シリア軍の爆撃が続くなか、アレッポ県でシリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構とシリア軍が捕虜交換(2019年5月17日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯第1ゾーンに対するシリア・ロシア軍の激しい爆撃・砲撃は18日目を迎えた。

シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターが各所に投下した「樽爆弾」は35発、戦闘機による爆撃は65回に達した。

なお、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より12人(民間人3人、兵士・戦闘員9人)増えて474人となった。

うち、156人が民間人(女性33人、子供29人を含む)、308人がシリア軍兵士および反体制武装集団戦闘員。

なお、ノールス研究センター(5月17日付)によると、4月30日に激化した戦闘でのシリア軍の死者数が142人(うち士官は30人以上)にのぼっているという。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がカッバーナ村一帯を17回爆撃、ヘリコプターがカッバーナ村一帯に「樽爆弾」14発を投下した。

また地上では、シリア軍がカッバーナ村一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がハーン・シャイフーン市およびその一帯を3回、バアルブー村を2回、ウライニバ村を2回、マアッラト・ヌウマーン市を2回、カフルサジュナ村を2回、ナキール村を2回、トゥラムラー村を2回、マダーヤー村を2回、ヒーシュ村を2回、フバイト村を2回、カフル・アイン村を2回、フィキーア村およびその一帯を2回、カルサア村を2回爆撃し、ヘリコプターがトゥラムラー村に「樽爆弾」2発、ウライニバ村に2発、アービディーン村に2発を投下した。

一方、SANA(5月17日付)によると、シリア軍がヒーシュ村、ハーン・シャイフーン市、カフルサジュナ村、マアッラト・ハルマ村、フバイト村にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がガーブ平原およびシャフシャブー山(イドリブ県)各所を11回、カフルズィーター市を5回、アンカーウィー村を3発爆撃し、ヘリコプターがガーブ平原およびシャフシャブー山各所に「樽爆弾」12発、ラターミナ町およびその一帯に3発を投下した。

また地上では、ガーブ平原およびシャフシャブー山各所でシリア軍が反体制武装集団と激しく交戦した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月17日付)によると、反体制武装集団がカルカート村灌木地帯でシリア軍を要撃し、15人を殺害したという。

一方、SANA(5月17日付)によると、シリア軍がマサースィナ村一帯に進攻しようとしたシャーム解放機構を撃退した。

シリア軍はまた、サフリーヤ村、アミーカ村にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃し、複数の戦闘員を殺傷した。

このほか、ガーブ平原地元諸評議会を名のる集団が声明を出し、ロシア・シリア両軍によるガーブ平原の村々の占領を拒否すると表明、革命家たちによる同地の解放を呼びかけた。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月17日付)によると、県南部のアイス通行所で、シリア軍とシャーム解放機構が捕虜交換を行い、シリア軍は女性22人を含む逮捕者27人の身柄を、シャーム解放機構はシリア軍捕虜9人の身柄をそれぞれに引き渡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(アレッポ県1件、ラタキア県4件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を18件(ハマー県12件、アレッポ県5件、イドリブ県1件)確認した。

AFP, May 17, 2019、ANHA, May 17, 2019、AP, May 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2019、al-Hayat, May 18, 2019、Nors for Studies, May 17, 2019、Reuters, May 17, 2019、SANA, May 17, 2019、SOHR, May 17, 2019、UPI, May 17, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍はイドリブ県南部を集中的に爆撃、アル=カーイダ系組織はトルコが支援する反体制派とともにハマー県北部でシリア軍に反撃(2019年5月16日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯第1ゾーンに対するシリア・ロシア軍の激しい爆撃・砲撃は17日目を迎え、前日に比べて若干の激しさを増した。

爆撃はイドリブ県南部に集中する一方、ドゥラル・シャーミーヤ(5月16日付)などによると、シャーム解放機構、トルキスタン・イスラーム党、トルコの支援を受ける国民解放戦線はハマー県北部でシリア軍に対する反転攻勢を強めた。

シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターが各所に投下した「樽爆弾」は108発、戦闘機による爆撃は72回、地上部隊が発射した迫撃砲弾、ロケット弾は475発あまりに達した。

ロシア軍も9回にわたり爆撃を実施した。

一連の戦闘で、シリア軍兵士、反体制武装集団戦闘員合わせて7人が死亡した。

なお、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より12人(民間人5人、戦闘員7人)増えて452人となった。

うち、153人が民間人(女性33人、子供27人を含む)、299人がシリア軍兵士および反体制武装集団戦闘員。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターが、カッバーナ村一帯に「樽爆弾」25発を投下、戦闘機がカッバーナ村一帯を19回爆撃した。

また地上では、シリア軍がカッバーナ村一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターが、フバイト村に「樽爆弾」12発、ハーン・シャイフーン市およびその一帯に6発、ウンム・スィール村に5発、アービディーン村に2発、バアルブー村に2発、カフルルーマー村灌木地帯に2発、アミーカ村に2発、トゥラムラー村に2発、ハッサーナ村に2発、マアッラト・ハルマ村に2発、カフルサジュナ村に2発、マアッルズィーター村に2発、カッサービーヤ村に2発、マガッル・ハマーム村に2発、サイヤード村一帯に2発、ルワイバダ村に2発を投下、戦闘機がハーン・シャイフーン市を13回、フバイト村を8回、マアッラト・ハルマ村を6回、カフルサジュナ村を4回、ヒーシュ村を6回、カフルナブル市を2回、カフルルーマー村を2回、ジャバーラー村とその一帯を2回、アービディーン村を2回、ハーッス村を2回、トゥラムラー村を2回爆撃した。

また地上では、シリア軍が県南部各所を砲撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(5月16日付)やANHA(5月16日付)によると、ロシア軍がハーッス村を爆撃し、子供2人が死亡した。

また、SANA(5月16日付)によると、シリア軍がフバイト村、アービディーン村、マアッラト・ヌウマーン市にあるシャーム解放機構の拠点に対して重点的に砲撃を行い、拠点複数カ所を破壊、複数の戦闘員を殺傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターが、マイダーン・ガザール村に「樽爆弾」に16発、シャフルナーズ村に6発を投下、戦闘機がシャフルナーズ村を2回、ハウワーシュ村を2回爆撃した。

ロシア軍もアンカーウィー村、ハウワーシュ村などガーブ平原各所を爆撃した。

また地上では、シリア軍がラターミナ町、カフルズィーター市などを砲撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(5月16日付)によると、「革命諸派」(組織は明示せず)が、フワイズ村内に設置されたシリア軍の陣地に対して特攻(インギマースィー)攻撃を敢行し、兵士15人以上を殺害した。

また、イバー・ネット(5月16日付)は、シャーム解放機構が県北部に設置されたロシア軍の作戦司令室をグラード・ロケット弾で重点的に砲撃したと伝え、その写真や映像を公開した。

ロシア軍は、ブライディージュ村にあるシリア軍基地など、県北部各所に展開しているが、標的とした場所は不明。

トルコの庇護を受ける国民解放戦線も、マイダーン・ガザール村一帯に進軍を試みたシリア軍とパレスチナ人民兵のクドス旅団を撃破し、兵士多数を殺傷したと発表、戦闘の様子を撮影した映像を公開した。

