アサド大統領はUAEのムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン新大統領に祝電を送り、大統領への選出に祝意を示す(2022年5月14日)

アサド大統領はUAEのムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン新大統領に祝電を送り、大統領への選出に祝意を示した。

SANA(5月14日付)が伝えた。

大統領府のFacebookページに掲載された祝電の全訳は次の通り。

「あなたが連邦国民評議会における全会一致の信任を得て、アラブ首長国連邦の大統領に選出されたことにお祝い申し上げます。そして私は、あなたが故ザーイド・ビン・スルターン・アール・ナヒヤーン師が打ち立てた再生の道筋を完成させるにあたり、成功と幸運が常にあなたに伴うことを願っています。

あなたは過去数年間、経済的・科学的発展の分野においてアラブ首長国連邦を地域レベル、あるいは世界レベルでの先駆的な地位へと到達させるために主導的な役割を果たしてきました。そしてあなたはこうした地位を活用することで、 アラブ首長国連邦およびアラブ地域全体の利益を実現するために架け橋を広げ、世界各国との強固な戦略的関係を築くことができました。

シリアとアラブ首長国連邦の関係を一層強化し、兄弟国家の両国民を結びつける紐帯や共通の利益に依拠しながら、あらゆる分野における協力体制を強めるために、引き続きあなたと働くことを楽しみにしています」。


https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/373533728146280

AFP, May 14, 2022、ANHA, May 14, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 14, 2022、Reuters, May 14, 2022、SANA, May 14, 2022、SOHR, May 14, 2022などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領は米国がシリア北部への制裁を解除し、投資を解禁したことを「過った決定」と非難(2022年5月13日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、米国がシリア北部への制裁を解除し、投資を解禁したことに関して、「米国がシリア北部をシーザー・シリア市民保護法(シーザー法)の対象から除外したことは過った決定だ」と述べた。

エルドアン大統領はまた「テロ組織であるクルディスタン労働者党(PKK)が管理する(人民防衛隊(YPG)を主体とする)シリア民主軍の支配地域をワシントンDCが除外したことは、受け入れることができない重大な過ちだ」と付言した。

AFP, May 13, 2022、ANHA, May 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2022、Reuters, May 13, 2022、SANA, May 13, 2022、SOHR, May 13, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がハマー県東部とラッカ県の砂漠地帯でダーイシュに対して20回あまりの爆撃を実施(2022年5月13日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がハマー県東部のウカイリバート町近郊の砂漠地帯、ラッカ県のラサーファ砂漠でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して20回あまりの爆撃を実施した。

AFP, May 13, 2022、ANHA, May 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2022、Reuters, May 13, 2022、SANA, May 13, 2022、SOHR, May 13, 2022などをもとに作成。

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ハサカ県カーミシュリー市近郊の住民がシリア軍検問所の支援を受けて、村を通過しようとした米軍の車列の進行を阻止(2022年5月13日)

ハサカ県では、SANA(5月13日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の支配下にあるカーミシュリー市近郊のサーリヒーヤト・ハラブ村、ムシャイリファ村、タッル・ザハブ村の住民がシリア軍検問所の支援を受けて、村を通過しようとした米軍の装甲車5輌からなる車列の進行を阻止し、これを退却させた。

 

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一方、シリア人権監視団によると、兵站物資を積んだ米軍の貨物車輌70輌からなる車列が3回に分けて、イラクからワリード国境通行所を経由してシリア領内に侵入、シリア北部および東部に違法に設置されている米軍基地に向かった。

AFP, May 13, 2022、ANHA, May 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2022、Reuters, May 13, 2022、SANA, May 13, 2022、SOHR, May 13, 2022などをもとに作成。

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シリア国民軍が政府支配下のヌッブル市とザフラー町を砲撃し、子供1人死亡、1人負傷、ロシア軍が対抗措置としてトルコ占領下のアフリーン市近郊を爆撃、シリア軍も砲撃を行い、トルコ軍兵士2人負傷(2022年5月13日)

