イスラエル軍が占領下ゴラン高原からクナイトラ県ラフィーダ村南の農地を砲撃(2024年10月29日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍所属と見られる航空機複数機がジャービヤ丘上空に飛来、爆発が発生した。

爆発の原因は不明。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍が占領下ゴラン高原からラフィーダ村南のスィハーム地区の農地を砲撃した。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、今年に入って131回(うち106回が航空攻撃、25回が地上攻撃)となり、これにより207あまりの標的が破壊され、軍関係者268人が死亡、188人が負傷した。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):25人
ヒズブッラーのメンバー:50人
イラク人:28人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):75人
「イランの民兵」の外国人メンバー:24人
シリア軍将兵:62人
身元不明人:4人

また、民間人も43人(イエメン人医師とその妻、3人の子供を含む)が死亡、53人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:50回
ダルアー県:17回
ヒムス県:36回
クナイトラ県:16回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:5回
アレッポ県:2回
ハマー県:4回
スワイダー県:2回
ラタキア県:2回

AFP, October 29, 2024、ANHA, October 29, 2024、‘Inab Baladi, October 29, 2024、Reuters, October 29, 2024、SANA, October 29, 2024、SOHR, October 29, 2024などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がヒムス県とラッカ県でダーイシュの拠点を狙って重点的な爆撃(2024年10月29日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がスフナ市とタドムル市近郊の山岳地帯、トゥワイナーン村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を狙って重点的な爆撃を実施した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がラサーファ市一帯の砂漠地帯でダーイシュの拠点を狙って重点的な爆撃を実施した。

AFP, October 29, 2024、ANHA, October 29, 2024、‘Inab Baladi, October 29, 2024、Reuters, October 29, 2024、SANA, October 29, 2024、SOHR, October 29, 2024などをもとに作成。

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UNRWA:パレスチナ難民4,500人がレバノンからシリアに避難、アンケート調査によると、その半数がシリア内戦でレバノンに避難していた難民(2024年10月28日)

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は、イスラエルのレバノン攻撃激化に伴うシリアへの避難民にかかる報告書(Report #8)を発表した。

報告書は、10月24日から10月27日の情報に基づくもので、レバノンからシリアへの避難者の推計は44万人(UNHCR)で、うち10月27日までに、レバノンで暮らしていたパレスチナ難民904世帯(約4,500人)がUNRWAのシリア事務所に支援を求めてきた。

実際にはこれよりも多いパレスチナ難民が避難を余儀なくされていることが予想される。

UNRWAは、シリア国内の各地にある避難施設で暮らすパレスチナ難民のニーズを把握し、これに対応するため、シリア政府の監督のもと、当局と引き続き連携を図っているとしている。

そのうえで、UNRWAは、詳細なデータを収集し、新規避難者の緊急ニーズを評価するためのアンケートを実施したことを明らかにした。

それによると、10月27日現在で、733世帯(2,197人)がこのアンケートに回答、うち、77%以上が女性と子供で、1%が障がい者で、その大半は人口密集地に避難、親戚や友人の元に身を寄せているという。

また、回答者のうち56%が、シリア内戦に際してレバノンに避難していた元シリア在住者で、94%が、レバノンでの治安状況の悪化をシリアへの帰還の主な理由としてあげていたという。

また約90%が家族とともに、約80%がレバノンに避難する前に住んでいたシリア国内の居住地に帰還、ほとんどの回答者が現在、友人や親族に住まいや基本的な生活支援を頼っているため、シリアへの持続可能な帰還を実現するためには物質的な支援の提供が不可欠だという。

さらに、多くの回答者がシリアで損傷を受けた自宅の修繕支援も求めているという。

AFP, October 29, 2024、ANHA, October 29, 2024、‘Inab Baladi, October 29, 2024、Reuters, October 29, 2024、SANA, October 29, 2024、SOHR, October 29, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍がスール市などレバノン南部各所を爆撃し、スール市で7人が死亡、10人が負傷(2024年10月28日)

