『ガーディアン』:ダーイシュの新カリフの正体はトルコマン系イラク人(2020年1月21日)

英『ガーディアン』(1月21日付)は、2019年10月末の米国によるアブー・バクル・バグダーディー指導者殺害を受けて、ダーイシュ(イスラーム国)のカリフ(指導者)に就任したアブー・イブラーヒーム・クラシー氏の正体が特定されたと伝えた。

複数の諜報機関関係者から得た情報によると、クラシー氏は本名をアミール・ムハンマド・アブドゥッラフマーン・マウラー・サルビー。

トルコマン系イラク人という数少ない非アラブ人幹部で、バグダーディー氏らとともにダーイシュを創設したイデオローグの1人だという。

最終学歴はモスル大学卒。

2014年以降、イラクでのヤズィード教徒への弾圧を主導したという。

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米主導の有志連合のマイルズ・コギンズ(Myles Caggins)報道官(米軍大佐)は、米軍特殊部隊が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とともにダイル・ザウル県で1月15日未明に、ダーイシュ(イスラーム国)の残党に対する特殊作戦を実施し、石油・ガス部門の責任者を務めていたとされるイラク人幹部のアブー・ワルド氏を殺害したと発表した。

CNN(1月21日付)が伝えた。

AFP, January 21, 2020、ANHA, January 21, 2020、AP, January 21, 2020、CNN, January 21, 2010、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2020、The Guardian, January 21, 2020、Reuters, January 21, 2020、SANA, January 21, 2020、SOHR, January 21, 2020、UPI, January 21, 2020などをもとに作成。

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トルコがリビアに派遣した国民軍の戦闘員のうち17人がイタリアに逃亡、当初からイタリア入国を画策(2020年1月20日)

シリア人権監視団は、トルコによってリビアに派遣された国民軍の戦闘員のうち17人が、リビアからイタリアに逃亡(不法入国)したと発表した。

同監視団が戦闘員の家族や近親者から得た情報によると、彼らはイタリアに不法入国する目的でリビアへの派兵に参加していたという。

なお、トルコがリビアの首都トリポリに派遣した国民軍戦闘員の数は約2,400人に達しており、約1,700人がトルコ占領下のアレッポ県北部および北西部(「ユーフラテスの盾」地域および「オリーブの枝」地域)で派遣に向けて訓練を受けているという。

また、リビアで死亡した国民軍戦闘員の数は24人に達している。

AFP, January 20, 2020、ANHA, January 20, 2020、AP, January 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2020、Reuters, January 20, 2020、SANA, January 20, 2020、SOHR, January 20, 2020、UPI, January 20, 2020などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ズィーバーン町でシリア民主軍の戦闘員2人が何者かに撃たれ死亡(2020年1月20日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ズィーバーン町で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘員2人が何者かに撃たれて死亡した。

AFP, January 20, 2020、ANHA, January 20, 2020、AP, January 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2020、Reuters, January 20, 2020、SANA, January 20, 2020、SOHR, January 20, 2020、UPI, January 20, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県カッリー町でシャーム解放機構の退去を求めるデモ、シャーム解放機構はマジュダリヤー村でダーイシュの治安責任者を殺害(2020年1月20日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、カッリー町で20日晩、シャーム解放機構の退去を求める抗議デモが行われ、数十人が参加した。

一方、シャーム解放機構に近いイバー・ネット(1月20日付)によると、シャーム解放機構がマジュダリヤー村内に設置されていたダーイシュ(イスラーム国)の拠点を急襲し、治安責任者1人(マジュダリヤー村出身のアフマド・イブラーヒーム・ハンムードなる男性)を殺害した。

AFP, January 20, 2020、ANHA, January 20, 2020、AP, January 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2020、Reuters, January 20, 2020、SANA, January 20, 2020、SOHR, January 20, 2020、UPI, January 20, 2020、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, January 20, 2010などをもとに作成。

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アレッポ県北西部でトルコ軍・国民軍とシリア民主軍が砲撃戦、アフリーン市で1人死亡(2020年1月20日)

アレッポ県では、ANHA(1月20日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、マーリキーヤ村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦、アルカミーヤ村、カフル・ナーヤー村、シャイフ・イーサー村、トルコ占領下のアフリーン市近郊のシャッラー村一帯、シーラーワー町一帯を砲撃した。

シリア人権監視団によると、これに対して人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍もアフリーン市、アアザーズ市一帯に対して砲撃を行った。

