ロシア・シリア軍がイドリブ刑務所、マアッラト・ヌウマーン市の市場を爆撃し、30人以上死亡(2019年12月2日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がイドリブ市郊外のイドリブ刑務所およびその周辺を爆撃し、女性1人、子ども2人、男性1人、シャーム解放機構戦闘員2人の合わせて6人が死亡、25人以上が負傷した。


爆撃に乗じて、収監者複数が脱獄し、シャーム解放機構の治安部隊が捜索活動を行っているという。

また、シリア軍戦闘機がマアッラト・ヌウマーン市のハール市場を爆撃し、女性2人を含む13人が死亡した。

ロシア・シリア両軍戦闘機はさらに、県各所を爆撃し、トルコ軍監視所が設置されているサルマーン村では女性1人が、サラーキブ市では1人が、カナーイス村では1人が死亡した。

シリア軍ヘリコプターもジャバーラー村、ハザーリーン村を「樽爆弾」で爆撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがカッバーナ村一帯を「樽爆弾」で爆撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がヒルバト・ナークース村、アムキーヤ町を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団が撃った砲弾がアレッポ市アシュラフィーヤ地区、スィルヤーン・ジャディーダ地区に着弾した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を21件(イドリブ県10件、ラタキア県3件、アレッポ県5件、ハマー県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を50件(イドリブ県34件、ラタキア県10件、アレッポ県0件、ハマー県6件)確認した。

AFP, December 2, 2019、ANHA, December 2, 2019、AP, December 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 2, 2019、Reuters, December 2, 2019、SANA, December 2, 2019、SOHR, December 2, 2019、UPI, December 2, 2019などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県ドゥーマー市で徴兵忌避者50人あまりが拘束される(2019年12月2日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団やサウト・アースィマ(12月2日付)によると、治安当局がドゥーマー市で若者50人あまりを徴兵に応じていないとして拘束した。

AFP, December 2, 2019、ANHA, December 2, 2019、AP, December 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2019、Reuters, December 2, 2019、SANA, December 2, 2019、Sawt al-‘Asima, December 2, 2019、SOHR, December 2, 2019、UPI, December 2, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから288人、ヨルダンから379人の難民が帰国、避難民0人が帰宅(2019年12月2日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月2日付)を公開し、12月1日に難民668人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは288人(うち女性87人、子供147人)、ヨルダンから帰国したのは379人(うち女性114人、子供193人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は480,497人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者151,713人(うち女性45,900人、子ども77,671人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者328,784人(うち女性98,676人、子ども167,669人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,670,431人(うち女性2,007,129人、子供3,401,920人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 709,777人(うち女性213,234人、子供362,262人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 2, 2019をもとに作成。

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米国務省は「国連化学兵器による全ての犠牲者を追悼する日」に合わせて声明を出し、アサド政権が化学兵器を使用した証拠があると改めて主張(2019年12月1日)

米国務省は「国連化学兵器による全ての犠牲者を追悼する日」(11月30日)に合わせて声明を出し、アサド政権が化学兵器を使用した証拠があると改めて主張した。

国務省は、アサド政権に際限のない残虐行為を犯したことの責任があり、一部は戦争犯罪に達しており、そのなかには化学兵器の使用がある、としたうえで、「残念なことに、世界では化学兵器使用が罰せられることなく続けられている場所がある…。シリアでは、バッシャール・アサドが、2013年の化学兵器条約(CWC)加盟以降も、毎年化学兵器を使用してきた。アサド政権による化学兵器の使用を止めさせねばならない」と強調した。

声明によると、米国は2013年8月のダマスカス郊外県グータ地方での化学兵器使用疑惑事件、2019年5月の塩素ガス使用疑惑事件などの証拠を提出してきたという。

AFP, December 2, 2019、ANHA, December 2, 2019、AP, December 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2019、Reuters, December 2, 2019、SANA, December 2, 2019、SOHR, December 2, 2019、UPI, December 2, 2019などをもとに作成。

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シリア民主軍のアブディー総司令官「ロシア軍司令官との会談でアームーダー市、タッル・タムル町、アイン・イーサー市にロシア軍を展開させることを合意」(2019年12月1日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官はツイッターのアカウント(https://twitter.com/MazloumAbdi/)に、シリア駐留ロシア軍司令官のアレクサンドル・チャイコフ准将と会談し、ハサカ県アームーダー市、タッル・タムル町、ラッカ県アイン・イーサー市にロシア軍を展開させることを合意したと綴った。

