政府支配下のダルアー県でアサド政権打倒を呼びかける落書き、アル=カーイダ支配下のイドリブ県では体制打倒とロシア撤退を求めるデモ(2019年9月13日)

ダルアー県では、HFL(9月13日付)によると、フラーク市でアサド政権の打倒を呼びかける落書きが新たに発見された。

フラーク市内の墓地の壁には、「愚かなバッシャールは倒れる」などと書かれている。

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シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月13日付)によると、ビンニシュ市、サラーキブ市などで、アサド政権打倒、ロシアの撤退を求めるデモが行われた。

AFP, September 13, 2019、ANHA, September 13, 2019、AP, September 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 13, 2019、Reuters, September 13, 2019、SANA, September 13, 2019、SOHR, September 13, 2019、UPI, September 13, 2019などをもとに作成。

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ラッカ県、ハサカ県で、YPG主体のシリア民主軍による若者の拘束・連行続く(2019年9月13日)

ラッカ県では、SANA(9月13日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のパトロール部隊が、タッル・アブヤド市内で強制捜査を行い、若者3人を拘束、連行した。

また、アイン・イーサー市でも重火器を装備した別のパトロール部隊が「指名手配者」の捜索だとして、多数の住宅で強制捜査を行った。

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ハサカ県では、SANA(9月13日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のハサカ市グワイラーン地区で若者21人を拘束、シャッダーディー市でも11人を拘束した。

拘束された若者はいずれも兵役忌避者だとして連行された。

AFP, September 13, 2019、ANHA, September 13, 2019、AP, September 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 13, 2019、Reuters, September 13, 2019、SANA, September 13, 2019、SOHR, September 13, 2019、UPI, September 13, 2019などをもとに作成。

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イドリブ県でシリア・ロシア軍の爆撃は確認されず。シリア軍はトルコ軍監視所一帯を砲撃(2019年9月13日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから13日目(爆撃を激化させてから134日目)を迎えた9月13日、シリア・ロシア軍は爆撃を実施しなかったが、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の散発的な戦闘は続き、シリア軍は180回にわたり砲撃を行った。

シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より5人(民間人2人(うち女性1人、子供1人)、シリア軍兵士は0人、反体制武装集団戦闘員0人)増えて4,138人となった。

内訳は、民間人1,055人(うち女性188人、子供263人)、シリア軍兵士1,406人、反体制武装集団戦闘員1,671人。

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イドリブ県では、イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマアッラト・ヌウマーン市、カフルナブル市、ウンム・スィール村、カフルサジュナ村、マアッラト・ハルマ村、シャイフ・ムスタファー村、カンスフラ村、ラカーヤー村、マアッルズィーター村、マアッラト・マーティル村を砲撃し、マアッラト・ヌウマーン市では、女児1人を含む3人が死亡、カフルナブル市では女性1人を含む2人が死亡した。

シリア軍の砲撃は、トルコ軍部隊が留め置かれているマアッル・ハッタート村(マアッラト・ヌウマーン市南)にも及んだ。

この部隊は、ハマー県ムーリク市近郊のトルコ軍監視所(第9監視所)に支援物資を届けるはずだったが、シリア軍により進行を阻止されている。

これに対して、反体制武装集団はハーン・シャイフーン市のシリア軍検問所を砲撃した。

一方、ホワイト・ヘルメットは、バイニーン村近郊にある国内避難民(IDPs)収容キャンプがシリア軍の爆撃を受け、火災が発生したと主張した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハラサ村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を37件(アレッポ県11件、ラタキア県1件、ハマー県9件、イドリブ県13件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を25件(アレッポ県2件、ラタキア県1件、ハマー県9件、イドリブ県13件)確認した。

AFP, September 13, 2019、ANHA, September 13, 2019、AP, September 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 13, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 13, 2019、Reuters, September 13, 2019、SANA, September 13, 2019、SOHR, September 13, 2019、UPI, September 13, 2019などをもとに作成。

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米国の支援を受ける革命特殊任務軍はルクバーン・キャンプの揚水施設で働く市民1人を殺害(2019年9月12日)

米国の占領下にあるヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)によってシリア政府支配地域と隔てられているヨルダン北東部のルクバーン・キャンプで12日、米国の支援を受ける革命特殊任務軍が揚水施設で働く市民1人を殺害した。

市民殺害の背景には、キャンプに身を寄せている国内避難民(IDPs)内の部族どうしの対立があるという。

ルクバーン・キャンプ民政自治局のファイサル・ハッダール議長によると、事件は、民政局とルクバーン・キャンプの地元評議会のメンバーからなる代表団が、シリア政府支配地域へのIDPsの帰還を協議するための国連の代表団との会合に向かう最中に発生した。

