『ガーディアン』:ダーイシュの新カリフの正体はトルコマン系イラク人(2020年1月21日)

英『ガーディアン』(1月21日付)は、2019年10月末の米国によるアブー・バクル・バグダーディー指導者殺害を受けて、ダーイシュ(イスラーム国)のカリフ(指導者)に就任したアブー・イブラーヒーム・クラシー氏の正体が特定されたと伝えた。

複数の諜報機関関係者から得た情報によると、クラシー氏は本名をアミール・ムハンマド・アブドゥッラフマーン・マウラー・サルビー。

トルコマン系イラク人という数少ない非アラブ人幹部で、バグダーディー氏らとともにダーイシュを創設したイデオローグの1人だという。

最終学歴はモスル大学卒。

2014年以降、イラクでのヤズィード教徒への弾圧を主導したという。

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米主導の有志連合のマイルズ・コギンズ(Myles Caggins)報道官(米軍大佐)は、米軍特殊部隊が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とともにダイル・ザウル県で1月15日未明に、ダーイシュ(イスラーム国)の残党に対する特殊作戦を実施し、石油・ガス部門の責任者を務めていたとされるイラク人幹部のアブー・ワルド氏を殺害したと発表した。

CNN(1月21日付)が伝えた。

AFP, January 21, 2020、ANHA, January 21, 2020、AP, January 21, 2020、CNN, January 21, 2010、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2020、The Guardian, January 21, 2020、Reuters, January 21, 2020、SANA, January 21, 2020、SOHR, January 21, 2020、UPI, January 21, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:833人の難民が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は531,082人に(2020年1月21日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月21日付)を公開し、1月20日に難民833人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは223人(うち女性67人、子供113人)、ヨルダンから帰国したのは610人(うち女性183人、子供311人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は531,082人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者168,983人(うち女性51,088人、子ども86,475人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者362,099人(うち女性108,673人、子ども184,662人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,569,742人(うち女性1,970,923人、子供3,350,568人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 760,362人(うち女性228,419人、子供388,059人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 21, 2020をもとに作成。

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トルコがリビアに派遣した国民軍の戦闘員のうち17人がイタリアに逃亡、当初からイタリア入国を画策(2020年1月20日)

シリア人権監視団は、トルコによってリビアに派遣された国民軍の戦闘員のうち17人が、リビアからイタリアに逃亡(不法入国)したと発表した。

同監視団が戦闘員の家族や近親者から得た情報によると、彼らはイタリアに不法入国する目的でリビアへの派兵に参加していたという。

なお、トルコがリビアの首都トリポリに派遣した国民軍戦闘員の数は約2,400人に達しており、約1,700人がトルコ占領下のアレッポ県北部および北西部(「ユーフラテスの盾」地域および「オリーブの枝」地域)で派遣に向けて訓練を受けているという。

また、リビアで死亡した国民軍戦闘員の数は24人に達している。

AFP, January 20, 2020、ANHA, January 20, 2020、AP, January 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2020、Reuters, January 20, 2020、SANA, January 20, 2020、SOHR, January 20, 2020、UPI, January 20, 2020などをもとに作成。

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スワイダー市でシリア・ポンドの下落に伴う生活苦を訴える抗議デモ(2020年1月20日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、15、16、17、18日に引き続き、スワイダー市でシリア・ポンドの下落に伴う生活苦を訴える抗議デモが行われた。

AFP, January 20, 2020、ANHA, January 20, 2020、AP, January 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2020、Reuters, January 20, 2020、SANA, January 20, 2020、SOHR, January 20, 2020、UPI, January 20, 2020などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ズィーバーン町でシリア民主軍の戦闘員2人が何者かに撃たれ死亡(2020年1月20日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ズィーバーン町で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘員2人が何者かに撃たれて死亡した。

AFP, January 20, 2020、ANHA, January 20, 2020、AP, January 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2020、Reuters, January 20, 2020、SANA, January 20, 2020、SOHR, January 20, 2020、UPI, January 20, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県カッリー町でシャーム解放機構の退去を求めるデモ、シャーム解放機構はマジュダリヤー村でダーイシュの治安責任者を殺害(2020年1月20日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、カッリー町で20日晩、シャーム解放機構の退去を求める抗議デモが行われ、数十人が参加した。