AFP, December 1, 2019、ANHA, December 1, 2019、AP, December 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2019、Reuters, December 1, 2019、SANA, December 1, 2019、SOHR, December 1, 2019、UPI, December 1, 2019などをもとに作成。

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ハサカ市でオートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発し、アサーイシュ2人負傷(2019年12月1日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ハサカ市グワイラーン地区でオートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発し、北・東シリア自治局アサーイシュ(内務治安部隊)の隊員2人が負傷した。

AFP, December 1, 2019、ANHA, December 1, 2019、AP, December 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2019、Reuters, December 1, 2019、SANA, December 1, 2019、SOHR, December 1, 2019、UPI, December 1, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がラッカ県、アレッポ県各所を砲撃(2019年12月1日)

ラッカ県では、ANHA(12月1日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、タッル・アブヤド市近郊のカズアリー村、クーラク村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(12月1日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市に近いバイルーニーヤ村を砲撃した。

AFP, December 1, 2019、ANHA, December 1, 2019、AP, December 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2019、Reuters, December 1, 2019、SANA, December 1, 2019、SOHR, December 1, 2019、UPI, December 1, 2019などをもとに作成。

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シリア軍がハサカ県北部のM4高速道路沿いの穀物サイロに展開、ロシアとトルコが合同パトロールの分掌を合意(2019年12月1日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がM4高速道路沿いに点在する穀物サイロに展開した。


SANA(12月1日付)によると、穀物サイロを掌握することで、街道一帯における監視・防衛能力は飛躍的に向上するという。

シリア軍部隊の展開は、ロシアとトルコがM4高速道路沿いでの合同パトロールの分掌を合意したことを受けたもの。

この合意では、ロシア軍がM4高速道路の南側を、トルコ軍が北側の警備をそれぞれ担当するという。

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ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月1日付)が複数の地元消息筋の話として伝えたところによると、車輌20台からなる米軍の車列がイラク領内からハサカ県に入り、ハサカ市を経由して、県南東部の油田地帯に向かった。

AFP, December 1, 2019、ANHA, December 1, 2019、AP, December 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2019、Reuters, December 1, 2019、SANA, December 1, 2019、SOHR, December 1, 2019、UPI, December 1, 2019などをもとに作成。

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ダルアー県ムザイリーブ町で逮捕者釈放、「イランの民兵」の撤退を求めるデモが発生する一方、サナマイン市で軍事情報局メンバー殺害(2019年12月1日)

ダルアー県では、HFL(12月1日付)によると、ムザイリーブ町で住民数十人が抗議デモを行い、逮捕者釈放、「イランの民兵」の撤退を訴えた。

一方、シリア人権監視団によると、サナマイン市で軍事情報局のメンバー1人が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

AFP, December 1, 2019、ANHA, December 1, 2019、AP, December 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2019、HFL, December 1, 2019、Reuters, December 1, 2019、SANA, December 1, 2019、SOHR, December 1, 2019、UPI, December 1, 2019などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でダーイシュがファーティミーユーン旅団の拠点を襲撃(2019年12月1日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がマヤーディーン市近郊の砂漠地帯に設置されているファーティミーユーン旅団(アフガン人民兵)の拠点複数カ所を襲撃し、3人を殺害、10人を負傷させた。

AFP, December 1, 2019、ANHA, December 1, 2019、AP, December 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2019、Reuters, December 1, 2019、SANA, December 1, 2019、SOHR, December 1, 2019、UPI, December 1, 2019などをもとに作成。

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シャーム解放機構が無人航空機でハマー航空基地を爆撃(2019年12月1日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市西のハマー航空基地を所属不明の無人航空機複数機が攻撃、シリア軍防空部隊が迎撃した。

SANA(12月1日付)によると、飛来した無人航空機はヌスラ戦線(シャーム解放機構)のもので、シリア軍がこれを撃破したという。

同監視団によると、基地内で複数回の爆発と火災が発生したが、死傷者の有無は不明だという。

AFP, December 1, 2019、ANHA, December 1, 2019、AP, December 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2019、Reuters, December 1, 2019、SANA, December 1, 2019、SOHR, December 1, 2019、UPI, December 1, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はシャーム解放機構、国民軍、イッザ軍の侵攻によって前日に失った3カ村を奪還(2019年12月1日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「気力を失うな」作戦を開始した「必勝」作戦司令室(シャーム解放機構、国民軍国民解放戦線、イッザ軍)がファルジャ村に侵攻、シリア軍地上部隊と激しく交戦した。

