シャイバーニー暫定外務大臣、アブー・カスラ暫定国防大臣、ハッターブ総合諜報機関長官がカタールの首都ドーハを訪問(2025年1月5日)

国防省、シリア軍事作戦局総司令部(「攻撃抑止」軍事作戦局)がシリア情勢の進捗についての情報を発信するために開設した専門のプラットフォーム「自由シリア」によると、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務大臣、ムルハフ・アブー・カスラ暫定国防大臣、アナス・ハッターブ総合諜報機関長官は、カタールの首都ドーハを訪問し、ムハンマド・ビン・アブドゥッラフマーン・ビン・ジャースィム・アール・サーニー副首相兼外務大臣、サウード・ビン・アブドゥッラフマーン・アール・サーニー国防大臣、ムハンマド・ビン・アブドゥルアズィーズ・ビン・サーリフ・ハリーフィー国務大臣と会談した。

会談後、シャイバーニー暫定外務大臣は記者団に対して、復興、シリア国民のエンパワーメント、すべてのシリア人を代表する政府の発足についての行程について説明したことを明らかにし、カタールとのさらなる関係強化と制裁解除を訴えた。
また、新政権は域内諸国と良好な関係を築くと強調した。






SANAによると、会談後、シャイバーニー暫定外務大臣は、在カタール・シリア大使館を訪問した。

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トルコ占領下の「平和の泉」地域で、シリア軍事作戦総司令部の支配地への戦闘員の帰還を阻止する動き(2025年1月4日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にある「平和の泉」地域の拠点都市のラアス・アイン市で3日深夜から4日未明にかけて、シリア国民軍に所属するハムザート師団が、シリア軍事作戦総司令部の支配下に入ったヒムス県に帰還しようとした司令官1人とメンバー7人を襲撃、激しい戦闘となった。

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ラッカ県では、ANHAによると、トルコ占領下の「平和の泉」地域の拠点都市タッル・アブヤド市で、トルコの諜報機関が同市および周辺農村地帯で離反した「傭兵」(シリア国民軍)全員に対する射殺命令を出した。

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米軍がハサカ県シャッダーディー市の基地とアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市方面に物資を補給(2025年1月4日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局支配下のシャッダーディー市に米軍が設置している基地に輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

また、シリア人権監視団によると、米軍の車輛20輌からなる車列がイラクとの国境に設置されているワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)からシリア領内に新たに進入、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市方面に向かった。

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トルコ軍がラッカ県のジャルニーヤ町の発電所一帯を無人航空機複数機で爆撃(2025年1月4日)

アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍がティシュリーン・ダム一帯の村々に対して攻撃を行い、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属のマンビジュ軍事評議会が迎撃した。

ANHAによると、トルコ軍はまた、カラ・クーザーク橋一帯を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍がアイン・イーサー市近郊のアブド・ジュムア村、ファーティサ村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍はまた、ジャルニーヤ町の発電所一帯を無人航空機複数機で爆撃した。

一方、「シリア革命の咆哮者たち」によると、ジャルニーヤ町に対するトルコ軍の爆撃を受けて、シリア民主軍の戦闘員50人以上が離反した。

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米中央軍(CENTCOM)は紅海で任務遂行中の米海軍ミサイル駆逐艦が、12月31日にイエメン領内のフーシー派の指揮統制、兵器生産使節、貯蔵施設に向けてトマホーク対地攻撃ミサイルを発射したと発表(2025年1月4日)

米中央軍(CENTCOM)は午前1時8分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/)を通じて、紅海で任務遂行中の米海軍ハリー・S・トルーマン空母打撃群所属のミサイル駆逐艦が、12月31日にイエメン領内のフーシー派の指揮統制、兵器生産使節、貯蔵施設に向けてトマホーク対地攻撃ミサイルを発射したと発表した。

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在米シリア人からなる使節団がブリンケン米国務長官と会談し、7項目からなる提案を示す(2025年1月4日)

イナブ・バラディーによると、アトランティック・カウンシル・シリア・プグラム長のカティーバ・イドリビー氏ら在米シリア人からなる使節団がワシントンDCで、アントニー・ブリンケン米国務長官と会談し、7項目からなる提案を提示した。

