イドリブ県各所でアサド政権打倒とシャーム解放機構退去を求めるデモ、バーブ・ハワー国境通行所近くではトルコ軍に代わってシャーム解放機構がデモ参加者の接近を阻止(2019年9月20日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月20日付)、ザマーン・ワスル(9月20日付)などによると、イドリブ市、サラーキブ市、カフルタハーリーム町、マアッラト・ヌウマーン市で、「アサド打倒は平和への扉だ」と銘打った反体制デモが行われ、アサド政権の打倒とシリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構の退去が要求された。

スマート・ニュース(9月20日付)によると、イドリブ市でのデモ参加者は250人以上、カフルタハーリーム町は数百人、マアッラト・ヌウマーン市は数十人。

デモ参加者は、19日の国連安保理会合で、ロシア(そして中国)がイドリブ県での「人道停戦」を求めたドイツ、ベルギー、クウェート提出の決議案に拒否権を発動したことに対しても抗議の意を示した。

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また、トルコ国境に面するバーブ・ハワー国境通行所近くでも、同様のデモが行われ、数千人が参加した。

デモ参加者のほとんどは国内避難民(IDPs)で、アサド政権の打倒、最近の戦闘でシリア軍が制圧した地域からの撤退と同地への帰村、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構の退去が求められるとともに、トルコに対して、ロシアに圧力をかけイドリブ県への攻撃を停止させるよう呼びかけられた。

デモ参加者は国境通行所に接近したが、デモ参加者は国境通行所に向けて行進したが、シャーム解放機構が検問所を設置し、戦闘員を展開させるなどして進行を阻止した。

同様のデモは8月30日にも行われたが、そのときは、シャーム解放機構ではなく、トルコ軍が催涙ガスなどを発射し、デモ参加者を強制排除した。

なお、クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)に近いANHA(9月20日付)によると、デモ参加者はトルコの撤退も求めたという。

AFP, September 20, 2019、ANHA, September 20, 2019、AP, September 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 20, 2019、Reuters, September 20, 2019、SANA, September 20, 2019、SMART News, September 20, 2019、SOHR, September 20, 2019、UPI, September 20, 2019、Zaman al-Wasl, September 20, 2019などをもとに作成。

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バーブ・サラーマ国境通行所(アレッポ県)ではYPG主体のシリア民主軍の支配下にある地域の解放を求めるデモ(2019年9月20日)

アレッポ県では、スマート・ニュース(9月20日付)によると、トルコ国境に面するバーブ・サラーマ国境通行所近くでは、「革命の広場への行進」と銘打ったデモが行われ、住民数百人が参加、「シリア革命旗」(委任統治領シリアの国旗)を掲げて、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支配下にある県北部の解放に向けた行動を呼びかけた。

AFP, September 20, 2019、ANHA, September 20, 2019、AP, September 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 20, 2019、Reuters, September 20, 2019、SANA, September 20, 2019、SOHR, September 20, 2019、UPI, September 20, 2019などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ユーフラテス川東岸の政府支配地域でYPGの支援を受けた住民のデモ発生を受けYPG主体のシリア民主軍、シリア軍双方が同地一帯に展開(2019年9月20日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の大規模部隊が、シリア政府支配地域との境界(ユーフラテス川東岸)に位置するジュナイナ村、ジーア村、両村に近い工場地帯に展開した。

これに対して、シリア軍部隊も「イランの民兵」とともに、北・東シリア自治局支配地域に面するユーフラテス川東岸のサーリヒーヤ村、ハトラ村に展開した。

AFP, September 20, 2019、ANHA, September 20, 2019、AP, September 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 20, 2019、Reuters, September 20, 2019、SANA, September 20, 2019、SOHR, September 20, 2019、UPI, September 20, 2019などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ユーフラテス川東岸の政府支配地域でYPGの支援を受けた住民がシリア軍と「イランの民兵」撤退を求めるデモ、シリア軍がこれに発砲し2人死亡(2019年9月20日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(9月20日付)、ダイル・ザウル24(9月20日付)、オリエント・ニュース(9月20日付)、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局支配地域との境界に位置するユーフラテス川東岸のサーリヒーヤ村(サーリヒーヤト・ジャズィーラ村)でデモが発生し、数百人が参加した。