ドゥラル・シャーミーヤ(1月20日付)によると、シリア民主軍の砲撃により、アフリーン市では子ども1人と女性1人が死亡したという。

AFP, January 20, 2020、ANHA, January 20, 2020、AP, January 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2020、Reuters, January 20, 2020、SANA, January 20, 2020、SOHR, January 20, 2020、UPI, January 20, 2020などをもとに作成。

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ロシア軍がアレッポ市一帯、イドリブ県各所を爆撃し、女性と子どもを含む住民7人死亡(2020年1月20日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がシャイフ・アリー村、ジーナ村一帯、アンジャーラ村、ウワイジル村、カースィミーヤ村、ミズナーズ村、カフル・ヌーラーン村、カフルナーハー村、アターリブ市一帯、バウワービーヤ村、カフルジューム村、カフルタアール村、アレッポ市CHEMCO地区、ムハンディスィーン地区を爆撃し、カフルジュームでは子ども1人と女性1人が、カフルタアール村では女児2人が、ジーナ村では子ども1人と男性1人が死亡した。

これに対して、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団は、サフィーラ市近郊の防空工場を砲撃した。

 

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がイフスィム町、ダイル・サンバル村一帯、アブー・ジュライフ村、ハントゥーティーン村、バイニーン村、ガドファ村を爆撃した。

これに対して、シャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる「決戦」作戦司令室は、ハルバーン村、ザハビーヤ村を砲撃した。

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SANA(1月20日付)は、イドリブ県アブー・ズフール町近郊、同県フバイト村、アレッポ県ハーディル村の3カ所に1月13日に設置された人道回廊に関して、反体制武装集団が住民の脱出を阻止し続け、「人間の盾」として利用している、と伝えた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を43件(イドリブ県17件、ラタキア県15件、アレッポ県7件、ハマー県4件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を41件(イドリブ県23件、ラタキア県0件、アレッポ県16件、ハマー県2件)確認した。

AFP, January 20, 2020、ANHA, January 20, 2020、AP, January 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 20, 2020、Reuters, January 20, 2020、SANA, January 20, 2020、SOHR, January 20, 2020、UPI, January 20, 2020などをもとに作成。

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ダルアー県でシリア政府との和解に応じた著名な医師1人と武装集団元メンバー2人が殺害される(2020年1月19日)

ダルアー県では、シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(1月19日付)によると、ブスル・ハリール市にあるクリニック前に仕掛けられていた爆弾が爆発し、医師のマアムーン・カースィム・ハリーリー氏が死亡した。

ハリーリー氏はダルアー県内の数々の野戦病院で医師として勤務したが、2018年にシリア政府との和解に応じていた。

また、ジャースィム市では、シリア政府との和解に応じ、諜報機関で職を得ていたカシオン旅団の元メンバー2人が何者かによって殺害された。

AFP, January 19, 2020、ANHA, January 19, 2020、AP, January 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2020、Reuters, January 19, 2020、SANA, January 19, 2020、SOHR, January 19, 2020、UPI, January 19, 2020などをもとに作成。

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トルコがリビアの首都トリポリに派遣した国民軍戦闘員が約2,400人に(2020年1月19日)

シリア人権監視団は、トルコがリビアの首都トリポリに派遣した国民軍戦闘員の数が約2,400人に達していると発表した。

同監視団によると、リビア行きの募集はトルコ占領下のアレッポ県北部および北西部(「ユーフラテスの盾」地域および「オリーブの枝」地域)で続いており、トルコが設置した基地では約1,700人が現在訓練を受けているという。

一方、リビアに派遣された国民軍戦闘員複数人が同国での戦闘で死亡した。

これにより、リビアで死亡した国民軍戦闘員の数は24人に達したという。

AFP, January 19, 2020、ANHA, January 19, 2020、AP, January 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2020、Reuters, January 19, 2020、SANA, January 19, 2020、SOHR, January 19, 2020、UPI, January 19, 2020などをもとに作成。

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シャーム解放機構などからなる反体制武装集団はシリア政府支配下のアレッポ市を砲撃し、住民1人死亡(2020年1月19日)

イドリブ県では、SANA(1月19日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(1月19日付)によると、シリア軍地上部隊がアブー・ダフナ村一帯に侵攻したシャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる「決戦」作戦司令室を撃退した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるマンスーラ村、ハーン・アサル村、アレッポ市記者協会地区、ラーシディーン地区を砲撃した。

