アレッポ市シャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区でのシャルア移行期政権の部隊とアサーイシュの戦闘は未明に収束(2025年10月7日)


ANHAによると、アレッポ市シャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区の内務治安部隊(アサーイシュ)は未明に声明を出し、シャルア移行期政権の部隊の大規模攻撃に対応し、同移行期政権の支配地とを結ぶ検問所でこれを迎撃したと発表した。

ANHAによると、シャルア移行期政権の部隊は、5日夜の大規模戦闘収束後も、アレッポ市のシャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ両地区周辺で展開を続けた。

ANHAによると、攻撃によって1人が死亡、60人が負傷、水道・電力網が破壊され、多数の家屋に被害が及んだ。

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SANAによると、5日に始まったアレッポ市シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区での戦闘で、シリア民主軍の砲撃によって内務治安部隊の隊員1人が死亡、4人が負傷した。

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SANAによると、アレッポ県のアッザーム・ガリーブ知事は、内務治安部隊および国防省部隊が市民の安全を守るために活動しており、軍事的な緊張を拡大する意図はないと強調した。

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SANAによると、内務治安部隊がアレッポ県マイダーン地区に展開し、住民の保護および治安と安定の維持にあたった。

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SANAは、アレッポ市のサイフ・ダウラ地区にシリア民主軍が発射した迫撃砲の砲弾が着弾したと伝え、その画像を公開した。

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SANAによると、ガリーブ県知事は、アレッポ市内の複数の病院を視察し、シリア民主軍による住宅街への砲撃で負傷した人々を見舞った。

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SANAによると、内務治安部隊はアレッポ市のアシュラフィーヤ地区およびシャイフ・マクスード地区からの住民の隣接地区への退避を安全に確保した。

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中・西部シリア政治評議会(PCCWS)はシャルア暫定大統領が政令第188号で定めた祝日から第4次中東戦争の戦勝記念日(10月6日)が除外されたことを非難(2025年10月6日)

中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、フェイスブックを通じて声明を出し、アフマド・シャルア暫定大統領が10月5日に2025年政令第188号を発令し、祝日を定めることに関して、第4次中東戦争の戦勝記念日(10月6日)を「シリア現代史における基本的な礎」としたうえで、祭日から除外されたことを非難した。

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トルコ占領下のハサカ県ラアス・アイン市から避難した住民たちが、北・東シリア地域民主自治局支配下のカーミシュリー市の国連事務所前でデモを行い、帰還権を主張(2025年10月6日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「平和の泉」地域の拠点都市ラアス・アイン市から避難した住民たちが、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるカーミシュリー市の国連事務所前でデモを行い、自分たちの故郷へ帰還する「正当な権利」を訴えた。

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北・東シリア地域民主自治局は南アフリカ共和国の公式代表団にダーイシュのメンバーの家族である5人の女性と12人の子どもの身柄を引き渡す(2025年10月6日)

ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局は、南アフリカ共和国の公式代表団に、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーの家族である5人の女性と12人の子どもの身柄を引き渡した。

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シリア民主軍のアブディー総司令官はバッラク在トルコ米大使兼シリア担当特使、ブラッド・クーパーCENTCOM司令官と会談、シリア情勢、地域情勢、3月10日合意の実施状況、投資、難民帰還のための環境整備について協議(2025年10月6日)

ANHAによると、シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官は、トーマス・バッラク在トルコ米大使兼シリア担当特使、米中央軍(CENTCOM)のブラッド・クーパー司令官(提督)と会談し、シリア情勢、地域情勢、3月10日合意の実施状況、投資、難民帰還のための環境整備について協議した。

会合には、北・東シリア地域民主自治局のイルハーム・アフマド渉外関係委員会共同委員長、女性防衛部隊(YPJ)のルーフラート・アフリーン司令官、シリア民主評議会のガッサーン・ユースフ副共同議長、シリア未来党のアブドゥルハーミド・ミフーバシュ党首が同席した。

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これに関して、アブディー総司令官は、Xで以下の通りつづった。

