キリスト教徒が多く暮らすハマー県スカイラビーヤ市がカルアト・マディーク町の住民らからなる武装集団の襲撃を受ける

ハマー県では、ANHA中・西部シリア政治評議会(PCCWS)(フェイスブック)によると、カルアト・マディーク町の住民らからなる武装集団が、キリスト教徒が多く暮らすスカイラビーヤ市を襲撃した。

武装集団が若い女性や若者に嫌がらせを行ったことで口論が発生し、武装集団側が市内で爆弾を爆発させると脅迫した。

また、周辺の村から武装集団を支援しようとする増援が到着し、これと同時に複数の地区で激しい発砲音、複数のカフェや喫茶店の破壊、女性や若者への暴行が確認された。

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これに関して、SANAは、県の内務治安局の部隊がスカイラビーヤ市で発生した「乱闘事件」に対処するために介入し、6人を拘束したと伝えた。

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アレッポ県では、内務省(テレグラム)によると、ナウルーズの祝祭に際して、アイン・アラブ市でシリア国旗を侮辱した罪で、専門部隊が「H.K」とされる人物を逮捕した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、:イドリブ市からハマー市に向かっていた40代の男性が、道中で正体不明の武装集団に襲撃され、殺害された。

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ラタキア県では、イナブ・バラディーによると、ラタキア国立病院の敷地内で爆発が発生したとの情報が拡散されたが、ラタキア市の公式関係者はこれを否定した。

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国連の独立国際調査委員会は昨年7月のスワイダー県でのドゥルーズ派虐殺について戦争犯罪、人道に対する罪の可能性があると指摘

国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は公式サイトで、1,700人以上が死亡し、約20万人が家を追われた昨年7月のスワイダー県での事件にかかる独立国際調査委員会(パウロ・セルジオ・ピネイロ委員長)の報告書を発表した。

報告書は、生存者および目撃者からの409件の直接証言に加え、最も被害の大きかった地域への現地調査に基づいたもの。

調査は、シリア政府の許可を得て行われ、とくにドゥルーズ派の村落において甚大な破壊が確認され、処刑、拷問、ジェンダーに基づく暴力、住宅の焼却などの人権侵害は戦争犯罪、人道に対する罪に該当する可能性もあると指摘した。

一連の暴力により、ドゥルーズ派の男性1,190人、女性99人、少年22人、少女31人が、ベドウィン側は男性53人、女性9人、少年5人、少女3人が死亡、そのほとんどが民間人。

また、少なくとも政府関係者225人が死亡した(イスラエル軍による爆撃の死者も含む)。

さらに、多数の人々が拉致、誘拐、不法拘束された。大半は後に所在が確認され解放されたが、ドゥルーズ派約100人、ベドウィン20人、政府関係者30人が依然として行方不明。
一方、7月に発生した約20万人の避難民のうち、約15万5千人(主に焼失したドゥルーズ村出身者)は帰還できていない。

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外務在外居住者省はフェイスブックを通じて声明を発表し、独立国際調査委員会の努力に謝意を表し、委員会に対して政府が最高度の責任感と透明性をもって対応してきたと強調した。

また、報告書が、過去の紛争の影響や前政権時代の違反行為、武器の拡散、麻薬密輸活動の拡大、さらには相互誘拐事件として現れた社会的緊張など、状況悪化をもたらした構造的要因に言及、イスラエルの攻撃が現地情勢を複雑化させ、沈静化努力を妨げたと指摘するとともに、ヒクマト・ヒジュリー師が率いる地元集団による違反の継続についても触れている点を評価した。

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スワイダー県では、イナブ・バラディースワイダー24によると、国民防衛部隊がアフマ・シャルア移行期政権を支持しているとして26日に拘束していた20人以上を釈放した。

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シャルア移行期政権の内務治安局はアフリーン郡ラージュー区計画していたナウルーズの祝祭会場を中止に追い込む

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ハーン・シャイフーン市北のタッル・ジャアファル村近くの道路上で、身元不明の若者の遺体が発見された。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の内務治安局が、アフリーン郡ラージュー区の村々の住民らが27日に計画していたナウルーズの祝祭会場で、「祝祭は3月20日および21日のみに限定されるべき」と通達し、設営されていた会場を解体し、行事を中止させた。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、マシュター・フルウ町の教会にアレッポ県から来たという人物が侵入し、自爆を試みたが、住民によって取り押さえられた。

