トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県、ラッカ県を砲撃(2022年6月10日)

アレッポ県では、ANHA(6月10日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマーリキーヤ村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(6月10日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市均衡のマアラク村を砲撃した。

AFP, June 10, 2022、ANHA, June 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 10, 2022、Reuters, June 10, 2022、SANA, June 10, 2022、SOHR, June 10, 2022などをもとに作成。

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イスラエル軍戦闘機がシリア領内をミサイル攻撃、ダマスカス国際空港の滑走路、ターミナル、管制塔が被害を受け、旅客便の運航が延期に(2022年6月10日)

SANA(6月10日付)は、シリア軍筋の話として、イスラエル軍戦闘機が午前4時20分、占領下ゴラン高原の上空から首都ダマスカス南方の複数カ所を狙ってミサイル多数を発射、シリア軍防空部隊がこれを迎撃、ミサイルのほとんどを撃破したと伝えた。

しかし、この攻撃で、民間人1人が負傷、若干の物的被害が出た。

一方、運輸省は声明を出し、イスラエル軍による攻撃で、ダマスカス国際空港の滑走路、第二ターミナル・ビルなど一部施設が被害を受け、稼働が停止したことを受け、同空港の発着便全便が運航を48時間中止すると発表した。

また、シャーム・ウィング社は声明を出し、ダマスカス国際空港の発着便の運航を一時中止し、アレッポ国際空港発着便に切り替えるとともに、ダマスカス国際空港からアレッポ国際空港への利用客の移動の費用を全額保障すると発表した。

シリア人権監視団、サウト・アースィマ(6月10日付)などによると、攻撃は、北側の滑走路、空港の敷地内にある「イランの民兵」の倉庫3棟、管制塔などに及んだ。

https://www.facebook.com/damascusv011/posts/pfbid0236cudJuHfBNTt8WD3jT2b9HtxBBuHiaCkNtMN3sgvgC6QjzthfS4332y7qAhu3cPl

なお、南側の滑走路は2021年9月に建設が開始されたが、度重なるイスラエル軍の爆撃によって建設作業が中断し、完成には至っていない。

https://www.facebook.com/damascusv011/posts/pfbid02XQV69TE8cAidiJbF3uYE5zEi6HtiGcBFDyu5tztkfmcahYSog9PcytmV2He9XuP5l

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ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は声明を出し、イスラエル軍によるダマスカス国際空港へのミサイル攻撃を厳しく非難し、こうした行為を停止するようイスラエルに要請した。

ザハロワ報道官はまた、イスラエルのシリア領内への断続的な爆撃は、国際法違反であり、決して受け入れられない挑発行為だと述べ、こうした無責任な行為が国際的な航空交通を体系的な脅威に晒し、無垢の民間人の声明を危険に晒すことになると警鐘を鳴らした。

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イランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務大臣もファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣と電話会談を行い、イスラエル軍の卑劣な行為を非難すると伝えた。

AFP, June 10, 2022、ANHA, June 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 10, 2022、Reuters, June 10, 2022、SANA, June 10, 2022、Sawt al-‘Asima, June 10, 2022、SOHR, June 10, 2022などをもとに作成。

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アレッポ県のラファージュ・セメント工場のシリア民主軍基地に米軍使節団を乗せた車輌4台が入る(2022年6月9日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ハッラーブ・ウシュク村のラファージュ・セメント工場の人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍基地に米軍使節団を乗せた車輌4台が入った。

同基地は、2019年10月まで米軍部隊が駐留していた。

AFP, June 9, 2022、ANHA, June 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 9, 2022、Reuters, June 9, 2022、SANA, June 9, 2022、SOHR, June 9, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍とシリア軍の戦闘機ハマー県東部の砂漠地帯でダーイシュの拠点を爆撃(2022年6月9日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機とシリア軍戦闘機4機が、県東部のウカイリバート町近郊の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して爆撃を実施した。

AFP, June 9, 2022、ANHA, June 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 9, 2022、Reuters, June 9, 2022、SANA, June 9, 2022、SOHR, June 9, 2022などをもとに作成。