バッラク大使およびクーパーCENTCOM司令官をお迎えできたことは光栄であった。
会談では、シリアにおける政治的統合の支援、国家の領土的一体性の維持、すべてのシリア国民の構成要素にとって安全な環境の創出、そして地域におけるダーイシュ(イスラーム国)との戦いを継続する取り組みについて、幅広い議題を協議した。
ドナルド・トランプ大統領とバッラク大使は、シリア危機の解決とシリアおよびすべてのシリア人にとってより良い未来を築くために、誠実かつ積極的な役割を果たしてきた。
我々は「すべてのシリア人のための一つの統合されたシリア」という目標に、これからも揺るぎなく邁進していく。

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シャルア移行期政権の部隊がアレッポ市シャイフ・マクスード地区、アシュラフィーヤ地区に進攻、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)と激しく交戦(2025年10月6日)

アレッポ県では、ANHAシリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるアレッポ市のアシュラフィーヤ地区にあるターリク・ビン・ズィヤード公園付近で午前午前8時5分頃、爆発が発生、現場周辺の建物に物的被害が発生した。

爆発が発生したのは、アフマド・シャルア移行期政権の部隊(シリア軍)の拠点に近く。

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ANHAによると、北・東シリア民主自治局のタブカ地区は声明を発表し、シャルア移行期政権に属する武装勢力によるダイル・ハーフィル市への攻撃を「民間人の命を軽視する行為であり、国際法および政治協定に対する明白な違反である」として強く非難した。

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ANHAによると、シャルア移行期政権の部隊は、ラッカ県タブカ市とハマー県サラミーヤ市を結ぶ道路の閉鎖を続けた。

同街道は10月5日にシャルア移行期政権の部隊によって閉鎖され、100台のバスの運行が停止している。

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ANHAシリア人権監視団によると、シャルア移行期政権の部隊は、アレッポ市のシャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区に通じるすべての道路を封鎖した。

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ANHAシリア人権監視団によると、この措置を受けて、シャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区の住民たちは夜、両地区の自治を担う北・東シリア地域民主自治局傘下の総評議会の呼びかけに応じて主要道路に集結し、抗議デモを行った。

ANHAによると、住民ら数百人が、シャルア移行期政権の部隊によって設置された検問所や土塁の前に集まり、道路封鎖と両地区の包囲に抗議した。

また、ANHAによると、両地区の総評議会は声明を発表し、シャルア移行期政権の部隊による封鎖措置を「人道に対する罪」と非難、同部隊が設置した検問所と土塁の撤去、そして道路の再開通を要求した。

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一方、ANHAによると、シャルア移行期政権の部隊は、両地区周辺に重火器を配備した。

また、ANHAシリア人権監視団によると、シャルア移行期政権の部隊は、住民らによる抗議デモに対して、催涙ガスや実弾を発射、強制排除を試みた。

これにより、数十人の住民が窒息症状を起こして病院に搬送された。

ANHAによると、これに対して、両地区の内務治安部隊(アサーイシュ)は、催涙ガスや実弾の発射に応戦、また両地区に侵入しようとした装甲車輛を迎撃し、両者の間で撃ち合いとなった。

ANHAによると、シャルア移行期政権の部隊はまた、装甲車輛の侵入に合わせて、両地区を迫撃砲で砲撃した。

シリア人権監視団によると、シャルア移行期政権の部隊は自爆型無人機も投入し、両地区内を攻撃、攻撃と同時に通信網およびインターネットが完全に遮断され、現地との連絡が途絶した。

シリア人権監視団によると、シャルア移行期政権の部隊は戦車、装甲車輛の増援部隊を派遣した。

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シリア民主軍はフェイスブックを通じて声明を発表し、両地区周辺で、同軍がシャルア移行期政権の検問所を攻撃したとするSANAなどの報道を全面的に否定した。

声明のなかで、シリア民主軍は、「我々の部隊はこの地域から撤収しており、現在アレッポ市内には一切存在しない」と述べたうえで、同地で発生している事態は「ダマスカス政府軍による民間人への攻撃の結果である」と指摘した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるカーミシュリー市では、アレッポ市のシャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区での住民弾圧に抗議するデモが行われた。

