ロシア軍とトルコ軍がハサカ県ダルバースィーヤ市西の国境地帯で合同パトロール(2019年12月12日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍とトルコ軍がダルバースィーヤ市西の国境地帯で合同パトロールを実施した。

**

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、トルコ占領下のカフルハーシル村で11日、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍を攻撃し、戦闘員2人を殺害したと発表した。

ANHA(12月12日付)が伝えた。

AFP, December 12, 2019、ANHA, December 12, 2019、AP, December 12, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 12, 2019、Reuters, December 12, 2019、SANA, December 12, 2019、SOHR, December 12, 2019、UPI, December 12, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イドリブ県、ハマー県で、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が激戦(2019年12月12日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が、ナージヤ村、タフターヤー村、ヒーシュ村、放棄された大隊基地、シャイフ・イドリース村、ムアスラーン村、ウンム・ジャラール村、ラッファ村を砲撃、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と激しく交戦した。

シリア軍地上部隊はまた、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるジャルジャナーズ町を地対地ミサイルで攻撃した。

ロシア軍戦闘機もジャルジャナーズ町、ウンム・ティーナ村を爆撃した。

これに対して、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団はアブー・クマイス村を砲撃した。

また、新興のアル=カーイダ系組織のアンサール・タウヒードも、アブー・ズフール町、ハフィーヤ村、スッカリーヤ村、タッル・アッズー村、ザハビーヤ村、ハミーマート・ダーイル村、バラーギースィー村を砲撃した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がバドリーヤ村一帯でシリア軍地上部隊との砲撃戦・戦闘の末、シリア軍を撤退させた。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タファス市でシリア政府との和解に応じた元反体制武装集団メンバーが何者かに撃たれて死亡した。

**

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ジュダイダト・アルトゥーズ町の高等学校の壁に、「イランの民兵」の退去、逮捕者釈放を求める落書きが書かれているのが発見された。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(12月13日付)によると、

ザーキヤ町ではシリア政府を批判する落書きが多数発見された。

落書きには、いずれも「カシオン連隊」、「ザーキヤ革命家たち」という組織名が合わせて記されていたという。

一方、カナーキル村では、治安部隊の拠点複数カ所が武装集団の襲撃を受けた。

 

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を27件(イドリブ県6件、ラタキア県8件、アレッポ県2件、ハマー県5件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を28件(イドリブ県18件、ラタキア県3件、アレッポ県2件、ハマー県5件)確認した。

AFP, December 12, 2019、ANHA, December 12, 2019、AP, December 12, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 12, 2019、December 13, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 12, 2019、Reuters, December 12, 2019、SANA, December 12, 2019、SOHR, December 12, 2019、UPI, December 12, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるマルアナーズ村、マンナグ航空基地一帯(アレッポ県)をトルコ軍と国民軍が砲撃(2019年12月11日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるマルアナーズ村、マンナグ航空基地一帯をトルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が砲撃した。

一方、トルコ占領下のバーブ市で、国民軍所属のスルターン・ムラード師団の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発し、メンバー1人が死亡した。

このほか、アフリーン解放軍団は声明を出し、8~9日にシャッラー村近郊のマイダーニカ村・カルマク村間の街道とアアザーズ市近郊で国民軍所属のスルターン・ムラード師団とハムザ師団を攻撃し、戦闘員9人を殺害したと発表した。

ANHA(12月11日付)が伝えた。

AFP, December 11, 2019、ANHA, December 11, 2019、AP, December 11, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 11, 2019、Reuters, December 11, 2019、SANA, December 11, 2019、SOHR, December 11, 2019、UPI, December 11, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構がイドリブ県南東部の放棄された大隊基地を制圧(2019年12月11日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月11日付)やシャーム解放機構に近いイバー・ネット(12月11日付)によると、シャーム解放機構のアサーイブ・ハムラー(赤鉢巻)部隊とアブー・バクル・スィッディーク軍がシリア軍との激しい戦闘の末に、県南東部の放棄された大隊基地を制圧した。

