米国の爆撃で狙われた新興のアル=カーイダ系組織の一つアンサール・タウヒードが声明を出し復讐を誓う。他のアル=カーイダ系組織も爆撃を非難(2019年9月1日)

新興のアル=カーイダ系組織の一つアンサール・タウヒードは声明を出し、8月31日の米軍によるイドリブ県カファルヤー町近郊の拠点への爆撃で、メンバー2人が死亡したことを明らかにし、弔意を示すとともに、「アッラーのお許しのもと、彼らのため、そしてイスラーム教徒殉教者たちのために我々は復讐する」と宣言した。

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新興のアル=カーイダ系組織の一つで、アンサール・タウヒードとともに「信者を煽れ」作戦司令室を主導するフッラース・ディーン機構も声明を出し、8月31日の米軍によるイドリブ県カファルヤー町近郊のアンサール・タウヒードの拠点への爆撃に関して、「イスラームとその民に対する現代のシオニズム・十字軍の戦争」「イスラーム、その民、そのジハードを標的したもの」と非難した。

また、新興のアル=カーイダ系組織の一つで、「信者を煽れ」作戦司令室に所属するアンサールッディーン戦線も「シャームの民の革命を根絶しようとするもの」と非難した。

AFP, September 2, 2019、ANHA, September 2, 2019、AP, September 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 2, 2019、Reuters, September 2, 2019、SANA, September 2, 2019、SOHR, September 2, 2019、UPI, September 2, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会「トルコが脅迫を行うのなら、混乱が拡がり、トルコ自身の安定が終わりを迎えるだろう」(2019年9月1日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会の執行委員会議長府は、『シャルク・アウサト』(9月1日付)に対して、「トルコが脅迫を行うのなら、混乱が拡がり、トルコ自身の安定が終わりを迎えるだろう」と述べた。

発言は、8月31日のトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の発言を受けたもの。

エルドアン大統領は、トルコ軍がこの数週間で、米国とともにシリア北東部の国境地帯に設置しようとしている「安全地帯」を掌握できなければ、個別に軍事作戦を実施すると述べていた。

AFP, September 1, 2019、Anadolu Ajansı, August 31, 2019、ANHA, September 1, 2019、AP, September 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 1, 2019、Reuters, September 1, 2019、SANA, September 1, 2019、al-Sharq al-Awsat, Setpember 1, 2019、SOHR, September 1, 2019、UPI, September 1, 2019などをもとに作成。

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米主導の有志連合がYPG主体のシリア民主軍とともに県北部で空挺作戦を実施し、政権離反者と農夫を拘束(2019年9月1日)

ラッカ県では、ハーブール(9月1日付)によると、米主導の有志連合が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とともに県北部スルーク町に近いジャームース村で空挺作戦を実施し、村人5人を拘束、アイン・イーサー市にある米軍基地に連行された。

5人のうち2人は政権離反者、残りの3人は農業従事者だという。

AFP, September 1, 2019、ANHA, September 1, 2019、AP, September 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 1, 2019、al-Khabur, September 1, 2019、Reuters, September 1, 2019、SANA, September 1, 2019、SOHR, September 1, 2019、UPI, September 1, 2019などをもとに作成。

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「イランの民兵」がアレッポ県南東のサルダーフ村とウンム・マイヤール村間の山岳地帯に新たな軍事基地を建設(2019年9月1日)

ノールス研究センター(9月1日付)は、「イランの民兵」がアレッポ県南東のサルダーフ村とウンム・マイヤール村間の山岳地帯に新たな軍事基地を建設したと伝えた。

AFP, September 1, 2019、ANHA, September 1, 2019、AP, September 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 1, 2019、Nors for Studies, September 1, 2019、Reuters, September 1, 2019、SANA, September 1, 2019、SOHR, September 1, 2019、UPI, September 1, 2019などをもとに作成。

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ロシアは米軍によるイドリブ県爆撃を非難(2019年9月1日)

ロシア外務省は声明を出し、8月31日に米軍がイドリブ県カファルヤー町にアンサール・タウヒードの拠点を爆撃したことに関して、同地の停戦の監視するロシア、トルコのいずれに対しても事前通告がなかったと発表した。

