ANHAはシリア政府がクルド人が多いダマスカス県ズールアーファー地区でのパン販売を規制していると主張(2020年3月30日)

ANHA(3月30日付)は、シリア政府当局が、新型コロナウイルス感染防止策の一貫として、ダマスカス県ズールアーファー地区でパンの販売を規制していることで、住民がパンを買うために長蛇の列に並び、長時間屋外にいることを余儀なくされていると伝え、その写真を公開した。

ズールアーファー地区はクルド系住民が多く暮らす不法占拠地区。

しかし、シリア政府がパンの販売を「規制」しているという情報はなく、長蛇の列は、品不足を心配する住民が殺到しているためだと思われる。

AFP, March 30, 2020、ANHA, March 30, 2020、AP, March 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 30, 2020、Reuters, March 30, 2020、SANA, March 30, 2020、SOHR, March 30, 2020、UPI, March 30, 2020などをもとに作成。

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シリア民主軍はハサカ市の刑務所でのダーイシュの暴動を鎮圧したと発表(2020年3月30日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のキーヌー・カブラーヒール報道官は声明を出し、29日にハサカ市グワイラーン地区のスィナーア刑務所に収監中のダーイシュ(イスラーム国)メンバーが起こした暴動に関して、シリア民主軍が事態を収拾し、脱獄者はなかったと発表した。

カブラーヒール報道官によると、29日にスィナーア刑務所に収監中のダーイシュ・メンバーが雑居房の扉を破壊し、居房棟の壁に穴を空け、地上階を制圧、脱獄を試みたが、シリア民主軍が脱獄を阻止、収監者を完全に制圧したという。

カブラーイール報道官は、「この事件は、シリア民主軍がダーイシュのテロリストたちの身柄を確保し続ける能力を有していることを改めて示すものだ。だが、ダーイシュのテロリストとその家族を収容している拘置所やキャンプの安全を確保するため、我々が国際社会、有志連合からのさらなる支援を必要としていることも明らかになった」と強調した。

ANHA(3月30日付)が伝えた。

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シリア人権監視団によると、収監中のダーイシュ・メンバーは、刑務所の看守複数人を人質にとり、刑務所長との交渉を要求したが、米主導の有志連合とシリア民主軍のテロ撲滅部隊が刑務所の敷地内に突入し、暴動を鎮圧した。

突入に際して、有志連合のヘリコプターが上空を旋回、燃料気化爆弾を投下し、地上部隊を支援した。

シリア民主軍のテロ撲滅部隊はまた、脱獄を図った4人を刑務所の敷地内で拘束した。

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一方、反体制派系のユーフラテス・プレス(3月29日付)によると、シリア民主軍がダーイシュ・メンバーの暴動を掌握できていないと伝え、その映像を公開した。

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シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官は、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/MazloumAbdi/)を通じて声明を出し、有志連合と国際社会に対して、ダーイシュのメンバーの収監や彼らの家族の収容にかかる問題を根本的に解決するための行動を加速させるよう呼びかけた。

AFP, March 30, 2020、ANHA, March 30, 2020、AP, March 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 30, 2020、Euphrates Post, March 29, 2020、Reuters, March 30, 2020、SANA, March 30, 2020、SOHR, March 30, 2020、UPI, March 30, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍がマンビジュ市郊外を砲撃し女性1人死亡、シリア民主軍はラッカ県で国民軍司令官1人を殺害(2020年3月30日)

アレッポ県では、ANHA(3月30日付)によると、トルコ軍のその支援を受ける国民軍が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるマンビジュ市近郊の大アラブ・ハサン村を砲撃し、6歳の女児1人が死亡、両親が負傷した。

 

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ラッカ県では、ANHA(3月30日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアイン・イーサー市近郊のフーシャーナー村を攻撃した。