ナハールネット(10月28日付)、NNA(10月28日付)、マナール・チャンネル(10月28日付)などによると、イスラエル軍は、スール市などレバノン南部各所を爆撃し、スール市では7人が死亡、10人が負傷した。

28日の戦況に関して、イスラエル軍は、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、レバノン南部での戦闘で兵士1人が死亡したとする声明を発表した。

一方、レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)を通じて、10月28日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して30回の攻撃を実施したと発表した。

レバノン・イスラーム抵抗は、レバノン南部では、ワッザーニー村近く、カフルカラー村近くに集結するイスラエル軍部隊などを攻撃したほか、イスラエル領内のヨドファット入植地(アッカ市南東)の軍需産業企業をロケット弾で攻撃した。

イスラエル軍の発表によると、午後11時00分の時点で、ヒズブッラーは約150発の飛翔体をイスラエルに向けて発射した。

AFP, October 28, 2024、ANHA, October 28, 2024、‘Inab Baladi, October 28, 2024、Naharnet, October 28, 2024、NNA, October 28, 2024、Qanat al-Manar October 28, 2024、Reuters, October 28, 2024、SANA, October 28, 2024、SOHR, October 28, 2024などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を4件、55キロ地帯への侵犯を11件確認したと発表(2024年10月28日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間にシリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を4件確認したと発表した。

イグナシュク副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機4機、F/A-18戦闘機2機、A-10サンダーボルト攻撃機2機、MC-12W偵察機1機による領空侵犯を11件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月28日付)、タス通信(10月28日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 28, 2024、TASS, October 28, 2024をもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合所属のボーイングP-8ポセイドン対潜機1機が地中海東部を飛行中のロシア軍S-35戦闘機1機に危険な接近をしたと発表(2024年10月28日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、米主導の有志連合所属のボーイングP-8ポセイドン対潜機1機が地中海東部を飛行中のロシア軍S-35戦闘機1機に危険な接近、ロシア軍パイロットはプロ意識を発揮し、衝突を防ぐための適切な措置を講じたと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月28日付)、タス通信(10月28日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 28, 2024、TASS, October 28, 2024をもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗は「我々の占領地」北部の軍事標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表(2024年10月28日)

イラク・イスラーム抵抗は28日午前5時40分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、パレスチナ市民に対するイスラエルの攻撃への報復として、「我々の占領地」北部の軍事標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。


AFP, October 28, 2024、ANHA, October 28, 2024、‘Inab Baladi, October 28, 2024、Reuters, October 28, 2024、SANA, October 28, 2024、SOHR, October 28, 2024などをもとに作成。

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イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)はアラビア海で船舶SCモントリオールとマースク・カオルーン、紅海でモタロを標的とする軍事作戦を実施したと発表(2024年10月28日)

イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官は午後10時41分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)を通じて声明を出し、アラビア海で船舶SCモントリオールとマースク・カオルーン、紅海でモタロを標的とする3つの軍事作戦を実施したと発表した。

AFP, October 28, 2024、ANHA, October 28, 2024、‘Inab Baladi, October 28, 2024、Reuters, October 28, 2024、SANA, October 28, 2024、SOHR, October 28, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県CONOCOガス田に違法に駐留する米軍(有志連合)が、シリア政府の支配下にあるマリーイーヤ村、ジャフラ村を砲撃(2024年10月28日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるCONOCOガス田に違法に駐留する米軍(有志連合)が、シリア政府の支配下にあるマリーイーヤ村、ジャフラ村を砲撃した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が違法に基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

AFP, October 28, 2024、ANHA, October 28, 2024、‘Inab Baladi, October 28, 2024、Reuters, October 28, 2024、SANA, October 28, 2024、SOHR, October 28, 2024などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機複数機がヒムス県東部の砂漠地帯に潜伏するダーイシュを狙って爆撃(2024年10月28日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が、県東部の砂漠地帯に潜伏するダーイシュ(イスラーム国)を狙って爆撃を実施した。

