シャルア移行期政権傘下の武装勢力がスワイダー県マンスーラ村近くで17歳の若者を狙撃、負傷させる(2025年11月12日)

国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて、午後15時30分、アフマド・シャルア移行期政権とつながりのある「テロ組織」がマンスーラ村近く(輸送区)を移動していた17歳の若者を狙撃、負傷させた。

また、シリア人権監視団によると、11日深夜から12日未明にかけて、国民防衛部隊とシャルア移行期政権に所属する部隊が県北西部のニジュラーン村・アリーカ村前線、マジュダル村・マズラア町前線で重火器を使用し交戦した。

一方、シリア人権監視団によると、世界食糧計画(WFP)によって提供された201トンの小麦粉を積んだトラックの車列がスワイダー市に到着した。

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ダーイシュが北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるダイル・ザウル県ジャルズィー村の幹線道路沿いにある両替店をRPG弾で攻撃(2025年11月11日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のセルが、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるジャルズィー村(東ジャルズィー村)の幹線道路沿いにある両替店をRPG弾で攻撃した。

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イスラエル軍がクナイトラ県各所に侵入(2025年11月11日)

クナイトラ県では、SANAシリア人権監視団によると、3台の軍用車輛からなるイスラエル軍がハミーディーア村から東サムダーニーヤ村方面に侵入した。

SANAシリア人権監視団によると、この部隊は、ウンム・バーティナ村、ジャッバー村に検問所を設置した。

また、SANAによると、4台の車輛からなる別のイスラエル軍がムシャイリファ村に侵入した。

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シャルア移行期政権とつながりがある「テロ組織」が無人航空機を使用してスワイダー市西部の戦線を攻撃(2025年11月11日)

国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて声明を出し、アフマド・シャルア移行期政権とつながりがある「テロ組織」が停戦を公然かつ意図的に侵犯し、無人航空機を使用してスワイダー市西部の戦線を攻撃したと発表した。

一方、SANAは、法の支配から外れた武装集団が、停戦合意に違反し、スワイダー県のタッル・ハディード村、タッル・アクラア村を重機関銃および迫撃砲弾で攻撃したと伝えた。

シリア人権監視団によると、シャルア移行期政権の国防省・内務省合同部隊、ベドウィン系武装勢力からの攻撃が、国民防衛部隊の陣地を攻撃、戦闘が発生した。

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シリア人権監視団によると、シャフバー町で「サバーヤー・サナド」がアフマド・シャルア移行期政権によって誘拐された人々の解放を要求するデモを続けた。

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ロイター通信:シャルア移行期政権の当局はダーイシュによるシャルア暫定大統領暗殺を狙った二つの計画を阻止(2025年11月10日)

ロイター通信は、シリア政府および中東諸国の高官らの話として、アフマド・シャルア移行期政権の当局は、ダーイシュ(イスラーム国)によるシャルア暫定大統領暗殺を狙った別個の計画を阻止していたと伝えた。

関係筋によれば、これらの計画は最近数ヵ月の間に摘発されたもので、うち一件では、事前に発表されていたシャルア暫定大統領の公務に関連して計画が進められていたが、情報相は詳細については安全上の理由からコメントを避けている。

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ヒムス県ラブラ町で前日に発生したキリスト教徒とアラウィー派の殺害事件を受けて、住民らがゼネストを実施:イドリブ市でも教員らがストを実施(2025年11月10日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、クサイル市近郊のラブラ町で前日にキリスト教徒(ファーディー・イーリヤー・アトルム氏)とアラウィー派(フサイン・ユースフ氏)が殺害されたことを受けて、住民らがゼネストを実施、商店が閉鎖され、学校や公共活動も停止した。

ゼネストはSNSを通じた呼びかけを受けたもので、住民数百人が葬儀に参列、町は悲しみと緊張に包まれた雰囲気となった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、イドリブ市および同市郊外の約245校に及ぶ教育機関がストを実施、教員の給与引き上げや教育人材支援を求めた。

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スワイダー県でシャルア移行期政権の治安部隊が農地にいた2人の住民を狙撃したことをきっかけに戦闘が発生(2025年11月10日)