これに対し、シリア軍地上部隊はヒーシュ村、アーミリーヤ村、マウカ村、ダイル・ガルビー村、ビダーマー町、ラタキア県のクルド山、トルコマン山に至る街道一帯を砲撃した。

一方、ロシア軍戦闘機は、イドリブ氏一帯、カフルナブル市、カフルサジュナ村、カフル・ハルマ村、ジャバーラー村、ナキール村、ハーッス村、マアッラト・ヌウマーン市一帯を爆撃した。

シリア軍戦闘機も、サラーキブ市およびその一帯、ルバイア村、サイヤーダ村、スルージュ村、タッル・キルスヤーン村、ハラーキー村、バルサ村、ファルワーン村を爆撃、ドゥラル・シャーミーヤ(12月1日付)によると、タッル・キルスヤーン村に対する爆撃で住民2人が死亡した。

さらにシリア軍ヘリコプターが、ハーッス村、トゥラムラー村、カンスフラ村、ハザーリーン村、カフルナブル市を「樽爆弾」で爆撃した。

一連の戦闘で、反体制武装集団戦闘員10人、シリア軍兵士5人が死亡、シリア軍は前日に喪失していたスルージュ村、イウジャーズ村、イスティブラート村、ラスム・ワルド村を奪還した。

なお、SANA(12月1日付)によると、シリア軍はカフリーヤ村に侵攻しようとした反体制武装集団も撃退した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がフワイジャ村、ハウワーシュ村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカッバーナ村一帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, December 1, 2019、ANHA, December 1, 2019、AP, December 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2019、Reuters, December 1, 2019、SANA, December 1, 2019、SOHR, December 1, 2019、UPI, December 1, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから311人、ヨルダンから472人の難民が帰国、避難民0人が帰宅(2019年12月1日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月1日付)を公開し、11月30日に難民783人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは311人(うち女性93人、子供158人)、ヨルダンから帰国したのは472人(うち女性142人、子供241人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は479,829人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者151,424人(うち女性45,813人、子ども77,524人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者328,405人(うち女性98,562人、子ども167,476人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,670,431人(うち女性2,007,129人、子供3,401,920人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 709,109人(うち女性213,033人、子供361,922人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 1, 2019をもとに作成。

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シリア外務省は制憲委員会第2ラウンドが開催されなかったことを批判する米国務省の声明を「内政干渉」と非難(2019年12月1日)

外務在外居住者省高官は、制憲委員会第2ラウンドが開催されないまま終了したことを受けて米国務省が出した批判的な声明に関して、SANA(12月1日付)に対して、「米国は諸外国の内政に干渉し、自国のアジェンダを押しつけることが改めて確固として確認された」と非難した。

AFP, December 1, 2019、ANHA, December 1, 2019、AP, December 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2019、Reuters, December 1, 2019、SANA, December 1, 2019、SOHR, December 1, 2019、UPI, December 1, 2019などをもとに作成。

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米国務省報道官は制憲委員会第2ラウンドに際してシリア政府側が前提条件を提示したことを非難(2019年11月30日)

米国務省のモーガン・オータガス報道官は声明を出し、11月29日にゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表が制憲委員会(憲法委員会)小委員会会合を開催しないまま第2ラウンドを終了すると発表したことに関して、「前提条件を提示するのは、制憲委員会の行動規範への明白な違反で、(シリア問題にかかる)小グループ(米国、英国、フランス、ドイツ、エジプト、ヨルダン、サウジアラビア)とアスタナ・グループ(ロシア、トルコ、イラン)が支援してきた努力を明らかに無に帰そうとするもの」と非難した。

オータガス報道官はまた「制憲委員会だけが、国連安保理決議第2254号の一環で努力が払われてきた中心課題ではない。逮捕者解放、包括的停戦、国連監視下での自由で公正な選挙を実施するための安全で中立的な環境の創出など、それ以外の点も合わせて実施されねばならない…。米国は引き続き、制憲委員会の活動を立ち上げようとしている国連のアントニオ・グテーレス事務総長とゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表の努力を支援し、」と付言した。

AFP, December 1, 2019、ANHA, December 1, 2019、AP, December 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2019、Reuters, December 1, 2019、SANA, December 1, 2019、SOHR, December 1, 2019、UPI, December 1, 2019などをもとに作成。