一方、ダーイシュはアーラーク油田近くでシリア軍士官(少尉)1人を含む2人を襲撃し、殺害した。

AFP, October 28, 2024、ANHA, October 28, 2024、‘Inab Baladi, October 28, 2024、Reuters, October 28, 2024、SANA, October 28, 2024、SOHR, October 28, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍戦闘機複数機がヒムス県のジュースィーヤ国境通行所とナッザーリーヤ村を爆撃し、2人死亡(2024年10月28日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍戦闘機複数機がジュースィーヤ国境通行所を爆撃した。

イスラエル軍戦闘機はまた、その直後にクサイル市近郊のナッザーリーヤ村近くで車複数台を狙って爆撃を行い、乗っていた2人が死亡した。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、今年に入って130回(うち106回が航空攻撃、24回が地上攻撃)となり、これにより207あまりの標的が破壊され、軍関係者268人が死亡、188人が負傷した。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):25人
ヒズブッラーのメンバー:50人
イラク人:28人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):75人
「イランの民兵」の外国人メンバー:24人
シリア軍将兵:62人
身元不明人:4人

また、民間人も43人(イエメン人医師とその妻、3人の子供を含む)が死亡、53人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:50回
ダルアー県:17回
ヒムス県:36回
クナイトラ県:15回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:5回
アレッポ県:2回
ハマー県:4回
スワイダー県:2回
ラタキア県:2回

AFP, October 28, 2024、ANHA, October 28, 2024、‘Inab Baladi, October 28, 2024、Reuters, October 28, 2024、SANA, October 28, 2024、SOHR, October 28, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍によるサイダー市郊外への爆撃で8人を殺害、25人を負傷させる一方、レバノン南部での戦闘で兵士5人が戦死したと発表(2024年10月27日)

ナハールネット(10月27日付)、NNA(10月27日付)、マナール・チャンネル(10月27日付)などによると、イスラエル軍は、サイダー市郊外の人口密集地(ハーラト・サイダー地区)を爆撃し、8人が死亡、25人が負傷した。

27日の戦況に関して、イスラエル軍は午前11時53分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、レバノン南部の戦闘で兵士4人が死亡したとする声明を発表した。

また、午後5時59分にも、レバノン南部で兵士1人が死亡したとする声明を発表した。

一方、レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)を通じて、10月27日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して29回の攻撃を実施したと発表した。

イスラエル軍の発表によると、午後11時00分の時点で、ヒズブッラーは約90発の飛翔体をイスラエルに向けて発射した。

AFP, October 27, 2024、ANHA, October 27, 2024、‘Inab Baladi, October 27, 2024、Naharnet, October 27, 2024、NNA, October 27, 2024、Qanat al-Manar October 27, 2024、Reuters, October 27, 2024、SANA, October 27, 2024、SOHR, October 27, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による55キロ地帯への侵犯を10件確認したと発表(2024年10月27日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間に、米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機2機、F/A-18戦闘機2機、A-10サンダーボルト攻撃機2機による領空侵犯を10件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月27日付)、タス通信(10月27日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 27, 2024、TASS, October 27, 2024をもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間にシリア・レバノン国境の5つの国境通行所を通じて、難民5,008人がレバノンからシリアに入国したと発表(2024年10月27日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間にシリア・レバノン国境の5つの国境通行所(アリーダ、ジュースィヤ、ダブースィーヤ、ジスル・カマル(マトリバー)、ジュダイダト・ヤーブース)を通じて、難民5,008人がレバノンからシリアに入国したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月27日付)、タス通信(10月27日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 27, 2024、TASS, October 27, 2024をもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗は占領下ゴラン高原などの重要標的3ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表:タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)上空に違法駐留する米軍が1機を撃破(2024年10月27日)

イラク・イスラーム抵抗は27日午前0時12分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、パレスチナ市民に対するイスラエルの攻撃への報復として、占領下ゴラン高原の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。


