

シリア軍は、イスラエル軍が午後11時頃、占領下のゴラン高原からダマスカス県の南方に向けて地対地ミサイル多数を発射、シリア軍防空部隊が迎撃し、そのほとんどを撃破したが、3名が死亡、若干の物的被害が出たと発表した。

SANA(5月20日付)が伝えた。

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シリア人権監視団によると、ミサイル攻撃はダマスカス郊外県のキスワ市市近郊のマーニア山山一帯、ジュムラーヤー村一帯、ダマスカス国際空港一帯、サイイダ・ザイナブ町一帯の「イランの民兵」の拠点や倉庫に対するもので、シリア軍防空部隊の士官3人が死亡、4人が負傷した。

また、このミサイル攻撃と前後して、シリア軍防空部隊が地中海沖上空でミサイルを迎撃、地中海沿岸地域、ハマー県ミスヤーフ市一帯で複数の爆発音が聞こえた。

なお、シリア人権監視団はその後、死亡した3人のなかには、ダマスカス国際空港の貨物局労働者部門の責任者も含まれていたと発表した(シリア人権監視団によると、死者はその後4人となった)。

AFP, May 20, 2022、ANHA, May 20, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2022、Reuters, May 20, 2022、SANA, May 20, 2022、SOHR, May 20, 2022、May 21, 2022、May 23, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で2人(2022年5月20日)

保健省は政府支配地域で新たに2人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者11人が完治したと発表した。

これにより、5月20日現在のシリア国内での感染者数は計55,877人、うち死亡したのは3,150人、回復したのは52,581人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/310879644553352

AFP, May 20, 2022、ACU, May 20, 2022、ANHA, May 20, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2022、Reuters, May 20, 2022、SANA, May 20, 2022、SOHR, May 20, 2022などをもとに作成。

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ロシアのボクダノフ外務副大臣:「ロシアはトルコに対してシリアからの兵員を輸送するため、ロシアの航空機の領空通過を認めるよう要請している」(2022年5月19日)

ロシアのミハエル・ボクダノフ外務副大臣はタス通信(5月19日付)の取材に応じ、そのなかで、ロシアがトルコに対してシリアからの兵員を輸送するため、ロシアの航空機の領空通過を認めるよう要請していることを明らかにした。

また、シリア情勢をめぐる米国との関係については、「現在中断している」としたうえで、「シリアが苦しんでいる問題への理想的な解決策について対話・議論する用意があるが、アメリカは現在、我々との連絡を絶っている」と批判した。

AFP, May 19, 2022、ANHA, May 19, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2022、Reuters, May 19, 2022、SANA, May 19, 2022、SOHR, May 19, 2022、TASS, May 19, 2022などをもとに作成。

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