スワイダー県では、SANAによると、「法の支配の外で活動する武装集団」(ドゥルーズ派武装勢力)が迫撃砲および重機関銃を用いて、アフマド・シャルア移行期政権の治安部隊の拠点を攻撃し、さらにオリーブの収穫作業に従事していた民間人を襲撃した。

シリア人権監視団によると、この戦闘は、治安部隊の隊員が農地にいた2人の住民を狙撃したことをきっかけに発生したという。

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イスラエル軍がクナイトラ県、ダルアー県各所に侵入(2025年11月10日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍は占領下ゴラン高原内から東アフマル丘を砲撃した。

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また、SANAシリア人権監視団によると、ブルドーザーやショベルカーなど7台の重機を伴ったイスラエル軍部隊がサイダー・ハーヌート村の西に土塁を築いた。

さらに、シリア人権監視団によると、50人の兵士が4台の軍用車輛からなるイスラエル軍b受胎が、ジュバーター・ハシャブ村に侵入し、複数の住宅を家宅捜索した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍の軍用車輛2台がマアリーヤ村に侵入した。

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シャルア移行期政権の内務治安部隊はダウル・ザウル県、ダマスカス県で、総合諜報機関とともにダーイシュに対する大規模治安作戦を継続(2025年11月9日)

ダイル・ザウル県では、内務省(フェイスブック)によると、前日に続いて、アフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊が総合諜報機関とともにダーイシュ(イスラーム国)に対する大規模治安作戦を行った。

シリア人権監視団によると、内務治安部隊と総合諜報機関は、県西部のハリータ村、ブガイリーヤ村、タリーフ村を強襲し、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセル・メンバーと見られる複数人を逮捕した。

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内務省(フェイスブック)によると、作戦はダマスカス県でも行われた。

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シリア人権監視団:2024年12月8日のアサド政権崩壊から11ヵ月間の死者・殉教者数は11,226人(2025年11月9日)

シリア人権監視団は、フェイスブックを通じて、2024年12月8日のアサド政権崩壊から11ヵ月の間に全国で3,059件の即決処刑を確認したと発表した。

月ごとの内訳は以下の通り。

・2024年12月8日〜同年末:141件
・2025年1月:74件
・2025年2月:60件
・2025年3月:1,726件
・2025年4月:75件
・2025年5月:41件
・2025年6月:46件
・2025年7月:300件
・2025年8月:547件
・2025年9月:39件
・2025年10月:10件
・2025年11月8日現在:0件

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シリア人権監視団は、公式フェイスブックを通じて、2024年12月8日のアサド政権崩壊から11ヵ月の間に全国で死者・殉教者が11,226人に達していることを確認したと発表した。

11,226人のうち、民間人は8,654人(男性7,510人、女性657人、子供487人)、非民間人2,572人。

月別の内訳は以下の通り:

・2024年12月8日~同年末:141件
・2025年1月:1,122件
・2025年2月:603件
・2025年3月:2,644件
・2025年4月:452件
・2025年5月:428件
・2025年6月:391件
・2025年7月:1,733件
・2025年8月:874件
・2025年9月:315件
・2025年10月:260件
・2025年11月(8日現在):50件

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サイイダ・ザイナブ町でザフラー・フセイニーヤ(シーア派礼拝施設)の修復・再開に抗議するデモが発生(2025年11月9日)


ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団ムラースィルーンによると、シーア派が多く住むサイイダ・ザイナブ町で、1週間前にザフラー・フセイニーヤ(シーア派礼拝施設)が修復・再開されたことを受け、修復工事を主導したアドハム・ハティーブ師(シーア派の穏健派宗教指導者ムハンマド・フサイン・ファドルッラー師の代理人)に対する抗議デモが発生した。

修復工事は、ゴラン高原出身者や他県からの移住者を含む一部住民が、フセイニーヤの存在が宗派的緊張を招くとして反対した。

シリア人権監視団が10日に発表したところによると、このデモは、モスクのイマームが「彼ら(シーア派)を地域から追放せよ」などと連呼し、扇動するなかでエスカレートした。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団、また、ムラースィルーンによると、国防省と契約し、保健省で勤務する研修医や勤務医ら多数が、ダマスカスの大統領府(共和国大統領府事務総局)前でデモを行い、約11ヵ月にわたって給与および手当が支払われていないことに抗議した。