声明によると、米軍が爆撃したのは、マアッラトミスリーン市・カファルヤー町の地域。

声明は、「米国はロシアとのこれまでのあらゆる合意をこの爆撃により違反した。米国の爆撃はこの地域の停戦維持を危険にさらすものだ」と批判した。

AFP, September 1, 2019、ANHA, September 1, 2019、AP, September 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 1, 2019、Reuters, September 1, 2019、SANA, September 1, 2019、SOHR, September 1, 2019、UPI, September 1, 2019などをもとに作成。

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反体制派支配下のサラーキブ市(イドリブ県)で、アサド政権打倒とシャーム解放機構退去を求めるデモ発生(2019年9月1日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、反体制派支配下のサラーキブ市で、ロシア・シリア軍による「虐殺」を非難し、アサド政権の打倒を求めるデモが行われ、住民約500人が参加した(スマート・ニュース(9月1日付)によると、参加者は約1,000人)。

デモ参加者はまた、イドリブ県、ハマー県北西部、アレッポ県南西部、ラタキア県北東部に拡がる緊張緩和地帯第1ゾーンの軍事・治安権限を握り、シリアのアル=カーイダと目されているシャーム解放機構とその指導者であるアブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏を非難、「ジャウラーニー、お前は要らない」「ジャウラーニーの魂が呪われますよう」「イドリブは自由だ、自由だ、(シャーム解放)機構は出て行け」といったシュプレヒコールを連呼した。

AFP, September 1, 2019、ANHA, September 1, 2019、AP, September 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 1, 2019、Reuters, September 1, 2019、SANA, September 1, 2019、SMART News, September 1, 2019、SOHR, September 1, 2019、UPI, September 1, 2019などをもとに作成。

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『ワタン』:ロシアのプーチン大統領はシリアのアル=カーイダ系組織の解体と自由シリア軍への編入のための猶予をトルコのエルドアン大統領に与える(2019年9月1日)

シリアの日刊紙『ワタン』(9月1日付)は、8月27日のロシアのヴラジミール・プーチン大統領とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領との会談で、プーチン大統領がエルドアン大統領に対して、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構の組織を解体し、トルコが支援する国民解放戦線(自由シリア軍)に編入するための猶予を与えた、と伝えた。

プーチン大統領はまた、フッラース・ディーン機構、アンサール・タウヒードといったシャーム解放機構以外のアル=カーイダ系組織についても組織解体の猶予期間を与えた。

これらの組織の解体と国民解放戦線への編入は「可能な限り短期間」で行うことが求められているという。

AFP, September 1, 2019、ANHA, September 1, 2019、AP, September 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 1, 2019、Reuters, September 1, 2019、SANA, September 1, 2019、SOHR, September 1, 2019、UPI, September 1, 2019、al-Watan, September 1, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃、アフリーン解放軍団がこれに応戦(2019年9月1日)

アレッポ県では、ANHA(9月1日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマーリキーヤ村、カルアト・シャワーリガ村一帯(シーラーワー町近郊)を砲撃し、アフリーン解放軍団がこれに応戦し、戦闘となった。

AFP, September 1, 2019、ANHA, September 1, 2019、AP, September 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 1, 2019、Reuters, September 1, 2019、SANA, September 1, 2019、SOHR, September 1, 2019、UPI, September 1, 2019などをもとに作成。

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ヒズブッラーはイスラエル領内をミサイル攻撃し、イスラエル軍車輌を破壊、兵士を殺傷(2019年9月1日)

ヒズブッラーが主導する対イスラエル武装抵抗組織のレバノン国民抵抗は声明を出し、9月1日午後4時15分に、占領下パレスチナ(イスラエル)北部のアヴィヴィン入植地に至る街道のイスラエル軍車輌を攻撃し、中にいた兵士複数名を殺傷したと発表した。

攻撃は、24日にイスラエル軍戦闘機がダマスカス郊外県アクラバー村近郊をミサイル攻撃し、ヒズブッラーのメンバー2人が死亡したことへの報復で、レバノン側の発表によると死者数は4人。