これに対して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と女性防衛隊(YPJ)が反撃を行い、トルコ軍側の車輌1輌を破壊し、国民軍に所属するスライマーン・シャー師団のマーヒル・ハミーディー司令官を殺害した。


トルコ軍はまた、同じくアイン・イーサー市近郊のディブス村を砲撃した。

AFP, March 30, 2020、ANHA, March 30, 2020、AP, March 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 30, 2020、Reuters, March 30, 2020、SANA, March 30, 2020、SOHR, March 30, 2020、UPI, March 30, 2020などをもとに作成。

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シリア保健省は新型コロナウイルスに感染していた女性1人が死亡したと発表、シリア国内の死者数は2人に(2020年3月30日)

保健省は声明を出し、新型コロナウイルスに感染していた女性1人が死亡したと発表した。

女性は、シリア国内で感染が確認されていた10人(うち1人は29日に死亡)の1人。

これにより、3月30日現在、シリア国内での感染者数は10人、死者は2人となった。

一方、シリア人権監視団は、信頼できる複数の医療筋の情報として、ダマスカス県、アレッポ県、ラタキア県、タルトゥース県、ヒムス県、ハマー県、ダルアー県で新型コロナウイルスの感染を疑われ、隔離されている患者の数が260人以上に達していると発表した。

このうち94人はPCR検査の結果、陰性と診断されたが、保健省が死亡を発表した女性2人以外にも、女性看護師1人が死亡しているという。

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法務省は、新型コロナウイルス感染防止策の一環として、裁判所、法廷の閉鎖・休廷期間を4月16日まで延長することを決定したと発表した。

法務省は決定第707号(3月14日)を発令し、3月17日から4月2日までの期間、裁判所、法廷を閉鎖・休廷することを決定していた。

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SANA(3月30日付)が伝えた。

AFP, March 30, 2020、ANHA, March 30, 2020、AP, March 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 30, 2020、Reuters, March 30, 2020、SANA, March 30, 2020、SOHR, March 30, 2020、UPI, March 30, 2020などをもとに作成。

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イッザ軍は新型コロナウイルス感染の脅威が高まるなかIDPsを帰還させるためシリア軍を撤退させるよう国際社会に呼びかける(2020年3月29日)

イッザ軍は声明を出し、イドリブ県内の国内避難民(IDPs)キャンプで、新型コロナウイルス感染の脅威が高まっていることを受け、国際社会に対して、シリア政府とロシアに圧力をかけ、シリア軍を最近の戦闘での制圧地から撤退させ、IDPsが帰還できるようにするよう呼びかけた。

イッザ軍は、バラク・オバマ前米政権が後援していた「穏健な反体制派」の一つで、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構と一貫して共闘している。

また、2019年6月にハマー県での戦闘で死亡した「革命のサヨナキドリ」ことアブドゥルバースィト・サールート(バセット)氏が所属していた組織。

AFP, March 29, 2020、ANHA, March 29, 2020、AP, March 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2020、Reuters, March 29, 2020、SANA, March 29, 2020、SOHR, March 29, 2020、UPI, March 29, 2020などをもとに作成。

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イラクのカルバラー県知事「11人の新型コロナウイルス感染者を確認しているが、そのほとんどがシリアからの帰国者だ…シリア政府は正確な情報を与えてくれていない」(2020年3月29日)

イラクのカルバラー県のナズィーフ・ハッタービー知事はビデオ声明を出し、「カルバラー県は、11人の新型コロナウイルス感染者を確認している…。そのほとんどがシリアからの帰国者だ」と発表したうえで、「シリア政府と医療当局が正確な情報を与えてくれていない」と非難した。

AFP, March 29, 2020、ANHA, March 29, 2020、AP, March 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2020、Reuters, March 29, 2020、SANA, March 29, 2020、SOHR, March 29, 2020、UPI, March 29, 2020などをもとに作成。

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リビアで死亡したシリア人戦闘員(国民軍)が156人に(2020年3月29日)