一方、シャーム解放機構に近いイバー・ネット(1月20日付)によると、シャーム解放機構がマジュダリヤー村内に設置されていたダーイシュ(イスラーム国)の拠点を急襲し、治安責任者1人(マジュダリヤー村出身のアフマド・イブラーヒーム・ハンムードなる男性)を殺害した。

AFP, January 20, 2020、ANHA, January 20, 2020、AP, January 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2020、Reuters, January 20, 2020、SANA, January 20, 2020、SOHR, January 20, 2020、UPI, January 20, 2020、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, January 20, 2010などをもとに作成。

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アレッポ県北西部でトルコ軍・国民軍とシリア民主軍が砲撃戦、アフリーン市で1人死亡(2020年1月20日)

アレッポ県では、ANHA(1月20日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、マーリキーヤ村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦、アルカミーヤ村、カフル・ナーヤー村、シャイフ・イーサー村、トルコ占領下のアフリーン市近郊のシャッラー村一帯、シーラーワー町一帯を砲撃した。

シリア人権監視団によると、これに対して人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍もアフリーン市、アアザーズ市一帯に対して砲撃を行った。

ドゥラル・シャーミーヤ(1月20日付)によると、シリア民主軍の砲撃により、アフリーン市では子ども1人と女性1人が死亡したという。

AFP, January 20, 2020、ANHA, January 20, 2020、AP, January 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2020、Reuters, January 20, 2020、SANA, January 20, 2020、SOHR, January 20, 2020、UPI, January 20, 2020などをもとに作成。

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ロシア軍がアレッポ市一帯、イドリブ県各所を爆撃し、女性と子どもを含む住民7人死亡(2020年1月20日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がシャイフ・アリー村、ジーナ村一帯、アンジャーラ村、ウワイジル村、カースィミーヤ村、ミズナーズ村、カフル・ヌーラーン村、カフルナーハー村、アターリブ市一帯、バウワービーヤ村、カフルジューム村、カフルタアール村、アレッポ市CHEMCO地区、ムハンディスィーン地区を爆撃し、カフルジュームでは子ども1人と女性1人が、カフルタアール村では女児2人が、ジーナ村では子ども1人と男性1人が死亡した。

これに対して、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団は、サフィーラ市近郊の防空工場を砲撃した。

 

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がイフスィム町、ダイル・サンバル村一帯、アブー・ジュライフ村、ハントゥーティーン村、バイニーン村、ガドファ村を爆撃した。

これに対して、シャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる「決戦」作戦司令室は、ハルバーン村、ザハビーヤ村を砲撃した。

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SANA(1月20日付)は、イドリブ県アブー・ズフール町近郊、同県フバイト村、アレッポ県ハーディル村の3カ所に1月13日に設置された人道回廊に関して、反体制武装集団が住民の脱出を阻止し続け、「人間の盾」として利用している、と伝えた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を43件(イドリブ県17件、ラタキア県15件、アレッポ県7件、ハマー県4件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を41件(イドリブ県23件、ラタキア県0件、アレッポ県16件、ハマー県2件)確認した。

AFP, January 20, 2020、ANHA, January 20, 2020、AP, January 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 20, 2020、Reuters, January 20, 2020、SANA, January 20, 2020、SOHR, January 20, 2020、UPI, January 20, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:2018年半ば以降に帰還した難民は530,249人、2019年1以降に帰還したIDPsは40,948人に(2020年1月20日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月20日付)を公開し、1月19日に難民914人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは326人(うち女性98人、子供166人)、ヨルダンから帰国したのは588人(うち女性176人、子供300人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は530,249人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者168,760人(うち女性51,021人、子ども86,362人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者361,489人(うち女性108,490人、子ども184,351人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,569,742人(うち女性1,970,923人、子供3,350,568人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 759,529人(うち女性228,169人、子供387,635人)となった。

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一方、国内避難民715人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは715人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は40,948人(うち女性11,487人、子供17,045人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,309,544人(うち女性395,171人、子供662,245人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 20, 2020をもとに作成。

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ロシア軍パトロール部隊のイラク国境(ハサカ県スィーマルカー国境通行所)への接近を米軍パトロール部隊が阻止(2020年1月19日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍パトロール部隊が、北・東シリア自治局によって掌握されているスィーマルカー国境通行所への接近を試みたが、ダイリーク(マーリキーヤ)市に近いムスタファーウィーヤ村を巡回中の米軍パトロール部隊がこれを阻止した。