SANAによると、国防省の広報通信局は、シリア軍がダイル・ハーフィル市の住宅地を攻撃したとのシリア民主軍の主張について、これを全面的に否定した。

また、SANAによると、同局は声明を出し、北・東シリア地域民主自治局の支配地とをつなぐ道路の封鎖などの一連の措置について、「部隊の移動は、北部および北東部の複数の戦線における再配置計画の一環である」だとしたうえで、「シリア民主軍が繰り返し行っている攻撃行為や、民間人および軍・治安部隊への攻撃、新たな地点や村落の支配を試みる行動に対応するものである」と説明した。

さらに、SANAは、県内務治安部隊筋の話として、シリア民主軍がアレッポ市シャイフ・マクスード地区周辺の治安検問所を攻撃し、兵士1人が死亡、3人が負傷したと伝えた。

また、SANAは、シリア民主軍がアレッポ市のシャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区周辺の住宅街を、迫撃砲および重機関銃で攻撃したと伝えた。

SANAは、シリア民主軍所属の複数の狙撃手が、アレッポ市のアシュラフィーヤ地区とシャイフ・マクスード地区にある住宅ビルの屋上に展開、また同軍による迫撃砲および重機関銃による攻撃で負傷した民間人がラージー病院に搬送されたと伝えた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シャルア移行期政権が5日に閉鎖していた、同政権支配地・北・東シリア地域民主自治局支配地間の「ジスル・トゥラービー検問所」、ダルナジュ村、シャーラ市、ジュナイナ村、ブガイリーヤ村、ハワーイジュ・ズィーバーン村、マヤーディーン市の通行所が朝、人道上理由で再開された。

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アサーイシュがラッカ県アイン・イーサー市一帯でダーイシュのスリーパーセルに対する大規模な治安作戦を実施し、71人の指名手配者を逮捕(2025年10月5日)

ラッカ県では、シリア民主軍シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)緊急対応部隊(HAT)がアイン・イーサー市一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルに対する大規模な治安作戦を実施し、71人の指名手配者を逮捕した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、では、アサーイシュがスワイダーン・ジャズィーラ村、シュハイル村、アッタール村、ガラーニージュ市で治安作戦を実施し、指名手配者7人を逮捕した。

一方、シリア民主軍シリア人権監視団によると、ムハイミーダ村では、ダーイシュが仕掛けた地雷が爆発し、シリア民主軍の兵士1人が軽傷を負った。

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アレッポ県がシャルア移行期政権に所属する無人航空機が北・東シリア地域民主自治局の支配地で2回の爆撃を実施(2025年10月5日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権に所属する無人航空機がラッカ市とアレッポ市を結ぶ街道沿線を爆撃し、民間人1人が負傷した。

シリア人権監視団によると、移行期政権に所属する無人航空機がダイル・ハーフィル市とアレッポ市を結ぶ街道で農業用トラクターを攻撃した。

さらに、シリア人権監視団によると、シャルア移行期政権の部隊(シリア軍)とシリア民主軍がダイル・ハーフィル市一帯およびティシュリーン・ダム周辺で交戦した。

これに関して、シリア民主軍は、軍用車輛が無人航空機の攻撃を受け、兵士3人が軽傷を負ったと発表した。

一方、SANAによると、シリア民主軍がダイル・ハーフィル市近郊のハミーマ村とカイタ村を砲撃、シャルア移行期政権の部隊(シリア軍)が反撃した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シャルア移行期政権が北・東シリア地域民主自治局支配下のラッカ市と移行期政権支配下のマアダーン町を結ぶ街道閉鎖した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、移行期政権は、イスリヤー村と北・東シリア地域民主自治局の支配下にある地域を隔てる検問所を数時間にわたって閉鎖した。

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シリア人権監視団は人民議会選挙を「シャーム解放機構が独裁的統治を復活させたと非難」と批判(2025年10月5日)

シリア人権監視団は、人民議会選挙について、アフマド・シャルア移行期政権が国内の政治勢力や市民社会団体に相談することなく、選挙法に急遽修正を加え、選挙運動期間を1週間に短縮、政治的・地域的・宗派的理由で恣意的排除を行い、地域差別と中央集権的独裁構造を再生産したほか、国連やEUを含むいかなる国際・司法的監視機関の立ち入りも認められなかったと非難した。