アレッポ県では、ANHA(5月13日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍が12日深夜から13日にかけて、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるシュユーフ・ファウカーニー町、ズール・マガール村、バイヤーディーヤ村、ズィヤーラ村、ジャルガルー村、アーシマ村、サリーム村、クール・アリー村、ダクマダーシュ村、下スィフティク村、ブーバーン村、ジャールカリー村、小ドゥーリー村を砲撃した。
https://hawarnews.com/ar/uploads//2022/05/13/122138_kobane-28129.jpg

トルコ軍はまた、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマイヤーサ村、ザルナイータ村、カフル・アントゥーン村を砲撃した。
https://hawarnews.com/ar/uploads//2022/05/13/154120_410.png

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一方、SANA(5月13日付)、シリア人権監視団などによると、トルコの支援を受ける「テロ組織」(シリア国民軍)が、ヌッブル市、ザフラー町を砲撃し、子供1人が死亡、1人が負傷した。

ANHA(5月13日付)によると、この砲撃を受けて、ロシア軍戦闘機複数機が対抗措置として、トルコ占領下のアフリーン市近郊のカフルジャンナ村にあるシリア国民軍所属のスルターン・ムラード師団の拠点複数カ所に対して爆撃を行った。

また、シリア軍も、ヌッブル市とザフラー町に展開する部隊が、シャーム解放機構が軍事治安権限を握るシャイフ・スライマーン村、ダーラ・イッザ市一帯のトルコ軍とシリア国民軍の拠点複数カ所を砲撃、死傷者が出た。

シリア人権監視団によると、シャイフ・スライマーン村一帯に対するシリア軍の砲撃で、トルコ軍兵士2人が負傷した。

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このほか、アフリーン市では、シリア国民軍に所属するイスラーム軍のメンバーら同地への移住者どうしが打ち合いとなり、死傷者が出た。

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また、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるターディフ市から、同市北部のトルコ占領地に避難した住民が、シリア政府支配地とトルコ占領地の間に堀と土塁を建設しようとしているトルコの計画に反対して、抗議デモを行った。

AFP, May 13, 2022、ANHA, May 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2022、Reuters, May 13, 2022、SANA, May 13, 2022、SOHR, May 13, 2022などをもとに作成。

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アサド大統領は13日に逝去したハリーファ・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーンUAE大統領に弔意(2022年5月13日)

アサド大統領は、UAEのムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム副大統領兼首相兼ドバイ首長国首長とムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン武装部隊最高副司令官兼アブダビ首長国皇太子に弔電を送り、13日に逝去したUAEのハリーファ・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領に弔意を示した。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/372857444880575

SANA(5月13日付)が伝えた。

AFP, May 13, 2022、ANHA, May 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2022、Reuters, May 13, 2022、SANA, May 13, 2022、SOHR, May 13, 2022などをもとに作成。

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イスラエル軍戦闘機がハマー県ミスヤーフ市一帯をミサイル攻撃し、軍人7人と民間人6人死亡(2022年5月13日)

SANA(5月13日付)は、シリア軍筋の話として、イスラエル軍戦闘機が午後8時20分頃、タルトゥース県バーニヤース市沖の地中海上空からシリア中部各所にミサイル多数を発射、シリア軍防空部隊がこれに対して迎撃を行い、ほとんどのミサイルを撃破したが、一部が着弾し、民間人1人を含む5人が死亡、女児1人を含む7人が負傷、若干の物的被害が出たと伝えた。




 

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍戦闘機が発射したミサイルは8発。

攻撃は、タルトゥース県ミスヤーフ市西のワーディー・ウユーン村に至る街道沿線、同市南東のスワイダ村一帯に設置されている「イランの民兵」の拠点、武器弾薬庫に対して行われ、シリア軍防空部隊兵士4人を含む軍人7人、女児1人を含む民間人6人が死亡した。

AFP, May 13, 2022、ANHA, May 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2022、Reuters, May 13, 2022、SANA, May 13, 2022、SOHR, May 13, 2022などをもとに作成。

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CNNはウクライナの複数の高官の話として、ロシアがウクライナで略奪した穀物を積んだロシア船籍がシリアのラタキア港に到着したと伝える(2022年5月12日)