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イドリブ県では、ムラースィルーンによると、イドリブ市で、教師や教育関係者らが街頭でデモを行い、給与の低さ、労働条件の悪化、当局による要求の無視に抗議した。

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シャルア移行期政権の武装無人航空機がスワイダー刑務所付近で車輛を爆撃、2人が負傷(2025年11月9日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の国防省部隊と同部隊の支援を受ける組織の武装無人航空機が、スワイダー刑務所付近で車輛を爆撃、2人が負傷した。

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シリア人権監視団スワイダー24によると、スワイダー市のタルシャーン広場で、女性活動家グループの「サバーヤー・サナド」による抗議デモが行われ、拘束・逮捕・誘拐された県民の釈放を求めた。

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シリア人権監視団によると、7月にシャルア移行期政権の軍・治安部隊に殺害された民間人3人の遺体が新たに発見された。

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米主導の有志連合の部隊がハサカ県、ダイル・ザウル県でパトロールを実施(2025年11月9日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、カスラク村に駐留する米主導の有志連合の部隊がシリア民主軍とともに、ダルバースィーヤ市からアブー・ラースィーン(ザルカーン)町にいたる国境地帯で大規模なパトロールを実施した。

パトロールには、装甲車7台とクルド赤十字社所属の救急車2台が随行した。

また、シリア人権監視団によると、部隊はトルコ占領下の「平和の泉」地域内のアルーク村の揚水施設を視察した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、装甲車6台からなる有志連合の部隊がシュハイル村でパトロールを実施した。

シリア人権監視団によると、有志連合の部隊はまた、県東部の複数の村や町、イラク国境地帯を巡回した。

この間、有志連合の戦闘機やヘリコプターが上空で援護にあたった。

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フール・キャンプで10歳のトルキスタン人少女が電線で首を吊られ死亡しているのが発見(2025年11月9日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、フール・キャンプで10歳のトルキスタン人少女が電線で首を吊られ死亡しているのが発見された。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、スワル町近郊で若い男性の遺体が発見された。

また、シリア人権監視団によると、スーサ町では、シリア民主軍の治安拠点が、アフマド・シャルア移行期政権支配下のユーフラテス川西岸からの機関銃射撃を受け、兵士1人が死亡、2人が負傷した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)がラッカ市で広範な治安作戦を実施し、麻薬の密売・流通に関与した容疑者およそ15人を逮捕した。

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シリア民主軍はフール・キャンプでダーイシュのイラク人幹部を逮捕(2025年11月8日)

シリア民主軍はフェイスブックを通じて声明を出し、米主導の有志連合の支援を受けて、フール・キャンプ内でダーイシュ(イスラーム国)のイラク人幹部のバハー・マスィーリー容疑者(アブー・アブドゥッラフマーン)を逮捕した。

一方、シリア人権監視団によると、ハサカ市でラアス・アイン市出身の住民が武装した男性に撃たれて死亡した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍と有志連合がラッカ市郊外で特殊空挺作戦を実施し、ダーイシュのスリーパーセルに属する2人を逮捕した。

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前政権時代にラタキア県の軍事病院に勤務していた整形外科専門医ら医師3人がトルコへの越境を試みた際に拘束され、シャルア移行期政権当局に身柄を引き渡される(2025年11月8日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の支配下にあるマアダーン町で、シリア国民軍所属の東部自由人運動の幹部が暗殺未遂に遭った。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、旧シリア軍の部隊に所属していた元幹部が、アレッポ市マシュハド地区で何者かに銃撃され、死亡した。

また、シリア人権監視団によると、タッル・アラン町で内務治安部隊が複数の住宅を急襲し、若者8人を逮捕した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ジャブラ市入口付近にある紡績産業施設の建物内で爆発が発生した。

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シリア人権監視団によると、前政権時代にラタキア県の軍事病院に勤務していた整形外科専門医ら医師3人が、トルコへの越境を試みた際にトルコの当局に拘束され、アフマド・シャルア移行期政権の当局に身柄を引き渡されたという。