また、午前5時19分にも声明を出し、占領下ゴラン高原の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

さらに、午前6時15分、エイラート市の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)上空を通過しようとしたイラク・イスラーム抵抗の無人航空機1機を、同地に違法駐留する米軍が撃破した。

AFP, October 27, 2024、ANHA, October 27, 2024、‘Inab Baladi, October 27, 2024、Reuters, October 27, 2024、SANA, October 27, 2024、SOHR, October 27, 2024などをもとに作成。

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ダルアー県とクナイトラ県上空をイスラエル軍の戦闘機複数機が音速で何度も侵犯、ロシア軍戦闘機が同地を巡回してこれに対応(2024年10月27日)

シリア人権監視団によると、ダルアー県とクナイトラ県上空をイスラエル軍の戦闘機複数機が音速で何度も侵犯した。

これに対して、シリア軍防空部隊は迎撃を行わなかったが、ロシア軍戦闘機複数機が両県上空を巡回し、これに対応した。

AFP, October 27, 2024、ANHA, October 27, 2024、‘Inab Baladi, October 27, 2024、Reuters, October 27, 2024、SANA, October 27, 2024、SOHR, October 27, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県北部各所を砲撃(2024年10月27日)

アレッポ県では、ANHA(10月27日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるシュルールカー村、アルカミーヤ村、サームーカー村を砲撃した。

トルコ軍はまた、シリア国民軍とともに、マンビジュ市近郊のカルト・ワイラーン村、ヤーリンリー村、ヒサーン村、ダラジュ村、トゥーハール村を砲撃した。

AFP, October 27, 2024、ANHA, October 27, 2024、‘Inab Baladi, October 27, 2024、Reuters, October 27, 2024、SANA, October 27, 2024、SOHR, October 27, 2024などをもとに作成。

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運輸省は声明を出し、11月7日よりサウジアラビアのジェッダとダマスカス国際空港を結ぶシリア・アラブ航空の旅客便を再開すると発表(2024年10月27日)

運輸省は声明を出し、11月7日よりサウジアラビアのジェッダとダマスカス国際空港を結ぶシリア・アラブ航空の旅客便を再開すると発表した。

SANA(10月27日付)が伝えた。

AFP, October 27, 2024、ANHA, October 27, 2024、‘Inab Baladi, October 27, 2024、Reuters, October 27, 2024、SANA, October 27, 2024、SOHR, October 27, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県CONOCOガス田に違法に駐留する米軍(有志連合)が、シリア政府の支配下にあるフシャーム町、マッラート村を砲撃(2024年10月26日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるCONOCOガス田に違法に駐留する米軍(有志連合)が、シリア政府の支配下にあるフシャーム町、マッラート村を砲撃した。

AFP, October 27, 2024、ANHA, October 27, 2024、‘Inab Baladi, October 27, 2024、Reuters, October 27, 2024、SANA, October 27, 2024、SOHR, October 27, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は首都テルアビブ南部のテルノフ空軍基地を無人航空機で初めて攻撃したと発表(2024年10月26日)

ナハールネット(10月26日付)、NNA(10月26日付)、マナール・チャンネル(10月26日付)などによると、イスラエル軍は、首都ベイルート南部郊外のハーラト・フライク地区、ブルジュ・バラージナ地区、ライラキー地区などを激しく爆撃した。

一方、レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)を通じて、10月26日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して22回の攻撃を実施したと発表した。

レバノン・イスラーム抵抗は、首都テルアビブ南部のテルノフ空軍基地を無人航空機で初めて攻撃したと主張した。

イスラエル軍がテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)で発表したところによると、午後11時00分の時点で、ヒズブッラーは約190発の飛翔体をイスラエルに向けて発射した。

AFP, October 26, 2024、ANHA, October 26, 2024、‘Inab Baladi, October 26, 2024、Naharnet, October 26, 2024、NNA, October 26, 2024、Qanat al-Manar October 26, 2024、Reuters, October 26, 2024、SANA, October 26, 2024、SOHR, October 26, 2024などをもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗はアッカ市の軍事標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表(2024年10月26日)

