イスラエル軍はクナイトラ県ウーファーニーヤ村に侵入し、これを封鎖:クナイトラ県とダルアー県で基地と拠点を強化


クナイトラ県では、SANAによると、軍用車両15台と60名以上の兵士からなるイスラエル軍部隊が県北部のウーファーニーヤ村に侵入、各所に展開、村を封鎖した。

また、軍用車両4台からなる別の部隊がハーン・アルナバ市と同村を結ぶ道路を遮断し、臨時の検問所を一時設置した。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊は侵入に際して、ウーファーニーヤ村およびその周辺上空に向けて照明弾を発射した。

また、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊は、ジュバーター・ハシャブ村とアイン・バイダー村の間の地域を砲撃した。

**

シリア人権監視団は、イスラエル軍がクネイトラ県とダルアー県で恒久的な基地や軍事施設を設置し、道路開削、土地の造成、住宅建物の破壊、シリア軍関連施設の破壊などを通じて拠点を強化していると発表した。

イスラエル軍は、両県内で鉄製建造物や重機整備用の施設を多数建設、占領下のゴラン高原から新たに設置された拠点に至る地域で幅16メートルの道路を新設している。

なお、イスラエル軍は、2024年末以降、シリア領内に15ヵ所の基地、軍事拠点および監視所を設置している。

設置場所は以下の通り;

    • クネイトラ県:ジュバーター・ハシャブ村、カルス・ナフル丘、カフターニーヤ村、アフマル丘、マントラ・ダム
    • ダルアー県:シャジャラ町、マアリーヤ村、アービディーン村
    • ダマスカス郊外県:ヘルモン山(シャイフ山)

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサーイシュがハサカ市ナシュワ地区で治安作戦を実施し、イスラーム国に所属しているとみられる細胞を摘発

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安局部隊(アサーイシュ)はハサカ市ナシュワ地区で治安作戦を実施し、イスラーム国に所属しているとみられる細胞を摘発、メンバーを拘束、武器や軍事装備を押収した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ラッカ市でシャルア移行期政権の内務治安局と麻薬密輸グループが交戦、1人が死亡、複数人が負傷

ラッカ県では、ANHAによると、本日、ラッカ市シュアイブ地区でアフマド・シャルア移行期政権に所属する武装グループと正体不明の武装グループが衝突し、1人が死亡、複数人が負傷した。

シリア人権監視団ムラースィルーンによると、衝突は移行期政権の内務治安局部隊が家宅捜索を行っている際に麻薬密輸グループとの間で発生、住宅内部から銃撃を受けた治安要員1人が死亡した。

この衝突で、内務治安局部隊は麻薬取引および使用に関与していると疑われる2人を拘束、また衝突中に麻薬取引業者1人が死亡したとの情報もある。

内務省は12日、フェイスブックを通じて、県の内務治安局が麻薬密輸グループに対する治安作戦を実施し、その際に要員2人が負傷、1人がその後死亡したと発表した。

作戦では、5人を逮捕、麻薬および使用器具、さらに各種武器を押収した。

一方、SANAによると、ラッカ市中心部の県庁広場に巨大なシリア国旗が掲揚された。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍は先週、ダマスカス郊外県バイト・ジン村近くでジャマーアト・イスラーミーヤ(イスラーム集団)とされるテロ組織に属する武器保管施設を破壊したと発表

イスラエル軍は、Xを通じて以下の通り発表した。

イスラエル軍部隊は、シリア南部バイト・ジン区でジャマーアト・イスラーミーヤ(イスラーム集団)とされるテロ組織に属する武器保管施設を特定し、解体するための夜間作戦を完了した。部隊は当該施設内で、銃器、地雷、通信機器などを含む各種武器を発見し、これらを解体・無力化した。

イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官も、Xを通じて以下の通り発表した。

速報:イスラエル軍部隊は、シリア南部のバイト・ジン村周辺地域において、テロ組織であるジャマーア・イスラーミーヤ(イスラーム集団)に属する戦闘手段の保管庫を発見し、これを破壊した。
イスラエル国防軍第210師団の指揮の下、先週、同部隊は夜間作戦を実施し、南部シリアのバイト・ジン村地域にある同テロ組織の武器庫を破壊した。
部隊は当該保管庫内で、武器、地雷、通信機器などを含む大量の戦闘用装備を発見し、これらを破壊した。
ジャマーア・イスラーミーヤは、戦時中および現在に至るまで、北部戦線においてイスラエル国家およびその市民に対するテロ活動を行ってきたとされる。
今回の作戦は、第210師団の部隊が同地域におけるあらゆる脅威を除去し、さまざまなテロ分子の活動を無力化することを目的として実施してきた一連の作戦の一環であり、特にイスラエル国民およびゴラン高原の住民を防衛するためのものである。

**

クナイトラ県では、SANAによると、イスラエル軍部隊が県南部のマアラカ村とガディール・ブスターン村に一時侵入し、臨時の検問所を設置した。

SANAによると、イスラエル軍はまた、県南部のアブー・マズラー農場西で羊を放牧していた若者1人を一時拘束した。

一方、シリア人権監視団によると、イスラエル軍が県中部農村にある東サムダーニーヤ村周辺を砲撃し、同地域に3発の砲弾が着弾した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊が県西部のマアリーヤ村に侵入し、住宅2軒を捜索した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

国民防衛部隊は首都ダマスカスとスワイダー市を結ぶ街道沿線のウンム・ザイトゥーン村の検問所を閉鎖したとするシャルア移行期政権側の情報を否定

国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて声明を発表し、首都ダマスカスとスワイダー市を結ぶ街道沿線のウンム・ザイトゥーン村(スワイダー県)の検問所を同部隊が閉鎖したとするアフマド・シャルア移行期政権側の情報拡散について、誤導的かつ虚偽の情報だとして、断固として否定すると表明、閉鎖しているのは移行期政権側だと主張した。

高等法務委員会広報局も、フェイスブックを通じて、移行期政権による検問所封鎖を強く非難した。

また、フェイスブックを通じて、検問所封鎖によって、パンの供給が途絶えている状況が続いていると主張した。

**

高等法務委員会広報局は、フェイスブックを通じて声明を出し、スワイダー市中心部の広場に広がる露店および仮設屋台に退去を求めた通知について、それらが公有財産を占拠しており、条例および現行法規に違反していることを周知するのが目的で、一部の市民が欺かれたり、屋台が売買・賃貸・投資の対象として取引されたりするのを防ぐための措置だと主張した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒムス市でアラウィー派の若者の遺体が銃殺された状態で発見される

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市でアラウィー派の若者の遺体が銃殺された状態で発見された。

この若者は、アクラマ地区出身で、9日夜から連絡が途絶えていた。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市で66歳の男性が正体不明の武装グループの銃撃を受けて死亡した。

また、SANAによると、サラミーヤ市で銃撃事件が発生し、男性1人が死亡した。

このほか、シリア人権監視団は、アラウィー派が多数を占める県東部の複数の村で、住民に対する深刻な人権侵害(強制退去、土地・財産の収奪)が、当局に黙認されたまま続いていると発表した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、マンビジュ市で土地所有者が投資を促すため墓地を撤去した。

一方、内務省(フェイスブック)によると、県の内務治安局は県西部および東部などで治安作戦を実施し、誘拐犯罪を専門とする組織的犯罪グループのメンバー3人を逮捕した。

また、内務省(フェイスブック)によると、このグループによって誘拐されていた2人を解放した。

**

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ブーカマール市近郊で軍用車両を標的とした爆発が発生した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

内務省内務治安局はダマスカス郊外県で人口密集地域を標的とするためにグラード型ロケット弾の発射台を設置しようとしていたテロ細胞を摘発

ダマスカス郊外県では、内務省(フェイスブック)によると、県の内務治安局部隊が総合情報機関と協力して重点的に実施している治安作戦の一環として、マッザ区およびマッザ航空基地を標的とした攻撃に関与したテロ細胞の残党を新たに摘発した。