また、内務省(フェイスブック)によると、内務治安部隊がテロ対策局との協力のもと、ジャブラ郡で特別作戦を実施し、前政権の総合情報部の補佐官を逮捕した。

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イスラエル軍部隊がクナイトラ県各所に侵入(2025年11月8日)

クナイトラ県では、SANAによると、4台の軍用車輛からなるイスラエル軍部隊がアドナーニーヤ村に設置されている拠点からアジュラフ村方面に侵入した。

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SANAによると、9台の軍用車輛からなるイスラエル軍部隊がハミーディーヤ村方面から、西サムダーニーヤ村およびジャウラト・シャイフ農場方面に侵入た。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍のパトロール部隊が、ムシャイリ村からアジュラフ村に至る地域侵入し、検問所を設置した。

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シャルア移行期政権の内務治安部隊と総合諜報機関がダーイシュ(イスラーム国)に属する複数のテロ細胞を標的とした大規模な治安作戦を開始(2025年11月8日)


アフマド・シャルア移行期政権の内務省(フェイスブック)によると、内務治安部隊と総合諜報機関が、ダーイシュ(イスラーム国)に属する複数のテロ細胞を標的とした大規模な治安作戦を開始したと発表した。

作戦が開始されたのは、アレッポ県、イドリブ県、ヒムス県、ダマスカス郊外県、ハマー県など。

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イフバーリーヤ・チャンネル(公式サイト)によると、内務省のヌールッディーン・バーバー報道官は、作戦について、全国の複数の県で61件の強制捜査と71件の逮捕が行われ、弾薬・武器の倉庫および爆発物を保管していたダーイシュ関連拠点を標的としたと発表した。


報道官によると、アレッポ県では、自爆攻撃グループを摘発、幹部のアブドゥルイラーフ・ジュマイリー(アブー・イマード・ジュマイリー)を逮捕、ヒムス市ではスリーパーセルを摘発、武器を押収、その他の県でも成果を上げているという。

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国民防衛部隊がスワイダー県ウルガー村方面にあるシャルア移行期政権の内務治安部隊の拠点を砲撃し、1人を殺害(2025年11月8日)


SANAによると、スワイダー県で発生した最近の事件を調査するための委員会のアンマール・イッズッディーン報道官は、8日に予定されていた記者会見を16日(日曜日)午後4時に延期し、情報省本部でこれを開催すると発表した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、国民防衛部隊が、ウルガー村方面にあるアフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊の拠点を砲撃し、1人を殺害した。

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シリア人権監視団によると、スワイダー市のカラーマ広場で数十人が参加する抗議集会が行われ、シャルア移行期政権の国防省に所属する部隊を県内の村々から撤退させ、住民の帰還を可能にするよう要求、また「分離独立」、「自決権の承認」を主唱した。

また、シリア人権監視団によると、6日に誘拐グループによって拘束されていたダイル・ザウル県出身の一家6人(うち3人は子ども)が解放された。

さらに、スワイダー24によると、サアラ村で発見された身元不明の遺体4体がシリア・アラブ赤新月社を通じてスワイダー国立病院に搬送された。

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スワイダー県北西部および西部の各戦線でシャルア暫定政権に属する武装部隊が23ミリ高射機関銃で発砲(2025年11月7日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、県北西部のタッル・ハディード村・ウムラーン交差点間、タッル・ハディード村・フドル住宅地区間、県西部のイラー村・ヒルバト・サマル村間の各戦線で、アフマド・シャルア暫定政権に属する武装部隊が23ミリ高射機関銃で発砲した。

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アサーイシュはHATと米主導の有志連合の支援を受けて、ダイル・ザウル県北部でダーイシュのスリーパーセルのメンバー3人を逮捕(2025年11月7日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがアズバ油田近くで石油タンクローリーを襲撃した。

一方、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)は、フェイスブックを通じて、緊急対応部隊(HAT)、米主導の有志連合の支援を受けて、未明に県北部でダーイシュのスリーパーセルのメンバー3人を逮捕した。

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首都ダマスカスのカッサーア地区にある聖キュリロス教会が襲撃を受ける一方、ダマスカス郊外県マアッラト・サイドナーヤー村にある聖エリアス教会の壁に脅迫文が落書きされる(2025年11月7日)


ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、カッサーア地区にある聖キュリロス教会が何者かの襲撃を受けた。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、聖キュリロス教会襲撃の数時間後、マアッラト・サイドナーヤー村にある聖エリアス教会の壁に脅迫文の落書きが書かれた。

落書きには「ナサーラー(キリスト教徒)は不信者、アッラーのほかに神はなし」「ドゥワイラア地区の聖エリアスの次はマアッラの聖エリアスだ」といった文言が書かれていた。

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ムラースィルーンによると、ダマスカス県宗教関係局のサーミル・バイラクダール局長は、宗教省に宛てた公文書の中で、ダマスカス県バーブ・トゥーマ地区にあるシャイフ・アルスラーン・モスクの一部を、イスラーム教説教師のフサームッディーン・ファルフール氏およびその家族・子孫の墓所に指定することを定めた、前政権時代の宗教関係省の決定を取り消すよう要請した。

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イスラエル軍の複数部隊がクナイトラ県各所に侵入し、検問所を設置(2025年11月7日)

クナイトラ県では、SANAシリア人権監視団によると、4台の軍用車輛からなるイスラエル軍部隊がウーファーニヤー村に侵入、ハーン・アルナバ市との間に検問所を設置した。

SANAシリア人権監視団によると、4台の軍用車輛からなる別のイスラエル軍部隊がサアーイダ村とアジュラフ村に侵入し、その後アドナーニーヤ村方面に撤退した。

SANAシリア人権監視団によると、5台の軍用車輛からなる別のイスラエル軍部隊がアイン・フライハ村方面に侵入し、検問所を設置した。

一方、シリア人権監視団によると、7台の軍用車輛からなるイスラエル軍が6日深夜から8日未明にかけて、イッシャ村のゲートを通過し、ラフィード町方面に侵入した。

侵入に合わせて、同地上空には偵察機が飛来・旋回を続けた。

シリア人権監視団によると、6台の軍用車輛からなるイスラエル軍部隊がハドル村、トゥルナジャ村を経由し、アイン・バイダー村方面に、ウーファーニヤー村、フッリーヤ村を通過して、ハミーディーヤ村に進軍、ジャウラト・シャイフ交差点に検問所を設置し、道路を封鎖した。

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シャルア移行期政権の武装勢力がスワイダー市を攻撃、国民防衛部隊と戦闘に(2025年11月6日)

国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて声明を出し、アフマド・シャルア移行期政権およびその配下の武装勢力が夕刻に停戦協定に再び違反し、スワイダー市内の住宅街に対して重機関銃による射撃を行い、女性や子供を含む民間人が負傷し、複数の住宅に物的被害が発生したと発表した。

また、国民防衛部隊は同日朝に北部地区で、3種類(弾発式、無線電気式、自爆式)の爆発装置を搭載した自爆型無人機を撃墜したと付言した。

スワイダー24によると、スワイダー市への攻撃は、同市西のシャクラーウィーヤ地区に駐留するシャルア移行期政権の内務省内務治安部隊によよるもので、アリース・バドリーヤさんとその4歳の息子のザイン・アブー・ファフルさんが負傷した。

シリア人権監視団によると、スワイダー市西のタッル・ハディード村、ウムラーン交差点、フドル住宅地などで、シャルア移行期政権の部隊と国民防衛部隊が重火器・中火器で激しく交戦した。

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ダマスカス郊外県ダイル・アリー町の診察所前で覆面姿の武装した4人組によって誘拐されていたドゥルーズ派の医師が拷問の末、殺害される(2025年11月6日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ディーマース町の住宅地区で、アラウィー派の男性が覆面姿の武装グループの襲撃を受けた。

内務省(フェイスブック)スワイダー24シリア人権監視団によると、10月28日にダイル・アリー町の診察所前で覆面姿の武装した4人組によって誘拐されていたドゥルーズ派の医師ハムザ・シャーヒーン氏が拷問の末、殺害され、遺体で発見された。

内務省(フェイスブック)によると、ダルアー県の内務治安部隊がラジャート高原で精密治安作戦を実施し、シャーヒーン氏の誘拐・殺害事件に関与した犯罪グループのメンバーを逮捕した。