「解放の金曜日」と銘打ったデモを呼びかけたのは、サーリヒーヤ村、ムッラート村、マズルーム村、フシャーム町、タービヤト・ジャズィーラ村の名士たち。

参加者はシリア軍がこれらの地域を制圧した際に、同地から強制退去させられた人々で、北・東シリア自治局支配地域の住民だけでなく、シリア政府支配地域の住民も含まれていたという。

ダイル・ザウル24によると、北・東シリア自治局支配下の工場地区を出発した参加者は、サーリヒーヤ村に向かって行進、自分たちの村からのシリア軍と「イランの民兵」の撤退、そして帰村を求めるシュプレヒコールを連呼した。

サーリヒーヤ町に到達した彼らは、人民防衛隊(YPG)から直接の支援を受け、同町入り口に設置されているカーズィヤト・サクル検問所からシリア軍を放逐し、同検問所を制圧した。

また、その際、シリア軍准将1人を含む士官複数人を拘束した。

これを受け、シリア軍はデモ参加者に向けて発砲し、これによって住民2人が死亡、11人が負傷した。

AFP, September 20, 2019、ANHA, September 20, 2019、AP, September 20, 2019、Dayr al-Zawr 24, September 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 20, 2019、Orient News, September 20, 2019、Reuters, September 20, 2019、SANA, September 20, 2019、SOHR, September 20, 2019、UPI, September 20, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍およびその支援を受ける反体制武装集団が北・東シリア自治局とシリア政府が共同支配するタッル・リフアト市を砲撃(2019年9月20日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、トルコ占領下のシャッラー村近郊のマリーミーン村近く、マーリア市近郊、アフリーン市で反体制武装集団の拠点を攻撃し、少なくとも8人の戦闘員を殺害したと発表した。

一方、ANHA(9月20日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府が共同支配するタッル・リフアト市にトルコ軍およびその支援を受ける反体制武装集団が撃った迫撃砲弾2発が着弾した。

AFP, September 20, 2019、ANHA, September 20, 2019、AP, September 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 20, 2019、Reuters, September 20, 2019、SANA, September 20, 2019、SOHR, September 20, 2019、UPI, September 20, 2019などをもとに作成。

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アレッポ県北部などでシリア軍と反体制派の戦闘が続くも死者なし(2019年9月20日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから20日目(爆撃を激化させてから141日目)を迎えた9月20日、シリア・ロシア軍は爆撃を実施しなかったが、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の散発的な戦闘は続いた。

シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日と同じ4,145人だった。

内訳は、民間人1,055人(うち女性189人、子供264人)、シリア軍兵士1,408人、反体制武装集団戦闘員1,673人。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカフルハムラ村、マンスーラ村、アレッポ市ライラムーン地区を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がハザーリーン村、マアッラト・スィーン村、シャイフ・ムスタファー村、マアッルズィーター村、カフルサジュナ村、ラカーヤー村を砲撃した。

一方、SANA(9月20日付)によると、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構などの反体制武装集団が、県南東部のアブー・ズフール町に設置されている「人道回廊」を通じてシリア政府支配地域に避難しようとする住民の移動阻止を続けた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構などの反体制武装集団がズィヤーラ町一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構などの反体制武装集団がトルコマン山一帯のシリア軍拠点を砲撃した。

これに対してシリア軍地上部隊もトルコマン山一帯、カッバーナ村一帯の反体制派拠点を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を32件(イドリブ県11件、ラタキア県10件、アレッポ県9件、ハマー県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を19件(イドリブ県9件、ラタキア県5件、アレッポ県3件、ハマー県2件)確認した。

AFP, September 20, 2019、ANHA, September 20, 2019、AP, September 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 20, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 20, 2019、Reuters, September 20, 2019、SANA, September 20, 2019、SOHR, September 20, 2019、UPI, September 20, 2019などをもとに作成。

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アフリーン解放軍団は、トルコ占領下のアレッポ県北部で反体制派戦闘員6人を殺害したと発表(2019年9月19日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、トルコ占領下のバーブ市近郊のトゥワイス村、シャッラー村近郊のジャマー村・ウームラー村間で17日、ワッカース旅団、スルターン・ムラード師団を重火器・中火器、爆弾で攻撃し、戦闘員6人を殺害したと発表した。