イスラエル軍は、この攻撃により負傷者が出たことを認めたが、死者については否定した。

イスラエル軍の発表によると、発射されたのは対戦車ミサイル。

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一方、レバノン軍司令部は、イスラエル軍がこれに対する報復として、ナバティーヤ県ビント・ジュベイル郡のマールーン・ラース村、アイタルーン村、ヤールーン村一帯をクラスター弾や白リン弾40発以上で攻撃、火災が発生した。

これに関して、イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官は、イスラエル軍が対抗措置として、ミサイルが発射された地域に向けて迫撃砲約100発を発射し、ヘリコプター複数機で攻撃を加えたと発表した。

AFP, September 1, 2019、ANHA, September 1, 2019、AP, September 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 1, 2019、Reuters, September 1, 2019、SANA, September 1, 2019、SOHR, September 1, 2019、UPI, September 1, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍が爆撃を中止するなか、トルコ軍車列がイドリブ県に入る(2019年9月1日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦の発効から2日目(爆撃を激化させてから123日目)となる9月1日、シリア・ロシア軍の爆撃は記録されなかったが、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の散発的な戦闘は続いた。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より7人(民間人2人(うち女性1人、子供0人)、シリア軍兵士3人、反体制武装集団戦闘員2人)増えて4,109人となった。

うち、1,048人が民間人(女性186人、子供261人を含む)、1,394人がシリア軍兵士、1,667人が反体制武装集団戦闘員。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカフルナブル市、ジャルジャナーズ町、ハーッス村、ヒーシュ村、バーブーリーン村、カフルサジュナ村、タッフ村、ダイル・ガルビー村、ダイル・シャルキー村、マアッラト・ハルマ村、キンダ村、マルアンド村、ダイル・サンバル村を砲撃した。

また、シリア人権監視団によると、トルコ軍の車列がカフルルースィーン村に設置された通行所を経由して、シリア領内に入った。

車列は15輌の車輌から編成されており、緊張緩和地帯第1ゾーンのシリア政府支配地域との境界方面に向かったという。

なお、トルコ軍の車列は、8月31日にもシリア領内に入っている。

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ハマー県ではSANA(9月1日付)によると、スーラーン町近郊で反体制武装集団が残していった即席爆弾が爆発し、民間人3人が死亡、2人が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がシャフルナーズ村、クーラ村、マイダーン・ガザール村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカッバーナ村一帯、フドル丘を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を33件(アレッポ県6件、イドリブ県10件、ラタキア県10件、ハマー県7件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を12件(アレッポ県3件、イドリブ県7件、ハマー県2件)確認した。

AFP, September 1, 2019、ANHA, September 1, 2019、AP, September 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 1, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 1, 2019、Reuters, September 1, 2019、SANA, September 1, 2019、SOHR, September 1, 2019、UPI, September 1, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから417人、ヨルダンから979人の難民が帰国、避難民2人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年9月1日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月1日付)を公開し、8月31日に難民1,396人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは417人(うち女性125人、子供213人)、ヨルダンから帰国したのは979人(うち女性294人、子供499人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は380,751人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者120,795人(うち女性36,395人、子ども61,532人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者259,956人(うち女性78,021人、子ども132,565人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,648,041人(うち女性1,994,412人、子供3,390,501人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 610,031人(うち女性183,074人、子供311,019人)となった。

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一方、国内避難民2人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは2人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所を経由して帰還した2人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は35,284人(うち女性10,924人、子供16,200人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,303,880人(うち女性393,483人、子供659,966人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 1, 2019をもとに作成。

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ロシア・シリア両軍の一方的停戦により爆撃が停止するなか、反体制派はロシア軍の無人偵察機を撃墜(2019年8月31日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を発効した8月31日、シリア・ロシア軍の爆撃は記録されなかったが、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の散発的な戦闘は続いた。

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シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より3人(民間人3人(うち女性0人、子供1人)、シリア軍兵士は0人、反体制武装集団戦闘員6人?)増えて4,102人となった。

うち、1,046人が民間人(女性185人、子供261人を含む)、1,391人がシリア軍兵士、1,665人が反体制武装集団戦闘員。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカフルナブル市、タッフ村、ジャルジャナーズ町、ハーッス村、マアッラト・ハルマ村、ダイル・シャルキー村、カフルサジュナ村、ラカーヤー村、ウライニバ村、バーブーリーン村、ナキール村、ヒーシュ村、ウンム・ジャラール村を砲撃し、カフルナブル市で市民1人が死亡した。