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「革命のサヨナキドリ」ことサールート(バセット)氏の母親が受け取った義援金全額をイッザ軍戦闘員40人の結婚費用として寄付(2019年11月30日)

ドゥラル・シャーミーヤ(11月30日付)は、6月のハマー県の北部での戦闘で死亡した「革命のサヨナキドリ」ことアブドゥルバースィト・サールート(バセット)氏の母親(ウンム・ワリード)が、同氏の死後に寄せられた義援金のすべてを、イッザ軍のメンバー40人の結婚のために寄付したと伝え、それを讃える様子を撮影した画像を公開した。

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サールート氏は1992年生まれで、ヒムス市出身。

地元サッカー・チーム(カラーマ・クラブ)でゴール・キーパーを務め、シリアのユース・サッカー代表メンバーだったが、2011年春にシリアに「アラブの春」が波及すると、政権打倒を求める抗議デモに参加し、注目を浴びるようになった。

シリア軍・治安部隊と反体制派の武力衝突が激しさを増すようになった2011年後半に、ヒムス市内で武装闘争に身を投じ、バイヤーダ殉教者大隊を結成、同組織はその後ヒムス軍団の傘下に身を置いた。

サールート氏は、シリア軍との戦闘で度々負傷、シリア軍の暗殺作戦や攻撃によってともに戦っていた父、4人の兄弟、親戚を戦闘で失っている。

シリア軍によるヒムス市への攻撃と包囲が強まるなか、サールート氏と彼らの仲間は2014年に同市から脱出し、同年12月にダーイシュ(イスラーム国)に参加することを決意、同組織に忠誠(バイア)を誓ったとされる。

ダーイシュへの参加は、サールート氏の本意ではなく、ヒムス県で活動を継続するため、資金や食糧を得ることが目的だったとされ、ダーイシュもこの忠誠を「不完全」だとして拒否している。

またサールート氏自身も2015年にビデオ声明でダーイシュとの関与を否定している。

だが、ダーイシュへの接近によって、シリアのアル=カーイダと目されるシャームの民のヌスラ戦線(現在の呼称はシャーム解放機構)の追及を受けることになり、バイヤーダ殉教者大隊はヌスラ戦線と度々交戦、トルコに逃れることを余儀なくされた。

その後、2016年12月にはイドリブ市で行われたアレッポ市救済デモに姿を表し、反体制派支配地域での活動を再開した。

なお、バイヤーダ殉教者大隊は一時(2015年)はヌスラ戦線の傘下に身を置き、ヒムス県タルビーサ市一帯でシリア軍との戦闘に参加している。

反体制派支配地域での活動を再開したサールート氏は、2018年1月にイッザ軍に参加、同組織に所属するヒムス・アディーヤ旅団の司令官として、6月に死亡するまでハマー県北部でのシリア軍との戦闘を主導していた。

サールート氏はドキュメンタリー映画『それでも僕は帰る:シリア、若者たちが求め続けたふるさと』(タラール・ディルキー監督、2013年)に出演したことで、欧米諸国や日本で広く知られるようになった。

デモ指導者から戦闘員となったサールート氏の軌跡を追ったこの映画は2014年、サンダンス映画祭(Sundance Film Festival)のワールド・シネマドキュメンタリー部門でグランプリを受賞した。

サールート氏はまた、ドキュメンタリー映画『シリアの悲痛な叫び』(エフゲニー・アフィネフスキー監督 、2017年)にも出演している。

その美しい歌声から「革命のサヨナキドリ」として知られるようになった。

AFP, November 30, 2019、ANHA, November 30, 2019、AP, November 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 30, 2019、Reuters, November 30, 2019、SANA, November 30, 2019、SOHR, November 30, 2019、UPI, November 30, 2019などをもとに作成。

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シリア民主軍のアブディー総司令官「タッル・タムル町とアイン・イーサー市から撤退はしない」(2019年11月30日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官は、アラビーヤ・チャンネル(11月30日付)のインタビューに応じ、ロシアの仲介によりシリア軍の展開が合意されたハサカ県のタッル・タムル町およびラッカ県アイン・イーサー市から部隊を撤退させる意思がないことを明らかにした。

アブディー総司令官は「タッル・タムル町とアイン・イーサー市は政権にもロシア軍にも引き渡されないだろう。両地はM4高速道路とともに、我々の支配下にとどまる」と述べた。