AFP, January 19, 2020、ANHA, January 19, 2020、AP, January 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2020、Reuters, January 19, 2020、SANA, January 19, 2020、SOHR, January 19, 2020、UPI, January 19, 2020などをもとに作成。

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ダルアー県でシリア政府との和解に応じた著名な医師1人と武装集団元メンバー2人が殺害される(2020年1月19日)

ダルアー県では、シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(1月19日付)によると、ブスル・ハリール市にあるクリニック前に仕掛けられていた爆弾が爆発し、医師のマアムーン・カースィム・ハリーリー氏が死亡した。

ハリーリー氏はダルアー県内の数々の野戦病院で医師として勤務したが、2018年にシリア政府との和解に応じていた。

また、ジャースィム市では、シリア政府との和解に応じ、諜報機関で職を得ていたカシオン旅団の元メンバー2人が何者かによって殺害された。

AFP, January 19, 2020、ANHA, January 19, 2020、AP, January 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2020、Reuters, January 19, 2020、SANA, January 19, 2020、SOHR, January 19, 2020、UPI, January 19, 2020などをもとに作成。

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トルコがリビアの首都トリポリに派遣した国民軍戦闘員が約2,400人に(2020年1月19日)

シリア人権監視団は、トルコがリビアの首都トリポリに派遣した国民軍戦闘員の数が約2,400人に達していると発表した。

同監視団によると、リビア行きの募集はトルコ占領下のアレッポ県北部および北西部(「ユーフラテスの盾」地域および「オリーブの枝」地域)で続いており、トルコが設置した基地では約1,700人が現在訓練を受けているという。

一方、リビアに派遣された国民軍戦闘員複数人が同国での戦闘で死亡した。

これにより、リビアで死亡した国民軍戦闘員の数は24人に達したという。

AFP, January 19, 2020、ANHA, January 19, 2020、AP, January 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2020、Reuters, January 19, 2020、SANA, January 19, 2020、SOHR, January 19, 2020、UPI, January 19, 2020などをもとに作成。

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シャーム解放機構などからなる反体制武装集団はシリア政府支配下のアレッポ市を砲撃し、住民1人死亡(2020年1月19日)

イドリブ県では、SANA(1月19日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(1月19日付)によると、シリア軍地上部隊がアブー・ダフナ村一帯に侵攻したシャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる「決戦」作戦司令室を撃退した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるマンスーラ村、ハーン・アサル村、アレッポ市記者協会地区、ラーシディーン地区を砲撃した。

これに対して、反体制武装集団はシリア政府支配下のアレッポ市ハラブ・ジャディーダ地区を砲撃し、住民1人が死亡した。

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ラタキア県では、SANA(1月18日付)、シリア人権監視団によると、シリア駐留ロシア軍司令部が設置されているフマイミーム航空基地に向かって飛来する反体制武装集団の無人航空機(ドローン)をシリア軍防空部隊が撃墜した。

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SANA(1月18日付)は、イドリブ県アブー・ズフール町近郊、同県フバイト村、アレッポ県ハーディル村の3カ所に1月13日に設置された人道回廊に関して、反体制武装集団が住民の脱出を阻止し続け、「人間の盾」として利用している、と伝えた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を65件(イドリブ県24件、ラタキア県19件、アレッポ県19件、ハマー県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を63件(イドリブ県24件、ラタキア県19件、アレッポ県19件、ハマー県3件)確認した。

AFP, January 19, 2020、ANHA, January 19, 2020、AP, January 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 19, 2020、Reuters, January 19, 2020、SANA, January 19, 2020、SOHR, January 19, 2020、UPI, January 19, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍はアレッポ県北部を砲撃(2020年1月19日)

アレッポ県では、ANHA(1月19日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊にあるマルアナーズ村、バイルーニーヤ村を砲撃した。

一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、17、18日にアアザーズ市近郊、シーラーワー町近郊のバッラーダ村でトルコ軍の基地や反体制武装集団の拠点を攻撃し、ハムザ師団戦闘員6人を殺害、トルコ軍兵士2人を負傷させた。