ANHA(9月19日付)が伝えた。

AFP, September 19, 2019、ANHA, September 19, 2019、AP, September 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 19, 2019、Reuters, September 19, 2019、SANA, September 19, 2019、SOHR, September 19, 2019、UPI, September 19, 2019などをもとに作成。

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ハサカ県でYPG主体のシリア民主軍が若者4人を拘束・連行(2019年9月19日)

ハサカ県では、SANA(9月19日付)によると、米国の支援を受ける人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるカーミシュリー市近郊のシャルムーフ村で強制捜査を行い、若者4人を拘束・連行した。

AFP, September 19, 2019、ANHA, September 19, 2019、AP, September 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 19, 2019、Reuters, September 19, 2019、SANA, September 19, 2019、SOHR, September 19, 2019、UPI, September 19, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア両軍の爆撃は確認されず、SANAによるとアル=カーイダはシリア政府支配地域への住民の避難を砲撃で阻止(2019年9月19日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから19日目(爆撃を激化させてから140日目)を迎えた9月19日、シリア・ロシア軍は爆撃を実施しなかったが、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の散発的な戦闘は続いた。

シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より1人(民間人0人、シリア軍兵士1人、反体制武装集団戦闘員0人)増えて4,145人となった。

内訳は、民間人1,055人(うち女性189人、子供264人)、シリア軍兵士1,408人、反体制武装集団戦闘員1,673人。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がハザーリーン村、マアッラト・ハルマ村、タッル・トゥーカーン村、カフルナブル市、カフルサジュナ村を砲撃した。

一方、SANA(9月18日付)によると、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構などの反体制武装集団が、県南東部のアブー・ズフール町に設置されている「人道回廊」一帯を砲撃し、回廊を通じてシリア政府支配地域に避難しようとする住民の移動を阻止した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカッバーナ村一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がハークーラ村一帯でシリア軍部隊を狙撃、兵士1人を殺害した。

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アレッポ県では、ANHA(9月19日付)によると、シリア軍地上部隊がシャーム解放機構などの反体制派が活動を続けるカフルハムラ村に対して激しい砲撃を加えた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を48件(イドリブ県18件、ラタキア県16件、ハマー県16件、アレッポ県13件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を33件(イドリブ県18件、ラタキア県18件、ハマー県8件、アレッポ県1件)確認した。

AFP, September 19, 2019、ANHA, September 19, 2019、AP, September 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 19, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 19, 2019、Reuters, September 19, 2019、SANA, September 19, 2019、SOHR, September 19, 2019、UPI, September 19, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団は北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃、トルコ占領下のアアザーズ市近郊で爆発が起き子供1人死亡(2019年9月18日)

アレッポ県では、ANHA(9月18日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊の村々(アフリーン郡シャッラー村一帯)を砲撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(9月18日付)によると、トルコ占領下のアアザーズ市近郊のナッダ村で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、子供1人が死亡、住民1人が負傷した。

AFP, September 18, 2019、ANHA, September 18, 2019、AP, September 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2019、Reuters, September 18, 2019、SANA, September 18, 2019、SOHR, September 18, 2019、UPI, September 18, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はカーミシュリー市、ラアス・アイン市で若者多数を徴兵と称して拘束・連行(2019年9月18日)

ハサカ県では、SANA(9月18日付)によると、米国の支援を受ける人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるカーミシュリー市内および同市近郊の農村地帯各所、そしてラアス・アイン市内に設置している検問所で若者多数を徴兵と称して拘束・連行した。

AFP, September 18, 2019、ANHA, September 18, 2019、AP, September 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2019、Reuters, September 18, 2019、SANA, September 18, 2019、SOHR, September 18, 2019、UPI, September 18, 2019などをもとに作成。

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シャーム解放機構などの反体制武装集団はイドリブ県でシリア政府支配地域への住民の脱出阻止を続ける(2019年9月18日)

イドリブ県では、SANA(9月18日付)によると、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構などの反体制武装集団が、県南東部のアブー・ズフール町に設置されている「人道回廊」を通じてシリア政府支配地域に避難しようとする住民の移動を阻止した。