これに関して、教会関係者は、自爆未遂の事実はないとしたうえで、実際にはミサの最中に1人の人物が教会に入り、「父よ、助けてください」と訴えただけで、教会はこの人物を落ち着かせ、ミサ終了後に適切に司祭と話すよう求めたという。

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移行期政権はスワイダー県北部でスルターン・バーシャー・アトラシュの追悼行事を開催:国民防衛部隊はカーライヤー町での追悼行事に介入、イスラエル国旗を掲揚しようとする


スワイダー県では、SANAによると、1925年の「シリア大革命」の指導者スルターン・バーシャー・アトラシュの命日(1982年3月26日)に合わせて、県庁が県北部の小スーラ町で、その功績を讃える追悼行事を開催した。

追悼行事には、ムスタファー・バクール県知事、イラー村地域首長のハサン・アトラシュ氏、ムハンマド・ヤースィーン・サーリフ文化大臣、らが出席、国民アイデンティティや国民統合の維持・強化、分断の試みへの拒否の姿勢が明示され、「宗教はアッラーのもの、祖国はすべての民のもの」というスルターン・バーシャー・アトラシュらが訴えたスローガンの重要性が確認された。

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一方、スワイダー24によると、クライヤー町では、住民らがスルターン・バーシャー・アトラシュの墓を訪れ、追悼記念行事を行った。

だが、この行事の最中に、国民防衛部隊の隊員が住民らに暴行を加えた。

一部の隊員は墓地内にイスラエルの旗を掲げようとし、住民は場所の尊厳と国民的指導者の人格を尊重するよう要求したが、隊員らはこれを無視したという。

さらに、住民が「宗教はアッラーのもの、祖国はすべての民のもの」、「シリア統一」など、シリア大革命のスローガンや声明を読み上げている最中、国民防衛部隊の隊員が彼らに襲いかかり、殴打を加えたほか、一部を拉致したという。

拉致された中には女性も含まれていたが、地域住民の圧力により女性はその後解放された。

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SANAによると、このスルターン・バーシャー・アトラシュの追悼行事に参加した民間人3人が「無法集団」によって拉致された。

また、スワイダー24によると、スルターン・バーシャー・アトラシュの追悼行事に参加しようとしていた4人が、クライヤー町に向かう道路に設置されている国民防衛部隊の検問所で拘束された。

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スワイダー24シリア人権監視団によると、県内でトリュフや野草採取に出かけた後に連絡が途絶えていた3人の若者のうち2人が解放された。

2人は24日にアフマド・シャルア移行期政権の内務治安局によって拘束されていた。

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イスラエル軍部隊がクナイトラ県北部のサラーム市(旧バアス市)一帯に一時的に侵入

クナイトラ県では、SANAによると、UNDOF(国連兵力引き離し監視隊)の部隊が県南部の占領下ゴラン高原との分離線に沿って監視パトロールを実施した。

シリア人権監視団によると、UNDOF部隊はサイダー・ジャウラーン村を訪れ、村長らと会談した。

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SANAによると、3両の軍用車両からなるイスラエル軍部隊が県北部のサラーム市(旧バアス市)一帯に一時的に侵入した。

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バッカーラ部族の長老らがイドリブ県で部族系の武装グループが若者2人を殺傷した事件を非難、関係当局に事件に関与した約10名の引き渡しを求める

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、バッカーラ部族の長老らが声明を発表し、アブー・ズフール町近郊で部族系の武装グループが若者2人を殺傷した事件について、「個別的なものではない」と非難し、関係当局に事件に関与した約10名の引き渡しを求めた。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ダマスカス郊外県のザーキヤ町、ダイル・ハビーヤ村、ムカイラビーヤ市の住民が内務省庁舎前で拘束された家族の釈放を求めて抗議デモを行った。

シリア人権監視団によると、エネルギー省前でも、燃料スタンド所有者らが、石油製品の代金をドルで支払い、消費者にはシリア・ポンドで販売することを義務付ける決定に反対して抗議デモを行った。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍による被拘束者の家族数十人がラッカ市の県庁舎前で座り込みデモを行った。

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ダルアー県では、SANAによると、サンマイン市で、前政権による抗議デモ弾圧で死傷した約120人を追悼するデモが行われ、アムジャド・アンカズリー県内務治安司令官らが参加した。

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ダルアー県で殉職した内務治安局の隊員が埋葬されているアトマーン村の墓地が何者かによって荒らされる