同細胞の残党は、人口密集地域を標的とするためにグラード型ロケット弾の発射台を設置しようとしていたところを逮捕された。

内務省(フェイスブック)によると、また彼らが所持していたグラード型ロケット弾および発射台を押収した。

内務省(フェイスブック)によると、逮捕された残党はファイヤード・アフマド・ディヤーブ容疑者と息子のアーティフ容疑者の2人。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合がヒムス県で過激派(イスラーム国)が使用していたと見られる洞窟や地下壕を標的として爆撃を実施

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、県東部スフナ市に近い砂漠地帯で、米主導の有志連合が、過激派(イスラーム国)が使用していたと見られる洞窟や地下壕を標的として爆撃を実施した。

**

シリア人権監視団によると、
軍事装備の積み下ろしのため、国際有志連合の航空機がシャッダーディー空港での活動を継続している。

**

シリア人権監視団によると、
過激組織の旧拠点を引き続き標的とし、航空部隊がシリア砂漠地帯の複数地点を空爆した。

**

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の国際有志のヘリコプターが上空を飛行している様子が確認された。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダマスカス県でシーア派やアラウィー派が聖所とみなす聖女スーファーニーヤ廟が何者かによって破壊される

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シーア派やアラウィー派が聖所とみなすカッサーア地区の聖女スーファーニーヤ廟が何者かによって破壊された。

**

ホムス県では、シリア人権監視団ANHAによると、ヒムス市において、視覚障害のある女性が正体不明の武装グループの襲撃を受けて死亡した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャルア移行期政権の支配地域から発射されたと見られる自爆型無人航空機3機をシリア民主軍が撃墜

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の支配地域から発射されたと見られる自爆型無人航空機3機を、シリア民主軍が撃墜した。

**

ANHAによると、のカフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市では、若者らが「殉教者ラーリシュ大隊」の名で新たな部隊を結成したと発表した。

同大隊は、人民防衛部隊(YPG)および女性防衛部隊(YPJ)を支援する存在となることをめざしているという。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍はクナイトラ県北部のジュバーター・ハシャブ村周辺で薪を集めていた若者3人を逮捕

クナイトラ県では、SANAによると、イスラエル軍は、県北部のジュバーター・ハシャブ村周辺で薪を集めていた若者3人を逮捕、占領下のゴラン高原に連行した。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍の歩兵部隊が、県中部農村地帯に侵入した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャルア移行期政権の部隊がスワイダー市西の戦線を砲撃

国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて声明を出し、アフマド・シャルア移行期政権の部隊が、スワイダー市西の戦線に対して、4発の迫撃砲弾を無差別に発射、居住地域を攻撃、これに対して国民防衛部隊が応戦したと発表した。

**

スワイダー24によると、商業用トラックの運転手数名(スワイダー県以外の出身者)が、首都ダマスカスとスワイダー市を結ぶ街道沿線のウンム・ザイトゥーン村に設置されている検問所で、国民防衛隊部隊の要員から、暴行や宗派主義的な罵倒を受けた。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ラタキア市で女性教員らの抗議デモが続くなか、首都ダマスカスでも1年以上にわたって拘束されている医師および軍関係者の家族らが釈放を求めてデモ

ラタキア県では、中・西部シリア政治評議会(PCCWS)(フェイスブック)シリア人権監視団によると、ラタキア市で、遠隔地への異動や解職に抗議する女性教師らのデモが8日目を迎えた。

**

ダマスカス県では、シリア人権監視団ムラースィルーンによると、ウマウィーイーン広場で、ダマスカス郊外県のナバク刑務所に1年以上にわたって拘束されている医師および軍関係者の家族らが釈放を求めて抗議デモを行った。

**

ヒムス県では、ANHAによると、タルビーサ市で正体不明の武装グループが住民の自宅に押し入り、男性を殺害、家財や所持品を盗んで逃走した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍が占領下のゴラン高原側からクナイトラ県中部および東部を複数回にわたって砲撃

クナイトラ県では、ANHAシリア人権監視団によると、イスラエル軍が占領下のゴラン高原側から県中部と、県東部の東サムダーニーヤ・シャルキーヤ村一帯を複数回にわたって砲撃した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊が県西部のヤルムーク渓谷に侵入した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー県ムトゥーナ村で、住民5人が何者かによる至近距離からの銃撃を受け、4人が死亡し、1人が負傷:県は内務治安局の隊員の犯行を認める