イラク・イスラーム抵抗は27日午前0時12分、午後4時24分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、パレスチナ市民に対するイスラエルの攻撃への報復として、アッカ市の軍事標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

AFP, October 26, 2024、ANHA, October 26, 2024、‘Inab Baladi, October 26, 2024、Reuters, October 26, 2024、SANA, October 26, 2024、SOHR, October 26, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍はトルコの首都アンカラ郊外にある軍需企業の施設で10月23日に発生したPKKによると見られる銃撃への報復として、4日連続で激しい攻撃を実施(2024年10月26日)

シリア北部の北・東シリア地域民主自治局とシリア政府の共同支配地では、トルコ軍がシリア国民軍とともに、トルコの首都アンカラ郊外にある軍需企業の施設で10月23日に発生した、クルディスタン労働者党(PKK)のメンバーによると見られる銃撃(5人が死亡、22人が負傷)への事実上の報復として、4日連続で激しい攻撃を実施した。

ANHA(10月26日付)によると、戦況は以下の通り。

ハサカ県

トルコ軍はマーリキーヤ(ダイリーク)市のサービス施設とカーミシュリー市のアンタリーヤ地区の施設を無人航空機複数機で攻撃で攻撃した。

トルコ軍は、マーリキーヤ市のズーザーン・チーズ工場を砲撃し、女性3人が負傷した。

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターはタッル・タムル町近郊のトルコ軍基地を砲撃し、トルコ軍兵士4人を負傷させたと発表した。

トルコ軍はアームーダー市南の内務治安部隊(アサーイシュ)の拠点1ヵ所とカリキュラム機構を砲撃し、8人が負傷した。

トルコ軍はタッル・タムル町の施設1ヵ所を砲撃した。

トルコ軍はカルザイルー村にある石油ステーションを戦闘機1機で爆撃した。

トルコ軍は、タッル・タムル町近郊のウガイビシュ村にある農業銀行を砲撃し、女性1人が負傷した。

トルコ軍はカフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市南のハラブ・スーキーヤ村の民家複数棟を無人航空機複数機で攻撃した。

トルコ軍はマーリキーヤ市にあるダーイシュ(イスラーム国)メンバーを収監しているセンターを砲撃した。

トルコ軍はタッル・タムル町北のダルダーラ村、ウンム・カイフ村を砲撃した。

アレッポ県

トルコ軍はシリア国民軍とともに、アウン・ダーダート村の通行所を砲撃し、子ども2人が負傷した。

トルコ軍はシリア国民軍とともに、マンビジュ市近郊の、アウン・ダーダート村、アラブ・ハサン村を砲撃した。

トルコ軍はタッル・リフアト市、タッル・カッラーフ村を砲撃した。

トルコ軍はシリア国民軍とともに、バイナ村、アキーバ村、カフル・カーリス村を砲撃した。

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍はアキーバ村でトルコ軍の自爆型無人航空機2機を撃墜した。

トルコ軍はシリア国民軍とともに、バイナ村を砲撃した。

トルコ軍はラファージュ・セメント工場を砲撃した。

トルコ軍は、シリア国民軍とともに、マンビジュ市近郊のフータ村、サイヤーダ村を砲撃した。

トルコ軍はシリア国民軍とともに、マンビジュ市近郊のジャームースィーヤ村を砲撃し、5歳の子ども1人が負傷した。

ラッカ県

トルコ軍はアイン・イーサー市一帯とトルコ占領下のラアス・アイン市農村各所を砲撃した。

トルコ軍はラアス・アイン市西のハーニーヤ村にあるシリア軍の陣地1ヵ所を砲撃した。

トルコ軍はシリア国民軍とともに、アイン・イーサー市近郊にある穀物サイロ、アイン・イーサー・キャンプ、サイダー村、ウライマート村、ダワーリーブ村、シャイフ村、ハーリディーヤ村、ディブス村、フーシャーン村、ジャディーダ村を砲撃した。