地元評議会議長で、革命特殊任務軍にも近いアブー・アフマド・ダルバース氏と民政局水利部門の代表であるムハンマド・アナード・アフマド氏の対立が事件の背景にあり、アフマド氏が職場である揚水施設から戻ろうとした際、革命特殊任務軍がアフマド氏ら民間人に向けて発砲、口論の末、革命特殊任務軍のメンバー1人がアフマド氏を殴打したという。

その直後、革命特殊任務軍のメンバー約15人が四輪駆動車複数台に分乗して、現場に駆けつけ、揚水施設近くにいた民間人に無差別に発砲し、アフマド氏を射殺、また革命特殊任務軍メンバーの一人のマフラブ・ダルバース氏も仲間に誤って打たれて死亡したという。

ザマーン・ワスル(9月13日付)が伝えた。

AFP, September 13, 2019、ANHA, September 13, 2019、AP, September 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 13, 2019、Reuters, September 13, 2019、SANA, September 13, 2019、SOHR, September 13, 2019、UPI, September 13, 2019、Zaman al-Wasl, September 13, 2019などをもとに作成。

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ルクバーン・キャンプ内で活動する反体制派は声明で国連の人道支援搬入を禁止すると発表。メディアでのプロパガンダに利用されるというのがその理由(2019年9月12日)

ルクバーン・キャンプ内で活動する反体制派のルクバーン・キャンプ総務政治関係委員会(シュクリー・シハーブ報道官)は声明を出し、国連がシリア赤新月社と合同で行っている人道支援物資の搬入を禁止すると発表した。

国連、シリア政府側が同キャンプへの人道支援物資をメディアでのプロパガンダに利用しているというのがその理由。

その一方、キャンプの避難民がシリア政府支配地域に帰還することについては、「我々はシリア政府支配地域に去りたい者は阻止しない…。だが、これまでと同様、キャンプから国境地帯(55キロ地帯)に車輌で彼らの移送がなされはするが、シリア政府が大型バスを入れ、こうした動きを世界のメディアを通じて流すことは許さない」と付言した。

スマート・ニュース(9月12日付)が伝えた。

AFP, September 12, 2019、ANHA, September 12, 2019、AP, September 12, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 12, 2019、Reuters, September 12, 2019、SANA, September 12, 2019、SMART News, September 12, 2019、SOHR, September 12, 2019、UPI, September 12, 2019などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは、ルクバーン・キャンプへの人道支援物資の大部分を米国の支援を受ける「テロ集団」が強奪したと非難(2019年9月12日)

ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置されている当事者和解調整センターのアレクセイ・バキン(Alexey Bakin)司令官(中将)は、米国の占領下にあるヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)によってシリア政府支配地域と隔てられているヨルダン北東部のルクバーン・キャンプにシリア赤新月社と国連の合同チームが9日に搬入した人道支援物資の大部分を、米国の支援を受けて同地で活動する「テロ集団」が略奪したと非難した。

米国は55キロ地帯で活動を続ける革命特殊任務軍を支援している。

バキン司令官は、ルクバーン・キャンプの住民からの情報だとして、「テロ集団」が物資の大部分を強奪したとしたうえで、米国に対して、自らの影響下にある「テロ集団」に圧力をかけ、キャンプの避難民の安全を確保し、物資の公正な配分を担保するよう要求した。

なお、革命特殊任務軍は11日、物資搬入に乗じて、シリア軍部隊が55キロ地帯に進入、これを撃退したと発表していた。

AFP, September 12, 2019、ANHA, September 12, 2019、AP, September 12, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 12, 2019、Reuters, September 12, 2019、SANA, September 12, 2019、SOHR, September 12, 2019、UPI, September 12, 2019などをもとに作成。

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アフリーン解放軍団がアレッポ県北部各所で反体制武装集団を攻撃・迎撃し、3人を殺害(2019年9月12日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、トルコ占領下のマーリア市郊外と、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマーリキーヤ村近郊で12日、反体制武装集団(シャーム戦線)を攻撃・迎撃し、戦闘員3人を殺害したと発表した。

一方、北・東シリア自治局の支配下にあり、米軍も駐留しているマンビジュ市で野菜を積んだ貨物車輌が爆発し、2人が死亡した。

ANHA(9月12日付)が伝えた。

AFP, September 12, 2019、ANHA, September 12, 2019、AP, September 12, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 12, 2019、Reuters, September 12, 2019、SANA, September 12, 2019、SOHR, September 12, 2019、UPI, September 12, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍がイドリブ県を再び爆撃、トルコ軍も同地に留め置かれている部隊を支援するための増援部隊を派遣(2019年9月12日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから12日目(爆撃を激化させてから133日目)を迎えた9月12日、両軍はイドリブ県各所を爆撃、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア人権監視団によると、爆撃再開は、トルコ側がアレッポ市とハマー市を結ぶM4高速道路、アレッポ市とラタキア市を結ぶM5高速道路一帯から、シャーム解放機構を中心とする反体制派を排除しなかったのを受けたもので、シリア軍戦闘機による爆撃回数は12回を記録、ロシア軍も複数回の爆撃を行った。

シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より2人(民間人2人(うち子供1人)、シリア軍兵士は0人、反体制武装集団戦闘員0人)増えて4,132人となった。

内訳は、民間人1,055人(うち女性187人、子供262人)、シリア軍兵士1,406人、反体制武装集団戦闘員1,671人。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がバザーブール村、マアッラト・ヌウマーン市森林地帯、ハザーリーン村、スフーフン村、マアッルズィーター村、ジャバーラー村、ダール・カビーラ村、バイニーン村、サルジャ村を、ロシア軍がブサンクール村森林地帯を爆撃し、サルジャ村で女児1人が死亡した。

ホワイト・ヘルメットによると、スフーフン村に対するシリア軍の爆撃で、同地にあるセンターが利用不能になった。

またシリア軍地上部隊がカフルルーマー村を砲撃し、民間人1人が死亡した。

シリア軍地上部隊はまた、マアッラト・ハルマ村を砲撃した。

一方、トルコ軍増援部隊がカフルルースィーン村に設置された国境通行所からシリア領内に進入、トルコ軍の補給部隊が留め置かれているマアッルハッタート村に向かった。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がヒルバト・ナークース村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を24件(イドリブ県9件、ラタキア県7件、ハマー県1件、アレッポ県7件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を8件(イドリブ県4件、アレッポ県2件、ラタキア県2件)確認した。

AFP, September 12, 2019、ANHA, September 12, 2019、AP, September 12, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 12, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 12, 2019、Reuters, September 12, 2019、SANA, September 12, 2019、SOHR, September 12, 2019、UPI, September 12, 2019などをもとに作成。

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米国の支援を受ける革命特殊任務軍はタンフ国境通行所一帯地域に進入したシリア軍を撃退したと発表(2019年9月11日)

米国の占領下にあるヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で活動する革命特殊任務軍は声明を出し、同地域に進入したシリア軍部隊の攻撃を受けたと発表した。

攻撃は、シリア赤新月社と国連の合同チームが55キロを経由して、ヨルダン北東部に位置するルクバーン・キャンプに食糧物資を搬送するのに合わせて行われたという。

攻撃を受けた革命特殊任務軍はこのとき、人道活動を支援していたが、シリア軍部隊に対峙し、これを撃退したという。

なお、シリア赤新月社と国連の合同チームは9日にルクバーン・キャンプに食糧物資を届けている。

AFP, September 11, 2019、ANHA, September 11, 2019、AP, September 11, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 11, 2019、Reuters, September 11, 2019、SANA, September 11, 2019、SOHR, September 11, 2019、UPI, September 11, 2019などをもとに作成。

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アフリーン解放軍団はトルコ占領下のアレッポ県北部で反体制派3人を殺害(2019年9月11日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、トルコ占領下のアアザーズ市近郊のカフルハーシル村、バーブ市近郊のハズワーン村で10日に反体制武装集団を襲撃し、戦闘員3人を殺害したと発表した。

ANHA(9月11日付)が伝えた。

AFP, September 11, 2019、ANHA, September 11, 2019、AP, September 11, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 11, 2019、Reuters, September 11, 2019、SANA, September 11, 2019、SOHR, September 11, 2019、UPI, September 11, 2019などをもとに作成。

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ユーフラテス川東西両岸を結ぶ波止場の通行再開を試みた住民をYPG主体のシリア民主軍が弾圧(2019年9月11日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、地元住民が北・東シリア自治局の支配下にあるユーフラテス川東岸に位置するブサイラ市と、シリア政府の支配下にある同川西岸のザバーリー村を結ぶ波止場複数カ所の通行再開を試みた。

しかし、北・東シリア自治局の防衛を担う人民防衛隊(YPG)のシリア民主軍が介入し、波止場に停泊していた船舶に向けて発砲、波止場を再び封鎖した。

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ハサカ県では、SANA(9月11日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるハサカしのハシュマーン地区で住民30人を拘束、連行した。

シリア民主軍はまた、これとは別にハサカ市内の複数の検問所でラッカ市に帰還しようとした国内避難民(IDPs)の通行を阻止した。

AFP, September 11, 2019、ANHA, September 11, 2019、AP, September 11, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 11, 2019、Reuters, September 11, 2019、SANA, September 11, 2019、SOHR, September 11, 2019、UPI, September 11, 2019などをもとに作成。

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イドリブ県、アレッポ県でシリア軍と反体制派が散発的に交戦(2019年9月11日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから11日目(爆撃を激化させてから132日目)を迎えた9月11日、シリア・ロシア軍は爆撃を実施しなかったが、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の散発的な戦闘は続いた。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より2人(民間人2人(うち女性1人)、シリア軍兵士は0人、反体制武装集団戦闘員0人)増えて4,130人となった。