シリア人権監視団は、トルコによってリビアに派遣されていたシリア人戦闘員(国民軍)の遺体5体が28日深夜にアレッポ県アフリーン市近郊の村に搬送され、これによりリビアでの戦死者数が156人に達したと発表した。

156人は、国民軍に所属するムウタスィム旅団、スルターン・ムラード師団、北の鷹旅団、ハムザ師団、スライマーン・シャー師団のメンバーで、リビアの首都トリポリ市南部のサラーフッディーン地区、トリポリ国際空港近郊のラムラ地区一帯、ハドバ開発計画地区、ミスラータ市一帯などで、ハリーファ・ハフタル将軍率いるリビア国民軍と交戦中に死亡したと見られる。

なお、リビアに派遣された国民軍戦闘員は4,750人に達し、約1,900人が派遣に向けて、トルコ占領下のアレッポ県北部(「オリーブの枝」、「ユーフラテスの盾」地域に設置されているキャンプでトルコ軍の教練を受けている。

 

AFP, March 29, 2020、ANHA, March 29, 2020、AP, March 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2020、Reuters, March 29, 2020、SANA, March 29, 2020、SOHR, March 29, 2020、UPI, March 29, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるハサカ県のダルバースィーヤ市でパン工場経営者が住民へのパンの配給を開始(2020年3月29日)

北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるハサカ県のダルバースィーヤ市一帯で、新型コロナウイルス感染防止対策として外出や移動が制限されているなかで、同地でジハード・パン製造工場を経営するジュワーン・ジャマール氏が地元住民にパン800袋を配給するサービスを始めた。

ANHA(3月29日付)によると、外出禁止令が発動された3月23日以降、住民が主体となって、生活必需品の無料配送やマスクの提供などが行われているという。

ダルバースィーヤ市は北・東シリア自治局が自治を担う一方、国境地帯にはシリア軍が展開し、防衛任務についている。

北・東シリア自治局は3月23日から4月6日までの15日間、支配地域で住民の外出を禁止している。

シリア政府も3月25日から、追って通知があるまでの期間、外出を禁止している。

AFP, March 29, 2020、ANHA, March 29, 2020、AP, March 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2020、Reuters, March 29, 2020、SANA, March 29, 2020、SOHR, March 29, 2020、UPI, March 29, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局は新型コロナウイルス感染防止対策の一環として日雇い労働者の世帯に食糧品を配給することを決定(2020年3月29日)

北・東シリア自治局の執行評議会は決定第30号を発令し、新型コロナウイルス感染防止対策として外出や移動が制限されているなか、日雇い労働者の世帯に食糧品を配給することを決定した。

執行評議会はまた第31号を発令、支配地域外で死亡し、域内に搬送される遺体に関して、新型コロナウイルス感染を防止するために、(国境)通行所近くに建設される墓地に埋葬することを決定した。

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北・東シリア自治局のジュワーン・ムスタファー保健委員会(保健省に相当)共同議長は、新型コロナウイルス感染防止対策として、自治局支配地域内に9つの隔離センターを設置したと発表した。

AFP, March 29, 2020、ANHA, March 29, 2020、AP, March 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2020、Reuters, March 29, 2020、SANA, March 29, 2020、SOHR, March 29, 2020、UPI, March 29, 2020などをもとに作成。

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ハサカ市内の刑務所に収監されているダーイシュ・メンバーが脱走を企てて暴動(2020年3月29日)

ハサカ県では、ANHA(3月29日付)やシリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局が共同支配するハサカ市内の北・東シリア自治局支配地域の一つグワイラーン地区にあるスィナーア刑務所(グワイラーン刑務所)に拘置されているダーイシュ(イスラーム国)のメンバーが脱走を企てて暴動を起こした。

これに対して、ハサカ市の内務治安部隊(アサーイシュ)が市内に展開し厳戒態勢を敷く一方、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のテロ撲滅部隊が刑務所を包囲し、暴動の鎮圧にあたった。