CNN(5月12日付)は、ウクライナの複数の高官の話として、ロシアがウクライナで略奪した穀物を積んだロシア船籍がシリアのラタキア港(ラタキア県)に到着したと伝えた。

ラタキア港に到着したのは、商用船マトロス・ボズィニック号。

2週間前にクリミア半島を出港していたという。

AFP, May 13, 2022、ANHA, May 13, 2022、CNN, May 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2022、Reuters, May 13, 2022、SANA, May 13, 2022、SOHR, May 13, 2022などをもとに作成。

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米財務省はシーザー法の規制を緩和し、シリア政府の支配が及ばないシリア北部への外国の投資を認める(2022年5月12日)

米財務省はシリア政府の支配が及ばないシリア北部に対する外国の投資を認めた。

投資解禁は、この地域の経済の安定化を通じて、ダーイシュ(イスラーム国)を根絶するための戦略の一環をなすという。

財務省が投資を解禁したのは、農業、建設、金融など12のセクター。

シーザー・シリア市民保護法(シーザー法)など米国による一連の経済制裁の対象となっているシリア政府支配への送金は引き続き認めないとしている。

ロイター通信(5月13日付)が伝えた。

AFP, May 12, 2022、ANHA, May 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2022、Reuters, May 12, 2022、May 13, 2022、SANA, May 12, 2022、SOHR, May 12, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県マンタフ村、カフルラーター村、マアッルザーフ町を4回にわたって爆撃し、住民1人負傷(2022年5月12日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるマンタフ村、カフルラーター村、マアッルザーフ町を4回にわたって爆撃し、住民1人が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, May 12, 2022、ANHA, May 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2022、Reuters, May 12, 2022、SANA, May 12, 2022、SOHR, May 12, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県北部を激しく砲撃し女性と子供が負傷、シリア軍も砲撃で応戦し、トルコ軍兵士負傷(2022年5月12日)

アレッポ県では、ANHA(5月12日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市、同市近郊のスーガーニカ村、アキーバ村、バイナ村一帯、カシュタアール村、カフル・アントゥーン村、タート・マラーシュ村、シャワーリガ村、シャイフ・ヒラール村、カフル・ナーヤー村とタッル・リフアト市を結ぶ街道沿線、カフル・ナーヤー村とダイル・ジャマール村を結ぶ街道沿線、ジャウバ村、ハルバル村、スムーカ村を砲撃した。
https://hawarnews.com/ar/uploads//2022/05/12/090338_e77224d6-1842-4f1a-a22c-1386b0a2628b.jpg

トルコ軍とシリア国民軍はまた、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・アラブ(コバネ)市近郊のハッラーブ・アトウ村、ズール・マガール村、ズィヤーラ村、バイヤーディーヤ村、アフマド・ムニール村、シュユーフ・ファウカーニー町、スィフティク村、ブーバーン村、マシュタヌール丘、を砲撃したほか、マンビジュ市北のフーシャリーヤ村、シャイフ・ナースィル(クルト・ワイラーン)村、サイヤーダ村、アウン・ダーダート村、アラブ・ハサン村を砲撃し、女性1人と子供1人が負傷した。

シリア人権監視団によると、トルコ軍は、アイン・アラブ市近郊のスィフティク村とサリーム村近くのシリア軍の拠点に対して砲撃し、兵士複数人が負傷した。

これに対して、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治地域からジャラーブルス市の国境通行所一帯に対して砲撃が行われ、同通行所に面するトルコ側のカルカムシュ国境通行所一帯に砲弾複数発が着弾、トルコ軍兵士4人が負傷した。

また、シリア軍は、トルコ占領下のマーリア市にあるトルコ軍の基地、ハズワーン村近郊のトルコ軍基地、トルコ軍が拠点を設置しているアキール山麓、アフリーン市近郊のマシュアラ村を砲撃し、複数の死傷者が出た。

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ラッカ県では、ANHA(5月12日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村、M4高速道路沿線、アイン・イーサー・キャンプを砲撃した。

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ハサカ県では、SANA(5月12日付)によると、トルコ軍国境警備隊がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマーリキーヤ市近郊のムスリム村に近くで住民に向けて発砲、撃たれた住民は死亡した。