さらに、人民議会議員の3分の1を大統領が直接任命することで「国民の意志を反映する代表機関」ではなく、「新体制の権力均衡を維持する装置」に転化したとの専門家の指摘を紹介した。

また、シリア人権監視団は、これにより、シャーム解放機構が独裁的統治を復活させたと非難し、民主連合党(PYD)サーリフ・ムスリム共同代表、シリア民主同盟のハッサーン・アスワド書記長、スワイダー県の人権活動家ラーキヤ・シャーイル氏の批判を紹介した。

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さらに、シリア人権監視団によると、スワイダー県の宗教指導者ファーディー・バドリーヤ氏も「この政権もその選挙も一切認めない」と断言した。

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アラビーヤ・チャンネルによると、北・東シリア地域民主自治局のバドラーン・ジヤー・クルド共同副議長は、選挙について「拘束力はなく、我々を代表しない」と批判した。

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米主導の有志連合の代表団がカーミシュリー郡のタイ部族の長老らと会談し、北・東シリア地域民主自治局の支援や安全確保の方途、対話を通じた協力強化について協議(2025年10月4日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の代表団が、カーミシュリー郡のタイ部族の長老らと会談し、北・東シリア地域民主自治局の支援や安全確保の方途、対話を通じた協力強化について意見を交わした。

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シリア民主軍とシャルア移行期政権の軍部隊がアレッポ県、ハサカ県で交戦(2025年10月4日)


アレッポ県では、ANHAによると、シリア民主軍の部隊は、ダイル・ハーフィル市一帯地域でアフマド・シャルア移行期政権の軍部隊による3回の侵入試みを阻止した。

一方、シリア人権監視団によると、シャルア移行期政権の軍部隊の増援部隊がダイル・ハーフィル市およびティシュリーン・ダム周辺の戦線に新たに派遣された。

派遣された部隊のなかには、外国人戦闘員も含まれているという。

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ハサカ県では、ANHAシリア人権監視団によると、「トルコの傭兵」(アフマド・シャルア移行期政権の部隊に統合されたシリア国民軍諸派)が、タッル・タムル町西方のタウィーラ村およびその周辺を砲撃、シリア民主軍所属のタッル・タムル軍事評議会が反撃した。

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スワイダー県シャフバー町で大規模なデモが行われ、「自由と独立」、「自決権」が訴えられる(2025年10月4日)

スワイダー県では、スワイダー24シリア人権監視団によると、シャフバー町で大規模なデモが行われ、参加者たちは「自由と独立」、「自決権」を訴え、拉致された男女の即時解放を求めるとともに、アフマド・シャルア移行期政権による「虐殺」とスワイダー県に対する封鎖措置を強く非難した。

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一方、SANAは、7月以降、680台を超える貨物車輛がスワイダー県に食料、水、医療用品、避難用物資を輸送し、住民の負担軽減をめざしていると伝えた。

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中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は人民議会選挙のボイコットを改めて呼び掛ける(2025年10月4日)

中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、フェイスブックを通じて声明を出し、10月5日に投票が行われる人民議会選挙について、「無意味で非合理的な手続き」「シリアの危機をさらに深刻化させ、包括的な解決を先延ばしにしている」と非難、改めてボイコットを呼びかけた。

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ヒムス県の公式代表団が、ワーディー・ナサーラー(ナサーラー渓谷)のマルマリーター村にあるギリシャ正教司教区を訪問し、アナーズ村で発生したキリスト教徒殺害事件の遺族に弔意を示す(2025年10月4日)

ヒムス県では、SANAによると、ハサン・アクラ県司法局長、ハムザ・カブラーン県広報局長、アブドゥルカーフィー・カッドゥール県警察副本部長らからなる公式代表団が、ワーディー・ナサーラー(ナサーラー渓谷)のマルマリーター村にあるギリシャ正教司教区(バシリウス・マンスール主教)を訪問し、アナーズ村で発生したキリスト教徒殺害事件の遺族に弔意を示すとともに、事件の影響および地域の安全と安定を維持する方法について協議した。

