トルコ軍がアレッポ県タッル・リフアト市近郊を砲撃(2024年2月10日)

アレッポ県では、ANHA(2月10日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のバイルーニーヤ村、ヒルバト・シャッアーラ村、スムーカ村を砲撃した。

**

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の傘下で活動するアフリーン解放軍団の広報センターは声明を出し、トルコ占領下のアレッポ県マーリア市方面の前線で2月6日に狙撃作戦を実施し、トルコ占領軍の傭兵(シリア国民軍諸派の戦闘員)を殺害したと発表した。

ANHA(2月10日付)が伝えた。

AFP, February 10, 2024、ANHA, February 10, 2024、‘Inab Baladi, February 10, 2024、Reuters, February 10, 2024、SANA, February 10, 2024、SOHR, February 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍がダマスカス郊外県ディーマース町一帯の複数ヵ所を爆撃、3人が死亡(2024年2月10日)

国防省はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、10日午前1時5分頃、イスラエル軍が占領下ゴラン高原方面からダマスカス郊外県の複数ヵ所を爆撃、シリア軍防空部隊が敵ミサイルの一部を撃破、これによる損害は物的なものにとどまったと発表した。

SANA(2月10日付)が伝えた。

**

シリア人権監視団によると、イスラエル軍が爆撃したのは、ダマスカス郊外県のディーマース町近郊のクラー・アサド村。

クラー・アサド村では、住宅1棟が狙われ、身元不明者3人が死亡した。

死亡したのは外国人との情報もある。

また、ダマスカス県ドゥンマル区のマシュルーウ・ドゥンマル地区の住宅に、シリア軍防空部隊が発射した地対空ミサイルの破片が落下し、物的な損害が生じた。

クラー・アサド村は、政府や軍の関係者が多く住んでいる。

**

これに関して、ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、イスラエル空軍のF-35戦術戦闘機2機が、ゴラン高原南部からシリア領空に入らずに、ディーマース航空基地一帯の軍事インフラに4発の誘導爆弾による空爆を実施、この結果、物的損害が生じた」と発表した。

AFP, February 10, 2024、ANHA, February 10, 2024、‘Inab Baladi, February 10, 2024、Reuters, February 10, 2024、RIA Novosti, February 10, 2024、SANA, February 10, 2024、SOHR, February 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「イランの民兵」はダイル・ザイル県CONOCOガス田の米軍基地を砲撃、米軍もドローンでブーカマール市一帯を爆撃(2024年2月9日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局(ダイル・ザウル地区)の支配下にあるCONOCOガス田に違法に設置されている米軍基地に「イランの民兵」がロケット弾3発を発射した。

これに対して、米軍所属と見られる無人航空機(ドローン)1機がシリア政府の支配下にあるブーカマール市近郊のスッカリーヤ村一帯のイラン・イスラーム革命防衛隊の陣地を爆撃した。

AFP, February 9, 2024、ANHA, February 9, 2024、‘Inab Baladi, February 9, 2024、Reuters, February 9, 2024、SANA, February 9, 2024、SOHR, February 9, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米中央軍(CENTCOM)はイエメン領内のフーシー派支配地域で出撃・発射の準備がなされていた無人海上艦艇と対艦巡航ミサイルを自衛攻撃(2024年2月9日)

米中央軍(CENTCOM)は午前2時10分にX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/)を通じて声明を出し、 CENTCOMが現地時間8日の午前5時から午後9時にかけて、イエメン領内のフーシー派支配地域で出撃・発射の準備がなされていた無人海上艦艇(USV)4隻と移動式対艦巡航ミサイル7基に対して自衛攻撃を行ったと発表した。


AFP, February 9, 2024、ANHA, February 9, 2024、‘Inab Baladi, February 9, 2024、Reuters, February 9, 2024、SANA, February 9, 2024、SOHR, February 9, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イラク・イスラーム抵抗は米軍のイラクへの爆撃を非難、米軍撤退に向けたジハードを呼びかける(2024年2月9日)

イラク・イスラーム抵抗は午後11時28分、テレグラムのアカウントを通じて声明を出し、米軍によるイラクへの度重なる爆撃を非難、米国が「武器という言葉以外を理解しない」と断じたうえで、「ジハードを行う我らが兄弟」に対して、抵抗運動の隊列に加わり、米占領軍の放逐に参加するようと呼びかけた。

**

イラク・イスラーム抵抗は午後11時52分、テレグラムのアカウントを通じて声明を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、イスラエルの死海岸の重要標的を攻撃したと発表した。

