イスラエル軍部隊がクナイトラ県各所に侵入、検問所を設置(2025年12月14日)

クナイトラ県によると、SANAによると、軍用車輛5両からなるイスラエル軍部隊が県南部のルワイヒーナ村に侵入し、村の中央にあるモスク前に検問所を設置し、その後撤退した。

一方、シリア人権監視団(SOHR)によると、イスラエル軍部隊がブライカ村に侵入、一時検問所を設置した。

また、シリア人権監視団(SOHR)によると、イスラエル軍部隊がジュバーター・ハシャブ村に侵入した。

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シャルア移行期政権の内務省内務治安部隊がダイル・ザウル県マフカーン町で治安作戦を実施し、窃盗・麻薬密売グループのメンバー5人を逮捕(2025年12月13日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の内務省内務治安部隊がマフカーン町で治安作戦を実施し、窃盗・麻薬密売グループのメンバー5人を逮捕した。

5人はいずれも、前政権の革命防衛隊のメンバーだという。

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シリア民主軍はダイル・ザウル県東部のタキーヒー村でダーイシュのセルの攻撃を阻止、2人を殺傷(2025年12月13日)


ダイル・ザウル県では、シリア民主軍(公式サイト)によると、県東部のブサイラ市近郊のタキーヒー村で、6人のテロリストからなるダーイシュ(イスラーム国)のセルが同軍の軍用車輛を攻撃、同軍部隊はこれを阻止し、テロリスト1人を殺害、1人を負傷させた。

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ヒムス県タドムル市を初訪問した米軍部隊が襲撃を受け、米兵2人と通訳1人が死亡:実行犯はシャルア移行期政権の治安要員のダーイシュ・メンバー(2025年12月13日)

米中央軍(CENTCOM)は、Xを通じて、以下の通り発表した。

シリアにおいてダーイシュ(イスラーム国)の銃撃犯により米国人要員が待ち伏せ攻撃を受ける。
フロリダ州タンパ発
シリアで12月13日、ダーイシュの単独銃撃犯による待ち伏せ攻撃により、米軍兵士2人および米国民間人1人が死亡、米軍兵士3人が負傷した。銃撃犯は交戦の末、殺害された。遺族への配慮および国防総省の方針に従い、近親者への通知が行われてから24時間が経過するまで、死亡した軍人の身元は公表されない。今後、新たな情報が入り次第、随時更新が行われる予定である。

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ANHAシリア人権監視団ロイター通信によると、米軍兵士らが要撃を受けたのはヒムス県タドムル市近郊で、ダーイシュに対する作戦計画を示唆すするために同地を初めて訪れた米主導の有志連合部隊の代表団が標的となった。

銃撃事件の発生を受けて、米軍ヘリコプターが現地に直行し、負傷者をヒムス県タンフ国境通行所基地に移送した。

また、未確認情報として、アフマド・シャルア移行期政権に加わっているとされるダーイシュのメンバー1人が、米軍部隊が移行期政権の部隊との合流地点に到着した際、自爆ベルトを爆発させ、その後、有志連合の車列が激しい銃撃を受けた。

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シリア人権監視団によると、この代表団はタドムル市を訪問し、パルミラ遺跡群一帯地域を視察した後、前政権の諜報機関が使用していた庁舎へ向かい、市内に展開する内務治安部隊と会合を行い、その後要撃に遭った。

シリア人権監視団によると、襲撃事件発生を受けて、米軍戦闘機がタドムル市上空で低空飛行を繰り返し、フレアを投下するなどの行動に出た。

また、アフマド・シャルア移行期政権当局は、同地で治安警戒態勢を強化、複数の銃声が確認された。



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シリア人権監視団によると、事件発生を受けて、米軍とシャルア移行期政権の軍からなる合同部隊は、ダイル・ザウル市と首都ダマスカスを結ぶ道路を完全に封鎖し、緊急の治安措置を講じた。