また、ハサカ市上空では米国が主導する有志連合のヘリコプターが旋回し、警戒活動にあたった。

シリア人権監視団によると、スィナーア刑務所には、ダーイシュのシリア人および外国人メンバー5,000人以上が収監されている。

AFP, March 29, 2020、ANHA, March 29, 2020、AP, March 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2020、Reuters, March 29, 2020、SANA, March 29, 2020、SOHR, March 29, 2020、UPI, March 29, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市などを砲撃(2020年3月29日)

アレッポ県では、ANHA(3月29日付)によると、トルコ軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市とその近郊のカフル・アントゥーン村、イルシャーディーヤ村、アルカミーヤ村、マーリキーヤ村、マルアナーズ村、シャワーリガ村、タナブ村、カシュタアール村、タート・マラーシュ村を砲撃した。

AFP, March 29, 2020、ANHA, March 29, 2020、AP, March 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2020、Reuters, March 29, 2020、SANA, March 29, 2020、SOHR, March 29, 2020、UPI, March 29, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍はハサカ県アルーク村の揚水所からの水道水供給を再び停止(2020年3月29日)

ハサカ県では、SANA(3月29日付)、ANHA(3月29日付)、シリア人権監視団によると、ラアス・アイン市近郊のアルーク村にある揚水所に駐留するトルコ軍部隊が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市およびその周辺地域への水道水の供給を再び停止した。

トルコ軍は26日にアルーク村の揚水場からの水道水供給を再開した。

だが、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍は、揚水所への職員の立ち入りを禁止し、水道水の供給を再び停止したという。

AFP, March 29, 2020、ANHA, March 29, 2020、AP, March 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2020、Reuters, March 29, 2020、SANA, March 29, 2020、SOHR, March 29, 2020、UPI, March 29, 2020などをもとに作成。

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シリア軍武装部隊総司令部は予備役が3年以上になる予備役士官らの任務を終了(2020年3月29日)

軍武装部隊総司令部は声明を出し、2020年4月1日の時点で予備役が3年以上になる予備役士官および民間予備要員の任務を終了する命令を発出したと発表した。

これにより、2013年1月1日以前から予備役に服していた士官などの予備役が終了する。

AFP, March 29, 2020、ANHA, March 29, 2020、AP, March 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2020、Reuters, March 29, 2020、SANA, March 29, 2020、SOHR, March 29, 2020、UPI, March 29, 2020などをもとに作成。

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ハミース内閣は3月31日から4月16日まで県外への移動禁止を決定(2020年3月29日)

イマード・ハミース内閣は定例閣議を開き、新型コロナウイルス感染防止対策として、3月31日から4月16日までの期間、県外への移動を禁止することを決定した。

福祉、医療、生産部門の操業、生活必需品、食品、燃料の輸送に必要な移動は除外される。

ハミース内閣はまた、公務員への給与、退役軍人および退職者への年金の支給方法にかかる案を承認した。

SANA(3月29日付)が伝えた。

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内務省は声明を出し、レバノンから不法入国するシリア人を拘束し、送検すると発表した。

SANA(3月29日付)が伝えた。

AFP, March 29, 2020、ANHA, March 29, 2020、AP, March 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2020、Reuters, March 29, 2020、SANA, March 29, 2020、SOHR, March 29, 2020、UPI, March 29, 2020などをもとに作成。

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保健省は女性1人が新型コロナウイルスに感染して死亡したと発表、感染者は10人に増加(2020年3月29日)

保健省は声明を出し、女性1人が新型コロナウイルスに感染して死亡したと発表した。

シリア国内で死者が出たのはこれが初めて。

保健省によると、この女性は、病院(場所は明示せず)に救急搬送された直後に死亡、その後のPCR検査で新型コロナウイルスに感染していることが確認されたという。

保健省はまた、死亡したこの女性とは別に4人(性別は明示せず)が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表した。