これに対して、反体制武装集団はシリア政府支配下のアレッポ市ハラブ・ジャディーダ地区を砲撃し、住民1人が死亡した。

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ラタキア県では、SANA(1月18日付)、シリア人権監視団によると、シリア駐留ロシア軍司令部が設置されているフマイミーム航空基地に向かって飛来する反体制武装集団の無人航空機(ドローン)をシリア軍防空部隊が撃墜した。

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SANA(1月18日付)は、イドリブ県アブー・ズフール町近郊、同県フバイト村、アレッポ県ハーディル村の3カ所に1月13日に設置された人道回廊に関して、反体制武装集団が住民の脱出を阻止し続け、「人間の盾」として利用している、と伝えた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を65件(イドリブ県24件、ラタキア県19件、アレッポ県19件、ハマー県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を63件(イドリブ県24件、ラタキア県19件、アレッポ県19件、ハマー県3件)確認した。

AFP, January 19, 2020、ANHA, January 19, 2020、AP, January 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 19, 2020、Reuters, January 19, 2020、SANA, January 19, 2020、SOHR, January 19, 2020、UPI, January 19, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍はアレッポ県北部を砲撃(2020年1月19日)

アレッポ県では、ANHA(1月19日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊にあるマルアナーズ村、バイルーニーヤ村を砲撃した。

一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、17、18日にアアザーズ市近郊、シーラーワー町近郊のバッラーダ村でトルコ軍の基地や反体制武装集団の拠点を攻撃し、ハムザ師団戦闘員6人を殺害、トルコ軍兵士2人を負傷させた。

AFP, January 19, 2020、ANHA, January 19, 2020、AP, January 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2020、Reuters, January 19, 2020、SANA, January 19, 2020、SOHR, January 19, 2020、UPI, January 19, 2020などをもとに作成。

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ダーイシュがマヤーディーン市近郊(ダイル・ザウル県)でシリア軍を要撃し兵士1人を死亡(2020年1月18日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、マヤーディーン市近郊の砂漠地帯でシリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の要撃を受け、兵士1人が死亡、20人あまりが負傷した。

AFP, January 19, 2020、ANHA, January 19, 2020、AP, January 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2020、Reuters, January 19, 2020、SANA, January 19, 2020、SOHR, January 19, 2020、UPI, January 19, 2020などをもとに作成。

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シリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会のダッラール共同議長はシリア政府との新たな対話を開始する意思があると表明(2020年1月18日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会のリヤード・ダッラール共同議長は、シリア政府との新たな対話を開始する意思があると表明した。

Rudaw(1月18日付)が伝えたところによると、ダッラール共同議長は「我々はシリア政府との対話路線に向かっている。この路線を我々は2018年半ばから始めているが、政府側が事態を2011年以前と同じ状態に戻そうとしたために中断した…。だが、現在、より前向きで大きな成果が期待できる新たな対話の環境が生まれている」と述べた。

また「欧米諸国への外遊には多くの目的がある。とくに、トルコがラアス・アイン市(ハサカ県)、タッル・アブヤド市(ラッカ県)一帯の我が地域に侵攻して以降、我々をホテルやカフェでしか出迎えてくれなかった多くの西欧諸国の外務省に、我々は出向き、閣僚たちと会談し、我々が収容しているダーイシュ(イスラーム国)の捕虜やその家族の問題などを解決するために協議を重ねている」と述べた。

一方、アラブ諸国については「トルコの侵攻に対抗するための特筆すべき姿勢をとってくれた…。我々はカイロに招かれ、エジプトの外務大臣と会談した。我々はカイロ3大会への復帰を求めてきたが、カイロに招かれ、現在カイロ3大会の準備委員会に参加している…。我々はこの大会に招かれている。この大会を通じて…シリアの反体制派どうしの相互理解が確立するだろう。我々もその動きのなかに含まれており、近く行われる信任投票(人民議会選挙、大統領選挙)に対峙する」と述べた。

AFP, January 18, 2020、ANHA, January 18, 2020、AP, January 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 18, 2020、Reuters, January 18, 2020、Rudaw, January 18, 2020、SANA, January 18, 2020、SOHR, January 18, 2020、UPI, January 18, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がアレッポ県北部とラッカ県北部を砲撃(2020年1月18日)

アレッポ県では、ANHA(1月18日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、マーリキーヤ村、シャワーリガ村、カフル・トゥーン村、アルカミーヤ村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(1月18日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、タッル・アブヤド市近郊のアリーダ村を砲撃した。

AFP, January 18, 2020、ANHA, January 18, 2020、AP, January 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 18, 2020、Reuters, January 18, 2020、SANA, January 18, 2020、SOHR, January 18, 2020、UPI, January 18, 2020などをもとに作成。