スワイダー県では、スワイダー24によると、県北部農村のムトゥーナ村で、オリーブの収穫作業に従事していた住民5人が、何者かによる至近距離からの銃撃を受け、4人が死亡し、1が負傷した。

同村はアフマド・シャルア移行期政権の支配下にある一方、国民防衛部隊との戦闘が頻発している地域。

**

内務省(フェイスブック)によると、この事件に関して、県内務治安司令官のフサーム・タッハーン准将は声明を出し、捜査の結果、容疑者の1人が内務治安局に所属する隊員であることが判明し、当該隊員を直ちに拘束、法的手続きを完了するため捜査当局に送致したと発表した。

**

国民防衛部隊は、8日未明にフェイスブックを通じて、事件について、移行期政権の責任を追及、国際機関および人道支援組織による事実関係の究明と責任者の処罰を求めた。

**

国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて、シャルア移行期政権の武装勢力との戦闘や同政権側からの虚偽情報の拡散などに対処するため、軍事司法局が発出した通達第7号を厳守するよう求めた。

同通達は、現地の映像や写真、戦況に関する情報、また戦闘員の氏名、死傷者や負傷者に関する情報を放送・掲載・流通させることを禁じている。

(C)青山弘之 All rights reserved.

 

ヒムス市でアラウィー派の青年ら2人が殺害される

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市で68歳の男性が正体不明の武装グループの銃撃を受けて死亡した。

また、シリア人権監視団ANHAによると、同市では、アラウィー派出身の若者も何者かの銃撃を受けて死亡した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー県でシャルア移行期政権の内務治安局部隊と国民防衛部隊が交戦し、20代後半の青年が死亡、3人が負傷

スワイダー県では、スワイダー24によると、県西部農村地帯で前日に続き、アフマド・シャルア移行期政権の内務省内務治安局部隊と国民防衛部隊との間で、迫撃砲および重火器による砲撃の応酬が行われた。

スワイダー24によると、国民防衛部隊は戦闘激化を受けて、スワイダー市内およびその周辺(マジュダル村戦線)で展開を強化した。

**

これに関して、国民防衛部隊フェイスブックを通じて声明を出し、12時50分、リーマト・ハーズィム村、マンスーラ村、ウルガー村に展開する移行期政権の部隊が、スワイダー市北西に位置する住宅街を狙って無差別の迫撃砲射撃による直接的な攻撃を実行、国民防衛部隊が応戦したと発表した。

国民防衛部隊はまた、フェイスブックを通じて、朝から午後にかけて、県西部一帯に向けて、移行期政権の部隊による違反行為が記録されたと発表、マジュダル村の住宅街に8発の迫撃砲が着弾、移行期政権の部隊が同地への侵入を試みたが、国民防衛隊部隊がこれを迎撃したと主張した。

ANHAによると、マジュダル村に対する攻撃で、20代後半の青年が死亡、3人が負傷した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍ガクナイトラ県南部のアイン・ザイワーン村に侵入(2026年2月5日)

クナイトラ県では、SANAによると、7両の軍用車両からなるイスラエル軍部隊が県南部のアイン・ザイワーン村に侵入、クードナ村とを結ぶ道路上に検問所を設置した。

また、シリア人権監視団によると、イスラエル軍航空機がクナイトラ県とダルアー県の農村部上空に飛来を繰り返した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー市西部および北西部で国民防衛部隊とシャルア移行期政権の内務治安局部隊が交戦(2026年2月5日)

国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて声明を出し、スワイダー県のマンスーラ村、リーマト・ハーズィム村、ウルガー村に展開するアフマド・シャルア移行期政権の部隊が、スワイダー市の西部および北西部の複数ヵ所に向けて砲撃と射撃を行い、同部隊が応戦したと発表した。

**

一方、SANAは、上記3ヵ村に設置されている内務治安局の拠点に対し、複数方向から「法の支配を逸脱した武装グループ」が攻撃、これにより隊員3人が負傷したと伝えた。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャルア移行期政権に所属する武装勢力がアイン・アラブ(コバネ)市近郊でクルド人の若者2人を拘束、拷問を加えた後、連行(2026年2月5日)