これにより、3月29日現在、シリア国内での感染者数は10人、死者は1人となった。

SANA(3月29日付)が伝えた。

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シリア人権監視団は、信頼できる複数の医療筋の情報として、ダマスカス県、アレッポ県、ラタキア県、タルトゥース県、ヒムス県、ハマー県、ダルアー県で新型コロナウイルスの感染を疑われ、隔離されている患者の数が260人以上に達していると発表した。

このうち96人はPCR検査の結果、陰性と診断されたが、保健省が死亡を発表した女性1人以外にも、女性看護師1人が死亡しているという。

同監視団はまた、新型コロナウイルスに感染し、ダイル・ザウル県南東部のマヤーディーン市で隔離されている「イランの民兵」の数が29人になったと発表した。

29人のうち16人がイラン人、13人がイラク人。

5人はアレッポ県南部で感染したという。

AFP, March 29, 2020、ANHA, March 29, 2020、AP, March 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2020、Reuters, March 29, 2020、SANA, March 29, 2020、SOHR, March 29, 2020、UPI, March 29, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍はM4高速道路を修繕するため工事車輌をイドリブ県に派遣(2020年3月29日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから24日目となる3月29日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

トルコ側の監視チームも停戦違反を確認しなかった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が工事車輌15輌からなる部隊をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

部隊は、M4高速道路の修繕を任務としているという。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サフム・ジャウラーン村とジッリーン村を結ぶ街道で、政治治安部の隊員1人が何者かによって撃たれて死亡した。

AFP, March 29, 2020、ANHA, March 29, 2020、AP, March 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 29, 2020、Reuters, March 29, 2020、SANA, March 29, 2020、SOHR, March 29, 2020、UPI, March 29, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民・国内避難民(IDPs)の帰還なし(2020年3月29日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月29日付)を公開し、3月28日に帰還した難民はいなかったと発表した。

2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は577,853人。

内訳は、レバノンからの帰還者182,605人(うち女性55,179人、子ども93,427人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,715,172人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は807,133人(うち女性242,455人、子供411,918人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 29, 2020をもとに作成。

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反体制派系のサウト・アースィマ:シリア軍第4師団の兵士40人が新型コロナウイルスに感染(2020年3月28日)

反体制派系のサウト・アースィマ(3月28日付)は、シリア軍第4師団の兵士40人が新型コロナウイルスに感染し、ダマスカス郊外県クタイファ市の国立病院に搬送され、隔離されていると伝えた。

同サイトによると、3月19日、兵士8人がクタイファ市の国立病院に搬送され、検査の結果、新型コロナウイルスに感染していることが確認されていたが、今週に入って、新たに30人の感染が確認されたという。

AFP, March 28, 2020、ANHA, March 28, 2020、AP, March 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 28, 2020、Reuters, March 28, 2020、SANA, March 28, 2020、Sawt al-‘Asima, March 28, 2020、SOHR, March 28, 2020、UPI, March 28, 2020などをもとに作成。

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アレッポ県、ハマー県、タルトゥース県で教会、NGOが新型コロナウイルス感染対策として物資の無料配送を行う(2020年3月28日)

国営のシリア・アラブ通信(SANA)は、新型コロナウイルス感染対策として外出や移動が制限されているなか、シリア各地で地元の住民による互助的な試みが続けられていると伝えた。

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アレッポ市のアルメニア福音教会は、住民が外出することなく、必需品を常時得られるようにするため、消毒用の機器、マスク、パンを配給する活動を始めた。

シリア小児がん患者治療看護協会(CCS)もアレッポ市で「あなたのパックをあなたの家に」と銘打った活動を始め、小児がん患者とその家族への支援を始めた。

CCSのマズナ・アラビー理事長によると、このキャンペーンは、小児がん患者の家族に食糧パック100個を配給し、新型コロナウイルス感染予防策に伴う彼らの負担軽減をめざしているという。