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ロシア軍がアレッポ県西部とイドリブ県を爆撃し民間人5人死亡、シャーム解放機構、国民解放戦線などからなる「決戦」作戦司令室もイドリブ県での攻勢を続ける(2020年1月18日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がバーラー村、カフルナーハー村、アレッポ市ムハンディスィーン地区(第1ムハンディスィーン地区)郊外、CHEMCO地区、ズィルバ村、マンスーラ村、カフルジューム村を爆撃し、バーラー村では男性1人とその妻、そして子ども2人の合わせて4人が、ムハンディスィーン地区でも男性1人が死亡した。

なお、アレッポ市西部郊外一帯での戦闘激化を受け、6,000世帯以上が避難した。

このなかには、イドリブ県、ハマー県などから避難してきた国内避難民(IDPs)数百人も含まれているという。

https://www.facebook.com/syriahro/posts/10158496020148115

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構や国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる「決戦」作戦司令室が17日に奪還したムサイティフ丘一帯に、シリア軍が進攻、激しい戦闘が発生した。

反体制武装集団はまた、ザハビーヤ村、マガーラト・ミールザー村、カトラ村にあるシリア軍の拠点を砲撃した。

これに対して、ロシア軍戦闘機は、マアッルシャムシャ村、タッル・マンス村、マアッルシューリーン村、マアッラト・ヌウマーン市一帯、アブー・ジュライフ村一帯、ムサイティフ丘を爆撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア駐留ロシア軍司令室が設置されているフマイミーム航空基地に近いジャブラ市近郊が迫撃を受けた。

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SANA(1月17日付)は、イドリブ県アブー・ズフール町近郊、同県フバイト村、アレッポ県ハーディル村の3カ所に1月13日に設置された人道回廊に関して、反体制武装集団があらゆる手段を駆使して、住民の脱出を阻止し続けている、と伝えた。

AFP, January 18, 2020、ANHA, January 18, 2020、AP, January 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 18, 2020、Reuters, January 18, 2020、SANA, January 18, 2020、SOHR, January 18, 2020、UPI, January 18, 2020などをもとに作成。

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トルコがリビアに派遣した国民軍戦闘員の数が2,000人を超える(2020年1月18日)

シリア人権監視団は、トルコがリビアの首都トリポリに派遣した国民軍戦闘員の数が約2,100人に達していると発表した。

同監視団によると、リビア行きの募集はトルコ占領下のアレッポ県北部および北西部(「ユーフラテスの盾」地域および「オリーブの枝」地域)で続いており、トルコが設置した基地では約1,500人が現在訓練を受けているという。

AFP, January 18, 2020、ANHA, January 18, 2020、AP, January 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 18, 2020、Reuters, January 18, 2020、SANA, January 18, 2020、SOHR, January 18, 2020、UPI, January 18, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がアレッポ県北部、ラッカ県北部、ハサカ県北部を砲撃(2020年1月17日)

アレッポ県では、ANHA(1月17日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシーラーワー町近郊のカフル・トゥーン村、アルカミーヤ村、スーガーニカ村を砲撃した。

トルコ軍と国民軍はまた、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、マーリキーヤ村、シャワーリガ村、バイルーニーヤ村、アイン・ダクナ村を砲撃した。

一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、13~15日にかけて、アアザーズ市近郊のカルジャブリーン村近くとアフリーン市でトルコ軍と国民軍を攻撃し、国民軍戦闘員3人を殺害したと発表した。

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ラッカ県では、ANHA(1月17日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアイン・イーサー市近郊のサイダー市、タッル・アブヤド市近郊のアリーダ村を砲撃した。

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ハサカ県では、ANHA(1月17日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町郊外の牧場一帯を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のラアス・アイン市近郊に位置するフワイシュ・ナースィル村にあるラフマーン軍団(国民軍所属)の本部の近くで車に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

AFP, January 17, 2020、ANHA, January 17, 2020、AP, January 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 17, 2020、Reuters, January 17, 2020、SANA, January 17, 2020、SOHR, January 17, 2020、UPI, January 17, 2020などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍はアレッポ市西部一帯を激しく攻撃し反体制派18人を殺害、反体制派はアレッポ市を砲撃する一方、イドリブ県のムサイティフ丘を奪還、ロシア軍士官4人を殺害(2020年1月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア・ロシア両軍がハーン・アサル村、カフルナーハー村、アンジャーラ村、アレッポ市西部の電力協会地区、ウワイジル村、アターリブ市およびその一帯、カースィミーヤ村、カフル・ハラブ村、ダーラト・イッザ市、サッルーム村、カマーリー村、カフル・ヌーラーン村などを爆撃し、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団の戦闘員18人が死亡、15人が負傷した。