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アサーイシュは声明を出し、トルコ軍による一連の攻撃で、隊員3人を含む7人が負傷したと発表した。

一方、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会は、戦闘でトルコ軍兵士7人を殺害、複数を負傷させたと発表した。

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シリア人権監視団によると、シリア軍と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内の拠点都市であるアレッポ県のアアザーズ市、ジャラーブルス市などを砲撃した。

AFP, October 26, 2024、ANHA, October 26, 2024、‘Inab Baladi, October 26, 2024、Reuters, October 26, 2024、SANA, October 26, 2024、SOHR, October 26, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍はシリア南部の防空システム、ヒムス県の国境通行所3ヵ所を爆撃(2024年10月26日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて、イスラエル軍が午前2時頃、占領下ゴラン高原およびレバノン方面から南部地区および中部地区の複数ヵ所を狙って多数のミサイルを発射、シリア軍防空部隊がこれを迎撃し、多数のミサイルを撃破したと発表した。

SANA(10月26日付)が伝えた。


シリア人権監視団によると、イスラエル軍はスワイダー県のクライブ丘に展開するレーダー大隊の防空システムを狙い、ダマスカス県、ダマスカス郊外県、ヒムス県、ハマー県、タルトゥース県に設置されているシリア軍防空システムがこれを迎撃した。

『エルサレム・ポスト』(10月26日付)によると、シリアへの攻撃はイランの防空システムを封じ込めるのが目的だったという。

ワタン(10月26日付)によると、この爆撃は、通行所近くの車1台を狙ったもので、3人が死亡、2人が負傷した。

シャームFM(10月26日付)によると、死亡した3人のうちの1人はレバノン人だった。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍が、クサイル市西の国境に設置されている「非公式」の国境通行所に対して2回の爆撃を実施した。

爆撃を受けたのは、ジャルマーシュ国境通行所を含む2つの通行所。

イスラエル軍はその直後にも、マトリバー国境通行所を爆撃、これによりシリア軍兵士2人が死亡した。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、今年に入って128回(うち104回が航空攻撃、24回が地上攻撃)となり、これにより205あまりの標的が破壊され、軍関係者266人が死亡、188人が負傷した。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):25人
ヒズブッラーのメンバー:50人
イラク人:28人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):75人
「イランの民兵」の外国人メンバー:24人
シリア軍将兵:62人
身元不明人:2人

また、民間人も42人(イエメン人医師とその妻、3人の子供を含む)が死亡、53人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:50回
ダルアー県:17回
ヒムス県:34回
クナイトラ県:15回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:5回
アレッポ県:2回
ハマー県:4回
スワイダー県:2回
ラタキア県:2回

AFP, October 26, 2024、ANHA, October 26, 2024、‘Inab Baladi, October 26, 2024、The Jersalem Post, October 26, 2024、Reuters, October 26, 2024、SANA, October 26, 2024、SOHR, October 26, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍は10月1日のイランによるミサイル攻撃への報復として、首都テヘランや南西部フゼスタン州などのミサイル製造工場や軍事基地を標的として精密攻撃を実施:シリアの外務在外居住者省はもっとも厳しい表現で非難(2024年10月26日)

イスラエル軍は、10月1日のイランによるミサイル攻撃への報復として、首都テヘランや南西部フゼスタン州などのミサイル製造工場や軍事基地を標的として精密攻撃を加えたと発表した。

イラン・メディアなどによると、この攻撃で、イラン軍兵士4人が死亡した。

これに関して、外務在外居住者省は声明を出し、「もっとも厳しい表現」で攻撃を非難すると発表した。

また、バッサーム・サッバーグ外務在外居住者大臣は、イランのアッバース・アラークジー外務大臣と電話会談を行い、イスラエルの攻撃に対するシリアの非難の意を伝えた。

SANA(10月26日付)が伝えた。

AFP, October 26, 2024、ANHA, October 26, 2024、‘Inab Baladi, October 26, 2024、Reuters, October 26, 2024、SANA, October 26, 2024、SOHR, October 26, 2024などをもとに作成。