アラビー理事長は「小さな行動が支援を必要としている人々の生活に大きな変化をもたらすことができます」と述べ、キャンペーンに参加し、互いに助け合うよう呼びかけた。

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ハマー県のミスヤーフ市では、ボランティア・グループの「ムスタミッルーン」が「家にいよう」キャンペーンを始め、市内の高齢者や障害者への食糧品や必需品の無料配送を始めた。

代表を務めるアングリード・ワトファ氏によると、キャンペーンがミスヤーフ市の住民のニーズに応え、彼らの自宅待機を支援することが目的で、市内の多数の業者や市民の寄付によって、パンなどの食糧品を無料で住民に配送しているという。

「ムスタミッルーン」はまた、市内の高等学校、中学校などの施設の作業も行っている。

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タルトゥース県では、ボランティア・グループの「あなたの声を届けよう」が、新型コロナウイルス感染対策として就業・就労を制限されている戦死者、負傷兵、そして失踪者の家族を支援するため、食糧品や人道支援物資の配給を開始した。

「あなたの声を届けよう」は7人のボランティア活動家が、タルトゥース市、カドムース町、ハッターニーヤ村、ワーディー・サキー村、ジューフィーン村、フナイティク村、タワーヒーン町など県内各所の170世帯に、砂糖、米、食用油、トマト・ペースト、そして食材を配給している。

AFP, March 28, 2020、ANHA, March 28, 2020、AP, March 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 28, 2020、Reuters, March 28, 2020、SANA, March 28, 2020、SOHR, March 28, 2020、UPI, March 28, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県北部で国民軍に所属する東部自由人連合と「自由警察」が交戦(2020年3月28日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市であるバーブ市で、国民軍に所属する東部自由人連合とトルコの支援を受ける警察(内務治安部隊、いわゆる「自由警察」)が交戦し、東部自由人連合の戦闘員2人が死亡、双方に14人の負傷者が出た。

戦闘は、警察が、新型コロナウイルス感染防止対策として、バーブ市内の市場の商店を閉店させようとして発砲し、東部自由人連合の治安責任者が巻き添えとなって死亡したのを受けたもの。

また、ガンドゥーラ町近郊の検問所(タッル・ハワー検問所)では東部自由人連合が警察の隊員複数人を拘束した。

一方、ANHA(3月28日付)によると、トルコ軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャワーリガ村、イルシャーディーヤ村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(3月28日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のディブス村M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, March 28, 2020、ANHA, March 28, 2020、AP, March 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 28, 2020、Reuters, March 28, 2020、SANA, March 28, 2020、SOHR, March 28, 2020、UPI, March 28, 2020などをもとに作成。

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ロシア合同連携センターとシリア国外難民帰還調整委員会は米国が新型コロナウイルス感染拡大に乗じてルクバーン・キャンプのテロリストに物資供与を試みていると批判(2020年3月28日)

ロシア合同連携センターとシリア国外難民帰還調整委員会は共同声明を出し、米国が、新型コロナウイルス感染拡大に乗じて、米主導の有志連合の占領下にあるヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプへの人道支援物資と称して、同地の「テロリスト」への物資供与を試み、国連に圧力をかけてこれを認めさせようとしていると非難した。

両センターは、ルクバーン・キャンプの人道状況は米国による違法な占領の結果だと指摘、ロシアとシリアはその封鎖を解除するために必要なすべての措置を講じていると強調した。

AFP, March 28, 2020、ANHA, March 28, 2020、AP, March 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 28, 2020、Reuters, March 28, 2020、SANA, March 28, 2020、SOHR, March 28, 2020、UPI, March 28, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍がM4高速道路のサラーキブ市とムサイビーン村を結ぶ区間で9度目となる単独パトロールを実施(2020年3月28日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから23日目となる3月28日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