さらに、トルキスタン・イスラーム党もインターネットを通じて、戦闘で殺害したとするシリア軍兵士の遺体の写真を公開した。

こうした反撃に関して、シリアのアル=カーイダと目され、イドリブ県を中心とする反体制派支配地域(緊張緩和地帯第1ゾーン)の軍事・治安権限を掌握するシャーム解放機構のアブー・ハーリド・シャーミー報道官が声明を出し、ハマー県でのシリア軍との戦いが新たな局面を迎えたと発表した。

声明で、シャーミー報道官は、ラタキア県クルド山でロシア軍の無人航空機(ドローン)を撃破するなどの戦果を上げたと誇示する一報、ハマー県北部の「フワイズ村、カルカート村、マイダーン・ガザール村一帯をアサド軍の死に場所にした」「シリア軍は10日に自分達の計画を何ら実現していないことが分かった」と主張した。

他方、SANA(5月16日付)によると、シリア軍がシール・マガール村、アンカーウィー村、ズィヤーラ町、カストゥーン村にあるシャーム解放機構の拠点に対して重点的に砲撃を行い、拠点複数カ所を破壊、複数の戦闘員を殺傷した。

シリア軍はまた、シャフシャブー山(イドリブ県)に面するバーブ・ターカ村、フワイズ村一帯に進攻した反体制武装集団と交戦、これを撃破した。

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アレッポ県では、ANHA(5月16日付)によると、トルコの支援を受ける反体制武装集団がアレッポ市東部のナイラブ・キャンプ地区、西部の新シャフバー地区を砲撃した。

いずれも人的被害はなかった。

これに対して、シリア・ロシア両軍がアレッポ市ラーシディーン地区、ライラムーン地区、カフルハムラ村を爆撃、シリア軍とシャーム解放機構などの反体制武装集団が砲撃戦を行った。

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ヒムス県では、ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信(5月16日付)によると、ダーイシュがタドムル市南西に位置するシリア軍の兵舎を襲撃し、兵士21人を殺害した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(ラタキア県5件、ハマー県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を14件(アレッポ県6件、ハマー県7件、イドリブ県1件)確認した。

AFP, May 16, 2019、ANHA, May 16, 2019、AP, May 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2019、al-Hayat, May 17, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 16, 2019、Reuters, May 16, 2019、SANA, May 16, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, May 16, 2019、SOHR, May 16, 2019、UPI, May 16, 2019などをもとに作成。

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北・東シリア自治局はダーイシュのつながりがあるとして拘束していたダイル・ザウル県住民44人を釈放(2019年5月16日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(5月16日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にある県内地域の自治を担うダイル・ザウル民政評議会の代表や地元の部族長・名士が立ち会うなか、同県の内務治安部隊が、ダーイシュ(イスラーム国)とつながりがあるとして拘束していた逮捕者44人が釈放された。

逮捕者の釈放が行われるのはこれが2度目。

AFP, May 16, 2019、ANHA, May 16, 2019、AP, May 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2019、al-Hayat, May 17, 2019、Reuters, May 16, 2019、SANA, May 16, 2019、SOHR, May 16, 2019、UPI, May 16, 2019などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の支配下にあるユーフラテス川西岸のマンビジュ市(アレッポ県)の内務治安部隊本部前で自爆テロが発生し、2人が死亡、10人が負傷(2019年5月16日)

アレッポ県では、ANHA(5月16日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるユーフラテス川西岸のマンビジュ市内北西部の内務治安部隊(ナジュダ)本部前で大きな爆発が発生した。

マンビジュ市の内務治安部隊の広報センターによると、爆発は自爆テロで、犯行には爆弾を積んだ車が使用された。

この爆発で、内務治安部隊の隊員1人を含む2人が死亡、子供3人を含む民間人および兵士10人が負傷した。

AFP, May 16, 2019、ANHA, May 16, 2019、AP, May 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2019、al-Hayat, May 17, 2019、Reuters, May 16, 2019、SANA, May 16, 2019、SOHR, May 16, 2019、UPI, May 16, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍は、自らに対する抗議デモが続くシュハイル村(ダイル・ザウル県)で「ダーイシュ・メンバー20人を拘束した」と発表(2019年5月15日)

ダイル・ザウル県では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターが北・東シリア自治局の支配下のシュハイル村でダーイシュ(イスラーム国)のメンバー20人を拘束、武器弾薬を押収したと発表した

シュハイル村は5月9日、シリア民主軍が住宅地区(カトフ地区)を2時間以上にわたり封鎖し、米主導の有志連合ヘリコプター1機を同地を低空で旋回するなか、住民に発砲、6人を殺害、4人を負傷させた場所。

同地では、これに抗議するかたちで、シリア民主軍と有志連合の退去を求める抗議デモが再燃していた。

また、ANHA(5月15日付)によると、シリア民主軍はまた、東ジャルズィー村でも、ダーイシュのメンバー4人を拘束、武器弾薬を押収した。

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アレッポ県では、ANHA(5月15日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるマンビジュ市でオートバイに仕掛けられた爆弾が爆発した。

死傷者はなかった。

AFP, May 15, 2019、ANHA, May 15, 2019、AP, May 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 15, 2019、al-Hayat, May 16, 2019、Reuters, May 15, 2019、SANA, May 15, 2019、SOHR, May 15, 2019、UPI, May 15, 2019などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県アリーシャ避難民キャンプで発生した抗議デモに向けてYPG主体のシリア民主軍が実弾を発砲(2019年5月15日)

ダイル・ザウル県では、SANA(5月15日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるアリーシャ町の避難民キャンプで、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の素行や犯罪行為に抗議し、生活状況改善を求めるデモが発生した。

これに対して、シリア民主軍は実弾を発砲し、強制解除を試み、参加者複数が負傷した。

AFP, May 15, 2019、ANHA, May 15, 2019、AP, May 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 15, 2019、al-Hayat, May 16, 2019、Reuters, May 15, 2019、SANA, May 15, 2019、SOHR, May 15, 2019、UPI, May 15, 2019などをもとに作成。

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アレッポ市ナイラブ・キャンプ地区に対する14日の砲撃での死者数が14人にのぼるなか、ノールス研究センターは砲撃は反体制派ではなく「イランの民兵」によると主張(2019年5月15日)

シリア人権監視団は、14日のシリア政府支配下のアレッポ市ナイラブ・キャンプ地区に対する反体制武装集団の砲撃による犠牲者の数が12人に増加したと発表した。

犠牲者のうち子供は3人、女性は2人で、そのほかにも多数が負傷したという。

反体制武装集団は14日、アレッポ市東部のナイラブ・キャンプ地区のほか、ジュマイリーヤ地区、新スィルヤーン地区、ティシュリーン通り、マサーキン・サビール地区、ザフラー地区、ナイル通り地区、ムーカンブー地区などに数十発の迫撃砲弾を撃ち込んでいた。

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この砲撃に関して、ノールス研究センター(5月15日付)は、アレッポ市内の複数の消息筋の話として、砲撃が反体制武装集団ではなく、「イランの民兵」の支配下にある地域から行われたと発表し、ダイル・ザウル県南東部で最近になって表面化しているシリア軍と「イランの民兵」の対立の深刻さを示すものだとの見方を示した。

なお、ダイル・ザウル県では、最近になって、「イランの民兵」による略奪などをめぐる対立から、イラク国境に面するブーカマール市でイラン・イスラーム革命防衛隊の士官がシリア軍によって射殺される事件が発生している。