AFP, February 9, 2024、ANHA, February 9, 2024、‘Inab Baladi, February 9, 2024、Reuters, February 9, 2024、SANA, February 9, 2024、SOHR, February 9, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル占領下のゴラン高原をカチューシャ砲数十発で攻撃(2024年2月9日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、2月9日の戦果について以下の通り発表した。


東部地区

午後2時20分、バグデーディー陣地に配備されているメルガヴァ戦車を攻撃し、これを破壊。

午後3時10分、占領下シャブアー農場のラムター陣地のスパイ設備を攻撃し、直接の損害を与える。

午後3時30分、シャブアー農場のザブディーン陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後4時35分、バイヤード・バリーダー陣地陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後5時50分、占領下ゴラン高原のカイラア村にカチューシャ砲数十発を発射。


西部地区

午前11時15分、ドブ山のスパイ設備を攻撃し、直接の損害を与える。

午後3時30分、マルキヤ入植地一帯のスパイ設備を攻撃し、直接の損害を与える。

午後4時00分、マルキヤ入植地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

 

**

 

レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員2人が戦死したと発表した。


**

マナール・チャンネル(2月6日付)は、2月8日午前10時から2月9日午前10時までのイスラエル軍の攻撃を記録したインフォグラフィアを公開した。

同インフォグラフィアによると、イスラエル軍は、レバノンの北部に対して7回の爆撃と2回の砲撃などを行った。

**

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前10時56分、イスラエル軍が先ほど、ハイファー市沖の海域上空で飛翔体を多連装ミサイルで撃破。マナラ入植地、ドブ山、マルキヤ入植地に数時間にわたってレバノンからの多数の砲撃を確認、負傷者はなかったが、イスラエル軍が砲弾発射地を攻撃。さらに、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が、マールーン・ラース村にあるヒズブッラーの陣地1ヵ所と、ユフムラ村、ナークーラ村にある軍事複合施設3ヵ所を爆撃、砲兵部隊もレバノン南部の複数ヵ所を砲撃。昨夜(8日)、ジェット戦闘機複数機がマイス・ジャバル村のテロ・インフラを攻撃。

午後8時25分、レバノンから(イスラエルが占領する)ゴラン高原に向けて十数発のロケット弾が発射されたのを確認し、多連装ミサイルで多数のロケット弾を撃破、撃破されなかったロケット弾は空地に着弾した。レバノン南部(Khilat al-Daba)からの砲撃を確認し、航空機が砲台を国劇。イスラエル軍はまた、ヒヤーム村にあるヒズブッラーの軍事複合施設1ヵ所を爆撃、砲兵部隊もレバノン領内の複数ヵ所を砲撃。

AFP, February 9, 2024、ANHA, February 9, 2024、‘Inab Baladi, February 9, 2024、Qanat al-Manar, February 9, 2024、Reuters, February 9, 2024、SANA, February 9, 2024、SOHR, February 9, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍戦闘機複数機がラッカ県とダイル・ザウル県西部の砂漠地帯などでダーイシュのスリーパーセルの拠点を爆撃(2024年2月9日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がラッカ県ラサーファ市一帯の砂漠地帯、ダイル・ザウル県西部の砂漠地帯などでダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルの拠点などに対して爆撃を実施した。

AFP, February 9, 2024、ANHA, February 9, 2024、‘Inab Baladi, February 9, 2024、Reuters, February 9, 2024、SANA, February 9, 2024、SOHR, February 9, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍はシリア国民軍とともにアレッポ県タッル・リフアト市近郊、マンビジュ市近郊を砲撃(2024年2月9日)

アレッポ県では、ANHA(2月9日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のスーガーニカ村の森林地帯を砲撃した。

トルコ軍はまた、シリア国民軍とともに、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北西のダンダニーヤ村など複数の村を砲撃、シリア軍の陣地1ヵ所も標的となった。

AFP, February 9, 2024、ANHA, February 9, 2024、‘Inab Baladi, February 9, 2024、Reuters, February 9, 2024、SANA, February 9, 2024、SOHR, February 9, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍防空部隊がイスラエル占領下のゴラン高原方面からシリア領空を侵犯したドローン2機を首都ダマスカス西方で撃墜(2024年2月9日)

国防省はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、シリア軍防空部隊が午後2時10分頃、イスラエル占領下のゴラン高原方面からシリア領空(政府支配地領空)を侵犯した無人航空機(ドローン)2機を迎撃、首都ダマスカス西方で撃墜したと発表した。