トルコ側の監視チームも停戦違反を確認しなかった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がM4高速道路のサラーキブ市とムサイビーン村を結ぶ区間で9度目となる単独パトロールを実施した。

一方、シリア軍がナージヤ村を砲撃、ファッティーラ村、カフルナブル市一帯で「決戦」作戦司令室と交戦した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, March 28, 2020、ANHA, March 28, 2020、AP, March 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 28, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 28, 2020、Reuters, March 28, 2020、SANA, March 28, 2020、SOHR, March 28, 2020、UPI, March 28, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民・国内避難民(IDPs)の帰還なし(2020年3月28日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月28日付)を公開し、3月27日に帰還した難民はいなかったと発表した。

2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は577,853人。

内訳は、レバノンからの帰還者182,605人(うち女性55,179人、子ども93,427人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,715,172人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は807,133人(うち女性242,455人、子供411,918人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 28, 2020をもとに作成。

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反体制組織のシリア対応調整者は新型コロナウイルスに対するイドリブ県の医療体制の脆弱さを指摘、国際社会に支援を要請(2020年3月27日)

反体制組織のシリア対応調整者は声明を出し、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の新型コロナウイルス感染に対する医療体制の脆弱さを明らかにし、国際社会、とりわけ世界保健機構(WHO)に支援を要請した。

それによると、イドリブ県内にはベッド1,689床、集中治療用機器243台、人工呼吸器107台、医療用隔離室32室が用意されているという。

同組織によると、イドリブ県の人口は4,017,000人とされ、ベッドは住民2,378人につき1床、集中治療用機器は15,534人につき1台、人工呼吸器は37,549人につき1台、隔離室は125,554人につき1室しか確保されていないことになるという。


AFP, March 27, 2020、ANHA, March 27, 2020、AP, March 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 27, 2020、Reuters, March 27, 2020、SANA, March 27, 2020、SOHR, March 27, 2020、UPI, March 27, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のアフリーン市で国民軍所属組織どうしが交戦し、1人死亡、4人負傷(2020年3月27日)

アレッポ県では、シリア人権監視団やANHA(3月7日付)によると、トルコ占領下のアフリーン市で国民軍に所属するシャーム戦線と第51旅団の戦闘員が交戦、第51旅団の戦闘員1人が死亡、双方合わせて4人が負傷した。

衝突の原因は不明だが、当初軽火器を打ち合っていた両者は、迫撃砲などを使用し激しく交戦したという。

また、アフリーン市近郊のシャッラー村でも、国民軍の戦闘員3人が何者かが投げた手榴弾の爆発に巻き込まれて死亡した。

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ラッカ県では、ANHA(3月7日付)によると、トルコ占領下のタッル・アブヤド市で国民軍戦闘員が、別の部隊との交代や2ヶ月以上延滞されている給与の支払いを求めて座り込みデモを行った。

これに対して、国民軍憲兵隊が参加した戦闘員50人以上を逮捕した。

一方、トルコ軍と国民軍は、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村を砲撃した。

AFP, March 27, 2020、ANHA, March 27, 2020、AP, March 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 27, 2020、Reuters, March 27, 2020、SANA, March 27, 2020、SOHR, March 27, 2020、UPI, March 27, 2020などをもとに作成。

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アサド大統領とUAEのムハンマド皇太子が電話会談を行い新型コロナウイルスへの対応を協議(2020年3月27日)

シリアのアサド大統領はアラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン皇太子と電話会談を行った。

SANA(3月27日付)によると、会談で、ムハンマド皇太子は、新型コロナウイルス感染が拡大する非常事態において、シリア国民を支援することを確認、「姉妹国であるシリアだけが、こうした深刻な状況下において孤立することはない」と強調したという。

両者の電話会談は2012年以降初めて。

UAEのWAM通信(3月27日付)も、会談で中東地域および世界での新型コロナウイルス感染の状況について意見が交わされたとしたうえで、シリアへの支援の可能性について協議したと伝えた。