提案の内容は以下の通り:

  1. 制裁解除
  2. 米国大使館再開などを通じた外交活動の強化
  3. 移行期の行程への支援
  4. 北・東地域の統合への支援
  5. 外国の干渉、イスラエルの攻撃への対処
  6. 移行期正義への支援
  7. 在米シリア人への一時保護維持

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人道支援物資を積んだサウジアラビアとエジプトの貨物機が到着(2025年1月4日)

『ワタン』によると、サルマーン国王人道支援活動センターからの支援物資を積んだサウジアラビアの貨物機が到着した。

また、エジプトからの人道支援物資15トンを積んだ貨物機がダマスカス国際空港に到着した。

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バシール暫定首相が国際赤十字委員会のエッゲー総裁を代表とする使節団と会談(2025年1月4日)

SANAによると、ムハンマド・バシール暫定首相が、国際赤十字委員会のミリアナ・スポリアリッチ・エッゲー総裁を代表とする使節団と会談した。

会談には、シリア救国内閣政治問題局のアーイシャ・ディブス氏を女性事務局長も同席した。

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SANAによると、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務大臣は、カタールのムハンマド・ビン・アブドゥルアズィーズ・ハリーフィー外務担当国務大臣と電話会談を行った。

会談では、シャイバーニー暫定外務大臣がカタールの対応に謝意を示す一方、ハリーフィー国務大臣は新政権を支援する意向を改めて伝えた。

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米国防省のシン副報道官はアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市方面に増援部隊を派遣したとの情報に関して、米軍基地を建設する計画はないと述べ、これを否定(2025年1月3日)

米国防省のサブリナ・シン副報道官はアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市方面に増援部隊を派遣したとの情報に関して、記者会見で、米軍基地を建設する計画はないと述べ、これを否定した。

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イスラエル軍はイエメンからミサイル1発が飛来、中部のモディアン地域に迎撃した際の破片が落下したと発表(2025年1月3日)

イスラエル軍は午前5時37分から午前6時2分にかけて、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)で、イエメンからミサイル1発が飛来、イスラエル領空に侵入したことを確認し、これを撃破、中部のモディアン地域に迎撃した際の破片が落下したと発表した。また、午前9時45分には、イエメンから飛来した1機のUAVをイスラエル空軍が領内に侵入する前に撃破したと発表した。

AFP, January 3, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 3, 2025、ANHA, January 3, 2025、‘Inab Baladi, January 3, 2025、Reuters, January 3, 2025、Sham FM, January 3, 2025、SANA, January 3, 2025、SOHR, January 3, 2025、Syriafree25, January 3, 2025、al-Watan, January 3, 2025などを参照。

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チェコは米国市民の保護を担当する部署の責任者と、治安を担当する技術職員をダマスカスの大使館に派遣(2025年1月3日)

チェコのヤン・リパフスキー外務大臣は、米国市民の保護を担当する部署の責任者と、治安を担当する技術職員がダマスカスの大使館に復帰したことを明らかにした。

プラハ国際ラジオ(1月3日付)が伝えた。

AFP, January 3, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 3, 2025、ANHA, January 3, 2025、‘Inab Baladi, January 3, 2025、Radio Prague International, January 3, 2025、Reuters, January 3, 2025、Sham FM, January 3, 2025、SANA, January 3, 2025、SOHR, January 3, 2025、Syriafree25, January 3, 2025、al-Watan, January 3, 2025などを参照。

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ベルギーのカンタン外務大臣:「シリア国内の刑務所や収容所に拘束されているベルギー人戦闘員のベルギーへの送還はシリアの新政権に委ねられるべき」(2025年1月3日)

ベルギーのベルナール・カンタン外務大臣は、シリア国内の刑務所や収容所に拘束されているベルギー人戦闘員のベルギーへの送還について、シリアの新政権にに委ねられるべきだと述べた。