また、有志連合の代表団は、大規模な警戒態勢のなか、速やかに現地を離れ、タンフ国境通行所の基地へ向かった。

シリア人権監視団によると、米軍は夜間になっても、ダーイシュのスリーパーセルを捜索するため、航空機がパルミラ市上空から照明弾を投下、また地上部隊が同市に展開、家宅捜索を実施され、複数の人物を拘束した。

なお、襲撃に際して、米国人3人が死亡したほか、シャルア移行期政権の兵士3人が負傷した。

イナブ・バラディーによると、要撃を受けた代表団は、約15台の軍用車輛から構成されて、タンフ国境通行所の基地からタドムル市に入っていた。

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ロイター通信によると、死亡したのは、米軍兵士2人と民間人の通訳1人。

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内務省のヌールッディーン・バーバー報道官はイフバーリーヤ・チャンネルの取材に対して以下の通り述べた。

砂漠(バーディヤ)地域において、ダーイシュによる治安侵害や攻撃が起こる可能性について、内務治安司令部から協力部隊(有志連合)に事前の警告が出されていた。
有志連合部隊は、ダーイシュによる侵害の可能性に関するシリア側の警告を考慮に入れなかった。
タドムル砂漠地帯にある拠点の一つの門前で、ダーイシュに属する要員が発砲に及んだ。
発砲時、シリアにおける有志連合の指導部と、砂漠地域の内務治安司令部との合同視察が行われていた。
実行犯がダーイシュと直接つながっているのか、それともその思想を有しているだけなのかを確認している。
実行犯は、内務治安部隊内でいかなる指導的立場にもなく、指導部の護衛でもなかった。
シリアの治安部隊および有志連合部隊との交戦の末、実行犯は無力化された。

イフバーリーヤ・チャンネルによると、バーバー報道官はまた以下の通り述べた。

タドムルでのダーイシュによるシリア治安部隊および有志連合への攻撃について、私は公式の国営テレビ以外に対していかなる発言も行っていない。私の名を冠して流布している発言は、すべて虚偽のものである。

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ドナルド・トランプ米大統領は、トゥルース・ソーシャルに以下の通り綴った。

我々は、シリアにおいて命を落とした3人の偉大な米国の愛国者ッッ兵士2人と民間人通訳1人ッッを悼む。同時に、負傷した3人の兵士の回復を祈る。最新の確認では、彼らの容体は良好である。これは、シリアの中でも極めて危険で、同国が完全には統治できていない地域において、米国およびシリアを標的にしたダーイシュによる攻撃だった。シリアのアフマド・シャルア大統領は、この攻撃に対し、非常に強い怒りと動揺を示している。極めて厳しい報復が行われることになる。本件へのご注目に感謝する。

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トーマス・バッラク在トルコ米大使兼シリア担当特使は、Xで以下の通り綴った。

私は、シリア中部において米国とシリア政府の合同哨戒を標的とした卑劣なテロによる待ち伏せ攻撃を、強く非難する。我々は、勇敢な米軍兵士および民間人職員3人の死を悼み、攻撃で負傷したシリア兵士の一日も早い回復を祈る。我々は、シリアのパートナーと共に、テロリズムを打倒するという決意を堅持する。

バッラク大使はまた、Xで以下の通り綴った。

本日シリアで発生した、米国関係者を標的とした卑劣なテロによる待ち伏せ攻撃は、勇敢な米国兵士2人と献身的な民間人通訳1人の命を奪った。これは、テロリズムが依然として凶悪かつ根深い脅威であり、根絶に向けた取り組みが進む中でも打撃を与え得ることを、痛烈かつ憤るべき形で示している。米国は、ダーイシュを最終的かつ完全に打ち破り、その再興を防ぎ、米国本土をテロ攻撃から守るという任務を完遂するために、限定的な数の部隊をシリアに配備している。この駐留は、有能なシリアの現地パートナーが地上でテロリストと戦う力を与えるものであり、米国が中東で再び大規模かつ高コストの戦争に巻き込まれることを防ぐ。我々は、ダーイシュが完全に殲滅されるまで、この任務から一切退くことはない。米国人に対するいかなる攻撃も、迅速かつ容赦ない正義によって応じられる。シリア政府と共に、この卑劣な行為に関与したすべての個人、仲介者、資金提供者、支援者を執拗に追及する。彼らは特定され、迅速かつ断固として責任を問われることになる。トランプ大統領が述べたとおり、米国は国民への脅威を決して容認しない。
また、この攻撃の実行者を特定し、追及し、責任を問うという揺るぎない決意を共有するシリアのアフマド・シャルア大統領の強いコミットメントを歓迎する。共に、我々はシリアにおけるテロリズムを根絶する。