また、カフルナーハー村では住民が爆撃の巻き添えとなり、子ども2人が死亡した。

シリア軍地上部隊をハーン・アサル村、アレッポ市ラーシディーン地区、科学研究センター地区、カフルナーハー村を砲撃した。

これに対して、反体制武装集団もアレッポ市を砲撃し、住民1人が死亡した。

これに関して、SANA(1月17日付)は、反体制武装集団がアレッポ市西部のジャムイーヤト・ザフラー地区を砲撃し、住民1人が死亡、2人が負傷したと伝えた。

これに対して、シリア軍地上部隊はアレッポ市の南部および西部にある反体制武装集団の拠点を砲撃したという。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる「決戦」作戦司令室団は、シリア軍との戦闘の末に戦略的要衝のムサイティフ丘、タッル・ハトラ村を制圧した。

これに対して、ロシア軍戦闘機がマアッラト・ヌウマーン市を、シリア軍戦闘機がイドリブ市を爆撃し、イドリブ市で住民1人が死亡した。

一連の戦闘で、シリア軍兵士24人、反体制武装集団戦闘員18人が死亡、またムサイティフ丘ではロシア軍の士官4人が死亡、2人が負傷したという。

一方、SANA(1月17日付)によると、シリア軍地上部隊が、アブー・ジュライフ村一帯に侵攻したシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦、これを撃退した。

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SANA(1月17日付)は、イドリブ県アブー・ズフール町近郊、同県フバイト村、アレッポ県ハーディル村の3カ所に1月13日に設置された人道回廊に関して、反体制武装集団が住民を脅迫するなどして脱出を阻止し続け、彼らを人間の盾にしようとしている、と伝えた。

AFP, January 17, 2020、ANHA, January 17, 2020、AP, January 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 17, 2020、Reuters, January 17, 2020、SANA, January 17, 2020、SOHR, January 17, 2020、UPI, January 17, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のスルーク町(アレッポ県)での爆発でトルコ軍兵士3人と国民軍所属組織の幹部1人を含む7人が死亡、トルコ占領地域が厳戒態勢に(2020年1月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のスルーク町で車に仕掛けられいた爆弾が爆発し、トルコ軍兵士3人と国民軍に所属する東部自由人連合の幹部司令官1人を含む7人が死亡した。

これを受け、東部自由人連合は、トルコ占領下のバーブ市、ジャラーブルス市、ラーイー村、アフリーン市で東部自由人連合が厳戒態勢を敷くとともに、国民軍に所属する第20師団の拠点複数カ所を強襲した。

一方、ジャラーブルス市近郊のカンダラート村では国民軍に所属するシャーム戦線の司令官1人を含む2人が何者かの襲撃を受けて死亡した。

ドゥラル・シャーミーヤ(1月16日付)によると、殺害されたのはマスアブ・ハッスーン司令官(シャイフ)。

AFP, January 16, 2020、ANHA, January 16, 2020、AP, January 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2020、Reuters, January 16, 2020、SANA, January 16, 2020、SOHR, January 16, 2020、UPI, January 16, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がラッカ県北部、アレッポ県北部を砲撃、シリア民主軍もトルコ占領下のアレッポ県北部を砲撃(2020年1月16日)

ラッカ県では、ANHA(1月16日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・アブヤド市近郊の大アブドゥーク村、小アブドゥーク村、クーバルラク村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(1月16日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦、カフル・トゥーン村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がトルコ占領下のアアザーズ市を砲撃し、子ども3人を含む住民8人が負傷した。

AFP, January 16, 2020、ANHA, January 16, 2020、AP, January 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2020、Reuters, January 16, 2020、SANA, January 16, 2020、SOHR, January 16, 2020、UPI, January 16, 2020などをもとに作成。

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リビアに派遣された国民軍戦闘員は1,750人に、また同国で死亡した戦闘員は19人に(2020年1月16日)

シリア人権監視団は、トルコがリビアの首都トリポリに派遣した国民軍戦闘員の数が約1,750人に達していると発表した。

同監視団によると、リビア行きの募集はトルコ占領下のアレッポ県北部および北西部(「ユーフラテスの盾」地域および「オリーブの枝」地域)で続いており、トルコが設置した基地では約1,500人が現在訓練を受けているという。