シリア人権監視団によると、この戦闘でシリア軍兵士10人、シャーム解放機構戦闘員5人が死亡した。

同監視団によると、シリア軍地上部隊は、放棄された大隊基地(シャーム解放機構支配下)に進軍を試み、同地を砲撃、ロシア軍戦闘機もが同地を爆撃した。

シリア軍地上部隊はまた、タッフ村、ダイル・シャルキー村、ダイル・ガルビー村、ウンム・ジャラール村一帯、イウジャーズ村一帯、アブー・ズフール町一帯、ラッファ村、ハルバ村、サルジュ村、カルサンタ村、アブー・マッキー村、ビダーマー町を砲撃した。

さらに、シリア軍戦闘機がウンム・ティーナ村を爆撃した。

これに対して、反体制武装集団は無人化大隊基地一帯でシリア軍地上部隊を迎撃するとともに、マダーヤー村一帯を砲撃した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がズィヤーラ町を砲撃した。

一方、SANA(12月11日付)によると、シリア軍がフライカ村で反体制武装集団の無人航空機(ドローン)を撃墜した。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがカッバーナ村一帯を「樽爆弾」で爆撃した。

**

ダマスカス郊外県では、サウト・アースィマ(12月12日付)によると、東グータ地方ドゥーマ市にある総合情報部の検問所が何者かの襲撃を受けた。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を24件(イドリブ県9件、ラタキア県6件、アレッポ県4件、ハマー県5件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を12件(イドリブ県2件、ラタキア県3件、アレッポ県5件、ハマー県5件)確認した。

AFP, December 11, 2019、ANHA, December 11, 2019、AP, December 11, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 11, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 11, 2019、Reuters, December 11, 2019、SANA, December 11, 2019、Sawt al-‘Asima, December 12, 2019、SOHR, December 11, 2019、UPI, December 11, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ占領地とマンビジュ市一帯地域を結ぶアウン・ダーダート村(アレッポ県)の通行所が2ヶ月ぶりに再開、住民の往来可能に(2019年12月10日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下地域(「ユーフラテスの盾」地域)とシリア軍が駐留した北・東シリア自治局支配下のマンビジュ市一帯地域が接するアウン・ダーダート村に設置されている通行所が2ヶ月ぶりに再開された。

これにより、両地域の住民の往来が可能となる。

**

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がタッル・タムル町近郊のタッル・ワルド村を砲撃した。

AFP, December 10, 2019、ANHA, December 10, 2019、AP, December 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 10, 2019、Reuters, December 10, 2019、SANA, December 10, 2019、SOHR, December 10, 2019、UPI, December 10, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコの支援を受ける国民解放戦線はハマー県北部を砲撃、シリア軍兵士3人を殺害(2019年12月10日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、トルコの支援を受ける国民解放戦線(国民軍所属)などからなる反体制武装集団がフワイズ村一帯を砲撃し、シリア軍兵士3人が死亡した。

これに対して、シリア軍地上部隊がタッル・ワースィト村、シャリカ村、アリーマ村を砲撃した。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がジャルジャナーズ町、ヒーシュ村、タッフ村、タフターヤー村、スィフヤーン村、バーブーリーン村、ジスル・シュグール市、ジャーヌーディーヤ町、ビダーマー町、カフルサジュナ村、シャイフ・ムスタファー村、ウライニバ村、ウンム・ジャラール村、ティーナ村、サハール村、ファルワーン村、カトラ村、シャッアーラ村を砲撃した。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがカッバーナ村一帯を「樽爆弾」で爆撃、ブルカーン丘、タッラト・シャイフ・ユースフ丘、ダッバーバート丘を砲撃した。

これに対して、反体制武装集団は、トルコマン山のサッラーフ村一帯を砲撃した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がハーン・アサル村、アレッポ市西部郊外の電力協会地区一帯、ハミーラ村、カラースィー村を砲撃した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャジャラ町の町長が何者かに撃たれて死亡した。

また、イズラア市とフラーク市を結ぶ街道で、治安機関協力者が何者かに襲撃され、死亡した。

**

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ヘルモン山(シャイフ山)麓のバイト・ジン村で逮捕者釈放、「イランの民兵」退去を訴える落書きが発見された。