シリア人権監視団によると、内務治安部隊が、女性5人を含む一家6人を殺人容疑で逮捕した。

一方、SANAによると、タッルカラフ郡で集団墓地が発見された。

また、SANAによると、ムハッラム郡でも、複数の集団墓地が発見され、身元不明の16人の遺体が回収された。

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ダマスカス郊外県では、SANAによると、ダイル・ムクリン町での式典の最中に、数人が激しい銃撃を行ったため、県内務治安部隊のパトロール隊が現場に出動し、地域の有力者らと協議のうえ、発砲に使われた銃を引き渡すことに合意したが、一部がパトロール隊に向けて発砲、これにより退院2人と式典の参加者2名が負傷した。

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アレッポ県では、内務省(フェイスブック)によると、県の麻薬取締局は、内務治安部隊と協力して、アレッポ市内のある住宅に対して精密な急襲作戦を実施、2人の容疑者が逮捕、拳銃2丁と、大量の麻薬を押収した。

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シリア人民抵抗は「軍事声明第1号」を出し、10月2日ハサカ県南部の米軍基地を標的とした特別軍事作戦を実施したと改めて発表(2025年10月3日)

シリア人民抵抗は、テレグラムを通じて「軍事声明第1号」を出し、10月2日晩に同盟部隊の支援を受けて、ハサカ県南部に米軍が設置している基地を標的とした特別軍事作戦を実施し、適切な兵器を用いて計画された目標を完全に達成したと改めて発表した。






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アラビーヤ・チャンネル:シャイバーニー外務在外居住者大臣とアフマド北・東シリア地域民主自治局渉外関係委員会共同委員長の会談が中止(2025年10月3日)

アラビーヤ・チャンネルは、10月2日に首都ダマスカスで行われるはずだったアスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣とイルハーム・アフマド北・東シリア地域民主自治局渉外関係委員会共同委員長の会談が中止された。

会談は米国が調整役となって準備されていたが、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は、会談に米国関係者が同席することを拒否し、中止となった。

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イナブ・バラディーが4日に伝えたところによると、アフマド・シャルア移行期政権の匿名筋は、この報道内容を否定した。

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シャルア移行期政権の軍部隊はアレッポ市内のシャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区へ通じる道路を新たに封鎖(2025年10月3日)


アレッポ県では、ANHAによると、アフマド・シャルア移行期政権の軍部隊が、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるアレッポ市内のシャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区へ通じる道路(ジャラー・クラブ近くの道路)を新たに封鎖した。

シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区は、アレッポ市内の諸地区と7本の主要道路(ライラムーン通り、ジャンドゥール通り、公演通り、シーハーン広場、アシュラフィーヤ坂道、アワーリド通り、ジャズィーラ通り)で結ばれているが、ライラムーン通り、ジャンドゥール通りがすでに封鎖されている。

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ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)は、移行期政権の軍部隊の車輛をアシュラフィーヤ地区周辺で攻撃したとの一部報道を否定した。

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北・東シリア地域民主自治局はハサカ県カーミシュリー市にあるキリスト教系学校を閉鎖することを決定(2025年10月2日)


イナブ・バラディーによると、北・東シリア地域民主自治局がハサカ県カーミシュリー市にあるキリスト教系学校を閉鎖するとの決定を下した。

閉鎖命令は複数の私立学校および学院を対象としており、シリア正教会の聖キリアコス学校、アルメニア・カトリックのサラーム学校、プロテスタントのマイスルーン学校、アッシリア教会のファーリス・フーリー学校、アルメニア正教会のイッティハード学校、シリア正教会系のアマル学校が含まれている。

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シャルア移行期政権の内務治安部隊が県南部のアレッポ県タッル・アラン町でクルド語の歌を聴いていたとの理由でクルド人の若い男性を逮捕(2025年10月2日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊が県南部のクルド人が多く暮らすタッル・アラン町で、クルド語の歌を聴いていたとの理由でクルド人の若い男性を逮捕した。

この男性は、イラク・クルディスタン地域からシリアに一時帰国中で、近く同地域に戻る予定だった。

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タルトゥース県では、内務省(フェイスブック)によると、内務治安部隊はドゥライキーシュ郡で無力化に成功していた犯罪者のバッシャール・ハンムードのセルのメンバーを逮捕した。