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米軍が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプに、米主導の有志連合の支援を受けた大型車輌3台がヨルダン領から初めて人道支援物資を搬入(2022年6月9日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米軍が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプに、米主導の有志連合の支援を受けた車列がヨルダン領から人道支援物資を搬入した。

ヨルダン領から物資が搬入されるのは、2016年半ばに国境地帯に設置されているヨルダン軍の拠点がダーイシュ(イスラーム国)によって爆破されて移行初めてだが、届けられた物資は大型車輌たった3台分だった。

AFP, June 9, 2022、ANHA, June 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 9, 2022、Reuters, June 9, 2022、SANA, June 9, 2022、SOHR, June 9, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍のドローンがカーミシュリー市の墓地近くを爆撃し、少なくとも1人負傷(2022年6月9日)

ハサカ県では、ANHA(6月9日付)によると、トルコ軍の無人航空機(ドローン)がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市マイサルーン地区の殉教者ダリール・サールーハーン墓地近くを爆撃し、車などが被害を受けた。

シリア人権監視団によると、この爆撃で、少なくとも1人が負傷した。

 

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アレッポ県では、ANHA(6月9日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊のジャート村を砲撃し、村内のモスクが被弾した。

トルコ軍はまた、シリア国民軍とともに、占領下のバーブ市近郊のジャブラト・ハムラー村、ブーガーズ村、タッル・リフアト市近郊のスムーカ村、シャフバー・ダム、バイナ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、バーブ市近郊でケッパーの身を積んでいた女性をシリア軍が狙撃し、殺害した。

AFP, June 9, 2022、ANHA, June 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 9, 2022、Reuters, June 9, 2022、SANA, June 9, 2022、SOHR, June 9, 2022などをもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣がワヒード・ムバーラク・サイヤール駐シリア・バハレーン特命全権大使の表敬訪問を受ける(2022年6月9日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、首都ダマスカスの外務在外居住者省本舎でワヒード・ムバーラク・サイヤール駐シリア・バハレーン特命全権大使の訪問を受け、大使信任状の写しを受け取った。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/pfbid09v52oA4Gsy1KStdwxCuUHW2Ts4shZGpnqyUvtyYbJpPg8aejq3hzGVzC4cpC2NF7l

SANA(6月9日付)が伝えた。

AFP, June 9, 2022、ANHA, June 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 9, 2022、Reuters, June 9, 2022、SANA, June 9, 2022、SOHR, June 9, 2022などをもとに作成。

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ドネツク人民共和国のゲルティヤコフ文化大臣を代表とする同国使節団がシリアを訪問(2022年6月9日)

ドネツク人民共和国のミハエル・ゲルティヤコフ文化大臣を代表とする同国使節団がシリアを訪れた。

SANA(6月9日付)によると、使節団はシリアとの文化協力関係強化が目的で、9日にはアサド文化芸術館を見学した。

AFP, June 9, 2022、ANHA, June 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 9, 2022、Reuters, June 9, 2022、SANA, June 9, 2022、SOHR, June 9, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県北部などを砲撃し、シリア軍兵士2人負傷(2022年6月8日)

アレッポ県では、ANHA(6月8日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のウンム・フーシュ村を砲撃した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、マンビジュ市北のサイヤーダ村、ヤーリンリー村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、マンビジュ市近郊のタッル・トゥーリーン村へのトルコ軍の砲撃で、シリア軍兵士2人が負傷した。

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ハサカ県では、ANHA(6月8日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町西のタウィーラ村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(6月8日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村、M4高速道路、サクル・レストランを砲撃した。

AFP, June 8, 2022、ANHA, June 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 8, 2022、Reuters, June 8, 2022、SANA, June 8, 2022、SOHR, June 8, 2022などをもとに作成。

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シリアと北朝鮮は定期航空便就航、関税撤廃などを定めた了解覚書(MoU)に調印(2022年6月8日)

ラーイド・ハビーブ駐北朝鮮(朝鮮民主主義共和国)臨時代理大使は平壌で、シリアと北朝鮮の航空会社による定期航空便就航、関税撤廃などを定めた了解覚書(MoU)に調印した。