AFP, May 12, 2022、ANHA, May 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2022、Reuters, May 12, 2022、SANA, May 12, 2022、SOHR, May 12, 2022などをもとに作成。

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アーラー駐ジュネーブ国連大使は国連人権理事会はロシアの軍事侵攻によってウクライナの人権状況が悪化したことを非難する決議に関して西側諸国の姿勢を非難(2022年5月12日)

国連人権理事会はロシアによる軍事侵攻によってウクライナの人権状況が悪化したことを非難する決議を賛成多数で採択した。

採決では、ロシアに代わって理事国となった以下33ヵ国が賛成、12ヵ国が棄権、2ヵ国が反対した。

  • 賛成:アルゼンチン、ベニン、ブラジル、コートジボワール、チェコ、フィンランド、フランス、ガボン、ガンビア、ドイツ、ホンジュラス、インドネシア、日本、リビア、リトアニア、ルクセンブルグ、マラウィ、マレーシア、マーシャル諸島、モーリタニア、メキシコ、モンテネグロ、ネパール、オランダ、パラグアイ、ポーランド、カタール、韓国、ソマリア、ウクライナ、UAE、英国、米国
  • 反対:中国、エリトリア
  • 棄権:アルメニア、ボリビア、カメルーン、キューバ、インド、カザフスタン、ナミビア、パキスタン、セネガル、スーダン、ウズベキスタン、ベネズエラ。

中国は「決議は公正性も客観性も欠いており、事態の平和的解決ではなく、緊張と対立を招く」と主張し、反対の立場を表明した。

ロシアは理事国としてではなく、決議の関係国として発言を求められたが、代表大使は議場に姿を現さず、「ロシアの息の根を止めたいという欲望から、欧米はナチズムの復活まで容認するつもりだ」とする声明を出した。

また、同じく関係国のウクライナの代表大使は、「重大かつ組織的な人権侵害や戦争犯罪、人道に対する罪が刻々と積み上げられている。残虐行為の責任を追及するためさらなる措置を取ることは、私たちの共通の義務だ」と主張した。

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なお、国連総会は10日、ロシアの資格停止によって空白になっていた人権理事会の理事国を決める選挙を実施し、2023年末までの任期でチェコを理事国とすることを決定した。

採決では、157ヵ国が賛成、23ヵ国が棄権した。

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シリアのフサームッディーン・アーラー駐ジュネーブ国連大使はこの決議に関して、ウクライナの危機を解決するために人権理事会が貢献するということは、ドンバス地方の住民に対して犯された人権や残虐行為といった体系的違反を無視し、ロシアに違法な制裁を科し、ウクライナに武器や傭兵を氾濫させる方針を放棄しることだとしたうえで、西側諸国は、危機をエスカレートさせ、ロシアの国家安全保障を脅かし続けようとしていると非難した。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/3263853173901787

AFP, May 12, 2022、ANHA, May 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2022、Reuters, May 12, 2022、SANA, May 12, 2022、SOHR, May 12, 2022などをもとに作成。

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ヌーランド米国務次官:「米国は数日中にシリア北部での民間の経済投資活動を促進するための包括許可を出す」(2022年5月11日)

ビクトリア・ヌーランド米国務次官(政治担当)は、モロッコのマラケシュで開催されたダーイシュ(イスラーム国)に対する世界閣僚会合に、アントニー・ブリンケン国務長官の代理として出席、そのなかで、シリア政府の支配下にないシリア北東部に対する制裁を緩和し、外国による投資を許可すると述べた。

ヌーランド国務時間は「米国は数日中に、ISISから解放され、体制が掌握していないシリア国内の地域での民間の経済投資活動を促進するための包括許可を出す」と述べた。

ルダウ(5月11日付)などが伝えた。

AFP, May 12, 2022、ANHA, May 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2022、Reuters, May 12, 2022、SANA, May 12, 2022、SOHR, May 12, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がラッカ県とヒムス県の砂漠地帯でダーイシュに対して30回あまりの爆撃を実施(2022年5月11日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が、ラッカ県ラサーファ砂漠、マアダーン町一帯の砂漠地帯、ヒムス県のスフナ市とタドムル市一帯の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)のものと思われる拠点に対して30回あまりの爆撃を実施した。