ダルアー県では、SANAによると、殉職した内務治安局の隊員が埋葬されているアトマーン村の墓地が何者かによって荒らされた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市で、前政権の国防隊の司令官の1人だったフィラース・イラーキーヤの側近が内務治安局によって逮捕された。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、マンビジュ市で若者が何者かにより刃物で刺されて死亡した。

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イスラエル軍はクナイトラ県で高齢男性2人を一時拘束

クナイトラ県では、SANAによると、軍用車両4台からなるイスラエル軍部隊が県南部のラッザーニーヤ村およびサイダー・ハーヌート村に一時侵入した。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊は同地で高齢男性2人を一時拘束した。

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アレッポ県アアザーズ市でデモ参加者の一部がドゥルーズ派の旗を焼却

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アアザーズ市で、デモ参加者の一部がドゥルーズ派の旗を焼却した。

これは、スワイダー市での抗議デモで一部活動家がシリア国旗を焼却したのを受けたものだという。

また、シリア人権監視団によると、移行期政権の支持者らが、ナウルーズの祝賀中にアフリーン市で暴行を受けた後に死亡したクルド人男性の家族、および複数の報道関係者に対し、情報拡散を控えるようにと脅迫した。

一方、シリア人権監視団によると、カフル・ヌーラーン村では、住民らが前政権の民兵(シャッビーハ)とその関係者を追放した。

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イスラエル軍はクナイトラ県で羊を放牧していた若者2人を拘束

クナイトラ県では、SANAによると、車両4台からなるイスラエル軍部隊が県北部のウーファーニーヤ村方面に侵入し、同村とジュバーター・ハシャブ村を結ぶ道路沿線に位置するアイン・バイダー村の採石場入口に検問所を設置した。

また5台の車両からなる別の部隊も同地一帯に侵入、巡回後に撤退した。

さらに、SANAによると、イスラエル軍は県南部のラフィード町に近いダルイーヤート丘付近で羊を放牧していた若者2人を拘束した。

一方、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊は東サムダーニーヤ村に侵入し、住宅1棟を急襲した。

また、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊がムシャイリファ村とウンム・アッザーム村を結ぶ道路一帯に侵入、同地を通過していた結婚式の車列を停止させ、検査を実施したほか、空中に向けて発砲し、住民の間に恐怖を引き起こした。

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トルコ国境に近いラッカ県ビール・ムアージラ村近くで密入国を試みようとしていた見られる若者がトルコ軍の憲兵隊の発砲を受けて死亡

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ国境に近いビール・ムアージラ村近くで、トルコ領内に密入国を試みようとしていた見られる若者がトルコ軍の憲兵隊の発砲を受けて死亡し、遺体が発見された。

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イスラーム国のメンバーと見られる正体不明の武装グループがマンビジュ市の警察署を爆弾で攻撃

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、イスラーム国のメンバーと見られる正体不明の武装グループがマンビジュ市の警察署を爆弾で攻撃、その後激しい銃撃を行った。

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スワイダー県でシャルア移行期政権の内務治安局の部隊が重火器を発射、国民防衛部隊が反撃

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、ウルガー村からスワイダー市西に至る戦線で、アフマド・シャルア移行期政権の内務治安局の部隊が重火器を発射、これに対して国民防衛部隊が反撃を行った。

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米主導の有志連合からシリア軍が移譲されたハサカ県ハッラーブ・ジール村の基地一帯がイラクからの攻撃を受ける

ハサカ県では、SANA(フェイスブック)によると、シリア軍作戦局は、イラク国境に面するヤアルビーヤ町にある軍事基地の一つが、ミサイルによる攻撃を受けたと発表した。

作戦局によると、国境から約20キロの距離に位置するイラク領内のタッル・ハワー村周辺から5発のロケット弾が発射された。

シリア人権監視団によると、ロケット弾はタッル・ガザール村およびタッル・ブラーク町周辺に着弾した。

また、ANHAシリア人権監視団によると、この攻撃と前後して、3月14日にシリア軍が米主導の有志連合から移譲されたハッラーブ・ジール村の基地が複数の無人航空機による攻撃を受け、基地内部で複数回の爆発が確認された。

攻撃には少なくとも6機の無人航空機が投入されたが、基地内で被害が発生したかどうかに関する情報はない。

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イスラエル軍はクナイトラ県、ダルアー県、ダマスカス郊外県に侵入、住民1人を連行、道路を閉鎖