これに対して、反体制武装集団はヒーシュ村近郊でロシア軍の無人偵察機を撃墜した。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月31日付)によると、無人偵察機はヒーシュ村に近いルブウ・ジャウ村に墜落した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカッバーナ村一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がジューリーン村一帯のシリア軍に対して砲撃を行った。

一方、SANA(8月31日付)によると、シリア軍がラターミナ町で、反体制武装集団によって殺害された市民を埋葬したと思われる集団墓地を発見、遺体10体を回収した。

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ダルアー県では、HFL(8月31日付)によると、東カラク村と東ガーリヤ村を結ぶ街道で空軍情報部が乗ったバスが何者かの襲撃を受け、複数人が死傷した。

AFP, August 31, 2019、ANHA, August 31, 2019、AP, August 31, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2019、HFL, August 31, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 31, 2019、Reuters, August 31, 2019、SANA, August 31, 2019、SOHR, August 31, 2019、UPI, August 31, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから960人、ヨルダンから1,188人の難民が帰国、避難民2人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年8月31日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月31日付)を公開し、8月30日に難民2,148人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは960人(うち女性288人、子供490人)、ヨルダンから帰国したのは1,188人(うち女性356人、子供606人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は379,355人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者120,378人(うち女性36,270人、子ども61,319人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者258,977人(うち女性77,727人、子ども132,066人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,648,041人(うち女性1,994,412人、子供3,390,501人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 608,635人(うち女性182,655人、子供310,307人)となった。

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一方、国内避難民2人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは2人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所を経由して帰還した2人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は35,282人(うち女性10,924人、子供16,200人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,303,878人(うち女性393,483人、子供659,966人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 30, 2019をもとに作成。

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ヒズブッラーのナスルッラー書記長「イスラエルは自らが行う攻撃の代償を払わねばならない」(2019年8月31日)

レバノンのヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長はアーシューラーに合わせて、マナール・チャンネル(8月31日付)を通じてテレビ演説を行い、8月24日のダマスカス郊外県アクラバー町一帯へのイスラエル軍戦闘機によるミサイル攻撃や25日の無人航空機による首都ベイルート郊外ダーヒヤ地区への攻撃など、イスラエルの最近の挑発行為に関して、「こうした行為は容認できず、イスラエルは自らが行う攻撃の代償を払わねばならない。いかなる脅威、脅迫を受けようとも、レジスタンスの報復は阻止されない」と述べ、最近のイスラエル軍による攻撃への報復を約束した。

ナスルッラー書記長はまた、「こうした攻撃への最初の報復は、「無人航空機撃墜」という見出しの新たな段階の始まりになるだろう。なぜなら、重要なのは、我々は敵に、「お前たちはレバノン領空で安心していられず、お前たちに対して開かれていない」と伝えることにあるからだ」と強調した。

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NNA(8月31日付)は、イスラエル軍が占領下のガジャル村、シャブアー農場一帯(ナバティーヤ県)で発光弾約30発を発射、重火器を発射した。

AFP, August 31, 2019、ANHA, August 31, 2019、AP, August 31, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2019、NNA, September 1, 2019、Qanat al-Manar, September 1, 2019、Reuters, August 31, 2019、SANA, August 31, 2019、SOHR, August 31, 2019、UPI, August 31, 2019などをもとに作成。

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ロシア・シリア両軍の一方的停戦により爆撃が停止するなか、米軍はイドリブ県のアル=カーイダ系組織の拠点を爆撃し、民間人1人を含む2人を殺害、女性と子供を含む20人を負傷させる(2019年8月31日)

米中央軍のアール・ブラウン報道官(中佐)は、米軍がイドリブ県にあるアル=カーイダの施設を爆撃したと発表した。

ブラウン報道によると、爆撃は、米国およびその関係国の国民や無垢の市民に対する攻撃に関与してきたシリアのアル=カーイダの幹部を狙ったもので、複数の軍消息筋によると、攻撃は、イスラーム国に対する「テロとの戦い」を行う有志連合の米軍航空機が行い、カファルヤー町近郊の2階建てのビルを標的としたという。