アブディー総司令官はまた、シリア民主軍がシリアの防衛システムの一環をなしているとしたうえで、「新憲法が承認されれば、シリア軍の一部となるが、個人としてではなく、独立した軍事組織としての特性は維持される」と強調した。

そのうえで「問題が最終解決するまで、シリア政府との対話は続けられる。我々はバアス主義的な排外思想が(政権の)言説において支配的であることを承知しているが、シリア統合のためにこれは克服されねばならない…。何事もなかったかのように、2011年以前の状態に戻ることを我々は受け入れることはない」と付言した。

AFP, November 30, 2019、Alarabia, November 30, 2019、ANHA, November 30, 2019、AP, November 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 30, 2019、Reuters, November 30, 2019、SANA, November 30, 2019、SOHR, November 30, 2019、UPI, November 30, 2019などをもとに作成。

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ダルアー県カラク村で住民が逮捕者釈放を求める抗議デモ(2019年11月30日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、カラク(東カラク)村で住民が逮捕者釈放を求める抗議デモを行った。

AFP, November 30, 2019、ANHA, November 30, 2019、AP, November 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 30, 2019、Reuters, November 30, 2019、SANA, November 30, 2019、SOHR, November 30, 2019、UPI, November 30, 2019などをもとに作成。

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ハサカ県北東部でロシア・トルコ軍が12回目となる合同パトロールを実施(2019年11月30日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、カーミシュリー市からダイリーク(マーリキーヤ)市にいたる国境地帯でロシア・トルコ軍が合同パトロールを実施した。

合同パトロールは今回で12回目。

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ラッカ県では、ANHA(11月30日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアイン・イーサー市近郊のフーシャーン村、サイダー村を砲撃した。

AFP, November 30, 2019、ANHA, November 30, 2019、AP, November 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 30, 2019、Reuters, November 30, 2019、SANA, November 30, 2019、SOHR, November 30, 2019、UPI, November 30, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のハサカ県、アレッポ県各所で車に仕掛けられていた爆弾が爆発、住民が死傷(2019年11月30日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のタッル・アブヤド市近郊のアイン・アルース村で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、複数人が負傷した(SANA(11月30日付)によると、住民13人が死傷)。


またラアス・アイン(スィリー・カーニヤ)市西のタッル・ハラフ村にあるトルコ軍の検問所近くで車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、複数人が死傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ジャラーブルス市で東部軍の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、戦闘員複数が死傷した。

一方、アフリーン解放軍団が声明を出し、29日にトルコ占領下のブルブル町近郊のアブラ村でシャーム戦線を攻撃し、2人を殺害したと発表した。

AFP, November 30, 2019、ANHA, November 30, 2019、AP, November 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 30, 2019、Reuters, November 30, 2019、SANA, November 30, 2019、SOHR, November 30, 2019、UPI, November 30, 2019などをもとに作成。

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シャーム解放機構、国民軍国民解放戦線、イッザ軍からなる「必勝」作戦司令室がイドリブ県で「気力を失うな」作戦を開始、3カ村を制圧(2019年11月30日)

イドリブ県では、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構、トルコの支援を受ける国民軍国民解放戦線、「穏健な反体制派」と目されてきたイッザ軍などからなる「必勝」作戦司令室は声明を出し、県南東部のシリア軍拠点に対する新たな作戦「気力を失うな」作戦を開始したと発表した。

これを受けて、「必勝」作戦司令室は、ラスム・ワルド村、イスティブラート村、スルージュ村に侵攻、ドゥラル・シャーミーヤ(11月30日付)によると、シリア軍との戦闘の末、3カ村を制圧したという。

「必勝」作戦司令室はまた、サルジャ村、イウジャーズ村一帯にも侵攻、シリア軍と交戦した。

さらに、ドゥラル・シャーミーヤによると、トルコの支援を受ける国民軍国民解放戦線が、タッル・ダム村に侵攻しようとしたシリア軍を要撃し、兵士6人を殺害、6人を負傷させ、1人を捕捉した。