AFP, September 18, 2019、ANHA, September 18, 2019、AP, September 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2019、Reuters, September 18, 2019、SANA, September 18, 2019、SOHR, September 18, 2019、UPI, September 18, 2019などをもとに作成。

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シリア軍ヘリコプターがアル=カーイダ系組織の支配下にあるラタキア県北東部に対する「樽爆弾」での爆撃を再開するも、死傷者はなし(2019年9月18日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから18日目(爆撃を激化させてから139日目)を迎えた9月18日、シリア軍ヘリコプターが「樽爆弾」による爆撃を再開した。

また、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の散発的な戦闘も続き、シリア軍が反体制派拠点に対して325回以上の砲撃を行った。

シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日と同じ4,144人だった。

内訳は、民間人1,055人(うち女性189人、子供264人)、シリア軍兵士1,407人、反体制武装集団戦闘員1,673人。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプター2機が、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構や同組織が主導する「必勝」作戦司令室の支配下にあるカッバーナ村一帯を「樽爆弾」で爆撃した。

クッルナー・シュラカー(9月18日付)によると、爆撃はクバイナ丘一帯に対して行われたが、死傷者はなかった。


シリア人権監視団によると、シリア軍はまた、地上部隊がカッバーナ村一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がヒーシュ村、カフルサジュナ村、シャイフ・ムスタファー村、ビダーマー町、ナージヤ村、マアッラト・ハルマ村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を37件(イドリブ県15件、アレッポ県13件、ラタキア県13件、ハマー県4件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を44件(イドリブ県20件、ラタキア県11件、ハマー県11件、アレッポ県2件)確認した。

AFP, September 18, 2019、ANHA, September 18, 2019、AP, September 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 18, 2019、Reuters, September 18, 2019、SANA, September 18, 2019、SOHR, September 18, 2019、UPI, September 18, 2019などをもとに作成。

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ダーイシュはダイル・ザウル県で「イランの民兵」を捕捉(2019年9月17日)

ダイル・ザウル県では、ジスル(9月17日付)は現地特派員からの情報だとして、ダーイシュ(イスラーム国)が県南東部のアシャーラ市郊外の砂漠(アシャーラ砂漠)にあるイラン・イスラーム革命防衛隊の拠点複数カ所に潜入、隊員3人を捕捉したと伝えた。

ダーイシュが捕捉した3人のうち1人は、ムーハサン市出身のシリア人でアブドゥッラフマーン・スワイニーを名乗る人物。

同サイトによると、ダーイシュはまた、パキスタン人民兵組織のザイナビーユーン旅団の戦闘員3人を15日(日曜日)にブーカマール市の工業地区で捕捉しているという。

AFP, September 17, 2019、ANHA, September 17, 2019、AP, September 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2019、Jisr Press, September 17, 2019、Reuters, September 17, 2019、SANA, September 17, 2019、SOHR, September 17, 2019、UPI, September 17, 2019などをもとに作成。

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トルコ諜報機関がアフリーン市(アレッポ県)でYPGに対する「テロとの戦い」の一環として特殊作戦を敢行し、9人を拘束(2019年9月17日)

アレッポ県では、アナトリア通信(9月17日付)によると、トルコの諜報機関(国家諜報機構(MİT))が、アフリーン郡の地元の治安部隊とともに、「テロ」細胞を解体するための特殊作戦を敢行した。

特殊作戦は、クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)が主導する人民防衛隊(YPG)に対する「テロとの戦い」の一環。

ハタイ県の複数の消息筋によると、この作戦により、アフリーン市での爆破テロ未遂に関与したと思われる9人が拘束されたという。

AFP, September 17, 2019、Anadolu Ajansı, September 17, 2019、ANHA, September 17, 2019、AP, September 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2019、Reuters, September 17, 2019、SANA, September 17, 2019、SOHR, September 17, 2019、UPI, September 17, 2019などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県、ハサカ県、ラッカ県でYPG主体のシリア民主軍による若者の拘束・連行続く(2019年9月17日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるシュハイル村のウマル油田の変電所近くで大きな爆発が発生した。