SANA(2月9日付)が伝えた。

**

これに関して、シリア人権監視団は複数筋から得た情報として、首都ダマスカスで、イスラエル軍がダマスカス県西部にあるマッザ航空基地一帯に対してイスラエル軍が行ったと見られる爆撃やシリア軍防空部隊の迎撃による爆発音が複数回確認され、ダマスカス郊外県のサイイダ・ザイナブ町では、シリア軍防空部隊のミサイルの破片が民家を直撃したと発砲した。

複数筋によると、この爆発の数時間前に、マッザ航空基地には、貨物機が着陸していた。

なお、イスラエルの複数筋はこの攻撃への関与を否定しているという。

AFP, February 9, 2024、ANHA, February 9, 2024、‘Inab Baladi, February 9, 2024、Reuters, February 9, 2024、SANA, February 9, 2024、SOHR, February 9, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「イランの民兵」はダイル・ザウル県ウマル油田の米軍基地を2回にわたって攻撃(2024年2月8日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局(ダイル・ザウル地区)の支配下にあるウマル油田に米軍が違法に設置している「グリーン・ヴィレッジ」基地で1回の爆発が確認された。

爆発は「イランの民兵」の攻撃によるもの。

これに関して、RIAノーヴォスチ(2月8日付)通信もまた当局者の話として、ウマル油田の米軍基地がロケット弾4発による攻撃を受けたと伝えた。

また、シリア人権監視団によると、この約2時間後にも、「イランの民兵」が無人航空機(ドローン)1機で「グリーン・ヴィレッジ」を再び攻撃した。

AFP, February 8, 2024、ANHA, February 8, 2024、‘Inab Baladi, February 8, 2024、Reuters, February 8, 2024、RIA Novosti, February 8, 2024、SANA, February 8, 2024、SOHR, February 8, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米中央軍(CENTCOM)はイエメン領内のフーシー派支配地で発射準備中の巡航ミサイルを攻撃したと発表(2024年2月8日)

米中央軍(CENTCOM)は午後2時14分にX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/)を通じて声明を出し、CENTCOMが現地時間7日午後9時頃、イエメン領内のフーシー派支配地で、紅海を航行中の船舶を狙って発射準備をしていた対艦巡航ミサイル2発に対して自衛攻撃を行うとともに、同日午後11時30分頃、フーシー派支配地で発射準備を整えていた移動式の巡行ミサイルを攻撃したと発表した。

AFP, February 8, 2024、ANHA, February 8, 2024、‘Inab Baladi, February 8, 2024、Reuters, February 8, 2024、SANA, February 8, 2024、SOHR, February 8, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部を9回攻撃する一方、イスラエル軍はナバティーヤ市を爆撃、ヒズブッラーの司令官が重傷(2024年2月8日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、2月8日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午前8時35分、キリヤット・シュモナ市の第91ガリラヤ指弾所属の第769東部旅団の司令部を攻撃。

午後12時20分、マアレ・ゴラニ村をファラク1ロケット弾2発で攻撃し、直接の損害を与える。

午後1時40分、占領下シャブアー農場のレーダー・サイトを砲撃し、直接の損害を与える。

午後2時10分、レバノン南部の村落や民家へのイスラエル軍の攻撃への報復として、メトゥラ町に配置されているイスラエル軍部隊を攻撃し、直接の損害を与える。

午後4時18分、ザウラ入植地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

西部地区

午前8時35分、ビラニット軍事キャンプをロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後4時35分、リーシャー池陣地をブルカーン重ロケット砲2発で攻撃し、直接の損害を与える。

午後7時30分、ナバティーヤ市に対する攻撃への報復として、メロン航空基地をファラク1ロケット弾1発で攻撃。

午後11時00分、ナバティーヤ市に対する攻撃への報復として、エイン・ザイティム村のイスラエル軍第3歩兵旅団司令部をカチューシャ・ロケット弾数十発で攻撃。

**

マナール・チャンネル(2月6日付)は、2月7日午前10時から2月8日午前10時までのイスラエル軍の攻撃を記録したインフォグラフィアを公開した。

同インフォグラフィアによると、イスラエル軍は、レバノンの北部に対して4回の爆撃と6回の砲撃などを行った。

**

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午後4時24分、メトゥラ町、ヘルモン山(シャイフ山)地域への多数の砲撃が確認されたのを受け、イスラエル軍砲兵部隊が砲弾発射ちを攻撃。また、キリヤット・シュモナ市地域への砲撃を1回確認、イスラエル軍が砲弾発射地を攻撃。さらに、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機がカフルカラー村、ティールハルファー村地域にあるヒズブッラーの軍事複合施設複数ヵ所を攻撃。