AFP, December 10, 2019、ANHA, December 10, 2019、AP, December 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 10, 2019、Reuters, December 10, 2019、SANA, December 10, 2019、SOHR, December 10, 2019、UPI, December 10, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がハサカ県タッル・ワルド村などを砲撃し、住民1人死亡(2019年12月9日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアブー・ラースィーン(ザルカーン)町一帯の村々を砲撃し、タッル・ワルド村で住民1人が死亡した。

**

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・アブヤド市近郊のアリーダ村、アブー・ズフール村を砲撃した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がトルコ占領下のアフリーン市を砲撃し、複数が負傷した。

これに対して、トルコ軍とその支援を受ける国防軍は、北・東シリア民主自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のウンム・フーシュ村、ハルバル村を砲撃した。

AFP, December 9, 2019、ANHA, December 9, 2019、AP, December 9, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 9, 2019、Reuters, December 9, 2019、SANA, December 9, 2019、SOHR, December 9, 2019、UPI, December 9, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

反体制派の砲撃によりアレッポ県マンヤーン村で住民2人が死亡(2019年12月9日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がアレッポ市西のマンヤーン村を砲撃し、SANA(12月9日付)によると、住民2人が死亡した。

これに対して、シリア軍地上部隊はジャズラーヤー村、カフルナーハー村を砲撃した。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がカッバーナ村一帯を爆撃した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がジュッブ・スライマーン村、カストゥーン村、カラ・ジュルン村を砲撃した。

これに対して、反体制武装集団はジューリーン村のシリア拠点を砲撃した。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がタフターヤー村、タッフ村、ヒーシュ村、カフルサジュナ村、ナージヤ村を砲撃した。

**

ダルアー県では、ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジャースィム市で総合情報部の協力者が何者かの襲撃を受けて死亡した。

また、カラク(東カラク)村にある空軍情報部の検問所も何者かの襲撃を受けた。

**

ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月9日付)によると、シリア軍がハラスター市内に設置されている各検問所で若者十数人以上を拘束した。

拘束の理由は不明だが、ハラスター市では、シリア政府との和解を拒否したまま同地にとどまっていた反体制武装集団元メンバー100人以上がこれまでに逮捕されているという。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を40件(イドリブ県13件、ラタキア県13件、アレッポ県9件、ハマー県5件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を21件(イドリブ県12件、ラタキア県2件、アレッポ県0件、ハマー県9件)確認した。

AFP, December 9, 2019、ANHA, December 9, 2019、AP, December 9, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 9, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 9, 2019、Reuters, December 9, 2019、SANA, December 9, 2019、SOHR, December 9, 2019、UPI, December 9, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

所属不明の航空機による7日の爆撃で死亡したシャーム自由人イスラーム運動メンバーとされる3人のうち1人は元ダーイシュで、逃亡していたシャーム解放機構治安部門責任者(2019年12月8日)

シャーム解放機構に近いイバー・ネット(12月8日付)は、7日にアレッポ県北部のトルコ占領地(アフリーン市・アアザーズ市間のキーバール村)に対する所属不明の航空機の爆撃で死亡した3人のうちの1人の身元を明らかにした。

同ネットによると、死亡したのは、シャーム解放機構の治安部門の責任者のディヤーッディーン・ウマル氏。

アレッポ県ハナースィル市西のフッス村出身で、シャーム解放機構に加入する前はダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓っていたムハンマド・ファフド・ワーウィー大隊に所属していた。

ウマル氏は、死亡したほかの2人とともに、イドリブ県からトルコ占領下のアレッポ県アフリーン郡に1年以上前に逃亡、シャーム解放機構の治安機関が、殺人、汚職、そしてダーイシュに加入していた容疑が指名手配していた。

なお、ドゥラル・シャーミーヤ(12月7日付)など複数の反体制派系サイトは、死亡したのが国民軍国民解放戦線に参加しているアル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動のメンバーだと伝えていた。

**

一方、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の治安部隊がイドリブ県のムサイビーン村とイドリブ市郊外の複数の民家で強制捜査を行い、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバー少なくとも2人を拘束した。

AFP, December 8, 2019、ANHA, December 8, 2019、AP, December 8, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 8, 2019、Reuters, December 8, 2019、SANA, December 8, 2019、SOHR, December 8, 2019、UPI, December 8, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア対応調整者によると11月以降イドリブ県で新たに92,000人以上のIDPsが発生(2019年12月8日)