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アレッポ県ダイル・ハーフィル市近郊のラスム・イマーム村近くでシリア民主軍の部隊に属する狙撃兵の銃撃によって民間人1人が負傷(2025年12月13日)

アレッポ県では、SANAによると、ダイル・ハーフィル市近郊のラスム・イマーム村近くでシリア民主軍の部隊に属する狙撃兵の銃撃によって、民間人1人が負傷した。

一方、ANHAによると、アフマド・シャルア移行期政権は、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるアレッポ市のシャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区を包囲するかたちで封鎖を強化、燃料やその他の物資の通過を阻止する措置に出た。

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国民防衛部隊はスワイダー県でシャルア移行期政権の無人航空機1機を撃墜:SANAは違法武装グループが内務治安部隊の拠点を自爆型自爆無人機で攻撃している(2025年12月13日)

国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて、アフマド・シャルア移行期政権の部隊が午後4時15分、スワイダー県で西部に向けて無人航空機4機を侵入させ、国民防衛部隊が応戦、農地上空でこれらのうち1機を撃墜したと発表した。

これに対して、SANAは、治安筋の情報として、違法武装グループが、同県農村部に配置された内務治安部隊の拠点を、自爆型自爆無人機で攻撃していると伝えた。

一方、シリア人権監視団によると、国民防衛部隊の兵士1人が、スワイダー刑務所近くの戦線で狙撃兵の銃撃を受け負傷した。

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国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて、シャルア移行期政権が、「バシャン山」の住民および国民防衛部隊を貶めるための組織的な宣伝キャンペーンを展開しており、住民がヨルダンに麻薬を密輸しているとの政府系メディアの報道を否定、これを批判した。

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イスラエル軍部隊がクナイトラ県各所に侵入し、検問所を設置(2025年12月13日)

クナイトラ県では、SANAシリア人権監視団によると、軍用車輛8台(あるいは10台)からなるイスラエル軍部隊が県南部サイダー・ハーヌート村に侵入し、村の入口に検問所を設置、また複数の住宅の捜索を開始した。

また、SANAによると、別のイスラエル軍部隊が県南部のビイル・アジャム村、ムライカ村に侵入、複数の住宅を捜索した。

さらに、イスラエル軍西アフマル丘西方とマシー村西方から砲撃を行った。

このほか、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊、県南部のアイン・ザイワーン村に検問所を設置した。

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クナイトラ県(フェイスブック)によると、国際調査委員会に属する事実調査委員会の代表団が、イスラエル軍による住民への侵害行為を記録するため、クナイトラ県に到着した。

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シャルア移行期政権に属する武装グループがスワイダー県マズラア町およびその周辺に展開し、民間人を狙って狙撃、市民1人が重傷を負って病院へ搬送される(2025年12月12日)

スワイダー県では、国民防衛部隊(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア移行期政権に属する武装グループがマズラア町およびその周辺に展開し、民間人を狙って狙撃、市民1人が重傷を負って病院へ搬送された。

シリア人権監視団によると、重傷を負ったのは、マジダル村出身の青年。

シリア人権監視団によると、国民防衛部隊に所属する武装グループが、シャルア移行期政権の内務治安部隊の車輛を攻撃した。

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フール・キャンプに収容されている女性と子どもらが逃走を試みる(2025年12月12日)