午後8時12分、レバノン領からの複数の迫撃を終日確認、イスラエル軍が砲弾発射地を攻撃。また、レバノン領内から侵入した飛翔体を多連装ミサイルで撃破。

**

AFP(4月28日付)によると、イスラエル軍のナバティーヤ市でヒズブッラーの司令官が乗った車1台を狙って爆撃を行い、この司令官は重傷を負った。

AFP, February 8, 2024、ANHA, February 8, 2024、‘Inab Baladi, February 8, 2024、Qanat al-Manar, February 8, 2024、Reuters, February 8, 2024、SANA, February 8, 2024、SOHR, February 8, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米軍はイラクからシリア領内に軍装備品や兵站物資を新たに搬入(2024年2月7日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌など80輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)からシリア領内に新たに進入し、同県とダイル・ザウル県の米軍基地に向かった。

また、米軍が違法に基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

AFP, February 7, 2024、ANHA, February 7, 2024、‘Inab Baladi, February 7, 2024、Reuters, February 7, 2024、SANA, February 7, 2024、SOHR, February 7, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

 

米中央軍(CENTCOM)はフーシー派がイエメン領内の支配地から南紅海とアデン湾に向けて6発の対艦弾道ミサイルを発射したと発表(2024年2月7日)

米中央軍(CENTCOM)は午前2時58分にX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/)を通じて声明を出し、現地時間の6日午前1時45分頃から午後4時30分頃にかけて、フーシー派がイエメン領内の支配地から南紅海とアデン湾に向けて6発の対艦弾道ミサイルを発射したと発表した。

声明によると、対艦弾道ミサイル6発のうち3発は、ギリシャが所有する同国船籍の貨物船MVスター・ナスィアを狙ったもので、午後3時30分頃、同船近くで爆発があり、軽微な損害が出た。

また米海軍USSラブーン(DDG58)が午後4時30分、3発目の対艦弾道ミサイルを迎撃、撃破した。

残りの3発は、英国が所有するバルバドス船籍のMVモーニング・タイドを狙った可能性が高いが、同船に損害はなかった。


AFP, February 7, 2024、ANHA, February 7, 2024、‘Inab Baladi, February 7, 2024、Reuters, February 7, 2024、SANA, February 7, 2024、SOHR, February 7, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部を5回攻撃(2024年2月7日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、2月7日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後1時45分、占領下シャブアー農場のザブディーン陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後8時23分、マルジュ陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後9時00分、占領下シャブアー農場のルワイサート・イルム陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

西部地区

午後2時15分、ラーミーム陣地を攻撃し、直接の損害を与える。

午後5時50分、ヒルバト・マーイル基地をファラク1ロケット弾1発で攻撃し、直接の損害を与える。

**

ナハールネット(2月7日付)によると、ヒヤーム村の民家へのイスラエル軍の攻撃で民間人1人が死亡、2人が負傷した。

**

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午後4時6分、レバノンからイスラエル領内に1回の砲撃があり、空地に着弾したことを先ほど確認、またシュトラ入植地にも1回の砲撃があったことを確認、イスラエル軍が砲弾発射地を攻撃。さらに先ほど、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機がマルワヒーン村にあるヒズブッラーの陣地を攻撃。ジェット戦闘機は夜間にバニー・ハイヤーン村一帯にあるヒズブッラーのインフラを攻撃。

午後10時15分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほど、ヒヤーム村地域にあるヒズブッラーのテロ・インフラ、監視所、陣地などを攻撃。イスラエル軍は終日、ヒヤーム村地域にある監視所1ヵ所を攻撃。さらに先ほど、ドブ山地域にイスラエル要内からの2回の砲撃を確認、ゴレン入植地、マルガリオット入植地一帯地域にも多数の砲撃を確認、イスラエル軍が砲弾発射地を攻撃。

AFP, February 7, 2024、ANHA, February 7, 2024、‘Inab Baladi, February 7, 2024、Naharnet, February 7, 2024、Qanat al-Manar, February 7, 2024、Reuters, February 7, 2024、SANA, February 7, 2024、SOHR, February 7, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県タッル・リフアト市近郊のシリア軍陣地などを砲撃(2024年2月7日)

アレッポ県では、ANHA(2月7日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャッアーラ村、バイナ村を砲撃した。

トルコ軍の砲撃はタナブ村にあるシリア軍陣地1ヵ所にも及んだ。

AFP, February 7, 2024、ANHA, February 7, 2024、‘Inab Baladi, February 7, 2024、Reuters, February 7, 2024、SANA, February 7, 2024、SOHR, February 7, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米軍がイラクの首都バグダードをドローンで爆撃し、米軍基地への攻撃に関与していたとされるヒズブッラー大隊の司令官を殺害(2024年2月7日)