アレッポ県では、ANHAシリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権に所属する武装勢力がアイン・アラブ(コバネ)市近郊のクーリーク村でクルド人の若者2人を拘束し、アイン・イーサー市に連行する前に拷問を加えた。

2人は村からザナール・クルダーン村にパンや食料を購入するために向かっていたが、そこで武装勢力に呼び止められ、携帯電話を押収されたうえ、拷問を受け、その後連行されたという。

**

ヒムス県では、内務省(フェイスブック)によると、麻薬取締局がイラクの麻薬向精神薬対策総局との連携のもと、治安作戦を実施し、麻薬密輸に関与していた容疑者2人(うち1人は外国人)を逮捕、約30万錠のカプタゴン錠剤を押収した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒューマン・ライツ・ウォッチはシャルア移行期政権による人権侵害の状況や課題を指摘(2026年2月4日)

ヒューマン・ライツ・ウォッチは、公式サイトを通じて、「シリア:2025年の出来事」と題した報告書を発表、アフマド・シャルア移行期政権による人権侵害の状況や課題を明らかにした。

報告書によると、シリアの人権侵害状況は以下の通り。

・移行期正義委員会の権限は前政権による人権侵害に限定され、他の主体による違反は対象外とされ、多くの被害者が救済を受けられない状況が続いている。
・シリアに関する国際・中立・独立メカニズム(IIIM)、シリア行方不明者独立機関(IIMP)、シリア調査委員会(COI)はシリアへの訪問を許されたものの、国内で活動拠点を設置するための正式な権限は付与されていない。
・昨年3月に沿岸部、ハマー県でアラウィー派1,400人を殺害した。
・7月中旬のスワイダー県での衝突に際して、約1,000人が死亡し、そのうち少なくとも539人がドルーズ派市民(女性39人、子ども21人を含む)、また少なくとも196件の超法規的処刑と33以上の村の焼失が確認された。
・シリア国民軍の諸派が、シリア北部で市民の拘束、虐待、恐喝を続けていることを確認、また昨年3月16日には、アレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市南方で、トルコ、あるいは同国が支援する勢力による無人航空機で攻撃を行い、クルド人の子ども7人、18歳の姉、両親が死亡した。
・シリア民主軍と北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)は、恣意的拘束を行っているほか、イスラーム国構成員や家族40,000人以上を劣悪な環境下で恣意的に拘束し続けている。
・イスラエルはシリア南部に9ヵ所の軍事拠点を設置、新たに占領下地域で家屋の接収や破壊による強制移住を含む人権侵害を行っている。
・国民の90%以上が貧困線以下で生活、約1,456万人(人口の半数超)が十分な食料にアクセスできず、少なくとも1,650万人が支援を必要としている。
・国際移住機関(IOM)は2025年10月、約58万1,000人のシリア難民が帰還したと発表したが、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)によれば、450万人以上が依然として国外にとどまっている。また、国内避難民は700万人を超える。
・女性および少女の権利の侵害

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒムス県部アイン・ハドラー村にある遊戯施設が、正体不明の武装グループの襲撃を受け、民間人9人負傷(2026年2月4日)

ヒムス県では、SANAによると、県西部のアイン・ハドラー村にある遊戯施設が、正体不明の武装グループの襲撃を受け、民間人9人が負傷した。

ムラースィルーンによると、武装グループは2人組で、銃撃により8人が負傷(うち1人重体)した。

ANHAによると、サイフ・ダンダシーと名乗る人物が、事件前に武装グループを扇動・支援していたという。

**

ラタキア県では、ムラースィルーンによると、電力会社職員200人以上の契約が解除された。

**

ダマスカス県では、ムラースィルーンによると、タダームン区で、新たな集団墓地が発見された。

同地域で集団墓地が発見されるのは、今回で5例目。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍はクナイトラ県で帰宅途中にあった生徒1人と家畜を放牧していた若者2人を一時拘束(2026年2月4日)