AFP, January 19, 2020、ANHA, January 19, 2020、AP, January 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2020、Reuters, January 19, 2020、SANA, January 19, 2020、SOHR, January 19, 2020、UPI, January 19, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:995人の難民が新たに帰還、2018年半ば以降の帰還難民は529,335人に(2020年1月19日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月19日付)を公開し、1月18日に難民995人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは288人(うち女性87人、子供147人)、ヨルダンから帰国したのは707人(うち女性212人、子供361人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は529,335人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者168,434人(うち女性50,923人、子ども86,196人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者360,901人(うち女性108,314人、子ども184,051人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,569,742人(うち女性1,970,923人、子供3,350,568人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 758,615人(うち女性227,895人、子供387,169人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 19, 2020をもとに作成。

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ダーイシュがマヤーディーン市近郊(ダイル・ザウル県)でシリア軍を要撃し兵士1人を死亡(2020年1月18日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、マヤーディーン市近郊の砂漠地帯でシリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の要撃を受け、兵士1人が死亡、20人あまりが負傷した。

AFP, January 19, 2020、ANHA, January 19, 2020、AP, January 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2020、Reuters, January 19, 2020、SANA, January 19, 2020、SOHR, January 19, 2020、UPI, January 19, 2020などをもとに作成。

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リフアト・アサド元副大統領の次男で弁護士のドゥライド・アサド氏はいとこでもあるアサド大統領がロシアのプーチン大統領からの侮辱に沈黙していると批判(2020年1月18日)

スペインで亡命生活を送るリフアト・アサド元副大統領の次男で弁護士のドゥライド・アサド氏は、フェイスブックでの公式アカウント(https://www.facebook.com/Doureidalassad)を通じて、いとこでもあるアサド大統領がロシアのヴラジミール・プーチン大統領からの侮辱に沈黙していると批判した。
リフアト・アサド元大統領が国外に追放された1980年代半ばに父と訣別し、現在もシリアにとどまっているドゥライド・アサド氏は、1月7日のプーチン大統領のダマスカスへの訪問に関して次のように綴った。

「プーチン大統領が外交儀礼や主権を無視するという過ちを犯したのは、これが2度目だ。(2018年12月に)シリアを訪問し、シリア海岸地方(ラタキア県)にあるロシア軍基地で(アサド)大統領と会談したのが1度目で、2度目の訪問では(ダマスカスにある)ロシア軍司令部でそれを行った」。

「また、我々の指導者が、シリアへの外国要人の公式訪問のありようについて規定する正式な外交儀礼への違反を受け入れるという過ちを犯したのも、これが2度目だ」。

https://www.facebook.com/Doureidalassad/posts/1069492566742624

AFP, January 19, 2020、ANHA, January 19, 2020、AP, January 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2020、Reuters, January 19, 2020、SANA, January 19, 2020、SOHR, January 19, 2020、UPI, January 19, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局を構成するダイル・ザウル民政評議会がシリア政府支配地域の経済悪化に対処するためサーリヒーヤ通行所再開を決定(2020年1月18日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月18日付)によると、北・東シリア自治局を構成するダイル・ザウル民政評議会が、ダイル・ザウル市に面するユーフラテス川西岸に位置するサーリヒーヤ通行所を19日に再開すると発表した。

サーリヒーヤ通行所は、シリア政府支配地域と北・東シリア自治局支配地域の境界に設置された通行所で、今回の再開は、シリア・ポンド下落に伴う物価高騰などに対処するためにシリア政府支配地域に、プロパン・ガスや灯油といった日常品を流通させるのが目的だという。

再開時間は午前9時から午後3時までの6時間で、日曜日と水曜日に限って住民の往来も許可される。

AFP, January 18, 2020、ANHA, January 18, 2020、AP, January 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 18, 2020、Reuters, January 18, 2020、SANA, January 18, 2020、SOHR, January 18, 2020、UPI, January 18, 2020などをもとに作成。

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シリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会のダッラール共同議長はシリア政府との新たな対話を開始する意思があると表明(2020年1月18日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会のリヤード・ダッラール共同議長は、シリア政府との新たな対話を開始する意思があると表明した。

Rudaw(1月18日付)が伝えたところによると、ダッラール共同議長は「我々はシリア政府との対話路線に向かっている。この路線を我々は2018年半ばから始めているが、政府側が事態を2011年以前と同じ状態に戻そうとしたために中断した…。だが、現在、より前向きで大きな成果が期待できる新たな対話の環境が生まれている」と述べた。