ベルギー通信社(1月3日付)が伝えた。

AFP, January 3, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 3, 2025、ANHA, January 3, 2025、Belga News Agency, January 3, 2025、‘Inab Baladi, January 3, 2025、Reuters, January 3, 2025、Sham FM, January 3, 2025、SANA, January 3, 2025、SOHR, January 3, 2025、Syriafree25, January 3, 2025、al-Watan, January 3, 2025などを参照。

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トルコ軍がラッカ県、アレッポ県、ハサカ県を無人航空機などで攻撃(2025年1月3日)

ラッカ県では、ANHA(1月3日付)によると、トルコ軍の無人航空機1機が、フッリーヤ村にある北・東シリア地域民主自治局の人民庁舎を爆撃した。

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アレッポ県では、ANHA(1月3日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がマンビジュ市郊外のヒルバト・ハーリド村、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。

トルコ軍はまた、ダイル・ハーフィル市を無人航空機複数機で攻撃した。

一方、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会によると、マンビジュ市南方および東方での戦闘で、シリア国民軍の戦闘員72人を殺害した。

他方、米主導の有志連合はアイン・アラブ(コバネ)市一帯地域に、装甲車やタンクローリー13輌からなる増援部隊を派遣した。

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ハサカ県では、ANHA(1月3日付)によると、トルコ軍がタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村、クーザリーヤ村、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のタッル・ワルド村、ルバイアート村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

AFP, January 3, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 3, 2025、ANHA, January 3, 2025、‘Inab Baladi, January 3, 2025、Reuters, January 3, 2025、Sham FM, January 3, 2025、SANA, January 3, 2025、SOHR, January 3, 2025、Syriafree25, January 3, 2025、al-Watan, January 3, 2025などを参照。

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シャルア総司令官、シャイバーニー暫定外務大臣はバロー仏外務大臣、ベアボック独外務大臣と会談:ベアボック外務大臣はシリアの新政権支援の条件を示す(2025年1月3日)

国防省のテレグラムの公式アカウント(https://t.me/Sy_Defense/)によると、シリア軍事作戦局総司令部(「攻撃抑止」軍事作戦局)のアフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)とアスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務大臣は、シリアを訪れたフランスのジャン=ノエル・バロー外務大臣、ドイツのアナリーナ・ベアボック外務大臣、マイケル・オンマフト在シリアEU代表団代理と会談した。

ロイター通信(1月3日付)によると、ドイツのベアボック外務大臣は会談後の記者会見で、EUのシリア新政権への支援に関して、女性やクルド人をなどすべてのシリア国民を政治移行プロセスに参加させ、欧州からの資金が「新たなイスラーム主義的な構造」の手に渡らないよう保証する必要があるとの条件を示した。

一方、SANA(https://www.facebook.com/syrianarabnews/)によると、EU使節団が ダマスカス郊外県のサイドナーヤー刑務所を視察した。

また、イタリアのNGOの使節団がユースフ・アナーン養育教育省計画国際協力長とともに県内の学校を施設した。

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国防省のテレグラムの公式アカウント(https://t.me/Sy_Defense/)によると、シャルア総司令官はまた、レバノンのナジーブ・ミーカーティー首相と電話会談を行った。
会談のなかで、ミーカーティー首相は、シリア国民への支援、国境警備での連携の必要を確認、これに対してシャルア総司令官は、両国の関係の重要性と安全維持における協力の必要性を強調した。

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SANA(https://www.facebook.com/syrianarabnews/)によると、シャイバーニー暫定外務大臣がヨルダンのアイマン・サファディー外務大臣と電話会談を行った。
会談のなかで、サファディー外務大臣は、シリア国民への支持を表明、治安と安定の強化、および再建に向けた支援を行うことを確認した。

AFP, January 3, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 3, 2025、ANHA, January 3, 2025、‘Inab Baladi, January 3, 2025、Reuters, January 3, 2025、Sham FM, January 3, 2025、SANA, January 3, 2025、SOHR, January 3, 2025、Syriafree25, January 3, 2025、al-Watan, January 3, 2025などを参照。