クナイトラ県では、SANAによると、30人からなるイスラエル軍歩兵部隊がルワイヒーナ・ダム方面へ侵入した。

また、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊は県中部のマントラ・ダム付近で若者1人を拘束、連行した。

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ダルアー県では、SANA(フェイスブック)によると、6台の軍用車両からなるイスラエル軍部隊がジャムラ村に近いワーディー・ラッカード(ラッカード渓谷)に侵入、うち2台は旧シリア軍のワーディー部隊の拠点に入り、別の2台は同拠点下の谷へ通じる道路上に臨時検問所を設置、通行人1人を一時的に拘束、残りの2台は近くの橋に展開した。

部隊はその後占領下ゴラン高原方面に撤退した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、約11台のジープ型車両からなるイスラエル軍部隊がバイト・ジン村の農場地帯に侵入し、同村とハルファー村を結ぶ道路を遮断した。

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スワイダー県マジュダル村一帯シャルア移行期政権の内務治安局とベドウィン部族の武装勢力と国民防衛部隊が重火器で交戦

スワイダー県では、シリア人権監視団スワイダー24によると、マジュダル村一帯で、アフマド・シャルア移行期政権の内務治安局とベドウィン部族の武装勢力と国民防衛部隊が重火器で交戦した。

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スワイダー24によると、国民防衛部隊のジャラー・アブー・ディッカ司令官が、尊厳の男たち運動のアブー・ズィヤーブ・マズィード・ハッダージュ総司令官を強迫するビデオ映像が公開された。

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アレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市西のカナーヤー村一帯に武装集団が集結

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アイン・アラブ(コバネ)市西のカナーヤ村一帯に、県内各所から車両やオートバイに乗った武装集団が集結した。

また、シリア人権監視団によると、ハッラーブ・ウシュク村でクルド人が襲撃を受けた。

さらに、シリア人権監視団によると、マンビジュ市とアイン・アラブ市を結ぶ道路で、運転手が集団暴行を受け、車両が破壊された。

このほか、シリア人権監視団によると、ジンディールス町では20代の若者が銃で撃たれて死亡、遺体で発見された。

また、シリア人権監視団によると、アレッポ市スッカリー地区で、麻薬密輸に関与する武装グループどうしが衝突、内務治安局部隊が同地に展開した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、アイン・イーサー市で、地元部族と見られる武装グループがクルド人の商店複数件を破壊した。

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ハマー県ミスヤーフ市近郊のアスィーラ村にあるアラウィー派の巡礼地のマグリビー聖廟を何者かが破壊

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ミスヤーフ市近郊のアスィーラ村にあるアラウィー派の巡礼地のマグリビー聖廟が何者かによって破壊された。

また、シリア人権監視団によると、県農村部で14歳の少女が銃撃を受け、死亡した。

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ダマスカス県では、ムラースィルーンによると、フォーシーズンズ・ホテル周辺で火災が発生した。

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イスラエル軍部隊はダルアー県のマアリーヤ村、アービディーン村に面する占領下ゴラン高原のワーディー・ジャビーン地区に新たな軍事拠点を設置

シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊が、ダルアー県のマアリーヤ村、アービディーン村に面する占領下ゴラン高原のワーディー・ジャビーン地区に新たな軍事拠点を設置した。

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シャルア移行期政権の部隊がスワイダー県西部のイラー村一帯に設置されている国民防衛部隊の拠点を無人航空機と重機関銃で攻撃

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の部隊が、県西部のイラー村一帯に設置されている国民防衛部隊の拠点を無人航空機と重機関銃で攻撃、またマジュダル村とマズラア町一帯で重機関銃による戦闘が発生した。

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イスラーム国によって殺害された住民が埋葬されていたハマー県サラミーヤ市郊外にあるイスマーイーリー派の墓地が何者かによって破壊される

ハマー県では、シリア人権監視団によると、サラミーヤ市郊外にあるイスマーイーリー派の墓地が何者かによって破壊された。

この墓地には、2015年3月にイスラーム国がマアブージャ村とアカーリブ村に対して行った攻撃で殺害されたイスマーイール派住民50人以上が埋葬されていた。

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イスラエル軍部隊がダルアー県とクナイトラ県に一時侵入

ダルアー県では、SANAによると、軍用車両3両と歩兵部隊からなるイスラエル軍部隊が県西部のワーディー・ラッカード一帯に一時侵入した。

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シリア人権監視団によると、軍用車両4両と約35人の兵士からなるイスラエル軍部隊がマントラ・ダム一帯に一時侵入した。