AFP, May 15, 2019、ANHA, May 15, 2019、AP, May 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 15, 2019、al-Hayat, May 16, 2019、Nors for Studies, May 15, 2019、Reuters, May 15, 2019、SANA, May 15, 2019、SOHR, May 15, 2019、UPI, May 15, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍の爆撃・砲撃は500回以上に及ぶなか、地上ではシャーム解放機構、トルキスタン・イスラーム党などからなる反体制派とシリア軍が一進一退の攻防を続ける(2019年5月15日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯第1ゾーンに対するシリア・ロシア軍の激しい爆撃・砲撃は16日目を迎えた。

シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターが各所に投下した「樽爆弾」は96発、戦闘機による爆撃は50回、地上部隊が発射した迫撃砲弾、ロケット弾は390発あまりに達した。

ロシア軍も4回にわたり爆撃を実施した。

一連の戦闘で、シリア軍兵士9人、反体制武装集団戦闘員12人が死亡した。

なお、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より38人増えて436人となった。

うち、148人が民間人(女性32人、子供25人を含む)。

なお、ドゥラル・シャーミーヤ(5月15日付)によると、反体制派との戦闘では、シリア軍側にも甚大な被害が出ており、200人以上が死亡、500人以上が負傷しているという。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターが、フワイズ村に「樽爆弾」13発、カラ・ジュルン村に5発、フワイジャ村に5発、マイダーン・ガザール村に5発、ハウラーター村に2発を投下、戦闘機がフワイズ村を10回爆撃した。

また地上では、シリア軍がシャフシャブー山(イドリブ県)に面するガーブ平原地域(ドゥラル・シャーミーヤ(5月15日付)によると、マイダーン・ガザール村、フワイズ村、カルカート村など)で、シャーム解放機構、トルキスタン・イスラーム党などと交戦し、同地を激しく砲撃、ハムラー村、ムハージリーン村一帯に進軍、フワイズ村を制圧した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月15日付)によると、フワイズ村を制圧したのはシリア軍とパレスチナ人民兵組織のクドス旅団。

だが、シリア軍は反体制武装集団の反撃を受けて、数時間後に同地から撤退したという。

なお、トルコの支援を受ける国民解放戦線は、シリア軍撤退に先立ち、フワイズ村でシリア軍の車輌を23ミリ砲で撃破したと発表していた。

国民解放戦線はまた、シリア軍が進軍したハムラー村でT-72戦車1輌を破壊したと発表した。

一方、SANA(5月15日付)によると、シリア軍はジスル・バイト・ラース村、フワイズ村にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃し、複数の戦闘員を殺傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターが、カッバーナ村一帯に「樽爆弾」49発を投下、戦闘機がカッバーナ村一帯を25回爆撃した。

一方、イバー・ネット(5月15日付)によると、クバイナ丘一帯に進攻を試みたシリア軍部隊をシャーム解放機構が撃退し、兵士4人を殺害、7人を負傷させた。

シャーム解放機構はまた、同地のシリア軍拠点を砲撃し、兵士1人を殺害した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターが、フバイト村に「樽爆弾」7発、ウンム・ニール村に5発、ウンム・スィール村に5発を投下、戦闘機がハーン・シャイフーン市およびその一帯を7回、カフルサジュナ村を2回、サラーキブ市を2回、スフーフン村を2回爆撃した。

ロシア軍もヒーシュ村を2回、トゥラムラー村を2回爆撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月15日付)によると、ジスル・シュグール市に対するシリア軍の爆撃で6人が死亡した。

一方、SANA(5月15日付)によると、シリア軍はジスル・シュグール市、シャフシャブー山、ヒーシュ村、ハーン・シャイフーン市、フバイト村にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がICARDAを3回爆撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月15日付)によると、シリア軍はカフルダーイル村、カフルハムラ村、フライターン市、ハイヤーン町を砲撃、カフルダーイル村では3人が死亡した。

一方、ANHA(5月15日付)によると、シャーム解放機構が、トルコ占領下のアフリーン郡シーラーワー町近郊のイスカーン(イースカー)村に潜入し、民家を襲撃、なかで眠っていた子供2人を殺害した。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月15日付)によると、サナマイン市でシリア軍と武装集団が軽火器で交戦、シリア軍兵士1人が死亡、3人が負傷した。

戦闘は、軍事情報局のパトロール部隊がシャーム自由人イスラーム運動の元司令官の兄弟のアギード・ザフラ氏、息子のマジュディー・ザフラ氏、アビー・サーリフの名で知られる3人を拘束したのを受けたもの。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(アレッポ県1件、ラタキア県6件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を8件(アレッポ県5件、ハマー県3件)確認した。

AFP, May 15, 2019、ANHA, May 15, 2019、AP, May 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 15, 2019、al-Hayat, May 16, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 15, 2019、Reuters, May 15, 2019、SANA, May 15, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, May 15, 2019、SOHR, May 15, 2019、UPI, May 15, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はシリア政府に「テロとの戦い」に向けた真の愛国的な協力関係を模索するよう呼びかける(2019年5月14日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は声明を出し、北・東シリア自治局支配下のダイル・ザウル県での人民防衛隊(YPG)主体にシリア民主軍による住民弾圧についてシリアの外務在外居住者省が国連に提出した書簡に関して、「ダイル・ザウル県を解放した我が軍に対するウソと偽り」と非難、シリア民主軍が今も同地でダーイシュ(イスラーム国)の残党の追跡を継続していると強調、シリア政府に「テロとの戦い」に向けた真の愛国的な協力関係を模索するよう呼びかけた。

シリアの外務在外居住者省は13日、国連事務総長と国連安保理議長宛に書簡を送り、ダイル・ザウル県のシュハイル村で5月9日に発生した人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍による住民「虐殺」について報告、米主導の有志連合の支援を受けたシリア民主軍が、国家への復帰を望むダイル・ザウル県の住民を従わせようと、数々の虐殺を繰り返していると非難した。

AFP, May 14, 2019、ANHA, May 14, 2019、AP, May 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 14, 2019、al-Hayat, May 15, 2019、Reuters, May 14, 2019、SANA, May 14, 2019、SOHR, May 15, 2019、UPI, May 14, 2019などをもとに作成。

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北・東シリア自治局に投降したダーイシュ戦闘員と家族は3万6000人、うち1万3000人が外国人で、出身国当局に身柄が引き渡されたのは222人(2019年5月14日)

ANHA(5月14日付)によると、北・東シリア自治局は、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に投降したダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員およびその家族についての統計調査を実施した。

調査結果によると、シリア民主軍に投降した戦闘員は6,000人以上で、このうちの約1,000人が50カ国あまりからシリア・イラクに潜入した外国人戦闘員だという。

また、戦闘員の家族は3万人以上で、うち1万2000人が外国人だという。

戦闘員とその家族は現在、北・東シリア自治局が運営する収容センターに収容されているが、同自治局は外国政府に収容者のリストを回付しており、現在までに222人の身柄がこれらの国に引き渡されているという。

身柄引き渡しに応じたのは、フランス、ロシア、スーダン、カザフスタン、スウェーデンなど。

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人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは声明を出し、ラッカ県スルーク町郊外でダーイシュ(イスラーム国)の幹部の一人タラール・シャニール氏(アブー・ハマーム)を拘束したと発表した。

AFP, May 14, 2019、ANHA, May 14, 2019、AP, May 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 14, 2019、al-Hayat, May 15, 2019、Reuters, May 14, 2019、SANA, May 14, 2019、SOHR, May 15, 2019、UPI, May 14, 2019などをもとに作成。