内訳は、民間人1,053人(うち女性187人、子供261人)、シリア軍兵士1,406人、反体制武装集団戦闘員1,671人。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がマアッラトスィーン村、カルサア村を砲撃、同地上空ではシリア軍ヘリコプターが旋回を続けた。

シリア軍地上部隊はまた、カフルナブル市、ハーッス村、ハザーリーン村、シャイフ・ムスタファー村、マアッラト・ハルマ村、ファッティーラ村一帯、ラカーヤー村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がザンマール町、タッル・バージル村、マクハラ村、ズィーターン村、ハラサ村、バルナ村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がフドル丘一帯、カッバーナ村一帯を砲撃した。

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スワイダー県では、スワイダー24(9月11日付)によると、地元の民兵組織のシャイフ・カラーマ軍団と国防対がカフル村で交戦した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を30件(アレッポ県10件、ラタキア県10件、イドリブ県8件、ハマー県5件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を20件(イドリブ県15件、ハマー県2件、ラタキア県3件)確認した。

AFP, September 11, 2019、ANHA, September 11, 2019、AP, September 11, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 11, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 11, 2019、Reuters, September 11, 2019、SANA, September 11, 2019、SOHR, September 11, 2019、Suwayda 24, September 11, 2019、UPI, September 11, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍は米軍の支援を受けダイル・ザウル県、ハサカ県各所で住民多数を拘束、ハサカ県ではシリア民主軍に抗議するデモ発生(2019年9月10日)

ダイル・ザウル県では、SANA(9月10日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のパトロール部隊が、県東部のアブー・ハルドゥーブ村に突入し、民家4棟を破壊、住民多数を拉致連行した。

シリア民主軍の突入に際して、米主導の有志連合が航空支援を行った。

また、米軍ヘリコプター複数機が県北部のアズバ村に空挺部隊を降下させ、住民多数を拉致、連行した。

シリア民主軍はこうした攻撃がダーイシュ(イスラーム国)のスリーパー・セルを摘発するためだとしている。

また、ハーブール(9月10日付)によると、有志連合の航空支援を受けたシリア民主軍の部隊は9日晩、ウマル油田からブサイラ市にも進軍、同市を包囲して強制捜査を行い、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーだとして住民多数を連行した。

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ハサカ県では、ハーブール(9月10日付)によると、シリア民主軍はシャッダーディー市で若者多数を徴兵目的で拘束した。

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ハサカ県では、ハーブール(9月10日付)、SANA(9月10日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、県南部のサブア・ワ・アルバイーン町内の羊市場を、認可を受けていないとの理由で強制撤去したのに抗議するかたちで、デモが発生し、ハサカ市やダイル・ザウル県にいたる街道を封鎖した。

市場の撤去は、反アラブ感情が強いことで知られる「ブロクサル」と呼ばれるクルディスタン労働者党の幹部が指揮し、テント300張以上、商店複数軒、薬局2軒が重機で破壊されたという。

AFP, September 10, 2019、ANHA, September 10, 2019、AP, September 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 10, 2019、al-Khabur, September 10, 2019、Reuters, September 10, 2019、SANA, September 10, 2019、SOHR, September 10, 2019、UPI, September 10, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のアフリーン市で武装集団どうしの戦闘続き、トルコ軍が厳戒態勢を敷く(2019年9月10日)

アレッポ県では、ANHA(9月10日付)によると、トルコ占領下にあるアフリーン市では、9日に発生したイスラーム軍、マジド軍団、ダマスカス郊外県東グータ地方からの避難民とスルターン・ムラード師団と交戦が続き、トルコ軍およびその支援を受ける反体制武装集団が市内に至る街道を封鎖、厳戒態勢を敷いた。

アフリーン市内では、スルターン・ムラード師団がマジド軍団のメンバー3人を拉致するなどして、緊張は激化しているという。

また、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のハルバル村を砲撃した。
国民軍憲兵隊がトルコの諜報機関とともにトルコ占領下のカフルサフラ村に突入し、住民7人を拘束、連行した。

AFP, September 10, 2019、ANHA, September 10, 2019、AP, September 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 10, 2019、Reuters, September 10, 2019、SANA, September 10, 2019、SOHR, September 10, 2019、UPI, September 10, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍による一方的停戦から10日目、ロシア軍が爆撃を再開(2019年9月10日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから10日目(爆撃を激化させてから131日目)を迎えた9月10日、ロシア軍がイドリブ県のダルクーシュ町、カフルタハーリーム町、カフルマーリス村に対して3回の爆撃を実施、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の散発的な戦闘も続いた。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より1人(民間人1人、シリア軍兵士は0人、反体制武装集団戦闘員0人)増えて4,128人となった。