イラクの首都バグダード東部のマシュタル地区で、3人が乗った車が無人航空機(ドローン)によると見られる攻撃を受け、車は大破、炎上した。

イラクの複数の治安当局筋によると、バグダード東部の県庁(バラディーヤ)地区でもイラク人民動員隊の倉庫が爆撃を受けた。

ロジュ・ニュース(2月7日付)などが伝えた。

**

これに関して、米中央軍(CENTCOM)は午前0時15分にX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/)を通じて声明を出し、現地時間の午後9時30分、CENTCOMが米軍兵士に対する攻撃への報復として、片道攻撃を行い、ヒズブッラー大隊の司令官を殺害したと発表した。

この司令官は、地域(中東)における米軍への攻撃を直接計画し、参加していた人物。

攻撃による民間人への被害はなかったという。

**

イラクの人民動員隊に所属し、イラク・イスラーム抵抗を主導するヒズブッラー大隊は7日11時21分にテレグラム(https://t.me/KHezbollah/)を通じて、ウィサーム・ムハンマド・サービル司令官(アブー・バクル・サーイディー)の遺影を掲載した。

また、8日午前1時には同司令官の訃報を発表した。

**

AP(2月7日付)がイランの支援を受けるイラク人民兵の2人の匿名筋の話として伝えたところによると、攻撃を行ったのは米軍の無人航空機(ドローン)で、イラク人民動員隊に所属し、イラク・イスラーム抵抗を主導するヒズブッラー大隊の幹部司令官のウィサーム・ムハンマド・サアディー氏(アブー・バクル)らが死亡した。

サアディー氏は、シリアにおけるカターイブ大隊の作戦を指揮していたとされる人物。

AFP, February 7, 2024、AP, February 7, 2024、ANHA, February 7, 2024、‘Inab Baladi, February 7, 2024、Reuters, February 7, 2024、Roj News, February 7, 2024、SANA, February 7, 2024、SOHR, February 7, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヨルダン軍はシリアから潜入しようとした麻薬密輸グループと交戦、3人を殺害(2024年2月7日)

ヨルダン軍総司令部の軍当局筋は、東部軍管区部隊が7日夜明け前、軍治安機関および麻薬撲滅局と連携し、シリア領内から麻薬を密輸するために潜入を試みた密輸グループと交戦、潜入を阻止し、3人のメンバーを殺害、複数人を負傷させ、大量の麻薬を押収した、と発表した。

ペトラ通信(2月7日付)が伝えた。

**

シリア人権監視団によると、密輸グループはレバノンのヒズブッラーとつながりがあるという。

AFP, February 7, 2024、ANHA, February 7, 2024、‘Inab Baladi, February 7, 2024、Jordan News Agency Petra, February 7, 2024、、Reuters, February 7, 2024、SANA, February 7, 2024、SOHR, February 7, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍がヒムス市などをミサイルで爆撃、民間人ら10人死亡(2024年2月7日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、7日午前0時30分頃、イスラエル軍がレバノンのトリポリ県北上空からヒムス県のヒムス市およびその近郊を狙ってミサイルを発射、シリア軍防空部隊がこれを迎撃し、一部を撃破したが、民間人多数が死傷、若干の物的損害が生じたと発表した。

**

シリア人権監視団、シャームFM(2月7日付)などによると、爆撃は、ヒムス市の国立競技場・ハムラー通り近く、技術サービス局近く、同市近郊のアウラース農場、ヒムス石油製油所近くの農場、クサイル市郊外などを狙ったもので、女性1人とその娘1人、大学生4人と医者の自宅に招かれていた男性1人の合わせて7人、レバノンのヒズブッラーの関係者2人、「イランの民兵」メンバーの外国人1人の合計10人が死亡、複数人が負傷した。

**

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、戦闘員2人が戦死したと発表した。

この2人がヒムス県に対するイスラエル軍の爆撃で死亡したかどうかは不明。

AFP, February 7, 2024、ANHA, February 7, 2024、‘Inab Baladi, February 7, 2024、Reuters, February 7, 2024、SANA, February 7, 2024、Sham FM, February 7, 2024、SOHR, February 7, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダーイシュがラッカ県内で北・東シリア

【トルコ・シリア大地震】シャビア・マントゥーUNHCR報道官:シリアの人道状況は地震発生以前よりも悪化している(2024年2月7日)