また「欧米諸国への外遊には多くの目的がある。とくに、トルコがラアス・アイン市(ハサカ県)、タッル・アブヤド市(ラッカ県)一帯の我が地域に侵攻して以降、我々をホテルやカフェでしか出迎えてくれなかった多くの西欧諸国の外務省に、我々は出向き、閣僚たちと会談し、我々が収容しているダーイシュ(イスラーム国)の捕虜やその家族の問題などを解決するために協議を重ねている」と述べた。

一方、アラブ諸国については「トルコの侵攻に対抗するための特筆すべき姿勢をとってくれた…。我々はカイロに招かれ、エジプトの外務大臣と会談した。我々はカイロ3大会への復帰を求めてきたが、カイロに招かれ、現在カイロ3大会の準備委員会に参加している…。我々はこの大会に招かれている。この大会を通じて…シリアの反体制派どうしの相互理解が確立するだろう。我々もその動きのなかに含まれており、近く行われる信任投票(人民議会選挙、大統領選挙)に対峙する」と述べた。

AFP, January 18, 2020、ANHA, January 18, 2020、AP, January 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 18, 2020、Reuters, January 18, 2020、Rudaw, January 18, 2020、SANA, January 18, 2020、SOHR, January 18, 2020、UPI, January 18, 2020などをもとに作成。

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スワイダー市で4日連続となる抗議デモ(2020年1月18日)

スワイダー県では、シリア人権監視団、スワイダー24(1月18日付)によると、15、16、17日に引き続き、スワイダー市でシリア・ポンドの下落に伴う生活苦を訴える抗議デモが行われた。

AFP, January 18, 2020、ANHA, January 18, 2020、AP, January 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 18, 2020、Reuters, January 18, 2020、SANA, January 18, 2020、SOHR, January 18, 2020、Suwayda 24, January 18, 2010、UPI, January 18, 2020などをもとに作成。

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アサド大統領はシリア・ポンド下落に対処するため、外貨での取引を禁止し、誤情報拡散への刑事罰を強化する二つの政令を施行(2020年1月18日)

アサド大統領は、シリア・ポンドの下落と米ドルの流出に対処するため、2020年政令第3号を施行し、シリア・ポンド以外の通過による取引を禁止した。

2020年政令第3号は、2013年政令第54号の第2号を修正したもので、違反者には、7年以上の懲役刑、違法取引額の2倍の罰金形が科される。

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アサド大統領はまた、シリア・ポンドの下落に関してさまざまな誤情報が氾濫していることに対処するとして、虚偽の情報発信にかかる罰則を強化することを定めた2020年政令第4号を施行した。

2020年政令第4号は、1949年政令第148号によって施行された刑法第309条の改正を定めたもので、これにより虚偽の情報発信に対して、仮拘留と100~500万シリア・ポンドの罰金が科せられる。

AFP, January 18, 2020、ANHA, January 18, 2020、AP, January 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 18, 2020、Reuters, January 18, 2020、SANA, January 18, 2020、SOHR, January 18, 2020、UPI, January 18, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がアレッポ県北部とラッカ県北部を砲撃(2020年1月18日)

アレッポ県では、ANHA(1月18日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、マーリキーヤ村、シャワーリガ村、カフル・トゥーン村、アルカミーヤ村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(1月18日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、タッル・アブヤド市近郊のアリーダ村を砲撃した。

AFP, January 18, 2020、ANHA, January 18, 2020、AP, January 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 18, 2020、Reuters, January 18, 2020、SANA, January 18, 2020、SOHR, January 18, 2020、UPI, January 18, 2020などをもとに作成。

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ロシア軍がアレッポ県西部とイドリブ県を爆撃し民間人5人死亡、シャーム解放機構、国民解放戦線などからなる「決戦」作戦司令室もイドリブ県での攻勢を続ける(2020年1月18日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がバーラー村、カフルナーハー村、アレッポ市ムハンディスィーン地区(第1ムハンディスィーン地区)郊外、CHEMCO地区、ズィルバ村、マンスーラ村、カフルジューム村を爆撃し、バーラー村では男性1人とその妻、そして子ども2人の合わせて4人が、ムハンディスィーン地区でも男性1人が死亡した。

なお、アレッポ市西部郊外一帯での戦闘激化を受け、6,000世帯以上が避難した。

このなかには、イドリブ県、ハマー県などから避難してきた国内避難民(IDPs)数百人も含まれているという。

https://www.facebook.com/syriahro/posts/10158496020148115

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構や国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる「決戦」作戦司令室が17日に奪還したムサイティフ丘一帯に、シリア軍が進攻、激しい戦闘が発生した。