一方、リビアに派遣された国民軍戦闘員5人が同国での戦闘で死亡し、その遺体がアレッポ県アフリーン郡に移送された。

これにより、リビアで死亡した国民軍戦闘員の数は19人に達したという。

AFP, January 16, 2020、ANHA, January 16, 2020、AP, January 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2020、Reuters, January 16, 2020、SANA, January 16, 2020、SOHR, January 16, 2020、UPI, January 16, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局はノルウェー外務省の代表にダーイシュ・メンバーの妻でノルウェー国籍の女性1人とその子ども2人を引き渡す(2020年1月16日)

北・東シリア自治局は、14日にハサカ県カーミシュリー市でノルウェー外務省の代表に、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーの妻でノルウェー国籍の女性1人と、その子ども2人を引き渡したと発表した。

AFP, January 16, 2020、ANHA, January 16, 2020、AP, January 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2020、Reuters, January 16, 2020、SANA, January 16, 2020、SOHR, January 16, 2020、UPI, January 16, 2020などをもとに作成。

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シャーム解放機構、国民解放戦線は声明でロシア・トルコの合意に基づく停戦が履行されていないと主張、戦闘継続の意思表明(2020年1月16日)

シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構のアブー・ハーリド・シャーミー報道官は、ロシアとトルコの合意に基づいて12日に発効した停戦に関して、「停戦が宣言された当初かれ、それがロシアの時間稼ぎだとうことを承知しており…、誰もが偽りの停戦だと強く意識していた」としたうえで、イドリブ県アブー・ジュライム村に対する攻撃でシリア軍に被害を与えたことを「彼らが信じてきた対決という選択肢を実際に解釈したもの」だと主張、「占領者とその尻尾」を駆逐すると表明した。

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トルコの支援を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)もこの停戦に関して、「占領国ロシアとその尻尾である犯罪体制が…いかなる停戦も遵守しないと確信していた」としたうえで、「全力で土地と革命を防衛する」と表明し、戦闘を継続する意思を示した。

AFP, January 16, 2020、ANHA, January 16, 2020、AP, January 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2020、Reuters, January 16, 2020、SANA, January 16, 2020、SOHR, January 16, 2020、UPI, January 16, 2020などをもとに作成。

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シャーム解放機構や国民解放戦線などからなる反体制派はイドリブ県の2カ村を奪還、シリア政府支配下のアレッポ市を砲撃し住民6人を殺害(2020年1月16日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月16日付)やシリア人権監視団によると、シャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる「決戦」作戦司令室が、新興のアル=カーイダ系組織の一つアンサール・タウヒードとともにシリア軍と激しく交戦、アブー・ジュライフ村とハーマ村を奪還した。

国民解放戦線は同村の攻撃でシリア軍の車輌を対戦車ミサイルで破壊し、兵士多数を殺傷したと発表し、その映像を公開した。

シリア人権監視団によると、これに対して、ロシア軍戦闘機は放棄された大隊基地、マアッルシューリーン村、マアッラト・ヌウマーン市およびその一帯を爆撃した。

シリア軍戦闘機もハントゥーティーン村、カフルルーマー村、マアッラト・ヌウマーン市およびその一帯を爆撃、ヘリコプターもバイニーン村、ハントゥーティーン村、カフルルーマー村、ダイル・ルーザ遺跡、ダイル・サンバル村、バービーラー村、マアッラト・ヌウマーン市およびその一帯を「樽爆弾」で爆撃した。

一方、SANA(1月16日付)は、シャーム解放機構、トルキスタン・イスラーム党などからなる反体制武装集団が、タッル・ハトラ村、アブー・ジュライフ村、ヒルバド・ダーウード村に侵攻したが、シリア軍がこれを撃退したと伝えた。

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アレッポ県では、SANA(1月16日付)によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団がアレッポ市スッカリーヤ地区を砲撃し、住民6人が死亡、15人が負傷した(シリア人権監視団によると死者は8人)。

シリア人権監視団、ANHA(1月16日付)によると、これに対して、ロシア軍戦闘機とシリア軍戦闘機は、アンジャーラ村、カフルナーハー村、ハーン・トゥーマーン村、ハラサ村、カブターン・ジャバル村、マンスーラ村、アレッポ市ラーシディーン地区を爆撃した。