ハサカ県では、フランス24によると、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーの家族らが収容されているフール・キャンプで女性や子どもらが逃走を試み、北・東シリア地域民主自治局当局(内務治安部隊(アサーイシュ))がこれを阻止した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、県東部のガーニム・アリー村(アフマド・シャルア移行期政権支配下)とブー・ハマド村(北・東シリア地域民主自治局支配下)の間に位置する検問所が商業輸送に限って開放された。

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ダルアー県アービディーン村での結婚式の最中に手りゅう弾が投げ込まれ、爆発で子供を含む19人が負傷(2025年12月12日)

ダルアー県では、SANAによると、アービディーン村で行われていた結婚式の最中に爆発が発生し、県保健局によると負傷者10人がダルアー国立病院に搬送された。

その後、ダルアー国立病院のニザール・ラシュダーン院長は、SANAに対し、子ども5人を含む計19人の負傷者がダルアー国立病院に搬送されたと明らかにした。

シリア人権監視団によると、爆発は正体不明の武装グループが手榴弾を投擲して発生したもの。

シリア人権監視団によると、負傷者は子ども3人を含む15人以上に達した。

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イスラエル軍がクナイトラ県に侵入し、市民2人を一時拘束(2025年12月12日)

クナイトラ県では、SANAシリア人権監視団によると、8台の車輛からなるイスラエル軍部隊が未明に、アドナーニーヤ村からウンム・アザーム村、ルワイヒーナ村方面に侵入した。

また、SANAシリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊は午後、ウンム・バーティナ村、アジャラフ村方面に侵入し、領地の間に検問所を設置、市民2人を一時拘束した。

この動きと前後して、6台の軍用車輛からなる部隊が、ハミーディーヤ村から西サムダーニーヤ村、東サムダーニーヤ村方面へ侵入、戦車1両と軍用車輛1台からなる部隊もアドナーニーヤ村からウンム・アザーム村方面に侵入、アジャラフ村まで到達した。

さらに、シリア人権監視団によると、軍用車輛4台からなるイスラエル部隊が、県中部のブライカ村、ビイル・アジャム村に一時侵入した後、同県南部農村地帯のアル=アッシャ村方面へ移動した。

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首都ダマスカスでは、シリア人権監視団によると、クナイトラ県への未明のイスラエル軍の侵入と前後して、上空でイスラエル軍戦闘機の編隊が確認された。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊が県西部のマアリーヤ村とアービディーン村を結ぶ道路上に侵入、一時的な検問所を設置した。

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ダマスカス郊外県ナブク市で内務治安部隊と武装グループが撃ち合いに(2025年12月11日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、首都ダマスカスとアレッポ市を結ぶM5高速道路沿線のハーン・スブル村の近くで弾薬を積んだ車輛が爆発した。

爆発の原因は不明。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、マシュルーウ・ドゥンマル区出身の若い男性が、解放記念日の祝賀行事中に流れ弾を受けて負傷、その後死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ナブク市では、地元の若者らが拘束者の釈放を求めた座り込みデモを実施、これを受けて当局は拘束されていた若者のうちの1人を釈放した。

その後、若者らを告発していた人物が逮捕され、政府関連施設への発砲、地元の実業家への恐喝を追及されるなか、市内で緊張が高まり、武装グループが同市の行政複合施設を襲撃し、この人物を奪還しようとして、内務治安部隊と戦闘となった。

一方、内務省(フェイスブック)によると、県の麻薬取締支局は、クドスィーヤー市で麻薬密輸犯を逮捕、約40万錠のカプタゴンを押収した。

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アレッポ県では、内務省(フェイスブック)によると、バーブ市で内務治安部隊が、解放記念日の祝賀行事中に前政権を象徴する画像を携帯電話上で掲示し、それを撮影してSNSに投稿したとして2人を逮捕した。

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アラウィー派によるゼネストが続くなか、ラタキア県カルダーハ市近郊のアイン・ハヤート村で内務治安部隊が治安作戦の失敗を受けて、住民らに暴行を加え、9人を無差別に逮捕(2025年12月11日)

シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会は、フェイスブックを通じて、議長を務めるガザール・ガザール師の呼びかけに呼応して、ラタキア県、タルトゥース県、ヒムス県、ハマー県西部各所で「尊厳スト」が4日目に突入したと発表した。

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シリア人権監視団も、ゼネストが続いていると発表した。

カルダーハ
ラタキア県では、シリア人権監視団によると、カルダーハ市近郊のアイン・ハヤート村で、県内務治安部隊が治安作戦を実施し、村出身の指名手配者を逮捕しようとしたが、指名手配者らが抵抗し、撃ち合いの末に逃走に成功した。

これを受けて、内務治安部隊は村に通じるすべての道路を封鎖し、複数の民家を対象に大規模な捜索作戦を実施、住民への嫌がらせも発生、事件とは無関係の4人の若者が逮捕された。

シリア人権監視団によると、内務治安部隊による治安作戦の範囲は、ウワイナト・リーハーン村、バクラーマー村、バシュラーマー村、カルナダフ村にも広げられ、家宅捜索や無差別逮捕が行われ、住民は逮捕を恐れて農地や森林に隠れることを余儀なくされた。

シリア人権監視団によと、アイン・ハヤート村での民間人の逮捕者数は、その後9人となったほか、内務治安部隊は、民家を強制的に捜索し、女性を含む住民に暴言・暴行を含む人権侵害を行ったほか、住宅街や民家に向けて無差別発砲を行った。

一方、内務治安部隊の隊員数名が指名手配者を逮捕しようとした際に負傷した。

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麻薬対策局がレバノンからシリアに大量の麻薬を密輸しようとしていた2人組を逮捕、カプタゴン40万錠を押収(2025年12月10日)

内務省(フェイスブック)によると、ダルアー県サナマイン郡の内務治安部隊が、精密かつ組織的な治安作戦を実施し、住民に恐喝などを行っていた4人組を逮捕、各種の武器・弾薬を押収した。

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アレッポ県で派、内務省(フェイスブック)によると、県の刑事捜査局がアレッポ市で発生した老女殺害事件の容疑者2人を逮捕した。

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内務省(フェイスブック)によると、麻薬対策局がレバノンからシリアに大量の麻薬を密輸しようとしていた2人組を逮捕、カプタゴン40万錠を押収した。

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イスラエル軍はダルアー県とクナイトラ県で2人を拘束、クナイトラ県アブー・ガイサール丘に展開し、「作戦拠点」として駐留を開始(2025年12月10日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊が、アービディーン村とマアリーヤ村の間に位置するアーリダ村で民家を急襲、「コウモリ」の通称で知られる男性を拘束、連行した。

イナブ・バラディーによると、拘束されたのは、ムハンマド・クワイディルなる人物。

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クナイトラ県では、SANAシリア人権監視団によると、3台の車輛からなるイスラエル軍部隊が、県南部のサイダー・ハーヌート村に侵入、またマシーダ村でアイン・カーディー村出身の住民1人を拘束した。

また、シリア人権監視団によると、軍用車輛3台からなるイスラエル軍部隊がサイダー・ハーヌート村西のアブー・ガイサール丘に展開し、「作戦拠点」として駐留を始めた。

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シリア民主軍が米主導の有志連合と連携してダイル・ザウル県で特殊作戦を実行し、ダーイシュ(イスラーム国)の軍事司令官ら3人を拘束(2025年12月9日)


シリア民主軍は、公式サイトを通じて声明を出し、ダイル・ザウル県スーサ町近郊のマラーシダ村で、同軍部隊がダーイシュ(イスラーム国)のセルの攻撃を受け、これに応戦、1人を殺害、1人を負傷させた。

また、シリア人権監視団によると、シリア民主軍の特殊部隊が米主導の有志連合と連携して、県内で特殊作戦を実行し、フール・キャンプで子供たちに対する訓練を指導していたダーイシュの軍事司令官(アミール)1人と、この司令官が率いるセルのメンバー2人を拘束した。