シリア対応調整者は声明を出し、シリア・ロシア両軍によるイドリブ県への攻撃が激化に伴い、11月1日から12月8日までの約40日間で92,000人以上が新たに国内避難民(IDPs)になったと発表した。

AFP, December 8, 2019、ANHA, December 8, 2019、AP, December 8, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 8, 2019、Reuters, December 8, 2019、SANA, December 8, 2019、SOHR, December 8, 2019、UPI, December 8, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市(アレッポ県)一帯を砲撃(2019年12月8日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市に近いマルアナーズ村を砲撃、トルコ占領地との境界地帯で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦した。

ANHA(12月7日付)によると、トルコ軍はまた、ハルバル村に対しても砲撃を行った。

一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、トルコ占領下のシーラーワー町近郊のカフル・ナッブー村に潜入し、ハムザ師団の拠点を攻撃、7人を殺害、4人を負傷させたと発表した。

またマイヤーサ村、ザルナイータ村、ザルナイータ丘にあるトルコ軍とその支援を受ける武装集団の拠点を砲撃したという。

**

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍憲兵隊が北・東シリア自治局のアサーイシュ(内務治安部隊)を随行して、カーミシュリー市からアームーダー市に至る国境地帯でパトロールを実施した。

また、SANA(12月8日付)によると、シリア軍がマブルーカ発電所一帯で展開地位を拡大した。

AFP, December 8, 2019、ANHA, December 8, 2019、AP, December 8, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 8, 2019、Reuters, December 8, 2019、SANA, December 8, 2019、SOHR, December 8, 2019、UPI, December 8, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア・ロシア軍が爆撃を中断するなか、反体制派がシリア政府支配下のハマー県を砲撃し、市民1人殺害(2019年12月8日)

ハマー県では、シリア人権監視団やSANA(12月8日付)によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団が、シリア政府支配下のラスィーフ村、アズィーズィーヤ村を砲撃し、1人が死亡、女児を含む複数人が負傷した。

これに対して、シリア軍地上部隊はハウワーシュ村、フワイジャ村、ジスル・バイト・ラース村を砲撃した。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカフル・ウワイド村、ファッティーラ村、スフーフン村、カフルサジュナ村、タウィール・ハリーブ村、タッフ村、マアッラト・ハルマ村、ウンム・ジャラール村、サルジュ村、タッル・シャイフ村、ハルバ村、アブー・フッバ村、タッル・トゥーカーン村を砲撃した。

一方、マアッルディブサ村でトルコの支援を受ける国民軍国民解放戦線所属のシャーム軍団の治安関係者が乗った車の近くで爆弾が爆発し、同関係者が死亡した。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカッバーナ村一帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦、シリア軍兵士5人が死亡、反体制派戦闘員2人が死亡した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タファス市でヒズブッラーの協力者と目される男性1人が何者かの襲撃を受けて死亡した。

ドゥラル・シャーミーヤ(12月8日付)などによると、殺害されたのはアフマド・ナフラーウィーを名乗る男性。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を38件(イドリブ県13件、ラタキア県12件、アレッポ県6件、ハマー県5件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を30件(イドリブ県19件、ラタキア県6件、アレッポ県3件、ハマー県2件)確認した。

AFP, December 8, 2019、ANHA, December 8, 2019、AP, December 8, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 8, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 8, 2019、Reuters, December 8, 2019、SANA, December 8, 2019、SOHR, December 8, 2019、UPI, December 8, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県南東部にある「イランの民兵」の拠点を所属不明の航空機複数機が爆撃、少なくとも5人死亡(2019年12月7日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、所属不明の航空機複数機が、イラク国境に近いブーカマール市近郊にある「イランの民兵」の拠点複数カ所を爆撃し、少なくとも5人が死亡した。

AFP, December 8, 2019、ANHA, December 8, 2019、AP, December 8, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 8, 2019、Reuters, December 8, 2019、SANA, December 8, 2019、SOHR, December 8, 2019、UPI, December 8, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県ダルジャナ村で米主導の有志連合が空挺作戦を実施、ダーイシュ・メンバー1人を含む6人を連行(2019年12月7日)