シリア人権監視団によると、ハムーリーヤ市で、前政権への忠誠を疑われていた住民が、バイクに乗った正体不明の武装グループによって銃撃され、殺害された。

シリア人権監視団によると、ダマスカス国際空港道路近くのガズラーニーヤ町の農地から、5人以上のものとみられる人骨が発見された。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アフリーン市郊外で、65歳のクルド人の男性がオリーブ搾油所からの帰宅途中に銃撃を受け、殺害された。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市で内務治安部隊が「治安部隊」を名乗る武装犯罪グループを摘発するため、複数の民家を急襲した。

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イドリブ県では、内務省(フェイスブック)によると、内務治安部隊はサルマダー市南部で治安作戦を実施し、大量の武器と弾薬を押収した。

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ダルアー県では、内務省(フェイスブック)によると、県のテロ対策局が治安作戦を実施し、ヒムス県の防空大学で准将の地位にあったサーリフ・アウド・ミクダード容疑者を逮捕した。

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ラタキア県では、内務省(フェイスブック)によると、県の麻薬対策局が内務治安部隊との協力のもとで精密な治安作戦により、容疑者「M.H」を逮捕、14万錠のカプタゴン錠剤と3万錠の規制薬を押収した。

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イスラエル軍がクナイトラ県ルワイヒーナ村に一時侵入、クードナ村東を砲撃(2025年11月6日)


クナイトラ県では、SANAによると、4台の軍用車輛からなるイスラエル軍がルワイヒーナ村に侵入、臨時の検問所を設置、その後同地から撤収した。
シリア人権監視団によると、イスラエル軍は、占領下のゴラン高原からクードナ村東のアフマル丘に戦車を進軍させ、発砲を行った。

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ラタキア県で医師3人が内務治安部隊によって相次いで逮捕(2025年11月5日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ジャルマーナー市にある金細工店に武装グループが押し入り、店主の若者を射殺した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、内務治安部隊が軍病院で法医学医を務めていた元医師をサンジュワーン村の自宅で逮捕した。

シリア人権監視団によると、内務治安部隊はまた、耳鼻咽喉科専門医をラタキア市ザイン地区の自宅で、消化器内科専門医をカフリーヤ村の自宅で逮捕した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、タッル・アラン町で、正体不明の武装グループが旧シリア軍の兵士を射殺した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、イドリブ市とマストゥーマ村を結ぶ道路で、激しい爆発が発生し、身元不明の人物1人が死亡した。

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ダイル・ザウル県では、内務省(フェイスブック)によると、麻薬取締局支部が特別情報筋からの正確な情報をもとに複数の家屋を急襲し、多量の麻薬を押収した。

内務省(フェイスブック)によると、内務治安部隊は、、県内の民間人に対する重大な犯罪および残虐行為(革命殉教者の遺体損壊を含む)を犯した疑いで指名手配されていたムンズィル・ナースィル・ムスラト容疑者という人物を逮捕した。

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内務省(フェイスブック)によると、内務治安部隊は、クバイスィーヤ村で発生したアブドゥッラフマーン・ラーヒブ氏殺害事件の全容を解明し、関与者全員を逮捕した。

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スワイダー県では、シャルア移行期政権に属する武装勢力が停戦を違反し、ラッサース村を攻撃、国民防衛部隊がこれに応戦(2025年11月5日)

国民防衛部隊広報局は、フェイスブックを通じて声明を出し、「ダマスカスのテロ体制(アフマド・シャルア移行期政権)に属する過激派部隊」が午後11時5分に停戦を新たに破り、ラッサース村に対して無差別の機関銃射撃を行い、国民防衛部隊がこれに応戦したと発表した。

スワイダー24によると、攻撃は、ダマスカス郊外県カーナキル村にある内務治安部隊のの拠点から行われた。

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SANAは、シリア・アラブ赤新月社がスワイダー市からダルアー県への避難を希望する一家の移動を、ウルガー村の通行所を経由して安全に移送したと伝えた。

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ダイル・ザウル県ズィーバーン町でダーイシュがシリア民主軍の軍事拠点をRPG弾で攻撃、双方の間で激しい銃撃戦が発生(2025年11月4日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ズィーバーン町で、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア民主軍の軍事拠点をRPG弾で攻撃、双方の間で激しい銃撃戦が発生した。

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