シリア民主軍(公式サイト)が10日に発表したところによると、シリア民主軍が拘束したのは、「アブー・ズバイル」「サマーク」と呼ばれる軍事アミールを含む3人。


このほか、シリア人権監視団によると、ズィーバーン町に至る街道で、ダーイシュのセルが石油タンカーに向けて実弾を発射し、タンカーは全焼した。

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マッザ航空基地周辺が何者かによる3発の砲弾による攻撃を受ける(2025年12月9日)

ダマスカス県では、SANAによると、マッザ航空基地周辺が、何者かによる3発の砲弾による攻撃を受けた。
負傷者や物的損害は発生していないという。

SANAによると、内務治安部隊は、航空基地周辺で発射台4基を発見した。

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イスラエル軍はクナイトラ県のジャッバー村、ハーン・アルナバ市一帯に侵入、住民に向けて発砲、シリア軍兵士3人が負傷(2025年12月9日)

クナイトラ県では、SANAによると、装甲車1台とハンヴィー1台から成るイスラエル軍部隊がアドナーニーヤ村からジャッバー村とハーン・アルナバ市方面に侵入、サラーム高速道路に一時検問所を設置した。

SANAによると、イスラエル軍部隊は、検問所で民間人に向けて実弾や催涙弾を発射、これにより3人が負傷した。

SANAによると、これを受けて、アフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊などが、負傷者に対する救護活動を行った。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍が検問所を設置し、民間車輛と住民の通行を遮断したのは、ジュバーター・ハシャブ村とハーン・アルナバ市を結ぶ道路、ジャッバー村とハーン・アルナバ市を結ぶ道路、首都ダマスカスとハーン・アルナバ市を道路。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊はその後撤退、負傷した3人は国立ゴラン病院に搬送された。

シリア人権監視団によると、内務治安部隊は検問所近くを通過する際、「アッラー・アクバル」などと連呼し、威嚇した。

シリア人権監視団によると、負傷したのはシリア政府軍の兵士。

一方、イナブ・バラディーによると、負傷したのは、ハムザ・ダッバーク氏、ムハンマド・ダッバーク氏、ナースィル・バクル氏で、このほかにも民間人が発砲を受けたが、容体は不明。

また、SANAシリア人権監視団によると、ハーン・アルナバ市で、住民らがイスラエル軍の侵入と住民に対する発砲に抗議する抗議デモを行った。

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シリア人権監視団によると、国連兵力引き離し監視軍(UNDOF)が県南部のイッシャ村を訪問し、現地視察を行った。

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シャルア移行期政権に属する武装集団がスワイダー県の前線を複数回にわたって砲撃(2025年12月8日)

スワイダー県では、国民防衛部隊(フェイスブック)シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権に属する武装集団が、タッル・ハディード村・工場道路・カナーキル村(ダマスカス郊外県)の前線で複数回にわたって砲撃、国民防衛部隊が応戦した。

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イドリブ県ダイル・ハッサーン村でダーイシュのセルによって車の座席下に仕掛けられたと見られる高性能爆弾の爆発によって司法関係者が死亡(2025年12月8日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ハッサーン村で、調査情報・拘束者関連ファイルを担当していたアレッポ県の司法関係者が、ダーイシュ(イスラーム国)のセルによって車の座席下に仕掛けられたと見られる高性能爆弾の爆発によって死亡した。

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シャルア移行期政権の支配下にある各地で、祝賀の集会、イベントでイスラーム過激派を象徴する旗が掲げられ、ウマウィーイーン広場では男女の同席に過激派が抗議しイベントが途中で中止に(2025年12月8日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ラタキア市ダマスラフー地区および市北部周辺で、アフマド・シャルア移行期政権の支持者が軽武装して、イスラーム過激派を象徴する旗を掲げるなどして、示威行動を行った。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、移行期政権の支持者がタッルカラフ市近郊のタッバト・ハンナー村にあるアラウィー派宗教施設に侵入し、タクビール(アッラーアクバルの唱和)を連呼した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団が9日に発表したところによると、フォーシーズン・ホテル前の通りでアフマド・シャルア移行期政権の支持者がイスラーム過激派を象徴する旗を掲げるなどして行進した。