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ロシア・シリア両軍の爆撃・砲撃が続くなか、反体制派はシリア政府支配下のアレッポ市ナイラブ・キャンプ地区を砲撃、民間人6人が死亡(2019年5月14日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の反体制派支配地域(緊張緩和地帯第1ゾーン)に対するロシア・シリア両軍の爆撃・砲撃と、反体制武装集団との戦闘が続き、シリア軍戦闘機による爆撃回数は56回、ヘリコプターによる「樽爆弾」投下数は142発、ロシア軍戦闘機による爆撃は14回、シリア軍が撃った迫撃砲・ロケット弾の数は730発に及んだ。

この戦闘で、民間人10人(シリア政府支配地域で6人、反体制派支配地域で4人)、反体制派戦闘員11人、シリア軍兵士7人が死亡した。

戦闘が激化した4月30日以降の戦闘による犠牲者は398人に達し、うち民間人の数は138人(子供22人、女性30人)となった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がフバイト村を11回、ハーン・シャイフーン市を7回、ヒーシュ村を4回、トゥラムラー村を3回、ジスル・シュグール市を2回、カッサービーヤ村を2回、ジャバーラー村を2回、カフルサジュナ村を2回爆撃し、ヘリコプターがフバイト村に「樽爆弾」28発、ヒーシュ村に14発、トゥラムラー村に10発、バアルブー村に6発、ハーン・シャイフーン市に6発、フィキーア村に2発、ラカーヤー村に2発、アービディーン村に2発、フライフィル村に2発、マダーヤー村に2発、カフル・アイン村に2発を投下した。

シリア軍戦闘機はまた、ハーッス村、ヒーシュ、タッフ村、サラーキブ市に機銃掃射を行った。

ロシア軍戦闘機も、トゥラムラー村に8回、ウンム・ニール村に2回、ジスル・シュグール市に2回の爆撃を行った。

これらの爆撃で、ジスル・シュグール市で女児1人を含む2人が死亡、またヒーシュ村で1人が死亡した。

なお、シリア軍はこのほかにも地上部隊がフバイト村、トゥラムラー村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がフワイズ村およびフワイジャ村を10回、クライディーン村を2回爆撃し、ヘリコプターがフワイズ村に「樽爆弾」19発、ハウラーター村に2発、フワイジャ村に2発、ダイル・サンバル村に2発、カフルズィーター市に2発、シャフルナーズ村に2発を投下した。

ヘリコプターによる「樽爆弾」投下で、シャフルナーズ村へので1人が死亡した。

シリア軍戦闘機はまた、ラターミナ町に機銃掃射を行った。

ロシア軍戦闘機も、カラ・ジュルン村に2回の爆撃を行った。

シリア軍はこのほかにも地上部隊がカフルズィーター市、フワイジャ村、カストゥーン村を砲撃した。

なお、ANHA(5月14日付)によると、シリア軍が制圧していたタッル・ミルフ村、カルカート村、シャイフ・イドリース村、ハマーミーヤート村、ジャビーン村、バーブ・ターカ村、シャリーア村を反体制武装集団が奪還したという。

また、シャーム解放機構がカルアト・マディーク町で爆弾を仕掛けた車を爆破した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がカッバーナ村を14回爆撃し、ヘリコプターがカッバーナ村に「樽爆弾」35発を投下した。

シリア軍は地上部隊がカッバーナ村一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(5月14日付)によると、シリア政府の支配下にあるアレッポ市西部のナイラブ・キャンプ地区が反体制武装集団の砲撃を受け、子供3人を含む6人が死亡した(シリア人権監視団によると、女性1人を含む6人が死亡)。

また、シリア人権監視団によると、シリア軍がカフルナーハー村、マアーッラト・アルティーク村、フライターン市、ハーン・アサル村、マンスーラ村、ザンマール町、ジャズラーヤー村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を9件(ラタキア県7件、ハマー県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を39件(ハマー県31件、イドリブ県2件、アレッポ県1件、ラタキア県5件)確認した。

AFP, May 14, 2019、ANHA, May 14, 2019、AP, May 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 14, 2019、al-Hayat, May 15, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 14, 2019、Reuters, May 14, 2019、SANA, May 14, 2019、SOHR, May 15, 2019、UPI, May 14, 2019などをもとに作成。

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ロシア・シリア両軍が激しい攻撃を続けるなか、反体制武装集団がハマー県北部のハマーミーヤート村、ジャビーン村、カルナーズ町一帯から撤退し、同地の戦闘が収束(2019年5月13日)

英国で活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北東部、アレッポ県西部の反体制派支配地域(緊張緩和地帯第1ゾーン)に対するロシア・シリア両軍の爆撃・砲撃、シリア軍と反体制派の戦闘は続き、ロシア軍が12回の爆撃、シリア軍が36回の爆撃を実施した。

シリア軍はまた「樽爆弾」108発を投下、迫撃砲・ロケット弾850発を発射した。

一連の攻撃と戦闘で、イドリブ県のフバイト村、カフル・アイン村、カフルナブル市、ハマー県のラターミナ町、スカイラビーヤ市で民間人5人が死亡した。

うち4人がシリア軍による爆撃・砲撃、1人が反体制武装集団の砲撃による犠牲者だという。

また、4月30日以降の死者数は365人を記録、そのうちの122人が民間人(女性30人、子供22人を含む)だという。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマーミーヤート村とジャビーン村を結ぶ一帯、カルナーズ町で戦闘が収束した。

戦闘収束は、反体制武装集団の撤退を受けたもの。

同地での戦闘では、反体制武装集団戦闘員6人とシリア軍兵士4人死亡した。

戦闘では、シリア軍ヘリコプターがハマー県のハマーミーヤート村からジャビーン村にいたる地域に「樽爆弾」8発、カフルズィーター市、シャフルナーズ村にそれぞれ2発を投下、地上部隊がハマー県のラターミナ町、カフルズィーター市、フワイズ村、ハスラーヤー村、ザカート村を激しく砲撃した。

またシリア軍戦闘機がラターミナ町、カフルズィーター市を機銃掃射した。

一方、SANA(5月13日付)によると、反体制武装集団がシリア政府支配下のスカイラビーヤ市を砲撃し、住民1人が死亡、5人が負傷した。

これに対して、シリア軍は、ハマーミーヤート村からジャビーン村にいたる地域、タッル・フワーシュ村でシャーム解放機構やイッザ大隊(イッザ軍)と交戦し、多数の戦闘員を殺傷した。

シリア軍はまた、マサースィナ村一帯にあるシャーム解放機構などの拠点、ラターミナ町一帯にあるイッザ大隊の拠点を砲撃した。

他方、ドゥラル・シャーミーヤ(5月13日付)によると、シリア軍がシャイフ・イドリース村に進軍を試みたが、反体制武装集団が撃退した。

またトルコの支援を受ける国民解放戦線がシャイフ・イドリース村に進入したシリア軍の車輌を撃破したと発表した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がカッバーナ村を爆撃、ヘリコプターがカッバーナ村一帯に「樽爆弾」」47発を投下した。

また地上部隊もカッバーナ村を砲撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(5月13日付)によると、新興のアル=カーイダ系組織フッラース・ディーン機構、アンサール・ディーン戦線、アンサール・タウヒード、アンサール・イスラーム集団からなる「信者を煽れ」作戦司令室もラシュー丘にあるシリア軍拠点に対して特攻(インギマースィー)攻撃を敢行し、兵士10人を殺害したと発表した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がカルサア村およびその一帯を4回、カフルナブル市一帯を2回にわたり爆撃した。