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シリア人権監視団によると、地方行政環境省はラタキア市役所に勤務していた78人の職員を解雇する決定を下した。

解雇された大半はアラウィー派。

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スワイダー市で教師や教育分野の職員らがデモを行い、3ヵ月以上給与が未払いであることに抗議、支払いを求める(2025年10月2日)

スワイダー県では、スワイダー24によると、スワイダー市中心部で、教師や教育分野の職員らがデモを行い、3ヵ月以上給与が未払いであることに抗議、支払いを求めた。

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アサーイシュはダイル・ザウル県ガラーニージュ市で治安作戦を実施し、ダーイシュのスリーパーセルのメンバーと見られる9人を逮捕(2025年10月2日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)が特殊部隊の支援を受けてガラーニージュ市で治安作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのメンバーと見られる9人を逮捕した。

一方、シリア人権監視団によると、県北部のマイーズィーラ村付近で、ダーイシュのスリーパーセルがシリア民主軍の軍用車輛を攻撃し、兵士2人を負傷させた。

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イナブ・バラディーは、ラッカ市の活動家の話として、シリア民主軍がこの数日間にラッカ市内で兵役忌避容疑で500人以上を逮捕し、軍務延期の書類を持っていた者のみを釈放したと伝えた。

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シリア人民抵抗はシリア北東部にある米軍の基地を適切な兵器を用いて攻撃したと発表(2025年10月2日)

シリア人民抵抗はテレグラムを通じて、シリア北東部で2025年10月2日の夜、同盟部隊と共同で米軍の基地を適切な兵器を用いて攻撃したと発表した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、コンクリート・ブロックや掘削機材を積んだ15台の貨物車輛からなる米軍の車列が、イラク・クルディスタン地域からワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)を経由してシリアに入り、カスラク村の基地に向かった。

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ヒムス県ワーディー・ナサーラー出身のガッサーン・ユースフ・シャーミー氏が人民議会選挙への立候補を辞退(2025年10月2日)

フェイスブックの「ムヒッビー・ワーディー・ナサーラー」(ワーディー・ナサーラー愛好者たち)は、人民議会選挙への立候補を辞退するとのガッサーン・ユースフ・シャーミー氏の発表を掲載した。

発表の内容は以下の通り。

私は人民議会議員候補者のガッサーン・ユースフ・シャーミーです。
私は自らの立候補を取り下げることを発表します。
そして、次期議会において、無秩序に拡散する武器を取り締まるための法律が制定されることを願っています。

マン・フムによると、シャーミー氏は、マシュリク製薬工業会社共同創設者の1人で、ヒムス県で医薬品および血清の製造プロジェクトを手掛けている。

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ヒムス県ワーディー・ナサーラーでのキリスト教徒殺害を受けて同地でゼネスト、首都ダマスカスでも追悼デモ(2025年10月2日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、10月1日にアナーズ村でキリスト教徒2人が正体不明の武装グループによって殺害されたことを受けてワーディー・ナサーラー(ナサーラー渓谷)で発生していた抗議行動は、2日になって一度は収束した。

だが、シリア人権監視団によると、同地の住民らは全域でゼネストを実施し、多くのレストランや商店が閉鎖された。

また、シリア人権監視団によると、タッルカラフ市近郊のハワーシュ町では、アナーズ村で殺害された2人を追悼するデモが行われ、住民らは十字架やロウソクを掲げて行進を行い、犯人の処罰を要求した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、キリスト教徒が多く住むバーブ・トゥーマ地区で、アナーズ村で殺害された2人を追悼するデモが行われ、住民らは十字架やロウソクを掲げて行進を行った。

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シリア民主軍はダイル・ザウル県タキーヒー村での作戦でダーイシュのテロ計画を阻止し、メンバー3人を逮捕(2025年10月1日)

シリア民主軍は、フェイスブックを通じて、ダイル・ザウル県タキーヒー村での作戦でダーイシュ(イスラーム国)のテロ計画を阻止し、メンバー3人を逮捕したと発表した。

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シリア民主軍は、フェイスブックを通じて、同軍がラッカ県で徴兵を行っているとの一部情報について、これを否定した。