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のシャビア・マントゥー報道官は、昨年2月6日のトルコ・シリア大地震発生から1年が経ったのに合わせて、スイスのジュネーブにある国連本部で記者会見を開き、シリアでは人口の約90%、貧困線以下の暮らしを続け、1290万人が食料不安、720万任が避難生活を強いられていると述べた。

マントゥー報道官によると、複合的な危機によって、シリアにおける要支援者は、前年の1530万人よりも1670万人となっており、人道危機は増していると警鐘を鳴らした。

一方、トルコについては、同国内では避難所に収容されないままでいるシリア人がいまだに数千人にいると述べた。

AFP, February 7, 2024、ANHA, February 7, 2024、‘Inab Baladi, February 7, 2024、Reuters, February 7, 2024、SANA, February 7, 2024、SOHR, February 7, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

【トルコ・シリア大地震】OCHAは地震発生1年に合わせてシリア北東部の惨状を訴える報告書を発表(2024年2月6日)

国連人道問題調整事務所(OCHA)は、昨年2月6日のトルコ・シリア大地震発生から1年が経ったのに併せて北西シリアNGOフォーラム、シリア・ネットワーク連盟、シリアNGO連合による報告書(https://reliefweb.int/report/syrian-arab-republic/earthquakeone-year-and-conditions-are-worse-ever)を発表した。

2ページからなる報告書は、シリア北西部の被害状況について、4500人が死亡、1万400人が負傷(負傷者の半数あまりが女性)、450万人とされる住民のうち330~370万人が食料不安に直面しているなか、世界食糧計画(WFP)による食糧支援の激減により、飢餓のリスクが高まっていると指摘している。

また、約1000の学校が被害を受けるなどしたために、震災前より20万人多い100万人以上の児童が就学できていないほか、地震で失った被災者のうち3095人が国内避難民(IDPs)用のキャンプで、4万5000人が受け入れセンター(RC)での生活を余儀なくされている。

**

なお、OCHAが2023年7月22日に発表したレポート(https://reports.unocha.org/en/country/syria/card/5SkOCnVLmV/)によると、トルコ・シリア大地震によるシリア北西部での死者は4500人、負傷者は1万400人、1万600棟(小中学校の校舎1,000棟を含む)の建物が損害を受け、601ある診療施設のうち70ヵ所が利用不能となった。

また被災者は85万5000人に上り、うち26万5000人が建物の崩壊などによって住居を失ったが、そのうち受け入れセンター(RC)に収容されたのは6万6000人にとどまっているという。

一方、児童190万人のうち、地震発生前に過去1年にわたって就学できなかった児童の数は80万人いたものが、100万人に増加した。

さらに、210万人がWASH(Water, Sanitation and Hygiene、水・トイレ・衛生)支援を必要としているという。

また、2023年12月21日付で発表した、シリア北西部の状況にかかる報告書(file:///C:/Users/aljab/Downloads/Situation%20Report%20-%20North-west%20Syria%20-%2021%20Dec%202023.pdf)によると、450万人に達しているとされる住民のうち、410万人が支援を必要としており、370万人が食料不安に直面、国内避難民(IDPs)290万人のうち200万人が、1500カ所に及ぶキャンプでの生活を、さらに80万人が仮設テントでの生活を余儀なくされている。

**

シリア政府(高等救済委員会)の発表は、SANA(2023年3月2日付、https://www.sana.sy/?p=1851796)によると、ラタキア県、アレッポ県、イドリブ県、ハマー県内の政府支配地における死者は1,414人、9万1794世帯41万4304人が被災、全壊した建物と修復不能な建物は4444棟、補強が必要な建物は2万9751棟、修復が必要な建物は3万113棟、解体が必要な建物は292棟。

また、1553人が瓦礫の下から救出され、6人が行方不明のままだという。

AFP, February 6, 2024、ANHA, February 6, 2024、‘Inab Baladi, February 6, 2024、Reuters, February 6, 2024、SANA, March 2, 2023、February 6, 2024、SOHR, February 6, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

【トルコ・シリア大地震】ロシア非常事態省は、シリアで消防士や救急隊員を訓練するためのセンターを設立すると発表(2024年2月6日)

ロシアの非常事態省は、シリアで消防士や救急隊員を訓練するためのセンターを設立すると発表した。

同省の声明によると、設立は昨年12月に決定されていたもので、センターの所在地は現在検討中でだという。

RIAノーヴォスチ通信(12月6日付)が伝えた。

RIA Novosti, February 6, 2024をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「イランの民兵」所属の自爆型ドローンがシャーム解放機構支配下のイドリブ県の2ヵ所を攻撃(2024年2月6日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるジスル・シュグール市近郊のフライカ村で、「イランの民兵」所属の自爆型無人航空機(ドローン)1機が給水車を攻撃、ドライバーが負傷した。