SANA(6月8日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/pfbid02tpe3rtfSN1XLUEAMLjEUw7abbgH7GEHWsoT4d7HDhdGfzBHGC2kPT4Rd4P9o47K9l

AFP, June 8, 2022、ANHA, June 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 8, 2022、Reuters, June 8, 2022、SANA, June 8, 2022、SOHR, June 8, 2022などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県アフリーン市で車に仕掛けられていた爆弾が爆発(2022年6月7日)

アレッポ県では、ANHA(6月7日付)によると、トルコ占領下のアフリーン市のマフムーディーヤ地区で車に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

一方、トルコ軍とシリア国民軍は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下のマンビジュ市近郊のジャート村、シャイフ・ナースィル(クルト・ワイラーン)村、カーウカリー村、クールフユーク村、ジャブラト・ハムラー村、ブーガーズ村、ファワーリス農場を砲撃した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、タッル・リフアト市近郊のハルバル村、ウンム・クラー村、ワフシーヤ村、スムーカ村、バイナ村、アビーン村を砲撃、バイナ村で住民1人、アビーン村で女性1人と子供1人が負傷した。

このほか、シリア人権監視団によると、アフリーン市の住宅街で、シリア国民軍に所属する東部軍のメンバーどうしが撃ち合いとなった。

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ハサカ県では、ANHA(6月7日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍はまた、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のタウィーラ村を砲撃した。

AFP, June 7, 2022、ANHA, June 7, 2022、‘Inab Baladi, June 7, 2022、Orient News, June 7, 2022、Reuters, June 7, 2022、SANA, June 7, 2022、SOHR, June 7, 2022などをもとに作成。

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シリア空軍とロシア空軍が合同演習を実施、敵戦闘機、ドローンがの領空侵犯を想定し、迎撃訓練(2022年6月7日)

SANA(6月7日付)は、シリア空軍とロシア空軍が合同演習を行ったと伝えた。

合同演習は両軍の合同調整訓練の一環で、シリア空軍からはMiG-23ML、Su-29戦闘機6機が、ロシア軍からはSu-24M、Su-34、Su-35戦闘機複数機が参加、敵戦闘機、無人航空機(ドローン)がシリア領空を侵犯したことを想定し、迎撃訓練を行った。

合同演習ではまた、イスラエル占領下のゴラン高原から、シリア南部、東部、そして北部に至る領空での合同偵察活動が実施された。

https://www.facebook.com/watch/?v=585576706186393

AFP, June 7, 2022、ANHA, June 7, 2022、‘Inab Baladi, June 7, 2022、Orient News, June 7, 2022、Reuters, June 7, 2022、SANA, June 7, 2022、SOHR, June 7, 2022などをもとに作成。

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ハサカ県カーミシュリー市近郊のハームー村の住民がシリア軍検問所の支援を受けて、村を通過しようとした米軍の装甲車6輌からなる車列の進行を阻止(2022年6月7日)

ハサカ県では、SANA(6月7日付)、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の支配下にあるカーミシュリー市近郊のハームー村の住民がシリア軍検問所の支援を受けて、村を通過しようとした米軍の装甲車6輌からなる車列の進行を阻止し、これを退却させた。

AFP, June 7, 2022、ANHA, June 7, 2022、‘Inab Baladi, June 7, 2022、Orient News, June 7, 2022、Reuters, June 7, 2022、SANA, June 7, 2022、SOHR, June 7, 2022などをもとに作成。

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米国防総省はダイル・ザウル県のウマル油田に米軍が違法に設置しているグリーン・ヴィレッジ基地に対する4月7日の攻撃に、米軍兵士が関与した疑いがあるとして調査していることを明らかに(2022年6月6日)

米国防総省は、ダイル・ザウル県のユーフラテス川東岸のウマル油田に米軍が違法に設置しているグリーン・ヴィレッジ基地が4月7日に爆発が発生し、兵士4人が負傷した事件に関して、米軍兵士が関与した疑いがあるとして調査が行われていることを明らかにした。