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シャルア暫定政権に属する武装勢力がティシュリーン・ダム一帯でシリア民主軍の軍事拠点に潜入を試み、シリア民主軍がこれを阻止(2025年10月1日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア暫定政権に属する武装勢力が北・東シリア地域民主自治局支配下のティシュリーン・ダム一帯でシリア民主軍の軍事拠点に潜入を試み、シリア民主軍がこれを阻止、戦闘となり、武装勢力は撤退した。

これに関して、シリア民主軍の広報センターは、フェイスブックを通じて、シャルア移行期政権に属する武装グループが重火器でティシュリーン・ダムおよびその周辺地域への攻撃を続け、砲弾がダム本体を直撃したほか、労働者の住居や周辺の村々にも命中し、民間人の生命を脅していると非難した。

一方、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア暫定政権に属する部隊が、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるアレッポ市のシャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区の周辺に新たな土嚢を築き、両地区と移行期政権支配下のアレッポ市各所を結ぶ主要道路を遮断した。

同監視団の情報源によれば、アシュラフィー公園とシーハーン広場を結ぶ道路、さらにシャイフ・マクスード地区とアレッポ東部を結ぶ幹線であるジュンドゥール広場の道路が閉鎖された。
シリア人権監視団によると、これに対して、アシュラフィーヤ地区とシャイフ・マクスード地区の住民が、アフマド・シャルア移行期政権による封鎖を非難する公式声明を発表した。

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シャルア移行期政権の支配地域からスワイダー市に無人攻撃機が飛来する一方、イスラエル軍ヘリコプターがスワイダー県を超低空で飛行(2025年10月1日)

スワイダー県では、スワイダー24シリア人権監視団によると、スワイダー市および同市郊外で激しい銃撃音が確認された。

銃撃は、アフマド・シャルア移行期政権の支配地域から飛来した無人攻撃機が迎撃するためのもの。

また、スワイダー24シリア人権監視団によると、県西部の県境付近に2機のヘリコプターが超低空で飛行しているのが確認された。

ヘリコプターが飛来したのはドゥルーズ派勢力とシャルア移行期政権の支配地の境界のハディード丘、アリーカ村一帯上空。

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光の男たちジャワード連隊はハマー県ジャリーン村でのアラウィー派建設労働者4人殺害への報復として、シリア軍、あるいは内務治安部隊に対する攻撃を行ったと発表(2025年9月30日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ムーア村で、ジャドリーン村でのアラウィー派の建設労働者殺害を非難する抗議デモが行われた。

一方、ハマー県は、フェイスブックを通じて、県内務治安部隊がジャリーン村でアラウィー派の建設労働者4人を殺害した容疑者3人を逮捕したと発表した。

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一方、光の男たちジャワード連隊はフェイスブックを通じてビデオ声明を出し、ジャリーン村でのアラウィー派建設労働者4人殺害への報復として、シリア軍、あるいは内務治安部隊に対する攻撃を行ったと発表、その画像を公開した。

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ダルアー県では、イナブ・バラディーによると、カルファー村で、ロストム・ガザーリー准将が組織していた人民諸委員会のメンバーで当局によって拘束されていた男性が、裁判を経ずに釈放されたことに抗議するデモが行われた。

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米主導の有志連合とシリア民主軍がダイル・ザウル県シュハイル村で空挺作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバー2人を逮捕(2025年9月30日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合とシリア民主軍の特殊任務部隊が、シュハイル村で空挺作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルの摘発を行い、2人を逮捕した。

一方、シリア人権監視団によると、オートバイに乗った2人組のダーイシュのスリーパーセルが、ルワイシド村で石油タンクローリーの運転手が「ザカート(喜捨)」を納めていないとして、これを襲撃した。

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ドゥルーズ派最大の武装勢力である尊厳の男たち運動が国民防衛部隊に正式に参加すると発表(2025年9月30日)

ANHAシリア人権監視団などによると、ドゥルーズ派最大の武装勢力である尊厳の男たち運動が、国民防衛部隊に正式に参加すると発表した。

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スワイダー県では、スワイダー24シリア人権監視団によると、小麦粉や救援物資を積んだ貨物車輛13台からなるシリア・アラブ赤新月社の車列がスワイダー市に到着した。

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