内訳は、民間人1,051人(うち女性186人、子供261人)、シリア軍兵士1,406人、反体制武装集団戦闘員1,671人。

なお、ロイター通信(9月10日付)は、ロシア軍がラタキア県のカッバーナ村に近いクバイナ丘に対しても爆撃を行ったと伝えたが、ロシア外務省はただちにこれを否定した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカフルナブル市、ハーッス村、ハザーリーン村、タッル・マンス村、マアッルシャムシャ村、ダイル・シャルキー村、マアッルズィーター村、マアッラト・ハルマ村、タフターヤー村、ラカーヤー村、ジャルジャナーズ町を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を34件(ラタキア県12件、アレッポ県8件、イドリブ県8件、ハマー県6件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を13件(イドリブ県5件、ハマー県8件)確認した。

AFP, September 10, 2019、ANHA, September 10, 2019、AP, September 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 10, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 10, 2019、Reuters, September 10, 2019、SANA, September 10, 2019、SOHR, September 10, 2019、UPI, September 10, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のアフリーン市でイスラーム軍、グータ地方からの避難民がスルターン・ムラード師団と交戦(2019年9月9日)

アレッポ県では、ANHA(9月9日付)によると、トルコ占領下のアフリーン市内のラージュー街道で午後、イスラーム軍とスルターン・ムラード師団が交戦し、双方に負傷者が出た。

また同日晩には、ヴィーラート地区で、反体制武装集団戦闘員とともにダマスカス郊外県東グータ地方から退去してきた住民とスルターン・ムラード師団が交戦した。

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同じくアレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月9日付)によると、トルコ占領下のアアザーズ市で大きな爆発が発生し、綿花を摘んだ貨物車輌4台が炎上、ホワイト・ヘルメットが消火活動にあたった。

爆発の理由は不明で、4人が負傷した。

AFP, September 9, 2019、ANHA, September 9, 2019、AP, September 9, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 9, 2019、Reuters, September 9, 2019、SANA, September 9, 2019、SOHR, September 9, 2019、UPI, September 9, 2019などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構がロシアの工作員だというシリア人2人を処刑(2019年9月9日)

イドリブ県では、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が、ラタキア県フマイミーム航空基地に司令部を構えるシリア駐留ロシア軍の工作員だとするシリア人2人をジスル・シュグール市で公開処刑した。

この2人は6月に拘束され、4月にジスル・シュグール市で発生した爆破事件への関与を認めていたという。

この事件では、車に仕掛けられていた爆弾が爆発、民間人50人以上が死傷した。

AFP, September 9, 2019、ANHA, September 9, 2019、AP, September 9, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 9, 2019、Reuters, September 9, 2019、SANA, September 9, 2019、SOHR, September 9, 2019、UPI, September 9, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はハサカ市でスポーツ連合関係者3人を拘束(2019年9月9日)

ハサカ県では、SANA(9月9日付)によると、米軍の支援を受ける人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がハサカ市でハサカ県スポーツ連合ボディー・ビルディング陸上競技技術委員会メンバーのヤースィル・サーリム氏と体育の教官2人をサーリム氏の自宅で拘束、連行した。

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ラッカ県では、ジュルフ・ニュース(9月9日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が8月にラッカ市で拘束していた4人の活動家を釈放した。

AFP, September 9, 2019、ANHA, September 9, 2019、AP, September 9, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 9, 2019、Jurf News, September 9, 2019、Reuters, September 9, 2019、SANA, September 9, 2019、SOHR, September 9, 2019、UPI, September 9, 2019などをもとに作成。

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イドリブ県、ラタキア県でシリア軍と反体制派の散発的な戦闘が続くも、死者は出ず(2019年9月9日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから9日目(爆撃を激化させてから130日目)を迎えた9月9日、シリア・ロシア軍の爆撃は記録されなかったが、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の散発的な戦闘は続き、シリア軍地上部隊が125発の砲撃を行った。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日と同じ4,127人。

内訳は、民間人1,050人(うち女性186人、子供261人)、シリア軍兵士1,406人、反体制武装集団戦闘員1,671人。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がマアッラト・ハルマ村、ラカーヤー村、タッル・ナール村、カフルナブル市、カフルサジュナ村、マアッルズィーター村、ハラーキー村、タッフ村、ヒーシュ村、ダイル・ガルビー村、ハザーリーン村、シャイフ・ムスタファー村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカッバーナ村一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月9日付)によると、タスィール町でシリア政府との和解に応じた元反体制派メンバー3人が何者かによって殺害された。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を31件(ラタキア県10件、アレッポ県8件、イドリブ県8件、ハマー県5件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を18件(イドリブ県7件、ハマー県7件、アレッポ県4件)確認した。