爆発は、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するダイル・ザウル軍事評議会の司令官の車に仕掛けられた爆弾によるもので、この司令官を含む3人が負傷した。

一方、SANA(9月16日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるヒサーン村で住民がデモを行い、米国の支援を受ける人民防衛隊(YPG)を主体とするシリア民主軍が徴兵の名目で住民の拉致・逮捕、連行し、身柄解放の見返りとして「身代金」を要求することに抗議した。

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ハサカ県では、SANA(9月16日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるハサカ市の西ヌシューワ地区の入り口に、シリア民主軍が検問所を設置し、徴兵を名目として若者20人を拘束した。

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ラッカ県では、SANA(9月16日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタブカ市でシリア民主軍が強制捜査を行い、若者6人を拘束した。

シリア民主軍はまた、ラッカ・サムラ村でも3人を拘束した。

AFP, September 17, 2019、ANHA, September 17, 2019、AP, September 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2019、Reuters, September 17, 2019、SANA, September 17, 2019、SOHR, September 17, 2019、UPI, September 17, 2019などをもとに作成。

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シャーム解放機構などの反体制武装集団はイドリブ県でシリア政府支配地域への住民の脱出阻止を続ける(2019年9月17日)

イドリブ県では、SANA(9月16日付)によると、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構などの反体制武装集団が、県南東部のアブー・ズフール町に設置されている「人道回廊」を通じてシリア政府支配地域に避難しようとする住民の移動を阻止した。

反体制武装集団が住民の避難を阻止するのは4日連続。

AFP, September 17, 2019、ANHA, September 17, 2019、AP, September 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2019、Reuters, September 17, 2019、SANA, September 17, 2019、SOHR, September 17, 2019、UPI, September 17, 2019などをもとに作成。

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イドリブ県でのシリア軍と反体制派の戦闘は小康状態が続く(2019年9月17日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから17日目(爆撃を激化させてから138日目)を迎えた9月17日、シリア・ロシア軍は爆撃を実施しなかったが、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の散発的な戦闘は続き、シリア軍が反体制派拠点に対して190回以上の砲撃を行った。

シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より2人(民間人0人、シリア軍兵士1人、反体制武装集団戦闘員1人)増えて4,144人となった。

内訳は、民間人1,055人(うち女性189人、子供264人)、シリア軍兵士1,407人、反体制武装集団戦闘員1,673人。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がタフターヤー村で反体制武装集団と交戦する一方、ロシア軍偵察機が同地上空を旋回し、偵察活動を行った。

シリア軍地上部隊はまた、タッフ村、タッル・シャイフ村、ファルジャ村、ウンム・ジャラール村、ナキール村、カフルナブル市、ハーッス村、カフルルーマー村、アルマナーヤー村、ハザーリーン村、マアッラト・ハルマ村、カンスフラ村を砲撃・狙撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がサルマーニーヤ村、マンスーラ村を砲撃、これに対して反体制武装集団がフワイズ村のシリア軍拠点を砲撃した。

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ダルアー県では、HFL(9月18日付)によると、ダルアー市のバハール墓地近くでシリア軍第5軍団の兵士1人が何者かに撃たれて死亡した。

また、フラーク市でも、シリア政府と和解した元反体制武装集団メンバーの男性2人が何者かに撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を37件(ラタキア県10件、アレッポ県10件、イドリブ県11件、ハマー県6件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を16件(ラタキア県3件、アレッポ県1件、イドリブ県8件、ハマー県4件)確認した。

AFP, September 17, 2019、ANHA, September 17, 2019、AP, September 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2019、HFL, September 17, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 17, 2019、Reuters, September 17, 2019、SANA, September 17, 2019、SOHR, September 17, 2019、UPI, September 17, 2019などをもとに作成。

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イスラーム国のバグダーディー指導者が音声声明を出し「イスラーム国はまだ存在し続けている」と鼓舞(2019年9月16日)

イスラーム国のアブー・バクル・バグダーディー指導者によると思われる音声声明が、同組織の広報部門の一つフルカーン広報制作機構を通じて配信された。

コーランの第9章(改悛の章)第105節の一節から引用して「言ってやるがいい、「行え」と」と題された30分に及ぶ音声声明のなかで、バグダーディー氏と思われる男性は、以下の通り述べた。