AFP, May 11, 2022、ANHA, May 11, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2022、Reuters, May 11, 2022、SANA, May 11, 2022、SOHR, May 11, 2022などをもとに作成。

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米軍が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた2家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由にシリア政府の支配地に脱出(2022年5月11日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米軍が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた2家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由してシリア政府の支配地に脱出した。

AFP, May 11, 2022、ANHA, May 11, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2022、Reuters, May 11, 2022、SANA, May 11, 2022、SOHR, May 11, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県ザーウィヤ山地方のバイニーン村を2度にわたって爆撃(2022年5月11日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイニーン村を2度にわたって爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、シリア軍も10日深夜から11日未明にかけて、ファッティーラ村、フライフィル村、バイニーン村、スフーフン村、バーラ村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にある県西部のカフルタアール村、カフル・アンマ村、カフル・ヌーラーン村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ヤードゥーダ村でシリア軍第4師団の傘下で活動する地元民兵のメンバー1人が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

AFP, May 11, 2022、ANHA, May 11, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2022、Reuters, May 11, 2022、SANA, May 11, 2022、SOHR, May 11, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍ドローンがアレッポ県北部のアイン・アラブ(コバネ)市を2度にわたり爆撃し、1人殺害(2022年5月11日)

アレッポ県では、ANHA(5月11日付)によると、トルコ軍の無人航空機(ドローン)がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・アラブ(コバネ)市を2度にわたり爆撃した。

1度目の爆撃は市南部のアレッポ市とを繋ぐ街道沿い、2度目はその約30分後に市中心部を狙って行われ、住宅の窓ガラスや車が被害を受けた。

シリア人権監視団によると、1度目の爆撃で1人が死亡した。

トルコ軍はまた、シリア国民軍とともに、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のウンム・クラー村、ウンム・フーシュ村、タッル・マディーク村、ワルディーヤ村、カラーミル村、ハスィーヤ村、バイルーニーヤ村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、砲撃は、国内避難民(IDPs)が身を寄せるタッル・リフアト市近郊のバルフダーン・キャンプにも着弾した。

トルコ軍とシリア国民軍はさらに、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマンビジュ市北のアウン・ダーダート村を砲撃、住民2人が負傷した。

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ラッカ県では、ANHA(5月11日付)、SANA(5月11日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のムシャイリファ村、ジャフバル村、ナヒール・レストラン、サイダー村、ディブス村、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, May 11, 2022、ANHA, May 11, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2022、Reuters, May 11, 2022、SANA, May 11, 2022、SOHR, May 11, 2022などをもとに作成。

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イスラエル軍はクナイトラ県北部のハドル村西方一帯にミサイル複数発を発射(2022年5月11日)

クナイトラ県では、SANA(5月11日付)の特派員が使えたところによると、イスラエル軍が午前3時頃、県北部のハドル村西方一帯にミサイル複数発を発射し、若干の物的被害が出た。

シリア人権監視団によると、ミサイル攻撃が行われた地域には、ヒズブッラーをはじめとする「イランの民兵」が展開していたという。

AFP, May 11, 2022、ANHA, May 11, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2022、Reuters, May 11, 2022、SANA, May 11, 2022、SOHR, May 11, 2022などをもとに作成。

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パレスチナのヨルダン川西岸地区でジャズィーラ(アルジャジーラ)の女性記者シーリーン・アブー・アークラ氏がイスラエル軍によって銃殺される、シリアの外務在外居住者省は「もっとも強い表現」で非難(2022年5月11日)

パレスチナのヨルダン川西岸地区のジェニン市で、ジャズィーラ(アルジャジーラ)の女性記者シーリーン・アブー・アークラさんがイスラエル軍によって銃で撃たれ死亡、また記者のアリー・サムーディーさんも負傷した。

WAFA通信(5月11日付)によると、イスラエル軍は11日早朝、ジェニン市を強襲し、民家1棟を包囲し、中にいた若い男性1人を拘束しようと、同じく中にいた記者複数に向けて実弾や催涙弾を発射、アブー・アーキラさんが頭を撃たれて死亡、サムーディーさんは背中を撃たれて負傷した。