シリア軍も戦闘機がヒーシュ村、ハーン・シャイフーン市、ハマー県のカフルズィーター市、ハスラーヤー村を爆撃、ヘリコプターがフバイト村に「樽爆弾」32発、バアルブー村に2発、タッルアース村に3発を投下した。

また地上部隊がフバイト村を砲撃した。

ANHA(5月13日付)によると、ロシア・シリア両軍の爆撃は、M5高速道路を移動中のシャーム自由人イスラーム運動(トルコの支援を受ける国民解放戦線に所属)の車列に対しても行われ、車輌などに被害が出た。

ロシア軍戦闘機はまた、フバイト村を爆撃したという。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(5月13日付)は、ロシア軍によるカフルナブル市への爆撃でホワイト・ヘルメットのセンターが被弾したと伝え、その瞬間を捉えた映像を公開した。

このほか、ドゥラル・シャーミーヤ(5月13日付)によると、シリア軍第5軍団がロシア軍の航空支援を受けてカルカート村灌木地帯で進軍を試みたが、反体制武装集団の迎撃に遭い、これを阻止された。

また、共和国護衛隊第800大隊のニザール・マフムード大佐がアブー・ズフール町一帯での戦闘で戦死した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(ラタキア県7件、ハマー県3件、イドリブ県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を18件(ハマー県10件、イドリブ県4件、ラタキア県4件)確認した。

AFP, May 13, 2019、ANHA, May 13, 2019、AP, May 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2019、al-Hayat, May 14, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 13, 2019、Reuters, May 13, 2019、SANA, May 13, 2019、SOHR, May 14, 2019、UPI, May 13, 2019などをもとに作成。

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最高交渉委員会のメンバーの1人「ロシアとトルコの間にイドリブ県とタッル・リフアト市一帯の支配地域交換の取引はない」(2019年5月13日)

国民解放運動の司令官で最高交渉委員会のメンバーの1人であるファーティフ・ハッスーン准将は、サイト24(5月13日付)で、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県を中心とする反体制派支配地域に対するロシア・シリア両軍の攻撃に関して、「トルコとロシアの間に、ハマー県やイドリブ県とタッル・リフアト市一帯の支配地域を交換するという取引がある」との一部報道を否定した。

ハッスーン准将は「トルコの政治指導者と軍司令官は、イドリブ県がトルコの安全保障上の拠点であると見ており、それはトルコの大統領も明言している」と付言した。

タッル・リフアト市一帯は、北・東シリア自治局とシリア政府が共同統治している。

AFP, May 13, 2019、ANHA, May 13, 2019、AP, May 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2019、al-Hayat, May 14, 2019、Mawqi’ 24, May 13, 2019、Reuters, May 13, 2019、SANA, May 13, 2019、SOHR, May 14, 2019、UPI, May 13, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃(2019年5月13日)

アレッポ県では、ANHA(5月13日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のシャワーリガ村(アフリーン郡シャッラー近郊)を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(5月13日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるラッカ市で車に仕掛けられた爆弾が爆発した。

死傷者はなかった。

AFP, May 13, 2019、ANHA, May 13, 2019、AP, May 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2019、al-Hayat, May 14, 2019、Reuters, May 13, 2019、SANA, May 13, 2019、SOHR, May 14, 2019、UPI, May 13, 2019などをもとに作成。

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反体制武装集団がシリア政府支配下のアレッポ市各所を砲撃、シリア・ロシア軍が爆撃・砲撃で応戦(2019年5月12日)

アレッポ県では、ANHA(5月13日付)によると、トルコの支援を受ける反体制武装集団が12日晩にシリア政府の支配下にあるアレッポ市のマサーキン・サビール地区、シャイハーン交差点一帯を砲撃し、住居などが被害を受けた。

これに対して、シリア軍はシャーム解放機構などの反体制武装集団の支配下にあるカフルハムラ村を砲撃、アレッポ市北部のカースティールー街道一帯、ライラムーン交差点一帯を爆撃・砲撃、反体制武装集団と交戦した。

ロシア軍も同地を爆撃したという。

AFP, May 13, 2019、ANHA, May 13, 2019、AP, May 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2019、al-Hayat, May 14, 2019、Reuters, May 13, 2019、SANA, May 13, 2019、SOHR, May 14, 2019、UPI, May 13, 2019などをもとに作成。

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北・東シリア自治局はダーイシュのつながりがあるとして拘束していたダイル・ザウル県住民43人を釈放(2019年5月12日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(5月12日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にある県内地域の自治を担うダイル・ザウル民政評議会の代表や地元の部族長・名士が立ち会うなか、同県の内務治安部隊が、ダーイシュ(イスラーム国)とつながりがあるとして拘束していた逮捕者43人が釈放された。

AFP, May 12, 2019、ANHA, May 12, 2019、AP, May 12, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2019、al-Hayat, May 13, 2019、Reuters, May 12, 2019、SANA, May 12, 2019、SOHR, May 12, 2019、UPI, May 12, 2019などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者をハマー県の最前線で撮影したとされる写真が公開(2019年5月12日)

メディア活動家のターヒル・ウマル氏は、ハマー県北部での前線で撮影したとされるシリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者と、バラク・オバマ前米政権の支援を受けていた「穏健な反体制派」の一つのイッザ軍のジャミール・サーリフ司令官の写真をインターネット上で公開した。

ウマル氏は「シャーム解放機構の指導者であるシャイフ・アブー・ムハンマド・ジャウラーニーがハマー県の最前線にいる」といったキャプションや、「イッザ軍の戦闘員は万全の準備ができている…」とのサーリフ司令官の言葉を写真に添えている。

AFP, May 12, 2019、ANHA, May 12, 2019、AP, May 12, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2019、al-Hayat, May 12, 2019、Reuters, May 12, 2019、SANA, May 12, 2019、UPI, May 12, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会の執行委員会議長「シリア政府との関係が途絶えており、いかなる関係もない」(2019年5月12日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会のイルハーム・アフマド執行委員会議長は、シリア政府との関係が途絶えており、いかなる関係もないと述べた。

アフマド議長は、トルコと米国が設置に向けて協議を続けているシリア北部の「安全地帯」に関して、「シリア民主軍の存在はトルコにとって問題の原因ではない。むしろ逆で、トルコの駐留こそがトルコを利している…。我々はトルコに危害を加えていないし、彼らが攻撃しなければ、何もしない」と述べた。

その一方で、「去年はシリア政府とつながりがあったが、途絶えた。現在、シリア政府といかなる関係もない」と述べた。

バスニュース(5月12日付)が伝えた。

AFP, May 12, 2019、ANHA, May 12, 2019、AP, May 12, 2019、Basnews, May 12, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2019、al-Hayat, May 12, 2019、Reuters, May 12, 2019、SANA, May 12, 2019、UPI, May 12, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県アフリーン市で武装集団が民家に押し入り、女性に暴行を加えたうえ、携帯電話を盗むとともに、子供1人を誘拐しようとする(2019年5月12日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの支援を受ける東部軍の戦闘員がアフリーン市マフムーディーヤ地区の民家に押し入り、女性(クルド人)に暴行を加えたうえ、持っていた携帯電話を盗むとともに、子供1人を誘拐しようとした。