また、シリア人権監視団が9日に発表したところによると、前政権と関係が深いことで知られていたハイダル・ダーウード氏の菓子店に対して、シャルア移行期政権の軍の兵士と見られる男性が、「ハイダル・ダーウードはハイバルのユダヤ教徒だ」などと暴言を吐いた。

シリア人権監視団は12月9日、ウマウィーイーン広場で予定されていた祝賀イベントが途中で中止となり、内務省当局によって即時撤収が決定されたことについて、過激派が乱入し、男性と女性が一緒に参加していることに異議を唱えたことが原因だと発表した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、サイドナーナー市での祝賀イベント最中に、一部参加者がシリア民主軍を脅迫するスローガンを連呼した。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団が9日、県内の学校の校庭で、アフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊が、生徒らを祝賀イベントに強制的に参加させている映像を公開した。

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バッラク在トルコ米大使兼シリア担当特使「この地域では分権は本当にどこでもうまくいったことがない」:シリア民主評議会広報局のアリー共同議長が反論(2025年12月7日)

シリア民主評議会広報局のハサン・ムハンマド・アリー共同議長は、ルダウ・チャンネルに対して、以下の通り述べた。

地方分権が中東で成功しなかったと言うのであれば、それは地域の政治危機の根源を無視した性急な結論だ。失敗したのは地方分権ではなく、その正反対の“厳格な中央集権モデル”の方だ。国家を独占し、社会を周縁化し、今日見るような弱体化を生んだのは中央集権だ。
「中東で存在したとされる地方分権の経験は、制度的な意味での地方分権ではまったくなかった。実施されなかった統治モデルを失敗と判断することはできないし、現実に実行される機会すら与えられていない理念を失敗だと呼ぶこともできない。

ドーハ・フォーラム2025に出席するためにカタールの首都ドーハに滞在中のトーマス・バッラク在トルコ米大使兼シリア担当特使は記者団に対して、「この地域では分権は本当にどこでもうまくいったことがない」と述べ、バルカン半島、レバノン、イラク、リビアをその失敗例として挙げていた。

また、「クルド人、ドゥルーズ派、アラウィー派、5種類のイスラーム教派、6種類のキリスト教派がどのように共存するのか、彼ら自身が決めならない。共存は可能です」と付言した。

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シリア人権監視団:アサド政権が崩壊から2024年12月8日から2025年12月5日までの約1年で、殺人、現場処刑、虐殺、報復などで11,439人が死亡(2025年12月7日)

シリア人権監視団は、アサド政権が崩壊から2024年12月8日から2025年12月5日までの約1年で、殺人、現場処刑、虐殺、報復などでの死者が11,439人を記録していると発表した。

そのうち民間人は8,835人(内訳:子ども512人、女性676人)、非民間人は2,604人。

非民間人の内訳は以下の通り:

・ダーイシュ(イスラーム国)構成員:40
・「攻撃抑止」の戦い関係者:1,093
・シリア民主軍および関連部隊:307
・反体制イスラーム主義勢力:645
・地元武装勢力:383
・前政権の元軍人:83
・その他:24
・イランの民兵(外国人):10
・トルコ軍兵士:8
・ジハード主義者:11

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アラウィー派およびキリスト教徒が多く住むドライキーシュ市で何者かが宗派扇動的なビラを市内の壁や地区入口に貼り付ける(2025年12月7日)


タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、アラウィー派およびキリスト教徒が多く住むドライキーシュ市で何者かが、宗派扇動的なビラを、市内の壁や地区入口に貼り付けたのが発見された。

ビラは、アンサール・スンナ旅団というグループの名義で、マイノリティ宗派の住民に対して「殉教(自爆)作戦」を実行するなどと書かれていた。と脅す内容まで含まれていた。

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イスラエル軍がダマスカス郊外県バイト・ジン村の葡萄園に侵入(2025年12月6日)