反体制武装集団はまた、ザハビーヤ村、マガーラト・ミールザー村、カトラ村にあるシリア軍の拠点を砲撃した。

これに対して、ロシア軍戦闘機は、マアッルシャムシャ村、タッル・マンス村、マアッルシューリーン村、マアッラト・ヌウマーン市一帯、アブー・ジュライフ村一帯、ムサイティフ丘を爆撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア駐留ロシア軍司令室が設置されているフマイミーム航空基地に近いジャブラ市近郊が迫撃を受けた。

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SANA(1月17日付)は、イドリブ県アブー・ズフール町近郊、同県フバイト村、アレッポ県ハーディル村の3カ所に1月13日に設置された人道回廊に関して、反体制武装集団があらゆる手段を駆使して、住民の脱出を阻止し続けている、と伝えた。

AFP, January 18, 2020、ANHA, January 18, 2020、AP, January 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 18, 2020、Reuters, January 18, 2020、SANA, January 18, 2020、SOHR, January 18, 2020、UPI, January 18, 2020などをもとに作成。

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トルコがリビアに派遣した国民軍戦闘員の数が2,000人を超える(2020年1月18日)

シリア人権監視団は、トルコがリビアの首都トリポリに派遣した国民軍戦闘員の数が約2,100人に達していると発表した。

同監視団によると、リビア行きの募集はトルコ占領下のアレッポ県北部および北西部(「ユーフラテスの盾」地域および「オリーブの枝」地域)で続いており、トルコが設置した基地では約1,500人が現在訓練を受けているという。

AFP, January 18, 2020、ANHA, January 18, 2020、AP, January 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 18, 2020、Reuters, January 18, 2020、SANA, January 18, 2020、SOHR, January 18, 2020、UPI, January 18, 2020などをもとに作成。

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バチェレ国連人権高等弁務官はロシア・トルコの合意に基づくイドリブ県での停戦が失敗に終わったとの見方を示す(2020年1月17日)

ミチェル・バチェレ国連人権高等弁務官は、ロシアとトルコの合意に従い12日に発効していたイドリブ県での停戦が失敗に終わったとの見方を示す一方、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握する同地での即時停戦を呼びかけた。

バチェレ氏は「空と地上の両方からの攻撃で市民が連日死亡していることは非常に痛ましい。この合意(ロシアとトルコによる停戦合意)はこれまでに交わされた合意と同様、民間人を守ることに再び失敗した」と述べた。

AFP, January 17, 2020、ANHA, January 17, 2020、AP, January 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 17, 2020、Reuters, January 17, 2020、SANA, January 17, 2020、SOHR, January 17, 2020、UPI, January 17, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県で米軍パトロール部隊がロシア軍の車列の進行を阻止(2020年1月17日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、車輌約40輌からなるロシア軍の車列が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県のアイン・イーサー市からタッル・タムル町に向かっていたところ、米軍のパトロール部隊がこれを阻止、ロシア軍の車列が立ち去ったことで事なきを得た。

AFP, January 17, 2020、ANHA, January 17, 2020、AP, January 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 17, 2020、Reuters, January 17, 2020、SANA, January 17, 2020、SOHR, January 17, 2020、UPI, January 17, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がアレッポ県北部、ラッカ県北部、ハサカ県北部を砲撃(2020年1月17日)

アレッポ県では、ANHA(1月17日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシーラーワー町近郊のカフル・トゥーン村、アルカミーヤ村、スーガーニカ村を砲撃した。

トルコ軍と国民軍はまた、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、マーリキーヤ村、シャワーリガ村、バイルーニーヤ村、アイン・ダクナ村を砲撃した。

一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、13~15日にかけて、アアザーズ市近郊のカルジャブリーン村近くとアフリーン市でトルコ軍と国民軍を攻撃し、国民軍戦闘員3人を殺害したと発表した。

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ラッカ県では、ANHA(1月17日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアイン・イーサー市近郊のサイダー市、タッル・アブヤド市近郊のアリーダ村を砲撃した。

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ハサカ県では、ANHA(1月17日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町郊外の牧場一帯を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のラアス・アイン市近郊に位置するフワイシュ・ナースィル村にあるラフマーン軍団(国民軍所属)の本部の近くで車に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