AFP, September 9, 2019、ANHA, September 9, 2019、AP, September 9, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 9, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 9, 2019、Reuters, September 9, 2019、SANA, September 9, 2019、SOHR, September 9, 2019、UPI, September 9, 2019などをもとに作成。

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シャーム解放機構のジャウラーニー指導者「ロシアと政権の攻撃を停止させることができる政治案などない。民間人、軍人の区別なく戦わねばならない」(2019年9月8日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構に近いイバー・ネット(9月8日付)は、シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者は、9月3日に反体制派支配地域内某所でシューラー評議会とシリア救国内閣の幹部、地元名士、学術関係者と会談したことを明らかにした。

会談では、イドリブ県を中心とする反体制派支配地域の現状について意見が交わされた。

ジャウラーニー指導者が出席者からの質問に答え、「ロシアと政権の攻撃を停止させることができる政治案など存在しない。戦いは政治的側面を超えた軍事的なもので、アッラーのほかに存在する唯一の保証人がムジャーヒディーンなのだ。そして彼らの背後に住民がいる。解放区における力の源泉は、今も昔も存在し、その最たるものとは、諸派の調和と組織の維持、そして安定した活動だ」と述べた。

また「こうしたありようは、政権の制度が衰退し、解体の危機に苦しんでいるなかで敵を憤慨させるものだ。加えて、諸派と住民の社会的な結束は強く、自治を担い、大学や組織を建設できるグループもいる。このグループは自らの責任を果たすことができる。これは敵を大いに脅かすものだ」と付言した。

そのうえで「我々は最後の戦いで降伏してはならない。我々は(ハマー県北部での)敗北が闘いの終わりだと見てはいない。戦いで負けることはあるが、戦闘に勝つことが義務なのだ。過去にこだわることが敗北の始まりとなる…。戦争は大概が心理的なものだ。相手の意志を挫いたものが勝つ」と強調した。

さらに「イスラーム軍、ラフマーン軍団は、グータから(シャーム解放)機構が退去する際に救ってくれたか? (シャーム解放)機構に以前から敵意を持ち、自らの家族をトルコなど安全な場所に逃がしたこれらの組織の一部のメンバーは、革命は終わったとの憎しみの念を募らせた…。この地域(反体制派支配地域)のかたちはこの闘争の結果で変わることになるだろう…。解放区における軍事力は、諸派が糾合を続け、一致団結すれば、政権を打ち負かし、奪われた地域を奪還するのに十分だ…。民間人と軍人の区別はない。解放区のすべての住民が戦わねばならない」と述べた。

一方、ロシアについては「ロシアにもっとも痛みを与えているのが(シャーム解放)機構だ…。ロシアは大国だ…。それゆえ、我々は戦いが大規模なものであることを知るべきだ。ロシアは最小限の代価で勝利を収めたいと思っている。かつて(ソ連時代)の地位に自らを復活させるために負けたくないと考えている…。ロシアがイドリブ県での戦いに参戦するのには地政学的な目的がある。そこは地中海への玄関であり、ガスがあり、シリアに軍事基地を建設しており、これらの基地の安全を保障しようとしている」と述べた。

AFP, September 8, 2019、ANHA, September 8, 2019、AP, September 8, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 8, 2019、Reuters, September 8, 2019、SANA, September 8, 2019Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, September 8, 2019、SOHR, September 8, 2019、UPI, September 8, 2019などをもとに作成。

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アフリーン解放軍団はトルコ占領下のアレッポ県北部で反体制派戦闘員2人を殺害したと発表(2019年9月8日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、5日、7日、8日にトルコ占領下のアアザーズ市近郊に位置するカフルカルビーン、マーリア市近郊で反体制武装集団の拠点などを攻撃し、戦闘員2人を殺害したと発表した。

AFP, September 8, 2019、ANHA, September 8, 2019、AP, September 8, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 8, 2019、Reuters, September 8, 2019、SANA, September 8, 2019、SOHR, September 8, 2019、UPI, September 8, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県、ハマー県北西部への砲撃を激化、トルコ軍監視所一帯を砲撃(2019年9月8日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから8日目(爆撃を激化させてから129日目)を迎えた9月8日、シリア・ロシア軍の爆撃は記録されなかったが、シリア軍による砲撃は再び激しさを増した。

シリア軍の砲撃激化は、6日にハマー県北西部に反体制武装集団の無人航空機(ドローン)3機が飛来(シリア軍防空部隊が撃破)したのを受けたもので、地上部隊は160発以上の砲撃を行った。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より1人(民間人1人、シリア軍兵士は0人、反体制武装集団戦闘員0人)増えて4,127人となった。