『ワシントン・ポスト』(6月6日付)が伝えた。

事件は当初砲撃によるものとされていたが、その後、軍高官は、何者かが爆発物を設置したものによるだとの見方を示していた。

CNN(6月6日付)によると、爆発物が真夜中に爆弾を仕掛けている様子を監視カメラが捉えていたという。

AFP, June 8, 2022、ANHA, June 8, 2022、CNN, June 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 8, 2022、Reuters, June 8, 2022、SANA, June 8, 2022、SOHR, June 8, 2022、The Washington Post, June 6, 2022などをもとに作成。

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サウジアラビアの国家安全保障庁はカーティルジー・インターナショナル・グループ社をテロ支援団体に指定(2022年6月6日)

サウジアラビアの国家安全保障庁は、テロ組織に資金援助を行っているとして13人、3団体の名前を公表した。

テロリストに指定された13人、3団体のうち、以下3人がシリア人、1団体がシリアの法人。

  • アラー・ハンフーラ(ダーイシュ(イスラーム国))
  • バラー・カーティルジー(カーティルジー・インターナショナル・グループ社)
  • フサーム・ラシュディー・カーティルジー(カーティルジー・インターナショナル・グループ社)
  • カーティルジー・インターナショナル・グループ社

AFP, June 6, 2022、ANHA, June 6, 2022、‘Inab Baladi, June 6, 2022、Orient News, June 6, 2022、Reuters, June 6, 2022、SANA, June 6, 2022、SOHR, June 6, 2022などをもとに作成。

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イスラエル軍が占領下のゴラン高原上空から首都ダマスカス南方にミサイル複数発を発射、シリア軍防空部隊がこれを迎撃(2022年6月6日)

SANA(6月6日付)は、シリア軍筋の話として、イスラエル軍が午後11時18分に、占領下のゴラン高原上空から、首都ダマスカス南方にミサイル複数発を発射、シリア軍防空部隊がこれを迎撃し、ほとんどを撃破した、と伝えた。

ミサイル攻撃により若干の物的被害が出たという。

シリア人権監視団によると、ミサイル攻撃は、レバノンのヒズブッラーの部隊やシリア軍防空部隊が展開するダマスカス郊外県キスワ市一帯に対して行われた。

発射されたミサイルは10発、うち少なくとも7発は撃破されたが、ダマスカス郊外県アクラバー町に1発が着弾し、物的被害が出た。

AFP, June 6, 2022、ANHA, June 6, 2022、‘Inab Baladi, June 6, 2022、Orient News, June 6, 2022、Reuters, June 6, 2022、SANA, June 6, 2022、SOHR, June 6, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県、アレッポ県北部への砲撃を続ける(2022年6月6日)

ラッカ県では、SANA(6月6日付)、ANHA(6月6日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のフーシャーン村、サクル・レストラン、M4高速道路沿線を砲撃した。

トルコ軍はまた、アイン・イーサー市の工業地区で住民1人を狙撃し、負傷させた。

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アレッポ県では、ANHA(6月6日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市西のカウカリー村、タッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、マーリキーヤ村、シャワーリガ村を砲撃した。


一方、トルコ占領下のアアザーズ市では、シリア国民軍に所属する北の嵐旅団のメンバーの車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、メンバー1人が負傷した。

また、同じくトルコ占領下のアフリーン市では、マワーリー部族の民兵シリア国民軍に所属するハムザ師団の検問所を襲撃し、戦闘員1人を負傷させた。

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ハサカ県では、SANA(6月6日付)、ANHA(6月6日付)によると、電力公社の復旧チームが4日のトルコ軍とシリア国民軍によるウンム・カイフ村一帯の要撃で破壊された送電線を修復し、タッル・タムル町の変電所への電力の供給を再開させた。

AFP, June 6, 2022、ANHA, June 6, 2022、‘Inab Baladi, June 6, 2022、Orient News, June 6, 2022、Reuters, June 6, 2022、SANA, June 6, 2022、SOHR, June 6, 2022などをもとに作成。

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ロシア国防省は過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反12件を確認したと発表(2022年6月6日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を12件(イドリブ県6件、ラタキア県0件、アレッポ県6件、ハマー県0件)確認したと発表した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 6, 2022をもとに作成。