クナイトラ県では、SANAによると、軍用車両10両からなるイスラエル軍部隊が、県南部のサイダー・ハヌート村に侵入、うち5両は村の西側に検問所を設置、残る部隊はサイダー・ジャウラーン村に侵入し、村の中央に検問所を設けた。

また、車両3両からなる別の部隊が東サムダーニーヤ村に侵入し、同村とハーン・アルナバ町を結ぶ道路上に検問所を設置した。

さらに、装甲車1両とハンヴィー車1両からなる部隊が、アイン・カーディー村に侵入し、小学校前に検問所を設置した。

 

SANAによると、イスラエル軍部隊は、県南部のアスバフ村とクードナ村を結ぶ道路上で、学校からの帰宅途中にあった生徒1人と家畜を放牧していた若者2人を一時拘束した。

SANAによると、装甲車1両とハンヴィー型車両2両からなるイスラエル軍が夕刻にサイダー・ジャウラーン村、アブー・マザーラ農場、ルワイヒーナ村に侵入した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍はクナイトラ県、ダルアー県各所を砲撃(2026年2月3日)

クナイトラ県では、SANAによると、ハンヴィー車4台からなるイスラエル軍部隊が、クナイトラ市内に侵入、ラスム・ラワーディー村、タッル・クルーム村、ジャッバー村方面へ進み、その後東サムダーニーヤ村に一時侵入した。

SANAによると、イスラエル軍は、県北部のジュバーター・ハシャブ村南の農地に向けて迫撃砲弾4発を発射した。

一方、SANAによると、国連兵力引き離し監視軍(UNDOF)の部隊が県南部農村のサイダー・ジャウラーン村への分岐点付近の道路脇に展開した。

**

ダルアー県では、SANAによると、イスラエル占領軍が県西部のアービディーン村およびマアリーヤ村に向けて迫撃砲弾3発を発射したと。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍はクナイトラ県南部のサイダー・ハーヌート村で羊飼いの若者2人を逮捕(2026年2月2日)

クナイトラ県では、SANAによると、ハマー2台、ハイラックス2台、装甲車2台からなるイスラエル軍部隊が、県北部のジュバーター・ハシャブ村、ウーファーニーヤ村に侵入し、臨時の検問所を設置して通行人の検査を行った。

SANAによると、イスラエル軍は、県南部のサイダー・ハーヌート村で、羊飼いの若者2人を逮捕した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ラタキア市で女性教師、ラタキア港職員らが抗議デモを続ける(2026年2月3日)

ラタキア県では、中・西部シリア政治評議会(PCCWS)(フェイスブック)によると、ラタキア市で、県外への異動決定に抗議する女性教師らが3日連続となる抗議デモを行い、教育局から県庁舎に向けて行進を行った。

**

ANHAによると、ラタキア港でも職員らが、解雇決定と新規労働者の採用に反対して2日連続で抗議デモを行った。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハサカ市に進駐しようとしたシャルア移行期政権の内務治安局部隊がテロ細胞の発砲を受け、アサーイシュが対応:カーミシュリー市にも内務治安局部隊が進駐(2026年2月3日)

北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)は、フェイスブックを通じて声明を発表し、1月30日に締結されたアフマド・シャルア移行期とシリア民主軍の包括停戦合意に従い、ハサカ市に進駐しようとしていたシャルア移行期政権の内務治安部局の部隊の車列が、「テロ細胞」から直接射撃を受け、アサーイシュが即時に対応し、車列の安全を確保、その際隊員1人が負傷したと発表した。

**

内務省(フェイスブック)によると、包括停戦合意に従い、内務治安局の部隊が、カーミシュリー市に進駐した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

内務省麻薬取締総局が南部地域において、麻薬の取引および密輸を専門とする犯罪ネットワークを摘発(2026年2月3日)

内務省(フェイスブック)によると、麻薬取締総局が南部地域において、麻薬の取引および密輸を専門とする犯罪ネットワークを標的とした特別作戦を実施、4人の容疑者を逮捕、ヨルダンへの密輸を目的として準備されていた大量の麻薬、ならびに高度な密輸用機材を押収した。

(C)青山弘之 All rights reserved.