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イスラエル空軍特殊部隊がシリア領内奥地でパレスチナのガザ地区やレバノンの首都ベイルート南部郊外(ダーヒヤ地区)、そしイランでの過去数ヵ月にわたって行われてきた「イランの枢軸」のミサイル製造能力を破壊するための作戦に参加(2025年1月2日)

イスラエル軍は午後7時50分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)で、イスラエル空軍の特殊部隊であるシャルダグ部隊が、シリア領内奥地でパレスチナのガザ地区やレバノンの首都ベイルート南部郊外(ダーヒヤ地区)、そしイランでの過去数ヵ月にわたって行われてきた「イランの枢軸」のミサイル製造能力を破壊するための作戦に参加したとするヘルジ・ハレヴィ参謀総長の発表を紹介した。

AFP, January 2, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 2, 2025、ANHA, January 2, 2025、‘Inab Baladi, January 2, 2025、Reuters, January 2, 2025、Sham FM, January 2, 2025、SANA, January 2, 2025、SOHR, January 2, 2025、Syriafree25, January 2, 2025、al-Watan, January 2, 2025などを参照。

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国連難民高等弁務官事務所(UNHCR):アサド政権が崩壊した2024年12月8日以降、トルコ、ヨルダン、レバノンからシリア人115,000人以上が帰国する一方、66万4000人が新たに難民に(2025年1月2日)

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、アサド政権が崩壊した2024年12月8日以降、トルコ、ヨルダン、レバノンからシリア人115,000人以上が帰国したと発表した。

その一方、アサド政権の崩壊を受けて、66万4000人あまりが、イドリブ県、アレッポ県などから新たに難民となり、うち75%が女性と子どもだと付言した。

AFP, January 3, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 3, 2025、ANHA, January 3, 2025、‘Inab Baladi, January 3, 2025、Reuters, January 3, 2025、Sham FM, January 3, 2025、SANA, January 3, 2025、SOHR, January 3, 2025、Syriafree25, January 3, 2025、al-Watan, January 3, 2025などを参照。

 

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イスラエル軍はヒズブッラーの軍事施設にあるロケット弾発射台複数機を爆撃したと発表(2025年1月2日)

イスラエル軍は午後9時10分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)で、イスラエル空軍が先ほど、ヒズブッラーの軍事施設にある中距離ロケット弾発射台複数機、ナバティーヤ県の軍事施設にあるロケット弾発射台複数機に対して爆撃を行ったと発表した。

AFP, January 2, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 2, 2025、ANHA, January 2, 2025、‘Inab Baladi, January 2, 2025、Naharnet, January 2, 2025、NNA, January 2, 2025、Qanat al-Manar January 2, 2025、Reuters, January 2, 2025、Sham FM, January 2, 2025、SANA, January 2, 2025、SOHR, January 2, 2025、Syriafree25, January 2, 2025、al-Watan, January 2, 2025などを参照。

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イスラエル軍戦闘機複数機がアレッポ県サフィーラ市近郊の防空工場とアレッポ市近郊の科学研究センターを爆撃(2025年1月2日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍戦闘機複数機がサフィーラ市近郊の防空工場とアレッポ市近郊の科学研究センターを爆撃した。

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クナイトラ県では、ANHA(1月2日付)などによると、イスラエル軍がマンタラ・ダム一帯に戦車、兵士らを侵攻させ、同地を制圧した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シャフム丘にある旧シリア軍の基地で爆発が発生した。

爆発の原因は不明。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が放棄したハルハラ航空基地で爆発が発生した。

爆発の原因は不明。

AFP, January 2, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 2, 2025、ANHA, January 2, 2025、‘Inab Baladi, January 2, 2025、Reuters, January 2, 2025、Sham FM, January 2, 2025、SANA, January 2, 2025、SOHR, January 2, 2025、Syriafree25, January 2, 2025、al-Watan, January 2, 2025などを参照。

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トルコ軍、シリア国民軍がラッカ県、アレッポ県、ハサカ県でシリア民主軍と交戦を続けるなか、米軍(有志連合)はアレッポ県、ハサカ県に増援部隊を派遣(2025年1月2日)