またシリア軍地上部隊も、アレッポ市西の科学研究センター、ラーシディーン地区、ハーン・アサル村、カフルダーイル村を砲撃した。

これに対して、国民解放戦線(シリア国民軍)は、アレッポ市西部のハラブ・ジャディーダ地区にあるシリア軍の拠点を砲撃し、兵士多数を殺傷したと発表し、その映像を公開した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナフジュ村で武装集団がシリア軍第4師団を襲撃、士官2人を含む3人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月16日付)によると、シリア軍が15日にランクース市の無人地帯に潜伏していた反体制武装集団を摘発したことに抗議する落書きが、ザーキヤ町で発見された。

AFP, January 16, 2020、ANHA, January 16, 2020、AP, January 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2020、Reuters, January 16, 2020、SANA, January 16, 2020、SOHR, January 16, 2020、UPI, January 16, 2020などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍が停戦発効から4日目、イドリブ県を激しく爆撃し、20人以上死亡(2020年1月15日)

ロシアとトルコの合意に基づいて停戦が発効(12日00時00分)してから4日目となる15日、シリア・ロシア両軍はシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるイドリブ県各所への激しい爆撃を再開し、20人以上が死亡した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(1月15日付)などによると、シリア軍が、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構によって軍事・治安権限が掌握されているイドリブ市、ハーッス村、カフルルーマー村、アブー・ジュライフ村、バイニーン村近郊の森林地帯、バーラ村、シャイフ・アフマド村、アリーハー市、カフルナブル市、マアッルズィーター村、カトラーナー村、シャイフ・イドリース村、マンタフ村、サルジャ村を爆撃した。

シリア軍ヘリコプターも、カフルルーマー村、アブー・ジュライフ村、バイニーン村、マアッラト・ヌウマーン市、シャンナーン村を「樽爆弾」で爆撃した。

さらに、ロシア軍戦闘機も、マアッラト・ヌウマーン市、ダイル・シャルキー村、ダーディーフ村、ハーン・スブル村、タッル・マンス村、ムアスラーン村、マアッルシャムシャ村、マアッルシューリーン村、ハーミディーヤ村、ハルタミーヤ村、タッル・キルスヤーン村、シャイフ・イドリース村、バーラ村を爆撃した。

この爆撃で、イドリブ市のハール市場や工業地区が標的となり、子ども複数人を含む住民19人とホワイト・ヘルメットのメンバー1人が死亡し、30人以上が負傷した。

また、ハーッス村では住民1人が死亡した。

ホワイト・ヘルメットはイドリブ市に対する爆撃で瓦礫の下敷きになった子どもを救出する映像をユーチューブを通じて公開した。

一方、シリア軍地上部隊は県東部のタッル・ハトラ村、アブー・ジュライフ村一帯を砲撃し、反体制武装集団と交戦した。

これに関して、トルコの支援を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)は声明を出し、アブー・ジュライフ村一帯での戦闘で、シリア軍の准将を殺害したと発表した。

また、シリア軍によるイドリブ市への爆撃に対する報復として、シャイフ・イドリーズ村でシリア軍の車列を砲撃、兵士複数を殺傷したと発表した。

AFP, January 15, 2020、ANHA, January 15, 2020、AP, January 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 15, 2020、Reuters, January 15, 2020、SANA, January 15, 2020、SOHR, January 15, 2020、UPI, January 15, 2020などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県ランクース市で和解と退去を拒否していた武装集団をシリア軍が戦闘の末に掃討(2020年1月15日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、レバノン国境に近い西カラムーン地方のランクース市に「武装集団」がいるとの通報を受けて、シリア軍部隊が同市に突入し、交戦となった。

シリア軍と交戦した「武装集団」は、シリア政府との和解とイドリブ県への退去の双方を拒否し、西カラムーン地方の無人地帯にとどまることを選んだグループだという。

戦闘は早朝数時間にわたって行われ、メンバー9人がシリア軍によって殺害され、シリア軍兵士も1人死亡した(サウト・アースィマ(1月15日付)によると、シリア軍士官1人と兵士9人が死亡、武装集団側は15人が死亡)

なお、サウト・アースィマによると、突入はシリア軍部隊が西カラムーン地方の無人地帯で要撃を受けたことに対する対抗措置で、第4機甲師団とヒズブッラー民兵が実施し、戦闘はシリア軍が武装集団の潜伏先を制圧して収束した。

AFP, January 15, 2020、ANHA, January 15, 2020、AP, January 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 15, 2020、Reuters, January 15, 2020、SANA, January 15, 2020、Sawt al-‘Asima, January 15, 2020、SOHR, January 15, 2020、UPI, January 15, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がアレッポ県北部、ラッカ県北部を砲撃(2020年1月15日)