「イスラーム国が建設した国家は、まだ存在し続けており、結成から5年を経てもなおその目的を実現しようとしている」。

「イスラーム国は今この瞬間も、隊列に加わりたいというメンバーやバイア(忠誠)を誓う者たちを受け入れている。彼らは敵と戦い続けるだろう」。

「マリ、ニジェール、イエメン、チュニジア、リビア、アジア諸地域における米軍部隊とその同盟者どもは、イラク、アフガニスタン、シリアが辿ったのと同じ運命を辿るだろう」。

「民間人に不義を行っていた者でも…、悔い改め、組織への忠誠を誓った者たちの改悛は受け入れてやろう」。

「イスラーム教徒たちを暴君の牢獄から解放しよう…。牢獄、牢獄なのだ、カリフ制の兵士たちよ」。

「あなたがたの兄弟姉妹は、真剣に自らを救い出そうと、そしてまた自らを閉じ込めている壁を打ち破ろうとしてきた…。だが、捜査官や捜査判事を称する殺戮者ども、そして彼らに危害を与える者たちによって自由を奪われてきた」。

「強制収容所と屈辱に満ちた牢獄につながれたイスラーム教徒、そしてその女性たちがどのように良い暮らしができるというのだ」。

「アッラーはあなたがた同胞を忘れなかったし、これからも忘れない。復讐するがよい」。

「行動に訴えよ…。負担はより重いものとなろう」。

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この音声声明に関して、CNN(9月17日付)は、米国防総省高官の話として、バグダーディー氏本人の肉声だとしたうえで、米政府はこれに関してコメントしていないと伝えた。

AFP, September 17, 2019、ANHA, September 17, 2019、AP, September 17, 2019、CNN, September 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2019、Reuters, September 17, 2019、SANA, September 17, 2019、SOHR, September 17, 2019、UPI, September 17, 2019などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるバーブ市(アレッポ県)で住民どうしが衝突、少なくとも5人が死亡(2019年9月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市で、住民どうしが衝突し、少なくとも5人が死亡、8人が負傷した。

衝突は家族(部族)間の対立によるものだという。

AFP, September 16, 2019、ANHA, September 16, 2019、AP, September 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 16, 2019、Reuters, September 16, 2019、SANA, September 16, 2019、SOHR, September 16, 2019、UPI, September 16, 2019などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける反体制派はアレッポ県北部を砲撃、YPGと交戦(2019年9月16日)

アレッポ県では、ANHA(9月16日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団がシーラーワー町近郊のアキーバ村を砲撃した。


また、ドゥラル・シャーミーヤ(9月16日付)によると、トルコの支援を受ける国民軍が、マーリア市近郊に潜入しようとした人民防衛隊(YPG)を撃破し、戦闘員多数を殺傷した。

AFP, September 16, 2019、ANHA, September 16, 2019、AP, September 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 16, 2019、Reuters, September 16, 2019、SANA, September 16, 2019、SOHR, September 16, 2019、UPI, September 16, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はトルコ軍部隊が留め置かれているイドリブ県マアッル・ハッタート村を砲撃(2019年9月16日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから16日目(爆撃を激化させてから137日目)を迎えた9月16日、シリア・ロシア軍は爆撃を実施しなかったが、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の散発的な戦闘は続いた。

シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日と同じ4,142人だった。

内訳は、民間人1,055人(うち女性189人、子供264人)、シリア軍兵士1,406人、反体制武装集団戦闘員1,672人。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がマルアンド村、バルナース村およびその一帯、クファイル村、トゥラムラー村、ウンム・スィール村、マアッルハッタート村、シャイフ・ダーミス村、カフルサジュナ村一帯、ハッサーナ村、マアッラト・スィーン村、マアッラト・ハルマ村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカッバーナ村一帯、フドル丘一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がサルマーニーヤ村、シャフシャブー山(イドリブ県)山麓地帯を砲撃した。