これに関して、CNN(5月11日付)は、ジャズィーラが「ジェニンで職務にあたっていたアブー・アークラ氏が、イスラエルの部隊に銃殺されたと主張している」としつつ、以下の通り伝えた。

イスラエル軍は、治安部隊がパレスチナ人のテロ容疑者らを逮捕するため、ジェニンの難民キャンプに出動していたと説明。治安部隊は容疑者グループから激しい銃撃や爆発物を浴びて撃ち返したと主張し、「ジャーナリストらがパレスチナ側に撃たれたとみられる可能性を調査している」と述べた。

 

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外務在外居住者省は声明を出し、エルサレムをはじめとする占領下パレスチナ領内でのパレスチナ国民に対するイスラエル軍の攻撃、パレスチナの都市・町への強襲、住居破壊、入植地建設をもっとも強い表現で非難、パレスチナ人に寄り添い、その自由、独立、占領終了、エルサレムを首都とする独立国家の建設への支持を改めて表明した。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/3263129990640772

SANA(5月11日付)が伝えた。

AFP, May 11, 2022、ANHA, May 11, 2022、CNN, May 11, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2022、Reuters, May 11, 2022、SANA, May 11, 2022、SOHR, May 11, 2022、WAFA, May 11, 2022などをもとに作成。

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「シリア及び地域の将来の支援に関する第6回ブリュッセル会議」はシリアとその周辺諸国に対して67億ドルの追加支援を行うことを誓約して閉幕(2022年5月10日)

ベルギーのブリュッセルで5月9日に開幕していた「シリア及び地域の将来の支援に関する第6回ブリュッセル会議」は、シリアとその周辺諸国に対して67億ドルの追加支援を行うことを誓約して閉幕した。

EUの主催のもと、55の国、12の国際機関が参加した会議では、国連がシリア難民の支援を本格的に開始して以降最高額となる61億米ドルを難民、亡命希望者、無国籍者の支援にあてることが決定された。

会議には、ロシア、シリア政府は招待されなかった。

ロイター通信(5月10日付)などが伝えた。

AFP, May 10, 2022、ANHA, May 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2022、Reuters, May 10, 2022、SANA, May 10, 2022、SOHR, May 10, 2022などをもとに作成。

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ウクライナ国防省情報総局はロシアがウクライナで略奪した大量の穀物をシリアに持ち出していると主張(2022年5月10日)

ウクライナ国防省の情報総局は、ロシアがウクライナで略奪した大量の穀物を船積みして地中海経由で各地に持ち出していると主張した。

『ウォール・ストリート・ジャーナル』(5月10日付)が情報総局の話として伝えたところによると、「もっとも考えられる輸送先はシリアで…、そこから中東の他の国に供給される」という。

在エジプト・ウクライナ大使館のルスアン・ネチャイ臨時代理大使が同誌に述べたところによると、ロシア船籍2隻が先週、ウクライナで略奪した小麦をエジプトに持ち込もうとしたが、エジプト側は受け入れを拒否していたという。

AFP, May 11, 2022、ANHA, May 11, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2022、Reuters, May 11, 2022、SANA, May 11, 2022、SOHR, May 11, 2022、The Wall Street Journal, May 10, 2022などをもとに作成。

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シリア軍ヘリコプターがハマー県東部の砂漠地帯にあるダーイシュの拠点複数カ所を「樽爆弾」で攻撃(2022年5月10日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍のヘリコプターが県東部のウカイリバート町一帯の砂漠地帯にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点複数カ所に対して「樽爆弾」を投下した。

AFP, May 10, 2022、ANHA, May 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2022、Reuters, May 10, 2022、SANA, May 10, 2022、SOHR, May 10, 2022などをもとに作成。

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燃料を積んだトレーラー約55輌がイラクからシリアに入国、ヒズブッラーを支援するため、レバノンに向かう予定(2022年5月10日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、燃料を積んだトレーラー約55輌が9日から10日にかけて、イラクからブーカマール市近郊のハリー村の鉄道の国境通行所に非公式に設置されている通行所を経由してシリアに入国した。