このビルは、イドリブ県で活動を続けるアル=カーイダ系組織の一つアンサール・タウヒードのイスラーム法教育施設で、戦闘員のほかに、その家族、そしてイドリブ県南部での戦闘を避けて避難してきた住民が身を寄せていたという。

またイドリブ県の複数の医療筋によると、この爆撃で民間人1人を含む2人が死亡、女性と子供を含む20人が負傷したという。

ロイター通信(8月31日付)が伝えた。

AFP, August 31, 2019、ANHA, August 31, 2019、AP, August 31, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2019、Reuters, August 31, 2019、SANA, August 31, 2019、SOHR, August 31, 2019、UPI, August 31, 2019などをもとに作成。

 

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トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、シーラーワー町近郊(アレッポ県)を砲撃(2019年8月31日)

アレッポ県では、ANHA(8月31日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、シーラーワー町近郊のバーシャムラ村、クワンディー・マーズィン村を砲撃した。

AFP, August 31, 2019、ANHA, August 31, 2019、AP, August 31, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2019、Reuters, August 31, 2019、SANA, August 31, 2019、SOHR, August 31, 2019、UPI, August 31, 2019などをもとに作成。

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ヒズブッラーは首都ベイルート郊外に墜落したイスラエル軍の無人航空機1機をレバノン軍に引き渡す(2019年8月30日)

マナール・チャンネル(8月30日付)は、25日に首都ベイルート郊外のダーヒヤ地区に墜落したイスラエル軍の無人航空機1機をレバノン軍に引き渡したと伝えた。

AFP, August 30, 2019、ANHA, August 30, 2019、AP, August 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 30, 2019、Qanat al-Manar, August 30, 2019、Reuters, August 30, 2019、SANA, August 30, 2019、SOHR, August 30, 2019、UPI, August 30, 2019などをもとに作成。

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トルコ国境に面するバーブ・ハワー国境通行所とアティマ国境通行所でロシア・シリア両軍の攻撃を非難するデモが発生、参加者の一部がトルコ領内に入り、憲兵隊が強制排除(2019年8月30日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月30日付)などによると、トルコ国境に面するバーブ・ハワー国境通行所とアティマ国境通行所で、金曜日の集団礼拝後にシリア・ロシア両軍による民間人への爆撃を非難し、国際社会やトルコに対して攻撃を停止させるために行動するよう求めるデモが発生し、数千人が参加した。

デモ参加者の一部は通行所を突破し、トルコ領内に入り、トルコ軍の装甲車を捕獲するなどしたが、トルコ軍憲兵隊が介入し、催涙ガスを発射するなどして強制排除した。

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トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、イドリブ県バーブ・ハワー国境通行所とアティマ国境通行所で発生した、シリア・ロシア両軍による民間人への爆撃の停止を求めるデモに関して、金曜日の集団礼拝後に「イドリブ県の情勢は受け入れられない。我々は我が国の国益を守るためあらゆる措置を講じる」と述べた。

エルドアン大統領は「イドリブ県から難民が新たに大挙している。同地で敵対的な行為が続いているためで、難民の波はトルコに向かって動き始めた」と述べる一方、イドリブ県を中心とする緊張緩和地帯に設置されたトルコ軍の監視所について「我々の第9、10監視所が攻撃された。この問題についてロシアのヴラジミール・プーチン大統領と議論し、必要な警告を行った」と付言した。

アナトリア通信(8月30日付)が伝えた。

AFP, August 30, 2019、Anadolu Ajansı, August 30, 2019、ANHA, August 30, 2019、AP, August 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 30, 2019、Reuters, August 30, 2019、SANA, August 30, 2019、SOHR, August 30, 2019、UPI, August 30, 2019などをもとに作成。

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ロシア・シリア両軍は8月31日に午前6時から緊張緩和地帯第1ゾーンで一方的停戦を発効すると発表(2019年8月30日)

ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置されている当事者和解調整センタは声明を出し、8月31日午前6時からイドリブ県、ラタキア県北東部、ハマー県南西部、アレッポ県南部に拡がる緊張緩和地帯第1ゾーンで一方的停戦を発効すると発表した。