ダイル・ザウル県では、ユーフラテス・ポスト(12月7日付)やダイル・ザウル・ニュース・ネット(12月7日付)によると、米主導の有志連合が7日深夜から8日未明にかけてダルナジュ村で空挺作戦を実施し、6人を拘束、連行した。

6人のうち、5人は市民、1人がダーイシュ(イスラーム国)のメンバーだという。

一方、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がハジーン市で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車列を襲撃し、3人を殺害した。

AFP, December 7, 2019、ANHA, December 7, 2019、AP, December 7, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2019、Euphrates Post, December 7, 2019、Reuters, December 7, 2019、SANA, December 7, 2019、Shabaka Akhbar Dayr al-Zawr, December 7, 2019、SOHR, December 7, 2019、UPI, December 7, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

所属不明の無人航空機がトルコ占領下のアレッポ県北部を爆撃し、トルコの支援を受ける国民解放戦線(シャーム自由人イスラーム運動)メンバー3人が死亡(2019年12月7日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、所属不明の無人航空機がトルコ占領下のアフリーン市とアアザーズ市を結ぶ街道沿いに位置するキーバール村で車を爆撃し、乗っていた男性3人が死亡した。

3人の身元は不明だが、トルコの支援を受ける反体制武装集団のメンバーだと思われるという。

ドゥラル・シャーミーヤ(12月7日付)によると、殺害されたのは国民解放戦線傘下で活動するアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動のメンバー。

AFP, December 7, 2019、ANHA, December 7, 2019、AP, December 7, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2019、Reuters, December 7, 2019、SANA, December 7, 2019、SOHR, December 7, 2019、UPI, December 7, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア・シリア軍がイドリブ県各所を激しく爆撃し、女性と子どもを含む市民21人が死亡(2019年12月7日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がカフルタハーリーム町、ドゥワイラ村、シャイフ・バフル村、カフルナブル市、ハーッス村、バーラ村、ハルバ村、ブライジュ村、イブリーン村、バルシューン村、バイルーン村を爆撃した。

シリア軍も戦闘機が、カフルムース村、ハザーリーン村、バルナーン村、ファルワーン村、バルサ村、放棄された大隊基地を爆撃、ヘリコプターがディブス村、マアッルシューリーン村、マアッルシャムシャ村一帯、マアッラト・ヌウマーン市一帯、カフルナブル市、バザーブール村、バーラ村、イフスィム町、ハーッス村、ハザーリーン村、アブディーター村、カフルサジュナ村、カフルシャラーヤー村、タッル・マンス村、ジャルジャナーズ町一帯を「樽爆弾」で爆撃した。

一連の爆撃により、バルユーン村では市場が狙われ、子ども3人と女性2人を含む市民9人が死亡、またアブディーター村で子ども3人と女性1人を含む市民5人、バーラ村で子ども1人と女性2人を含む4人、ブジュガース村で子ども1人、タッル・マンス村で女性1人を含む2人が死亡した。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがカッバーナ村一帯を「樽爆弾」で爆撃した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がフワイジャ村、ハウワーシュ村、アリーマ町、マイダーン・ガザル村を砲撃した。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を39件(イドリブ県11件、ラタキア県12件、アレッポ県11件、ハマー県5件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を27件(イドリブ県13件、ラタキア県4件、アレッポ県10件、ハマー県0件)確認した。

AFP, December 7, 2019、ANHA, December 7, 2019、AP, December 7, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 7, 2019、Reuters, December 7, 2019、SANA, December 7, 2019、SOHR, December 7, 2019、UPI, December 7, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダーイシュはダイル・ザウル県でシリア民主軍やパレスチナ民兵組織クドス旅団を襲撃(2019年12月6日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)と思われる武装集団がズィーバーン町で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の検問所を襲撃し、1人が死亡した。

**

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(12月6日付)などによると、マヤーディーン市近郊の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)がパレスチナ民兵組織クドス旅団の偵察部隊を襲撃し、2人を殺害した。

AFP, December 6, 2019、ANHA, December 6, 2019、AP, December 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 6, 2019、Reuters, December 6, 2019、SANA, December 6, 2019、SOHR, December 6, 2019、UPI, December 6, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアレッポ県北部のシリア民主軍拠点を砲撃(2019年12月6日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア軍が駐留するアイン・アラブ(コバネ)市西のズール・マガール村にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点複数カ所を砲撃した。