AFP, March 27, 2020、ANHA, March 27, 2020、AP, March 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 27, 2020、Reuters, March 27, 2020、SANA, March 27, 2020、SOHR, March 27, 2020、UPI, March 27, 2020、WAM, March 27, 2020などをもとに作成。

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ハミース内閣の新型コロナウイルス対策チームは、3月29日から許可を得ていない者が県内の都市間、都市農村間の移動を禁止(2020年3月27日)

イマード・ハミース内閣の新型コロナウイルス対策チームは、3月29日午後2時から追って通知があるまでの期間、許可を得ていない者が各県内の都市間、都市農村間を移動することを禁じると決定した。

AFP, March 27, 2020、ANHA, March 27, 2020、AP, March 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 27, 2020、Reuters, March 27, 2020、SANA, March 27, 2020、SOHR, March 27, 2020、UPI, March 27, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県カーミシュリー市近郊でシリア軍と住民が村に入ろうとした米軍の車列を撃退(2020年3月27日)

ハサカ県では、SANA(3月27日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市近郊のハームー村で、シリア軍と住民が村に入ろうとした米軍の車列を撃退した。

報道によると、装甲車5輌からな米軍の車列が村に入ろうとしたが、住民がシリア軍とともに立ちはだかり、投石するなどしてこれを追い返したという。

AFP, March 27, 2020、ANHA, March 27, 2020、AP, March 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 27, 2020、Reuters, March 27, 2020、SANA, March 27, 2020、SOHR, March 27, 2020、UPI, March 27, 2020などをもとに作成。

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スワイダー県で地元住民が誘拐犯グループを包囲、殺害(2020年3月27日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、クライヤー町近郊で、地元住民からなる民兵が誘拐犯グループを包囲、メンバー10人を殺害した。

10人のうち3人は、包囲されたのを受けて、身につけていた自爆ベルトを爆発させ、死亡したという。

また、シリア人権監視団によると、ダルアー県ブスラー・シャーム市の地元の武装集団が、クライヤー町を襲撃、同地の地元の誘拐団メンバーを捕らえ、うち6人を殺害した。

同地では、25日にこの誘拐団が、ブスラー・シャーム市の住民2人を拉致していた。

さらに、ドゥラル・シャーミーヤ(3月27日付)によると、シリア軍がサルハド市近郊の検問所で、「ウルマーン・ミフターフ・ハラーイブ」を名乗る地元の反体制武装集団の車に向けて発砲、乗っていた4人を殺害した。

AFP, March 27, 2020、ANHA, March 27, 2020、AP, March 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 27, 2020、Reuters, March 27, 2020、SANA, March 27, 2020、SOHR, March 27, 2020、March 28, 2020、UPI, March 27, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍がM4高速道路で単独パトロールを行う一方、民間人がロシア・トルコ軍合同パトロールに反対するために派遣される(2020年3月27日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから22日目となる3月27日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(イドリブ県1件、ラタキア県1件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がM4高速道路のサラーキブ市とムサイビーン村を結ぶ区間で8度目となる単独パトロールを実施した。

トルコ軍はまた、戦車、装甲車など60輌からなる車列を、カフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

一方、民間人の一団が、ロシア・トルコ軍のM4高速道路での合同パトロールを拒否するためのデモを行うため、アリーハー市近郊の沿線に派遣された。

このほか、シリア軍がバーラ村、スフーフン村、カフル・ウワイド村を砲撃、対する「決戦」作戦司令室もカフルバッティーフ村のシリア軍拠点を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, March 27, 2020、ANHA, March 27, 2020、AP, March 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 27, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 27, 2020、Reuters, March 27, 2020、SANA, March 27, 2020、SOHR, March 27, 2020、UPI, March 27, 2020などをもとに作成。

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