騒ぎに気づいた住民がこの男性を取り押さえ、女性と子供は無事だった。

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アレッポ県では、アフリーン解放軍が声明を出し、トルコの占領下にあるマーリア市近郊のサイイド・アリー村で10日、シャーム戦線の拠点を攻撃し、戦闘員3人を殺害、2人を負傷させたと発表した。
ANHA(5月12日付)が伝えた。

AFP, May 12, 2019、ANHA, May 12, 2019、AP, May 12, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2019、al-Hayat, May 12, 2019、Reuters, May 12, 2019、SANA, May 12, 2019、UPI, May 12, 2019などをもとに作成。

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ロシア・シリア両軍が空爆を続けるなか、シリア軍とアル=カーイダ系組織がシリア北部各所で交戦(2019年5月12日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県、ハマー県、ラタキア県に対して20回の爆撃を行った。

内訳は、ハマー県のシール・マガール村が6回、マイダーン・ガザール村が4回、ラハーヤー村が2回イドリブ県のフバイト村が4回、カフル・アイン村、マダーヤー村が2回。

また、シリア軍も各所でヘリコプターから「樽爆弾」58発を投下した。

内訳は、イドリブ県のフバイト村が32発、アービディーン村、ウンム・ザイトゥーナ村がそれぞれ2発、ラタキア県のカッバーナ村が14発、シャイフ・ムスタファー村、ハマー県のサフリーヤ村、サルマーニーヤ村がそれぞれ2発。

シリア軍はまた、ハマー県のバーブ・ターカ村、ラターミナ町などに激しい砲撃を加え、発射された砲弾の数は135発におよんだ。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、県北西部のカルカート村灌木地帯で、進攻を試みるシリア軍が反体制武装集団と交戦し、激しい砲撃を行った。

一方、SANA(5月12日付)によると、シリア軍がビダーマー町、フバイト村にあるシャーム解放機構の拠点を重点的に砲撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月12日付)によると、シール・マガール村に対するシリア軍の砲撃では、トルコ軍の監視所地宅に砲弾複数発が着弾したという。

このほか、ドゥラル・シャーミーヤ(5月12日付)によると、トルコとの国境に面するバーブ・ハワー国境通行所で、シューラー評議会を名のる新たな組織が緊急会合を開き、100人のメンバーが参加、ロシア・シリア軍の反体制派支配地域への攻撃に対処するため「人民抵抗連隊」なる新たな武装集団を結成することを決定した。

シューラー評議会は最近になって結成された組織で、バッサーフ・スィフユーニー氏が代表を務める。

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ハマー県では、SANA(5月12日付)によると、イドリブ県で活動を続ける反体制武装集団がシリア政府支配下のスカイラビーヤ市を砲撃し、市内の児童教育センターに砲弾1発が着弾し、子供4人と女性1人が死亡、子供6人が負傷した。

これに対して、シリア軍はカルアト・マディーク町近郊のシール・マガール村、マイダーン・ガザール村、サフリーヤ村を砲撃し、戦闘員多数を殺傷した。

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ラタキア県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月12日付)によると、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構と、新興のアル=カーイダ系組織フッラース・ディーン機構、アンサール・ディーン戦線、アンサール・タウヒード、アンサール・イスラーム集団からなる「信者を煽れ」作戦司令室が、クバイナ丘近郊に進攻しようとしたシリア軍を撃退した。

トルコの支援を受ける国民解放戦線もクルド山のジュッブ・アフマル村にあるシリア軍の拠点を攻撃し、兵士2人を殺害したと発表した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(ラタキア県)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を21件(イドリブ県5件、ハマー県13件、アレッポ県2件、ラタキア県1件)確認した。

AFP, May 12, 2019、ANHA, May 12, 2019、AP, May 12, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2019、al-Hayat, May 12, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 12, 2019、Reuters, May 12, 2019、SANA, May 12, 2019、UPI, May 12, 2019などをもとに作成。

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イドリブ県でアサド政権だけでなく、トルコを批判する抗議デモ(2019年5月11日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するマアッラト・ヌウマーン市で、午後の礼拝後に抗議デモが行われ、参加者が「国民は体制打倒を望む」、「バッシャールを倒せ」といったシュプレヒコールの他に、「我々は、自ら掲げてきたトルコ国旗を降ろす。みな裏切り者だ。これで終わりだ」などと叫び、ロシア・シリア両軍の爆撃に対処しようとしないトルコへの不満を露わにした。

AFP, May 11, 2019、ANHA, May 11, 2019、AP, May 11, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2019、al-Hayat, May 12, 2019、Reuters, May 11, 2019、SANA, May 11, 2019、UPI, May 11, 2019などをもとに作成。

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ロシア軍がイドリブ県とハマー県を33回にわたり爆撃、シリア軍が「樽爆弾」69発を投下(2019年5月11日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が33回にわたって、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県、ハマー県に爆撃を行った。

爆撃の内訳は、イドリブ県のフバイト村およびその一帯が11回、カフルナブル市が3回、ファッティーラ村、アービディーン村、ワーディー・マルタフーン、マアッラト・ハルマ村、バーラ村がそれぞれ2回、ハマー県のアンカーウィー村が5回、フワイズ村が2回、ラタキア県のカッバーナ村が2回。

シリア軍もまた、イドリブ県各所にヘリコプターで「樽爆弾」を投下、その数は69発に及んだ。

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イドリブ県では、SANA(5月11日付)によると、シリア軍がハーッス村、ヒーシュ村、カフルサジュナ村にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃し、複数の戦闘員を殺傷した。

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ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月11日付)によると、シャーム解放機構がブライディージュ村近郊のシリア軍基地を砲撃し、車輌1輌を破壊した。

シャーム解放機構はまた、カルカート村、ムスタリーハ村に進軍を試みたシリア軍を撃退した。

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ラッカ県では、ANHA(5月11日付)によると、トルコ軍が、北・東シリア自治局支配下のタッル・アブヤド市近郊のカリー・スール村で男性1人に発砲した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(ラタキア県)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を7件(イドリブ県5件、ハマー県2件)確認した。

AFP, May 11, 2019、ANHA, May 11, 2019、AP, May 11, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2019、al-Hayat, May 12, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 11, 2019、Reuters, May 11, 2019、SANA, May 11, 2019、UPI, May 11, 2019などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダとトルコの支援を受ける反体制派がハマー県北部の2カ村を奪還、カフルヌブーダ町の70%再制圧(2019年5月10日)

ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月10日付)やANHA(5月10日付)などによると、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構、トルコの支援を受ける国民解放戦線が、9日までにシリア軍によって制圧されたカフルヌブーダ町、カルカート村一帯で反転攻勢を激化させ、シリア軍兵士多数を殺傷、バーブ・ターカ村とシャリーア村を奪還した。

反転攻勢では、シャーム解放機構がカフルヌブーダ町、戦車2輌を破壊、3輌を捕獲、シリア軍の上級士官を含む多数の傷兵を殺害したと発表する一方、トルコの支援を受けるシリア解放戦線も戦車1輌を破壊、士官1人と兵士5人を殺害したと発表した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月10日付)はターヒル・ウマルを名のるメディア活動家などの情報として、カフルヌブル町一帯での戦闘で、シリア軍将兵50人以上が死亡、100人以上が負傷したと伝えた。

反体制武装集団はまた、8日に制圧されたカフルヌブーダ町で、シリア軍の戦車2輌、軍用車輌2台を破壊、兵士複数を捕捉するなど反転攻勢に出て、その約70%を奪還したと発表、町内の様子を撮影した映像を公開した。