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トルコ軍はロシア軍の護衛を受け、アレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市近郊の国境で防護壁を再建(2022年6月5日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市郊外のクライブ村に近い国境地帯で、トルコ軍がコンクリート製の防御壁を再設置する作業を行った。

同地の防御壁は、2022年1月8日に一度撤去されていた。

再設置作業中、地元の武装集団が現場に向けて発砲し、住民らが一次避難、ロシア軍が憲兵隊とヘリコプター1機が介入し、作業現場を監視、事なきを得た。

AFP, June 5, 2022、ANHA, June 5, 2022、Orient News, June 5, 2022、Reuters, June 5, 2022、SANA, June 5, 2022、SOHR, June 5, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県北部、ラッカ県北部を砲撃し、住民3人負傷(2022年6月5日)

アレッポ県では、ANHA(6月5日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市、同市近郊のスーガーニカ村、マーリキーヤ村、マルアナーズ村、ウンム・クラー村、ワフシーヤ村、バイナ村、ダイル・ジャマール村を砲撃した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、マンビジュ市西のハムラー村、ブーガーズ村、トルコ占領下のバーブ市東の農村地帯を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(6月5日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のアブー・ナイトゥーラ村を砲撃し、住民3人が負傷した。

AFP, June 5, 2022、ANHA, June 5, 2022、Orient News, June 5, 2022、Reuters, June 5, 2022、SANA, June 5, 2022、SOHR, June 5, 2022などをもとに作成。

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ロシア国防省は過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反9件を確認したと発表(2022年6月5日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を9件(イドリブ県5件、ラタキア県0件、アレッポ県4件、ハマー県0件)確認したと発表した。

AFP, June 5, 2022、ANHA, June 5, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 5, 2022、Orient News, June 5, 2022、Reuters, June 5, 2022、SANA, June 5, 2022、SOHR, June 5, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍が占領下のラアス・アイン市近郊の国境地帯で、革命特殊任務軍と米主導の有志連合が55キロ地帯でそれぞれ軍事演習(2022年6月4日)

ハサカ県では、リア人権監視団によると、トルコ軍とシリア国民軍が占領下のラアス・アイン市近郊の国境地帯で軍事演習を行った。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米軍が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、革命特殊任務軍が有志連合の部隊と合同軍事演習を行った。

AFP, June 4, 2022、ANHA, June 4, 2022、Orient News, June 4, 2022、Reuters, June 4, 2022、SANA, June 4, 2022、SOHR, June 4, 2022などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県アアザーズ市で、トルコのSTE電力会社に対する抗議デモが発生(2022年6月4日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるいわゆる「ユーフラテスの盾」地域のアアザーズ市で、トルコのSTE電力会社に対する抗議デモが発生し、シリア国民軍諸派の戦闘員らが強制排除を試みた。

また、前日のジンディールス町でのデモでシリア国民軍の憲兵隊によって撃たれて重体だったダイル・ザウル県からの国内避難民(IDPs)で東部軍のメンバーの男性1人が死亡した。



AFP, June 4, 2022、ANHA, June 4, 2022、Orient News, June 4, 2022、Reuters, June 4, 2022、SANA, June 4, 2022、SOHR, June 4, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町一帯を砲撃、6人負傷(2022年6月4日)

ハサカ県では、SANA(6月4日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村一帯を砲撃し、送電線が破壊され、タッル・タムル町の変電所への電力の供給が途絶えた。

ANHA(6月4日付)によると、この砲撃で、シリア軍兵士6人が負傷した。

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アレッポ県では、ANHA(6月4日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊のハムラー村を砲撃した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、タッル・リフアト市近郊のバイナ村、バイルーニーヤ村を砲撃した。

AFP, June 4, 2022、ANHA, June 4, 2022、Orient News, June 4, 2022、Reuters, June 4, 2022、SANA, June 4, 2022、SOHR, June 4, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機2機がラサーファ砂漠でダーイシュの拠点に爆撃を実施(2022年6月3日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機2機がラサーファ砂漠でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して爆撃を実施した。

AFP, June 3, 2022、ANHA, June 3, 2022、Orient News, June 3, 2022、Reuters, June 3, 2022、SANA, June 3, 2022、SOHR, June 3, 2022などをもとに作成。