トルコ軍と国民軍はまた、シーラーワー町近郊のバラード村を砲撃した。

**

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ハマーム・トゥルクマーン村にある国民軍の検問所近くに仕掛けられていた爆弾が爆発した。

**

ハサカ県では、SANA(12月6日付)によると、シリア軍がM4高速道路沿いでの展開を続けた。

AFP, December 6, 2019、ANHA, December 6, 2019、AP, December 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 6, 2019、Reuters, December 6, 2019、SANA, December 6, 2019、SOHR, December 6, 2019、UPI, December 6, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍がイドリブ県、アレッポ県を爆撃(2019年12月6日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍がカフルナブル市、ハーッス村、カフルルーマー村一帯、ザハビーヤ村、タウィール・ハリーブ村、放棄された大隊基地、マアッラト・ハルマ村、ダール・カビーラ村を爆撃した。

またシリア軍地上部隊が、ウンム・ジャラール村、ティーナ村、タフターヤー村、マアッル・ハルマ村、カフルサジュナ村、シャイフ・ムスタファー村、ウライニバ村、タッフ村、サハール村、ブライサ村、ブルジュ村を砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団はアスキヤート村を砲撃した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍がジャズラーヤー村を爆撃した。

一方、SANA(12月6日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市各所に砲撃を行ったことを受けて、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアレッポ市ラーシディーン地区、アルド・マッラーフ地区を砲撃した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハークーラ村一帯、カストゥーン村、ズィヤーラ町、ザイズーン村を砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団はジューリーン村を砲撃した。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがカッバーナ村一帯を「樽爆弾」で爆撃した。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を33件(イドリブ県10件、ラタキア県8件、アレッポ県9件、ハマー県6件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を17件(イドリブ県10件、ラタキア県8件、アレッポ県9件、ハマー県6件)確認した。

AFP, December 6, 2019、ANHA, December 6, 2019、AP, December 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 6, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 6, 2019、Reuters, December 6, 2019、SANA, December 6, 2019、SOHR, December 6, 2019、UPI, December 6, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合はシリア空爆で「意図せず死亡したとされる民間人」は2019年10月末の段階で1,347人(2019年12月5日)

有志連合CJTF-OIR(「生来の決戦作戦」統合任務部隊)は、2014年8月から2019年10月までにシリア、イラク両国領内での航空作戦に伴う民間人犠牲者発生にかかる63件の新たな報告を受け、すでに報告されている73件と併せて調査を行い、49件の調査を完了した。

調査を完了した49件のうち1件で意図せずに民間人1人が死亡したことが確認された。

これにより、2014年8月から2019年10月末までに有志連合が実施した34,706回の空爆によって、意図せず犠牲となったことが確認される民間人の数は1,347人となった。

CENTCOM, December 5, 2019をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ占領下のラッカ県タッル・アブヤド市近郊で国民軍と地元住民が激しく交戦(2019年12月5日)

ラッカ県では、ANHA(12月5日付)によると、トルコの支援を受ける国民軍に所属する東部自由人連合とシャーム戦線が、トルコ占領下のタッル・アブヤド市北東に位置するヒルバト・ルッズ村で地元住民のブー・フマイス部族(アラブ系部族)と激しく交戦した。

戦闘は、同村にあるブー・フマイス部族のイーサー・アブド氏の雑貨店でプロパン・ガスを購入しようとしたシャーム戦線が品切れだととして断られたことを信用しなかったことが原因で、シャーム戦線の戦闘員は口論の末に機関銃を無差別に発砲、若者1人が負傷したという。

この若者はただちにトルコのシャンルウルファ県にある病院に搬送されたが、住民がシャーム戦線の行為に抗議、シャーム戦線が武力で住民を強制排除しようとして戦闘になったという。

AFP, December 5, 2019、ANHA, December 5, 2019、AP, December 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 5, 2019、Reuters, December 5, 2019、SANA, December 5, 2019、SOHR, December 5, 2019、UPI, December 5, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米軍の車列がダイル・ザウル県南東部のウマル油田に向かう一方、ハサカ県でダーイシュ内通者を「保護」(2019年12月5日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、車輌25台からなる米軍の車列が県南東部にあるウマル油田に向かった。