一方、シリア人権監視団によると、ロシア・シリア両軍は、県北部への攻撃を続け、シャリーア村に5回、アンカーウィー村に2回の爆撃を行った。

シリア軍はまたアンカーウィー村に対して集中的な砲撃を加え、砲弾30発あまりを撃ち込んだ。

また、SANA(5月10日付)によると、シリア軍がカフルズィーター市、ラターミナ町、ハスラーヤー村、ザカート村、サイヤード村、アルバイーン村にあるシャーム解放機構などの反体制武装集団の拠点を砲撃し、多数の戦闘員を殺傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍がフバイト村に10回、カッサービーヤ村に2回、シャンナーン村に2回、マダーヤー村に2回、サルジャ村に2回の爆撃を行った。

シリア軍もハーン・シャイフーン市を9回、フバイト村を7回、サルジャ村、マダーヤー村、ラカーヤー村に複数回の爆撃を実施するとともに、フバイト村にヘリコプターから「樽爆弾」8発以上を投下した。

さらに地上部隊がハーン・シャイフーン市とフバイト村を結ぶ街道一帯を集中的に砲撃、150発あまりの砲弾を撃ち込むとともに、ハーン・シャイフーン市各所に80発以上、フバイト村に40発以上の砲弾を撃ち込み、多数が死傷した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月10日付)によると、ハーン・シャイフーン市に対するシリア軍の攻撃で民間人3人が死亡、多数が負傷、カフルナブル市でも子供1人と女性1人が死亡、20人以上が負傷した。

またマアッラト・ヌウマーン市でも攻撃で6人が負傷した。

一方、SANA(5月10日付)によると、シリア軍は、イドリブ県ハーン・シャイフーン市方面からカフルサジュナ村、シャイフ・ムスタファー村、ハマー県北部に移動するシャーム解放機構の動きを補則、これに対して攻撃を加し、多数の戦闘員を殺傷した。

シリア軍はまた、ビダーマー町、カフルナブル市、マアッラトミスリーン市にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍がシャンナーン村に2回の爆撃を行った。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(ラタキア県1件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を9件(ラタキア県4件、ハマー県5件)確認した。

AFP, May 10, 2019、ANHA, May 10, 2019、AP, May 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2019、al-Hayat, May 11, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 10, 2019、Reuters, May 10, 2019、SANA, May 10, 2019、UPI, May 10, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

YPGに近いアフリーン軍団はアレッポ県北部でトルコ軍兵士2人を殺害したと発表する一方、トルコも同地への砲撃を続ける(2019年5月10日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、7日から9日にかけてトルコ占領下のアアザーズ市近郊とアフリーン市近郊で3回の作戦を実行し、トルコ軍兵士2人と反体制武装集団の戦闘員多数を殺害したと発表した。

作戦が実施されたのはアアザーズ市近郊のカルジャブリーン村(7人)、シーラーワー町近郊のキーマール村(9日に2回)で、トルコ軍兵士、シャーム戦線、ハムザ師団の戦闘員多数を殺傷したという。

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一方、ANHA(5月10日付)によると、トルコの支援を受ける反体制武装集団が、クルト・ワイラーン村にあるバーブ軍事評議会(人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属)の拠点を砲撃した。

AFP, May 10, 2019、ANHA, May 10, 2019、AP, May 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2019、al-Hayat, May 11, 2019、Reuters, May 10, 2019、SANA, May 10, 2019、UPI, May 10, 2019などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県では米国の占領とYPG主体のシリア民主軍の退去を求める抗議デモが続く(2019年5月10日)

ダイル・ザウル県では、SANA(5月10日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるブサイラ市、アブー・ハルドゥーブ村、ズィーバーン町、ダマーン村、ハワーイジュ村で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の素行や犯罪行為に抗議し、同地からのシリア民主軍と米軍の退去を求めるデモが再び発生し、住民が参加した。

デモは、シリア民主軍が5月9日にシュハイル村で住民に発砲し、6人を殺害したことを受けて同日に再燃し、ブサイラ市、ダマーン村に波及していた。

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シリア人権監視団によると、シュハイル村、タヤーナ村でのデモでは、シリア民主軍や米軍の退去、生活改善を求めるプラカードとともに、「永遠の指導者バッシャール・アサド」、「あなたに魂と血を捧げる、バッシャールよ」、「国民は政府の学校と施設を欲する」といったスローガンが書かれたプラカードが掲げられたという。

AFP, May 10, 2019、ANHA, May 10, 2019、AP, May 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2019、al-Hayat, May 11, 2019、Reuters, May 10, 2019、SANA, May 10, 2019、UPI, May 10, 2019などをもとに作成。

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反体制組織のシリア対応調整者:2018年9月以降シリア北西部で53万7391人の国内避難民が発生(2019年5月10日)

反体制組織のシリア対応調整者は、ロシアとトルコがイドリブ県を中心とする緊張緩和地帯第1ゾーンに非武装地帯を設置することを合意した2018年9月以降の同地での国内避難民の発生状況についての最新データを発表した。

それによると、国内避難民の発生は、2018年10月、12月、2019年2月、4月に急増しており、それぞれ3万7245人、4万1367人、21万4329人、22万8416人が避難を余儀なくされたという。

なお5月に入ってからの国内避難民数は1万6034人で、緊張緩和地帯全域で国内避難民は53万7391人に達しているという。

AFP, May 10, 2019、ANHA, May 10, 2019、AP, May 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2019、al-Hayat, May 11, 2019、Munassiqu al-Istijaba Suriya, May 10, 2019、Reuters, May 10, 2019、SANA, May 10, 2019、UPI, May 10, 2019などをもとに作成。

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ロシア・シリア両軍の激しい爆撃・砲撃が続くなか、シリア軍がシャーム解放機構との戦闘の末にハマー県北部の要衝カルアト・マディーク町を含む複数町村を制圧(2019年5月9日)

シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県、ハマー県北部、アレッポ県西部に対するロシア・シリア両軍の攻撃が続き、ロシア軍戦闘機が46回、シリア軍戦闘機が126回にわたる爆撃を実施、シリア軍ヘリコプターが79回の「樽爆弾」を投下、地上部隊も630回あまりの砲撃を行った。

また、ANHA(5月9日付)は、ハマー県北部、イドリブ県各所に対するロシア・シリア軍の攻撃とシャーム解放機構などからなる反体制派との戦闘を受けて、トルコの占領下のアレッポ県アフリーン郡に避難した住民の数が約5万人に達していると伝えた。

一方、反体制派支配地域で活動するホワイト・ヘルメットは、ツイッターのアカウントで、4月26日から5月9日にかけてラマダーン月に入った6日以降、隊員を含む122人が死亡し、329人が負傷していると発表した。

また、シャーム解放機構に近いイバー・ネット(5月9日付)は、サフル村での戦闘でシリア軍将兵29人を殺害したと伝えた。

同ネットによると、この2日で殺害されたシリア軍兵士は100人以上にのぼるという。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがタマーニア町に「樽爆弾」4回を投下した。

またシリア軍地上部隊がサフル村、ザカート村、ズィヤーラ町に激しい砲撃を加えた。

これに対して、ANHA(5月9日付)によると、反体制武装集団が、シリア政府支配下のカルナーズ町を砲撃し住民多数が負傷した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(5月9日付)によると、トルコの支援を受ける国民解放戦線が、カフルヌブーダ町近郊やカルアト・マディーク町近郊、タッル・フワーシュ村近郊の前線でシリア軍部隊を攻撃し、兵士多数を殺害、戦車1輌を破壊した。