トレーラーは「イランの民兵」旗を掲げており、燃料は、ヒズブッラーを支援するため、レバノンに搬入される予定だという。

AFP, May 10, 2022、ANHA, May 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2022、Reuters, May 10, 2022、SANA, May 10, 2022、SOHR, May 10, 2022などをもとに作成。

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正体不明の武装集団が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県ザーウィヤ山地方のルワイハ村にあるトルコ軍の拠点を機関銃で銃撃(2022年5月10日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装集団が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のルワイハ村にあるトルコ軍の拠点を機関銃で銃撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、シリア軍はザーウィヤ山地方のファッティーラ村、バーラ村一帯、バイニーン村、フライフィル村を砲撃、ファッティーラ村で「決戦」作戦司令室と砲撃戦となった。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるアウラム・スグラー村一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジャースィム市で住民1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, May 10, 2022、ANHA, May 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2022、Reuters, May 10, 2022、SANA, May 10, 2022、SOHR, May 10, 2022などをもとに作成。

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シリア民主軍がトルコ占領下のアレッポ県北部でシリア国民軍シャーム戦線の拠点を地対地ミサイルで攻撃し、戦闘員多数負傷(2022年5月10日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がトルコ占領下のマーリア市およびハルバル村の近郊に設置されているシリア国民軍シャーム戦線の拠点を地対地ミサイルで攻撃し、戦闘員多数が負傷した。

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ラッカ県では、ANHA(5月10日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のジャディーダ村、マアラク村、ディブス村、フーシャーン村、M4高速道路沿線を砲撃した。

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ハサカ県では、ANHA(5月10日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊のタウィーラ村、タッル・タウィール村を砲撃した。

AFP, May 10, 2022、ANHA, May 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2022、Reuters, May 10, 2022、SANA, May 10, 2022、SOHR, May 10, 2022などをもとに作成。

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外務在外居住者省は声明で中国が提唱するグローバル安全保障イニシアティブを支援すると表明(2022年5月10日)

外務在外居住者省は声明を出し、中国の習近平国家主席が中国海南省でのボアオ(博鰲)・アジア・フォーラム2022年年次大会の開幕式(4月21日)で提唱したグローバル安全保障イニシアティブを支援すると表明した。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/3262421794044925

中国外交部(外務省)の汪文斌報道官が4月21日の定例記者会見で述べたところによると、グローバル安全保障イニシアティブは以下「6つの堅持」を提唱している。

1. 共通、総合、協調的、持続可能な安全保障という考え方を堅持し、世界の平和と安全を共同で維持すること。
2. 各国の主権及び領土的一体性の尊重を堅持し、他国の内政に干渉せず、各国の人々が自ら選択した発展路線と社会制度を尊重すること。
3. 国連憲章の趣旨と原則の遵守を堅持し、冷戦思考を捨て去り、一国主義に反対し、ブロック政治や陣営対立を行わないこと。
4. 各国の安全保障上の合理的懸念の重視を堅持し、安全保障の不可分性の原則を堅持し、均衡の取れた、実効性のある、持続可能な安全保障構造を構築し、他国の安全を犠牲にした自国の安全構築に反対すること。
5. 国家間の溝や紛争の対話と協議を通じた平和的方法による解決を堅持し、危機の平和的解決に資するあらゆる努力を支持し、ダブルスタンダードを採用してはならず、一方的制裁や管轄権の域外適用の乱用に反対すること。
6. 伝統的・非伝統的領域における安全保障の統合的維持を堅持し、地域紛争やテロ、気候変動、サイバーセキュリティ、バイオセキュリティなどグローバルな問題に共同で対処すること。

SANA(5月10日付)が伝えた。

AFP, May 10, 2022、ANHA, May 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2022、Reuters, May 10, 2022、SANA, May 10, 2022、SOHR, May 10, 2022、『人民網日本語版』2022年4月22日などをもとに作成。