ダマスカス郊外県では、SANAシリア人権監視団によると、3両の戦車と5台の車輛から構成されるイスラエル軍がバイト・ジン村西の葡萄園に侵入、家畜の牧童を威嚇し、周辺から退去させる目的で、断続的に空中へ向けて発砲した

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クネイトラ県では、シリア人権監視団によると、戦車2両と四輪駆動車7台からなるイスラエル軍が県北部のハドル村とダマスカス郊外県バイト・ジン村を結ぶ道路沿いにある放棄された兵舎内部に侵入、
不発弾・旧式弾薬の爆破処理を行った。

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米主導の有志連合とシリア民主軍特殊部隊がダイル・ザウル県で空挺治安作戦を実施し、ダーイシュのセルのメンバー6人を逮捕(2025年12月7日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ハワーイジュ・ブーマスア村で未明、米主導の有志連合とシリア民主軍特殊部隊による共同で空挺治安作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のセルのメンバー6人を逮捕した。

シリア人権監視団によると、スーサ町を移動中のシリア民主軍の車輛がダーイシュのセルの攻撃を受け、隊員2人が負傷した。
シリア人権監視団によると、バフラ村でダーイシュのセルの武装グループがシリア民主軍の軍事拠点を襲撃した。

シリア人権監視団によると、シリア民主軍が米軍の装甲車数台からなる有志連合部隊とともに、シュハイル村でパトロールを実施した。>

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首都ダマスカスのフォーシーズンズ・ホテル付近で爆発が発生(2025年12月7日)


ダマスカス県では、シリア人権監視団ANHAによると、フォーシーズンズ・ホテル付近で爆発が発生した。

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ヌールッディーン・バーバー内務省報道官は、SANAに対して、首都ダマスカスの自由橋(旧大統領橋)付近の警備区域外において音響弾(空砲型の弾薬)が爆発したが、人的・物的被害は一切発生しなかったと述べた。

同氏は、内務省が現場を調査し、実行者の身元と動機の特定に向け捜査を進めていると付け加えた。

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トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域のジャラーブルス市(アレッポ県)近郊のユーフラテス川西岸で釣りをしていた若者2人が、東岸からのシリア民主軍の狙撃を受けて、1人が死亡、1人が負傷(2025年12月6日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域のジャラーブルス市近郊のユーフラテス川西岸で釣りをしていた若者2人が、東岸からのシリア民主軍の狙撃を受けて、1人が死亡、1人が負傷した。

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ハサカ県でダーイシュのセルのメンバーがシリア民主軍の軍用車輛を銃撃、2人を殺害(2025年12月6日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、オートバイに乗った2人組のダーイシュ(イスラーム国)のセルのメンバーがアブー・ファース村とマーリハ村を結ぶ街道でシリア民主軍の軍用車輛を銃撃、2人を殺害した。

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アラウィー派とキリスト教徒が多く住むタルトゥース県サーフィータ市で宗派扇動的な文言を含むビラが出回る(2025年12月6日)


タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、アラウィー派とキリスト教徒が多く住むサーフィータ市において、宗派扇動的な文言を含むビラが出回っていることが確認された。

ビラは「アンサール・スンナ」と名乗るグループの署名入りで、アラウィー派とキリスト教徒を直接的に標的とする挑発的・敵対的な表現が含まれていた。

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アレッポ県では、ANHAシリア人権監視団によると、トルコの実質占領下の「オリーブの枝」地域で、「トルコの傭兵」(シリア国民軍諸派)による40日以上にわたる拘置と拷問の影響で健康状態が悪化していたアフリーン市出身の市民が、数ヵ月にわたる感覚喪失や認知機能の消失を経て死亡した。

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ダルアー県では、SANAによると、サナマイン郡の内務治安部隊が、精密な治安作戦を実施し、殺人犯グループのメンバー4人を逮捕した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ラタキア市南ラムル難民キャンプ前で、パレスチナ系シリア人の若者が頭部を銃撃され即死した。

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