一方、ANHAやナハールネット(5月9日付)などによると、トルキスタン・イスラーム党が8日にシリア軍によって制圧されたカフルヌブーダ町で自爆攻撃を複数回にわたり敢行し、同地を一時奪還した。

これに対して、シリア軍は再び攻撃を強め、同地を再び奪還するとともに、シャーム解放機構との戦闘の末、戦略的要衝であるカルアト・マディーク町、トゥワイナ村、ウスマーン丘、カルカート村、ジャナービラ村、タッル・フワーシュ村、トゥワイナ、シャリーア村、シャイフ・イドリース村、バーブ・ターカ村を制圧した。

他方、SANA(5月9日付)によると、シリア軍がカルアト・マディーク町にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃し、複数の戦闘員を殺傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がラタキア県との県境に位置するナビー・アイユーブ丘、第46中隊基地、イフスィム町、マアッラト・スィーン村、マアッラト・ハルマ村、ヒーシュ村を46回にわたり爆撃した。

またシリア軍戦闘機が、カフルヌブーダ町に39回、フバイト村に33回、ハーン・シャイフーン市に16回、ヒーシュ村に6回、ナキール村に2回、トゥラムラー村に2回、アービディーン村に2回、カンスフラ村に1回、ウンム・スィール村に2回、イフスィム町に2回の爆撃を行った。

シリア軍ヘリコプターも、カフルヌブーダ町に「樽爆弾」22回、フバイト村に22回、ハーン・シャイフーン市に12回、ヒーシュ村に4回、ナキール村に2回、カフルサジュナ村に2回、シャイフ・ムスタファー村に2回を投下した。

さらにシリア軍地上部隊がハーン・シャイフーン市、フバイト村、カフルヌブーダ町、サルジュ村に激しい砲撃を加えた。

一方、SANA(5月9日付)によると、シリア軍が、アブー・ズフール町一帯にあるシャーム解放機構、新興のアル=カーイダ系組織のフッラース・ディーン機構、そしてアンサール・ムジャーヒディーンを名のる組織の拠点を砲撃した。

シリア軍はまた、フバイト村にあるシャーム解放機構の拠点を重点的に砲撃した。

このほか、ANHA(5月9日付)によると、イドリブ市の革命地区にある殉教者アルマーザー・ハリール公園近くで爆弾が爆発し、住民1人が負傷した。

また、ハーン・シャイフーン市では、反体制武装集団の退去を求めるデモが発生した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がシャンナーン村に4回の爆撃を行った。

またシリア軍地上部隊がカフルハムラ村、アレッポ市ムハンディスィーン地区、ズィルバ村に激しい砲撃を加えた。

一方、ANHA(5月9日付)によると、反体制武装集団が、シリア政府の支配下にあるヌッブル市、ザフラー町、カフルハムラ村、アナダーン市、フライターン市、マンスーラ村、ハーン・アサル村、第46中隊基地、アレッポ市ライラムーン地区、ザフラー地区、記者協会地区を地対地ミサイルなどで激しく攻撃し、住民13人が死亡した。

こうしたなか、ANHAによると、トルコ軍がアレッポ市ラーシディーン地区に設置していた監視所から部隊を撤退させた。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がカッバーナ村一帯に13回の爆撃を行った。

またシリア軍ヘリコプターがカッバーナ村一帯に「樽爆弾」9回を投下した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(アレッポ県1件、ラタキア県4件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を15件(アレッポ県8件、イドリブ県4件、ラタキア県2件、ハマー県1件)確認した。

AFP, May 9, 2019、ANHA, May 9, 2019、AP, May 9, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 9, 2019、al-Hayat, May 10, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 9, 2019、Reuters, May 9, 2019、SANA, May 9, 2019、UPI, May 9, 2019、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, May 9, 2019などをもとに作成。

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シャーム解放機構と共闘する「穏健は反体制派」のイッザ軍はハマー県カフルヌブーダ町とカルアト・マディーク町の喪失の理由は4つあったと指摘(2019年5月9日)

シャーム解放機構と共闘関係にある「穏健は反体制派」のイッザ軍のジャミール・サーリフ少佐は、ツイッターのアカウントで、ハマー県カフルヌブーダ町とカルアト・マディーク町の喪失に関して、①反体制派がアスタナやソチでの会議を信用してしまったこと、②政治姿勢が定まっていない者たちが屈してしまったこと、③ロシアとの取引を行わなかったこと、④政治的決断が遅れたことが敗因だと綴った。

https://twitter.com/jamelalsaleh0/status/1126554561571885056?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1126554561571885056&ref_url=https%3A%2F%2Feldorar.com%2Fnode%2F135077

AFP, May 9, 2019、ANHA, May 9, 2019、AP, May 9, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 9, 2019、al-Hayat, May 10, 2019、Reuters, May 9, 2019、SANA, May 9, 2019、UPI, May 9, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下のアレッポ県北部を砲撃(2019年5月9日)

アレッポ県では、ANHA(5月9日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるスーガーニカ村、アキーバ村を砲撃した。

これに関して、トルコ国防省は声明を出し、アレッポ県北部のタッル・リフアト市一帯に展開する人民防衛隊(YPG)に対して、トルコ軍が反撃を加えたと発表した。

AFP, May 9, 2019、ANHA, May 9, 2019、AP, May 9, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 9, 2019、al-Hayat, May 10, 2019、Reuters, May 9, 2019、SANA, May 9, 2019、UPI, May 9, 2019などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でYPG主体のシリア民主軍が住民を射殺したのを受け、各地で抗議デモが再燃(2019年5月9日)

ダイル・ザウル県では、SANA(5月9日付)、ユーフラテス・ポスト(5月9日付)が複数の住民筋の話として伝えたところによると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がシュハイル村で住民に対して発砲し、6人を殺害、4人を負傷させた。

同情報筋によると、シリア民主軍は、シュハイル村のカトフ地区を2時間以上にわたり包囲、米主導の有志連合ヘリコプター1機を同地を低空で旋回するなか、地区内に突入、住民に対して無差別に発砲、多数の住民を拘束したという。

シュハイル村では、シリア民主軍による住民殺害に対する抗議デモが発生したが、シリア民主軍はこれに対しても発砲し、1人が死亡した。

デモ再発に関して、シリア民主軍交換は匿名を条件にAP(5月9日付)の取材に応じ、「ダイル・ザウル県での抗議行動はシリア政府、その同盟者であるイラン、そしてトルコを利するもので、ダーイシュ(イスラーム国)への勝利を無に帰する」と懸念を表明した。

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また、SANA(5月9日付)が複数の住民筋の話として伝えたところによると、北・東シリア自治局の支配下にあるブサイラ市、ダマーン村で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の素行や犯罪行為に抗議し、同地からのシリア民主軍と米軍の退去を求めるデモが再び発生し、住民が参加した。

同情報筋によると、デモはシリア民主軍がシュハイル村で住民に発砲し、6人を殺害したことを受けて再燃したという。

AFP, May 9, 2019、ANHA, May 9, 2019、AP, May 9, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 9, 2019、Euphrates Post, May 9, 2019、al-Hayat, May 10, 2019、Reuters, May 9, 2019、SANA, May 9, 2019、UPI, May 9, 2019などをもとに作成。

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