ラッカ県では、ANHA(1月2日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がアイン・イーサー市近郊のウンム・バラーミール村、クール・ハサン村、ヒルバト・バカル村、アブド・ジュムア村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(1月2日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がティシュリーン・ダム一帯のアッルーシュ村、アトシャーナ村、ムスターハ村を攻撃、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属のマンビジュ軍事評議会と激しく交戦した。

この戦闘で、マンビジュ軍事評議会と内務治安部隊(アサーイシュ)の緊急対応部隊(HAT)はシリア国民軍の装甲車2輌、戦車1輌を破壊した。

これに対して、トルコ軍はジャルニーヤ村のパン製造所を無人航空機1機で攻撃した。

一方、シリア人権監視団によると、コンクリート製のブロックを積んだ米軍の貨物車輛など50輌からなる車列がトルコ軍、シリア国民軍とシリア民主軍を引き離すための陣地を設置するため、アイン・アラブ(コバネ)市近郊に進軍した。

これに対して、トルコ軍もカラ・クーザーク橋近くに新たな基地を設置した。

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ハサカ県では、ANHA(1月2日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がタッル・タムル町近郊のスッカル・ウハイミル村、ウンム・カイフ村、ダルダーラ村、フドル・ハサン村、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のムシャイリファ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌など20輌からなる車列がイラクとの国境に設置されているワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)からシリア領内に新たに進入し、県内の米軍基地に向かった。

AFP, January 2, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 2, 2025、ANHA, January 2, 2025、‘Inab Baladi, January 2, 2025、Reuters, January 2, 2025、Sham FM, January 2, 2025、SANA, January 2, 2025、SOHR, January 2, 2025、Syriafree25, January 2, 2025、al-Watan, January 2, 2025などを参照。

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ロシア軍パトロール部隊がカーミシュリー国差空港からマーリキーヤ市近郊のアイン・ディーワール村に至る国境地帯を巡回(2025年1月2日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍の装甲車5輌からなるパトロール部隊がヘリコプター2機を護衛として伴い、カーミシュリー国差空港からマーリキーヤ市近郊のアイン・ディーワール村に至る国境地帯を巡回した。

AFP, January 2, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 2, 2025、ANHA, January 2, 2025、‘Inab Baladi, January 2, 2025、Reuters, January 2, 2025、Sham FM, January 2, 2025、SANA, January 2, 2025、SOHR, January 2, 2025、Syriafree25, January 2, 2025、al-Watan, January 2, 2025などを参照。

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トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のアレッポ県ラーイー村の法廷はシリア国民軍のムスタファー・スィージャリーとアラーッディーン・アイユーブの2人を釈放(2025年1月2日)

トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のアレッポ県ラーイー村の法廷は、8ヵ月前に逮捕していたシリア国民軍のムスタファー・スィージャリー氏とアラーッディーン・アイユーブ氏の2人を釈放した。

2人はムウタスィム師団のムウタスィム・アッバース司令官の兄弟のアフマド・アッバース氏(アブー・ハーズィム)を殺害した容疑で逮捕、投獄されていた。

イナブ・バラディー(1月2日付)が伝えた。

AFP, January 2, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 2, 2025、ANHA, January 2, 2025、‘Inab Baladi, January 2, 2025、Reuters, January 2, 2025、Sham FM, January 2, 2025、SANA, January 2, 2025、SOHR, January 2, 2025、Syriafree25, January 2, 2025、al-Watan, January 2, 2025などを参照。

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食料物資20トンを積んだカタールの貨物機がダマスカス国際空港に到着(2025年1月2日)

SANA(https://www.facebook.com/syrianarabnews/)によると、食料物資20トンを積んだカタールの貨物機がダマスカス国際空港に到着した。

AFP, January 2, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 2, 2025、ANHA, January 2, 2025、‘Inab Baladi, January 2, 2025、Reuters, January 2, 2025、Sham FM, January 2, 2025、SANA, January 2, 2025、SOHR, January 2, 2025、Syriafree25, January 2, 2025、al-Watan, January 2, 2025などを参照。

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サウジアラビアを訪れたアブー・カスラ暫定国防大臣はルワイリー参謀総長とシャイバーニー暫定外務大臣はサウジアラビアのファイサル外務大臣、スーサーン大使と会談(2025年1月2日)