一方的停戦は、「事態の安定化を実現するため」だという。

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また、シリア軍筋も、SANA(8月30日付)に対して、「テロリストによるいかなる違反に対しても報復権を留保する」としたうえで、31日早朝から一方的停戦を発効すると発表した。

AFP, August 30, 2019、ANHA, August 30, 2019、AP, August 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 30, 2019、Reuters, August 30, 2019、SANA, August 30, 2019、SOHR, August 30, 2019、UPI, August 30, 2019などをもとに作成。

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アフリーン解放軍団が声明を出しトルコ占領下のアフリーン市、バーブ市近郊で反体制武装集団拠点を攻撃し、少なくとも8人を殺害したと発表(2019年8月30日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、28日と29日にトルコ占領下のアフリーン市フィーラート通り、バーブ市近郊のダーガルバーシュ村で反体制武装集団(スルターン・ムラード師団、ハムザ師団)の拠点を攻撃し、戦闘員少なくとも8人を殺害したと発表した。

ANHA(8月30日付)が伝えた。

AFP, August 30, 2019、ANHA, August 30, 2019、AP, August 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 30, 2019、Reuters, August 30, 2019、SANA, August 30, 2019、SOHR, August 30, 2019、UPI, August 30, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はシャーム解放機構などからなる反体制武装集団との交戦の末、イドリブ県南部のタマーニア町一帯を新たに制圧(2019年8月30日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が爆撃を激化させてから129日目を迎えた8月30日、シリア・ロシア軍は同地への攻撃を継続、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は86回を記録、ヘリコプターが「樽爆弾」58発を投下、ロシア軍も42回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は500発におよんだ。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より49人(民間人4人(うち女性0人、子供1人)、シリア軍兵士4人、反体制武装集団戦闘員40人)増えて4,099人となった。

うち、1,043人が民間人(女性185人、子供260人を含む)、1,391人がシリア軍兵士、1,659人が反体制武装集団戦闘員。

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イドリブ県では、SANA(8月30日付)によると、シリア軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団との戦闘の末、(大)フワイン村、グバール丘、サキーヤート村、サキーヤート丘、タマーニア町および同地東西に拡がる農場、トゥルキー丘、サイイド・アリー丘、サイイド・ジャアファル丘を制圧した。

https://www.sana.sy/wp-content/uploads/2019/08/اااا-660×330.jpg

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でハーン・スブル村、タッフ村、マアッル・シャマーリーン村、ガドファ村、ウンム・ジャラール村、タフターヤー村、バービーラー村、ジャルジャナーズ町、カフルナブル市、アブー・マッキー村、カフルバッティーフ村、マアッラト・ヌウマーン市、マアッラト・ハルマ村を爆撃するとともに、ヘリコプターでタッフ村、タッル・マンス村一帯、マアッル・シャマーリーン村、ハルバ村、スィフヤーン村、マアッラト・ヌウマーン市東部に「樽爆弾」を投下し、カフルナブル市で女性1人が死亡した。

またシリア軍は地上部隊がタッル・ジャアファル村、アーミリーヤ村、カフルサジュナ村、ウンム・ジャラール村、ジャルジャナーズ町一帯、ハーッス村、カフルナブル市、ファドファ村、ラッファ村を砲撃し、マアッラト・マーティル村で男性2人が死亡した。

ロシア軍もウンム・ジャラール村一帯、カフルバッティーフ村、バービーラー村、マアッラト・ヌウマーン市東部を爆撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でズィルバ村の医療センターを爆撃し、子供1人が死亡した。

ロシア軍もICARDA、アレッポ市ムハンディスィーン地区を爆撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヘリコプターでカッバーナ村一帯に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が同地を砲撃した。

ロシア軍もカッバーナ村一帯を爆撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が県北西部のガーブ平原の反体制派支配地域を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を24件(アレッポ県11件、ラタキア県12件、イドリブ県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を40件(イドリブ県23件、ハマー県14件、ラタキア県2件、アレッポ県1件)確認した。