シリア人権監視団によると、一連の戦闘でシリア軍兵士18人と反体制武装集団14人が死亡した。

シャーム解放機構に近いイバー・ネット(11月30日付)によると、この戦闘ではロシア軍傭兵も殺害したという。

これに対して、シリア軍ヘリコプターもインジャーズ村、ラスム・ワルド村、ガドファ村、マアッラト・ハルマ村を「樽爆弾」で爆撃した。

シリア軍はまた、マアッラト・ヌウマーン市一帯、カフルナブル市、ヒーシュ村、カフルルーマー村、アブー・ズフール町西方一帯などを地対地ミサイルで攻撃した。

一方、ロシア軍戦闘機もマアッラト・ハルマ村、カフルナブル市、マアッラト・ヌウマーン市一帯を爆撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、県北西部のフワイジャ村一帯で反体制武装集団がシリア軍と交戦、兵士4人を殺害した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市西のラーシディーン地区、ダーヒヤト・アサド地区一帯でシリア軍と反体制武装集団が交戦した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがカッバーナ村一帯を「樽爆弾」で爆撃した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ザーキヤ町で街道に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

AFP, November 30, 2019、ANHA, November 30, 2019、AP, November 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 30, 2019、Reuters, November 30, 2019、SANA, November 30, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, November 30, 2019、SOHR, November 30, 2019、UPI, November 30, 2019などをもとに作成。

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ダーイシュ残党と思われる武装集団がダイル・ザウル県ブサイラ市を占拠(2019年11月29日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月30日付)が複数の地元情報筋の話として伝えたところによると、オートバイに乗った武装集団がブサイラ市に侵入、同市の中心街、イシュリーン通り、アブヤド通り一帯を占拠した。

侵入した武装集団に対して、北・東シリア自治局のアサーイシュ(内務治安部隊)は抵抗を試みたが、2人が負傷、同地から撤退した。

武装集団の身元は不明だが、住民は彼らがダーイシュ(イスラーム国)の残党で、ダーイシュの存在を誇示することが狙いだと見ているという。

AFP, November 30, 2019、ANHA, November 30, 2019、AP, November 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 30, 2019、Reuters, November 30, 2019、SANA, November 30, 2019、SOHR, November 30, 2019、UPI, November 30, 2019などをもとに作成。

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ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表は制憲委員会第2ラウンドを開催しないまま終了すると発表(2019年11月29日)

ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表は、スイスのジュネーブにある国連本部で記者団に対して、25日に開始予定だった制憲委員会(憲法委員会)の小委員会第2会合が、議題をめぐるシリア政府代表と反体制派代表の意見の相違ゆえに開催できなかったと述べた。

ペデルセン氏は、この間、シリア政府代表、反体制派代表、市民社会代表と個別協議を続け、議題の調整を行ってきたが、会合開催にこぎ着けることはできなかったとしたうえで、この協議を踏まえて次回の会合の日程を確定したいと付言した。

AFP, November 29, 2019、ANHA, November 29, 2019、AP, November 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 29, 2019、Reuters, November 29, 2019、SANA, November 29, 2019、SOHR, November 29, 2019、UPI, November 29, 2019などをもとに作成。

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ハサカ県ダルダーラ村の住民が若者を徴兵キャンプに連行するために訪れたシリア民主軍を追放(2019年11月29日)

ハサカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月29日付)によると、イラク国境に面するヤアルビーヤ町に近いダルダーラ村の住民が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍部隊を追放した。

シリア民主軍部隊は、若者を徴兵キャンプに連行するために村に入ったが、住民が投石などを行って抵抗し、シリア民主軍の兵士1人が負傷、部隊は退散したという。

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シャーム解放機構支配下のイドリブ県各所でシリア救国内閣の政策に抗議するデモ(2019年11月29日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握しているサラーキブ市、マアッラト・ヌウマーン市、イドリブ市で、同組織に自治を委託されているシリア救国内閣の政策に抗議するデモが行われ、住民数百人が参加した。

デモ参加者は、食糧品、燃料の値上げなどに抗議した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(11月29日付)によると、イドリブ市やカフルタハーリーム町で金曜日の集団礼拝後に住民数十人が抗議デモを行い、体制打倒、ロシアとイランの排斥、革命継続を訴えた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のアフリーン市、アアザーズ市、バーブ・サラーマ国境通行所で政権打倒を訴える抗議デモが行われ、国内避難民(IDPs)数十人が参加した。

「アレッポは自由人のもの、イランのものでない」と銘打たれたデモではまた、トルコ軍、国民軍に北・東シリア自治局支配地域を制圧するよう呼びかけられた。

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ダルアー市で元反体制武装集団メンバー2人の葬儀に参列した会葬者数千人が反体制デモを行う(2019年11月29日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市で、シリア政府と和解し、シリア軍に従軍していた元反体制武装集団メンバー2人(兄弟)の葬儀に参列した会葬者数千人が集団礼拝後に、抗議デモを行い、シリア政府や「イランの民兵」排斥を訴えた。