国防省は新設されたテレグラムの公式アカウント(https://t.me/Sy_Defense/)でムルハフ・アブー・カスラ暫定国防大臣の経歴を発表した。

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国防省はまた、ムルハフ・アブー・カスラ暫定国防大臣が、シリアの公式使節団としてサウジアラビアの首都リヤードを訪問し、サウジアラビア軍のファイヤード・ルワイリー参謀総長(一等大将)を会談したと発表した。

また、SANA(https://www.facebook.com/syrianarabnews/)によると、1月1日の深夜に、ムルハフ・アブー・カスラ国防大臣、アナス・ハッターブ総合諜報機関長官とともにシリアの公式使節団としてサウジアラビアのリヤードを訪れていたアスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務大臣は、サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン外務大臣と会談した。

また、在リヤド・シリア大使館を訪れ、アイマン・スーサーン大使と会談した。

AFP, January 2, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 2, 2025、ANHA, January 2, 2025、‘Inab Baladi, January 2, 2025、Reuters, January 2, 2025、Sham FM, January 2, 2025、SANA, January 2, 2025、SOHR, January 2, 2025、Syriafree25, January 2, 2025、al-Watan, January 2, 2025などを参照。

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イスラエル軍は12月31日にレバノン南部の武器貯蔵施設に車で武器を搬入しているヒズブッラーのテロリストの動きを確認、イスラエル空軍がこの施設と車を爆撃したと発表(2025年1月1日)

イスラエル軍は午前8時3分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)で、イスラエル軍兵士が昨日(火曜日)、レバノン南部の武器貯蔵施設に車で武器を搬入しているヒズブッラーのテロリストの動きを確認、イスラエル空軍がこの施設と車を爆撃したと発表した。

AFP, January 1, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 1, 2025、ANHA, January 1, 2025、‘Inab Baladi, January 1, 2025、Naharnet, January 1, 2025、NNA, January 1, 2025、Qanat al-Manar January 1, 2025、Reuters, January 1, 2025、Sham FM, January 1, 2025、SANA, January 1, 2025、SOHR, January 1, 2025、Syriafree25, January 1, 2025、al-Watan, January 1, 2025などを参照。

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イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)は米軍のMQ-9航空機を防空部隊が撃墜したと発表(2025年1月1日)

イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官は午前9時32分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)を通じて声明を出し、マリブ県空域で敵対任務を遂行中の米軍のMQ-9航空機を防空部隊が撃墜したと発表した。

AFP, January 1, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 1, 2025、ANHA, January 1, 2025、‘Inab Baladi, January 1, 2025、Reuters, January 1, 2025、Sham FM, January 1, 2025、SANA, January 1, 2025、SOHR, January 1, 2025、Syriafree25, January 1, 2025、al-Watan, January 1, 2025などを参照。

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ハサカ県ハッラーブ・ジール村の農業用空港に設置されている米軍(有志連合)の基地に所属不明の無人航空機1機が接近、基地に駐留する部隊がこれを撃破(2025年1月1日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ハッラーブ・ジール村の農業用空港に設置されている米軍(有志連合)の基地に所属不明の無人航空機1機が接近、基地に駐留する部隊がこれを撃破した。

AFP, January 1, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 1, 2025、ANHA, January 1, 2025、‘Inab Baladi, January 1, 2025、Reuters, January 1, 2025、Sham FM, January 1, 2025、SANA, January 1, 2025、SOHR, January 1, 2025、Syriafree25, January 1, 2025、al-Watan, January 1, 2025などを参照。

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シリア民主軍はアレッポ県でトルコ軍のバイラクタルTB2無人航空機1機を撃墜(2025年1月1日)

ハサカ県では、ANHA(1月1日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村、タッル・タウィール村、クーバルラク村を砲撃した。

これに対して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するスィリー・カーニヤ軍事評議会は、マナーフ村にあるトルコ軍の基地を攻撃し、レーダー、システムを破壊、ウンム・カイフ村でシリア国民軍の戦闘員1人を狙撃し、殺害した。