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ハサカ県のハサカ県、カーミシュリー市でアレッポ県でのクルド人暴行に抗議するデモ、カーミシュリー国際空港の内務治安局が襲撃を受ける

ハサカ県では、ANHAシリア人権監視団によると、アレッポ県でクルド人の若者や女性が暴行される事件が発生したのを受けて、アフリーン郡からの国内避難民(IDPs)やハサカ市の住民ら数百人が県庁前に集結し、抗議を行った。

また、ANHAによると、カーミシュリー市でもIDPsや市民数百人が抗議デモを行った。

また、シリア人権監視団によると、カーミシュリー国際空港周辺で、武装集団が内務治安局の拠点に突入を試み、アサーイシュがこれを阻止した。

さらに、シリア人権監視団によると、部族事務所の呼びかけに呼応するかたちで、タッル・ブラーク町北で、アラブ系部族の武装集団が展開した。

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SANAによると、シリア民主軍諸派との包括停戦合意の履行を監督する大統領府チームは、アイン・アラブ市での事件に加えて、カーミシュリー市で発生した襲撃事件を非難しつつ、統合プロセスの履行に向けた取り組みはこうした個別的な事案によって影響を受けることはないと強調した。

一方、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)はフェイスブックを通じて声明を出し、ハサカ市およびカーミシュリー市で部分的外出禁止令を発出した。

外出禁止時間は深夜1時から午前8時まで。

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アレッポ県でクルド人が襲撃を受けるなか、アイン・アラブ(コバネ)市でシリア国旗が引きずり下ろされ、混乱拡大

アレッポ県では、ANHAによると、アフリーン市やアレッポ県シャイフ・マクスード地区などで、クルド人の若者や女性が暴行を受け、車両が破壊されるなどの事件が発生した。

シリア人権監視団によると、20日夜のアフリーン市でのナウルーズの祝賀中、クルド旗の色を身に着けていた2人の若者が逮捕された。

また、シリア人権監視団によると、同市でナウルーズの祝賀のために外出していた住民の住宅が盗難被害に遭った。

さらに、シリア人権監視団によると、アフリーン市の住民の車両が破壊され、また、アレッポ市とアフリーン市を結ぶ道路上で女性や子どもに対する暴行が発生した。

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こうしたなか、シリア人権監視団によると、アイン・アラブ(コバネ)市で、住民に対するアフマド・シャルア移行期政権の侵害行為に抗議するかたちで、ナウルーズの祝賀に若者がシリア国旗を引きずり下ろした。

SANAによると、アレッポ県の内務治安司令部は、アイン・アラブ市でのナウルーズの祝賀中にシリア国旗が引きずりおろされた事案について重大な関心をもって追跡していることを明らかにした。

SANAによると、県のムハンマド・アブドゥルガニー内務治安司令官(大佐)は、事件が越えてはならない「レッドライン」であると非難した。

また、SANAによると、アイン・アラブ郡のイブラーヒーム・ムスリム郡長も事件について、一部勢力がシリア社会を構成するコミュニティ間に不和を広げようとしていると非難した。

さらに、SANAによると、アレッポ県のアッザーム・ガリーブ知事も、事件について、断固として拒否され、強く非難されるべき行為だと非難した。

ANHAによると、アレッポ県の内務治安局は、シリア国旗を降ろした若者を拘束したと発表した。

一方、ハサカ県(フェイスブック)、ハサカ県のヌールッディーン・アフマド知事は、この事案を非難、すべての市民に対し、責任ある行動を取り、国家の象徴を尊重するよう呼びかけた。

また、ANHAによると、アフマド・シャルア移行期政権の国防副大臣(東部地区担当)で、シリア民主軍総司令部メンバーで人民防衛隊(YPG)の総司令官を務めるスィーバーン・ハンムー氏はアフリーン市で、扇動に巻き込まれないよう呼びかけるとともに、国旗など国家の象徴を守る必要性を強調した。

さらに、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)はフェイスブックを通じて声明を発表し、事件を非難した。

民主連合党(PYD)も公式サイトで事件を個人による行為だとしたうえで、これを非難した。

シリア民主評議会も公式サイトを通じて事件を非難した。

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シリア人権監視団によると、アアザーズ市で住民数十人が抗議デモを行い、国旗を引きずり下ろした若者の処罰を求めた。