内訳は、民間人1,050人(うち女性186人、子供261人)、シリア軍兵士1,406人、反体制武装集団戦闘員1,671人。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカフルナブル市、マアッルシャムシャ村、ダイル・シャルキー村、マアッル・シャマーリーン村、ナキール村を砲撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(9月8日付)によると、カフルナブル市に対するシリア軍の砲撃で住民1人が死亡した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカッバーナ村一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がガーブ平原、シャフシャブー山(イドリブ県)に面する村々を砲撃した。

シリア軍は、トルコ軍の監視所が設置されているシール・マガール村一帯を砲撃したという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がハイヤーン町、フライターン市、アナダーン市を砲撃した。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月9日付)によると、空軍情報部ダルアー支部長のスライマーン・ハンムード大佐がダルアー市で遺体で発見された。

何者かによって暗殺されたと思われる。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を28件(アレッポ県5件、ラタキア県10件、ハマー県4件、イドリブ県9件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を6件(イドリブ県3件、アレッポ県3件)確認した。

AFP, September 8, 2019、ANHA, September 8, 2019、AP, September 8, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 8, 2019、September 9, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 8, 2019、Reuters, September 8, 2019、SANA, September 8, 2019、SOHR, September 8, 2019、UPI, September 8, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊を激しく砲撃(2019年9月7日)

アレッポ県では、ANHA(9月7日付)によると、トルコ軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャイフ・イーサー村、ハルバル村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦、マーリキーヤ村を激しく砲撃した。

AFP, September 7, 2019、ANHA, September 7, 2019、AP, September 7, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 7, 2019、Reuters, September 7, 2019、SANA, September 7, 2019、SOHR, September 7, 2019、UPI, September 7, 2019などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける国民軍はシリア北西部に「イランの民兵」増援部隊が派遣されたと主張、YPGとの同盟関係が確認されたと批判(2019年9月7日)

トルコの支援を受ける国民軍は声明を出し、「イランの民兵」の増援部隊が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市に近い県北西部のマンナグ航空基地に到着した証拠を得たと発表した。

声明では「増援部隊は、イラン、そしてトルコに敵対する(人民)防衛部隊(YPG)が同盟関係にあることを示すもので…、イラン政府はあたかもトルコの国家安全保障に抵触する地域で、トルコ政府に圧力をかけているかのようだ」と主張している。

AFP, September 7, 2019、ANHA, September 7, 2019、AP, September 7, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 7, 2019、Reuters, September 7, 2019、SANA, September 7, 2019、SOHR, September 7, 2019、UPI, September 7, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから8日目、両軍の爆撃は記録されず、戦闘も小康状態に(2019年9月7日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから8日目(爆撃を激化させてから129日目)を迎えた9月7日、シリア・ロシア軍の爆撃は記録されなかったが、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の散発的な戦闘は続いた。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より2人(民間人1人、シリア軍兵士は0人、反体制武装集団戦闘員1人)増えて4,126人となった。

内訳は、民間人1,049人(うち女性186人、子供261人)、シリア軍兵士1,406人、反体制武装集団戦闘員1,671人。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がヒーシュ村、タッフ村、シャイフ・ムスタファー村、マアッラト・ハルマ村、ラカーヤー村、カフルサジュナ村、ムアスラーン村、ナキール村を砲撃した。

またマアッラト・ヌウマーン市での10日前の爆撃で負傷していた民間人1人が死亡した。

AFP, September 7, 2019、ANHA, September 7, 2019、AP, September 7, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 7, 2019、Reuters, September 7, 2019、SANA, September 7, 2019、SOHR, September 7, 2019、UPI, September 7, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県北部で撃墜した反体制武装集団のドローンの写真を公開(2019年9月6日)

ハマー県では、SANA(9月7日付)によると、シリア軍防空部隊が6日晩、ガーブ平原の軍拠点を爆撃しようとしていた反体制武装集団の無人航空機(ドローン)3機を迎撃し、墜落させ、1機体を捕獲した。

SANAが公開したドローンの写真には、両翼にロケット弾のかたちをした爆発物6つが装着されている。

AFP, September 7, 2019、ANHA, September 7, 2019、AP, September 7, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 7, 2019、Reuters, September 7, 2019、SANA, September 7, 2019、SOHR, September 7, 2019、UPI, September 7, 2019などをもとに作成。

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イドリブ県、アレッポ県の反体制派支配地域でアサド政権打倒、YPGとシャーム解放機構の拒否を訴えるデモが発生。シャーム解放機構は国境通行所を封鎖しデモを阻止(2019年9月6日)

イドリブ県、アレッポ県西部および北部の反体制派支配地域(緊張緩和地帯、「オリーブの枝」地域、「ユーフラテスの縦」地域)で、アサド政権打倒、革命諸派支援を訴えるとともに、戦闘停止に向けて国際社会の介入を求めるデモが行われ、数千人が参加した。