この2人は28日に市内のスワイダーン市場で何者かによって撃たれて死亡した。

シリア人権監視団によると、ナスィーブ村でも、体制打倒、逮捕者釈放、イラン排斥を訴える抗議デモが行われた。

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ハサカ県南東部で米軍とシリア民主軍がパトロールを実施(2019年11月29日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米軍の装甲車6輌が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とともにイラク国境とトルコ国境に近い北東部のアイン・ディーワール村一帯でパトロールを行った。

また同地上空に、米軍の航空機複数来が飛来し、パトロール部隊の護衛にあたった。

AFP, November 29, 2019、ANHA, November 29, 2019、AP, November 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 29, 2019、Reuters, November 29, 2019、SANA, November 29, 2019、SOHR, November 29, 2019、UPI, November 29, 2019などをもとに作成。

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アレッポ県、ハサカ県で、シリア軍、シリア民主軍がトルコ軍、国民軍と交戦(2019年11月29日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、県北東部のウンム・ジャルード村一帯でトルコ軍、国民軍と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が交戦した。

一方、トルコ占領下のアフリーン市のノウルーズ交差点近くで車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、複数人が負傷した(ドゥラル・シャーミーヤ(11月29日付)によると、住民4人が負傷)。

このほか、アフリーン解放軍団が声明を出し、28日にトルコ占領下のアフリーン市とマーリキーヤ村でトルコ軍やハムザ師団の拠点を攻撃し、反体制武装集団戦闘員1人を殺害、トルコ軍兵士2人を負傷させたと発表した。

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ハサカ県では、ANHA(11月29日付)によると、シリア軍がタッル・タムル町一帯でトルコ軍、国民軍を砲撃、トルコ軍、国民軍も応戦した。

AFP, November 29, 2019、ANHA, November 29, 2019、AP, November 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 29, 2019、Reuters, November 29, 2019、SANA, November 29, 2019、SOHR, November 29, 2019、UPI, November 29, 2019などをもとに作成。

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ロシア軍がイドリブ県、ラタキア県を爆撃(2019年11月29日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がマアッラト・ヌウマーン市一帯、シャンナーン村一帯を爆撃した。

またシリア軍も、地上部隊がヒーシュ村、タッフ村、スィフヤーン村、マアッラト・ハルマ村、カフルサジュナ村、シャイフ・ムスタファー村を砲撃した。

SANA(11月29日付)によると、シリア軍は県東部のイウジャーズ村一帯に侵攻しようとしたシャーム解放機構を撃退した。

一方、フーア市でシャーム自由人イスラーム運動(国民軍)の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、同組織の特殊部隊メンバー1人が死亡した。

また、シャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握しているイドリブ市とサルミーン市を結ぶ街道で、車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、1人が負傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がカッバーナ村一帯を爆撃した。

シリア軍も地上部隊が同地を砲撃した。

同地では、シリア軍地上部隊とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が交戦、シリア軍兵士4人が死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がサルマーニーヤ村一帯を爆撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がアンジャーラ村を砲撃し、複数の住民が負傷した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を15件(イドリブ県6件、ラタキア県3件、アレッポ県3件、ハマー県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を2件(イドリブ県0件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県1件)確認した。

AFP, November 29, 2019、ANHA, November 29, 2019、AP, November 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 29, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, November 29, 2019、Reuters, November 29, 2019、SANA, November 29, 2019、SOHR, November 29, 2019、UPI, November 29, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから209人、ヨルダンから475人の難民が帰国、避難民3人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年11月29日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月29日付)を公開し、11月28日に難民684人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは209人(うち女性63人、子供107人)、ヨルダンから帰国したのは475人(うち女性143人、子供242人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は478,432人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者150,553人(うち女性45,552人、子ども77,080人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者327,536人(うち女性98,301人、子ども167,033人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,670,431人(うち女性2,007,129人、子供3,401,920人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 707,712人(うち女性212,614人、子供361,211人)となった。

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一方、国内避難民3人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは3人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所を経由して帰還した3人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は37,493人(うち女性11,487人、子供17,045人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,306,089人(うち女性394,046人、子供660,811人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 29, 2019をもとに作成。

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