シリア軍はまた、トルコ軍部隊が留め置かれているマアッル・ハッタート村(マアッラト・ヌウマーン市南)を砲撃した。

この部隊は、ハマー県ムーリク市近郊のトルコ軍監視所(第9監視所)に支援物資を届けるはずだったが、シリア軍により進行を阻止されている。

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クナイトラ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月16日付)によると、ハーン・アルナバ市の国防隊が隣接するジュバーター・ハシャブ村の村長(ムフタール)を殴打したのをきっかけに、シリア政府との和解に応じた元反体制派と撃ち合いになった。

国防隊は、その司令官がジュバーター・ハシャブ村で攻撃を受けたとして村長を殴打したという。

死傷者はなかった。

AFP, September 16, 2019、ANHA, September 16, 2019、AP, September 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 16, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 16, 2019、Reuters, September 16, 2019、SANA, September 16, 2019、SOHR, September 16, 2019、UPI, September 16, 2019などをもとに作成。

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反体制派はシリア政府が再開したイドリブ県東部のアブー・ズフール町の「人道回廊」の住民の通行を阻止(2019年9月16日)

イドリブ県では、SANA(9月16日付)によると、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構などの反体制武装集団が、県南東部のアブー・ズフール町に設置されている「人道回廊」を通じてシリア政府支配地域に避難しようとする住民を阻止した。

反体制武装集団が住民の避難を阻止するのは3日連続。

AFP, September 16, 2019、ANHA, September 16, 2019、AP, September 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 16, 2019、Reuters, September 16, 2019、SANA, September 16, 2019、SOHR, September 16, 2019、UPI, September 16, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のラーイー村(アレッポ県)で爆弾が爆発し、民間人8人死亡(2019年9月15日)

アレッポ県では、ANHA(9月15日付)によると、トルコ占領下のラーイー村で貨物車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発し、民間人8人が死亡(ドゥラル・シャーミーヤ(9月15日付)によると9人)、7人が負傷した。

AFP, September 15, 2019、ANHA, September 15, 2019、AP, September 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 15, 2019、Reuters, September 15, 2019、SANA, September 15, 2019、SOHR, September 15, 2019、UPI, September 15, 2019などをもとに作成。

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イドリブ県でシリア軍と反体制派の散発的戦闘続く(2019年9月15日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから15日目(爆撃を激化させてから136日目)を迎えた9月15日、シリア・ロシア軍は爆撃を実施しなかったが、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の散発的な戦闘は続いた。

シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より2人(民間人2人(うち女性1人、子供0人)、シリア軍兵士は0人、反体制武装集団戦闘員1人)増えて4,142人となった。

内訳は、民間人1,055人(うち女性189人、子供264人)、シリア軍兵士1,406人、反体制武装集団戦闘員1,672人。

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカフルナブル市、マアッラト・ヌウマーン市、タッル・マンス村、マアッラト・ハルマ村、シャイフ・ムスタファー村、ハーッス村、カフルルーマー村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカッバーナ村一帯を砲撃した。

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スワイダー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月15日付)によると、スワイダー市にあるバアス党支部が何者かの発砲を受けた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を34件(イドリブ県12件、アレッポ県19件、ラタキア県8件、ハマー県4件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を17件(イドリブ県6件、アレッポ県5件、ラタキア県4件、ハマー県2件)確認した。

AFP, September 15, 2019、ANHA, September 15, 2019、AP, September 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 15, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 15, 2019、Reuters, September 15, 2019、SANA, September 15, 2019、SOHR, September 15, 2019、UPI, September 15, 2019などをもとに作成。

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アフリーン解放軍団はアレッポ県北部各所を攻撃し、トルコ軍兵士3人を負傷させたと発表(2019年9月14日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、12日と13日にトルコ占領下のアフリーン市、シーラーワー町近郊のバースィラ村、アアザーズ市近郊のカフルハーシル村、マーリア市近郊のサイイド・アリー村とタッル・マーリド村でトルコ軍や反体制武装集団の拠点や車輌を攻撃し、トルコ軍兵士3人を負傷させたほか、反体制派戦闘員4人を殺害したと発表した。

ANHA(9月14日付)が伝えた。

AFP, September 14, 2019、ANHA, September 14, 2019、AP, September 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 14, 2019、Reuters, September 14, 2019、SANA, September 14, 2019、SOHR, September 14, 2019、UPI, September 14, 2019などをもとに作成。

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シリア政府はイドリブ県東部のアブー・ズフール町の人道回廊を再開するも、市民の往来は見られず(2019年9月14日)