アレッポ県では、ANHA(1月15日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、マーリキーヤ村を砲撃した。

これに対して、アフリーン解放軍団は声明を出し、シーラーワー町近郊のキーマール村でトルコ軍の車列を攻撃し、トルコ軍兵士1人と国民軍の戦闘員6人を殺害したと発表した。

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ラッカ県では、ANHA(1月15日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアイン・イーサー市近郊のディブス村、タッル・アブヤド市近郊のアリーダ村を砲撃した。

AFP, January 15, 2020、ANHA, January 15, 2020、AP, January 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 15, 2020、Reuters, January 15, 2020、SANA, January 15, 2020、SOHR, January 15, 2020、UPI, January 15, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県カッリー町でシャーム解放機構の退去を求めるデモ(2020年1月14日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、カッリー町で住民数十人が抗議デモを行い、シャーム解放機構の退去を訴えた。

AFP, January 15, 2020、ANHA, January 15, 2020、AP, January 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 15, 2020、Reuters, January 15, 2020、SANA, January 15, 2020、SOHR, January 15, 2020、UPI, January 15, 2020などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍と反体制派の散発的攻撃が続くなか、反体制派は人道回廊が設置されているアレッポ県ハーディル村一帯を砲撃(2020年1月14日)

ロシアとトルコの合意に基づいて停戦が発効(12日00時00分)してから3日目となる14日、アレッポ県、イドリブ県、ハマー県でシリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団による散発的な砲撃が続く一方、ロシア軍戦闘機が爆撃を行った。

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SANA(1月14日付)は、イドリブ県アブー・ズフール町近郊、同県フバイト村、アレッポ県ハーディル村の3カ所に設置された人道回廊のうち、アブー・ズフール町とハーディル村の人道回廊を経由して、住民数十人が新たにシリア政府支配地域に脱出したと伝えた。

ただし、シリア人権監視団は、住民の脱出はなかったと発表した。

SANAはまた、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団が、住民の脱出を阻止しようとして、ハーディル村の人道回廊一帯を砲撃したと伝えた。

また、シリア人権監視団も、反体制武装集団が撃った迫撃砲がハーディル村一帯に着弾したと発表した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がハーン・スブル村を爆撃した。

また、マアッラト・ヌウマーン市およびその一帯などではシリア軍と反体制武装集団による散発的な砲撃が続いた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるフワイジャ村、ジスル・バイト・ラース村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タスィール町でヒズブッラーの協力者1人が何者かによって殺害された。

AFP, January 14, 2020、ANHA, January 14, 2020、AP, January 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 14, 2020、Reuters, January 14, 2020、SANA, January 14, 2020、SOHR, January 14, 2020、UPI, January 14, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局支配下のブサイラ市(ダイル・ザウル県)での武器密輸業者の家族・親戚による抗議デモを狙って爆弾が爆発(2020年1月14日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局支配下のブサイラ市の橋に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

爆発は、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に逮捕された武器密輸業者の「Gh.I」氏(シリア人権監視団によると、「自由シリア軍の元司令官の商店主」)の家族や親戚が、住民とともに釈放を求めて抗議デモを行っている最中に発生し、デモ参加者2人が死亡、7人が負傷した。

事件発生直後、ブサイラ市のすべての商店が店を閉めゼネストを行い、抗議の意思を示した。

なお、これに関して、反体制派系のジスル・プレス(1月14日付)は、シリア軍第4師団が爆弾を仕掛け、住民を虐殺したと断じた。

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ダルアー県では、HFL(1月14日付)によると、東カラク村で住民が、逮捕者釈放を求める抗議デモを行った。

AFP, January 14, 2020、ANHA, January 14, 2020、AP, January 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 14, 2020、HFL, January 14, 2020、Jisr Press, January 14, 2020、Reuters, January 14, 2020、SANA, January 14, 2020、SOHR, January 14, 2020、January 15, 2020、UPI, January 14, 2020などをもとに作成。

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ダーイシュがラッカ県でシリア軍の車列を要撃し兵士4人死亡 (2020年1月14日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ラサーファ砂漠でダーイシュ(イスラーム国)がシリア軍の車列を要撃し、兵士4人が死亡、8人が負傷した。

AFP, January 14, 2020、ANHA, January 14, 2020、AP, January 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 14, 2020、Reuters, January 14, 2020、SANA, January 14, 2020、SOHR, January 14, 2020、UPI, January 14, 2020などをもとに作成。

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