また、同地では米主導の有志連合と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍による合同軍事演習が行われた。

**

ハサカ県では、SANA(12月5日付)によると、米軍部隊が県南部のトゥワイミーン村で空挺作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)の内通者の一人を「保護」し、シャッダーディー市に設置している基地に移送した。

一方、ANHA(12月5日付)によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプでイラク人男性1人の遺体が発見された。

AFP, December 5, 2019、ANHA, December 5, 2019、AP, December 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 5, 2019、Reuters, December 5, 2019、SANA, December 5, 2019、SOHR, December 5, 2019、UPI, December 5, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ占領下にあるラアス・アイン市(ハサカ県)で前日に引き続いて車に仕掛けられていた爆弾が爆発(2019年12月5日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下にあるラアス・アイン(スィリー・カーニヤ)市で前日に引き続いて車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、複数人が負傷した。

AFP, December 5, 2019、ANHA, December 5, 2019、AP, December 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 5, 2019、Reuters, December 5, 2019、SANA, December 5, 2019、SOHR, December 5, 2019、UPI, December 5, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍がイドリブ県を爆撃(2019年12月5日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がハーッス村、ヒーシュ村、サハール村、サラーキブ市を爆撃した。

シリア軍も地上部隊がタフターヤー村、タッフ村、サルマーニーヤ村、フワイジャ村、ハウワーシュ村、マアッラト・ハルマ村、カフルサジュナ村、シャイフ・ムスタファー村、ウライニバ村、ウンム・ジャラール村、サルジュ村、バリーサ村、ハッラーン村、シャリカ村を砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団は、シリア政府支配下のタマーニアを砲撃した。

両者はまた、ウンム・ジャラール一帯、ウンム・ディーナ村一帯で交戦した。

一方、SANA(12月5日付)によると、シリア軍がウンム・ティーナ村、イスティブラート村一帯に潜入しようとした反体制武装集団を撃退した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアリーマ村、ジュッブ・スライマーン村、アムキーヤ町、カラ・ジュルン村を砲撃した。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を42件(イドリブ県15件、ラタキア県19件、アレッポ県12件、ハマー県5件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を44件(イドリブ県34件、ラタキア県6件、アレッポ県1件、ハマー県3件)確認した。

AFP, December 5, 2019、ANHA, December 5, 2019、AP, December 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 5, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 5, 2019、Reuters, December 5, 2019、SANA, December 5, 2019、SOHR, December 5, 2019、UPI, December 5, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

所属不明の航空機複数機が県南東部のハムダーン空港のイラン・イスラーム革命防衛隊基地を爆撃(2019年12月4日)

ダイル・ザウル県では、ユーフラテス・ポスト(12月5日付)によると、所属不明の航空機複数機が県南東部のハムダーン村の空港を爆撃した。

この空港は、イラン・イスラーム革命防衛隊が基地として使用としているという。

AFP, December 5, 2019、ANHA, December 5, 2019、AP, December 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 5, 2019、Euphrates Post, December 5, 2019、Reuters, December 5, 2019、SANA, December 5, 2019、SOHR, December 5, 2019、UPI, December 5, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍はトルコ軍による増援部隊派遣に合わせてサルマーン村(イドリブ県)にあるトルコ軍監視所を砲撃(2019年12月4日)

イドリブ県では、シリア人権監視団やドゥラル・シャーミーヤ(12月4日付)によると、シリア軍がサルマーン村にあるトルコ軍監視所(第8監視所)とその一帯を砲撃した。

アナトリア通信(12月4日付)によると、この日トルコ軍は緊張緩和地帯内の監視所に増援部隊を派遣していた。

AFP, December 4, 2019、Anadolu Ajansı, December 4, 2019、ANHA, December 4, 2019、AP, December 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 4, 2019、Reuters, December 4, 2019、SANA, December 4, 2019、SOHR, December 4, 2019、UPI, December 4, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

 

シリア民主軍がアレッポ県北部を移動中のトルコ軍の車列を攻撃、兵士多数が死傷(2019年12月4日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ジャラーブルス市西のバルダク村に設置されている基地に向かっていたトルコ軍の車列が、車に仕掛けられていた爆弾の爆発に巻き込まれて、トルコ軍兵士多数が負傷した。