イドリブ県では、SANA(9月14日付)などによると、シリア政府が、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構などの反体制武装集団の支配下にある地域から避難する住民を受け入れるとして、アブー・ズフール町に設置した「人道回廊」を再開した。

しかし、シリア人権監視団によると、同回廊での住民の往来は見られなかった。

これに関して、SANAは、シャーム解放機構が、脱出を試みた自動車多数に対して発砲するなどして通行を阻止したと伝えた。

AFP, September 14, 2019、ANHA, September 14, 2019、AP, September 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 14, 2019、Reuters, September 14, 2019、SANA, September 14, 2019、SOHR, September 14, 2019、UPI, September 14, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍は米主導の有志連合の「命令」を受け、北・東シリア自治局支配地域とシリア政府支配地域とを結ぶすべての陸上・海上の通行路を封鎖(2019年9月14日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月14日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、北・東シリア自治局支配地域とシリア政府支配地域とを結ぶすべての陸上・海上の通行路を封鎖した。

封鎖は、米主導の有志連合の「命令」によるもので、これと併せて、シリア民主軍はダイル・ザウル市北に位置するフサイニーヤ町に部隊を増強したという。

AFP, September 14, 2019、ANHA, September 14, 2019、AP, September 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 14, 2019、Reuters, September 14, 2019、SANA, September 14, 2019、SOHR, September 14, 2019、UPI, September 14, 2019などをもとに作成。

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イドリブ県でシリア軍と反体制派の散発的戦闘続く(2019年9月14日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから14日目(爆撃を激化させてから135日目)を迎えた9月14日、シリア・ロシア軍は爆撃を実施しなかったが、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の散発的な戦闘は続き、シリア軍は約240回にわたり砲撃を行った。

シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より2人(民間人2人(うち女性0人、子供1人)、シリア軍兵士は0人、反体制武装集団戦闘員0人)増えて4,140人となった。

内訳は、民間人1,055人(うち女性188人、子供264人)、シリア軍兵士1,406人、反体制武装集団戦闘員1,671人。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がシャイフ・ムスタファー村、カフルサジュナ村、マアッラト・ハルマ村、マアッラト・スィーン村、カルサア村、カフルナブル市、ウライニバ村一帯、ウンム・スィール村、カフルルーマー村、ハーッス村、マウカ村、アーミリーヤ村、ハザーリーン村一帯、トゥラムラー村、ダイル・シャルキー村、ダイル・ガルビー村を砲撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(9月14日付)によると、トルコ軍部隊がカフルルースィーン村に設置された通行所を通じてシリア領内に入った。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がハウワーシュ村、フワイジャ村、アムキーヤ町を砲撃した。

 

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカッバーナ村一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が県南部一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、HFL(9月14日付)によると、ダーイル町で武装集団がバアス党のヤルムーク支局指導部メンバーのヌールッディーン・ジャームース氏を襲撃し、殺害した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を34件(アレッポ県6件、ラタキア県11件、イドリブ県13件、ハマー県4件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を31件(イドリブ県13件、ハマー県10件、アレッポ県2件、ラタキア県6件)確認した。

AFP, September 14, 2019、ANHA, September 14, 2019、AP, September 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 14, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 14, 2019、Reuters, September 14, 2019、SANA, September 14, 2019、SOHR, September 14, 2019、UPI, September 14, 2019などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構は組織内改革に着手、綱紀粛正をめざす(2019年9月13日)

イドリブ県を中心とする緊張緩和地帯第1ゾーンのほぼ全域の軍事・治安権限を握るシャーム解放機構は声明を出し、組織改革の一環として「最高検閲委員会」を設置すると発表した。

委員会設置は、幹部の1人で最近になって司令官職を解かれたアブー・アブド・アシュダー氏がビデオ・メッセージを通じて組織内の改革を訴えたことを受けた動きで、組織内の汚職や腐敗を監督するのが目的。

AFP, September 13, 2019、ANHA, September 13, 2019、AP, September 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 13, 2019、Reuters, September 13, 2019、SANA, September 13, 2019、SOHR, September 13, 2019、UPI, September 13, 2019などをもとに作成。

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