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イスラエル軍はヘルモン山近くから占領下のゴラン高原に密入国しようとしたシリア人男性1人を拘束(2022年6月3日)

タイム・オブ・イスラエル(6月3日付)は、イスラエル軍がクナイトラ県のヘルモン山(シャイフ山)近くから、イスラエルの占領下にあるゴラン高原に密入国しようとしたシリア人男性1人を拘束したと伝えた。

AFP, June 3, 2022、ANHA, June 3, 2022、Orient News, June 3, 2022、Reuters, June 3, 2022、SANA, June 3, 2022、SOHR, June 3, 2022、The Times of Israel, June 3, 2022などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県各所で断続的な停電に抗議するデモがトルコのSTE電力会社前で行われ、シリア国民軍が参加者に実弾を発砲し、1人死亡(2022年6月3日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるいわゆる「オリーブの枝」地域のアフリーン市、ジンディールス町、「ユーフラテスの盾」地域のマーリア市、スーラーン町(スーラーン・アアザーズ町)などで、トルコのSTE電力会社に対する抗議デモが発生した。

デモは、占領地での断続的な停電に抗議するもの。

同地は、STE社のほかに、トルコのAKエネルギー社が電力を供給している。

ジンディールス町では、トルコの支援を受けるシリア国民軍の憲兵隊がデモの強制排除を試み、参加者に実弾を発砲、1人が撃たれて死亡、アフリーン市でも憲兵隊とSTE社の守衛が実弾を発砲し、2人が負傷した。

一方、マーリア市では、デモ参加者がSTE社のビルに押し入り、放火した。

AFP, June 3, 2022、ANHA, June 3, 2022、Orient News, June 3, 2022、Reuters, June 3, 2022、SANA, June 3, 2022、SOHR, June 3, 2022などをもとに作成。

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外務在外居住者省は欧州理事会による対シリア制裁の継続を「現実と完全に乖離した嘘を繰り返し、シリアで起きている前向きな進展を完全に無視している」と非難(2022年6月3日)

外務在外居住者省の公式筋は声明を出し、欧州理事会がシリア政府関係者289人、70団体に対する資産凍結、渡航禁止などの制裁措置を2023年6月1日まで延長したことに関して、「現実と完全に乖離した嘘を繰り返し、シリアで起きている前向きな進展を完全に無視している」と批判した。

SANA(6月3日付)が伝えた。

AFP, June 3, 2022、ANHA, June 3, 2022、Orient News, June 3, 2022、Reuters, June 3, 2022、SANA, June 3, 2022、SOHR, June 3, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアレッポ県北部、ラッカ県北部を砲撃(2022年6月3日)

アレッポ県では、ANHA(6月3日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマンビジュ市西のクールフユーク村、ブーガーズ村、カーウカリー村、バーブ市東のアリーマ町を砲撃した。

これに対して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属のマンビジュ軍事評議会は、ムフスィンリー村で「傭兵」(シリア国民軍戦闘員)1人を殺害したと発表した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、タッル・リフアト市近郊のカンタラ村、バイナ村、ウンム・クラー村、ワフシーヤ村、ウンム・フーシュ村、ハルバル村、アフラス村を砲撃し、住民1人が負傷した。

 

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ラッカ県では、SANA(6月3日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のディブス村一帯を砲撃した。

AFP, June 3, 2022、ANHA, June 3, 2022、Orient News, June 3, 2022、Reuters, June 3, 2022、SANA, June 3, 2022、SOHR, June 3, 2022などをもとに作成。

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クウェートとアレッポ国際空港を結ぶ旅客便の運航が再開される(2022年6月3日)

アレッポ国際空港(アレッポ県)のムハンマド・ミスリー社長は、クウェートとを結ぶ旅客便の運航が再開され、クウェート発の第1便が乗客85人を乗せて同空港に着陸したと発表した。

SANA(6月3日付)が伝えた。

AFP, June 3, 2022、ANHA, June 3, 2022、Orient News, June 3, 2022、Reuters, June 3, 2022、SANA, June 3, 2022、SOHR, June 3, 2022などをもとに作成。

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