また、別の自爆型ドローンがアーフィス村で車1台を攻撃した。

シリア軍も、シャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、フライフィル村、バーラ村を砲撃した。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を砲撃し、同機構のメンバー1人が死亡した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・アンマ村、カフル・タアール村を砲撃した。

AFP, February 6, 2024、ANHA, February 6, 2024、‘Inab Baladi, February 6, 2024、Reuters, February 6, 2024、SANA, February 6, 2024、SOHR, February 6, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

女性、老人らを含む70人以上が悪天候に乗じてトルコ領内に密入国(2024年2月6日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、女性、老人らを含む70人以上が悪天候に乗じて、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるダルバースィーヤ市北の国境を越えて、トルコ領内に密入国した。

AFP, February 6, 2024、ANHA, February 6, 2024、‘Inab Baladi, February 6, 2024、Reuters, February 6, 2024、SANA, February 6, 2024、SOHR, February 6, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がアレッポ県北部2ヵ所をドローンで攻撃(2024年2月6日)

アレッポ県では、ANHA(2月6日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のハルバル村を無人航空機(ドローン)1機で攻撃した。

トルコ軍はまた、アイン・アラブ(コバネ)市南のスィッリーン町近郊にある畜舎をドローンで爆撃した。

一方、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域の中心都市アフリーン市のナウルーズ交差点近くでオートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発し、子供1人を含む4人が負傷した。

AFP, February 6, 2024、ANHA, February 6, 2024、‘Inab Baladi, February 6, 2024、Reuters, February 6, 2024、SANA, February 6, 2024、SOHR, February 6, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

国連安保理で2月3日の米軍によるシリアとイラクへの爆撃への対応を協議するための緊急会合が開催:ロシア、イラン、中国は攻撃を非難、米国は自衛権の行使と主張(2024年2月5日)

国連安保理では、2月3日の米軍によるシリアとイラクへの爆撃への対応を協議するための緊急会合が開催された。

会合はロシアの要請に基づいて招集されたもの。

**

会合において、ロシアのワシーリー・ネヴェンジャ国連大使は、国際社会に対して、米英(案頃サクソン)の無謀な振る舞いが国際の平和と安全を脅かし、国際法の支配や国連の中心的役割を損ねるものだと指弾、シリアとイラクの主権侵害を無条件で非難することを呼びかけた。

ネヴェンジャ国連大使は「米国の空爆が紛争をさらに激化させることを目的としていることは明らかだ」としたうえで、「米国は、シリア東部、主にダイル・ザウル県県にあるシリア軍を標的としたが、そこではシリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と戦い続けている…。米国は、自らの声明に反して、実際には(ダーイシュを)後援している」、「米政府はイラクとシリアを攻撃することで、大統領選挙を前に国際社会において政権が失敗しているというイメージを払拭しようとしている」などと非難した。

**

イランのエミール・サイード・イーロワーニー大使も、米国が地域の安定を揺るがし、シリアの領土の占領を続け、その資源を簒奪し、分離主義者やテロリストを支援しているとしたうえで、米軍によりシリアとイラクの攻撃を違法で正当化しえないと断じ、国際法、国連憲章の原則や国際慣習に違反し、両国の主権と領土保全を侵害していると非難した。

**

張軍国連常任代表は、米軍によるシリアとイラクへの攻撃について「中東地域における暴力の報復を煽っている」としたうえで、「中国はこの状況に深刻な懸念を表明しており、国連憲章に違反するあらゆる行動に反対する」と表明した。

その一方で、関係者に対し、冷静さを保ち、自制し、国連憲章と他国の主権を尊重し、違法な軍事作戦を停止するよう求めた。

**

これに対して、米国のロバート・ウッド国連代理大使は、「米国は安保理に宛てたこれまでの書簡で、米国の国民、軍、施設に対して将来行われるであろう攻撃、あるいはその脅威に対応して、さらなる行動を取ると繰り返し述べてきた」と反論、攻撃が「必要かつ適切であり、国際法と一致しており、米国の譲り得ない自衛権の枠内で実施された」と主張した。