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アレッポ県では、ANHA(1月1日付)によると、シリア民主軍がカラ・クーザーク橋近くでトルコ軍のバイラクタルTB2無人航空機1機を撃墜した。

これに対して、トルコ軍とシリア国民軍は、ティシュリーン・ダム近くのヒルバト・ザマーラ村、カラ・クーザーク橋一帯、ビール・ハッスー村、アイン・アラブ(コバネ)市近郊のバラク村を砲撃した。

トルコ軍はまた、ダイル・ハーフィル市にある砂糖工場を無人航空機1機で攻撃した。

シリア人権監視団によると、戦闘激化に対処するかたちで、米主導の有志連合がアイン・アラブ市方面に増援部隊を派遣した。

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ラッカ県では、ANHA(1月1日付)によると、トルコ軍がアイン・イーサー市近郊のサファーウィヤ村を砲撃した。

AFP, January 1, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 1, 2025、ANHA, January 1, 2025、‘Inab Baladi, January 1, 2025、Reuters, January 1, 2025、Sham FM, January 1, 2025、SANA, January 1, 2025、SOHR, January 1, 2025、Syriafree25, January 1, 2025、al-Watan, January 1, 2025などを参照。

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カーディリー暫定養育教育大臣が、国連国際児童緊急基金(UNICEF)の使節団(根本巳欧シリア事務所副所長ほか)と会談(2025年1月1日)

ナズィール・カーディリー暫定養育教育大臣が、国連国際児童緊急基金(UNICEF)の使節団(根本巳欧シリア事務所副所長ほか)と会談し、教育活動発展に向けた協力の仕組みについて意見を交わした。

SANA(https://www.facebook.com/syrianarabnews/)伝えた。

AFP, January 1, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 1, 2025、ANHA, January 1, 2025、‘Inab Baladi, January 1, 2025、Reuters, January 1, 2025、Sham FM, January 1, 2025、SANA, January 1, 2025、SOHR, January 1, 2025、Syriafree25, January 1, 2025、al-Watan, January 1, 2025などを参照。

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サルマーン国王人道支援活動センターが提供した56トンの人道支援物資を積んだサウジアラビアの貨物機2機がダマスカス国際空港に到着(2025年1月1日)

サルマーン国王人道支援活動センターが提供した56トンの人道支援物資を積んだサウジアラビアの貨物機2機がダマスカス国際空港に到着した。



SANA(https://www.facebook.com/syrianarabnews/)伝えた。

AFP, January 1, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 1, 2025、ANHA, January 1, 2025、‘Inab Baladi, January 1, 2025、Reuters, January 1, 2025、Sham FM, January 1, 2025、SANA, January 1, 2025、SOHR, January 1, 2025、Syriafree25, January 1, 2025、al-Watan, January 1, 2025などを参照。

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シャイバーニー暫定外務大臣がサウジアラビアに到着し、ワリード副外務大臣の出迎えを受ける(2025年1月1日)

シリア軍事作戦総司令部のテレグラムの公式アカウント(https://t.me/G_CSyriaa/)によると、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務大臣がサウジアラビアの首都リヤードに到着し、ワリード・ビン・アブドゥルカリーム副外務大臣の出迎えを受けた。

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シャイバーニー暫定外務大臣はこれに先立ち、オマーンのバドル・ブーサイーディー外務大臣と電話会談を行った。
会談のなかで、ブーサイーディー外務大臣は、シリア国民の勝利を祝福、復興支援、シリアの統合維持、安定、両国の協力の必要を確認した。
シャイバーニー暫定外務大臣も両国関係の必要を確認した。

SANA(https://www.facebook.com/syrianarabnews/)伝えた。

AFP, January 1, 2025、Aleamaliaat_aleaskaria, January 1, 2025、ANHA, January 1, 2025、‘Inab Baladi, January 1, 2025、Reuters, January 1, 2025、Sham FM, January 1, 2025、SANA, January 1, 2025、SOHR, January 1, 2025、Syriafree25, January 1, 2025、al-Watan, January 1, 2025などを参照。

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