スマート・ニュース(9月6日付)、オリエント・ニュース(9月6日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(9月6日付)によると、デモが行われたのは、イドリブ県イドリブ市(約2,000人が参加)、サルマダー市(約500人が参加)、マアッラト・ヌウマーン市(数十人が参加)、カフルタハーリーム町(数百人が参加)など。

また、「オリーブの枝」地域の拠点都市であるアアザーズ市、アルシャーフ村、バーブ・サラーマ国境通行所近くでも、「緑のイドリブは革命の懐」と銘打った連帯デモが行われた。

デモでは、アサド政権打倒だけでなく、シャーム解放機構、人民防衛隊(YPG)に反対するプラカードが掲げられ、シュプレヒコールが連呼された。

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スマート・ニュース(9月6日付)によると、約2,000人が参加したイドリブ市でのデモでは、シャーム解放機構の支持者が黒旗を掲げて参加し、アサド政権打倒、ソチ・アスタナ両会議拒否を訴えようとしたが、デモ参加者は彼らを排除した。

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一方、スマート・ニュース(9月6日付)によると、シャーム解放機構はイドリブ県バーブ・ハワー通行所を封鎖した。

シャーム解放機構は同通行所に至る街道にコンクリート製のブロックを置くとともに、通行所の旧広場から5キロの地点に検問所を設置、住民らの往来を禁止するとともに、厳戒態勢を敷いた。

この治安措置は、8月30日に同地とアティマ国境通行所でシリア・ロシア両軍による民間人への爆撃に抗議するデモで、一部が暴徒化し、トルコ領内に進入するなどしたことを受けたもので、同様のデモが6日(金曜日)の集団礼拝後に発生するのを阻止するのが目的だという。

シャーム解放機構はまた、アティマ国境通行所にいたる街道にも複数の検問所を設け、デモ発生を阻止した。

AFP, September 6, 2019、ANHA, September 6, 2019、AP, September 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 6, 2019、Reuters, September 6, 2019、SANA, September 6, 2019、SOHR, September 6, 2019、UPI, September 6, 2019などをもとに作成。

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シャーム解放機構のジャウラーニー指導者は戦闘員にデモを保護するよう呼びかける(2019年9月6日)

シリアのアル=カーイダと目されているシャーム解放機構はテレグラムの公式アカウント(https://telegram.me/HTSham)を通じて、イドリブ県、アレッポ県各所で行われている反体制デモの参加者と戦闘員に向けたアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者のメッセージを発信した。

ジャウラーニー指導者は、メッセージのなかで「シャームの民に敬意と謝意を示したい。あなた方は、世界全体に対して、言論と戦闘の場で、あなた方が正しい大義を担い、目的を達成し、誇りと尊厳を獲得するため、尊い努力を行ってきたことを知らしめた…。我々は過去100日あまり、ムジャーヒディーンの犠牲によって支えられる自由を味わうために支援を行ってきた」としたうえで、シャーム解放機構の戦闘員に対して、「金曜日の礼拝後に行われるデモや集会を保護」するよう呼びかけた。

また「革命は続き、解放は近い」と強調した。

AFP, September 6, 2019、ANHA, September 6, 2019、AP, September 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 6, 2019、Reuters, September 6, 2019、SANA, September 6, 2019、SOHR, September 6, 2019、UPI, September 6, 2019などをもとに作成。

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北・東シリア自治局立法評議会共同議長「トルコによって追放されるシリア難民を受け入れるつもりはない」(2019年9月6日)

北・東シリア自治局のフサイン・アッザーム立法評議会共同議長は、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領がシリア難民を「安全地帯」に追放する意思を示していることに関して、難民の受け入れに消極的な姿勢を示した。

アッザーム議長は「北・東シリアの住民以外にいかなる個人も入植させる場所はない…。(トルコから追放される)市民が自治局の支配地域の住民であれば、我々は彼らを歓迎し、支援する。だが、シリアのほかの地域の出身であれば、彼らは自分たちがいた地域に戻るべきだ」と述べた。

RT(9月6日付)が伝えた。

AFP, September 6, 2019、ANHA, September 6, 2019、AP, September 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 6, 2019、Reuters, September 6, 2019、RT, September 6, 2019、SANA, September 6, 2019、SOHR, September 6, 2019、UPI, September 6, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍が米軍とともにラッカ市で青年2人を拘束(2019年9月6日)

ラッカ県では、SANA(9月5日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、有志連合を主導する米軍とともに、ラッカ市マシュラブ地区で青年2人を拘束、連行した。

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アレッポ県では、ANHA(9月6日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、アフリーン郡シャッラー村近郊のマルアナーズ村を激しく砲撃した。

AFP, September 6, 2019、ANHA, September 6, 2019、AP, September 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 6, 2019、Reuters, September 6, 2019、SANA, September 6, 2019、SOHR, September 6, 2019、UPI, September 6, 2019などをもとに作成。

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