AFP, August 30, 2019、ANHA, August 30, 2019、AP, August 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 30, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 30, 2019、Reuters, August 30, 2019、SANA, August 30, 2019、SOHR, August 30, 2019、UPI, August 30, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから423人、ヨルダンから1,175人の難民が帰国、避難民8人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年8月30日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月30日付)を公開し、8月29日に難民1,598人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは423人(うち女性599人、子供353人)、ヨルダンから帰国したのは1,175人(うち女性353人、子供599人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は377,207人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者119,418人(うち女性35,982人、子ども60,829人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者257,789人(うち女性77,371人、子ども131,460人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,648,041人(うち女性1,994,412人、子供3,390,501人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 606,487人(うち女性182,011人、子供309,211人)となった。

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一方、国内避難民8人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは8人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所を経由して帰還した8人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は35,280人(うち女性10,924人、子供16,200人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,303,876人(うち女性393,483人、子供659,966人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 30, 2019をもとに作成。

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スハイル・ハサン准将指揮下の「トラ部隊」の名称が第25師団に変更し、共和国護衛隊の指揮下に(2019年8月29日)

政権に近い複数のメディアは、アブドゥッラー・アイユーブ国防大臣が、スハイル・ハサン准将指揮下のいわゆる「トラ部隊」の名称を第25師団に変更し、共和国護衛隊の指揮下に置いたと報じた。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月29日付)は、ロシアも同意しているというこの決定に対して、影響力低下を恐れたハサン准将が憤慨していると伝えている。

ハサン准将は、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領のシリアへの電撃訪問時にラタキア県フマイミーム航空基地で同大統領と面談するなど、ロシアが優遇していた。

AFP, August 29, 2019、ANHA, August 29, 2019、AP, August 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 29, 2019、Reuters, August 29, 2019、SANA, August 29, 2019、SOHR, August 29, 2019、UPI, August 29, 2019などをもとに作成。

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ダルアー県でシリア軍が相次いで襲撃を受け、3人が死亡(2019年8月29日)

ダルアー県では、HFL(8月29日付)によると、ジュライン村近くでシリア軍憲兵隊が乗った車が何者かに襲撃され、兵士3人が死亡した。

また、インヒル市近くにあるシリア軍治安機関の検問所も何者かの発砲を受けた。

AFP, August 29, 2019、ANHA, August 29, 2019、AP, August 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 29, 2019、HFL, August 29, 2019、Reuters, August 29, 2019、SANA, August 29, 2019、SOHR, August 29, 2019、UPI, August 29, 2019などをもとに作成。

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ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表「テロとの戦い」であっても300万人の市民を危険にさらすことがあってはならない」(2019年8月29日)

ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表は、シリア情勢への対応について協議する国連安保理での会合で、ロシアとシリア政府によるイドリブ県への攻撃を批判した。

ペデルセン特別代表は「ジハード主義グループへの攻撃が止めらねばならない…。「テロとの戦い」であっても300万人の市民を危険にさらすことがあってはならず、国際人道法に従って保護される権利がある」と述べた。

国連安保理での会合は、ペデルセン特別代表が7月下旬に目を怪我したことで、2度にわたって中止されていた。

AFP, August 29, 2019、ANHA, August 29, 2019、AP, August 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 29, 2019、Reuters, August 29, 2019、SANA, August 29, 2019、SOHR, August 29, 2019、UPI, August 29, 2019などをもとに作成。

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アサド大統領はティエリ・マリアニ欧州議会議員を団長とする「フランス国民の集い」使節団と会談(2019年8月29日)

アサド大統領はシリアを訪問中のティエリ・マリアニ欧州議会議員を団長とする「フランス国民の集い」(Rassemblement National français)の使節団と首都ダマスカスで会談した。

SANA(8月29日付)によると、会談では、シリア国内での「テロとの戦い」の進捗などシリア情勢について意見を交わした。

AFP, August 29, 2019、ANHA, August 29, 2019、AP, August 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 29, 2019、Reuters, August 29, 2019、SANA, August 29, 2019、SOHR, August 29, 2019、UPI, August 29, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍はイドリブ県への爆撃を続け、民間人7人が死亡(2019年8月29日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が爆撃を激化させてから120日目を迎えた8月29日、シリア・ロシア軍は同地への攻撃を継続、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は95回を記録、ヘリコプターが「樽爆弾」52発を投下、ロシア軍も50回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は700発におよんだ。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より54人(民間人7人(うち女性3人、子供1人)、シリア軍兵士18人、反体制武装集団戦闘員24人)増えて4,050人となった。