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ハサカ県カーミシュリー市近郊のハームー村とダアドゥーシーヤ村で、住民が国防隊とともに米軍の装甲車の車列の進行を阻止し、これを退却(2022年5月9日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の支配下にあるカーミシュリー市近郊のハームー村とダアドゥーシーヤ村で住民が国防隊とともに、村を通過しようとした米軍の装甲車4輌からなる車列の進行を阻止し、これを退却させた。

AFP, May 9, 2022、ANHA, May 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 9, 2022、Reuters, May 9, 2022、SANA, May 9, 2022、SOHR, May 9, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍はアレッポ県、ラッカ県でシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治地域を砲撃、住民1人負傷(2022年5月9日)

アレッポ県では、ANHA(5月9日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のザイワーニーヤ村、シャッアーラ村、スムーカ村、ウンム・フーシュ村、タート・マラーシュ村、スーガーニカ村、アキーバ村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、アナーブ村一帯では、シリア国民軍に所属するシャーム戦線のメンバー2人が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との戦闘で死亡した。

一方、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍はまた、マンビジュ市北のムフスィンリー村を砲撃し、住民1人が負傷した。
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ラッカ県では、ANHA(5月9日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, May 9, 2022、ANHA, May 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 9, 2022、Reuters, May 9, 2022、SANA, May 9, 2022、SOHR, May 9, 2022などをもとに作成。

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外務在外居住者省は欧米諸国による「シリア及び地域の将来の支援に関する第6回ブリュッセル会合」をシリア国民を支援しようする真の熱意を感じ取れず、人道支援を政治利用していると非難(2022年5月9日)

外務在外居住者省は声明を出し、EUが国連との共催で、ベルギーのブリュッセルで5月9日に2日間の予定で開催している「シリア及び地域の将来の支援に関する第6回ブリュッセル会合」に関して、人道活動を規制・調整する国連の原則に合致しておらず、参加国がシリアの国土の一部を占領し、復興や難民帰還を妨害しているなかで、シリア国民を支援しようとする真の熱意を反映していないと批判した。

声明はまた、会合参加国が、シリア国民に非人道的な経済制裁を一方的に科し、燃料、食料、医薬品といった基本物資の供給能力を奪っており、そのことは会合が掲げる目標に矛盾しているとしたうえで、ロシアをはじめ、バランスのとれた姿勢をとる諸外国を会合に招待しないことで、人道支援を政治利用していることすら隠し立しないと非難した。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/3261494404137664

SANA(5月9日付)が伝えた。

AFP, May 9, 2022、ANHA, May 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 9, 2022、Reuters, May 9, 2022、SANA, May 9, 2022、SOHR, May 9, 2022などをもとに作成。

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フマイミーム航空基地(ラタキア県)とアレッポ市で駐留ロシア軍が対ドイツ戦勝記念日の祝典を開催、首都ダマスカスでは教育省が駐シリア・ロシア大使館との共催で祝祭を開催(2022年5月9日)

ラタキア県では、シリア駐留ロシア軍司令部がフマイミーム航空基地で、77回目となる対ナチス・ドイツ戦勝記念日の祝典を開催し、アリー・マフムード・アッバース国防大臣兼軍武装部隊副司令官(中将)、アーミル・イスマーイール・ヒラール・ラタキア県知事、サフワーン・アブー・サアディー・タルトゥース県知事らが参列した。

また、アレッポ県アレッポ市では、シリア駐留ロシア軍が記念祝典を開催し、フサイン・ディヤーブ・アレッポ県知事、アフマド・マンスール・バアス党アレッポ支部指導部書記長、シリア軍将兵警察官らが参列した。

SANA(5月9日付)が伝えた。

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ダマスカス県では、教育省が、駐シリア・ロシア大使館との共催で、記念祝祭をアサド文化芸術館で開催した。

祝祭では、戦没者遺族学校やアマーン孤児院(タルトゥース県)の児童・生徒、ダマスカス大学文学部ロシア語学科の学生によるロシア語での歌謡、演劇上演が行われた。
SANA(5月9日付)が伝えた。



AFP, May 9, 2022、ANHA, May 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 9, 2022、Reuters, May 9, 2022、SANA, May 9, 2022、SOHR, May 9, 2022などをもとに作成。

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