また、シリア人権監視団によると、アフリーン市では、内務治安局部隊の庇護のもと、住民らがクルド旗を焼き、またクルド人の車両にそれを踏むよう強要する行為が発生した。

さらに、シリア人権監視団によると、アイン・アラブ市西のカナーヤ村で、シリア国旗を掲げた車両やオートバイが進入し、クルド人住民に対して挑発的行為を行った。

シリア人権監視団によると、アフリーン市近郊のダイル・サワーン村でも、正体不明の武装グループが住宅1軒に向けて発砲した。

シリア人権監視団によると、シュユーフ・タフターニー町の住民がアイン・アラブ市西にあるクルド人村ジャッブ・ファラジュ村を襲撃した。

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シリア人権監視団によると、シリアの区部各県にある移行期政権傘下のアラブ系部族の事務所が、22日正午にクルド人に対する攻撃を行うため、M4高速道路沿線に集結するよう呼びかけた。

これと前後して、シリア人権監視団によると、カナーヤー村近郊のハッラーブ・アトウ村、ジャディーダ村、ズールマガール村などにあるアサーイシュの検問所や周辺村落が正体不明の武装集団による激しい銃撃を受けた。

これに対して、シリア人権監視団によると、地域の有力者らがアイン・アラブ市シリア国旗やクルド旗への侮辱を非難し、理性を優先し分断を回避するよう呼びかけた。

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トーマス・バッラク在トルコ米大使兼シリア担当特使はXを通じて以下の通り表明した。

我々は地域の安定化のために協力し、シリアのあらゆる構成要素の間で平和的共存を強化し、すべてのシリア人を代表するシリア国旗を尊重しなければならない。これは重要な局面における重要な言葉であり、優れたリーダーシップである。

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イドリブ県でイスラーム国への関与を疑われていたシャルア移行期政権の兵士が殺害される

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、バヤーティス村出身の若者が腹部に近距離から銃撃を受け、サルキーン市へ向かう道路上で遺体で発見された。

この若者は、アフマド・シャルア移行期政権の国防省所属の第54師団の兵士で、イスラーム国への関与が疑われていた。即死した後、遺体が路上に遺棄された。

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ハサカ県カスラク村にある米主導の有志連合の基地を攻撃しようとした無人航空機2機を米軍が撃墜

ハサカ県では、ANHAによると、カスラク村にある米主導の有志連合の基地(国際連合軍に属する基地)を攻撃しようとした無人航空機2機を米軍がタッル・バイダル村付近で撃墜した。

シリア人権監視団によると、無人航空機はイラン製と見られる。

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クナイトラ県では、SANAによると、国連兵力引き離し監視軍(UNDOF)および民間防衛機構(ホワイト・ヘルメット)は、イスラエルとイランの相互攻撃によって発生したロケット弾の着弾を受け県北部のルワイヒーナ村とビール・アジャム村を結ぶ道路を封鎖した。

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ギリシャ正教アンティオキアおよび全東方総主教区はハマー県スカイラビーヤ市で発生した襲撃事件を非難

ハマー県では、中・西部シリア政治評議会(PCCWS)(フェイスブック)によると、キリスト教徒が多く暮らすスカイラビーヤ市の住民らが座り込みデモを行い、同市で発生した襲撃事件での内務治安局の隊員の責任追及と国からの補償を求めるとともに、宗派主義および一元的な軍に反対し、個人の自由への支持を表明した。

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内務省(テレグラム)によると、同省の治安部隊がキリスト教の枝の主日(パームサンデー)に際し、教会およびその周辺の安全確保のため、集中的な治安措置を実施した。

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ギリシャ正教アンティオキアおよび全東方総主教区はフェイスブックを通じて声明を出し、ハマー県スカイラビーヤ市で発生した襲撃事件を非難した。

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ハマー県ムハルダ市の殉教者聖人教会が武装勢力によって占拠され、十字架が撤去されるとともに、周辺一帯が完全な軍事閉鎖区域に

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市でキリスト教徒の若者1人がオートバイに乗った2人組により刃物で刺され、負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ムハルダ市の殉教者聖人教会が武装勢力によって占拠され、十字架が撤去されるとともに、周辺一帯が完全な軍事閉鎖区域へと変えられた。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャバル・ワルド地区に武装集団が侵入し、アラウィー派の若者数名を暴行、侮辱し、現金や所持品を奪ったほか、約15店舗を破壊し、逃走した。

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