AFP, January 17, 2020、ANHA, January 17, 2020、AP, January 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 17, 2020、Reuters, January 17, 2020、SANA, January 17, 2020、SOHR, January 17, 2020、UPI, January 17, 2020などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍はアレッポ市西部一帯を激しく攻撃し反体制派18人を殺害、反体制派はアレッポ市を砲撃する一方、イドリブ県のムサイティフ丘を奪還、ロシア軍士官4人を殺害(2020年1月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア・ロシア両軍がハーン・アサル村、カフルナーハー村、アンジャーラ村、アレッポ市西部の電力協会地区、ウワイジル村、アターリブ市およびその一帯、カースィミーヤ村、カフル・ハラブ村、ダーラト・イッザ市、サッルーム村、カマーリー村、カフル・ヌーラーン村などを爆撃し、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団の戦闘員18人が死亡、15人が負傷した。

また、カフルナーハー村では住民が爆撃の巻き添えとなり、子ども2人が死亡した。

シリア軍地上部隊をハーン・アサル村、アレッポ市ラーシディーン地区、科学研究センター地区、カフルナーハー村を砲撃した。

これに対して、反体制武装集団もアレッポ市を砲撃し、住民1人が死亡した。

これに関して、SANA(1月17日付)は、反体制武装集団がアレッポ市西部のジャムイーヤト・ザフラー地区を砲撃し、住民1人が死亡、2人が負傷したと伝えた。

これに対して、シリア軍地上部隊はアレッポ市の南部および西部にある反体制武装集団の拠点を砲撃したという。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる「決戦」作戦司令室団は、シリア軍との戦闘の末に戦略的要衝のムサイティフ丘、タッル・ハトラ村を制圧した。

これに対して、ロシア軍戦闘機がマアッラト・ヌウマーン市を、シリア軍戦闘機がイドリブ市を爆撃し、イドリブ市で住民1人が死亡した。

一連の戦闘で、シリア軍兵士24人、反体制武装集団戦闘員18人が死亡、またムサイティフ丘ではロシア軍の士官4人が死亡、2人が負傷したという。

一方、SANA(1月17日付)によると、シリア軍地上部隊が、アブー・ジュライフ村一帯に侵攻したシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦、これを撃退した。

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SANA(1月17日付)は、イドリブ県アブー・ズフール町近郊、同県フバイト村、アレッポ県ハーディル村の3カ所に1月13日に設置された人道回廊に関して、反体制武装集団が住民を脅迫するなどして脱出を阻止し続け、彼らを人間の盾にしようとしている、と伝えた。

AFP, January 17, 2020、ANHA, January 17, 2020、AP, January 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 17, 2020、Reuters, January 17, 2020、SANA, January 17, 2020、SOHR, January 17, 2020、UPI, January 17, 2020などをもとに作成。

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スワイダー市でシリア・ポンドの下落に伴う生活苦を訴える抗議デモ続く(2020年1月17日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、15、16日に引き続き、スワイダー市でシリア・ポンドの下落に伴う生活苦を訴える抗議デモが行われた。

AFP, January 17, 2020、ANHA, January 17, 2020、AP, January 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 17, 2020、Reuters, January 17, 2020、SANA, January 17, 2020、SOHR, January 17, 2020、UPI, January 17, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のスルーク町(アレッポ県)での爆発でトルコ軍兵士3人と国民軍所属組織の幹部1人を含む7人が死亡、トルコ占領地域が厳戒態勢に(2020年1月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のスルーク町で車に仕掛けられいた爆弾が爆発し、トルコ軍兵士3人と国民軍に所属する東部自由人連合の幹部司令官1人を含む7人が死亡した。

これを受け、東部自由人連合は、トルコ占領下のバーブ市、ジャラーブルス市、ラーイー村、アフリーン市で東部自由人連合が厳戒態勢を敷くとともに、国民軍に所属する第20師団の拠点複数カ所を強襲した。

一方、ジャラーブルス市近郊のカンダラート村では国民軍に所属するシャーム戦線の司令官1人を含む2人が何者かの襲撃を受けて死亡した。

ドゥラル・シャーミーヤ(1月16日付)によると、殺害されたのはマスアブ・ハッスーン司令官(シャイフ)。

AFP, January 16, 2020、ANHA, January 16, 2020、AP, January 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2020、Reuters, January 16, 2020、SANA, January 16, 2020、SOHR, January 16, 2020、UPI, January 16, 2020などをもとに作成。

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