負傷した兵士はトルコ領内に搬送され、一部が死亡したとの情報もある。

ドゥラル・シャーミーヤ(12月4日付)によると、車列を狙ったのは人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍。

シリア民主軍がトルコ軍の車列を攻撃したのはこれが初めてだという。

**

一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、10人が死亡した2日のトルコ軍・国民軍によるタッル・リフアト市への砲撃の報復として、3日にアフリーン市近郊のクーブラ村、アアザーズ市郊外、マーリア市でトルコ軍・国民軍を攻撃し、トルコ軍兵士1人、国民軍戦闘員6人を殺害したと発表した。

ANHA(12月4日付)が伝えた。

AFP, December 4, 2019、ANHA, December 4, 2019、AP, December 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 4, 2019、Reuters, December 4, 2019、SANA, December 4, 2019、SOHR, December 4, 2019、UPI, December 4, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ占領下のラアス・アイン市(ハサカ県)での爆発で2人死亡(2019年12月4日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のラアス・アイン(スィリー・カーニヤ)市で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、2人が死亡した。

**

SANA(12月4日付)は、米軍がハサカ県フール・キャンプに収容されているダーイシュ(イスラーム国)のイラク人メンバーの妻と子ども600人以上をイラクに移送したと伝えた。

AFP, December 4, 2019、ANHA, December 4, 2019、AP, December 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 4, 2019、Reuters, December 4, 2019、SANA, December 4, 2019、SOHR, December 4, 2019、UPI, December 4, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア・ロシア軍がイドリブ県、アレッポ県を爆撃し住民7人死亡、シリア軍と「必勝」作戦司令室の戦闘で双方に8人の戦死者(2019年12月4日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がカフルサジュナ村、ナフル・アブヤド村、カラーティー村、タッル・ダム村、アブー・シャルジー村、サルジュ村、カトラ村、ハルバ村、ハッラーン村、ハラーキー村、ダール・カビーラ村、ウンム・ティーナ村、アブー・フッバ村、ウンム・ジャラール村を爆撃し、カフルサジュナ村で子ども1人を含む3人が死亡した。

シリア軍も戦闘機がサラーキブ市を爆撃、ヘリコプターもカフルナブル市、アウラム・ジャウズ村一帯、ダール・カビーラ村、カンスフラ村、ファッティーラ村、バザーブール村、ブライジュ村、マアッラト・ヌウマーン市一帯、ハントゥーティーン村、バザーブール村を「樽爆弾」で爆撃し、バザーブール村で女児1人が死亡した。


シリア軍と「必勝」作戦司令室(シャーム解放機構、国民解放戦線、イッザ軍)がウンム・ティーナ村、放棄された大隊基地一帯(ムシャイリファ村近く)で激しく交戦し、シリア軍兵士5人が死亡、反体制武装集団側も3人が死亡した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がクースィンヤー村を砲撃し、1人が死亡した。

ドゥラル・シャーミーヤ(12月4日付)によると、ロシア軍もジャズラーヤー村を爆撃し、2人が死亡したという。

**

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、ダマスカス県とスワイダー市を結ぶ高速道路に設置されているシリア軍検問所(ウンム・ザイトゥーン村)が何者かの襲撃を受け、シリア軍兵士1人が死亡した。

AFP, December 4, 2019、ANHA, December 4, 2019、AP, December 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 4, 2019、Reuters, December 4, 2019、SANA, December 4, 2019、SOHR, December 4, 2019、UPI, December 4, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合はイドリブ県を爆撃し、シャーム解放機構のアルジェリア人司令官1人を含む2人を殺害(2019年12月3日)

イドリブ県では、シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(12月3日付)などによると、米主導の有志連合の無人航空機がアティマ村近郊を移動中の車を爆撃し、シャーム解放機構の司令官の一人でアルジェリア人のアブー・アフマド・ムハージル氏と随行者(身元不明)の2人を殺害した。

AFP, December 3, 2019、ANHA, December 3, 2019、AP, December 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2019、Reuters, December 3, 2019、SANA, December 3, 2019、SOHR, December 3, 2019、UPI, December 3, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.