**

SANA(2月5、6日付)、RIAノーヴォスチ通信(12月6日付)などが伝えた。

AFP, February 6, 2024、ANHA, February 6, 2024、‘Inab Baladi, February 6, 2024、Reuters, February 6, 2024、RIA Novosti, February 6, 2024、SANA, February 6, 2024、SOHR, February 6, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イラク・イスラーム抵抗がダイル・ザウル県のウマル油田にある米軍基地をドローンで攻撃、シリア民主軍の特殊部隊隊員6人が死亡(2024年2月5日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは声明を出し、北・東シリア地域民主自治局(ダイル・ザウル地区)の支配下にあり、米軍(有志連合)が違法に駐留するダイル・ザウル県のウマル油田に設置されているシリア民主軍の士官学校に、シリア政府支配下のユーフラテス川東岸から自爆型の無人航空機(ドローン)1機による攻撃があり、シリア民主軍の兵士6人が死亡したと発表した。

ANHA(2月5日付)が伝えた。

。と発表した。

**

これに関して、シリア人権監視団は、「イランの民兵」(イランが支援する民兵)が4日深夜から5日未明にかけてウマル油田の米軍基地をドローンで攻撃したとしたうえで、米軍とともに基地内に駐留していたシリア民主軍の特殊部隊の兵士7人が死亡、18人が重軽症を負ったと発表した。

**

また、イラク・イスラーム抵抗は4日声明を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、ハサカ県のウマル油田を無人航空機(ドローン)で攻撃したと発表した。

AFP, February 5, 2024、ANHA, February 5, 2024、‘Inab Baladi, February 5, 2024、Reuters, February 5, 2024、SANA, February 5, 2024、SOHR, February 5, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米中央軍(CENTCOM)は紅海の船舶に対して発射されようとしていたフーシー派の対艦弾道ミサイル4発に対する自衛攻撃を行ったと発表(2024年2月5日)

米中央軍(CENTCOM)は午前1時34分にX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/)を通じて声明を出し、米海軍USSグレイブリー、BSSカーニー、USSドワイト・D・アイゼンハワーからミサイルが発射される映像を紅海した。

**

また午前2時49分にも声明を出し、現地時間4日午前5時30分頃、CENTCOMが紅海の船舶に対して発射されようとしていたフーシー派の対艦弾道ミサイル4発に対する自衛攻撃を行ったと発表した。


AFP, February 5, 2024、ANHA, February 5, 2024、‘Inab Baladi, February 5, 2024、Reuters, February 5, 2024、SANA, February 5, 2024、SOHR, February 5, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部を4回攻撃する一方、戦闘員3人の戦死を発表(2024年2月5日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、2月5日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後1時35分、占領下カフルシューバーの丘陵地にあるサンマーカ陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後1時45分、占領下シャブアー農場のルワイサート・イルム陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後3時35分、サンマーカ陣地を再びロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後5時00分、エフタ入植地(兵舎)をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

**

レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員3人が戦死したと発表した。



**

マナール・チャンネル(2月5日付)は、2月4日午前10時から2月5日午前10時までのイスラエル軍の攻撃を記録したインフォグラフィアを公開した。

同インフォグラフィアによると、イスラエル軍は、レバノンの北部に対して3回の爆撃と6回の砲撃などを行った。

**

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前0時21分、イスラエル軍ジェット戦闘機が先ほど、ヤールーン村にあるヒズブッラーの指揮所1ヵ所と軍事複合施設1ヵ所を攻撃。

午後5時50分、レバノンからイスラエル北部への多数の砲撃を終日確認し、イスラエル軍が砲弾発射地点などを攻撃。イスラエル軍戦闘機複数機と砲兵部隊が、ラッブーナ村地区の陣地1ヵ所、ジッビーン村地区の指揮所1ヵ所、バイト・リーフ村、バルアシート村地区の軍事複合施設1ヵ所などヒズブッラーのテロ標的複数ヵ所を攻撃。

AFP, February 5, 2024、ANHA, February 5, 2024、‘Inab Baladi, February 5, 2024、Qanat al-Manar, February 5, 2024、Reuters, February 5, 2024、SANA, February 5, 2024、SOHR, February 5, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イラク・イスラーム抵抗は声明を出し、イスラエル南部のエイラートをドローンで攻撃したと発表(2024年2月5日)

イラク・イスラーム抵抗は声明を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、イスラエル南部のエイラートを無人航空機(ドローン)で攻撃したと発表した。

ニダール・ワタン(https://www.nidaalwatan.com/)が声明文の画像を掲載した。

AFP, February 5, 2024、ANHA, February 5, 2024、‘Inab Baladi, February 5, 2024、Reuters, February 5, 2024、SANA, February 5, 2024、SOHR, February 5, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.