うち、1,039人が民間人(女性185人、子供259人を含む)、1,387人がシリア軍兵士、1,619人が反体制武装集団戦闘員。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でイドリブ市一帯、サラーキブ市、カンスフラ村、タッフ村、タマーニア町、ジャルジャナーズ町、ウンム・ジャラール村、マアッルシャムシャ村、マアッラト・ヌウマーン市東部一帯に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでジャルジャナーズ町、タッフ村、タマーニア町に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊がマアッラト・ヌウマーン市東部一帯で反体制武装集団と交戦した。

ロシア軍もイドリブ市一帯、フワイン村一帯、タッフ村、タマーニア町、ビンニシュ市一帯、マアッルシャムシャ村、サルキーン東部、カンスフラ村を爆撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカッバーナ村一帯で反体制武装集団と交戦、県南部および南東部の戦闘地域を砲撃した。

また、ロシア軍がカッバーナ村一帯を爆撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を28件(ラタキア県15件、アレッポ県12件、イドリブ県1件、ハマー県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を36件(イドリブ県18件、ハマー県16件、ラタキア県2件)確認した。

AFP, August 29, 2019、ANHA, August 29, 2019、AP, August 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 29, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 29, 2019、Reuters, August 29, 2019、SANA, August 29, 2019、SOHR, August 29, 2019、UPI, August 29, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから478人、ヨルダンから1,062人の難民が帰国、避難民12人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年8月29日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月29日付)を公開し、8月28日に難民1,540人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは478人(うち女性143人、子供243人)、ヨルダンから帰国したのは1,062人(うち女性319人、子供542人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は375,609人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者118,995人(うち女性35,855人、子ども60,613人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者256,614人(うち女性77,018人、子ども130,861人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,648,041人(うち女性1,994,412人、子供3,390,501人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 604,889人(うち女性181,531人、子供308,396人)となった。

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一方、国内避難民13人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは13人(うち女性3人、子供6人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所を経由して帰還した13人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は35,268人(うち女性10,924人、子供16,198人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,303,864人(うち女性393,486人、子供659,970人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 29, 2019をもとに作成。

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レバノン軍は南部の領空を侵犯したイスラエル軍の無人航空機に対して迎撃を行う(2019年8月28日)

レバノン軍司令部は声明を出し、イスラエル軍の無人航空機1機が午後7時35分に占領下パレスチナ(イスラエル)からレバノン領空を侵犯し、ナバティーヤ県マルジャアユーン郡のウダイサ村一帯にあるレバノン軍の拠点複数カ所の上空を旋回、レバノン軍が迎撃し、これを駆逐したと発表した。

声明によると、その後しばらくして、イスラエル軍の別の無人航空機2機が今度は、ナバティーヤ県マルジャアユーン郡のカフルカラー村一帯上空を侵犯し、レバノン軍が1機を迎撃したという。

『ハヤート』(8月29日付)などが伝えた。

AFP, August 28, 2019、ANHA, August 28, 2019、AP, August 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 28, 2019、al-Hayat, August 28, 2019、Reuters, August 28, 2019、SANA, August 28, 2019、SOHR, August 28, 2019、UPI, August 28, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県北西部のシール・マガール村近郊に設置されているトルコ軍の監視所一帯を爆撃(2019年8月28日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、県北西部のシール・マガール村近郊に設置されているトルコ軍の監視所一帯がシリア軍の爆撃を受けた。

ANHA(8月28日付)も、シール・マガール村のトルコ軍監視所が攻撃を受けたとして、その映像を公開した。

しかし、トルコ国営のアナトリア通信(8月28日付)は、治安筋の話として、爆撃を受けたとの報道は正しくないと伝えた。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月28日付)によると、トルコ軍の車列が、アレッポ市とラタキア市を結ぶ高速道路(M4)に面するナイラブ村近郊に展開した。

AFP, August 28, 2019、Anadolu Ajansı, August 28, 2019、ANHA, August 28, 2019、AP, August 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 28, 2019、Reuters, August 28, 2019、SANA, August 28, 2019、SOHR, August 28, 2019、UPI, August 28, 2019などをもとに作成。

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