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国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)シリア事務所はレバノンからシリアへの避難民の数が約440,000人に達していると発表(2024年10月25日)

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)シリア事務所は速報(#18)を発表し、レバノンからシリアへの避難民の数が約440,000人に達していると発表した。

このうち71%がシリア人、29%がレバノン人だという。

AFP, October 25, 2024、ANHA, October 25, 2024、‘Inab Baladi, October 25, 2024、Reuters, October 25, 2024、SANA, October 25, 2024、SOHR, October 25, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍による爆撃でマヤーディーン・チャンネルとマナール・チャンネルの記者3人が死亡(2024年10月25日)

ナハールネット(10月25日付)、NNA(10月25日付)、マナール・チャンネル(10月25日付)などによると、イスラエル軍は、レバノン南部のハースバイヤー市近郊のハースバイヤー・ビレッジ・クラブを爆撃、就寝していたマヤーディーン・チャンネル、マナール・チャンネルの記者3人が死亡した。

イスラエル軍はまた、首都ベイルート南部郊外各所、レバノン南部を爆撃、レバノン南部でレバノン・イスラーム抵抗と交戦した。

一方、レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)を通じて、10月25日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して48回の攻撃を実施したと発表した。

イスラエル軍がテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて発表したところによると、午後11時00分の時点で、ヒズブッラーは約65発の飛翔体をイスラエルに向けて発射した。

AFP, October 25, 2024、ANHA, October 25, 2024、‘Inab Baladi, October 25, 2024、Naharnet, October 25, 2024、NNA, October 25, 2024、Qanat al-Manar October 25, 2024、Reuters, October 25, 2024、SANA, October 25, 2024、SOHR, October 25, 2024などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による55キロ地帯への侵犯を10件確認したと発表(2024年10月25日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、米軍(有志連合)が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、過去24時間に米国の領空侵犯を10件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月25日付)、タス通信(10月25日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 25, 2024、TASS, October 25, 2024をもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間にシリア・レバノン国境の5つの国境通行所を通じて、難民3,521人がレバノンからシリアに入国したと発表(2024年10月25日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間にシリア・レバノン国境の5つの国境通行所(アリーダ、ジュースィヤ、ダブースィーヤ、ジスル・カマル(マトリバー)、ジュダイダト・ヤーブース)を通じて、難民3,521人がレバノンからシリアに入国したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月25日付)、タス通信(10月25日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 25, 2024、TASS, October 25, 2024をもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗はエイラート市などの重要標的3ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表(2024年10月25日)

イラク・イスラーム抵抗は午前1時9分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、パレスチナ市民に対するイスラエルの攻撃への報復として、エイラート市の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

また、午前1時18分にも声明を出し、エイラート市の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

午前3時18分にも声明を出し、占領地北部の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃下と発表した。

AFP, October 25, 2024、ANHA, October 25, 2024、‘Inab Baladi, October 25, 2024、Reuters, October 25, 2024、SANA, October 25, 2024、SOHR, October 25, 2024などをもとに作成。

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ロシア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県とハマー県の複数ヵ所を爆撃(2024年10月25日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、ロシア軍がダイル・ザンバル村、カンスフラ村近くにある違法な武装集団の基地と指揮所4ヵ所を爆撃したと発表した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がシャーム解放機構の支配下にあるカンスフラ村一帯、ダイル・ザンバル村一帯、アイン・ラールーズ村一帯を爆撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がシャーム解放機構のサルマーニーヤ村一帯を爆撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・タアール村、カフル・アンマ村、カスル村、アターリブ市東部を5機の無人航空機で攻撃し、女性1人と子ども1人を含む3人が負傷した。

AFP, October 25, 2024、ANHA, October 25, 2024、‘Inab Baladi, October 25, 2024、Reuters, October 25, 2024、SANA, October 25, 2024、SOHR, October 25, 2024、TASS, October 25, 2024などをもとに作成。

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